JP2008278222A - テレビジョン受信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ユーザが視聴したい番組を、各ユーザが視聴可能な全チャンネル分漏れなく確実に選択し易いテレビジョン受信装置を得る。
【解決手段】 番組の一部を、複数のチャンネルを切り替えながら順次受信し記録する。この記録した番組に対応付けて記録時刻および記録日の情報を記録する。受信したEPGの番組枠と、前記記録時刻および記録日の情報とから、EPGの番組枠に対して前記記録手段により記録された前記番組の一部を対応付けるマッピングする。このマッピングされた情報を元に、受信された番号と前記番組の一部との間で関連付けられたEPGを生成し、ユーザが選択した番組に対応付けられた前記番組の一部を再生する。
【選択図】 図3
【解決手段】 番組の一部を、複数のチャンネルを切り替えながら順次受信し記録する。この記録した番組に対応付けて記録時刻および記録日の情報を記録する。受信したEPGの番組枠と、前記記録時刻および記録日の情報とから、EPGの番組枠に対して前記記録手段により記録された前記番組の一部を対応付けるマッピングする。このマッピングされた情報を元に、受信された番号と前記番組の一部との間で関連付けられたEPGを生成し、ユーザが選択した番組に対応付けられた前記番組の一部を再生する。
【選択図】 図3
Description
この発明は、テレビジョン受信装置に関し、特に記録再生機能をもったテレビジョン受信装置に関する。
従来のサーバーから送信されるダイジェスト情報を再生するテレビジョン受信装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、特許文献1では、サーバーから送信されるダイジェスト情報に依存しており、このようなサーバーを設置しなければならないが現状(将来見込みも)これがなく成立しないという問題がある。
しかし、特許文献1では、サーバーから送信されるダイジェスト情報に依存しており、このようなサーバーを設置しなければならないが現状(将来見込みも)これがなく成立しないという問題がある。
また、複数チューナを備え、全チャンネルを受信可能なチューナを有するテレビジョン受信装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。
しかし、特許文献2では、所在の保証のない次回予告内容を期待し、推測に基づいており確実性がないという問題がある。また、番組終了時は各CHで重複するので同時に多くのチューナが必要となってしまうという問題がある。
特開2005−184473号公報
特開2005−159770号公報
しかし、特許文献2では、所在の保証のない次回予告内容を期待し、推測に基づいており確実性がないという問題がある。また、番組終了時は各CHで重複するので同時に多くのチューナが必要となってしまうという問題がある。
従来のテレビジョン受信装置においては、全チャンネル分のチューナを備えたり、サーバーから送信されるダイジェスト情報に依存することでしか、ユーザが視聴(ここで視聴とは、少なくとも予約録画視聴、予約視聴、録画視聴など、EPG経由の全ての視聴を含む)したい番組を、各ユーザが視聴可能な全チャンネル分漏れなく確実に選択し易いテレビジョン受信装置が得られないという問題があった。
この発明は、送信側に全く依存せず、サーバーから別途ダイジェスト情報(映像、メタデータ)等を受信する必要のないテレビジョン受信装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、この発明においては、ユーザの視聴および記録可能な番組の一部を、複数のチャンネルを切り替えながら順次受信し記録する番組記録手段と、前記記録した番組に対応付けて記録時刻および記録日の情報を記録する番組関連情報記録手段と、EPG情報を受信するEPG受信手段と、前記EPG受信手段により受信したEPGの番組枠と、前記記録時刻および記録日の情報とから、EPGの番組枠に対して前記記録手段により記録された前記番組の一部を対応付けるマッピング手段と、前記マッピングされた情報を元に、受信された番号と前記番組の一部との間で関連付けられたEPGを生成するEPG生成手段と、前記EPG生成手段により生成されたEPGに対して、ユーザが選択した番組に対応付けられた前記番組の一部を再生する再生手段とを備えたことを特徴とするテレビジョン受信装置を提供する。
なお、装置に係る本発明は方法に係る発明としても成立し、方法に係る本発明は装置に係る発明としても成立する。
また、装置または方法に係る本発明は、コンピュータに当該発明に相当する手順を実行させるための(あるいはコンピュータを当該発明に相当する手段として機能させるための、あるいはコンピュータに当該発明に相当する機能を実現させるための)プログラムとしても成立し、該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体としても成立する。
また、装置または方法に係る本発明は、コンピュータに当該発明に相当する手順を実行させるための(あるいはコンピュータを当該発明に相当する手段として機能させるための、あるいはコンピュータに当該発明に相当する機能を実現させるための)プログラムとしても成立し、該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体としても成立する。
この発明によれば、全チャンネル分のチューナを備えたりせず、更にサーバーから送信されるダイジェスト情報に依存しなくとも、ユーザが視聴したい番組を、各ユーザが視聴可能な全チャンネル分漏れなく確実に選択し易いテレビジョン受信装置を提供することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
図1は、この発明を適用したデジタルテレビジョン放送受信装置111の外観と、このデジタルテレビジョン放送受信装置111を中心として構成されるネットワークシステムの一例を概略的に示している。
図1は、この発明を適用したデジタルテレビジョン放送受信装置111の外観と、このデジタルテレビジョン放送受信装置111を中心として構成されるネットワークシステムの一例を概略的に示している。
すなわち、デジタルテレビジョン放送受信装置111は、主として、薄型のキャビネット112と、このキャビネット112を起立させて支持する支持台113とから構成されている。そして、キャビネット112には、例えばSED(Surface-conduction Electron-emitter Display)表示パネル,液晶表示パネル等でなる平面パネル型の映像表示器114、スピーカ115、操作部116、リモートコントローラ117から送信される操作情報を受ける受光部118等が設置されている。
また、このデジタルテレビジョン放送受信装置111には、例えばSD(Secure Digital)メモリカード、MMC(Multimedia Card)及びメモリスティック等の第1のメモリカード119が着脱可能となっており、この第1のメモリカード119に対して番組や写真等の情報の記録再生が行なわれるようになっている。
さらに、このデジタルテレビジョン放送受信装置111には、例えば契約情報等の記録された第2のメモリカード(ICカード)120が着脱可能となっており、この第2のメモリカード120に対して情報の記録再生が行なわれるようになっている。
また、このデジタルテレビジョン放送受信装置111は、第1のLAN(Local Area Network)端子121、第2のLAN端子122、USB(Universal Serial Bus)端子123及びi.LINK端子124を備えている。
このうち、第1のLAN端子121は、LAN対応HDD専用ポートとして使用されるもので、接続されたNAS(Network Attached Storage)であるLAN対応のHDD125に対して、イーサネット(登録商標)により情報の記録再生を行なうために使用される。
このように、LAN対応HDD専用ポートとしての第1のLAN端子121を設けることにより、他のネットワーク環境やネットワーク使用状況等に影響されることなく、HDD125に対してハイビジョン画質による番組の情報記録を安定して行なうことができる。
また、第2のLAN端子122は、イーサネット(登録商標)を用いた一般的なLAN対応ポートとして使用されるもので、例えばハブ126を介して、LAN対応のHDD127、コンテンツサーバ128、HDD内蔵のDVD(Digital Versatile Disk)レコーダ129等の機器を接続し、これらの機器と情報伝送を行なうために使用される。
なお、コンテンツサーバ128については、家庭内ネットワークにおいてコンテンツのサーバ機器として動作するための機能を持ち、さらにコンテンツのアクセスに必要なURI(Uniform Resource Identifier)情報を提供するサービスを備えたUPnP(ユニバーサルプラグアンドプレイ)対応機器として構成される。
なお、DVDレコーダ129については、第2のLAN端子122を介して通信されるデジタル情報が制御系のみの情報であるため、デジタルテレビジョン放送受信装置111との間でアナログの映像及び音声情報を伝送するために、専用のアナログ伝送路130を設ける必要がある。
さらに、この第2のLAN端子122は、ハブ126に接続されたブロードバンドルータ131を介して、例えばインターネット等のネットワーク132に接続し、このネットワーク132を介してコンテンツサーバ133や携帯電話134等と情報伝送を行なうために使用される。
なお、コンテンツサーバ133についてはコンテンツのサーバ機器として動作するための機能を持ち、さらにコンテンツのアクセスに必要なURI情報を提供するサービスを備えたUPnP対応機器として構成される。
また、上記USB端子123は、一般的なUSB対応ポートとして使用されるもので、例えばハブ135を介して、携帯電話136、デジタルカメラ137、メモリカードに対するカードリーダ/ライタ138、HDD139、キーボード140等のUSB機器を接続し、これらのUSB機器と情報伝送を行なうために使用される。
さらに、上記i.LINK端子124は、例えばAV−HDD141、D(Digital)−VHS(Video Home System)142等をシリアル接続し、これらの機器と情報伝送を行なうために使用される。
図2は、上記したデジタルテレビジョン放送受信装置111の主要な信号処理系を示している。
すなわち、BS/CSデジタル放送受信用のアンテナ243で受信した衛星デジタルテレビジョン放送信号は、入力端子244を介して衛星デジタル放送用のチューナ245aに供給される。
すなわち、BS/CSデジタル放送受信用のアンテナ243で受信した衛星デジタルテレビジョン放送信号は、入力端子244を介して衛星デジタル放送用のチューナ245aに供給される。
チューナ245aは、制御部261からの制御信号により所望のチャンネルの放送信号を選局し、この選局された放送信号をPSK(Phase Shift Keying)復調器245bに出力する。
PSK復調器245bは、制御部261からの制御信号により、チューナ245aで選局された放送信号を復調し、所望の番組を含んだトランスポートストリームを得て、TS復号器245cに出力する。
TS復号器245cは、制御部261からの制御信号によりトランスポートストリーム(TS)多重化された信号のTS復号処理を行い、所望の番組のデジタルの映像信号及び音声信号をデパケットすることにより得たPES(Packetized Elementary Stream)を信号処理部247内のSTDバッファ247fへ出力する。
また、TS復号器245cは、デジタル放送により送られているセクション情報を信号処理部247内のセクション処理部247hへ出力する。
また、地上波放送受信用のアンテナ248で受信した地上デジタルテレビジョン放送信号は、入力端子249を介して地上デジタル放送用のチューナ250aに供給される。
また、地上波放送受信用のアンテナ248で受信した地上デジタルテレビジョン放送信号は、入力端子249を介して地上デジタル放送用のチューナ250aに供給される。
チューナ250aは、制御部261からの制御信号により所望のチャンネルの放送信号を選局し、この選局された放送信号をOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)復調器250bに出力する。
OFDM復調器250bは、制御部261からの制御信号により、チューナ250aで選局された放送信号を復調し、所望の番組を含んだトランスポートストリームを得て、TS復号器250cに出力する。
TS復号器250cは、制御部261からの制御信号によりトランスポートストリーム(TS)多重化された信号のTS復号処理を行い、所望の番組のデジタルの映像信号及び音声信号をデパケットすることにより得たPES(Packetized Elementary Stream)を信号処理部247内のSTDバッファ247fへ出力する。
また、TS復号器250cは、デジタル放送により送られているセクション情報を信号処理部247内のセクション処理部247hへ出力する。
ここで、上記信号処理部247は、テレビ視聴時には、TS復号器245cおよびTS復号器250cからそれぞれ供給されたデジタルの映像信号及び音声信号に対して、選択的に所定のデジタル信号処理を施し、グラフィック処理部254及び音声処理部255に出力している。また、信号処理部247は、コンテンツ再生時には、制御部261から入力されたコンテンツの再生信号を選択し、所定のデジタル信号処理を施し、グラフィック処理部254及び音声処理部255に出力している。
ここで、上記信号処理部247は、テレビ視聴時には、TS復号器245cおよびTS復号器250cからそれぞれ供給されたデジタルの映像信号及び音声信号に対して、選択的に所定のデジタル信号処理を施し、グラフィック処理部254及び音声処理部255に出力している。また、信号処理部247は、コンテンツ再生時には、制御部261から入力されたコンテンツの再生信号を選択し、所定のデジタル信号処理を施し、グラフィック処理部254及び音声処理部255に出力している。
制御部261には、信号処理部247から、番組を取得するための各種データや電子番組ガイド(EPG)情報,番組属性情報(番組ジャンル等),字幕情報等(サービス情報、SIやPSI)が入力されている。
制御部261は、これら入力された情報からEPG,字幕を表示するため画像生成処理を行い、この生成した画像情報をグラフィック処理部254へ出力する。
セクション処理部247hは、TS復号器245c(250c)から入力されたセクション情報の中から、番組を取得するための各種データや電子番組ガイド(EPG)情報,番組属性情報(番組ジャンル等),字幕情報等(サービス情報、SIやPSI)を制御部261へ出力する。
セクション処理部247hは、TS復号器245c(250c)から入力されたセクション情報の中から、番組を取得するための各種データや電子番組ガイド(EPG)情報,番組属性情報(番組ジャンル等),字幕情報等(サービス情報、SIやPSI)を制御部261へ出力する。
グラフィック処理部254は、(1)信号処理部247内のAVデコーダ247gから供給されるデジタルの映像信号と、(2)OSD(On Screen Display)信号生成部257で生成されるOSD信号と、(3)データ放送による画像データと、(4)制御部261により生成されたEPG,字幕信号とを合成して映像処理部258へ出力する機能を有する。
また、字幕放送による字幕を表示するとき、グラフィック処理部254は、制御部261からの制御による字幕情報に基づき、映像信号上に字幕情報を重畳する処理を行う。
グラフィック処理部254から出力されたデジタルの映像信号は、映像処理部258に供給される。この映像処理部258は、入力されたデジタルの映像信号を、前記映像表示器114で表示可能なフォーマットのアナログ映像信号に変換した後、映像表示器114に出力して映像表示させるとともに、出力端子259を介して外部に導出させる。
また、上記音声処理部255は、入力されたデジタルの音声信号を、前記スピーカ115で再生可能なフォーマットのアナログ音声信号に変換した後、スピーカ115に出力して音声再生させるとともに、出力端子260を介して外部に導出させる。
ここで、このデジタルテレビジョン放送受信装置111は、上記した各種の受信動作を含むその全ての動作を制御部261によって統括的に制御されている。この制御部261は、CPU(Central Processing Unit)等を内蔵しており、前記操作部116からの操作情報を受け、または、リモートコントローラ117から送出された操作情報を、前記受光部118を介して受信し、その操作内容が反映されるように各部をそれぞれ制御している。
この場合、制御部261は、主として、そのCPUが実行する制御プログラムを格納したROM(Read Only Memory)261aと、該CPUに作業エリアを提供するRAM(Random Access Memory)261bと、各種の設定情報及び制御情報等が格納される不揮発性メモリ261cとを利用している。
また、この制御部261は、カードI/F(Interface)265を介して、前記第1のメモリカード119が装着可能なカードホルダ266に接続されている。これによって、制御部261は、カードホルダ266に装着された第1のメモリカード119と、カードI/F265を介して情報伝送することができる。
さらに、上記制御部261は、カードI/F267を介して、前記第2のメモリカード120が装着可能なカードホルダ268に接続されている。これにより、制御部261は、カードホルダ268に装着された第2のメモリカード120と、カードI/F267を介して情報伝送することができる。
また、上記制御部261は、通信I/F269を介して第1のLAN端子121に接続されている。これにより、制御部261は、第1のLAN端子121に接続されたLAN対応のHDD125と、通信I/F269を介して情報伝送することができる。この場合、制御部261は、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバ機能を有し、第1のLAN端子121に接続されたLAN対応のHDD125にIP(Internet Protocol)アドレスを割り当てて制御している。
さらに、上記制御部261は、通信I/F270を介して第2のLAN端子122に接続されている。これにより、制御部261は、第2のLAN端子122に接続された各機器(図1参照)と、通信I/F270を介して情報伝送することができる。
また、上記制御部261は、USB I/F271を介して前記USB端子123に接続されている。これにより、制御部261は、USB端子123に接続された各機器(図1参照)と、USB I/F271を介して情報伝送することができる。
さらに、上記制御部261は、i.LINK I/F272を介してi.LINK端子124に接続されている。これにより、制御部261は、i.LINK端子124に接続された各機器(図1参照)と、i.LINK I/F272を介して情報伝送することができる。
ところで、この実施形態ではHDD125に、初期登録時のHDD125、HDD127、コンテンツサーバ128、DVDレコーダ129それぞれに割り当てられたストレージID(IPアドレス、機器名を含む)を記述した登録ファイルを記憶保持している。
また、不揮発性メモリ261cに、HDD125、HDD127、コンテンツサーバ128、DVDレコーダ129それぞれのストレージIDを記憶している。
また、制御部261は、この発明に係わる機能として、UPnPを利用した(1)サーバ機器発見機能261dと、(2)UPnPを利用したコンテンツ情報取得機能261eと、(3)コンテンツアクセス制御機能261fとを備えている。
また、制御部261は、この発明に係わる機能として、UPnPを利用した(1)サーバ機器発見機能261dと、(2)UPnPを利用したコンテンツ情報取得機能261eと、(3)コンテンツアクセス制御機能261fとを備えている。
(1)制御部261は、サーバ機器発見機能261dにより、UPnPのディスカバリ機能を用いてネットワーク上のUPnP対応機器を発見する。例えばサーバ機器発見機能261dは、UPnPのディスカバリ機能を用いてコンテンツサーバ128を発見する。
(2)制御部261は、コンテンツ情報取得機能261eにより、UPnPのコントロール機能を用いてUPnP対応機器をコントロールし、UPnP対応機器内のコンテンツをアクセスするために必要なURI情報を取得する。例えばコンテンツ情報取得機能261eは、コンテンツサーバ128をコントロールし、コンテンツサーバ128内のHDD等に蓄積されているコンテンツをアクセスするために必要なURI情報をコンテンツサーバ128から取得する。
(3)制御部261は、コンテンツアクセス制御機能261fにより、サーバ機器発見機能261dにより取得したサーバ機器のIPアドレス情報と、コンテンツ情報取得機能261eにより取得したURI情報から得たIPアドレス情報と、デジタルテレビジョン放送受信装置111のLAN端子122に割り当てられたIPアドレスとネットマスクに基づいてコンテンツへのアクセス可否判定を行う。そして制御部261は、アクセス可と判断した場合にはコンテンツアクセスを許可するが、否と判断した場合には許可できない旨を映像表示器114にOSDにより表示させる。
図3は、各番組の一部を所定の時間分蓄積するときの録画方法と、この各番組を所定の時間分蓄積した番組をEPGとからめて表示するときの表示形態を説明するための図である。
なお、図1では地上デジタル放送用のチューナ250a,衛星デジタル放送用のチューナ245aは、それぞれ1系統の図を用いて説明したが、実際にはそれぞれ2系統有しているものとする。
デジタルテレビジョン放送受信装置111は、EPGデータをHDD125に記録すると共に、各番組の一部を所定の時間分(例えば、1分間)HDD125に記録する。なお、HDD125ではなく不揮発性メモリ261cに記憶するようにしてもよい。
このEPGデータと番組の一部の記録とは、例えば過去1週間分のみ蓄積し、それよりも古いデータを自動的に削除するようにする。こうすることによりデータが際限なく増加することを抑えることができる。
このダイジェスト録画は、1つのチューナを用いて時分割に順次チャンネル切り替えし記録する。
ダイジェスト録画の録画方法としては、例えば第1チャンネルから第nチャンネルまで、順次切り替えながらチャンネル毎に1分間記録していく。これを10分が経過する毎に繰り返すようにしても良い。このように10分が経過する毎に繰り返すことにより、定期的な間隔で番組の一部をサンプリングすることができる。
ダイジェスト録画の録画方法としては、例えば第1チャンネルから第nチャンネルまで、順次切り替えながらチャンネル毎に1分間記録していく。これを10分が経過する毎に繰り返すようにしても良い。このように10分が経過する毎に繰り返すことにより、定期的な間隔で番組の一部をサンプリングすることができる。
(HDDへの番組の記録)
まず、図3(a)を用いて、デジタルテレビジョン放送受信装置111が各番組を所定の時間分蓄積するときの動作について説明する。
デジタルテレビジョン放送受信装置111は、EPG情報から得られた各番組の開始時刻と終了時刻の情報に注意しながら、ユーザが現在未使用の方のチューナを使用して、全チャンネルに対して時分割にて各番組を所定の時間分(例えば、1分間)録画する。
まず、図3(a)を用いて、デジタルテレビジョン放送受信装置111が各番組を所定の時間分蓄積するときの動作について説明する。
デジタルテレビジョン放送受信装置111は、EPG情報から得られた各番組の開始時刻と終了時刻の情報に注意しながら、ユーザが現在未使用の方のチューナを使用して、全チャンネルに対して時分割にて各番組を所定の時間分(例えば、1分間)録画する。
このとき全チャンネルとしては、無料放送による番組や契約しており視聴および一時的にでも記録可能な番組のみを対象とすると良い。こうすることにより視聴できないダイジェスト動画の記録を防ぐことができたり、或いは記録できない番組については処理しないで済むという効果を得ることができる。
ここでは、図2(a)の時間軸の開始時点では、番組A,D,F,Iの3番組が放送されているが、番組Fの終了時刻が他より早いため、順番を優先するなど、録画し損ねないようにする。
また、可能ならば、なるべく各番組の終了間近の所定の部分(例えば番組の終了際5分)を記録しておけば、特にドラマ等では次回予告映像などが含まれることが大いに期待できる。
しかし、必ずしも次回予告映像を記録できるかについては確実性があるものではない。また一般に時刻の区切りが各番組の終了時刻と重なっていることも多く、同時録画できるチューナの数が同時に放送されている番組数よりも少ない場合には全ての視聴可能な番組について同時に記録することはできないので、ユーザに確実性のある機能として次回予告映像を記録する機能を提示するのは動作品質上の問題がある。
以上のようにしながら、図4に示す通り、1日の放送開始の時刻から1日の放送終了時刻の間、番組名、チャンネル番号、放送日時の情報を対応付けしながら、ユーザが視聴可能な全チャンネル分の所定の部分をHDD125に記録していくことで、過去1週間分の番組について、番組の一部がHDD125に蓄積される。
なお、図4右側に示した番組の一部を記録したデータと対応付けて記録する情報については、HDD125に蓄積しても良いし、不揮発性メモリ261cに蓄積するようにしても良い。
所定部分の蓄積量:即ち各番組に対する録画時間については、HDDの残容量,時分割すべきチャンネル数,各番組への嗜好情報,番組のジャンル,ユーザの嗜好,番組の放送時間帯等により、適宜調節することが可能である。例えば、所定部分の蓄積量は、図3に示すように番組の長さに応じた長さとしても良い。更には図3の番組Eに示すように長い番組であればあるほど、複数箇所から抽出した方が、後から視聴したときに番組全体像を把握することができる。
(EPG画面からのHDDに記録した番組の再生)
次に、図3(c)および(d)を用いて、ユーザがEPG上から番組を選択し、蓄積された番組の所定部分を再生提示するときの動作を説明する。
ユーザがまずEPGを表示させる。このEPGの表示方法については周知の方法によりEPGを表示させれば良い。
但し、本発明ではEPGの各番組に対応付けて、先週以前の同一時刻帯に蓄積された番組の所定の部分の記録データと対応(マッピング)付けられた情報を保持している点が新しい。このようにしておくことにより、選択番組についてマッピング付けられたリンク情報をもとに、先週以前の同一時刻帯に蓄積された番組の所定の部分を再生することができる。
次に、図3(c)および(d)を用いて、ユーザがEPG上から番組を選択し、蓄積された番組の所定部分を再生提示するときの動作を説明する。
ユーザがまずEPGを表示させる。このEPGの表示方法については周知の方法によりEPGを表示させれば良い。
但し、本発明ではEPGの各番組に対応付けて、先週以前の同一時刻帯に蓄積された番組の所定の部分の記録データと対応(マッピング)付けられた情報を保持している点が新しい。このようにしておくことにより、選択番組についてマッピング付けられたリンク情報をもとに、先週以前の同一時刻帯に蓄積された番組の所定の部分を再生することができる。
図3(c)は、番組選択のためにEPG画面を表示一覧しているとき、例えば、番組Eを選択した状態を示している。図3(c)において番組Eが太枠となっているのは、番組Eが選択されていることを示している。
このとき例えばリモートコントローラ117の図示しない“詳細表示ボタン”を押下すると、図3(c)で選択されていた番組Eの詳細情報が図3(d)に示すように映像表示器114に表示される。
制御部261cは、図3(d)の詳細情報画面では、周辺部に、現在選択されている番組Eに関する詳細解説画面が表示されると共に、1週間前に蓄積された番組の所定部分を再生提示するよう制御する。
図3(d)の例では画面内の例えば図示したような一部分に、先週以前の同一時刻帯に蓄積された番組の所定の部分を再生表示した例を示している。
このようにすることで、ユーザはEPG選択画面から再生された1週間前の再生番組を参考に、嗜好の番組であるかどうかを自分自身の判断でより容易に予測することができる。ここで予測と言っているのは、再生番組は、現在または将来再生される番組とは同一ではないからである。予測ととはなってしまうが、番組の雰囲気等の好みに関しては嗜好とあったものなのかを判断することはできる。
このようにすることで、ユーザはEPG選択画面から再生された1週間前の再生番組を参考に、嗜好の番組であるかどうかを自分自身の判断でより容易に予測することができる。ここで予測と言っているのは、再生番組は、現在または将来再生される番組とは同一ではないからである。予測ととはなってしまうが、番組の雰囲気等の好みに関しては嗜好とあったものなのかを判断することはできる。
以上説明したとおり、本発明によれば、ユーザが未使用中の少なくとも1つ以上の空きチューナで、特に、ユーザの選択可能な全てのチャンネル数より、空きチューナの数が少ない場合、当該空きチューナで、ユーザの選択可能な全てのチャンネルを、所定の配分で時分割して、番組単位で、所定部分を録画蓄積し、同一曜日、同一時間のEPGの番組枠に対応づけ(マッピング)を行う手段を備え、EPG上のある番組を選択時に、対応づけられた所定部分を再生提示する。
これにより、ユーザは、今後のこの放映時間枠の番組が視聴したいものなのかどうかの判断情報にすることができ、より嗜好の番組を選択することが出来る。
(変形例1)
なお、上記実施形態では、ユーザが視聴可能な全チャンネル(番組)としたが、特定の番組のジャンル、例えばドラマについてのみ、先週の番組の一部を記録しておき、EPGから辿って再生することができるようにしても良い。このようにすることで、HDDの容量を抑えることが出来る。
(変形例1)
なお、上記実施形態では、ユーザが視聴可能な全チャンネル(番組)としたが、特定の番組のジャンル、例えばドラマについてのみ、先週の番組の一部を記録しておき、EPGから辿って再生することができるようにしても良い。このようにすることで、HDDの容量を抑えることが出来る。
(変形例2)
上記実施の形態では、リモートコントローラ117の図示しない“詳細表示ボタン”を押下すると、図3(c)で選択されていた番組Eの詳細情報の一部として、蓄積された番組の所定部分が図3(d)に示すように映像表示器114に表示されるとして説明した。
上記実施の形態では、リモートコントローラ117の図示しない“詳細表示ボタン”を押下すると、図3(c)で選択されていた番組Eの詳細情報の一部として、蓄積された番組の所定部分が図3(d)に示すように映像表示器114に表示されるとして説明した。
この変形例2では、これに変え図5に示す通り、EPG画面上の各番組のセル上に重ねて、1週間前に蓄積された番組の所定部分を再生するようにしてもよい。このようにするといちいち“詳細表示ボタン”を押さずとも蓄積された番組の所定部分を視聴することができる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。例えば、第1の実施形態と第2の実施形態とを組み合わせ、所望の番組属性として、ジャンル、チャンネルを組みとしたものとしてもよい。
111…デジタルテレビジョン放送受信装置、112…キャビネット、113…支持台、114…映像表示器、115…スピーカ、116…操作部、117…リモートコントローラ、118…受光部、119…第1のメモリカード、120…第2のメモリカード、121…第1のLAN端子、122…第2のLAN端子、123…USB端子、124…i.LINK端子、125,127,139…HDD、126,135…ハブ、128,133…コンテンツサーバ、129…DVDレコーダ、130…アナログ伝送路、131…ブロードバンドルータ、132…ネットワーク、134,136…携帯電話、137…デジタルカメラ、138…カードリーダ/ライタ、140…キーボード、141…AV−HDD、142…D−VHS。
Claims (5)
- 番組の一部を、複数のチャンネルを切り替えながら順次受信し記録する番組記録手段と、
前記記録した番組に対応付けて記録時刻および記録日の情報を記録する番組関連情報記録手段と、
EPG情報を受信するEPG受信手段と、
前記EPG受信手段により受信したEPGの番組枠と、前記記録時刻および記録日の情報とから、EPGの番組枠に対して前記記録手段により記録された前記番組の一部を対応付けるマッピング手段と、
前記マッピングされた情報を元に、受信された番号と前記番組の一部との間で関連付けられたEPGを生成するEPG生成手段と、
前記EPG生成手段により生成されたEPGに対して、ユーザが選択した番組に対応付けられた前記番組の一部を再生する再生手段とを備えたことを特徴とするテレビジョン受信装置。 - 前記番組記録手段は、ユーザの視聴および記録可能な番組に対して、前記番組の一部を記録することを特徴とする請求項1記載のテレビジョン受信装置。
- 前記記録日の情報は、曜日の情報であり、
前記放送された番組の一部は所定期間経過後、自動的に削除する自動削除手段を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2記載のテレビジョン受信装置。 - 前記番組記録手段は、特定のジャンルの番組に対して、前記番組の一部を記録することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のテレビジョン受信装置。
- 前記番組記録手段は、前記番組の一部を記録するとき、この記録の長さは番組の長さに対応した長さとすることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のテレビジョン受信装置。
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JP2011071586A (ja) * | 2009-09-24 | 2011-04-07 | Toshiba Corp | 電子機器及び番組表表示方法 |
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2007
- 2007-04-27 JP JP2007119701A patent/JP2008278222A/ja active Pending
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