JP4466249B2 - エンジンの吸気装置 - Google Patents

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Description

本発明は、エンジンの吸気装置に関し、特に2つに分けた気筒群のそれぞれに独立した容積室(コレクタ部)と該容積部のそれぞれに吸気上流側から接続する吸気管とを備えたエンジンの吸気装置に関する。
従来のエンジンの吸気装置としては、例えば、特許文献1に記載のものがある。この吸気装置では、コレクタ(サージタンク)内及びその上流部分を隔壁によって2つに分割するとともに、コレクタ内の2つの分割室内にそれぞれ分離壁を設けて各分割室内にそれぞれ吸気通路を形成し、2つに分けた気筒群を別々の吸気通路に接続させる。そして、前記隔壁には連通弁を、前記分離壁のそれぞれには切換弁を設けて、連通弁と切換弁との開閉状態を適宜組み合わせることによって低回転領域から高回転領域にわたって共鳴過給による出力増大効果を図ろうとしている。
特開平10−37750号公報
しかし、上記従来の技術では、2つの容積室を連通させる連通弁が吸入空気の主流が流れる部分に配置されているため、特に連通弁の全開状態において通路抵抗が増大して出力が低下してしまい、本来の出力増大効果を得ることができないという問題がある。
本発明は、このような従来の問題に着目してなされたものであり、コレクタ内を2つの容積室に分割する隔壁に連通弁を設ける構成において、吸気系をコンパクトなものととしつつ、連通弁による通気抵抗の増大を防止して効果的に出力性能を向上できるエンジンの吸気装置を提供することを目的とする。
このため、本発明に係るエンジンの吸気装置は、隔壁によって2つに分割され、第1の容積室と第2の容積室とを形成すると共に、気筒列方向に延びるコレクタと、前記第1の容積室に吸気上流側から接続する第1の上流側吸気管と、前記第2の容積室に吸気上流側から接続する第2の上流側吸気管と、前記第1の容積室の吸気下流側から延びて、2つに分けた気筒群のうち、一方の気筒群の各気筒にそれぞれ接続する第1の下流側吸気管群と、前記第2の容積室の吸気下流側から延びて、2つに分けた気筒群のうち、他方の気筒群の各気筒にそれぞれ接続する第2の下流側吸気管群と、を備えたエンジンの吸気装置において、前記隔壁に取り付けられ、その開弁動作により前記第1の容積室と前記第2の容積室とを連通させる連通弁が前記コレクタの気筒列方向の両端位置にそれぞれ設けられ、各連通弁が前記コレクタ内における吸入空気主流を避ける部位に配置され、かつ前記各連通弁の弁軸が気筒列方向に対し斜めに傾くように配置され、前記連通弁をそれぞれ開閉駆動するアクチュエータが、前記コレクタの気筒列方向の両側に取り付けられる構成とした。
本発明に係るエンジンに吸気装置によると、コレクタ内を2つの容積室に分割する隔壁にその開弁動作により両容積室を連通させる連通弁を複数(例えば2つ)設けたので、連通弁を1つしか有しない構成における連通弁の大型化やそのために生じるコストアップを抑制し、連通弁を駆動するアクチュエータを含めた吸気系全体をコンパクトにできる。また、各連通弁はコレクタ内の吸入空気主流を避ける部位に配置されるので、連通弁による通路抵抗の増大を回避でき、効果的に出力増大効果を得ることができる。
以下、本発明の実施形態を図に基づいて説明する。
図1は本発明の実施形態に係る吸気装置を適用したV型6気筒エンジンの概略平面図、図2は概略正面図、図3は図2のA−A断面に相当する図、図4は図3のB−B断面図である。図1、2に示すように、V型6気筒エンジンは、点火時期が連続しない気筒群からなる、第1バンク1(#1、#3、#5気筒群)と第2バンク2(#2、#4、#6気筒群)とが互いにV型に配置されて構成されている。
吸気マニホールド3は、第1バンク1側と第2バンク2側の各気筒とにそれぞれ3本ずつ延びる合計6本の吸気枝管4a〜4fと、第1バンク1の上方に配置されて吸気枝管4a〜4fの上流側端部が集合接続するコレクタ5と、を備えている。
コレクタ5の吸気上流側には、共鳴管として機能する吸気管(以下、「上流側吸気管」という)6が接続されている。この上流側吸気管6は、図1、2に示すように、コレクタ5に対してその気筒列方向のほぼ中央位置に接続しており、上流側吸気管6のさらに吸気上流側にはスロットルチャンバ等(図示省略)が取り付けられている。
コレクタ5は、隔壁10によって上下方向に2つに分割され、上側容積室(以下、「上側コレクタ」という)5aと下側容積室(以下、「下側コレクタ」という)5bとを形成している。そして、吸気枝管4a、4c、4eは、上側コレクタ5aから延びて、それぞれ第1バンク1側の各気筒(#1、#3、#5)に接続しており、吸気枝管4b、4d、4fは、下側コレクタ5bから延びて、それぞれ第2バンク2側の各気筒(#2、#4、#6)に接続している。なお、上側コレクタ5aが本発明に係る第1の容積室に相当し、下側コレクタ5bが本発明に係る第2の容積室に相当する。また、吸気枝管4a、4c、4eが本発明に係る第1の下流側吸気管群に相当し、吸気枝管4b、4d、4fが本発明に係る第2の下流側吸気管群に相当する。
上流側吸気管6は、コレクタ5と同様に、隔壁11によって上下方向に2分割されており、その上側の部分(以下、単に「上側吸気管」という)6aが上側コレクタ5aに接続し、下側の部分(以下、単に「下側吸気管」という)6bが下側コレクタ5bに接続している。つまり、上側コレクタ5a、下側コレクタ5bの上流側には、それぞれ独立した吸気管(上側吸気管6a、下側吸気管6b)が接続されている。なお、上側吸気管6aが本発明に係る第1の上流側吸気管に相当し、下側吸気管6bが本発明に係る第2の上流側吸気管に相当する。なお、例えばコレクタ5及び上流側吸気管6を樹脂製とし、1つの(共通する)隔壁によってコレクタ5及び上流側吸気管6を分割するようにしてもよい。
したがって、第1バンク1側(気筒群)の各気筒(#1、#3、#5気筒)は、それぞれ独立した吸気枝管4a、4c、4eを介して上側コレクタ5a、さらには上側吸気管6aと連通しており、第2バンク2側(気筒群)の各気筒(#2、#4、#6)は、それぞれ独立した吸気枝管4b、4d、4fを介して下側コレクタ5b、さらには下側吸気管6bと連通している。なお、本実施形態において、点火は例えば#1→#4→#2→#5→#3→#6の順に行われるようになっており、また、各吸気枝管4a〜fの長さはほぼ同じに設定されている。
図3に示すように、コレクタ5内を2つの容積室(上側コレクタ5a、下側コレクタ5b)に分割する隔壁10には、2つの連通弁(第1連通弁12、第2連通弁13)が設けられている。かかる第1連通弁12、第2連通弁13は、ともにバタフライ式のものであり、それぞれ弁体(弁本体)12a、13aと該弁体12a、13aを回転させる回転シャフト12b、13bとを備えている。
第1連通弁12、第2連通弁13は、それぞれコレクタ5内の気筒列方向(長手方向)の両側に配置されており、コレクタ5外の気筒列方向の両側(両外壁)に取り付けられた第1アクチュエータ14、第2アクチュエータ15によって駆動される。この第1アクチュエータ14及び第2アクチュエータ15は、エンジン運転条件に基づいて、図示しない制御装置によって制御されるようになっている。
第1連通弁12及び第2連通弁13を閉弁状態とすると、上側コレクタ5aが第1バンク1側の気筒群(#1、#3、#5気筒)の容積室となり、下側コレクタ5bが第2バンク2側の気筒群(#2、#4、#6気筒)の容積室となる、というようにコレクタ5は2つの気筒群のそれぞれに独立した容積室を構成することになる。
一方、第1連通弁12及び(又は)第2連通弁13を開弁状態とすると、上側コレクタ5aと下側コレクタ5bとが連通し、コレクタ5は上記2つの気筒群に共通する1つの容積室を構成することになる。
また、隔壁10は、図4に示すように、第1連通弁12及び第2連通弁13が取り付けられる部分及びその近傍の肉厚t1、すなわち、隔壁10の気筒列方向の両側部分における肉厚t1が、他の部分(中央付近)の肉厚t2よりも厚く形成されている。この結果、隔壁10を一定肉厚で形成した場合に比べて、隔壁10ひいてはコレクタ5の強度を十分に確保できるとともに、第1連通弁12及び第2連通弁13を閉弁状態としたときのコレクタ容積(この場合、コレクタ5は独立した2つの容積室を構成するため、上側コレクタ5a、下側コレクタ5bそれぞれの容積となる)を減らす(小さくする)ことができる。これにより、第1連通弁12及び第2連通弁13を閉弁状態としたときの脈動が大きくなり体積効率が向上することになる。
ここで、図5(図2と同様に図1のA−A断面図に相当する)を用いて第1連通弁12及び第2連通弁13の配置についてさらに詳しく説明する。この図5は、コレクタ5内の吸気の流れを模式的に示している。
上述したように、第1連通弁12、第2連通弁13は、それぞれ隔壁10の気筒列方向の両側にそれぞれ配置されているが、より詳しくは、第1連通弁12、第2連通弁13の弁体12a、13aが、コレクタ5内を上流側吸気管6から吸気枝管4a〜fへと流れる吸入空気(図5中、実線矢印で示し、以下「吸入空気主流」という)を避けるような位置に配置されている。より具体的には、第1連通弁12、第2連通弁13は、その弁体12a、13aが、コレクタ5内の隔壁10と平行な平面において、気筒列方向のほぼ中央位置に接続される上流側吸気管6と気筒列方向の最も外側に位置する吸気枝管4a、4fそれぞれとを結ぶ線(図5中、一点鎖線で示す)よりも外側に位置するように、配置されている。これは、第1連通弁11及び第2連通弁12が、開弁状態にあるか閉弁状態にあるかにかかわらず、吸入空気主流に対する通気抵抗となることを回避するためである。
また、第1アクチュエータ14、第2アクチュエータ15によってそれぞれ回転駆動される第1連通弁12の回転シャフト12bと第2連通弁13の回転シャフト13bとは、主として第1連通弁12及び第2連通弁13を開弁状態としたときに生じる、上側コレクタ5aと下側コレクタ5bとの間を流れる吸気(図5中、破線矢印で示し、以下「吸気支流」という)の流れ方向(又はコレクタ5の上流側の内壁5c、5d)とほぼ平行となるように配置されている。これは、開弁時に弁本体12a、13aが吸入空気支流を阻害してしまうことを抑制するためであり、これにより、吸入空気主流に加えて、第1連通弁12、第2連通弁13を開弁状態としたときに生じる吸入空気支流に対する通気抵抗をも低減できる。
そして、以上のような構成のもと、制御装置にはエンジン回転数やエンジン負荷等のエンジン運転条件が入力されるようになっており、制御装置は、入力されたエンジン運転条件に基づいて、例えば次のように第1連通弁12、第2連通弁13を開閉制御し、体積効率の向上(出力増大)を図っている。
低、中回転領域では、第1連通弁11及び第2連通弁12を全閉状態とする。これにより、各バンク1、2にはそれぞれ独立した容積室(上側コレクタ5a、下側コレクタ5b)が設定されることとなり、共鳴過給効果を発揮させて体積効率の向上を図る。
一方、高回転領域では、第1連通弁11及び第2連通弁12を全開状態とする。これにより、上側コレクタ5aと下側コレクタ5bとが連通し、各バンク1、2に対して共通する容積の大きい1つの容積室(コレクタ5)が設定されることとなり、慣性過給効果により体積効率の向上を図る。
なお、以上の説明では、第1連通弁12及び第2連通弁13という2つのバタフライ式の連通弁を設けているが、これに限られるものではなく、コレクタ5内の吸入空気主流を避ける部位に配置されれば連通弁を3つ以上設けるようにしてもよいし、また、連通弁の全部又は一部をフラップ式のもの等としてもよい。また、第1連通弁12と第2連通弁13として異なる(形状の)ものを採用しているが、共通としてもよい。
また、上流側吸気管6を隔壁11によって2分割することで上側吸気管6aと下側吸気管6bとを形成し、上側吸気管6a、下側吸気管6bのそれぞれを気筒列方向のほぼ中央位置でコレクタ5(上側コレクタ5a、下側コレクタ5b)に接続しているが、これに限られるものではなく、独立した2つの吸気管を設け、そのそれぞれを上側コレクタ5a、下側コレクタ5bに接続するようにしてもよい。また、第1連通弁12、第2連通弁13が吸入空気主流を避けた部位に配置されればよく、上流側吸気管6(上側吸気管6a、下側吸気管6b)が気筒列方向の中央以外でコレクタ5に接続するように構成してもよい。
以上説明した実施形態によると、上側吸気管6a、下側吸気管6bがそれぞれコレクタ5の気筒列方向のほぼ中央で上側コレクタ5a、下側コレクタ5bに接続し、第1連通弁12及び第2連通弁13は、コレクタ5内の隔壁10と平行な平面において、その弁体12a、12bが上流側吸気管6と気筒列方向の最も外側に位置する吸気枝管4a、4fとを結ぶ線よりも外側に配置されている。これにより、第1連通弁12(の弁体12a)及び第2連通弁13(の弁体13a)はコレクタ5内の吸入空気主流を避けた部位に配置されることとなり、第1、第2連通弁を開弁状態とした場合であっても、その弁体12a、13aが吸入空気主流の妨げとならず、通気抵抗の増大を防止できる。
また、第1連通弁12、第2連通弁13は、その弁体12a、13aを回転させる回転シャフト12b、13bが、開弁時に生じる吸入空気の流れ(吸入空気支流)とほぼ平行となるように、配置される。これにより、上記吸入空気主流に加えて、開弁時に上側コレクタ5aと下側コレクタ5b間を流れる(すなわち、隔壁10の開口部を通過する)吸入空気支流に対しても通気抵抗となることを抑制できる。
さらに、隔壁10は、第1連通弁12及び第2連通弁13が取り付けられる部位及びその近傍の肉厚t1が他の部分の肉厚t2よりも厚く形成されている。これにより、第1連通弁12及び第2連通弁を開弁状態としたときのコレクタ容量(コレクタ5全体としての容量)の減少を最小限に抑えつつ、第1連通弁12及び第2連通弁13を閉弁状態としたときのコレクタ容量(分離した上側コレクタ5a、下側コレクタ5bそれぞれの容量)をより小さくすることができる。したがって、第1連通弁12及び第2連通弁13の開弁時には、コレクタ容積を大きくして慣性効果による体積効率の向上を十分に図ることができるとともに、第1連通弁12及び第2連通弁13の閉弁時には、コレクタ容積をより小さくできるので、脈動が大きくなり共鳴過給による体積効率の向上を効果的に図ることができる。この結果、エンジン運転条件に応じて第1連通弁12及び第2連通弁13の開閉制御を適切に行うことで、低回転領域から高回転領域にわたって出力の向上を図れる。なお、隔壁10及びコレクタ5の強度も十分に確保することもできる。
また、第1連通弁12、第2連通弁13をそれぞれ開閉駆動する第1アクチュエータ14、第2アクチュエータ15がコレクタ5の気筒列方向の両側(両外壁)に取り付けられているので、吸気系における重量の偏りを防止でき、吸気系全体としての重量バランスがとれる。したがって、例えば吸気系を車体に取り付ける際の作業性が向上する。
なお、コレクタ5に吸気上流側から接続する1つの上流側吸気管6内を隔壁11によって2つ分割し、一方を上側吸気管6a、他方を下側吸気管6bとしているので、例えばコレクタ5及び上流側吸気管6を樹脂製として1つの隔壁によってコレクタ及び上流側吸気管6を分割することができ、分品点数の低減及びコストダウンを図ることができる。
本発明を適用したV型6気筒エンジンの概略平面図である。 同じくV型6気筒エンジンの概略正面図である。 図2のA−A断面に相当する図である。 図3のB−B断面図である。 コレクタ内の吸気の流れと連通弁との位置関係を模式的に示した図である。
符号の説明
1…第1バンク、2…第2バンク、3…吸気マニホールド、4a〜4f…吸気枝管、5…コレクタ、6…上流側吸気管、10…隔壁(コレクタ内)、11…隔壁(上流側吸気枝管内)、12…第1連通弁、12a…弁体(第1連通弁)、12b…回転シャフト(第1連通弁)、13…第2連通弁、13a…弁体(第2連通弁)、13b…回転シャフト(第2連通弁)、14…第1アクチュエータ、15…第2アクチュエータ

Claims (5)

  1. 隔壁によって2つに分割され、第1の容積室と第2の容積室とを形成すると共に、気筒列方向に延びるコレクタと、
    前記第1の容積室に吸気上流側から接続する第1の上流側吸気管と、
    前記第2の容積室に吸気上流側から接続する第2の上流側吸気管と、
    前記第1の容積室の吸気下流側から延びて、2つに分けた気筒群のうち、一方の気筒群の各気筒にそれぞれ接続する第1の下流側吸気管群と、
    前記第2の容積室の吸気下流側から延びて、2つに分けた気筒群のうち、他方の気筒群の各気筒にそれぞれ接続する第2の下流側吸気管群と、を備えたエンジンの吸気装置において、
    前記隔壁に取り付けられ、その開弁動作により前記第1の容積室と前記第2の容積室とを連通させる連通弁が前記コレクタの気筒列方向の両端位置にそれぞれ設けられ、各連通弁が前記コレクタ内における吸入空気主流を避ける部位に配置され、かつ前記各連通弁の弁軸が気筒列方向に対し斜めに傾くように配置され、
    前記連通弁をそれぞれ開閉駆動するアクチュエータが、前記コレクタの気筒列方向の両側に取り付けられることを特徴とするエンジンの吸気装置。
  2. 前記第1の上流側吸気管、前記第2の上流側吸気管は、それぞれ前記コレクタの気筒列方向のほぼ中央位置で前記第1の容積室、第2の容積室に接続する一方、
    前記連通弁を2つ設け、該2つの連通弁が、前記コレクタ内の前記隔壁と平行な平面において、その弁体が前記第1の上流側吸気管と前記第1の下流側吸気管群のうち最も外側の下流側吸気管とを結ぶ線、又は、前記第2の上流側吸気管と前記第2の下流側吸気管群のうち最も外側の下流側吸気管とを結ぶ線の外側に位置するように、それぞれ配置されることを特徴とする請求項1記載のエンジンの吸気装置。
  3. 前記連通弁は、その弁体を回転させる回転シャフトが開弁時に生じる吸入空気支流の流れ方向とほぼ平行となるように、配置されることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のエンジンの吸気装置。
  4. 前記隔壁は、前記連通弁が取り付けられる部分及びその近傍の肉厚が他の部分よりも厚く形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載のエンジンの吸気装置。
  5. 前記コレクタに吸気上流側から接続する1つの吸気管内を隔壁によって2つ分割し、一方を前記第1の上流側吸気管、他方を前記第2の上流側吸気管とすることを特徴とする請求項1〜のいずれか1つに記載のエンジンの吸気装置。
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