JP2008275843A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】単一の駆動源で動作する画像形成装置において、両面反転動作を行う際に、後続紙の画像形成に影響することなく、反転動作時に発生する騒音を抑える画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成の動作開始後、モータを第1搬送速度で駆動(On)し(T401)、用紙反転機構115による用紙を反転動作が開始するとき、モータの速度を第2搬送速度に変更し(T408,T409)、反転動作の終了後に(T414)、モータの速度を第1搬送速度に戻す(T415)CPU301を備え、CPU301は、反転動作を行っている間に(T409〜T414)、後続の用紙に対する画像形成を行わないよう給紙ローラ110を制御する(T411)構成とする。
【選択図】図4
【解決手段】画像形成の動作開始後、モータを第1搬送速度で駆動(On)し(T401)、用紙反転機構115による用紙を反転動作が開始するとき、モータの速度を第2搬送速度に変更し(T408,T409)、反転動作の終了後に(T414)、モータの速度を第1搬送速度に戻す(T415)CPU301を備え、CPU301は、反転動作を行っている間に(T409〜T414)、後続の用紙に対する画像形成を行わないよう給紙ローラ110を制御する(T411)構成とする。
【選択図】図4
Description
本発明は、画像形成装置に関し、特に、電子写真プロセスにおける両面搬送動作において、駆動源の速度制御と、給紙制御に関するものである。
複写機やプリンタなどの画像形成装置は、自動両面印刷を行うために、両面搬送路と、スイッチバック部(用紙反転部)を備えることがある。近年の画像形成装置は、高速化が行われており、用紙搬送速度が高速になるにつれ、搬送時に発生する騒音が大きくなってしまう。例えば、自動両面印刷を行う際に、搬送方向を逆転させる場合、急峻に搬送方向を切りかえると、ギアの歯と歯の間に存在するバックラッシュのため、当初無負荷でスタートし、加速時にかかる負荷が増大して、脱調や騒音の原因になるおそれがある。そこで、搬送方向を反転させる場合、搬送速度を制御することにより、上記問題に対応している。
例えば、特許文献1では、スイッチバックの駆動源に印加する電圧を、正転時と反転時の場合で切りかえることにより、スイッチバック部の駆動源の速度を制御し、騒音を減らしている。
特許文献2では、通常搬送時と、スイッチバック時に使用するギアを切りかえることにより、駆動源の回転数を同一で制御しながらも、スイッチバック時の搬送速度の切りかえが可能となり、反転動作時に発生する騒音を減らしている。
特許文献3では、正転動作と反転動作を切りかえる際には、スイッチバック部を駆動するモータの速度を徐々にスローダウンし、切りかえ時に発生する騒音を防止している。
特開平05−188684号公報
特開平09−194097号公報
特開2003−219694号公報
しかし、スイッチバック部と、他の搬送路で用紙の搬送を行う搬送系(記録媒体搬送系)を同一の駆動源で構成している場合、画像形成装置本体内にある他の用紙の搬送速度も変化してしまう。そのため、画像形成装置本体内にある他の用紙が画像形成中であった場合、画像形成中に搬送速度が変化するので、形成中の画像に影響が出る可能性があった。しかし、減速中に給紙を行わないように制限すると、画像形成速度が必要以上に落ちてしまう。
本発明は以上の点に着目して成されたものであり、記録媒体搬送系と反転手段が単一の駆動源により駆動される場合、反転動作を行う際に、後続紙の画像形成に影響することなく、反転動作時に発生する騒音を抑える画像形成装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために、本発明の画像形成装置は、以下の構成を備える。
(1)記録媒体を搬送路に送り出す給紙手段と、前記記録媒体の長さを検出するための記録媒体サイズ検出手段と、前記記録媒体を反転させる反転手段と、前記反転手段により反転させた記録媒体を検知する反転検知手段と、前記反転手段により反転させた記録媒体を再給紙する再給紙手段と、複数の速度で駆動可能である駆動源とを備え、前記給紙手段と前記再給紙手段とを有する記録媒体搬送系と前記反転手段とを同一の前記駆動源で駆動する画像形成装置において、画像形成の動作開始後、前記駆動源の速度を第1の速度に設定し、前記反転手段が前記記録媒体の反転動作を開始するときは、前記駆動源の速度を第2の速度に設定し、前記反転動作の終了後に、前記駆動源の速度を第1の速度に設定する制御手段を備え、前記制御手段は、前記反転動作を行っている間に、後続の記録媒体に対する画像形成を行わないように前記給紙手段を制御することを特徴とする画像形成装置。
本発明によれば、記録媒体搬送系と反転手段が同一の駆動源により駆動される場合、記録媒体の反転動作を行う際に、駆動源の速度を第2の速度に変更し減速することにより、反転動作時に発生する騒音を抑えることができる。さらに、記録媒体の長さに基づいて給紙手段による給紙タイミングを制御し、反転部に設けた反転検知手段で検知した記録媒体(反転紙)の位置に基づいて駆動源の速度を第1の速度(元の速度)に戻す。これにより、他の記録媒体の画像形成に影響を与えることがなく、画像形成を行うことができる。
以下本発明を実施するための最良の形態を、実施例により詳しく説明する。
図1は、本発明の実施例1に係る画像形成装置の構成を示す概略断面図である。感光ドラム101は、帯電ローラ102で表面を一様にある極性に帯電された後に、レーザなどの露光装置103(露光手段)によって感光ドラム101の露光下領域のみを除電され、潜像が形成される。現像器104のトナー105は、現像ブレード106と現像スリーブ107の間で感光ドラム101の帯電表面と同極性に摩擦帯電される。そして感光ドラム101と現像スリーブ107が対向する現像ギャップ部に、DC及びACバイアスを重畳印加する。これにより、トナー105は電解の作用により浮遊振動しつつ感光ドラム101の潜像形成部に選択的に付着した後に、転写ローラ108と感光ドラム101の回転によって搬送される。なお、感光ドラム101から転写ローラ108までの画像形成部は、説明のため1つのみ図示しているが、カラー画像形成装置の場合は、例えばイエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの4つの画像形成部を備える。
一方、用紙(記録媒体)は、給紙カセット109にセットされており、給紙ローラ110(給紙手段)によって搬送される。そして、TOPセンサ111(記録媒体サイズ検出手段)で用紙先端を検知した後、用紙背面の転写ローラ108により、トナー105と逆極性の高電圧が印加される。高電圧が印加された用紙は、トナー105を静電的に用紙側に引き付け、画像を転写する。さらに、用紙裏面は、トナー105と逆極性に印加され、転写されたトナー105を保持し続けるために転写電荷が付与される。そして、画像を転写された用紙は、定着器112によって加熱、加圧されることにより、画像を定着させ、FDローラ113によって排紙される。
自動両面画像形成(自動両面印字)を行う場合、次のように動作する。すなわち、用紙が定着器112によって加熱、加圧され、FDローラ113まで搬送された後、排紙センサ114で用紙の後端を検知してから所定時間後に、用紙反転機構115(反転手段)によって用紙の搬送方向を切りかえる。用紙が搬送方向を切りかえられた後、両面搬送路116に用紙を搬送する。用紙反転動作は、反転センサ117(反転検知手段)にて、用紙の後端を検知するまで行う。そして、再給紙ローラ118(再給紙手段)に用紙が到達したら、再給紙ローラ118にて、再給紙を行い、二面目の画像形成動作を行う。
図2は、実施例1に係る画像形成装置における、搬送路の距離と用紙の長さを示した図である。L201は、用紙の長さ、L202は給紙ローラ110からTOPセンサ111までの長さ、L203は再給紙ローラ118からTOPセンサ111までの長さである。なお、用紙の長さとは、用紙が搬送される方向の長さである。
図3は、実施例1に係る制御システムの概略構成を示した図である。
301は、画像形成装置内の各装置を制御するCPU(制御手段)である。CPU301には、TOPセンサ111、排紙センサ114、反転センサ117、給紙ローラ110(給紙部)、モータ駆動部302、用紙反転機構115が接続されている。CPU301は、TOPセンサ111、排紙センサ114、反転センサ117の信号に基づき、各種制御タイミングを決定し、給紙ローラ110(給紙部)、用紙反転機構115の駆動タイミングや、モータ駆動部302の速度制御を行っている。モータ駆動部302は、複数の速度で駆動可能なモータ(不図示)(駆動源)を、CPU301による速度制御に従い駆動する。なお、図中、TOPはTOPセンサ111から、POは排紙センサ114から、REVは反転センサ117から、MFGはモータ駆動部302から、それぞれCPU301への信号である。また、SOLはCPU301から給紙ローラ110への信号、ACC,DECはCPU301からモータ駆動部302への信号、DUPはCPU301から用紙反転機構115への信号である。
図4は、本発明の実施例1における、両面反転制御に関するフローチャートである。
画像形成装置のCPU301は、プリント指示を受けた後(画像形成の動作開始後)、第1搬送速度(第1の速度)にモータを設定して、駆動開始する(図中、「On」と記載)(T401)。モータ起動が完了した後、所定のタイミングで給紙動作を行い、用紙搬送を開始する(T402)。給紙した用紙が搬送され、TOPセンサ111に到達したら(T403)、搬送中の用紙長L201の測定を開始する(T404)。用紙が搬送され、TOPセンサ111で紙の後端を検知したら(T405)、用紙長L201の測定を終了する(T406)。そして、排紙センサ114で用紙の後端を検知したら(T407)所定時間後に、モータの駆動速度を第2搬送速度(第2の速度)に変更し(T408)、用紙反転機構115を駆動して、両面搬送路116に用紙を搬送する。すなわち反転動作を開始する(T409)。反転動作を行った用紙が、反転センサ117に到達したら(T410)、次のような処理を行う。TOPセンサ111で測定した用紙長L201と、給紙ローラ110からTOPセンサ111までの距離L202に基づいて、(L201−L202)/(第2搬送速度)時間経過後(T411)に、後続紙(後続の記録媒体)の給紙動作を行う(T412)。反転センサ117で先行紙(先行する記録媒体)の後端を検知したら(T413)、用紙反転機構115の駆動を停止し(T414)(反転動作の終了後)、モータの駆動速度を第1搬送速度に戻す(T415)。
図4に基づく制御を行うことにより、第1搬送速度で後続紙の画像形成を行うことが可能となり、後続紙の画像形成に影響することがなく、先行紙の反転動作時に発生する騒音を抑えることが可能となる。
本発明における実施例2では、上述の実施例1の制御を用いた両面連続画像形成動作において、1面目の画像形成が終了し、用紙反転機構115により反転された先行紙の再給紙制御に関するものである。なお、先行紙は再給紙ローラ118により再給紙されることで、2面目の画像形成が行われ、先行紙についての両面の画像形成が終了することとなる。画像形成装置各部の符号は、実施例1と同じ符号を用いる。
図5は、本発明の実施例2における、両面連続画像形成制御に関するフローチャートである。本制御は、先行紙が再給紙ローラ118に到達し、後続紙が反転動作を開始するタイミングから開始する。
後続紙の紙後端を、排紙センサ114で検知したら(T501)、第2搬送速度に変更し(T502)、用紙反転機構115を駆動して、反転動作を開始する(T503)。次に、反転センサ117で後続紙の紙先端を検知(T504)してから、(L201−L203)/(第2搬送速度)時間経過後(T505)に、再給紙ローラ118を駆動して、先行紙を再給紙する(T506)。そして、反転センサ117で、後続紙の紙後端を検知したら(T507)、用紙反転機構115の駆動を停止し(T508)、モータの駆動速度を第1搬送速度に戻す(T509)。
図5に基づく制御を行うことにより、第1搬送速度で先行紙の2面目の画像形成を行うことが可能となり、先行紙の画像形成に影響することがなく、後続紙の反転動作時に発生する騒音を抑えることが可能となる。
110 給紙ローラ(給紙手段)
111 TOPセンサ(記録媒体サイズ検出手段)
113 FDローラ
114 排紙センサ
115 用紙反転機構(反転手段)
116 両面搬送路
117 反転センサ(反転検知手段)
118 再給紙ローラ(再給紙手段)
301 CPU(制御手段)
111 TOPセンサ(記録媒体サイズ検出手段)
113 FDローラ
114 排紙センサ
115 用紙反転機構(反転手段)
116 両面搬送路
117 反転センサ(反転検知手段)
118 再給紙ローラ(再給紙手段)
301 CPU(制御手段)
Claims (3)
- 記録媒体を搬送路に送り出す給紙手段と、前記記録媒体の長さを検出するための記録媒体サイズ検出手段と、前記記録媒体を反転させる反転手段と、前記反転手段により反転させた記録媒体を検知する反転検知手段と、前記反転手段により反転させた記録媒体を再給紙する再給紙手段と、複数の速度で駆動可能である駆動源とを備え、前記給紙手段と前記再給紙手段とを有する記録媒体搬送系と前記反転手段とを同一の前記駆動源で駆動する画像形成装置において、
画像形成の動作開始後、前記駆動源の速度を第1の速度に設定し、前記反転手段が前記記録媒体の反転動作を開始するときは、前記駆動源の速度を第2の速度に設定し、前記反転動作の終了後に、前記駆動源の速度を第1の速度に設定する制御手段を備え、
前記制御手段は、前記反転動作を行っている間に、後続の記録媒体に対する画像形成を行わないように前記給紙手段を制御することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置において、
前記制御手段は、前記記録媒体サイズ検出手段によって検出した記録媒体の長さに基づき、前記後続の記録媒体を給紙するよう前記給紙手段を制御し、前記反転検知手段によって前記反転動作を行っている記録媒体の後端を検知したときに、前記駆動源の速度を前記第1の速度に設定することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置において、
前記制御手段は、前記反転手段が前記後続の記録媒体の反転動作を開始するとき、前記駆動源の速度を前記第2の速度に設定し、前記記録媒体サイズ検出手段によって検出した前記後続の記録媒体の長さに基づいて、前記再給紙手段によって先行する記録媒体の再給紙を行い、前記反転検知手段によって前記反転動作を行っている前記後続の記録媒体の後端を検知したときに、前記駆動源の速度を前記第1の速度に設定することを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007118592A JP2008275843A (ja) | 2007-04-27 | 2007-04-27 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007118592A JP2008275843A (ja) | 2007-04-27 | 2007-04-27 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008275843A true JP2008275843A (ja) | 2008-11-13 |
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ID=40053883
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2007118592A Withdrawn JP2008275843A (ja) | 2007-04-27 | 2007-04-27 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2008275843A (ja) |
-
2007
- 2007-04-27 JP JP2007118592A patent/JP2008275843A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
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