JP2008275877A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】回収トナー量が変動した場合でも、画像濃度が不安定になるのを抑制することが可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】像担持体3上に形成された静電潜像を現像する現像手段6と、前記像担持体上に残留した転写残トナーを回収するクリーニング手段14と、前記クリーニング手段によって回収された転写残トナーを、前記現像手段によって再利用するため当該現像手段へ回収トナーとして搬送する回収トナー搬送手段と、前記回収トナー搬送手段によって前記現像手段に搬送される回収トナーの量を予測する回収トナー量予測手段と、前記回収トナー量予測手段によって予測された回収トナー量に基づいて、画像形成条件を変更する変更手段とを備える。
【選択図】図1

Description

この発明は画像形成装置に関する。
特開平10−39610号公報
最近の画像形成装置においては、ランニングコストの抑制や廃棄物の処理等の環境問題に鑑みて、感光体ドラム上に現像されたトナーのうち、用紙に転写されずに感光体ドラム上に残った転写残トナーを、クリーニング装置によって回収し、当該クリーニング装置によって回収されたトナーを、再度現像器に戻して現像工程に再利用するように構成された所謂“リクレーム方式" を採用した装置が用いられている。
ところで、かかる“リクレーム方式" を採用した画像形成装置では、それまでクリーニング装置によって回収され廃棄されていたトナーを、有効に利用することができる反面、回収されるトナーの量は、感光体ドラム上に形成されるトナー像の濃度や面積によって異なる。その結果、上記画像形成装置の場合には、クリーニング装置によって回収され、現像器に戻される回収トナーの量が安定しないため、現像器内のトナー濃度が不安定になり、トナー濃度が低下して画像欠陥が生じたり、トナー濃度が上昇してかぶり等が生じるなど、プリント上の濃度が不安定になるといった不具合が生じてしまう。
そこで、回収トナーが現像器内に供給されることによる予測できないトナー濃度の上昇を防止するために、現像器内のトナー濃度が低くなるように目標値(基準値)を補正する技術が、特開平10−39610号公報等に開示されているように既に提案されている。
この特開平10−39610号公報に係る画像形成装置は、現像器内に投入された現像剤のトナー濃度を検出する手段と、該投入された現像剤の検出出力を基準とし、以降この基準値と上記検出手段の出力信号とを比較してトナー補給を行う手段と、像担持体上の残留トナー像を除去するクリーニング手段を有するクリーニング装置と、上記クリーニング装置内に回収されたトナーを上記現像器内に戻すリサイクル手段とを有する画像形成装置おいて、上記現像器内に供給された現像剤の基準値を補正する手段を設けるように構成したものである。
しかしながら、上記従来技術の場合には、リサイクル手段によって回収トナーを現像器に戻すと、トナー濃度の目標値に一定量の補正を加えているため、回収トナー量が増加したり減少した場合には、それに応じて現像器内のトナー濃度が変動してしまうことになる。そのため、上記従来技術の場合には、プリント上の濃度が不安定になるという不具合を有していた。
そこで、この発明が解決しようとする課題は、回収トナー量が変動した場合でも、画像濃度が不安定になるのを抑制することが可能な画像形成装置を提供することにある。
すなわち、請求項1に記載された発明は、像担持体上に形成された静電潜像を現像する現像手段と、
前記像担持体上に残留した転写残トナーを回収するクリーニング手段と、
前記クリーニング手段によって回収された転写残トナーを、前記現像手段によって再利用するため当該現像手段へ回収トナーとして搬送する回収トナー搬送手段と、
前記回収トナー搬送手段によって前記現像手段に搬送される回収トナーの量を予測する回収トナー量予測手段と、
前記回収トナー量予測手段によって予測された回収トナー量に基づいて、画像形成条件を変更する変更手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置である。
また、請求項2に記載された発明は、前記現像手段内のトナー濃度を検出するトナー濃度検知手段を備え、
前記回収トナー量予測手段は、前記トナー濃度検知手段によって検知されたトナー濃度に応じて、前記現像手段に搬送される回収トナーの量を予測することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置である。
さらに、請求項3に記載された発明は、前記現像手段内のトナー濃度を検出するトナー濃度検知手段を備え、
前記回収トナー量予測手段は、前記トナー濃度検知手段によって検知されたトナー濃度が、所定の目標濃度よりも高くなった場合に、当該トナー濃度と目標濃度との差分に応じて、回収トナー量を予測することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置である。
又、請求項4に記載された発明は、前記現像手段にトナー収容容器から新しいトナーを供給するトナー供給手段と、
前記トナー濃度検知手段の出力値に基づいて前記現像手段内のトナー濃度が所定の目標濃度になるように、前記トナー供給手段による新しいトナーの供給量を制御する制御手段とを備え、
前記回収トナー量予測手段は、前記トナー供給手段が停止している状態で、前記トナー濃度検知手段によって検知されたトナー濃度が、目標濃度よりも高くなった場合に、当該トナー濃度と目標濃度との差分に応じて、回収トナー量を予測することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置である。
更に、請求項5に記載された発明は、前記像担持体上に静電潜像を形成する画像データの量を計測する画像データ量計測手段を備え、
前記回収トナー量予測手段は、前記画像データ量計測手段によって計測された画像データ量に基づいて回収トナー量を予測することを特徴とする請求項1又は3に記載の画像形成装置である。
また、請求項6に記載された発明は、前記像担持体上に静電潜像を形成する画像データの量を計測する画像データ量計測手段と、
前記画像データ量計測手段によって計測された画像データ量の累積値を算出する画像データ量累積値算出手段と、
前記画像形成装置によって画像が形成された記録シートの出力枚数を計測する出力枚数計測手段とを備え、
前記回収トナー量予測手段は、前記出力枚数計測手段によって計測された出力枚数が、所定値に達するまでは、前記画像データ量累積値算出手段によって算出された画像データ量の累積値に基づいて回収トナー量を予測することを特徴とする請求項1又は3に記載の画像形成装置である。
さらに、請求項7に記載された発明は、前記トナー供給手段の駆動量を計測する駆動量計測手段を備え、
前記回収トナー量予測手段は、前記駆動量計測手段によって計測された前記トナー供給手段の駆動量に基づいて、回収トナー量を予測することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置である。
又、請求項8に記載された発明は、前記トナー供給手段の駆動量を計測する駆動量計測手段と、
前記駆動量計測手段によって計測された前記トナー供給手段の駆動量の累積値を算出する駆動量累積値算出手段と、
前記画像形成装置によって画像が形成された記録シートの出力枚数を計測する出力枚数計測手段とを備え、
前記回収トナー量予測手段は、前記出力枚数計測手段によって計測された出力枚数が、所定値に達するまでは、前記駆動量累積値算出手段の駆動量の累積値に基づいて回収トナー量を予測することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置である。
更に、請求項9に記載された発明は、前記画像形成条件は、前記像担持体上に画像露光を施す書き込み手段の露光光量であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の画像形成装置である。
また、請求項10に記載された発明は、前記画像形成条件は、前記現像手段に印加する現像バイアスであることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の画像形成装置である。
請求項1に記載された発明によれば、本発明を適用しない場合と比較して、回収トナー量が変動した場合でも、画像濃度が不安定になるのを抑制することができる。
請求項2に記載された発明によれば、回収トナーの量を確実に予測して、本発明を適用しない場合と比較して、回収トナー量が変動した場合でも、画像濃度が不安定になるのを抑制することができる。
請求項3に記載された発明によれば、回収トナー量が増加した場合に、回収トナー量を確実に予測して、画像濃度が不安定になるのを抑制することができる。
請求項4に記載された発明によれば、回収トナー量が減少した場合であっても、現像手段内のトナー濃度を所定の目標濃度に維持しつつ、回収トナー量が増加した場合に、回収トナー量を確実に予測して、画像濃度が不安定になるのを抑制することができる。
請求項5に記載された発明によれば、画像データ量に基づいて回収トナー量を精度良く予測することができ、回収トナー量が変動した場合でも、画像濃度が不安定になるのを抑制することができる。
請求項6に記載された発明によれば、画像データ量が急激に変化した場合であっても、回収トナー量を安定して予測することができ、回収トナー量が変動した場合でも、画像濃度が不安定になるのを抑制することができる。
請求項7に記載された発明によれば、実際に供給されたトナー量に基づいて、回収トナー量を予測することができ、回収トナー量が変動した場合でも、画像濃度が不安定になるのを抑制することができる。
請求項8に記載された発明によれば、トナー供給量が急激に変化した場合であっても、回収トナー量を安定して予測することができ、回収トナー量が変動した場合でも、画像濃度が不安定になるのを抑制することができる。
請求項9に記載された発明によれば、画像濃度を確実に変更することができ、画像濃度が不安定になるのを抑制することができる。
請求項10に記載された発明によれば、画像濃度を確実かつ容易に変更することができ、画像濃度が不安定になるのを抑制することができる。
以下に、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
実施の形態1
図2はこの発明の実施の形態1に係る画像形成装置としてのモノクロのプリンターを示すものである。
図2において、1はプリンターの本体を示すものであり、このプリンター本体1の内部には、画像形成ユニットとしてのプロセスカートリッジ2が配設されている。このプロセスカートリッジ2は、ユーザーによるメンテナンス性を向上させるため、プリンター本体1に対して着脱自在に構成されており、ユーザーが容易に交換可能となっている。
上記プロセスカートリッジ2は、図1に示すように、像担持体としての感光体ドラム3を備えており、この感光体ドラム3は、金属製円筒の外周面にOPC等の光導電性材料を被覆して構成され、図示しない駆動手段によって矢印方向に沿って所定の速度で回転駆動されるようになっている。上記感光体ドラム3の表面は、帯電ロール4によって所定の電位に一様に帯電された後、書き込み装置5(図2参照)によって画像データに応じて画像露光が施され、画像データに応じた静電潜像が形成される。上記書き込み装置5は、画像データに応じてレーザー光を出射する発光素子としてのレーザーダイオード5aを備えており、このレーザーダイオード5aから出射されるレーザー光を、図示しないポリゴンミラーによって感光体ドラム3の軸方向に沿って偏向走査するとともに、図示しないf−θレンズを介して照射することにより、画像の書き込みを行うように構成されている。
上記感光体ドラム3上に形成された静電潜像は、図2に示すように、現像手段としての現像装置6によって顕像化されてトナー像となり、当該トナー像は、転写ロール7によって記録シートとしての用紙8上に転写される。この用紙8は、給紙トレイ9から所定のサイズ及び所定の材質のものが、一対の給紙ロール10によって1枚ずつ分離された状態で供給され、図示しないレジストロールを介して、感光体ドラム3の転写位置へと所定のタイミングで搬送される。
また、上記トナー像が転写された用紙8は、感光体ドラム3の表面から分離された後、定着装置11へと搬送され、当該定着装置11によって熱及び圧力で未定着トナー像が用紙8上に定着されて、排出ロール12によってプリンター本体1の上端部に設けられた排出トレイ13上に、画像面を下にした状態で排出される。
さらに、用紙8上に転写されずに感光体ドラム3の表面に残留した転写残トナーは、図1及び図2に示すように、クリーニング装置14のクリーニングブレード15によって除去され、後述するように、回収トナー搬送手段を介して現像装置6へと搬送されて、再度現像工程に使用されるようになっており、本実施の形態に係るプリンターは、所謂“リクレーム方式" を採用している。
図1は上記プロセスカートリッジの要部を示すものである。
このプロセスカートリッジ2は、図1に示すように、感光体ドラム3と、帯電ロール4と、現像装置6と、クリーニング装置14とを備えるように構成されている。現像装置6は、図1に示すように、現像ハウジング16の感光体ドラム3側に設けられた開口部17に、現像剤担持体としての現像ロール18が矢印方向に沿って回転可能に配設されており、当該現像ロール18の背面側には、現像剤21を攪拌しつつ現像ロール18へと供給する攪拌手段としての供給オーガー19が配設されているとともに、当該供給オーガー19の背面側には、仕切り板20を介して現像剤21を攪拌しつつ搬送する攪拌手段としての攪拌オーガー22が配設されている。上記現像剤21は、トナーのみからなる一成分の現像剤であっても、トナーとキャリアとからなる二成分の現像剤であってもよく、この実施の形態では、トナーとキャリアとからなる二成分の現像剤21が用いられている。
また、上記現像装置6の現像ハウジング16の背面側には、図1に示すように、現像装置6にトナーを供給するトナー収容容器としてのトナーカートリッジ23が配設されており、新しいトナーを収容したトナーカートリッジ23は、プリンター本体1の内部に配設されたカートリッジ受け24に着脱自在に装着されている。上記トナーカートリッジ23は、その底面に開閉自在に設けられた図示しないシャッターを介して、現像ハウジング16の内部にトナーを供給するトナー供給通路25と連通しており、当該トナー供給通路25の下端部は、現像ハウジング16の背面側の上端部に開口されている。さらに、上記トナー供給通路25の内部には、アジテーター等からなるトナー供給部材26が回転可能に配設されており、当該トナー供給部材26を回転駆動することにより、トナーカートリッジ23からトナー供給通路25を介して、現像装置6の現像ハウジング16の内部に、所定のタイミングで新しいトナーが供給されるように構成されている。上記トナー供給通路25及びトナー供給部材26は、現像装置6にトナーカートリッジ23から新しいトナーを供給するトナー供給手段を構成している。
上記現像装置6では、トナーカートリッジ23から供給された新しいトナーが、攪拌オーガー22によって現像ハウジング16内の現像剤21と攪拌されつつ、当該攪拌オーガー22の搬送方向の下流側に搬送されて、仕切り部材20に設けられた図示しない通路を介して供給オーガー19に受け渡され、供給オーガー19に受け渡された現像剤21は、供給オーガー19によって攪拌搬送されつつ、現像ロール18へと供給される。そして、現像ロール18へと供給された現像剤21は、層厚規制部材16aによって層厚が規制された後、現像ロール18の回転に伴って感光体ドラム3と対向する現像領域へと搬送されて、感光体ドラム3の表面に形成された静電潜像を顕像化するようになっている。
また、上記現像装置6の背面側には、図2及び図4に示すように、攪拌オーガー22に対応した現像ハウジング16の外壁面に、現像ハウジング16内の現像剤21のトナー濃度を検知するトナー濃度検知手段としてのトナー濃度センサーSが配設されており、このトナー濃度センサーSとしては、例えば、透磁率センサーが用いられる。
上記現像装置6は、図2に示すように、現像ハウジング16内の現像剤21のトナー濃度を、所定のタイミングでトナー濃度センサーSによって検知し、当該トナー濃度センサーSの出力値に基づいて、図5に示すように、現像装置6内のトナー濃度が所定の目標値に等しくなるように、トナーカートリッジ23から新しいトナーを所定のタイミングで供給するように構成されている。
トナーカートリッジ23からのトナー供給タイミングは、例えば、次のように設定されている。
この実施の形態では、上記現像装置6が駆動されている期間に、トナー濃度センサーSの出力電圧値を検知する。このトナー濃度センサーSの出力電圧値とトナー濃度の関係は、出力値大=トナー濃度低、出力値小=トナー濃度高であって、ほぼ一次線形の関係にある。そして、後述するコントロール部100は、トナー濃度センサーSの出力電圧値が大、つまりトナー濃度が低いと判断したときに、トナーカートリッジ23から新しいトナーを現像装置6に供給するが、トナーを供給するタイミングとトナーの供給量については、幾つかの方法が考えられる。
その1つは、1ページプリント出力する毎にトナー濃度センサーSによってトナー濃度を検知し、コントロール部100が目標濃度より低いと判断した場合に、目標濃度からの乖離量に応じた量のトナーを即座に現像装置6に(現像装置6が駆動されている間に)供給するものである。但し、この方法は動作が単純であるが、1ページ毎のトナー消費量 (供給量)は少ないため、トナーカートリッジ23の駆動量が微小量になってしまうことになる。トナーカートリッジ23の駆動は、モーターによって行われるが、駆動モーターには立ち上がり/立ち下がり時の駆動が不安定となるため、微小量のトナーを供給するためのモーターを駆動させると、トナーの共有量が不安定になる虞れがある。
また、他の方法は、1ページプリント出力する毎にトナー濃度センサーSによってトナー濃度を検知し、コントロール部100が目標濃度より低いと判断した場合に、目標濃度からの乖離量に応じた供給トナー量を累積的にカウントし、当該供給トナー量の累積値が一定量に達したときに、トナーを供給する方法であり、この方法が主流となっている。この方がモーターの駆動不安定によるトナーの供給不安定を抑えることができ、望ましい。
また、トナーを供給するときに、供給トナー量の累積値に応じて一気に供給する方法や、分割して数回に分けてトナーを供給する方法もある。なお、トナーの供給は、現像装置6を駆動している期間に行うのが望ましい。
さらに、上記クリーニング装置14では、図1に示すように、クリーニング装置14の内部に設けられた搬送用のオーガー27を所定のタイミングで回転駆動することにより、クリーニング装置14の内部に回収された転写残トナーを、当該クリーニング装置14の長手方向(図面に垂直な方向)の一端部へと搬送する。
なお、上記搬送用オーガー27を駆動してクリーニング装置14から回収トナーを搬送するタイミングは、感光体ドラムの駆動と同期したタイミングに設定されている。したがって、転写残トナーは、画像形成動作中は常に搬送用オーガー27及び後述する回収トナー搬送部材29を介して現像装置6へ搬送されることになるが、転写残トナーの搬送量は、画像密度により回収量が変動するため、画像密度に応じて増減することになる。
また、上記クリーニング装置14の長手方向の一端部には、図3に示すように、クリーニング装置14によって回収された転写残トナーを、再使用するために現像装置6の現像ハウジング16の内部に搬送する回収トナー搬送手段としての回収トナー搬送通路28が、クリーニング装置14の内部に連通した状態で設けられているとともに、回収トナー搬送通路28の内部には、同じく回収トナー搬送手段としての回収トナー搬送部材29が回転可能に配設されている。上記回収トナー搬送通路28の下端部は、現像ハウジング16の供給オーガー19の上方に開口28aされている。
なお、この現像ハウジング16に設けられた開口部28aは、供給オーガー19のトナー搬送方向に沿った最も下流部に対応して設けられており、回収トナー搬送通路28から現像ハウジング16の内部に供給された回収トナーは、供給オーガー19から仕切り壁20に設けられた図示しない通路を通して、攪拌オーガー22へと受け渡され、当該攪拌オーガー22によって軸方向の反対側へと搬送された後、攪拌オーガー22から仕切り壁20に設けられた図示しない通路を通して、供給オーガー19へと受け渡されるようになっている。
さらに、上記回収トナー搬送通路28の内部に設けられた回収トナー搬送部材29は、アジテーター等からなり、当該回収トナー搬送部材29を搬送用のオーガー27と同期させて回転駆動することにより、クリーニング装置14から回収トナー搬送通路28を介して、現像装置6の現像ハウジング16の内部に、所定のタイミングで回収トナーが搬送されるように構成されている。
図6はプリンターの制御回路を示すブロック図である。
図6において、100はプリンターの動作を制御するCPU等からなるコントロール部を示すものであり、このコントロール部100は、プリンターの動作を制御するプログラムやパラメータ、あるいは演算結果を記憶する記憶部101と、当該記憶部101に記憶されたプログラムやパラメータあるいは演算結果等に基づいて所定の演算処理を行う演算部102とを備えている。上記コントロール部100は、制御機能をすべて備えているものであり、例えば、回収トナー搬送部材29によって現像装置6に搬送される回収トナーの量を予測する回収トナー量予測手段と、この回収トナー量予測手段によって予測された回収トナー量に基づいて、画像形成条件を変更する変更手段としての機能を果たすように構成されている。
また、上記コントロール部100は、トナー濃度検知手段の出力値に基づいて現像手段内のトナー濃度が所定の目標濃度になるように、トナー供給手段による新しいトナーの供給量を制御する制御手段としての機能をも備えている。
さらに、上記コントロール部100は、後述する実施の形態において、像担持体上に静電潜像を形成する画像データの量を計測する画像データ量計測手段と、画像データ量計測手段によって計測された画像データ量の累積値を算出する画像データ量累積値算出手段と、画像形成装置によって画像が形成された記録シートの出力枚数を計測する出力枚数計測手段と、トナー供給手段の駆動量を計測する駆動量計測手段と、駆動量計測手段によって計測されたトナー供給手段の駆動量の累積値を算出する駆動量累積値算出手段としての機能をも備えている。
また、上記コントロール部100には、図6に示すように、画像形成動作を実行する画像形成部103と、FAX機能を実行するFAX機能部104と、プリント機能を実行するプリント機能部105と、コピー機能を実行するコピー機能部106が接続されており、当該コントロール部100によって、画像形成部103と、FAX機能部104と、プリント機能部105と、コピー機能部106とが制御されるようになっている。
上記画像形成部103には、トナー濃度センサーSが配設されており、このトナー濃度センサーSからの出力値がコントロール部100に入力されているとともに、感光体ドラム3の回転数やプリント枚数のデータが入力されている。また、上記プリント機能部105には、図示しないパーソナルコンピュータ等から送られてくる画像データが入力され、コピー機能部106には、図示しない画像読取装置から送られてくる画像データが入力され、FAX機能部104には、図示しない通信回線を介して送られてくる画像データが入力されている。
これらのFAX機能部104、プリント機能部105、コピー機能部106に送られてくる画像データも、コントロール部100に入力されており、当該コントロール部100は、画像データの画素数を逐次カウントする機能をも備えている。
以上の構成において、この実施の形態1に係るプリンターにおいては、次のようにして、回収トナー量が変動した場合でも、画像濃度が不安定になるのを抑制することが可能となっている。
すなわち、このプリンターは、図2に示すように、感光体ドラム3の表面が帯電ロール4によって所定の電位に一様に帯電された後、書き込み装置5のレーザーダイオード5aにより画像データに応じて画像露光が施され、画像データに応じた静電潜像が形成される。上記感光体ドラム3上に形成された静電潜像は、現像装置6によって顕像化されてトナー像が形成され、当該感光体ドラム3上に形成されたトナー像は、給紙トレイ9から所定のタイミングで給紙される用紙8上に、転写ロール7によって転写された後、定着装置11によって定着され、排紙トレイ13上に排出される。
そして、上記用紙8上に転写されずに感光体ドラム3上に残った転写残トナーは、クリーニング装置14のクリーニングブレード15により回収されて、クリーニング装置14の内部に蓄積された後、図1に示すように、当該クリーニング装置14の内部に配設された回収トナー搬送部材27によって、感光体ドラム3の軸方向に沿って搬送され、図3に示すように、クリーニング装置14の端部に配設された回収トナー搬送部材29によって、回収トナー搬送通路28を介して現像装置6の現像ハウジング16の内部に所定のタイミングで搬送される。
ところで、上記プリンターにおいて、画像密度の高いプリントを連続して出力した場合には、現像装置6内のトナー濃度は、図5に示すように、上昇した状態となっている。その理由は、画像密度の高いプリントを連続して出力すると、感光体ドラム3上に残留する転写残トナーの量が増加するため、回収トナーを再利用するプリンターでは、クリーニング装置14によって除去され、現像装置6へと回収される回収トナーの量が増加し、トナー濃度センサーSの検知結果に応じてトナー濃度を一定に維持する制御が行われているにも関わらず、現像装置6内のトナー濃度は上昇するからである。
なお、トナー濃度センサーSは、透磁率センサーからなり、トナー濃度が上昇すると、現像剤21の透磁率は低下するため、トナー濃度センサーSの出力値(出力電圧)は、目標値よりも低くなっている。
一方、上記プリンターにおいて、画像密度の低いプリントを連続して出力した場合には、現像装置6内に回収されるトナー量は減少するが、トナー濃度センサーSの出力に応じて、トナーカートリッジ23から新しいトナーが供給されるため、現像装置6内のトナー濃度は、図5に示すように、略一定に維持されることになる。
そこで、この実施の形態1では、コントロール部100は、図5に示すように、トナー濃度センサーSの出力値(出力電圧)と、トナー濃度制御の目標値との差をVとすると、当該トナー濃度センサーSの出力値(出力電圧)と、トナー濃度制御の目標値との差Vに基づいて、書き込み装置5が画像データに応じて感光体ドラム3の表面に画像露光を施す際に、書き込み装置5のレーザーダイオード5aを発光させる発光光量LDが、コントロール部100の演算部102によって、次式に基づいて演算される。
LD=LD0−V×K
ここで、LD0は、レーザーダイオード5aの発光光量の基準値であり、Kは所定の係数である。
なお、コントロール部100がトナー濃度センサーSの出力値(出力電圧)と、トナー濃度制御の目標値との差Vを演算するタイミングは、トナー供給部材26が停止した状態に設定されている。その理由は、トナー供給部材26によって現像装置6内にトナーが供給された後であっても、所定時間経過した後でないと、現像装置6内のトナー濃度が均一とならず、トナー濃度センサーSによって現像装置6内のトナー濃度を精度良く検知することができない虞れがあるからである。また、トナー供給部材26の停止期間中にも関わらず、トナー濃度センサーSの出力が低下(トナー濃度が上昇)するのは、クリーニング装置14からの回収トナーによるものであると予想される。したがって、このようなタイミングでトナー濃度センサーSの出力値(出力電圧)とトナー濃度制御の目標値との差Vを演算するのは、より精度良く回収トナー量を予測する上で望ましくないからである。
図7はプリント上の画像濃度を得るためのトナー濃度センサーSの出力値とレーザーダイオードの発光光量の関係を示したものである。
トナー濃度センサーSの出力電圧が低下したときには、現像装置6内の現像剤21のトナー濃度が高いことになるので、書き込み装置5のレーザーダイオード5aの発光光量を減少させるように変更することにより、図7及び図8に示すように、画像部露光によって感光体ドラム3上に形成される静電潜像の画像部電位が高くなるため、現像バイアスとの電位差が小さくなり、結果的に画像濃度が低下する方向の制御がなされ、適切なプリント上の画像濃度を得ることができる。
また、本実施の形態においては、回収トナーの量が少ない場合には、トナーカートリッジ23から新しいトナーが供給されるため、画像濃度が低下することがなく、適切なプリント上の画像濃度を得ることができる。
なお、前記実施の形態では、書き込み装置5のレーザーダイオードを発光させる発光光量LDを、トナー濃度センサーSの出力値(出力電圧)と、トナー濃度制御の目標値との差Vに基づいて演算するように構成した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、トナー濃度センサーSの出力値(出力電圧)と、書き込み装置5のレーザーダイオードを発光させる発光光量LDとの関係を、予め画像形成装置のコントロール部100にテーブルとして記憶させておき、この関係に基づいてレーザーダイオードの発光光量LDを求めるように構成しても良い。
また、前記実施の形態では、書き込み装置5のレーザーダイオードを発光させる発光光量LDを変更制御することにより、画像濃度を略一定に維持する場合について説明したが、レーザーダイオードの発光光量の変わりに、図9及び図10に示すように、現像ロールに印加する現像バイアスの電圧値を変更するように構成しても良い。
実施の形態2
図11はこの発明の実施の形態2を示すものであり、前記実施の形態1と同一の部分には同一の符号を付して説明すると、この実施の形態2では、前記像担持体上に静電潜像を形成する画像データの量を計測する画像データ量計測手段と、前記画像データ量計測手段によって計測された画像データ量の累積値を算出する画像データ量累積値算出手段と、前記画像形成装置によって画像が形成された記録シートの出力枚数を計測する出力枚数計測手段とを備え、前記回収トナー量予測手段は、前記出力枚数計測手段によって計測された出力枚数が、所定値に達するまでは、前記画像データ量累積値算出手段によって算出された画像データ量の累積値に基づいて回収トナー量を予測するように構成されている。
すなわち、この実施の形態2では、図6において、コントロール部100には、感光体ドラム3の回転数やプリント枚数のデータが入力されている。また、上記プリント機能部105には、図示しないパーソナルコンピュータ等から送られてくる画像データが入力され、コピー機能部106には、図示しない画像読取装置から送られてくる画像データが入力され、FAX機能部104には、図示しない通信回線を介して送られてくる画像データが入力されている。
上記コントロール部100には、これらのFAX機能部104、プリント機能部105、コピー機能部106に送られてくる画像データも入力されており、当該コントロール部100は、画像データの画素数を逐次カウントする機能をも備えている。
そして、上記プリンターでは、ユーザーがFAX機能部104やプリント機能部105、あるいはコピー機能部106を用いて、画像形成部103によって画像を出力する際に、出力される画像の画像密度及び画像面積に基づいて画像データ量が、コントロール部100の記憶部101に記憶される。この記憶部101には、画像データ量が記録シートの所定枚数に対応した分だけ記憶できるように構成されており、演算部102は、画像データ量の積算値を算出して、記憶部101に記憶する。上記画像データ量としては、例えば、0又は1の2階調、あるいは0〜256までの256階調で画像を形成する場合、当該階調数に応じた濃度データと、画像の面積データから算出される画像データ量が用いられる。また、0又は1の2階調の場合には、画像データ量は画像密度に対応した値となる。なお、カラー画像を形成する画像形成装置においても、同様に適用できることは勿論である。
また、上記コントロール部100は、画像データの積算値とプリント枚数から、記録シート1枚当たりの平均画像データ量をも算出する。画像データに応じて回収トナー量は変化するため、画像データを記憶しておくことによって回収トナー量を予測することが可能となる。
上記コントロール部100には、平均画像データ量に対する静電潜像形成時のレーザーダイオード5aの発光光量の関係が、予めテーブルとして記憶されており、この関係に基づいてレーザーダイオード5aの発光光量が求められる。
図11は、プリント上に所定の画像濃度を得るための平均画像データ量とレーザーダイオード5aの発光光量の関係を示すグラフである。
この図11において、平均画像データ量の値が相対的に大きい場合には、回収トナー量も多くなるため、これに伴ってレーザーダイオード5aの発光光量を低下させるとともに、平均画像データ量の値が相対的に小さい場合には、回収トナー量も少なくなるため、これに伴ってレーザーダイオード5aの発光光量を増加させることになる。
この実施の形態2において、コントロール部100は、図12に示すように、1枚の記録シート8に画像を形成してプリント出力を行うと(ステップ101)、プリント枚数に1を加算して、プリント枚数の積算値を求める(ステップ102)。
次に、コントロール部100は、プリント枚数が所定枚数を越えたか否かを判別し(ステップ103)、プリント枚数が所定枚数(予め決められてプリント枚数)を越えている場合には、最初の画像密度を記憶部101から削除し(ステップ104)、プリント枚数が所定枚数を越えていない場合には、画像密度(画像データ)を記憶部101に記憶する(ステップ105)。その後、コントロール部100は、画像密度の積算値を算出した後(ステップ106)、画像密度積算値を所定枚数で除算することにより、1枚当たりの平均画像密度を算出する(ステップ107)。
コントロール部100は、図11に示すような特性に基づき、算出された平均画像密度に応じたレーザーダイオード5aの発光光量に変更し、プリント動作が終了か否かを判別し(ステップ109)、プリント動作を終了する場合は、そのままプリント動作を終了し、プリント動作を終了しない場合は、ステップ101に戻る。
そして、コントロール部100は、次のプリント動作時に、変更された発光光量に基づいてレーザーダイオード5aの発光光量を制御するようになっている。
なお、この実施の形態2では、基本的に、像担持体上に静電潜像を形成する画像データの量を計測する画像データ量計測手段を備え、回収トナー量予測手段は、前記画像データ量計測手段によって計測された画像データ量に基づいて回収トナー量を予測するように構成されているが、像担持体上に静電潜像を形成する画像データの量は、1枚の記録シート毎に大きく異なる場合がある。これに対して、現像装置6内のトナーの濃度が目標値に対して増加するのは、画像密度の高い画像を連続してプリントした場合などであるため、上述したように、平均化された画像データに基づいて回収トナー量を予測するのが望ましい。
その他の構成及び作用は、前記実施の形態1と同様であるので、その説明を省略する。
実施の形態3
図13はこの発明の実施の形態3を示すものであり、前記実施の形態1と同一の部分には同一の符号を付して説明すると、この実施の形態3では、前記トナー供給手段の駆動量を計測する駆動量計測手段と、前記駆動量計測手段によって計測された前記トナー供給手段の駆動量の累積値を算出する駆動量累積値算出手段と、前記画像形成装置によって画像が形成された記録シートの出力枚数を計測する出力枚数計測手段とを備え、前記回収トナー量予測手段は、前記出力枚数計測手段によって計測された出力枚数が、所定値に達するまでは、前記駆動量累積値算出手段の駆動量の累積値に基づいて回収トナー量を予測するように構成されている。
すなわち、この実施の形態3では、図6において、コントロール部100には、画像形成部103が接続されており、コントロール部100からの駆動信号に基づいて、トナーカートリッジ23から現像装置65に新しいトナーが供給されるが、コントロール部100は、トナーカートリッジ23から現像装置65にトナーを供給する際におけるトナー供給部材26の駆動量(駆動時間)を計測するとともに、当該駆動量の累積値を算出するようになっている。
図13は、トナーカートリッジ23からトナーを供給するトナー供給部材26の平均駆動時間と、レーザーダイオード5aの発光光量の関係を示すグラフである。
この実施の形態3において、コントロール部100は、図14に示すように、1枚の記録シート8に画像を形成してプリント出力を行うと(ステップ201)、プリント枚数に1を加算して、プリント枚数の積算値を求める(ステップ202)。
次に、コントロール部100は、プリント枚数が所定枚数を越えたか否かを判別し(ステップ203)、プリント枚数が所定枚数(予め決められてプリント枚数)を越えている場合には、最初のカートリッジ駆動時間を記憶部101から削除し(ステップ204)、プリント枚数が所定枚数を越えていない場合には、プリントに伴うカートリッジ駆動時間を記憶部101に記憶する(ステップ205)。その後、コントロール部100は、カートリッジ駆動時間の積算値を算出した後(ステップ106)、カートリッジ駆動時間の積算値を所定枚数で除算することにより、1回当たりのカートリッジ駆動時間を算出する (ステップ207)。
コントロール部100は、図13に示すような特性に基づき、算出された平均カートリッジ駆動時間に応じたレーザーダイオード5aの発光光量に変更し、プリント動作が終了か否かを判別し(ステップ209)、プリント動作を終了する場合は、そのままプリント動作を終了し、プリント動作を終了しない場合は、ステップ201に戻る。
そして、コントロール部100は、次のプリント動作時に、変更された発光光量に基づいてレーザーダイオード5aの発光光量を制御するようになっている。
なお、この実施の形態3では、基本的に、カートリッジ駆動時間を計測する駆動時間計測手段を備え、回収トナー量予測手段は、駆動時間計測手段によって計測されたカートリッジの駆動時間は、1枚の記録シート毎に大きく異なる場合がある。これに対して、現像装置6内のトナーの濃度が目標値に対して増加するのは、画像密度の高い画像を連続してプリントした場合などであるため、上述したように、平均化されたカートリッジ駆動時間に基づいて回収トナー量を予測するのが望ましい。
その他の構成及び作用は、前記実施の形態1と同様であるので、その説明を省略する。
図1はこの発明の実施の形態1に係る画像形成装置としてのプリンターの要部を示す構成図である。 図2はこの発明の実施の形態1に係る画像形成装置としてのプリンターを示す構成図である。 図3はこの発明の実施の形態1に係る画像形成装置としてのプリンターの要部を示す構成図である。 図4は現像装置を示す斜視構成図である。 図5はトナー濃度センサーの出力を示すグラフである。 図6はこの発明の実施の形態1に係る画像形成装置としてのプリンターの制御回路を示すブロック図である。 図7はトナー濃度センサーの出力とレーザーダイオードの光量との関係を示すグラフである。 図8は露光光量と感光体ドラムの潜像電位との関係を示す模式図である。 図9はトナー濃度センサーの出力と現像バイアス電圧との関係を示すグラフである。 図10は現像バイアスと感光体ドラムの潜像電位との関係を示す模式図である。 図11は平均画像密度光量とレーザーダイオードの光量との関係を示すグラフである。 図12はこの発明の実施の形態2に係る画像形成装置としてのプリンターの動作を示すフローチャートである。 図13は平均カートリッジ駆動時間とレーザーダイオードの光量との関係を示すグラフである。 図14はこの発明の実施の形態3に係る画像形成装置としてのプリンターの動作を示すフローチャートである。
符号の説明
3:感光体ドラム(像担持体)、6:現像装置、8:用紙(記録シート)、14:クリーニング装置、23:トナーカートリッジ、26:トナー供給部材、100:コントロール部。

Claims (10)

  1. 像担持体上に形成された静電潜像を現像する現像手段と、
    前記像担持体上に残留した転写残トナーを回収するクリーニング手段と、
    前記クリーニング手段によって回収された転写残トナーを、前記現像手段によって再利用するため当該現像手段へ回収トナーとして搬送する回収トナー搬送手段と、
    前記回収トナー搬送手段によって前記現像手段に搬送される回収トナーの量を予測する回収トナー量予測手段と、
    前記回収トナー量予測手段によって予測された回収トナー量に基づいて、画像形成条件を変更する変更手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記現像手段内のトナー濃度を検出するトナー濃度検知手段を備え、
    前記回収トナー量予測手段は、前記トナー濃度検知手段によって検知されたトナー濃度に応じて、前記現像手段に搬送される回収トナーの量を予測することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記現像手段内のトナー濃度を検出するトナー濃度検知手段を備え、
    前記回収トナー量予測手段は、前記トナー濃度検知手段によって検知されたトナー濃度が、所定の目標濃度よりも高くなった場合に、当該トナー濃度と目標濃度との差分に応じて、回収トナー量を予測することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記現像手段にトナー収容容器から新しいトナーを供給するトナー供給手段と、
    前記トナー濃度検知手段の出力値に基づいて前記現像手段内のトナー濃度が所定の目標濃度になるように、前記トナー供給手段による新しいトナーの供給量を制御する制御手段とを備え、
    前記回収トナー量予測手段は、前記トナー供給手段が停止している状態で、前記トナー濃度検知手段によって検知されたトナー濃度が、目標濃度よりも高くなった場合に、当該トナー濃度と目標濃度との差分に応じて、回収トナー量を予測することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記像担持体上に静電潜像を形成する画像データの量を計測する画像データ量計測手段を備え、
    前記回収トナー量予測手段は、前記画像データ量計測手段によって計測された画像データ量に基づいて回収トナー量を予測することを特徴とする請求項1又は3に記載の画像形成装置。
  6. 前記像担持体上に静電潜像を形成する画像データの量を計測する画像データ量計測手段と、
    前記画像データ量計測手段によって計測された画像データ量の累積値を算出する画像データ量累積値算出手段と、
    前記画像形成装置によって画像が形成された記録シートの出力枚数を計測する出力枚数計測手段とを備え、
    前記回収トナー量予測手段は、前記出力枚数計測手段によって計測された出力枚数が、所定値に達するまでは、前記画像データ量累積値算出手段によって算出された画像データ量の累積値に基づいて回収トナー量を予測することを特徴とする請求項1又は3に記載の画像形成装置。
  7. 前記トナー供給手段の駆動量を計測する駆動量計測手段を備え、
    前記回収トナー量予測手段は、前記駆動量計測手段によって計測された前記トナー供給手段の駆動量に基づいて、回収トナー量を予測することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  8. 前記トナー供給手段の駆動量を計測する駆動量計測手段と、
    前記駆動量計測手段によって計測された前記トナー供給手段の駆動量の累積値を算出する駆動量累積値算出手段と、
    前記画像形成装置によって画像が形成された記録シートの出力枚数を計測する出力枚数計測手段とを備え、
    前記回収トナー量予測手段は、前記出力枚数計測手段によって計測された出力枚数が、所定値に達するまでは、前記駆動量累積値算出手段の駆動量の累積値に基づいて回収トナー量を予測することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  9. 前記画像形成条件は、前記像担持体上に画像露光を施す書き込み手段の露光光量であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の画像形成装置。
  10. 前記画像形成条件は、前記現像手段に印加する現像バイアスであることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9008554B2 (en) 2010-05-27 2015-04-14 Canon Kabushiki Kaisha Toner supplying device
JP2017009821A (ja) * 2015-06-23 2017-01-12 カシオ計算機株式会社 熱転写プリントシートの製造方法、及び、画像形成装置

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