JP2008274912A - 吸気装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】吸気装置1は、負圧アクチュエータ5に供給される負圧を蓄圧する負圧タンク4が左側、右側タンク26、27に分割され、左側、右側タンク26、27は連通路28により圧力が均等化されている(連通路28は、マニホールド本体2の壁部の内で最も耐圧強度が弱い一端壁部33の溶着部に設けられる)。これにより、マニホールド本体2の近傍にまとまった大空間を確保できなくても、負圧タンク4をマニホールド本体2の左右に小容量の左側、右側タンク26、27として分割することで、負圧タンク4とマニホールド本体2とを一体に成形することが可能になる。このため、負圧タンク4とマニホールド本体2とを一体に成形することで部品点数を削減することができる。
【選択図】図1
Description
請求項1に記載の吸気装置は、エンジンのシリンダヘッドに接続され、シリンダに吸気を分配するマニホールド本体と、少なくともマニホールド本体の左右に分割されて形成され、マニホールド本体の内部に生じる負圧を蓄圧する複数の負圧タンクと、複数の負圧タンクに蓄圧された負圧により作動する負圧アクチュエータと、複数の負圧タンクの内で、マニホールド本体の左側に形成される左側タンクとマニホールド本体の右側に形成される右側タンクとを連通する連通路とを備える。
請求項2に記載の吸気装置によれば、最も耐圧強度が弱い壁部は、マニホールド本体の軸方向端部である。
マニホールド本体の軸方向端部は、広い面積でマニホールド本体内外の圧力を受けるため耐圧強度が弱い。よって、このように受圧面積が広い壁部に、連通路が設けられる溶着部を含めることで、確実に吸気装置全体の耐圧性を高めることができる。
請求項3に記載の吸気装置によれば、エンジンは、軸方向に隣り合うシリンダが交互に左右に振り分けられて設けられるV型である。
V型のエンジンに吸気装置を装着する場合、負圧タンクをマニホールド本体に近接配置するためのまとまった空間の確保が特に困難である。このため、V型のエンジン用の吸気装置に請求項1または請求項2の構成を適用すれば、負圧タンクとマニホールド本体とを一体に成形することにより部品点数を削減する効果を極めて顕著に得ることができる。
さらに、最も耐圧強度が弱い壁部は、マニホールド本体の軸方向端部であり、エンジンは、軸方向に隣り合うシリンダが交互に左右に振り分けられて設けられるV型である。
実施例1の吸気装置1の構成を、図1ないし図4を用いて説明する。
吸気装置1は、エンジン(図示せず)に吸気を供給するものであり、例えば、軸方向に隣り合う8つのシリンダ(図示せず)が交互に左右に振り分けられて設けられるV型8気筒のエンジンに装着される。また、吸気装置1は、エンジンの運転状態に応じた吸気を供給するため、マニホールド本体2の内部に弁体3を備え、吸気により生じる負圧を利用して弁体3を駆動することでマニホールド本体2の内部の流路切替を行う。
実施例1の吸気装置1は、負圧アクチュエータ5に供給される負圧を蓄圧する負圧タンク4が左側、右側タンク26、27に分割され、左側、右側タンク26、27は連通路28により圧力が均等化されている。そして、連通路28は、マニホールド本体2の壁部の内で最も耐圧強度が弱い一端壁部33の溶着部において、パーツ10、11の2列平行片34を当接させて溶融接合することで設けられる。
これにより、マニホールド本体2の近傍にまとまった大空間を確保できなくても、負圧タンク4をマニホールド本体2の左右に小容量の左側、右側タンク26、27として分割することで、負圧タンク4とマニホールド本体2とを一体に成形することが可能になる。このため、負圧タンク4とマニホールド本体2とを一体に成形することにより部品点数を削減することができる。
すなわち、連通路28が設けられる溶着部は、2列平行片34同士が溶融接合しているため、1列に溶融接合される溶着部(つまり、連通路28が設けられない溶着部)よりも接合面積が広くなり接合強度が高くなる。このため、マニホールド本体2の壁部の内で最も耐圧強度が弱い一端壁部33の溶着部に連通路28を設けることで、吸気装置1全体の耐圧性を高めることができる。
V型エンジンの場合、負圧タンク4をマニホールド本体2に近接配置するためのまとまった空間の確保が特に困難である。このため、V型エンジンへの吸気の供給に吸気装置1を適用すれば、負圧タンク4とマニホールド本体2とを一体に成形することにより部品点数を削減する効果を極めて顕著に得ることができる。
実施例1の吸気装置1は、V型エンジンに吸気を供給するものであったが、水平対向型エンジンに吸気装置1を装着することもできる。
2 マニホールド本体
4 負圧タンク
5 負圧アクチュエータ
8〜11 パーツ
26 左側タンク
27 右側タンク
28 連通路
33 一端壁部(マニホールド本体の軸方向端部)
Claims (3)
- エンジンのシリンダヘッドに接続され、シリンダに吸気を分配するマニホールド本体と、
少なくとも前記マニホールド本体の左右に分割されて形成され、前記マニホールド本体の内部に生じる負圧を蓄圧する複数の負圧タンクと、
前記複数の負圧タンクに蓄圧された負圧により作動する負圧アクチュエータと、
前記複数の負圧タンクの内で、前記マニホールド本体の左側に形成される左側タンクと、前記マニホールド本体の右側に形成される右側タンクとを連通する連通路とを備え、
前記マニホールド本体は、複数のパーツを積み重ねるとともに隣り合う2つの前記パーツ同士を溶着することで設けられ、
前記連通路は、前記パーツ同士の溶着部に設けられ、
前記連通路が設けられる前記溶着部は、前記パーツ同士の溶着により形成される前記マニホールド本体の壁部の内で最も耐圧強度が弱い壁部に含まれていることを特徴とする吸気装置。 - 請求項1に記載の吸気装置において、
前記最も耐圧強度が弱い壁部は、前記マニホールド本体の軸方向端部であることを特徴とする吸気装置。 - 請求項1または請求項2に記載の吸気装置において、
前記エンジンは、軸方向に隣り合うシリンダが交互に左右に振り分けられて設けられるV型であることを特徴とする吸気装置。
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JP2000220540A (ja) * | 1999-01-29 | 2000-08-08 | Mazda Motor Corp | 吸気マニホールド構造 |
JP2005048736A (ja) * | 2003-07-31 | 2005-02-24 | Toyota Motor Corp | 内燃機関のサージタンク |
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