JP2008276992A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】部品点数を削減する。
【解決手段】ハウジング10には、第1端子金具25Aに接続された電線28Aに対して個別に外嵌される個別ゴム栓30と、第2端子金具25Bに接続された電線28Bを貫通させる貫通孔32が複数形成されている一括ゴム栓31と、ゴム栓ホルダ40とが取り付けられる。ゴム栓ホルダ40には、個別ゴム栓用押え部43a,43bと一括ゴム栓用押え部43dとが一体に形成されている。1つのゴム栓ホルダ40によって個別ゴム栓30と一括ゴム栓31の両方を離脱規制できるので、個別ゴム栓専用のホルダと一括ゴム栓専用のホルダとを別々に設けたものに比べて、部品点数が少なくて済む。
【選択図】図1

Description

本発明は、コネクタに関する。
特許文献1には、防水用のコネクタとして、ハウジング内に挿入される端子金具の後端部に、電線と一緒にゴム栓を圧着により接続した形態のものが開示されている。ゴム栓は、外周にリップ部が形成された本体部と、本体部から前方に延出する固着部とからなり、固着部が端子金具に圧着されている。このようにゴム栓を電線と一緒に圧着するタイプのものでは、圧着部の外径が大きくなるため、その分、本体部のリップ部の外径も大きくなり、ひいては、ハウジングも大型化することになる。
この対策としては、ゴム栓を、端子金具に圧着せずに、端子金具の後方に配置する構造が考えられるが、この場合、ゴム栓は、電線の軸線方向(前後方向)において位置決めされないので、ハウジング外にはみ出した状態になることが懸念される。そのため、ゴム栓を後方から押さえるためのホルダが必要となる。
ところで、防水手段としては、上記のように各端子金具毎に個別にゴム栓を取り付ける個別シール構造とは別に、複数の貫通孔を有する一括ゴム栓をハウジングの後端部に取り付け、各貫通孔に端子金具と電線を挿通する一括シール構造も用いられている。この一括ゴム栓に関しても、後方からホルダで押さえることで、ハウジングからの離脱を防止している。
特開2004−288432公報
さて、近年、通電する電流値に合わせて太さの異なる2種類の電線に対応したハイブリッドタイプのコネクタが用いられているが、この場合、電線の太さに応じて、上述の個別シール構造と一括シール構造とを1つのコネクタに併用することができる。ところが、圧着部の外径の張り出しを無くすべく個別タイプのゴム栓を端子金具に圧着しない形態とした場合には、一括ゴム栓用のホルダとは別に、個別ゴム栓用のホルダが必要となり、部品点数が多くなるという問題がある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、部品点数の削減を目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、ハウジングと、前記ハウジング内に挿入される2種類の端子金具と、前記ハウジングに取付け可能であり、前記2種類の端子金具のうち一方の端子金具に接続された電線に対して個別に外嵌される個別ゴム栓と、前記ハウジングに取付け可能であり、前記2種類の端子金具のうち他方の端子金具に接続された電線を貫通させる貫通孔が複数形成されている一括ゴム栓と、前記ハウジングに取付け可能であり、前記個別ゴム栓に対して前記ハウジングからの離脱規制状態に当接可能な個別ゴム栓用押え部と、前記一括ゴム栓に対して前記ハウジングからの離脱規制状態に当接可能な一括ゴム栓用押え部とが一体に形成されたゴム栓ホルダとを備えているところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記ホルダには、前記個別ゴム栓用押え部またはその近傍に配置され、前記ハウジングに係止することで前記個別ゴム栓用押え部が前記ハウジングに対して変位することを規制するロック部が形成されているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
1つのゴム栓ホルダによって個別ゴム栓と一括ゴム栓の両方を離脱規制できるので、個別ゴム栓専用のホルダと一括ゴム栓専用のホルダとを別々に設けたものに比べて、部品点数が少なくて済む。
<請求項2の発明>
電線に外嵌されている個別ゴム栓の位置は、電線の長さ方向においてバラツキがあるため、個別ゴム栓を個別ゴム栓用押え部で押さえたときに、正規位置から外れている個別ゴム栓側からの反力に負けてその個別ゴム栓を正規位置へ押し動かすことができなくなる虞がある。そこで、本発明では、ロック部により個別ゴム栓用押え部がハウジングに対して位置ずれしないようにしているので、正規位置から外れている個別ゴム栓を確実に正規位置へ押し動かすことができる。
<実施形態1>
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1乃至図8を参照して説明する。本実施形態のコネクタを構成するハウジング10は、全体としてブロック状をなし、その略前半部分は端子収容部11となっている。端子収容部11内には、前後方向に細長い複数のキャビティ12A,12Bが形成されている。端子収容部11の左右両端部には、夫々、10個ずつの第1キャビティ12Aが、上下に5つ、左右に2つ並ぶように整列して配置されている。また、2つの第1キャビティ12A群の間には、第1キャビティ12Aよりも小径の35個の第2キャビティ12Bが、上下に5つ、左右に7つ並ぶように整列して配置されている。第1キャビティ12A内にはランス13が形成され、第1キャビティ12Aの後端部内周は円形断面のシール面14Aとなっている。第2キャビティ12B内にもランス13が形成されている。前後方向において第1キャビティ12Aの前端と第2キャビティ12Bの前端はほぼ同じ位置に配置されているが、第2キャビティ12Bの後端は第1キャビティ12Aの後端よりも前方に位置している。
ハウジング10の略後半領域には、後方へ略方形に開放されるとともに第1キャビティ12A及び第2キャビティ12Bに連通した形態の収容空間15が形成されている。収容空間15は、後述するゴム栓ホルダ40を収容するためのものであって、前後方向において所定の深さ寸法を有している。また、ハウジング10のうち収容空間15を構成する周壁のうち下面壁には、左右一対の係止孔16が形成されており、周壁のうち左右両側壁には、夫々、例えば孔状をなすロック用係止部17が形成されている。また、収容空間15の奥端面のうち全ての第2キャビティ12Bと対応する略方形領域には、段差状に凹ませた形態のシール空間18が形成されている。このシール空間18の内周面はシール面14Bとなっている。
なお、ハウジング10の後端部には、収容空間15の周壁の開口縁から後方へ延出する形態の取付部19が形成されており、この取付部19には、ハウジング10に対して後方から収容空間15の開口部を塞ぐように組み付けられる電線カバー(図示せず)を、組付け状にロックするための係止部20が形成されている。また、周壁の外面には、上下一対の支持軸21が突出形成されており、この支持軸21には、相手側コネクタ(図示せず)との嵌合を低操作力で行えるようにするためのレバー(図示せず)が回動可能に支持されるようになっている。
各第1キャビティ12A内には、夫々、第1端子金具25Aが後方から挿入されるようになっている。第1端子金具25Aは、前後方向に細長く、その略前半部分は角筒状の接続部26となっており、略後半部分はオープンバレル状の電線圧着部27となっている。電線圧着部27には、第1電線28Aの前端部が圧着と称されるカシメ付けにより導通可能に且つ同軸状に固着されている。そして、この第1電線28Aにおける電線圧着部27への圧着領域よりも僅かに後方の位置には、円筒形の個別ゴム栓30が液密状に外嵌されている。
個別ゴム栓30は、内周と外周に、夫々、周方向のリップ部を形成した周知形態のものであるが、電線圧着部27にはカシメ付けられていないため、前後方向(電線の軸線方向)に僅かに位置ずれする可能性がある。かかる第1端子金具25Aと第1電線28Aの前端部は、後方から第1キャビティ12Aに挿入され、正規に挿入された状態では、第1端子金具25Aに対するランス13の係止作用により、第1端子金具25Aと第1電線28Aが後方への抜けを規制される。また、個別ゴム栓30の外周のリップ部がシール面14Aに対して液密状に密着することにより、後方から第1キャビティ12A内への浸水が規制される。さらに、個別ゴム栓30の後端面は、収容空間15の奥端面に対してほぼ面一となるように位置する。
各第2キャビティ12B内には、夫々、第1端子金具25Aよりも小さい第2端子金具25Bが後方から挿入されるようになっている。第2端子金具25Bは、前後方向に細長く、その略前半部分は角筒状の接続部26となっており、略後半部分はオープンバレル状の電線圧着部27となっている。電線圧着部27には、第1電線28Aよりも細い第2電線28Bの前端部が圧着と称されるカシメ付けにより導通可能に且つ同軸状に固着されている。かかる第2端子金具25Bと第2電線28Bの前端部は、後方から第2キャビティ12Bに挿入され、正規に挿入された状態では、第2端子金具25Bに対するランス13の係止作用により、第2端子金具25Bと第2電線28Bが後方への抜けを規制される。この第2キャビティ12B内への浸水は、一括ゴム栓31によって規制されている。
一括ゴム栓31は、全体としてブロック状をなし、各第2キャビティ12Bと対応する円形断面の貫通孔32が前後に貫通して形成されている周知形態のものである。一括ゴム栓31の外周と各貫通孔32の内周にはリップ部が形成されている。一括ゴム栓31は、後方からシール空間18内に嵌合され、外周のリップ部がシール面14Bに対して液密状に密着する。また、一括ゴム栓31を正規に組み付けた状態では、一括ゴム栓31の前端面がシール空間18の奥端面(第2キャビティ12Bの開口面)に密着し、一括ゴム栓31の後端面は、第1キャビティ12Aの開口面(収容空間15の奥端面のうちシール空間18以外の領域)よりも後方に位置する。つまり、一括ゴム栓31の後端面側は第1キャビティ12Aの開口面よりも後方へ突出している。
上記した第2端子金具25Bは、後方から一括ゴム栓31の貫通孔32内に挿通された後、第2キャビティ12B内に挿入される。そして、第2端子金具25Bが正規に挿入された状態では、第2電線28Bが貫通孔32に貫通され、その内周のリップ部が第2電線28Bの外周に対して液密状に密着する。これにより、第2キャビティ12Bへの浸水が規制される。
この一括ゴム栓31と上記した個別ゴム栓30は、いずれも、ハウジング10に対して後方へ変位し得る状態となっているが、後方へ変位した場合には、シール面14A,14Bに対する正規の密着位置からずれるので、その対策として、ゴム栓ホルダ40がハウジング10に取り付けられている。ゴム栓ホルダ40は、合成樹脂製であって、収容空間15内に後方から嵌合されるようになっている。ゴム栓ホルダ40は、左右に長い略長方形をなす支持板41から、上方へ略直角に複数の板状の押え部43a〜43dを延出させたものであって、後方から視ると櫛形をなしている。また、支持板41の下面(外面)には、左右一対の係止突部42が形成されている。
各押え部43a〜43dは、前後方向(ゴム栓に対する押圧方向)において所定の寸法を有し、左右から視ると上下方向に長い略長方形をなす。複数の押え部43a〜43dのうち左右両端に位置する一対のものと、その内側に隣り合うように位置する一対のものは、個別ゴム栓用押え部43a,43bとなっている。左右両端に位置する個別ゴム栓用押え部43aは、その内側に位置する個別ゴム栓用押え部43bよりも板厚が厚い。そして、この一対の厚い個別ゴム栓用押え部43aには、その外側面から突出した形態のロック部44が形成されている。また、薄い方の個別ゴム栓用押え部43bの内側に隣り合う一対のものは兼用押え部43cとなっている。この兼用押え部43cの板厚は、厚い個別ゴム栓用押え部43aよりも薄く、薄い個別ゴム栓用押え部43bよりも厚い。そして、この兼用押え部43cの前端縁は、第1キャビティ12Aの開口面とシール空間18に取り付けられた一括ゴム栓31の後端面との間の段差に相当する寸法分だけ段差状に切欠された形態となっている。また、厚い個別ゴム栓用押え部43aと薄い個別ゴム栓用押え部43bとの間のスリット状の隙間、及び薄い個別ゴム栓用押え部43bと兼用押え部43cとの間のスリット状の隙間は、第1電線28Aの外径とほぼ同じ寸法の逃がし空間45Aとなっており、この逃がし空間45Aには第1電線28Aが挟まれるようになっている。
複数の押え部43a〜43dのうち一対の兼用押え部43cの間に位置する6枚のものは、一括ゴム栓用押え部43dとなっている。これらの一括ゴム栓用押え部43dの板厚は、互いに同じ寸法であって、薄い個別ゴム栓用押え部43bよりも薄い寸法となっている。一括ゴム栓用押え部43dの後端縁は、個別ゴム栓用押え部43a,43b及び兼用押え部43cの後端縁に対して面一状に連なっているが、一括ゴム栓用押え部43dの前端縁は、個別ゴム栓用押え部43a,43b及び兼用押え部43cの前端縁よりも少し後方に位置する。この位置ずれの寸法は、第1キャビティ12Aの開口面とシール空間18に取り付けられた一括ゴム栓31の後端面との間の段差寸法に相当する。また、各一括ゴム栓用押え部43dの左右両側面及び兼用押え部43cにおける一括ゴム栓用押え部43d側の側面には、夫々、5対の凹部46が形成されている。兼用押え部43cとそれと隣り合う一括ゴム栓用押え部43dとの間のスリット状の隙間、及び隣り合う一括ゴム栓用押え部43d同士の間のスリット状の隙間は、第2電線28Bの外径よりも少し狭い逃がし空間45Bとなっており、各逃がし空間45Bには、夫々、5本の第2電線28Bが、凹部46に嵌合されることにより上下方向に位置決めされた状態で挟まれるようになっている。
かかるゴム栓ホルダ40は、後方から収容空間15内に組み付けられる。組付け状態では、ゴム栓ホルダ40の係止突部42がハウジング10の係止孔16に係止するとともに、ゴム栓ホルダ40のロック部44がハウジング10のロック用係止部17に係止し、これらの係止作用により、ゴム栓ホルダ40は組付け状態にロックされる。正規に組み付けられた状態では、ゴム栓ホルダ40の後端面はハウジング10の後端とほぼ面一となるように位置する。そして、個別ゴム栓用押え部43a,43bの前端縁と兼用押え部43cの前端縁が、個別ゴム栓30の後端面における左右両端部に対して当接または接近して対向し、これらの押え部43a,43b,43cにより個別ゴム栓30の後方への移動が規制される。また、正規位置よりも後方に位置ずれしている個別ゴム栓30が存在する場合、この個別ゴム栓30は、ゴム栓ホルダ40を組み付ける過程で押え部43a,43b,43cによって正規位置まで前方へ押し動かされる。また、兼用押え部43cの前端縁と一括ゴム栓用押え部43dの先端縁が、一括ゴム栓31の後端面に対して当接または接近して対向し、これらの押え部43c,43dにより一括ゴム栓31の後方への移動が規制される。また、一括ゴム栓31が正規位置よりも後方に位置ずれしていた場合、一括ゴム栓31は、ゴム栓ホルダ40を組み付ける過程で押え部43c,43dによって正規位置まで前方へ押し動かされる。
本実施形態においては、個別ゴム栓30に対してハウジング10からの離脱規制状態に当接可能な個別ゴム栓用押え部43a,43b及び兼用押え部43cと、一括ゴム栓31に対してハウジング10からの離脱規制状態に当接可能な一括ゴム栓用押え部43d及び兼用押え部43cとが一体に形成されたゴム栓ホルダ40を、ハウジング10に取り付けている。つまり、1つのゴム栓ホルダ40によって個別ゴム栓30と一括ゴム栓31の両方を離脱規制できるので、個別ゴム栓30専用のホルダと一括ゴム栓31専用のホルダとを別々に設けたものに比べて、部品点数が少なくて済む。
また、第1電線28Aに外嵌されている個別ゴム栓30の位置は、第1電線28Aの長さ方向においてバラツキがあるため、個別ゴム栓30を個別ゴム栓用押え部43a,43bで押さえたときに、正規位置から外れている個別ゴム栓30側からの反力に負けてその個別ゴム栓30を正規位置へ押し動かすことができなくなることが懸念される。そこで、本実施形態では、ロック部44とロック用係止部17との係止作用により個別ゴム栓用押え部43aがハウジング10に対して位置ずれしないようにしているので、正規位置から外れている個別ゴム栓30を確実に正規位置へ押し動かすことができる。
また、押え部43a〜43dは支持板41から上方へ片持ち状に延出しているため、押え部が支持板41を支点として後方へ傾くように変位することが懸念される。片持ち状に延出する押え部43a〜43dの延出方向は、ゴム栓30,31に対する押さえ方向と直角をなしているのであるが、押え部43a〜43dの延出端縁(上端縁)は、ゴム栓30,31に対する押さえ方向(即ち、前後方向)とほぼ平行に長く延びた当接縁部47となっていて、この当接縁部47が、その全長に亘って収容空間15の内面に対して当接または接近して対向している。したがって、押え部43a〜43dが、支持板41を支点として後方へ傾くように変位しようとしても、当接縁部47と収容空間15の内面との干渉によって規制される。したがって、押え部43a〜43dは、確実にゴム栓30,31を押さえ付けて正規の位置に位置決めすることができる。
なお、ハウジング10の後端部に取り付けられる電線カバーによって、各押え部43a〜43dの延出端部を後方から押圧してもよい。このようにすれば、押え部43a〜43dの後方(ゴム栓30,31から離間する方向)への変位が、より確実に規制されるので、ゴム栓30,31を、より確実に押さえ付けることができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)個別ゴム栓用押え部は、櫛形に限らず、格子状でもよい。
(2)一括ゴム栓用押え部は、櫛形に限らず、格子状でもよい。
(3)一括ゴム栓用押え部の変位を規制するロック部を設けてもよい。
(4)ゴム栓ホルダとハウジングをヒンジによって連結してもよい。
実施形態1の背面図 ハウジングの背面図 個別ゴム栓によるシール構造をあらわす断面図 一括ゴム栓によるシール構造をあらわす断面図 平面図 ハウジングの断面図 ゴム栓ホルダの背面図 ゴム栓ホルダの底面図
符号の説明
10…ハウジング
25A…第1端子金具(一方の端子金具)
25B…第2端子金具(他方の端子金具)
30…個別ゴム栓
31…一括ゴム栓
32…貫通孔
40…ゴム栓ホルダ
43a,43b…個別ゴム栓用押え部
43d…一括ゴム栓用押え部
44…ロック部

Claims (2)

  1. ハウジングと、
    前記ハウジング内に挿入される2種類の端子金具と、
    前記ハウジングに取付け可能であり、前記2種類の端子金具のうち一方の端子金具に接続された電線に対して個別に外嵌される個別ゴム栓と、
    前記ハウジングに取付け可能であり、前記2種類の端子金具のうち他方の端子金具に接続された電線を貫通させる貫通孔が複数形成されている一括ゴム栓と、
    前記ハウジングに取付け可能であり、前記個別ゴム栓に対して前記ハウジングからの離脱規制状態に当接可能な個別ゴム栓用押え部と、前記一括ゴム栓に対して前記ハウジングからの離脱規制状態に当接可能な一括ゴム栓用押え部とが一体に形成されたゴム栓ホルダとを備えていることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記ホルダには、前記個別ゴム栓用押え部またはその近傍に配置され、前記ハウジングに係止することで前記個別ゴム栓用押え部が前記ハウジングに対して変位することを規制するロック部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
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