JP2008277097A - 加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】加熱状態の識別度合いを向上させるとともに、薄型化への対応をはかった加熱調理器を提供することを目的とする。
【解決手段】透光性のトッププレート21と、加熱手段23と、加熱設定を入力する操作手段28と、温度センサ24と、加熱手段23へ制御信号を出力する制御手段29と、トッププレート21の端面から可視光を入射する発光手段25と、トッププレートに入射された可視光をトッププレート上方に放射するリング状の加熱状態表示手段27とを備え、加熱状態表示手段27の上方に放射する可視光により加熱状態を発光表示するようにしたものである。これによって、トッププレートの端面から入射した可視光をリング状の加熱状態表示手段27により上方に放射させることで加熱状態を発光表示することができ、加熱状態の識別度合いが向上するとともに薄型化への対応がはかれる。
【選択図】図1

Description

本発明は、トッププレート上の鍋を誘導加熱する誘導加熱調理器など加熱調理器に関するものである。
従来、この種の加熱調理器は、トッププレート上に鍋を載置して加熱調理するが、その加熱状態は、鍋底面の材質、形状、寸法、表面状態、反り、あるいは使用者により載置される鍋の位置などで大きく変動するため、使用者が鍋周辺を見ただけで調理状態(火力の強弱、トッププレート面に残った熱さなど)を判別するには習熟が必要である。
この加熱状態の識別度合いを向上させるため、トッププレート上面に加熱状態を発光して表示できるように構成したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。また、周囲全方向から加熱状態などを認識できるように、トッププレートの外周全体から透光し発光させるようにしたものも知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2003−151746号公報 特開2006−344454号公報
しかしながら、前記従来の構成では、いずれも加熱状態の識別度合いが向上するが、機器のデザイン性やスペース利用効率の観点からの薄型化には十分対応していない、という課題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、加熱状態の識別度合いを向上させるとともに、薄型化への対応をはかった加熱調理器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の加熱調理器は、鍋を載置する透光性のトッププレートと、鍋を加熱する加熱手段と、加熱設定を入力する操作手段と、鍋の底面温度を検知する温度センサと、温度センサの出力と操作手段で設定された火力に応じて加熱手段へ制御信号を出力する制御手段と、トッププレートの端面から可視光を入射する発光手段と、トッププレート上面の加熱領域の下面に位置し、発光手段からトッププレートに入射された可視光をトッププレート上方に放射するリング状の加熱状態表示手段とを備え、前記加熱状態表示手段の上方に放射する可視光により加熱状態を発光表示するようにしたものである。
これによって、トッププレートの端面から入射した発光手段からの可視光をリング状の加熱状態表示手段により上方に放射させることで加熱状態を発光表示することができ、加熱状態の識別度合いが向上するとともに薄型化への対応がはかれるものである。
本発明の加熱調理器は、加熱状態の識別度合いを向上するとともに薄型化への対応をはかることができる。
第1の発明は、鍋を載置する透光性のトッププレートと、鍋を加熱する加熱手段と、加熱設定を入力する操作手段と、鍋の底面温度を検知する温度センサと、温度センサの出力と操作手段で設定された火力に応じて加熱手段へ制御信号を出力する制御手段と、トッププレートの端面から可視光を入射する発光手段と、トッププレート上面の加熱領域の下面に位置し、発光手段からトッププレートに入射された可視光をトッププレート上方に放射するリング状の加熱状態表示手段とを備え、前記加熱状態表示手段の上方に放射する可視光により加熱状態を発光表示するようにした加熱調理器とするものである。これによって、トッププレートの端面から入射した発光手段からの可視光をリング状の加熱状態表示手段により上方に放射させることで加熱状態を発光表示することができ、加熱状態の識別度合いが向上するとともに薄型化への対応がはかれるものである。
第2の発明は、特に、第1の発明において、トッププレート下面に、光の屈折率がトッププレートよりも大きい材質の膜をコーティングしたことにより、トッププレート下方向への漏洩光を低減させ、加熱状態表示手段の輝度を上げることができ、表示の視認がより容易となる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明において、加熱状態表示手段は、トッププレート下面を波形状に加工して形成したことにより、特別な部品などを要することなく、安価に薄型化がはかれるものである。
第4の発明は、特に、第1の発明において、加熱状態表示手段は、トッププレート下面に光拡散用のドットを設けて形成したことにより、加熱状態表示手段の輝度をより一層上げることができ、表示の視認がより容易となる。
第5の発明は、特に、第3の発明において、光拡散用のドットは、機器の手前側を小さく奥側を大きくしたことにより、発光手段は機器のトッププレート手前側にのみ設けることで、均一な輝度をもった加熱状態の表示を行うことができる。
第6の発明は、特に、第1〜第5のいずれか1つの発明において、発光手段とトッププレートの端面間に、発光手段の光をトッププレートの端面に集光する集光手段を設けたことにより、加熱状態表示手段の輝度を上げることができ、表示の視認がより容易となる。
第7の発明は、特に、第1〜第6のいずれか1つの発明において、トッププレート上面に複数の加熱領域を有し、この複数の加熱領域間のトッププレート上面に、各加熱領域の加熱状態表示手段間の漏洩光を抑制する抑制手段を設けたことにより、加熱状態表示手段間の漏洩光を低減させ、2口以上のタイプにおいても加熱状態表示手段の表示の視認性をより向上させることができる。
第8の発明は、特に、第1〜第7のいずれか1つの発明において、加熱状態表示手段上のトッププレート上面にのみ光の屈折率の異なる2種類の薄膜をコーティングしたことにより、外光の反射を防ぎ、かつ発光手段よりの入射光が放射し易くなり、加熱状態表示手段の表示の視認性をより向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態により本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1、図2は、本発明の実施の形態1における加熱調理器として誘導加熱調理器を例示している。
図1に示すように、本実施の形態における加熱調理器は、鍋20を載置するガラスなどの透光性のトッププレート21と、加熱コイル22に高周波電流を供給し、鍋20を誘導加熱する加熱手段23と、加熱設定を入力するタッチパネル式の操作手段28と、トッププレート21の下面に圧接され鍋20の底面温度を検知する温度センサ24と、加熱コイル22へ供給する電力量が温度センサ24の出力と操作手段28で設定された火力に応じた値となるように加熱手段23へ制御信号を出力する制御手段29とを備えている。
さらに、駆動電源30で駆動されるトッププレート21の端面から可視光を入射する発光手段25と、トッププレート21上面の図柄で示された加熱領域26の下面に位置し、発光手段25からトッププレート21に入射された可視光をトッププレート21上方に放射するリング状の加熱状態表示手段27と、トッププレート21の端面と発光手段25との間に装着され発光手段25を保護する保護材31とを備えている。
なお、加熱手段23はインバータ回路、電源回路を含むものであるが、詳細説明は省略する。また、発光手段25は、冷陰極管、電球、LED(発光ダイオード)などからなる。
ここで、図2に示すように、加熱状態表示手段27は、特別な部品などを付加することなく、トッププレート21自体の下面を波形状に薄く研削などにより加工して形成したものである。この加熱状態表示手段27は、リング状としているが、リングそのものであってもよく、また全体として加熱状態の識別が可能であれば、特にその形状、構成にこだわるものではない。
また、保護材31はトッププレート21と屈折率が等しい光学ガラスの上下に乱反射層を加工処理したもので、本体ケース32に固定される。この保護材31は、発光手段25とともにトッププレート21の前後左右四辺に設置されている。
上記構成により、発光手段25によるトッププレート21の端面からの可視光は、図2(a)の矢印33、34で示すように、加熱状態表示手段27により加熱領域26の周囲上方に放射して、加熱状態を発光表示するものである。
以上のように構成された加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。
まず、使用者が加熱領域26上に調理物を入れた鍋20を載置した後、操作手段28内の「入/切」キーを操作して“加熱モード”にすると、「全反射」条件を満たす角度に配置された発光手段25から発光された可視光は、トッププレート21の前後左右四端面から入射し、全反射を繰り返しながらトッププレート21の中を伝搬する。この伝搬した可視光は加熱状態表示手段27で散乱され上方に放射される(矢印33、34)。一般的に誘導加熱方式の加熱調理器のトッププレート21には、耐熱性を有しながら強度を高めるため特殊組成のガラスを再加熱してガラス中に微細結晶を析出させた結晶化ガラス(例えば、「リシア系セラミックス」LiO−ALO3−SiO)が用いられており、その屈折率は1.54で空気より大きい。屈折率nの媒質と屈折率nの媒質との境界面における「光の全反射」条件を決める臨界角θ(度)はスネルの法則より式(1)で表される。
θ=sin−1 (n/n) … 式(1)
この式から明らかなように、n<nの時は全反射が起きないので、発光手段25で発光された可視光の大部分がトッププレート21へ入射する。
逆に、トッププレート21へ入射した可視光が空気へと出射しようとする時はn>nとなり全反射が起きる。n=1.54(結晶化ガラスの屈折率)、n=1.000292(空気の屈折率)を式(1)に代入すると、臨界角θ=40.5度が求まる。従って、発光手段25から図2(a)に示す角度で入射した入射光34が空気中へ出ようとすると出射角が臨界角θを越えるため全反射を繰り返しながらトッププレート21内を伝搬する。他方、加熱状態表示手段27で上方に散乱され光は出射角が臨界角θ以下であるので、放出光として空気中へ出射できる。可視光の波長は、おおよそ0.36μm〜0.78μmに対し、結晶化ガラス製のトッププレート21は0.5μm〜2.6μmの波長の光は80%以上透過するので、やや減衰はあるもののトッププレート21端面から入射した可視光は加熱状態表示手段27まで到達し、散乱されて上方へと放射される。この放出光を使用者が視認することで機器が加熱状態であることおよび温度状態を確認することができる。
次に、使用者が、操作手段28のアップキーおよびダウンキーを押して設定した所望の火力となるように、制御手段29が加熱手段23を制御して加熱コイル22に所定の高周波電力を供給する。加熱コイル22に高周波電流が供給されると、加熱コイル22から誘導磁界が発せられ、トッププレート21に載置された鍋20が誘導加熱される。この熱によって鍋20の温度が上昇し、鍋20内の調理物が調理される。鍋20の底面温度が上昇すると、温度センサ24の出力信号も大きくなる。制御手段29は、温度センサ24の出力(温度値)を入力し、予め定められた所定の値(過昇防止温度、沸騰温度、調理油温など)以下なら加熱手段23へ加熱を指示し続ける。操作手段28の「入/切」キーで“加熱モード”が停止された場合と、温度センサ24の出力する温度値が上記の所定値を越えた場合は、加熱手段23に加熱停止を指示することで、安全に加熱調理が行われる。
以上のように、本実施の形態によれば、発光手段25からの可視光をリング状の加熱状態表示手段27により上方に放射させることで加熱状態を発光表示することができ、加熱状態の識別度合いが向上するとともに、特に、トッププレート21を透光性とすることにより、アクリル樹脂やポリカーボネイト樹脂などの光を導光する導光体や、加熱コイル22と電磁的に遮蔽する部材を製品の高さ方向に追加する必要がないため、薄型の加熱調理器とすることができる。
また、本実施の形態では、リング状に薄く研削加工を施して加熱状態表示手段27としたが、具体的には、トッププレート21の表面を研磨するなどの機械的手段、または表面をエッチングするなどの化学的手段により、表面に極微細な凹凸などを設ける、あるいは再結晶化の工程でイオン注入などにより表面部の屈折率を低く調整することにより形成される。また、結晶化熱処理の工程で、屈折率が段階的に変わるように熱処理しておくことで空気中へ可視光線が放射しやすいようにすることもできる。
なお、加熱状態表示手段27と加熱領域26とのコントラストを上げるには、耐熱性の結晶ガラスの表面に塗料を塗布して、加熱状態表示手段27以外の領域では可視光線を不透過とすることにより容易に得られる。
また、トッププレート下面に屈折率がトッププレートよりも大きい材質の膜をコーティングして下方向への漏洩光を低減させることにより、さらに輝度を上げることが可能である。
また、加熱調理器としては、誘導加熱調理器に限らず他の熱源を用いたものにおいても適用することができ、また機器形状は矩形状に限られず、さらに加熱領域が複数存在するものであってもよいことは明らかである。
(実施の形態2)
図3は、本発明の実施の形態2における加熱調理器を示すものである。実施の形態1における加熱調理器と同一部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
図に示すように、本実施の形態における加熱調理器は、鍋20を載置するトッププレート21の前後、あるいは左右の2辺に当接または接着して、発光手段25からの可視光を集光する集光手段35を設け、集光手段35の背部には反射板36を設け、トッププレート21下面には光拡散用のドット37aの集合よりなる加熱状態表示手段37を設けたものである。加熱状態表示手段37を形成するドット37aは、トッププレート21の下面にリング状に印刷された拡散反射特性を有する白色拡散ドットからなる。他は実施の形態1と同様である。
以上のように構成された加熱調理器について、以下その加熱状態表示手段37の動作、作用を説明する。
まず、発光手段25からの可視光は集光手段35からトッププレート21内に入射する。入射した可視光はトッププレート21の中を伝幡する。そして、加熱状態表示手段37を構成するドット37aに当たると、その位置において拡散反射が発生し、これにより、その位置に対応するトッププレート21の上面が明るくなり、加熱状態などを表示することが可能となる。
なお、反射板36は集光手段35からの可視光を全てトッププレート21内に入射する役割を果たしている。この反射板36は集光手段35の円弧部へアルミなどを蒸着することで形成してもよい。
以上のように、本実施の形態によれば、発光手段25の光をトッププレート21の端面に集光する集光手段35を設けたことにより、加熱状態表示手段37の輝度を上げることができ、表示の視認がより容易となる。
また、光拡散用のドット37aの集合よりなる加熱状態表示手段37を設けたことにより、加熱状態表示手段の輝度をより一層上げることができ、表示の視認がより容易となる。
(実施の形態3)
図4は、本発明の実施の形態3における加熱調理器を示すものである。実施の形態1、2における加熱調理器と同一部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
図に示すように、本実施の形態における加熱調理器は、鍋20を載置するトッププレート21の手前(操作手段)側の1辺に当接または接着した集光手段38と、その背部に設けた反射板39と、集光手段38を介してトッププレート21へ入射する可視光を発光する発光手段42と、トッププレート21の加熱領域26近傍下面にリング状に印刷された光拡散用のドット41aの集合からなる加熱状態表示手段41を備えている。そして、リング状に印刷されたドット41aは、図4(a)に示すように、手前側を小さく奥側を大きくしている。他は実施の形態1、2と同様である。
また、図4(b)に示すように、集光手段38は、トッププレート21と光の屈折率が等しい光学ガラス製の1/4の円柱形状をしており、チップLEDよりなる発光手段42が納まる形状の空間を設けてある。発光手段42は回路パターンを印刷したフィルム基板42aと、駆動電源30と接続するためのコネクタ42bを有する。
以上のように構成された加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。
まず、発光手段42から発光された可視光が集光手段38で角度が変えられてトッププレート21内に入射する。入射した可視光はトッププレート21の中を伝幡する。そして、加熱状態表示手段41を構成するドット41aに当たると、その位置において拡散反射が発生し、これにより、その位置に対応するトッププレート21の上面が明るくなり、加熱状態などを表示することが可能となる。ここで、ドット41aの大きさ(面積)は集光手段38からの距離が遠くなる奥側の方を大きくしてあるため、手前側との輝度の差を低減させることが可能となる。
なお、反射板39は、集光手段38からの可視光を全てトッププレート21内に入射する役割を果たしている。この反射板39は集光手段38の円弧部へアルミなどを蒸着することで形成してもよい。
以上のように、本実施の形態によれば、光拡散用のドット41aは、機器の手前側を小さく奥側を大きくしたことにより、発光手段42は機器のトッププレート21手前側にのみ設けることで、均一な輝度をもった加熱状態の表示を行うことができる。
(実施の形態4)
図5は、本発明の実施の形態4における加熱調理器を示すものである。実施の形態1〜3における加熱調理器と同一部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
図に示すように、本実施の形態における加熱調理器は、トッププレート21上面に複数の加熱領域26a、26bを有し、この複数の加熱領域26a、26b間のトッププレート21上面に、各加熱領域26a、26bの加熱状態表示手段41間の漏洩光を抑制する抑制手段46を2条設けている。加熱状態表示手段41と抑制手段46は、この実施の形態ではいずれも印刷された光拡散用のドットの集合で構成されているが、他の手段で構成してもよい。
なお、図5(b)に示すように、機器は、集光手段45をトッププレート21の加熱状態表示手段41に対応してトッププレート21両側部に当接または接着してある。またトッププレート21上面に複数の加熱領域26a、26bと、抑制手段46とを有していることに加え、冷却ファン(図示せず)からの送風を排気する排気口47、タッチキーからなる操作手段48、操作手段48で設定された火力を表示する表示手段49を有している。
以上のように構成された加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。
まず、発光手段から発光された可視光が集光手段45で角度が変えられてトッププレート21内に入射する。入射した可視光はトッププレート21の中を伝幡する。そして、加熱状態表示手段41を構成するドット41aに当たると、その位置において拡散反射が発生し、これにより、その位置に対応するトッププレート21の上面が明るくなり、加熱状態などを表示することが可能となる。さらに伝搬した伝搬光は抑制手段46を構成する上面のドットで拡散反射され、トッププレート21下面へと出射されるため、左右に位置する加熱状態表示手段41間の干渉を低減することができ、薄型の2口タイプの加熱調理器とすることができる。2口以上のタイプでも同様である。
なお、加熱状態表示手段41上のトッププレート21上面にのみ、光の屈折率の異なる2種類の薄膜をコーティングして、反射防止膜を形成することにより、外光の反射を防ぐとともに、集光手段45よりの入射した伝搬光が放射し易くなり、さらに輝度を上げて、視認性の良い加熱状態の表示手段とすることができる。
以上のように、本発明にかかる加熱調理器は、加熱状態の識別度合いを向上するとともに薄型化への対応をはかることができるので、誘導加熱調理器はもちろんのこと、透光性のトッププレートを有する加熱調理器全般に適用することができる。
(a)本発明の実施の形態1における加熱調理器の構成を示す断面図(b)同加熱調理器の平面図 (a)同加熱調理器の要部を拡大して示した断面図(b)同加熱調理器の分解斜視図 (a)本発明の実施の形態2における加熱調理器の要部を示す断面図(b)同加熱調理器のトッププレート下面に設けた加熱状態表示手段の部分裏面図 (a)本発明の実施の形態3における加熱調理器の要部を示す断面図(b)同加熱調理器の発光手段部の分解斜視図 (a)本発明の実施の形態4における加熱調理器の要部を示す断面図(b)同加熱調理器の平面図
符号の説明
20 鍋
21 トッププレート
23 加熱手段
24 温度センサ
25、42 発光手段
26 加熱領域
27、41 加熱状態表示手段
28 操作手段
29 制御手段
30 駆動電源
35、38、45 集光手段
37a、41a 光拡散用のドット
46 抑制手段

Claims (8)

  1. 鍋を載置する透光性のトッププレートと、鍋を加熱する加熱手段と、加熱設定を入力する操作手段と、鍋の底面温度を検知する温度センサと、温度センサの出力と操作手段で設定された火力に応じて加熱手段へ制御信号を出力する制御手段と、トッププレートの端面から可視光を入射する発光手段と、トッププレート上面の加熱領域の下面に位置し、発光手段からトッププレートに入射された可視光をトッププレート上方に放射するリング状の加熱状態表示手段とを備え、前記加熱状態表示手段の上方に放射する可視光により加熱状態を発光表示するようにした加熱調理器。
  2. トッププレート下面に、光の屈折率がトッププレートよりも大きい材質の膜をコーティングした請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 加熱状態表示手段は、トッププレート下面を波形状に加工して形成した請求項1または2に記載の加熱調理器。
  4. 加熱状態表示手段は、トッププレート下面に光拡散用のドットを設けて形成した請求項1または2に記載の加熱調理器。
  5. 光拡散用のドットは、機器の手前側を小さく奥側を大きくした請求項3に記載の加熱調理器。
  6. 発光手段とトッププレートの端面間に、発光手段の光をトッププレートの端面に集光する集光手段を設けた請求項1〜5のいずれか1項に記載の加熱調理器。
  7. トッププレート上面に複数の加熱領域を有し、この複数の加熱領域間のトッププレート上面に、各加熱領域の加熱状態表示手段間の漏洩光を抑制する抑制手段を設けた請求項1〜6のいずれか1項に記載の加熱調理器。
  8. 加熱状態表示手段上のトッププレート上面にのみ光の屈折率の異なる2種類の薄膜をコーティングした請求項1〜7のいずれか1項に記載の加熱調理器。
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