JP2008274866A - 廃熱回収装置 - Google Patents

廃熱回収装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008274866A
JP2008274866A JP2007120215A JP2007120215A JP2008274866A JP 2008274866 A JP2008274866 A JP 2008274866A JP 2007120215 A JP2007120215 A JP 2007120215A JP 2007120215 A JP2007120215 A JP 2007120215A JP 2008274866 A JP2008274866 A JP 2008274866A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
refrigerant
waste heat
preheater
heat recovery
recovery apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007120215A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4803103B2 (ja
Inventor
Akira Michikawauchi
亮 道川内
Hideo Kobayashi
日出夫 小林
Katsuhiko Arisawa
克彦 蟻沢
Toshihisa Sugiyama
敏久 杉山
Kenichi Yamada
賢一 山田
Kunihiko Hayashi
邦彦 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2007120215A priority Critical patent/JP4803103B2/ja
Publication of JP2008274866A publication Critical patent/JP2008274866A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4803103B2 publication Critical patent/JP4803103B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、蒸発部における冷媒の蒸発を維持し、熱回収効率を向上させた廃熱回収装置を提供することを課題としている。
【解決手段】本発明の廃熱回収装置1は、エンジン本体2の廃熱によって冷媒を蒸発させるウォータジャケット3と、この蒸発させた冷媒を介して廃熱を回収する動力回収機17と、ウォータジャケット3への導入前の冷媒に廃熱を付与する予熱器10とを備えることで、ウォータジャケット3へ導入する冷媒へ排気ガスの廃熱を付与して、ウォータジャケット3内において継続した蒸発を維持し、熱回収効率を向上させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、エンジンにおける廃熱を蒸気を介して回収する廃熱回収装置に関する。
従来、内燃機関(エンジン)の駆動に伴って発生する廃熱を、ランキンサイクルを利用して回収する廃熱回収装置が知られている。このような廃熱回収装置には、例えば、エンジンの水冷冷却系統を密閉構造とし、エンジンを冷却する際に、エンジンと熱交換をして蒸発した冷媒、すなわち、エンジンにおける廃熱を吸収して蒸発した冷媒を、さらに、エンジンから排出される排気により過熱して高温化するものがある。このような廃熱回収手段は、高温化した気相冷媒により膨張機を駆動して、気相冷媒の持つエネルギーを電気エネルギー等に変換して、エンジンで発生する廃熱のエネルギーを回収することができる。こうしてエネルギーが回収された気相冷媒は、凝縮器において液化される。凝縮器で液化された冷媒は、エンジン内へ導入され、再度、廃熱を得て蒸発し、廃熱の回収に寄与することとなる。このような廃熱回収装置を改良したものが、例えば、特許文献1に開示されている。
特開2000−345835号公報
このようにエンジンの駆動に伴って発生する廃熱を、ランキンサイクルを利用して回収する廃熱回収装置は、廃熱によって冷媒を蒸発させて、膨張機へ廃熱を輸送し、廃熱のエネルギーを回収することができる。しかしながら、運転状況によっては、エンジンで発生する廃熱の熱量が減少し、冷媒が蒸発するだけの熱量を得られず、冷媒の蒸発が停止してしまうことが考えられる。特に、冷媒が水などの比熱、潜熱の大きな冷媒である場合、エンジン内へ導入される液相の冷媒が低温であると、この冷媒の温度を上昇させるために廃熱を付与するので、冷媒温度及び壁温が低下し、冷媒の蒸発が一時的に停止してしまい、廃熱からエネルギーが安定して回収できなくなってしまう。また、このように、低温の冷媒が導入されることで、エンジン壁温が急激に変動することが考えられる。
そこで、本発明は、蒸発部における冷媒の蒸発を維持し、熱回収効率を向上させた廃熱回収装置を提供することを課題としている。
かかる課題を解決する本発明の廃熱回収装置は、エンジンの廃熱によって冷媒が蒸発する蒸発部と、当該蒸発部で蒸発させた冷媒を介して廃熱を回収する動力回収機と、前記蒸発部への導入前の冷媒に廃熱を付与する予熱器とを備えたことを特徴とする(請求項1)。このような構成とすることにより、蒸発部へ導入する冷媒は温度が上昇するため、蒸発部において蒸発しやすくなる。これにより、蒸発の一時的停止を減少し、蒸発部内での冷媒の蒸発を継続させることができる。このように冷媒の蒸発が継続されると、膨張機が安定して駆動され、エネルギーを効率よく回収することができる。また、蒸発部における冷却が継続されるので、蒸発部の温度の変動を抑制することができる。このような廃熱回収装置の前記蒸発部は、前記エンジンの内部に形成された構成とすることができる(請求項2)。すなわち、エンジン内部のウォータジャケット内で冷媒を蒸発させる構成とすることができる。
このような廃熱回収装置は、ランキンサイクルを利用して廃熱を回収するので、蒸発部で蒸発した冷媒は、装置内の経路を循環する。このような廃熱回収装置において、前記予熱器は、前記蒸発部と当該蒸発部へ液状の冷媒を圧送するポンプとの間に配置された構成とすることができる(請求項3)。このような構成とすることにより、ポンプの圧送により圧力が上昇した液状の冷媒が、予熱器へ導入される。冷媒は、圧力が上昇すると蒸発する温度が上昇するため、冷媒を蒸発するのに必要な熱量が増加する。これは換言すると、圧力が上昇すると、圧力が上昇する前に比べ、液状の冷媒がより多くの熱量を蓄えることができるということである。このため、予熱器でより多くの熱量を冷媒へ付与することができる。
このような廃熱回収装置は、前記エンジンから排出される排気ガスの廃熱により冷媒を過熱する過熱器を備え、前記予熱器は、前記過熱器を通過した排気ガスの廃熱を冷媒に付与する構成とすることができる(請求項4)。このような構成としたことにより、過熱器で冷媒を過熱した後の排気ガスが有する熱を回収することができる。これにより、廃熱回収装置の熱回収効率を向上させることができる。
また、予熱器に導入される冷媒の温度が予熱器に導入される排気ガスの温度よりも高いと、冷媒から排気ガスへ熱が移動してしまい、熱回収効率が低下してしまう。このため、本発明の廃熱回収装置は、前記予熱器への導入前の冷媒の温度が、前記予熱器への導入前の排気ガスの温度よりも高温である場合、前記予熱器への廃熱の付与を停止する廃熱付与停止手段を備えた構成とすることができる(請求項5)。このような構成とすることにより、熱回収効率の低下を抑制することができる。
予熱器に導入される冷媒の温度が高いと、少量の熱の付与で冷媒が蒸発してしまうことがある。また、予熱器に導入される排気ガスの温度が高いと、冷媒に多くの熱量が付与されて、冷媒が蒸発してしまうことがある。このように、予熱器で冷媒が蒸発してしまうと、蒸発部での熱の蒸発が行われないため、蒸発部の冷却効果が減少する。このため、本発明の廃熱回収装置は、前記予熱器内の冷媒の蒸発を抑制する蒸発抑制手段を備えた構成とすることができる(請求項6)。このように構成することにより、予熱器内の排気ガスから冷媒への熱の付与を制限し、冷媒が予熱器内で蒸発してしまうことを抑制することができる。
本発明の廃熱回収装置は、エンジンの廃熱によって冷媒を蒸発させる蒸発部と、この蒸発部で蒸発された冷媒を介して廃熱を回収する動力回収機と、蒸発部への導入前の冷媒に廃熱を付与する予熱器とを備えた構成とすることで、蒸発部での継続した蒸発を維持し、熱回収効率を向上させる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面と共に詳細に説明する。
本発明の実施例1について図1を参照しつつ説明する。図1は本実施例の廃熱回収装置1の概略構成を示した説明図である。廃熱回収装置1は、エンジン本体2に組み込まれている。エンジン本体2内部には、本発明の蒸発部に相当するウォータジャケット3が形成されている。また、エンジン本体2には、エンジン本体2の燃焼によって発生する排気ガスを外部へ排出する排気管4が取り付けられている。排気管4は分岐点4aで分岐しており、この分岐点4aには排気ガスの流れを切り替える三方弁15が配置されている。
ウォータジャケット3内には、冷媒が封入されており、エンジンの廃熱によって冷媒が蒸発する。このように冷媒が蒸発する際に、冷媒はエンジン本体2から熱を持ち去り、エンジン本体2を冷却する。
廃熱回収装置1は、冷媒の循環する冷媒経路5を備えている。冷媒経路5の一端はウォータジャケット3の流出端部3aと接続されている。ウォータジャケット3内で蒸発した冷媒は、流出端部3aから冷媒経路5へ流入する。一方、冷媒経路5の他端はウォータジャケット3の流入端部3bと接続されており、冷媒経路5を循環した冷媒が、流入端部3bからウォータジャケット3へ流入するように構成されている。すなわち、ウォータジャケット3と冷媒経路5によって、冷媒が循環するループ構造が形成されている。このようなループ構造を形成する冷媒経路5には、ウォータジャケット3の流出端部3aに近い側から順に過熱器6、タービン7、凝縮器8、ポンプ9、予熱器10が配置されている。
過熱器6は、導入する冷媒を過熱し、高温化するものである。過熱器6には、排気管4が接続されている。この排気管4は、分岐点4aよりもエンジン本体2側で過熱器6に接続されている。過熱器6は、排気管4を通過する排気ガスから熱を回収し、冷媒経路5内を通じる蒸気へさらに熱を付与し、廃熱の回収効率を向上させる。
タービン7は、冷媒経路5を通じて流入する高温、高圧の蒸気によって駆動される。また、廃熱回収装置1には、発電機11が配置されている。このタービン7と発電機11とは本発明の動力回収機17に相当する。タービン7と発電機11とは、共通の駆動軸7aを備えており、タービン7が駆動されると、駆動軸7aを通じて、発電機11へ動力が伝達される。発電機11は、駆動軸7aから伝達される動力を電気エネルギーに変換し、回収する。すなわち、動力回収機17は、蒸発させた冷媒を介してエンジンで発生した廃熱を回収する。
凝縮器8は、タービン7を通過した気相の冷媒を凝縮し液相へ戻す。ポンプ9は、凝縮器8で液相となった冷媒をウォータジャケット3へ圧送する。
予熱器10は、ウォータジャケット3とポンプ9との間に配置されている。さらに、予熱器10には、分岐した排気管4の一方が接続されている。予熱器10は、ウォータジャケット3へ導入する前の冷媒に過熱器6を通過した排気ガスの廃熱を付与する。
冷媒経路5のポンプ9と予熱器10との間には、圧力センサ12と第一温度センサ13とが配置されている。また、排気管4の分岐点4aの上流側近傍に、第二温度センサ14が配置されている。廃熱回収装置1は、ECU(Electronic Control Unit)16を備え、このECU16は、圧力センサ12、第一温度センサ13、第二温度センサ14、三方弁15と電気的に接続されている。ECU16は、圧力センサ12と第一温度センサ13から、ポンプ9を通過した冷媒の圧力データと温度データとを取得し、第二温度センサ14から過熱器6を通過した排気ガスの温度データを取得する。また、ECU16は、ポンプ9へその運転と停止の制御信号を発信し、さらに、三方弁15へ経路の切り替えの制御信号を発信する。ECU16、第一温度センサ13、第二温度センサ14、三方弁15は、本発明における廃熱付与停止手段に相当する。また、これらの構成要素に、圧力センサ12を加えたものが本発明の蒸発抑制手段に相当する。
次に、冷媒の流れとともに、廃熱回収装置1の動作を説明する。ウォータジャケット3内の冷媒は、エンジンの燃焼に伴って発生する廃熱から熱を得て、蒸発する。この際、エンジン本体2は冷却される。ウォータジャケット3内で蒸発した冷媒は、流出端部3aから冷媒経路5へ流入し、過熱器6へ導入される。過熱器6で、流入した気相の冷媒は、排気管4を通過する排気ガスの廃熱から過熱され、高温化する。次に、このように高温となった気相の冷媒は、タービン7へ流入しタービン7を駆動する。気相の冷媒によってタービン7が駆動されると、共通の駆動軸7aを有する発電機11へ動力が伝わり、発電機11において動力が電気エネルギーとして回収される。
タービン7を通過した気相の冷媒は、凝縮器8にて冷却されて液相へ戻される。こうして液相になった冷媒はポンプ9に圧送されて予熱器10へ導入される。このとき、ECU16は、圧力センサ12と第一温度センサ13が計測する予熱器10への導入前の冷媒の温度と圧力のデータを取得する。同時に、ECU16は、第二温度センサ14が計測する予熱器への導入前の排気ガスの温度データを取得する。ECU16は、取得した冷媒の温度と圧力及び排気ガスの温度に基づいて、予熱器10へ導入前の冷媒の温度が排気ガスの温度よりも低温であると判断し、さらに、排気ガスから廃熱を得た冷媒が予熱器10で蒸発しないと判断した場合には、三方弁15を切り替え、予熱器10へ排気ガスを流入させる。
排気ガスが予熱器10へ流入すると、予熱器10内の冷媒に排気ガスの廃熱が付与される。排気ガスは、過熱器6において気相の冷媒に廃熱を与え、冷媒を過熱して高温化する。このように過熱器6内で気相の冷媒を過熱した後であっても、予熱器10へ導入前の冷媒の温度が排気ガスの温度よりも低温であるならば、排気ガスの有する熱を利用することができる。このように熱を有する排気ガスは、予熱器10において液相の冷媒へ熱を付与し、廃熱の回収効率を向上させている。
このように、予熱器10において廃熱を付与された冷媒は温度が上昇する。温度が上昇した冷媒は、ポンプ9の圧送によりウォータジャケット3へ流入する。ウォータジャケット3内に流入した冷媒は温度が高いため、ウォータジャケット3内の冷媒の温度を急激に低下させない。このため、エンジン本体2の壁温の変動が抑制される。また、ウォータジャケット3内の冷媒における蒸発の一時的停止が抑えられるので、気相の冷媒が安定して発生し、エンジンからの廃熱をタービン7へ輸送することができる。これにより、安定したエネルギーの回収が行われる。
一方、ECU16が、取得した冷媒の温度と圧力及び排気ガスの温度に基づいて、予熱器10への導入前の冷媒の温度が排気ガスの温度よりも高温であると判断する場合や、排気ガスから廃熱を得た冷媒が予熱器10で蒸発すると判断すると、ECU16は、三方弁15を切り替え、予熱器10へ排気ガスの流入を遮断する。すなわち、予熱器10へ廃熱の付与を停止する。
予熱器10へ導入前の冷媒の温度が排気ガスの温度よりも高温である場合には、冷媒の熱が排気ガスに奪われてしまい、冷媒が冷却されてしまうため、冷媒が有する熱、すなわち、エネルギーが排気ガスに持ち去られることになり、熱回収効率が減少してしまう。そのため、予熱器10への導入前の冷媒の温度が排気ガスの温度よりも高温である場合は、予熱器10への排気ガスの流入を遮断する。
また、何らかの原因で冷媒の温度が高すぎて、予熱器10で廃熱を付与すると、予熱器10内で冷媒が蒸発してしまう場合が考えられる。このように、予熱器10で冷媒が蒸発してしまうと、気相の冷媒がウォータジャケット3へ導入されることになるため、ウォータジャケット3内における冷媒の蒸発が減少する。すなわち、冷媒によるエンジン本体2から持ち去る熱量が減少する。このため、エンジン本体2の冷却に不具合が生じることが考えられる。このように、予熱器10で廃熱を付与すると、予熱器10内で冷媒が蒸発してしまうとECU16が判断する場合にも、ECU16は、三方弁15を切り替え、予熱器10へ排気ガスの流入を遮断する。すなわち、予熱器10への廃熱の付与を停止する。このため、冷媒は、予熱器10で蒸発することがないので、液相の冷媒がウォータジャケット3へ導入される。これにより、冷媒はウォータジャケット3内で蒸発することができるので、エンジン本体2の冷却を行うことができる。
以上のように、本発明の廃熱回収装置1は、予熱器10で、エンジン本体2内のウォータジャケット3に導入する前の冷媒に、過熱器6で気相の冷媒を過熱した後の排気ガスの廃熱を付与する。これにより、予熱器10の温度が上昇した冷媒が、ウォータジャケット3に導入されるので、エンジン本体2の急激な温度低下が抑制されて、エンジン本体2の壁温の変動を抑制する。さらに、冷媒の蒸発の停止が抑制され、継続して冷媒が蒸発するので、安定したエネルギーの回収が行われる。また、排気ガスの有する熱を回収することで、機関の熱回収効率を向上することができる。
上記実施例は本発明を実施するための例にすぎず、本発明はこれらに限定されるものではなく、これらの実施例を種々変形することは本発明の範囲内であり、さらに本発明の範囲内において、他の様々な実施例が可能であることは上記記載から自明である。
例えば、本発明の廃熱回収装置は、冷媒経路に備えるポンプを予熱器の下流に配置することができる。
実施例の廃熱回収装置1の概略構成を示した説明図である。
符号の説明
1 廃熱回収装置
2 エンジン本体
3 ウォータジャケット
4 排気管
5 冷媒経路
10 予熱器
12 圧力センサ
13 第一温度センサ
14 第二温度センサ
15 三方弁
16 ECU
17 動力回収機

Claims (6)

  1. エンジンの廃熱によって冷媒が蒸発する蒸発部と、
    当該蒸発部で蒸発させた冷媒を介して廃熱を回収する動力回収機と、
    前記蒸発部への導入前の冷媒に廃熱を付与する予熱器と、
    を備えたことを特徴とする廃熱回収装置。
  2. 請求項1記載の廃熱回収装置において、
    前記蒸発部は、前記エンジンの内部に形成されたことを特徴とする廃熱回収装置。
  3. 請求項1記載の廃熱回収装置において、
    前記予熱器は、前記蒸発部と当該蒸発部へ液状の冷媒を圧送するポンプとの間に配置されたことを特徴とする廃熱回収装置。
  4. 請求項1記載の廃熱回収装置において、
    前記エンジンから排出される排気ガスの廃熱により冷媒を過熱する過熱器を備え、
    前記予熱器は、前記過熱器を通過した排気ガスの廃熱を冷媒に付与することを特徴とする廃熱回収装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項記載の廃熱回収装置において、
    前記予熱器への導入前の冷媒の温度が、前記予熱器への導入前の排気ガスの温度よりも高温である場合、前記予熱器への廃熱の付与を停止する廃熱付与停止手段を備えたことを特徴とする廃熱回収装置。
  6. 請求項1乃至4のいずれか一項記載の廃熱回収装置において、
    前記予熱器内の冷媒の蒸発を抑制する蒸発抑制手段を備えたことを特徴とする廃熱回収装置。
JP2007120215A 2007-04-27 2007-04-27 廃熱回収装置 Expired - Fee Related JP4803103B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007120215A JP4803103B2 (ja) 2007-04-27 2007-04-27 廃熱回収装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007120215A JP4803103B2 (ja) 2007-04-27 2007-04-27 廃熱回収装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008274866A true JP2008274866A (ja) 2008-11-13
JP4803103B2 JP4803103B2 (ja) 2011-10-26

Family

ID=40053126

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007120215A Expired - Fee Related JP4803103B2 (ja) 2007-04-27 2007-04-27 廃熱回収装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4803103B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012122343A (ja) * 2010-12-06 2012-06-28 Mitsubishi Electric Corp 排熱回生装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0476212A (ja) * 1990-07-19 1992-03-11 Meidensha Corp 熱電併給装置
JP2000345835A (ja) * 1999-06-07 2000-12-12 Nissan Motor Co Ltd 内燃機関
JP2002161716A (ja) * 2000-11-29 2002-06-07 Yanmar Diesel Engine Co Ltd 廃熱回収ランキンサイクルシステム及び廃熱回収方法
JP2006316704A (ja) * 2005-05-13 2006-11-24 Yanmar Co Ltd 排熱回収装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0476212A (ja) * 1990-07-19 1992-03-11 Meidensha Corp 熱電併給装置
JP2000345835A (ja) * 1999-06-07 2000-12-12 Nissan Motor Co Ltd 内燃機関
JP2002161716A (ja) * 2000-11-29 2002-06-07 Yanmar Diesel Engine Co Ltd 廃熱回収ランキンサイクルシステム及び廃熱回収方法
JP2006316704A (ja) * 2005-05-13 2006-11-24 Yanmar Co Ltd 排熱回収装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012122343A (ja) * 2010-12-06 2012-06-28 Mitsubishi Electric Corp 排熱回生装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4803103B2 (ja) 2011-10-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6086726B2 (ja) 発電システム、発電方法
JP2012149541A (ja) 排熱回収発電装置および船舶
JP6489856B2 (ja) 排熱回収装置、排熱回収型船舶推進装置および排熱回収方法
JP2013167241A (ja) 廃熱回収装置および原動機システム
JP2017145812A (ja) 排熱回収装置及びバイナリ装置
JP2009221961A (ja) バイナリー発電システム
JP5494426B2 (ja) ランキンサイクルシステム
JP2007255363A (ja) 動力システム
JP2009185773A (ja) 廃熱利用装置
JP2010101283A (ja) 廃熱回収装置
JP2008267341A (ja) 廃熱回収装置
JP4983777B2 (ja) エンジンの廃熱回収装置
JP2014092042A (ja) ランキンサイクルシステム
JP2009138575A (ja) エンジンの廃熱回収装置
JP2007085195A (ja) 廃熱回生装置
JP2009191624A (ja) エンジンの廃熱回収装置
JP2009191625A (ja) 廃熱回収装置
JP5123148B2 (ja) 排熱回収タービン装置
JP2008169760A (ja) 廃熱回収装置
JP4803103B2 (ja) 廃熱回収装置
JP5310622B2 (ja) ランキンサイクルシステム
WO2016129451A1 (ja) 熱交換器、エネルギー回収装置、および船舶
JP5951593B2 (ja) 排熱回収装置、排熱回収型船舶推進装置および排熱回収方法
JP2009002183A (ja) エンジンの廃熱回収装置
JP2008202474A (ja) 廃熱回収装置及びエンジン

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100318

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101216

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101221

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110217

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110712

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110725

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4803103

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140819

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees