JP2008118178A - 受信装置および受信方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 平均してユーザが必要とする情報の取得完了までに掛かる時間を短縮する。
【解決手段】 双方向通信回線を用いて番組を受信する放送受信装置において、最初にアクセスされる可能性の高い情報を優先して自動取得することを特徴とする放送受信装置。IP放送ではチャンネルリスト、VODではメニュー構成・新着一覧・人気ランキング等の、最初にアクセスされる可能性の高い情報を優先して自動取得するので、平均してユーザが必要とする情報の取得完了までに掛かる時間を短縮することができる。
【選択図】 図5
【解決手段】 双方向通信回線を用いて番組を受信する放送受信装置において、最初にアクセスされる可能性の高い情報を優先して自動取得することを特徴とする放送受信装置。IP放送ではチャンネルリスト、VODではメニュー構成・新着一覧・人気ランキング等の、最初にアクセスされる可能性の高い情報を優先して自動取得するので、平均してユーザが必要とする情報の取得完了までに掛かる時間を短縮することができる。
【選択図】 図5
Description
この発明は、ケーブルテレビ(CATV)やIP放送に用いられる受信装置に関する。
従来、ケーブルテレビ(CATV)やIP網を使ったビデオ・オン・デマンド(VOD)サービスが行われている(例えば、特許文献1参照)。
特開平09−074550号公報
従来のブロードバンド番組配信情報取得方法においては、IP(インターネット・プロトコル)網を使ったIP放送やVODなどのブロードバンド配信サービスを受信するためには、チャンネルリストや番組情報を取得しておく必要がある。
複数のサービスが並立する場合、一つずつ順番に情報を取得していては、ユーザが必要とする情報の取得完了まで時間が掛かってしまうという問題があった。
この発明は、ユーザが必要とする情報の取得完了まで時間を短くすることを目的とする。
この発明は、ユーザが必要とする情報の取得完了まで時間を短くすることを目的とする。
上記の目的を達成するために、この発明においては、双方向通信回線を用いて番組を受信する放送受信装置において、最初にアクセスされる可能性の高い情報を優先して自動取得することを特徴とする放送受信装置を提供する。
また、上記の目的を達成するために、この発明においては、双方向通信回線を用いて番組を受信する放送受信方法において、最初にアクセスされる可能性の高い情報を優先して自動取得することを特徴とする放送受信方法を提供する。
なお、装置に係る本発明は方法に係る発明としても成立し、方法に係る本発明は装置に係る発明としても成立する。
また、装置または方法に係る本発明は、コンピュータに当該発明に相当する手順を実行させるための(あるいはコンピュータを当該発明に相当する手段として機能させるための、あるいはコンピュータに当該発明に相当する機能を実現させるための)プログラムとしても成立し、該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体としても成立する。
また、装置または方法に係る本発明は、コンピュータに当該発明に相当する手順を実行させるための(あるいはコンピュータを当該発明に相当する手段として機能させるための、あるいはコンピュータに当該発明に相当する機能を実現させるための)プログラムとしても成立し、該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体としても成立する。
この発明によれば、IP放送ではチャンネルリスト、VODではメニュー構成・新着一覧・人気ランキング等の、最初にアクセスされる可能性の高い情報を優先して自動取得するので、平均してユーザが必要とする情報の取得完了までに掛かる時間を短縮することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
図1は、この発明を適用したデジタルテレビジョン放送受信装置111の外観と、このデジタルテレビジョン放送受信装置111を中心として構成されるネットワークシステムの一例を概略的に示している。
図1は、この発明を適用したデジタルテレビジョン放送受信装置111の外観と、このデジタルテレビジョン放送受信装置111を中心として構成されるネットワークシステムの一例を概略的に示している。
すなわち、デジタルテレビジョン放送受信装置111は、主として、薄型のキャビネット112と、このキャビネット112を起立させて支持する支持台113とから構成されている。そして、キャビネット112には、例えばSED(Surface-conduction Electron-emitter Display)表示パネル,液晶表示パネル等でなる平面パネル型の映像表示器114、スピーカ115、操作部116、リモートコントローラ117から送信される操作情報を受ける受光部118等が設置されている。
また、このデジタルテレビジョン放送受信装置111には、例えばSD(Secure Digital)メモリカード、MMC(Multimedia Card)及びメモリスティック等の第1のメモリカード119が着脱可能となっており、この第1のメモリカード119に対して番組や写真等の情報の記録再生が行なわれるようになっている。
さらに、このデジタルテレビジョン放送受信装置111には、例えば契約情報等の記録された第2のメモリカード(ICカード)120が着脱可能となっており、この第2のメモリカード120に対して情報の記録再生が行なわれるようになっている。
また、このデジタルテレビジョン放送受信装置111は、第1のLAN(Local Area Network)端子121、第2のLAN端子122、USB(Universal Serial Bus)端子123及びi.LINK端子124を備えている。
このうち、第1のLAN端子121は、LAN対応HDD専用ポートとして使用されるもので、接続されたNAS(Network Attached Storage)であるLAN対応のHDD125に対して、イーサネット(登録商標)により情報の記録再生を行なうために使用される。
このように、LAN対応HDD専用ポートとしての第1のLAN端子121を設けることにより、他のネットワーク環境やネットワーク使用状況等に影響されることなく、HDD125に対してハイビジョン画質による番組の情報記録を安定して行なうことができる。
また、第2のLAN端子122は、イーサネット(登録商標)を用いた一般的なLAN対応ポートとして使用されるもので、例えばハブ126を介して、LAN対応のHDD127、コンテンツサーバー128、HDD内蔵のDVD(Digital Versatile Disk)レコーダ129等の機器を接続し、これらの機器と情報伝送を行なうために使用される。
なお、コンテンツサーバー128については、家庭内ネットワークにおいてコンテンツのサーバ機器として動作するための機能を持ち、さらにコンテンツのアクセスに必要なURI(Uniform Resource Identifier)情報を提供するサービスを備えたUPnP(ユニバーサルプラグアンドプレイ)対応機器として構成される。
なお、DVDレコーダ129については、第2のLAN端子122を介して通信されるデジタル情報が制御系のみの情報であるため、デジタルテレビジョン放送受信装置111との間でアナログの映像及び音声情報を伝送するために、専用のアナログ伝送路130を設ける必要がある。
さらに、この第2のLAN端子122は、ハブ126に接続されたブロードバンドルータ131を介して、例えばインターネット等のネットワーク132に接続し、このネットワーク132を介してコンテンツサーバー133や携帯電話134等と情報伝送を行なうために使用される。
なお、コンテンツサーバー133についてはコンテンツのサーバ機器として動作するための機能を持ち、さらにコンテンツのアクセスに必要なURI情報を提供するサービスを備えたUPnP対応機器として構成される。
また、上記USB端子123は、一般的なUSB対応ポートとして使用されるもので、例えばハブ135を介して、携帯電話136、デジタルカメラ137、メモリカードに対するカードリーダ/ライタ138、HDD139、キーボード140等のUSB機器を接続し、これらのUSB機器と情報伝送を行なうために使用される。
さらに、上記i.LINK端子124は、例えばAV−HDD141、D(Digital)−VHS(Video Home System)142等をシリアル接続し、これらの機器と情報伝送を行なうために使用される。
図2は、上記したデジタルテレビジョン放送受信装置111の主要な信号処理系を示している。
すなわち、BS/CSデジタル放送受信用のアンテナ243で受信した衛星デジタルテレビジョン放送信号は、入力端子244を介して衛星デジタル放送用のチューナ245aに供給される。
すなわち、BS/CSデジタル放送受信用のアンテナ243で受信した衛星デジタルテレビジョン放送信号は、入力端子244を介して衛星デジタル放送用のチューナ245aに供給される。
チューナ245aは、制御部261からの制御信号により所望のチャンネルの放送信号を選局し、この選局された放送信号をPSK(Phase Shift Keying)復調器245bに出力する。
PSK復調器245bは、制御部261からの制御信号により、チューナ245aで選局された放送信号を復調し、所望の番組を含んだトランスポートストリームを得て、TS復号器245cに出力する。
TS復号器245cは、制御部261からの制御信号によりトランスポートストリーム(TS)多重化された信号のTS復号処理を行い、所望の番組のデジタルの映像信号及び音声信号をデパケットすることにより得たPES(Packetized Elementary Stream)を信号処理部247内のSTDバッファ247fへ出力する。
また、TS復号器245cは、デジタル放送により送られているセクション情報を信号処理部247内のセクション処理部247hへ出力する。
また、地上波放送受信用のアンテナ248で受信した地上デジタルテレビジョン放送信号は、入力端子249を介して地上デジタル放送用のチューナ250aに供給される。
また、地上波放送受信用のアンテナ248で受信した地上デジタルテレビジョン放送信号は、入力端子249を介して地上デジタル放送用のチューナ250aに供給される。
チューナ250aは、制御部261からの制御信号により所望のチャンネルの放送信号を選局し、この選局された放送信号をOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)復調器250bに出力する。
OFDM復調器250bは、制御部261からの制御信号により、チューナ250aで選局された放送信号を復調し、所望の番組を含んだトランスポートストリームを得て、TS復号器250cに出力する。
TS復号器250cは、制御部261からの制御信号によりトランスポートストリーム(TS)多重化された信号のTS復号処理を行い、所望の番組のデジタルの映像信号及び音声信号をデパケットすることにより得たPES(Packetized Elementary Stream)を信号処理部247内のSTDバッファ247fへ出力する。
また、TS復号器250cは、デジタル放送により送られているセクション情報を信号処理部247内のセクション処理部247hへ出力する。
ここで、上記信号処理部247は、テレビ視聴時には、TS復号器245cおよびTS復号器250cからそれぞれ供給されたデジタルの映像信号及び音声信号に対して、選択的に所定のデジタル信号処理を施し、グラフィック処理部254及び音声処理部255に出力している。また、信号処理部247は、コンテンツ再生時には、制御部261から入力されたコンテンツの再生信号を選択し、所定のデジタル信号処理を施し、グラフィック処理部254及び音声処理部255に出力している。
ここで、上記信号処理部247は、テレビ視聴時には、TS復号器245cおよびTS復号器250cからそれぞれ供給されたデジタルの映像信号及び音声信号に対して、選択的に所定のデジタル信号処理を施し、グラフィック処理部254及び音声処理部255に出力している。また、信号処理部247は、コンテンツ再生時には、制御部261から入力されたコンテンツの再生信号を選択し、所定のデジタル信号処理を施し、グラフィック処理部254及び音声処理部255に出力している。
制御部261には、信号処理部247から、番組を取得するための各種データや電子番組ガイド(EPG)情報,番組属性情報(番組ジャンル等),字幕情報等(サービス情報、SIやPSI)が入力されている。
制御部261は、これら入力された情報からEPG,字幕を表示するため画像生成処理を行い、この生成した画像情報をグラフィック処理部254へ出力する。
セクション処理部247hは、TS復号器245c(250c)から入力されたセクション情報の中から、番組を取得するための各種データや電子番組ガイド(EPG)情報,番組属性情報(番組ジャンル等),字幕情報等(サービス情報、SIやPSI)を制御部261へ出力する。
セクション処理部247hは、TS復号器245c(250c)から入力されたセクション情報の中から、番組を取得するための各種データや電子番組ガイド(EPG)情報,番組属性情報(番組ジャンル等),字幕情報等(サービス情報、SIやPSI)を制御部261へ出力する。
グラフィック処理部254は、(1)信号処理部247内のAVデコーダ247gから供給されるデジタルの映像信号と、(2)OSD(On Screen Display)信号生成部257で生成されるOSD信号と、(3)データ放送による画像データと、(4)制御部261により生成されたEPG,字幕信号とを合成して映像処理部258へ出力する機能を有する。
また、字幕放送による字幕を表示するとき、グラフィック処理部254は、制御部261からの制御による字幕情報に基づき、映像信号上に字幕情報を重畳する処理を行う。
グラフィック処理部254から出力されたデジタルの映像信号は、映像処理部258に供給される。この映像処理部258は、入力されたデジタルの映像信号を、前記映像表示器114で表示可能なフォーマットのアナログ映像信号に変換した後、映像表示器114に出力して映像表示させるとともに、出力端子259を介して外部に導出させる。
また、上記音声処理部255は、入力されたデジタルの音声信号を、前記スピーカ115で再生可能なフォーマットのアナログ音声信号に変換した後、スピーカ115に出力して音声再生させるとともに、出力端子260を介して外部に導出させる。
ここで、このデジタルテレビジョン放送受信装置111は、上記した各種の受信動作を含むその全ての動作を制御部261によって統括的に制御されている。この制御部261は、CPU(Central Processing Unit)等を内蔵しており、前記操作部116からの操作情報を受け、または、リモートコントローラ117から送出された操作情報を、前記受光部118を介して受信し、その操作内容が反映されるように各部をそれぞれ制御している。
この場合、制御部261は、主として、そのCPUが実行する制御プログラムを格納したROM(Read Only Memory)261aと、該CPUに作業エリアを提供するRAM(Random Access Memory)261bと、各種の設定情報及び制御情報等が格納される不揮発性メモリ261cとを利用している。
また、この制御部261は、カードI/F(Interface)265を介して、前記第1のメモリカード119が装着可能なカードホルダ266に接続されている。これによって、制御部261は、カードホルダ266に装着された第1のメモリカード119と、カードI/F265を介して情報伝送することができる。
さらに、上記制御部261は、カードI/F267を介して、前記第2のメモリカード120が装着可能なカードホルダ268に接続されている。これにより、制御部261は、カードホルダ268に装着された第2のメモリカード120と、カードI/F267を介して情報伝送することができる。
また、上記制御部261は、通信I/F269を介して第1のLAN端子121に接続されている。これにより、制御部261は、第1のLAN端子121に接続されたLAN対応のHDD125と、通信I/F269を介して情報伝送することができる。この場合、制御部261は、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバ機能を有し、第1のLAN端子121に接続されたLAN対応のHDD125にIP(Internet Protocol)アドレスを割り当てて制御している。
さらに、上記制御部261は、通信I/F270を介して第2のLAN端子122に接続されている。これにより、制御部261は、第2のLAN端子122に接続された各機器(図1参照)と、通信I/F270を介して情報伝送することができる。
また、上記制御部261は、USB I/F271を介して前記USB端子123に接続されている。これにより、制御部261は、USB端子123に接続された各機器(図1参照)と、USB I/F271を介して情報伝送することができる。
さらに、上記制御部261は、i.LINK I/F272を介してi.LINK端子124に接続されている。これにより、制御部261は、i.LINK端子124に接続された各機器(図1参照)と、i.LINK I/F272を介して情報伝送することができる。
ところで、この実施形態ではHDD125に、初期登録時のHDD125、HDD127、コンテンツサーバー128、DVDレコーダ129それぞれに割り当てられたストレージID(IPアドレス、機器名を含む)を記述した登録ファイルを記憶保持している。
また、不揮発性メモリ261cに、HDD125、HDD127、コンテンツサーバー128、DVDレコーダ129それぞれのストレージIDを記憶している。
また、制御部261は、この発明に係わる機能として、UPnPを利用した(1)サーバ機器発見機能261dと、(2)UPnPを利用したコンテンツ情報取得機能261eと、(3)コンテンツアクセス制御機能261fとを備えている。
また、制御部261は、この発明に係わる機能として、UPnPを利用した(1)サーバ機器発見機能261dと、(2)UPnPを利用したコンテンツ情報取得機能261eと、(3)コンテンツアクセス制御機能261fとを備えている。
(1)制御部261は、サーバ機器発見機能261dにより、UPnPのディスカバリ機能を用いてネットワーク上のUPnP対応機器を発見する。例えばサーバ機器発見機能261dは、UPnPのディスカバリ機能を用いてコンテンツサーバー128を発見する。
(2)制御部261は、コンテンツ情報取得機能261eにより、UPnPのコントロール機能を用いてUPnP対応機器をコントロールし、UPnP対応機器内のコンテンツをアクセスするために必要なURI情報を取得する。例えばコンテンツ情報取得機能261eは、コンテンツサーバー128をコントロールし、コンテンツサーバー128内のHDD等に蓄積されているコンテンツをアクセスするために必要なURI情報をコンテンツサーバー128から取得する。
(3)制御部261は、コンテンツアクセス制御機能261fにより、サーバ機器発見機能261dにより取得したサーバ機器のIPアドレス情報と、コンテンツ情報取得機能261eにより取得したURI情報から得たIPアドレス情報と、デジタルテレビジョン放送受信装置111のLAN端子122に割り当てられたIPアドレスとネットマスクに基づいてコンテンツへのアクセス可否判定を行う。そして制御部261は、アクセス可と判断した場合にはコンテンツアクセスを許可するが、否と判断した場合には許可できない旨を映像表示器114にOSDにより表示させる。
図3は、コンテンツサーバー133を更に詳細に示した、本発明のブロードバンドサービスのシステム構成例を示す図である。
図3において、コンテンツサーバー133としては、実際には複数のサービス事業者1〜3をまとめるブロードバンドサービス統一管理サーバ1330がある。ブロードバンドサービス統一管理サーバ1330では、チャンネルを選択するためのチャンネルリストが生成される。また、VODではメニュー構成・新着一覧・人気ランキング等の情報が生成される。
図3において、コンテンツサーバー133としては、実際には複数のサービス事業者1〜3をまとめるブロードバンドサービス統一管理サーバ1330がある。ブロードバンドサービス統一管理サーバ1330では、チャンネルを選択するためのチャンネルリストが生成される。また、VODではメニュー構成・新着一覧・人気ランキング等の情報が生成される。
本発明のデジタルテレビジョン放送受信装置111では、IP放送ではチャンネルリスト、VODではメニュー構成・新着一覧・人気ランキング等の、最初にアクセスされる可能性の高い情報を優先して自動取得する。
この結果、平均してユーザが必要とする情報の取得完了までに掛かる時間を短縮することができる。
情報取得の優先度は、事業者から与えられる優先度グループによる優先度、若しくは事業者から与えられる情報グループに基づいて、デジタルテレビジョン放送受信装置111で設定した優先度グループによる優先度により決定される。この優先度グループの構成例の一例を図4に示す。
情報取得の優先度は、事業者から与えられる優先度グループによる優先度、若しくは事業者から与えられる情報グループに基づいて、デジタルテレビジョン放送受信装置111で設定した優先度グループによる優先度により決定される。この優先度グループの構成例の一例を図4に示す。
図4の優先度グループの構成では、情報は優先度グループ0〜3の4グループに分けられており、優先度グループ0が一番優先度が高く、番号が大きくなるにつれ優先度が下がっていく。
なお、複数サービス事業者が存在する場合(図3のブロードバンドサービス統一管理サーバ1330が複数存在している場合)は、優先度グループの順に各サービス事業者の配信情報を取得する。
デジタルテレビジョン放送受信装置111の記憶容量が十分大きくない場合は、自動取得は、規定の優先度グループまでの情報が揃った時点で停止するようにする。このようにすることにより、規定の優先度グループのまでの情報は、メモリに揃えておくことができる。
なお、自動取得途中に、ユーザがサービス事業者をメニュー等から選択した場合は、指定されたサービス事業者の情報を優先して取得する。これによりユーザが選択したサービス事業者の番組に関する情報を早く出すことができる。
デジタルテレビジョン放送受信装置111が起動した時の規定動作をまとめると、図5のフローチャートとなる。
(ステップS501)基本情報(統一管理サーバから全体構成情報、事業者管理サーバかサービス構成情報)を取得する。
(ステップS502)データ取得スケジューリングを設定する。
取得した構成情報と、構成情報から想定される取得データ種別に応じて、情報の優先度グループを設定し、取得スケジュールを決定する。
(ステップS503)全優先度グループの実行を完了したか否かを判断する。実行を完了していれば処理を終了し、完了していなければステップS504へ進む。
(ステップS504)対象優先度グループをNに設定する。なお、Nは0から取得を始め、優先度の高いグループの順にデータを取得していく。一つの優先度グループに対して、サービス事業者の順に一つずつ、もしくは、複数の事業者で並行して情報を取得する。
(ステップS501)基本情報(統一管理サーバから全体構成情報、事業者管理サーバかサービス構成情報)を取得する。
(ステップS502)データ取得スケジューリングを設定する。
取得した構成情報と、構成情報から想定される取得データ種別に応じて、情報の優先度グループを設定し、取得スケジュールを決定する。
(ステップS503)全優先度グループの実行を完了したか否かを判断する。実行を完了していれば処理を終了し、完了していなければステップS504へ進む。
(ステップS504)対象優先度グループをNに設定する。なお、Nは0から取得を始め、優先度の高いグループの順にデータを取得していく。一つの優先度グループに対して、サービス事業者の順に一つずつ、もしくは、複数の事業者で並行して情報を取得する。
(ステップS505)ユーザがサービス事業者を選択した場合の例外処理として、ユーザがサービス事業者を選択したりして、ポータルを起動した場合は、現在の処理中のサービスと異なる情報を取得中の場合は、ステップS506へ移る。反対にユーザがサービス事業者を選択していない場合は、ステップS507へ移る。
(ステップS506)これを中断して、ユーザが選択したサービス事業者の情報取得を開始する。もしくは、ユーザが選択したサービス事業者の情報取得を優先して実行する。ユーザが選択したサービス事業者に関する情報については、全ての優先度グループの情報を取得し、ステップS507へ移る。
(ステップS507)全事業者の実行完了していなければ、ステップS505へ移る。全事業者の実行完了し終えたら、ステップS503へ移り、残りのサービス事業者M(MはA以外を1つづつ順次)の情報取得に戻る。
(ステップS508)事業者Mの優先度グループNのデータを取得する。
次回起動時からは、ユーザが視聴契約を締結した事業者があれば、その事業者の情報を優先して取得する。
デジタルテレビジョン放送受信装置111に全ての情報を格納するだけの記憶容量が無い場合、記憶容量に応じて、どの優先度グループの情報までの事前取得しておくかを決定し、指定の優先度グループの情報取得が完了した時点で自動取得は終了とする。
次回起動時からは、ユーザが視聴契約を締結した事業者があれば、その事業者の情報を優先して取得する。
デジタルテレビジョン放送受信装置111に全ての情報を格納するだけの記憶容量が無い場合、記憶容量に応じて、どの優先度グループの情報までの事前取得しておくかを決定し、指定の優先度グループの情報取得が完了した時点で自動取得は終了とする。
以上説明したとおり、本発明によれば、複数のサービス事業者がある場合、ユーザが最後に選んだサービスに関する情報を優先して取得することが考えられるが、購入後初めて接続する場合であっても、複数のサービスから効率よく情報を取得することができるという効果を得ることができる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。例えば、第1の実施形態と第2の実施形態とを組み合わせ、所望の番組属性として、ジャンル、チャンネルを組みとしたものとしてもよい。
111…デジタルテレビジョン放送受信装置、112…キャビネット、113…支持台、114…映像表示器、115…スピーカ、116…操作部、117…リモートコントローラ、118…受光部、119…第1のメモリカード、120…第2のメモリカード、121…第1のLAN端子、122…第2のLAN端子、123…USB端子、124…i.LINK端子、125,127,139…HDD、126,135…ハブ、128,133…コンテンツサーバ、129…DVDレコーダ、130…アナログ伝送路、131…ブロードバンドルータ、132…ネットワーク、134,136…携帯電話、137…デジタルカメラ、138…カードリーダ/ライタ、140…キーボード、141…AV−HDD、142…D−VHS。
Claims (5)
- 双方向通信回線を用いて番組を受信する放送受信装置において、
最初にアクセスされる可能性の高い情報を優先して自動取得することを特徴とする放送受信装置。 - 前記双方向通信回線はIP回線であり、前記最初にアクセスされる可能性の高い情報はチャンネルリストの情報であることを特徴とする請求項1記載の放送受信装置。
- 前記双方向通信回線はケーブルテレビ回線であり、前記最初にアクセスされる可能性の高い情報はメニュー構成,新着一覧,人気ランキングの情報のいずれかであることを特徴とする請求項1記載の放送受信装置。
- 情報取得の優先度は、事業者から与えられる優先度グループによる優先度、若しくは事業者から与えられる情報グループに基づいて、受信装置で設定した優先度グループによる優先度により決定されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の放送受信装置。
- 双方向通信回線を用いて番組を受信する放送受信方法において、
最初にアクセスされる可能性の高い情報を優先して自動取得することを特徴とする放送受信方法。
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JP5277358B1 (ja) * | 2012-08-03 | 2013-08-28 | パナソニック株式会社 | データ処理装置、データ処理方法、及び、プログラム |
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WO2014020782A1 (ja) * | 2012-08-03 | 2014-02-06 | パナソニック株式会社 | データ処理装置、データ処理方法、及び、プログラム |
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