JP2008276526A - 産業用機器のプログラム開発支援装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 サポートソフト毎に利用できる変数のデータ型が異なっているような場合であっても、一方のサポートソフトから他方のサポートソフトへと変数を簡単に流用することができ、しかも流用を相互に繰り返した場合にも、データ型情報が欠落することがないようにしたプログラム開発支援装置を提供すること。
【解決手段】 機種判定手段により判定されたプログラマブル機器の機種に応じて、既知の項目削除処理やアドレスプレフィクス変換処理等のフォーマット修正処理を施すことにより、登録要求に係る変数テーブルのフォーマットを自機に相当するプログラム機器の変数テーブルのフォーマットと整合させるフォーマット修正手段と、フォーマット修正手段によりフォーマット整合された変数テーブルに含まれる変数を自機の変数テーブルに書き込むテーブル書き込み手段とを具備する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、例えばプログラマブル・コントローラ(以下、PLCと言う)やプログラマブル表示器(以下、PT(プログラマブル・ターミナルの略)という)等に代表される産業用機器のプログラム開発に供されるプログラム開発支援装置に関する。
本発明の背景技術を説明する前に、以下の理解を容易とするために、先ず、幾つかの技術用語(「サポートソフト」、「PLC用制御プログラム作成ソフト」、「PT用画面作成ソフト」、「アドレス」、「変数」、「変数テーブル」)についての定義を明らかとする。
「サポートソフト」とは、PLCやPTなど、産業用装置に対してプログラムや画面データの作成や転送、設定の変更などを行なうためのソフトウェアの総称を意味している。
「PLC用制御プログラム作成ソフト」とは、PLCを動作させるための制御プログラムの作成や転送、PLCの設定の変更などを行なうためのサポートソフトのことを意味している。
「PT用画面作成ソフト」とは、制御装置のユーザインタフェースを提供するための装置(例えば、PT等)の上で表示されるべき画面の作成や転送、装置の設定の変更などを行なうためのサポートソフトのことを意味している。
「アドレス」とは、PLCの内部メモリの物理的な位置を示す文字列(例: 0.01, D10, W100.12)を意味している。
「変数」とは、名称とアドレスの対応付けを定義したデータのことを意味している。変数をあらかじめ定義しておくと、アドレス入力の代わりに変数の名称で制御プログラムや画面の作成を行なうことができ、アドレスを意識することなく、実際の機器のイメージで作成することができる。変数は、「名称」、「データ型」、「アドレス」、及び「コメント」からなる4つの要素を含んで構成されている。
「変数テーブル」とは、定義済みの変数が格納されたリストのことを意味している。

この種のプログラム開発支援装置において、変数を取り扱うことのできるサポートソフトとしては、PLC用制御プログラム作成ソフトやPT用画面作成ソフト等が存在する(例えば、特許文献1参照)。ユーザはPLCとPTとを用いたシステムを設計するときに、両サポートソフト間で共通の変数を使用することにより、開発工数の削減を図ることができる。
ところが、PLC用制御プログラム作成ソフト上で扱うことが可能な変数のデータ型とPT用画面作成ソフト上で扱うことが可能な変数のデータ型とは必ずしも一致しない。現状では、PLC用制御プログラム作成ソフトは、PT用画面作成ソフトで扱うことのできるデータ型のすべてを扱うことができるが、PT用画面作成ソフトでは取り扱うことができない独自のデータ型も扱うことができるようになっている。
これは、個々のサポートソフト毎の単なる任意の取り決めではなくて、製造ライン上の各種入出力機器の実際の制御に係るPLC用制御プログラムと精々操作ボタンや表示器の信号を取り扱うに過ぎないPT用画面とでは、取り扱うアドレス空間の規模やデータのビット長が異なる等の装置特有の理由に基づくものである。
そのため、プログラム開発支援装置上において、PT用画面作成ソフトからPLC用制御プログラム作成ソフトへと変数をコピーしたい場合には、プログラム開発支援装置を構成するパソコンのOSに組み込まれた所謂コピー&ペースト(またはドラッグ&ドロップ)機能を利用することで、これを1アクションで簡単に行うことができたが、その反対方向へのコピーについては、これを許すとすれば、取り扱えないデータ型が含まれることで、動作不能なPT用画面が作成されたり、逆に、必要なデータ型が抹消されて、本来とは異なるPT用画面が生成される等を防止するために、そのようなコピーを禁ずるので通例であった。
もっとも、PLC用制御プログラム作成ソフト上でのみ扱える独自のデータ型を扱えないことを理由して、PT用画面作成ソフトでそのような独自のデータ型を有する変数を含む変数テーブルを一切作成できないとすれば、不便極まりない。
そのため、このような場合には、PT用画面作成ソフト上においては、そのような独自のデータ型を有する変数については、当該PT用画面作成ソフトで扱うことの可能なデータ型の中で、その独自のデータ型にもっとも近い別のデータ型で仮に記述しておき、その後、PT用画面作成ソフト上において作成された変数テーブルを、一旦スプレッドシートやテキストエディタにコピー&ペースト(またはドラッグ&ドロップ)した上で、ユーザが手作業でPLC用制御プログラム作成ソフト用のフォーマットに書き換えたのちに、PLC用プログラム作成装置へとコピーすることで、PT用画面作成ソフトからPLC用制御プログラム作成ソフトへと間接的に流用すると言った操作手順が採用されていた。

上述の技術的背景について、以下に、プログラム開発支援装置における具体的な操作手順例を挙げて、より詳細な説明を行う。

[第1従来例(変数を上書きしない場合)]
ユーザは、PT用画面作成ソフトで定義した変数をPLC用制御プログラム作成ソフトでも流用して、制御プログラム内で使用したい場合がある。このような場合、プログラム開発支援装置における以下の操作手順により変数の流用を行なうことができる。
先ず、最初のステップとして、ユーザは、PT用画面作成ソフトSFT1の変数テーブルTB1上で変数を定義し、キーボードまたはマウス操作により変数を選択状態にし、コピー操作を行う(図17矢印A11)。このコピー操作により、コピーバッファCBには、図17に示されるように、タブ区切りテキストの形式でコピーした変数が格納される。なお、図17において、変数テーブルTB1内の各行はそれぞれ1つの変数を表し、各列は以下の内容を示している。

1列目: ホスト(PTやPLCなど、どの機器のアドレスを示す変数か)
2列目: 名称(変数を一意に表す文字列)
3列目: タイプ(ビット、ワード、整数、実数など、変数のデータ長や用途を表す)
4列目: アドレス種別(内部メモリの物理的な位置を示す文字列)
5列目: I/Oコメント(変数のコメント)

次のステップとして、ユーザは、キーボードまたはマウス操作により、スプレッドシート(SS)上でコピーバッファ(CB)からのペーストを行なう(図18矢印A12参照)。その後、PLC用制御プログラム作成ソフトに不必要なホスト(1列目)を削除し、アドレスをPLC用制御プログラム作成ソフト(SFT2)に合わせて変更する(「WR」→「W」,「DM」→「D」)(図18矢印A13参照)。

次のステップとして、ユーザは、キーボードまたはマウス操作により、全体を選択状態にし、コピー操作を行う(図19矢印A14参照)。このコピー操作により、コピーバッファ(CB)には、図19に示されるように、タブ区切りテキストの形式でコピーした修正済みの変数が格納される。

次のステップとして、ユーザは、キーボードまたはマウス操作により、全体を選択状態にしてPLC用制御プログラム作成ソフト(SFT2)の変数テーブル(TB2)にコピー&ペーストする。これにより、PLC用制御プログラム作成ソフト(SFT2)上に新たに変数が追加される(図20矢印A15,16参照)。

[従来例(変数を上書きする場合)]
ユーザは、PT用画面作成ソフトとPLC用制御プログラム作成ソフトの両方で共通に利用している(すでに流用済みの)変数に対して、一方のサポートソフトで行なった変数の修正を他方のサポートソフトの変数へ反映したい場合がある。このような場合、PT用画面作成ソフトとPLC用制御プログラム作成ソフトでは、扱うことのできる変数の型(タイプ)が異なるため、同じ変数であっても異なる型で登録している。

例えば、PT用画面作成ソフトで扱うことのできるデータ型が、

・BOOL (1bit)
・CHANNEL (16bit)

PLC用制御プログラム作成ソフトで扱うことのできるデータ型が、

・BOOL (1bit)
・CHANNEL (16bit)
・DWORD (32bit)

である場合のように、上書き元と上書き先とで扱えるデータ型が異なる場合がある。
このような場合、対象となる変数の上書き元及び上書き先のデータ型が、いずれも両方のサポートソフトで扱うことのできるデータ型だった場合には、ユーザが意図した変更であると考えられるから、次のように、上書きをする。

・BOOL型変数をCHANNEL型変数で上書き → CHANNEL型に変更
・CHANNEL型変数をBOOL型変数で上書き → BOOL型に変更

また、対象となる変数の上書き元のデータ型が上書き先で扱うことのできないデータ型だった場合には、次のように、最も近い型に変更して上書きする。

・BOOL型変数をDWORD型変数で上書き → CHANNEL型に変更

また、対象となる変数の上書き先のデータ型が上書き元で扱うことのできないデータ型だった場合には、上書き先のデータ型を残しておきたい可能性が高いので、次のように、上書き先のデータ型のままとする(上書き元のサポートソフトはDWORDを扱うことができず、仕方なくCHANNELで登録している)。

・DWORD型変数をCHANNEL型変数で上書き → DWORD型変数のまま

上述の場合、プログラム開発支援装置における以下の操作手順により変数の流用を行なうことができる。
先ず、最初のステップとして、ユーザは、PT用画面作成ソフト(SFT1)の変数テーブル(TB1)で変数の内容を修正し、キーボードまたはマウス操作により変数を選択状態にしてコピー操作を行う(図21矢印A21参照)。このコピー操作により、コピーバッファ(CB)には、図21に示されるように、タブ区切りテキストの形式でコピーした変数が格納される。なお、図21において、変数テーブル(TB1)内の各行はそれぞれ1つの変数を表し、各列は以下の内容を示している。

1列目: ホスト(PTやPLCなど、どの機器のアドレスを示す変数か)
2列目: 名称(変数を一意に表す文字列)
3列目: タイプ(ビット、ワード、整数、実数など、変数のデータ長や用途を表す)
4列目: アドレス種別(内部メモリの物理的な位置を示す文字列)
5列目: I/Oコメント(変数のコメント)

次のステップとして、ユーザは、スプレッドシート(SS)でコピーバッファ(CB)からのペーストを行なう(図22矢印A22参照)。その後、PLC用制御プログラム作成ソフトに不必要なPLC名(1列目)を削除し、アドレスをPLC用制御プログラム作成ソフトに合わせて変更する(WR→W, DM→D)。また、PLC用制御プログラム作成ソフト上で定義されている変数の型が変更されないように、ユーザはCHANNELをDWORDに変更する(図22矢印A23参照)。
次のステップとして、ユーザは、キーボードまたはマウス操作により、全体を選択状態にしてコピー操作を行う(図23矢印A24参照)。このコピー操作により、コピーバッファ(CB)には、図23に示されるように、タブ区切りテキストの形式でコピーした変数が格納される。
次のステップとして、ユーザは、コピーブァッファ(CB)からPLC用制御プログラム作成ソフト(SFT2)の変数テーブル(TB2)へとペースト処理を行う(図24矢印A25参照)。これにより、変数テーブル上の変数が変更される(図24矢印A26参照)。
なお、以上の処理において、ラダーウィンドウ上のラダー記号を作画ウィンドウにドラッグ&ドロップすることでラダー記号に関する変数名をコピーすることは従来より知られている(例えば、特許を文献1参照)。
特開2001−75616号公報
上述の例からも明らかなように、PLC用制御プログラム作成ソフトとPT用画面作成ソフトでは、変数をコピーバッファへ出力するテキストフォーマットが異なる。そのため、ユーザはスプレッドシートやテキストエディタを用いて、手作業で各サポートソフト用の変数に合わせて変換を行なっていた。
PLC用制御プログラム作成ソフトには、PT用画面作成ソフトでは利用できない型が存在する(ここではDWORD型)。そのため、例えば、32bit長のデータを扱うための変数を両方のサポートソフトで共通の変数として使用したい場合(ここではCurrentValue)、PLC用制御プログラム作成ソフトではDWORD型、プログラマブル表示器用画面作成ソフトではCHANNEL型で定義しておく必要がある。
この場合、PT用画面作成ソフトの変数CurrentValue(CHANNEL型)をPLC用制御プログラム作成ソフトの変数CurrentValue(DWORD型)に単純に上書きしてしまうと、PLC用制御プログラム作成ソフトの変数CurrentValueはCHANNEL型に変更されてしまう。
この変更は、あくまでサポートソフト間で扱うことのできる型が異なることにより発生した変更であり、ユーザの意図した変更ではない。そのため、このようなサポートソフト間の型の不整合によって生じてしまう変更を防ぐため、ユーザは目視でそれぞれのサポートソフトの変数の型をチェックし、変更が発生しないようにスプレッドシート上で型を変更せねばならないと言う問題点があった。
この発明は、このような従来の問題点に着目してなされたものであり、その目的とするところは、サポートソフト毎に利用できる変数のデータ型が異なっているような場合であっても、一方のサポートソフトから他方のサポートソフトへと変数を簡単に流用することができ、しかも流用を相互に繰り返した場合にも、データ型情報が欠落することがないようにしたプログラム開発支援装置を提供することにある。
この発明のさらに他の目的並びに作用効果については、明細書の以下の記述を参照することにより、当業者であれば容易に理解されるであろう。
上述の技術的課題は、以下の構成を有するプログラム開発支援装置により解決することができる。すなわち、このプログラム開発支援装置は、所定フォーマットの変数テーブルにより定義されたデータ型を有する変数をアドレスとして使用可能とされたプログラム言語で記述された動作プログラムに基づいて動作するプログラマブル機器の動作プログラムを開発するために使用される。
このプログラム開発支援装置は、変数テーブルの登録要求を受け付けるための登録要求受付手段と、登録要求受付手段により変数テーブルの登録要求が受け付けられるのに応答して、その変数テーブルがどの機種のプログラマブル機器のものであるかを既知の特徴に基づいて判定する機種判定手段と、機種判定手段により判定されたプログラマブル機器の機種に応じて、既知の項目削除処理やアドレスプレフィクス変換処理等のフォーマット修正処理を施すことにより、登録要求に係る変数テーブルのフォーマットを自機に相当するプログラム機器の変数テーブルのフォーマットと整合させるフォーマット修正手段と、フォーマット修正手段によりフォーマット整合された変数テーブルに含まれる変数を自機の変数テーブルに書き込むテーブル書き込み手段とを具備して構成される。
このような構成によれば、サポートソフト毎に利用できる変数のデータ型が異なっているような場合であっても、一方のサポートソフトから他方のサポートソフトへと変数を簡単に流用することができる。
好ましい実施の形態にあっては、テーブル書き込み手段による書き込みに先立って、その変数と同一の変数が自機の変数テーブルに存在するか否かを判定する変数既存判定手段と、変数既存判定手段により同一変数が存在しないと判定されるときに限り、フォーマット修正後の変数を変数テーブルに書き込む、ようにしてもよい。
このような構成によれば、変数既存判定手段により同一変数が存在しないと判定されるときに限り、フォーマット修正後の変数を変数テーブルに書き込まれるから、いずれかの変数が不用意に書き換えられる虞を未然に防ぐことができる。
好ましい実施の形態にあっては、変数を共用可能とされた1以上の機種のプログラマブル機器のそれぞれ毎に、その機種の変数テーブルで扱うことができるデータ型リストを記憶するデータ型リスト記憶手段と、データ型リスト記憶手段に記憶されたデータ型リストを参照することにより、その登録要求に係る変数のデータ型が自機の変数テーブル上でも扱うことのできるデータ型か否かを判定する両用データ型判定手段とを有し、変数既存判定手段により同一変数が存在すると判定されるときには、両用データ型判定手段により自機の変数テーブル上でも扱うことのできるデータ型であると判定されるときに限り、フォーマット修正後の変数を変数テーブルに上書き方式により書き込むようにしてもよい。
このような構成によれば、真の変更を意図した変数に限って変数テーブルへの上書き方式による書き込みを無条件で許容することにより、同一変数が存在する場合であっても、安心して自動的に上書きを行わせることができる。
好ましい実施の形態にあっては、変数既存判定手段により同一変数が存在すると判定され、かつ両用データ型判定手段により自機の変数テーブル上では扱うことのできないデータ型であると判定されるときには、当該変数を上書き方式で書き込むか否かをユーザに問い合わせる問い合わせ手段と、問い合わせ手段による問い合わせの結果、ユーザから上書き方式を希望する旨の回答があったときには、その変数のデータ型を変更することなく、自機の変数テーブルへの上書き方式による書き込みを行うのに対して、ユーザから上書き方式を希望しない旨の回答があったときには、その変数のデータ型を自機の該当する変数のデータ型と同一のデータ型に書き換えたのち、上書き方式による書き込みを行うデータ型選択式の書き込み手段とを具備する、ようにしてもよい。
このような構成によれば、両変数テーブル間で通用するデータ型が存在しないために、たまたま、もつとも近いデータ型に仮に決めておいたような場合であっても、上書き処理に先立って、上書きの要否がユーザに問い合わされるため、不用意に上書きが行われて、本来のデータ型が消失する虞を未然に防ぐことができる。
なお、好ましい実施形態においては、自機が対象とするプログラマブル機器がプログラマブル・コントローラであり、登録要求に係る変数テーブルの対象とするプログラマブル機器がプログラマブル表示器である。
この発明によれば、サポートソフト毎に利用できる変数のデータ型が異なっているような場合であっても、一方のサポートソフトから他方のサポートソフトへと変数を簡単に流用することができ、しかも流用を相互に繰り返した場合にも、データ型情報が欠落することがないようにしたプログラム開発支援装置を提供することができる。
以下に、本発明に係るプログラム開発支援装置の好適な実施の一形態を添付図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明に係るプログラム開発支援装置(以下、単に、「開発支援装置」と称する)のシステム構成図が図1に示されている。図示の開発支援装置1は、PLCの制御プログラム(PG1,PG2,PG3・・・)とPTの画面データ(ID1,ID2,ID3・・・)の作成を支援するように構成したものであるが、本発明の適用はこれに限定されるものではなく、その他変数テーブルを有する2以上の任意のソフト間において広く適用が可能である。
同図に示されるように、この例における開発支援装置1は、所謂パソコンの基本構成を利用して実現されるものであり、そのハードウェアとしては、装置全体を統括制御するCPU11と、ワーキングエリアなどとして使用されるRAM12と、ヒューマンマシンインタフェースとして機能する表示部13と、キーボード14aやマウス14b等により構成される入力部14と、ハードディスク等により構成される記憶装置15とを含んでいる他、パソコンとしての機能を実現するための汎用オペレーティングシステムが組み込まれ、このオペレーティングシステムにより、RAM12上には、コピーバッファCBが提供されている。
また、同図に示されるように、記憶装置15内には、PT用画面作成ソフトSFT1と、PLC用制御プログラム作成ソフトSFT2と、PLC用制御プログラム作成ソフトで作成した制御プログラム(PG1,PG2,PG3・・・)と、それらのプログラム内の変数テーブルTB2と、変数テーブルTB2で定義された変数(F)と、PT用画面作成ソフトSFT1で作成した画面データ(ID1,ID2,ID3・・・)と、それらの画像データ内の変数テーブルTB1と、画面データ内の変数テーブルで定義された変数(F)とが格納されている。
次に、以上の構成よりなるプログラム開発支援装置1を使用して、PT用画面ソフトとPLC用制御プログラム作成ソフトとの間において、変数を流用する場合におけるユーザ操作乃至装置の動作を、変数を上書きする場合と変数を上書きしない場合とに分けて詳細に説明する。
[1]変数を上書きしない場合
本発明に係るPLC用制御プログラム作成ソフトSFT2には、ユーザがPT用画面作成ソフトSFT1の変数を直接にPLC用制御プログラム作成ソフトSFT2へコピー&ペースト(またはドラッグ&ドロップ)できる仕組みが組み込まれている。すなわち、この仕組みは、コピーバッファから受け取ったデータがPT用画面作成ソフトの変数かどうかを解析し、PT用画面作成ソフトの変数だと判断した場合はフォーマットの変換処理を行ない、変数を上書きしない場合には、変換した結果を変数テーブルにそのまま反映するものである。以下、上述の仕組みを前提として、ユーザ操作と装置側の処理とを互いに関連づけながら詳細に説明する。
先ず、最初のステップとして、ユーザは、PT用画面作成ソフトSFT1の変数テーブルTB1上で変数を定義し、キーボードまたはマウス操作により、変数を選択状態にし、コピー操作を行う(図2矢印A31)。このコピー操作により、コピーバッファCBには、図2に示されるように、タブ区切りテキストの形式でコピーした変数が格納される。なお、図2において、変数テーブルTB1内の各行はそれぞれ1つの変数を表し、各列は以下の内容を示している。

1列目: ホスト(PTやPLCなど、どの機器のアドレスを示す変数か)
2列目: 名称(変数を一意に表す文字列)
3列目: タイプ(ビット、ワード、整数、実数など、変数のデータ長や用途を表す)
4列目: アドレス種別(内部メモリの物理的な位置を示す文字列)
5列目: I/Oコメント(変数のコメント)

次のステップとして、ユーザは、PLC用制御プログラム作成ソフトSFT2の変数テーブルTB2でコピーバッファCBからのペースト処理を行なう(図3矢印A32参照)。
PLC用制御プログラム作成ソフトSFT2は、
a)PT用画面作成ソフトSFT1のアドレスプレフィクス(WR,DMなど)のリスト(以下、「画面作成ソフト用アドレスプレフィクスリスト」と言う)LST1と、
b)PT用画面作成ソフトSFT1で扱うことのできるデータ型のリスト(以下、「画面作成ソフト用タイプリスト」と言う)LST2と、
c)PT用画面作成ソフトSFT1とPLC用制御プログラム作成ソフトSFT2との間におけるアドレスプレフィクスのアドレスプレフィクス変換対応表(DM−D, WR−W, など、以下アドレスプレフィクス変換対応表)TB3と、を保持している。
そして、コピーバッファCBから受け取ったデータがPT用画面作成ソフトSFT1の変数か否かを以下の基準1)〜3)で判断する。

1)1行目が5列存在するかどうか
2)1行目の3列目が画面作成ソフト用タイプリストに存在するかどうか(プログラマブル表示器用画面作成ソフトで扱うことができる型かどうか)
3)1行目の4列目の先頭が画面作成ソフト用アドレスプレフィクスリストに存在するかどうか(プログラマブル表示器用画面作成ソフトで表現されるアドレスかどうか)

コピーバッファCBから受け取ったデータがPT用画面作成ソフトSFT1の変数だと判断した場合、PLC用制御プログラム作成ソフトSFT2は、所定のバッファメモリBMにおいて、PLC名(1列目)を削除し、アドレスをアドレスプレフィクス変換対応表を用いて変更する(WR→W, DM→D)(図3参照)。
次のステップとして、制御プログラム作成ソフトSFT2は、バッファメモリBM上で変換したデータを1行ずつ取り出し、変数テーブルTB(1)上に同じ変数が存在するかどうかをチェックする。この例の場合には、変数テーブルTB(1)上に同じ変数は存在しないため、変数テーブルTB(2)上には、新たに変数(この例では、StartBth,CurrentValue)が追加される(図4参照)。
[1]変数を上書きする場合
PLC用制御プログラム作成ソフトSFT2は、PT用画面作成ソフトSFT1で扱うことのできるデータ型をすべて扱うことができ、さらにPLC用制御プログラム作成ソフトSFT2独自のデータ型も持っている。したがって、PLC用制御プログラム作成ソフトSFT2独自の型を持つ変数を上書きする場合、ユーザはデータ型の変更を意図していない可能性が高い。そこで、このような場合には、PLC用制御プログラム作成ソフトSFT2は、ユーザにデータ型を変更するかどうかを問い合わせる仕組みが組み込まれている。逆に、PLC用制御プログラム作成ソフトSFT2の変数がPT用画面作成ソフトSFT1で扱えるデータ型だった場合、データ型が異なっていたらユーザの意図した変更と判断し、データ型の変更を行なう仕組みが組み込まれている。以下、上述の仕組みを前提として、ユーザ操作と装置側の処理とを互いに関連づけながら詳細に説明する。
先ず、最初のステップとして、ユーザは、PT用画面作成ソフトSFT1の変数テーブルTB1上で変数を定義し、キーボードまたはマウス操作により、変数を選択状態にし、コピー操作を行う(図5矢印A41)。このコピー操作により、コピーバッファCBには、図5に示されるように、タブ区切りテキストの形式でコピーした変数が格納される。
次のステップとして、ユーザは、PLC用制御プログラム作成ソフトSFT2の変数テーブルTB2上でコピーバッファCBからのペースト処理を行なう(図6矢印A42参照)。
PLC用制御プログラム作成ソフトSFT1は、a)画面作成ソフト用アドレスプレフィクスリストLST1と、b)PT用画面作成ソフトSFT1で扱うことのできる型のリスト(以下、画面作成ソフト用タイプリスト)LST2と、c)アドレスプレフィクス変換対応表TB3とを保持している。そして、コピーバッファCBから受け取ったデータがPT用画面作成ソフトSFT1の変数かどうかを以下の基準で判断する。

1)1行目が5列存在するかどうか
2)1行目の3列目が画面作成ソフト用タイプリストLST2に存在するかどうか(PT用画面作成ソフトSFT1で扱うことができる型かどうか)
3)1行目の4列目の先頭が画面作成ソフト用アドレスプレフィクスリストLST1に存在するかどうか(PT用画面作成ソフトSFT1で表現されるアドレスかどうか)

コピーバッファCBから受け取ったデータがPT用画面作成ソフトSFT1の変数だと判断した場合、PLC用制御プログラム作成ソフトSFT2は、所定のバッファメモリBM上において、PLC名(1列目)を削除し、アドレスをアドレスプレフィクス変換対応表を用いて変更する(WR→W, DM→D)。つまり、ユーザが、コピーバッファCBからPLC用制御プログラム作成ソフトSFT2の変数テーブルTB2にペーストすると、PLC用制御プログラム作成ソフトSFT2は、PLC名(1列目)を削除し、アドレスをPLC用制御プログラム作成ソフトSFT2に合わせて変更する(WR→W,DM→D)(図6参照)。
次のステップとして、PLC用制御プログラム作成ソフトSFT2は、先のステップでバッファメモリBM上で変換したデータを1行ずつ所定のレジスタRGに取り出し、変数テーブルTB2(1)(図8参照)上に同じ変数が存在するかどうかをチェックする(図7参照)。
この例にあっては、1行目の変数はTB2(1)上に同じ変数が既に存在し、しかもPLC用制御プログラム作成ソフトSFT2上で定義されている変数のデータ型(BOOL)は、PT用画面作成ソフトSFT1で扱うことのできるデータ型のため、PLC用制御プログラム作成ソフトSFT2は通常の上書きダイアログ(案内表示I)を表示し(図9参照)、ユーザにデータ型を上書きするかどうかを問い合わせる。ここで、ユーザが「はい」を選択した場合には、1行目の変数を変数テーブルTB2へと上書きすることにより反映する(図8TB2(2)参照)。
この例にあっては、2行目の変数もTB2(1)上に同じ変数が既に存在し、PLC用制御プログラム作成ソフトSFT2上で定義されている変数の型(DWORD)は、PT用画面作成ソフトSFT1で扱うことのできない型のため、PLC用制御プログラム作成ソフトSFT2はデータ型を上書きするかどうかを確認するダイアログ(案内表示II)を表示し(図10参照)、ユーザにデータ型を上書きするかどうかを問い合わせる。ここで、ユーザがチェックボックスを選択して「はい」を選択した場合には、2行目の変数を変数テーブルTB2へと上書きするが、データ型は変更しない。これに対して、ユーザがチェックボックスを選択せずに「はい」を選択した場合には、変数を上書きし、データ型も変更する。一方、ユーザが「いいえ」を選択した場合には、変数は上書きしない(図8TB2(3)参照)。
以上説明した変数を流用する場合における動作を実現するためのPT用画面作成ソフトSFT1及びPLC用制御プログラム作成ソフトSFT2の構成を図11〜図16を参照しつつ詳細に説明する。
ユーザは、先ず、PT用画面作成ソフトSFT1の変数テーブルTB1上において、コピー操作を行う(図11、図12、ステップ101)。すると、PT用画面作成ソフトSFT1は、コピー操作に係る変数をコピーバッファCBへと格納する(図11、図12、ステップ201)。
ユーザが、PLC用制御プログラム作成ソフトSFT2の変数テーブルTB2上において、ペースト操作を行う(図11、図12、ステップ102)。すると、PLC用制御プログラム作成ソフトSFT2は、コピーバッファCBから変数を取り出す(図11、図13、ステップ301)。
PLC用制御プログラム作成ソフトSFT2は、どのサポートソフト用の変数かを例えば変数テーブルのフォーマット等に基づいて判断する(図11、図13、ステップ303)。ここで、制御プログラム作成用ソフトSFT2用の変数であると判定されれば、ステップ319へと進んで、変数テーブルTB2への登録が直ちに行われる(図11、図15、ステップ319)。
ステップ303において、画面作成ソフト用の変数であると判定されると、本発明の要部の1つである画面作成ソフト用変数変換処理への移行がなされる。この画面作成ソフト用変数変換処理では、PLC名を削除すると共に(図11、図13、ステップ304)、アドレスをアドレスプレフィクス変換対象表を用いて変換する(図11、図13、ステップ305)。
PLC用制御プログラム作成ソフトSFT2は、書き込み対象とされている変数テーブルに、先頭の行が存在するかどうかの判定を行う(図11、図13、図14、ステップ306)。ここで、先頭の行が存在しないと判定されると(図11、図14、ステップ307)、ステップ320へと進んで、直ちに処理は終了する(図11、図15)。先頭の行が存在すると判定されると(図11、図14、ステップ307)、ステップ308へと進んで、その1行目の変数を取り出す(図11、図14、ステップ308)。
PLC用制御プログラム作成ソフトSFT2は、取り出された変数と同じ変数が変数テーブルTB2内に存在するかどうかを判定する(図11、図14、ステップ309)。ここで、同じ変数が存在しないと判定されると、ステップ317へと進んで、その変数を直ちに変数テーブルTB2へ登録する(図11、図15、ステップ317)。
同じ変数が存在すると判定されると(ステップ310)、ステップ311に進んで、画面作成ソフト用タイプリストLST2と上書き先変数のデータ型を比較する(図11、図14、ステップ311)。ここで、上書き先は画面作成ソフトで利用できるデータ型であると判定されると(図11、図14、ステップ312)、ステップ317へと進んで、その変数を直ちに変数テーブルTB2へ登録する(図11、図15、ステップ317)。
上書き先は画面ソフトで利用できるデータ型ではないと判定されると(ステップ312)、本発明の要部の1つであるところの処理、すなわち、互いの変数を上書きして合っても、型情報の欠落が発生しない仕組みを実現するための処理への移行が行われる(図11、図15,図16参照)。
すなわち、PLC用制御プログラム作成ソフトSFT2は、データ型を上書きするかどうかをユーザに問い合わせる画面(案内画面I、II)を表示する(図11、図15、図ステップ313、及び図9、図10参照)。
ユーザは、データ型を上書きするかどうかを決定する(図11、図16、ステップ103)。ここで、データ型は上書きしないと決定する場合には(ステップ104)、チェックボックスをONにする(図11、図16、ステップ105)。データ型を上書きすると決定する場合には(ステップ104)、チェックボックスをOFFにする(図11、図16、ステップ106)。
すると、PLC用制御プログラム作成ソフトSFT2は、チェックボックスの状態を取得したのち(図11、図15、ステップ314)、その状態がONかOFFかの判定を行う(図11、図15、ステップ315)。ここで、チェックボックスの状態がOFFと判定されると(図11、図15、ステップ315)、ステップ317へと進んで、その変数は直ちに変数テーブルへと登録される(図11、図15参照)。これに対して、チェックボックスの状態がONと判定されると(図11、図15、ステップ315)、ステップ316へと進んで、ペーストされた変数のデータ型を上書き先と同じ型に変更する(図11、図15、ステップ316)。しかるのち、PLC用制御プログラム作成ソフトSFT2は、型を変更した変数を変数テーブルTB2へと登録する(図11、図15、ステップ317)。
このようにして、対象となる1行分の変数の登録が完了する毎に、ステップ307へと進んで、次の行が存在するかどうかの判定が行われる(図11、図14、ステップ318)。そして、次の行が存在しないと判定されるまで(ステップ307)、以上の登録に至る一連の処理が繰り返され(ステップ308〜307)、次の行が存在しなくなると(ステップ307)、ステップ320へと進んで全ての処理は終了する。
以上の実施形態に係るプログラム開発支援装置1によれば、PLC用制御プログラム作成ソフトSFT2とPT用画面作成ソフトSFT1は、変数をコピーバッファCBへ出力するテキストフォーマットが異なるが、PT用画面作成ソフトSFT1でコピー(またはマウス操作でのドラッグ)された変数を、PLC用制御プログラム作成ソフトSFT2へペースト(またはマウス操作でのドロップ)すると、コピーバッファCBの内容が解析されて、どのサポートソフト用の変数かが判断され、PLC用制御プログラム作成ソフト用のテキストフォーマットへと自動的に変換されるから、今までユーザが手作業でテキストエディタやスプレッドシート上で各サポートソフトに合わせて行なっていた変換が必要なくなり、簡単に変数を流用できるようになる。
また、PLC用制御プログラム作成ソフトSFT2には、PT用画面作成ソフトSFT1では利用できない型が存在する(ここではDWORD型)ため、PLC用制御プログラム作成ソフトSFT2でコピーしたDWORD型の変数を、PT用画面作成ソフトSFT1へコピーすると、PT用画面作成ソフトSFT1はデータ型をDWORDからCHANNEL型へ変換して登録するほかはなく、このコピー操作でPT用画面作成ソフトSFT1は、PLC用制御プログラム作成ソフトSFT2の変数を利用することができるものの、型情報の欠落が発生している。ここで、PT用画面作成ソフトの変数を編集し、PLC用制御プログラム作成ソフトSFT2へペーストして変数を上書きする場合、PLC用制御プログラム作成ソフトSFT2は、フォーマット変換を行なった後、ユーザに対して問いかけを行うことにより、型を保持してペーストできる機会が与えられるため、PLC用制御プログラム作成ソフトSFT2の変数は型情報の欠落を生ずることなく、PT用画面作成ソフトで変更した内容を反映することが可能となる。
この発明によれば、サポートソフト毎に利用できる変数のデータ型が異なっているような場合であっても、一方のサポートソフトから他方のサポートソフトへと変数を簡単に流用することができ、しかも流用を相互に繰り返した場合にも、データ型情報が欠落することがないようにしたプログラム開発支援装置を提供することができる。
本発明に係るプログラム開発支援装置のシステム構成図である。 本発明(変数を上書きしない場合)における処理手順の説明図(その1)である。 本発明(変数を上書きしない場合)における処理手順の説明図(その2)である。 本発明(変数を上書きしない場合)における処理手順の説明図(その3)である。 本発明(変数を上書きする場合)における処理手順の説明図(その1)である。 本発明(変数を上書きする場合)における処理手順の説明図(その2)である。 本発明(変数を上書きする場合)における処理手順の説明図(その3−1)である。 本発明(変数を上書きする場合)における処理手順の説明図(その3−2)である。 案内表示Iの具体例を示す説明図である。 案内表示IIの具体例を示す説明図である。 ユーザ操作と画面作成ソフト(SFT1)および制御プログラム作成ソフト(SFT2)との関係を示す統合フローチャートである。 統合フローチャートの部分拡大図(その1)である。 統合フローチャートの部分拡大図(その2)である。 統合フローチャートの部分拡大図(その3)である。 統合フローチャートの部分拡大図(その4)である。 統合フローチャートの部分拡大図(その5)である。 第1従来例における操作手順の説明図(その1)である。 第1従来例における操作手順の説明図(その2)である。 第1従来例における操作手順の説明図(その3)である。 第1従来例における操作手順(第4ステップ)の説明図である。 第2従来例における操作手順の説明図(その1)である。 第2従来例における操作手順の説明図(その2)である。 第2従来例における操作手順の説明図(その3)である。 第2従来例における操作手順の説明図(その4)である。
符号の説明
1 開発支援装置
11 CPU
12 RAM
13 表示部
14 入力部
14a キーボーード
14b マウス
15 記憶装置
BM バッファメモリ
CB コピーバッファ
GP1,GP2,GP3 制御プログラム
ID1,ID2,ID3 画面データ
LST1 画面作成ソフト用アドレスプレフィクスリスト
LST2 画面作成ソフト用タイプリスト
RG レジスタ
SS スプレッドシート
SFT1 画面作成ソフト
SFT2 制御プログラム作成ソフト
TB1 変数テーブル
TB2 変数テーブル
TB3 アドレスプレフィクスリスト変換対応表

Claims (5)

  1. 所定フォーマットの変数テーブルにより定義されたデータ型を有する変数をアドレスとして使用可能とされたプログラム言語で記述された動作プログラムに基づいて動作するプログラマブル機器の動作プログラムを開発するために使用されるプログラム開発支援装置であって、
    変数テーブルの登録要求を受け付けるための登録要求受付手段と、
    登録要求受付手段により変数テーブルの登録要求が受け付けられるのに応答して、その変数テーブルがどの機種のプログラマブル機器のものであるかを既知の特徴に基づいて判定する機種判定手段と、
    機種判定手段により判定されたプログラマブル機器の機種に応じて、既知の項目削除処理やアドレスプレフィクス変換処理等のフォーマット修正処理を施すことにより、登録要求に係る変数テーブルのフォーマットを自機に相当するプログラム機器の変数テーブルのフォーマットと整合させるフォーマット修正手段と、
    フォーマット修正手段によりフォーマット整合された変数テーブルに含まれる変数を自機の変数テーブルに書き込むテーブル書き込み手段とを具備する、ことを特徴とするプログラム開発支援装置。
  2. テーブル書き込み手段による書き込みに先立って、その変数と同一の変数が自機の変数テーブルに存在するか否かを判定する変数既存判定手段と、
    変数既存判定手段により同一変数が存在しないと判定されるときに限り、フォーマット修正後の変数を変数テーブルに書き込む、ことを特徴とする請求項1に記載のプログラム開発支援装置。
  3. 変数を共用可能とされた1以上の機種のプログラマブル機器のそれぞれ毎に、その機種の変数テーブルで扱うことができるデータ型リストを記憶するデータ型リスト記憶手段と、
    データ型リスト記憶手段に記憶されたデータ型リストを参照することにより、その登録要求に係る変数のデータ型が自機の変数テーブル上でも扱うことのできるデータ型か否かを判定する両用データ型判定手段とを有し、
    変数既存判定手段により同一変数が存在すると判定されるときには、両用データ型判定手段により自機の変数テーブル上でも扱うことのできるデータ型であると判定されるときに限り、フォーマット修正後の変数を変数テーブルに上書き方式により書き込む、ことを特徴とする請求項2に記載のプログラム開発支援装置。
  4. 変数既存判定手段により同一変数が存在すると判定され、かつ両用データ型判定手段により自機の変数テーブル上では扱うことのできないデータ型であると判定されるときには、当該変数を上書き方式で書き込むか否かをユーザに問い合わせる問い合わせ手段と、
    問い合わせ手段による問い合わせの結果、ユーザから上書き方式を希望する旨の回答があったときには、その変数のデータ型を変更することなく、自機の変数テーブルへの上書き方式による書き込みを行うのに対して、ユーザから上書き方式を希望しない旨の回答があったときには、その変数のデータ型を自機の該当する変数のデータ型と同一のデータ型に書き換えたのち、上書き方式による書き込みを行うデータ型選択式の書き込み手段とを具備する、ことを特徴とする請求項3に記載のプログラム開発支援装置。
  5. 自機が対象とするプログラマブル機器がプログラマブル・コントローラであり、登録要求に係る変数テーブルの対象とするプログラマブル機器がプログラマブル表示器である、ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のプログラム開発支援装置。
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