JP2008273583A - 振り出し容器用キャップ - Google Patents
振り出し容器用キャップ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008273583A JP2008273583A JP2007120238A JP2007120238A JP2008273583A JP 2008273583 A JP2008273583 A JP 2008273583A JP 2007120238 A JP2007120238 A JP 2007120238A JP 2007120238 A JP2007120238 A JP 2007120238A JP 2008273583 A JP2008273583 A JP 2008273583A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cap
- lid
- main body
- recess
- container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
Abstract
【解決手段】キャップ本体4の天板部41の表面に凹部43が形成され、この凹部43の一端側に、振り出し口47が配設されるとともに蓋本体部51が収容され、蓋体5には、キャップ本体4の側面に開口した凹部43の他端側に収容され、凹部43に沿って進退移動可能な押圧部52と、蓋本体部51と押圧部52との間に介設され凹部43の進退移動に従って弾性変形可能な弾性部53と、を備えた蓋体5が収容され、押圧部52には、凹部43の一方側に向けて延びた延在部52dが設けられ、延在部52dには、蓋本体部51に当接する当接部52fが形成され、当接部52f、及び蓋本体部51の被当接部51eのうちの少なくとも一方は、凹部43の一端側へ向うに従いキャップ軸方向の容器本体2側へ向けて傾斜した傾斜面となっている。
【選択図】図4
Description
なお、以下に説明する実施の形態では、振り出し容器用キャップ1からみてキャップ軸Oの容器本体2側(図6における下側)を「下方」とし、その反対側(図6における上側)を「上方」とする。また、後述する回転軸50の延在方向(図5における縦方向)を「左右方向」とする。さらに、キャップ軸Oの垂直面において回転軸50の延在方向に直交する方向(図5における横方向)を「前後方向」とし、振り出し口47側(図5における左側)を前面側とし、その反対側(図5における右側)を後面側とする。
上記した容器本体2の口部20は、その下の胴部21よりも小径になっており、キャップ本体4の外周面と容器本体2の胴部21外周面とは略面一になっている。
キャップ本体4は、例えば合成樹脂などからなる部材であって、天板部41と、天板部41の外周縁に垂設された外筒部40と、天板部41の裏面に垂設された内筒部42とを備えた構成からなる。
蓋体5は、振り出し口47を開閉するためのものであり、上記した凹部43の内側に配置されている。蓋体5は、回転軸50、50周りに回転可能な蓋本体部51と、凹部43に沿って進退移動可能な押圧部52と、押圧部52の進退移動に従って弾性変形可能な弾性部53と、から構成されている。
また、側壁部52b,52bは、凹部43に沿って前後方向に延在されており、側壁部52b,52bの外側面は後半凹部45の側壁面45a、45aに対して摺動可能に当接されている。また、押圧部52は、後半凹部45の底面44b上に載置されており、側壁部52b,52bの下端面は、底面44bに対して摺動可能に当接されている。
端壁部52cは、円弧状に湾曲された壁体であり、その外側面が外筒部40の外周面と略面一になるように形成されている。この端壁部52cの外側面は、外筒部40の後面側から露出されており、指等で押圧される押圧面52eとなっている。
また、左右両側の延在部52d,52dの先端には、上記した蓋本体部51の被当接面51e,51eに当接する当接面52f,52fがそれぞれ形成されている。この当接面52fは、凹部43の一端側、つまり延在部52dの先端側(前面側)へ向うに従い下方側へ向けて傾斜した平滑な傾斜面となっている。
カバー7は、キャップ本体4と一体に成形されるとともに、天板部41に対して着脱可能に取り付けられる部材である。カバー7は、後半凹部45に被せられるカバー本体部70と、カバー本体部70の後面側の端部の左右両側から下方へそれぞれ垂設された一対の板部71,71と、から構成されている。
係止手段6は、上記したキャップ本体4に設けられた被係合穴46と、蓋体5に設けられた係止筒54と、から構成されている。
一方、蓋本体部51を閉じる際には、蓋本体部51を指等で閉位置の方向へ押圧する。これにより、係止筒54が被係合穴46内に嵌入されるとともに、押圧部52が元の位置まで戻される。
また、仮に、延在部52dの先端の当接面52fが、係止筒54と被係合穴46との嵌合部分から離れた位置に形成されていると、その当接面52fを蓋本体部51の被当接面51eに当接させて蓋本体部51を摺り上げる際に大きな力を要するが、上記した構成からなる振り出し容器用キャップ1によれば、係止筒54と被係合穴46との嵌合部分の近傍に当接面52fが配設されているため、小さい力で蓋本体部51を摺り上げることができ、操作が容易である。
また、上記カバー7によって押圧部52が覆われるため、カバー7が蓋体5の抜け止めとなり、蓋体5が凹部43内から抜け出ることが防止される。これにより、壊れ難い振り出し容器用キャップ1を実現することができる。
さらに、カバー7によって押圧部52の上方が塞がれることで、押圧部52の押圧面52eだけが露出されることになるので、押圧方向を明確にすることができ、押圧部52が正確な方向へ確実に押圧される。これにより、振り出し容器用キャップ1の操作性が一層向上し、より使い易くすることができる。
例えば、上記した実施の形態では、振り出し容器用キャップ1の上部がドーム形状になっているが、本発明はこれに限定されるものではなく、振り出し容器用キャップの上端が平面形状或いはその他の形状のものであってもよい。
2 容器本体
4 キャップ本体
5 蓋体
6 係止手段
7 カバー
41 天板部
43 凹部
47 振り出し口
50 回転軸
51 蓋本体部
51e 被当接面(被当接部)
52 押圧部
52d 延在部
52f 当接面(当接部)
53 弾性部
Claims (3)
- 容器本体の口部に取り付けられ、前記容器本体内の内容物を振り出すための振り出し口が設けられた筒形状のキャップ本体と、
該キャップ本体の天板部に取り付けられた蓋体と、
を備え、
前記蓋体に備えられた蓋本体部が、キャップ軸の垂直面に沿って延在する回転軸周りに回転可能に設けられ、前記振り出し口を開閉する振り出し容器用キャップであって、
前記天板部の表面には、キャップ径方向のうち前記回転軸に直交する方向に沿って延在し、前記蓋体が収容される凹部が形成され、
該凹部内の一端側には、前記振り出し口が配設されるとともに、前記蓋本体部が収容され、
前記蓋体には、
前記キャップ本体の側面に開口した前記凹部の他端側に収容され、前記凹部に沿って進退移動可能な押圧部と、
前記蓋本体部と前記押圧部との間に介設され、前記進退移動に従って弾性変形可能な弾性部と、
が備えられ、
前記押圧部には、前記凹部の一端側に向けて延びた延在部が設けられ、該延在部には、前記蓋本体部に当接する当接部が形成され、
該当接部、及び該当接部が当接する前記蓋本体部の被当接部のうちの少なくとも一方は、前記凹部の一端側へ向うに従いキャップ軸方向の容器本体側へ向けて傾斜した傾斜面となっていることを特徴とする振り出し容器用キャップ。 - 請求項1記載の振り出し容器用キャップにおいて、
前記弾性部は、前記蓋本体部における前記回転軸よりもキャップ軸方向の容器本体側の部分に連結されていることを特徴とする振り出し容器用キャップ。 - 請求項1または2記載の振り出し容器用キャップにおいて、
前記キャップ本体には、前記凹部の他端側の部分に被せるカバーが取り付けられていることを特徴とする振り出し容器用キャップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007120238A JP4990674B2 (ja) | 2007-04-27 | 2007-04-27 | 振り出し容器用キャップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007120238A JP4990674B2 (ja) | 2007-04-27 | 2007-04-27 | 振り出し容器用キャップ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008273583A true JP2008273583A (ja) | 2008-11-13 |
JP4990674B2 JP4990674B2 (ja) | 2012-08-01 |
Family
ID=40052090
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007120238A Expired - Fee Related JP4990674B2 (ja) | 2007-04-27 | 2007-04-27 | 振り出し容器用キャップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4990674B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5525078B1 (ja) * | 2013-03-21 | 2014-06-18 | サーモス株式会社 | 飲料用容器の栓体 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS492143Y1 (ja) * | 1970-07-22 | 1974-01-19 | ||
JPS4979541U (ja) * | 1972-10-28 | 1974-07-10 | ||
JPS55153382U (ja) * | 1979-04-19 | 1980-11-05 | ||
JPH0840451A (ja) * | 1994-07-29 | 1996-02-13 | Kao Corp | キャップ |
JP2001233370A (ja) * | 2000-02-22 | 2001-08-28 | Tokan Kogyo Co Ltd | 2ピース振出容器用キャップ |
-
2007
- 2007-04-27 JP JP2007120238A patent/JP4990674B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS492143Y1 (ja) * | 1970-07-22 | 1974-01-19 | ||
JPS4979541U (ja) * | 1972-10-28 | 1974-07-10 | ||
JPS55153382U (ja) * | 1979-04-19 | 1980-11-05 | ||
JPH0840451A (ja) * | 1994-07-29 | 1996-02-13 | Kao Corp | キャップ |
JP2001233370A (ja) * | 2000-02-22 | 2001-08-28 | Tokan Kogyo Co Ltd | 2ピース振出容器用キャップ |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5525078B1 (ja) * | 2013-03-21 | 2014-06-18 | サーモス株式会社 | 飲料用容器の栓体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4990674B2 (ja) | 2012-08-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101577853B1 (ko) | 개폐가 자유로운 용기 | |
JP2006239214A (ja) | 化粧料容器 | |
JP5260199B2 (ja) | コンパクト容器 | |
JP2015231852A (ja) | 飲料用容器の栓体 | |
JP3179418U (ja) | 携帯用飲料容器 | |
JP4485000B2 (ja) | 2ピース振出容器用キャップ | |
JP4990674B2 (ja) | 振り出し容器用キャップ | |
JPH0787813B2 (ja) | 枠 | |
JP5220336B2 (ja) | 振り出し容器用キャップ | |
JP4518304B2 (ja) | 蓋体開閉機構 | |
JP4975466B2 (ja) | 振り出し容器用キャップ | |
JP4928362B2 (ja) | 薬液容器 | |
JP2001010681A (ja) | 錠剤容器 | |
JPS5846724Y2 (ja) | コンパクト容器 | |
JP7138978B2 (ja) | 飲料用容器の栓体及びそれを備えた魔法瓶 | |
JP3224655U (ja) | 飲料用容器の栓体及びそれを備えた魔法瓶 | |
JP2014181072A (ja) | 飲料用容器の栓体 | |
JP2014108788A (ja) | 蓋付き注出キャップ | |
JP3616412B2 (ja) | 化粧用コンパクト容器 | |
JP5055199B2 (ja) | 振り出しキャップ | |
JP2012115438A (ja) | 化粧料容器 | |
JP2009208811A (ja) | 携帯用液体容器 | |
JP5830192B1 (ja) | 開閉容器の開閉機構 | |
JP4990670B2 (ja) | 振り出し容器用キャップ | |
JP6686573B2 (ja) | 容器蓋 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20091102 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20111221 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120104 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120305 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120403 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120502 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4990674 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150511 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |