JP2008276519A - 電子機器 - Google Patents

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貴之 有坂
Yuji Nakajima
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Abstract

【課題】簡単な構造でキーボードを筐体に取り付けることが可能な電子機器を提供する。
【解決手段】電子機器は、筐体21と、第1の固定片31および第2の固定片32を有するとともに、第1の固定片31および第2の固定片32を介して筐体21に取り付けられるキーボード24と、を具備する。筐体21は、第1の固定片31が差し込まれる第1の受け部33と、第2の固定片32が差し込まれる第2の受け部34と、を有する。第1の固定片31および第2の固定片32は、互いに異なる方向に延びている。
【選択図】 図5

Description

本発明は、キーボードを備えた電子機器に関する。
例えば、キーボード取り付け部を有する筐体にキーボードを取り付けた電子機器が開示されている。この電子機器は、筐体と、筐体に設けられたキーボード取り付け部と、キーボード取り付け部に取り付けられたキーボードと、キーボード取り付け部の背後に装着されるバッテリと、を備えている。キーボードは、筐体に固定する際の固定部分となる複数の固定片を有している。筐体は、複数の固定片が固定される複数の受け部を有している。この固定片と、受け部とに、それぞれねじ孔が形成されている。筐体の受け部に固定片を重ね合わせた状態で、固定片と受け部とをねじで固定することにより、キーボードは、筐体に固定される。
この電子機器は、さらに、固定片と受け部とを覆い隠すためのカバーを備えている。カバーを受け部に取り付けることで、ねじの頭部を隠すようにしている。
特開2005−157789号公報
しかしながら、上記従来の電子機器のようにキーボードの固定にねじを用いると、キーボードを固定する作業が煩雑になる。また、ねじの頭部を隠すためのカバーが別途に必要となり、部品点数が増加する。
本発明の目的は、簡単な構造でキーボードを筐体に取り付けることが可能な電子機器を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明の一つの形態に係る電子機器は、筐体と、第1の固定片および第2の固定片を有するとともに、前記第1の固定片および前記第2の固定片を介して前記筐体に取り付けられるキーボードと、を具備し、前記筐体は、前記第1の固定片が差し込まれる第1の受け部と、前記第2の固定片が差し込まれる第2の受け部と、を有するとともに、前記第1の固定片および前記第2の固定片は、互いに異なる方向に延びている。
本発明によれば、簡単な構造でキーボードを筐体に取り付けることが可能な電子機器を提供できる。
以下に、図1から図8を参照して、本発明の電子機器の第1の実施形態について説明する。
図1に示すように、電子機器の一例であるポータブルコンピュータ11は、本体ユニット12と、表示ユニット13と、本体ユニット12に対して回動できるように表示ユニット13を支持するヒンジ機構14と、を備えている。表示ユニット13は、ディスプレイ15を有している。ディスプレイ15は、例えば、液晶ディスプレイで構成されている。
図1、図2、図7に示すように、本体ユニット12は、筐体21と、筐体21に設けられたキーボード取り付け部22およびパームレスト部23と、キーボード取り付け部22に取り付けられたキーボード24と、筐体21の後背部に取り付けられたバッテリユニット25と、筐体21の内部に収容されたプリント回路板26と、タッチパッド27と、ボタン28と、を有している。
筐体21は、合成樹脂により箱状に形成されている。筐体21は、上ケース21Aと、下ケース21Bとを重ね合わせて形成されている。図6に示すように、上ケース21Aにキーボード取り付け部22が形成されている。キーボード取り付け部22は、周囲の部分よりも窪んで平らに形成されている。キーボード取り付け部22の周囲に、キーボード24の第1の固定片31と第2の固定片32とが差し込まれる第1の受け部33および第2の受け部34が設けられているが、これについては後述する。なお、本実施形態では、筐体21は、合成樹脂により形成されているが、これに限定されるものではない。筐体21は、例えば、マグネシウム合金によって形成されていてもよい。
プリント回路板26は、銅製の配線層を複数積層して形成されたプリント配線板26Aと、プリント配線板26A上に実装された回路部品と、を含んでいる。
バッテリユニット25は、商用交流電源が得られない場所で使用する際の電源となるものである。バッテリユニット25は、合成樹脂性のケース25Aと、ケース25Aに収容されるバッテリ25Bと、を含んでいる。バッテリユニット25は、筐体21に対して着脱できるように固定されている。
キーボード24は、一般的なキー配列を有するもので構成されている。図3から図5に示すように、キーボード24は、フレーム35と、フレーム35上に配置された複数のキー36と、を有している。フレーム35は、金属の板金により方形に形成されている。フレーム35は、前縁部35Aと、前縁部35Aと対向する後縁部35Bと、を有している。キーボード24は、さらに、筐体21に固定する際の固定部となる第1の固定片31および第2の固定片32を有している。第1の固定片31および第2の固定片32は、フレーム35と一体に形成されている。
第1の固定片31は、略方形の爪状に形成されている。図5に示すように、第1の固定片31は、フレーム35と平行な方向に延びている。第1の固定片31は、フレーム35の一方の辺部である前縁部35Aの例えば5箇所に分離して配置されている。第1の固定片31の厚み寸法は、フレーム35の厚み寸法よりも小さくなっている。
図4と図5に示すように、第2の固定片32は、略方形の爪状に形成されている。第2の固定片32は、フレーム35の一部を折り曲げることで形成されている。第2の固定片32は、第1の固定片31とは異なる方向、つまりフレーム35と直交する方向に延びている。第2の固定片32は、フレーム35の他方の辺部である後縁部35Bの例えば2箇所に分離して配置されている。第2の固定片32は、可撓性を有しており、例えばキーボード24を筐体21のキーボード取り付け部22に装着する際に、前後に撓むことができる。第2の固定片32は、第2の受け部に引っかかる係合部を有している。本実施形態では、係合部は、円形の貫通孔37で形成されている。係合部である貫通孔37は、第2の固定片32の中央部に1つ形成されている。
一方、図2と図6に示すように、筐体21の第1の受け部33は、キーボード取り付け部22よりも手前側の位置で、キーボード取り付け部22に隣接して設けられている。第1の受け部33は、フレーム35と平行な方向に延びる第1の凹部33Aで構成されている。第1の凹部33Aは、第1の固定片31の周囲、つまり4辺を取り囲むことができる。第1の凹部33Aの隙間の寸法は、フレーム35の厚み寸法と略同等かそれよりも若干大きく形成されている。第1の固定片31が第1の凹部33Aに挿入されると、フレーム35の前縁部35Aの上下方向と左右方向の位置決めがなされる。
なお、本実施形態では、キーボード24を装着する際の前後方向のストロークを確保する観点から、第1の凹部33Aを貫通孔として形成している。このため、第1の凹部33Aを有底溝状に形成してもよい。
図6から図8に示すように、筐体21の第2の受け部34は、キーボード取り付け部22よりも奥側の位置で、キーボード取り付け部22に隣接して設けられている。第2の受け部34は、第2の凹部34Aとして形成されており、第2の凹部34Aは、キーボード取り付け部22と直交する方向に延びている。第2の凹部34Aは、第2の固定片32の周囲、つまり4辺を取り囲むことができる。第2の凹部34Aを規定する壁部は、筐体21の上ケース21Aに設けられた下垂部38と、バッテリユニット25のケース25Aと、で構成されている。
図8に示すように、第2の凹部34Aは、下垂部38から下垂部38と直交する方向に延びた突起部41を有している。突起部41は、第2の固定片32の係合部である貫通孔37の内側に嵌ることができる。第2の凹部34Aに対して第2の固定片32が差し込まれると、フレーム35の後縁部35Bは、前後方向に位置決めされる。また、これと同時に、第2の凹部34Aに設けられた突起部41が第2の固定片32の貫通孔37の内側に嵌る。これによって、フレーム35の後縁部35Bは、上下方向および左右方向に位置決めされる。
続いて、図6と図7を参照して、本実施形態のキーボード24の筐体21への取り付け作業について説明する。本実施形態では、キーボード24を筐体21に取り付ける際は、図6に示すように、まず、第1の固定片31を第1の凹部33Aに差し込むようにする。このとき、第1の固定片31の厚み寸法は、第1の凹部33Aの隙間寸法に比して小さく形成されているため、第1の固定片31を第1の凹部33Aに差し込んだまま、フレーム35を傾けた状態で保持できる。そして、第2の固定片32を第2の凹部34Aに対して差し込むようにする。このとき、第2の固定片32は、第2の凹部34Aの突起部41を乗り越えて、第2の凹部34A内に差し込まれる。このとき、図8に示すように、第2の固定片32は、後方に微小量撓んで、突起部41を乗り越えるようにする。第2の固定片32の貫通孔37に突起部41が挿入されると、第2の固定片32は、第2の凹部34Aの内側にきっちりと嵌められる。つまり、キーボード24は、第1の固定片31を第1の凹部33Aに差し込んで斜めに保持された状態から、作業者が指で押し込むことで、第2の固定片32を第2の凹部34A内に差し込むことができる。つまり、作業者は、ワンタッチでキーボード24を筐体21に固定することができる。
以上が、ポータブルコンピュータ11の第1の実施形態である。ポータブルコンピュータ11は、筐体21と、第1の固定片31および第2の固定片32を有するとともに、第1の固定片31および第2の固定片32を介して筐体21に取り付けられるキーボード24と、を具備し、筐体21は、第1の固定片31が差し込まれる第1の受け部33と、第2の固定片32が差し込まれる第2の受け部34と、を有するとともに、第1の固定片31および第2の固定片32は、互いに異なる方向に延びている。
第1の固定片31と第2の固定片32とが同一方向に延びていると、キーボード24に一定の力が加えられた場合に、キーボード24が筐体21から外れてしまう事態を生ずる。この構成によれば、キーボード24に対して一定の力が加えられた場合であっても、第1の固定片31と第2の固定片32とによって、キーボード24を筐体21に保持することができる。また、筐体21にキーボード24を固定する際には、ねじ等を用いないで第1、第2の受け部33、34に第1、第2の固定片31、32を差し込めば足りるため、キーボード24を簡単に組み付けることができる。また、ねじの頭部を隠すためのカバー等を必要としないため、部品点数を削減することができる。
この場合、キーボード24は、第1の固定片31を第1の受け部33に差し込んだ後、第2の固定片32を第2の受け部34に差し込むことで筐体21に固定される。この構成によれば、第1の固定片31によってキーボード24を筐体21に対して簡単に位置決めした状態で、第2の固定片32を第2の受け部34に差し込むことができるため、第2の固定片32の差し込みが容易になる。
この場合、キーボード24は、複数のキー36を載せこんだフレーム35を有し、第1の固定片31の厚み寸法は、フレーム35の厚み寸法よりも小さくなっている。この構成によれば、第1の受け部33に対して第1の固定片31が十分に小さくなるため、第1の受け部33に第1の固定片31を斜めに挿入することができる。これにより、キーボード24の第1の固定片31を第1の受け部33に挿入する際にキーボード24を保持しやすくなり、作業性を向上することができる。
この場合、第2の固定片32は、係合部である貫通孔37を有し、この係合部を介して第2の受け部34に引っかかる。この構成によれば、第2の受け部34に差し込んだ第2の固定片32が浮き上がってしまうことを防止することができる。
この場合、第2の固定片32および第2の受け部34のいずれか一方は、可撓性を有する。この構成によれば、第2の固定片32を第2の受け部34に差し込む際に、第2の固定片32に応力が集中したとしても、第2の固定片32を破損してしまうことを防止できる。
この場合、第1の固定片31は、フレーム35と平行な方向に延びるとともに、第1の受け部33は、第1の固定片31の周囲を取り囲む第1の凹部33Aで構成される。この構成によれば、第1の固定片31を第1の受け部33に差し込んだ状態で、キーボード24の上下、左右の位置を決定することができる。
この場合、第2の固定片32は、フレーム35と直交する方向に延びるとともに、第2の受け部34は、第2の固定片32の周囲を囲む第2の凹部34Aで構成される。この構成によれば、第2の固定片32を第2の受け部34に差し込んだ状態で、キーボード24の前後、左右の位置を決定することができる。また、第2の固定片32の係合部である貫通孔37が第2の受け部34に引っかかるようになっているため、キーボード24の上下の位置も決定することができる。
第2の凹部34Aを規定する壁部のうち少なくとも1つは、筐体21に対して着脱可能に取り付けられたバッテリユニット25で構成される。この構成によれば、バッテリユニット25によって、第2の凹部34Aを規定する壁部の一部を兼ねることができる。これにより、第2の凹部34Aを規定する壁部を筐体21のみによって形成する場合に比して、壁部が不要になる分キーボード24をポータブルコンピュータ11の後方に寄せて配置できる。これによって、パームレスト部23の面積を大きく確保することができ、キー36入力時に十分なレスト域が確保され、ポータブルコンピュータ11の操作性を向上することができる。
この場合、第1の固定片31は、フレーム35の一方の辺部である前縁部35Aに配置されるとともに、第2の固定片32は、一方の辺部に対向する他方の辺部である後縁部35Bに配置される。この構成によれば、第1の固定片31と第2の固定片32との間に十分な距離を確保することができる。すなわち、第1の固定片31と第2の固定片32との距離が近い場合に、第1の固定片31を第1の受け部33に差し込んだ状態で、第2の固定片32を第2の受け部34に差し込むには、フレーム35を大きく傾ける必要がある。このとき第1の受け部33に応力が集中するおそれがある。本実施形態では、第1の固定片31と第2の固定片32との間に十分な距離が確保されるため、キーボード24の装着時のフレーム35の傾く角度を小さくして、第1の凹部33Aに応力が集中してしまうことを防止できる。
続いて、図9を参照して、電子機器の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態の電子機器の一例であるポータブルコンピュータ51は、第2の固定片52と第2の受け部53が第1の実施形態と異なっているが、他の部分は共通している。このため、主として第1の実施形態と異なる部分について説明し、共通する箇所については共通の符号を付して説明を省略する。
第2の実施形態にかかるポータブルコンピュータ51の外観は、図1に示すものと同じである。
キーボード24は、フレーム35と、フレーム35上に配置された複数のキー36と、を有している。フレーム35は、前縁部35Aと、前縁部35Aと向かい合う後縁部35Bと、を有している。キーボード24は、フレーム35と一体に形成された第1の固定片31および第2の固定片52を有している。
第1の固定片31は、第1の実施形態のものと同形態である。第2の固定片52は、略方形の爪状に形成されている。第2の固定片52は、フレーム35の一部を折り曲げて形成され、フレーム35と直交する方向に延びている。第2の固定片52は、フレーム35の他方の辺部である後縁部35Bの例えば2箇所に分離して配置されている。第2の固定片52は、係合部を有している。第2の実施形態では、係合部は、第2の受け部53に設けられたフック部53Bが引っかかる切欠部54で形成されている。切欠部54は、第2の固定片52の左右の縁部に一対に形成されている。
一方、筐体21の第1の受け部33は、第1の実施形態と同形態に形成されている。筐体21の第2の受け部53は、キーボード取り付け部22よりも手前側の位置で、キーボード取り付け部22に隣接して設けられている。第2の受け部53は、第2の凹部53Aとして形成されており、第2の凹部53Aは、キーボード取り付け部22と直交する方向に延びている。第2の凹部53Aは、第2の固定片52の周囲、つまり4辺を取り囲むことができる。第2の凹部53Aを規定する壁部は、筐体21の上ケース21Aに設けられた下垂部38と、バッテリユニット25のケース25Aと、で構成されている。
第2の凹部53Aは、下垂部38から立ち上がったフック部53Bを有している。フック部53Bは、可撓性を有している。フック部53Bは、第2の固定片52が第2の凹部53Aに差しこまれる際に撓んで、第2の固定片52を受容することができる。また、フック部53Bは、元の位置に復元して、その先端を第2の固定片52の切欠部54に係合する。
第2の凹部53Aに対して第2の固定片52が差し込まれると、フレーム35の後縁部35Bは、前後方向に位置決めされる。また、フック部53Bが第2の固定片52の切欠部54の内側に嵌ると、フレーム35の後縁部35Bは、上下方向および左右方向に位置決めされる。
第2の実施形態において、キーボード24を筐体21に取り付ける際は、第1の固定片31を第1の凹部33Aに差し込む。次に、第2の固定片52を第2の凹部53Aに対して差し込む。このとき、第2の固定片52は、第2の凹部53Aのフック部53Bを乗り越えて、第2の凹部53A内に差し込まれる。このとき、一対のフック部53Bは、周囲に開くように微小量撓む。第2の固定片52の係合部である切欠部54にフック部53Bの先端が挿入されると、第2の固定片52は、第2の凹部53Aの内側にきっちりと嵌る。つまり、作業者は、ワンタッチでキーボード24を筐体21に固定することができる。
第2の実施形態によれば、筐体21側の第2の受け部53のフック部53Bに可撓性を持たせる場合であっても、キーボード24を筐体21にワンタッチで装着することができる。
本実施形態の筐体21およびキーボード24は、上記実施形態に示したポータブルコンピュータ11、51用に限られず、例えばデスクトップパソコンのようなその他の電子機器に対しても実施可能である。その他、電子機器は、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
第1の実施形態に係るポータブルコンピュータの斜視図。 図1に示すポータブルコンピュータの本体ユニットの上面図。 図2に示す本体ユニットのキーボードを示す上面図。 図3に示すキーボードを示す背面図。 図3に示すキーボードのF5−F5線に沿った断面図。 図2に示す本体ユニットのキーボードを取り付ける工程を示す断面図。 図2に示す本体ユニットの縦方向に沿った断面図。 図7に示す本体ユニットの第2の固定片周りを拡大した断面図。 第2の実施形態に係るポータブルコンピュータの第2の固定片周りを拡大して示す断面図。
符号の説明
11、51…ポータブルコンピュータ、21…筐体、24…キーボード、25…バッテリユニット、31…第1の固定片、32、52…第2の固定片、33…第1の受け部、33A…第1の凹部、34、53…第2の受け部、34A、53A…第2の凹部、35…フレーム、35A…前縁部、35B…後縁部、36…キー、37…貫通孔、53B…フック部
54…切欠部

Claims (9)

  1. 筐体と、
    第1の固定片および第2の固定片を有するとともに、前記第1の固定片および前記第2の固定片を介して前記筐体に取り付けられるキーボードと、
    を具備し、
    前記筐体は、前記第1の固定片が差し込まれる第1の受け部と、前記第2の固定片が差し込まれる第2の受け部と、を有するとともに、
    前記第1の固定片および前記第2の固定片は、互いに異なる方向に延びていることを特徴とする電子機器。
  2. 前記キーボードは、前記第1の固定片を前記第1の受け部に差し込んだ後、前記第2の固定片を前記第2の受け部に差し込むことで前記筐体に固定されることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記キーボードは、複数のキーを載せこんだフレームを有し、
    前記第1の固定片の厚み寸法は、前記フレームの厚み寸法よりも小さいことを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記第2の固定片は、係合部を有し、この係合部を介して前記第2の受け部に引っかかることを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
  5. 前記第2の固定片および前記第2の受け部のいずれか一方は、可撓性を有することを特徴とする請求項4に記載の電子機器。
  6. 前記第1の固定片は、前記フレームと平行な方向に延びるとともに、
    前記第1の受け部は、前記第1の固定片の周囲を取り囲む第1の凹部で構成されることを特徴とする請求項5に記載の電子機器。
  7. 前記第2の固定片は、前記フレームと直交する方向に延びるとともに、
    前記第2の受け部は、前記第2の固定片の周囲を取り囲む第2の凹部で構成されることを特徴とする請求項6に記載の電子機器。
  8. 前記第2の凹部を規定する壁部のうち1つは、前記筐体に対して着脱可能に取り付けられるバッテリユニットで構成されることを特徴とする請求項7に記載の電子機器。
  9. 前記第1の固定片は、前記フレームの一方の辺部に配置されるとともに、前記第2の固定片は、前記一方の辺部に対向する他方の辺部に配置されることを特徴とする請求項8に記載の電子機器。
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