JP4990670B2 - 振り出し容器用キャップ - Google Patents
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Description
一方、開位置の蓋体を閉める際には、開位置の蓋体を指等で回転軸周りに閉位置方向へ回転させ、開位置と閉位置との中間位置まで蓋体を押し下げる。これにより、上述した蓋体を開ける場合と同様に、膨出部が摺接面を押圧しつつ摺接面上を摺動し、摺接面に対する膨出部の膨出方向の角度が略90度を超えた時点で、挟持部材の弾性付勢力により、回転軸が蓋体を閉じる方向へ回転する。これにより、蓋体が閉位置方向へ向けて回転軸周りに回転し、蓋体が閉じられる。
一方、開位置の蓋体を閉める際に、嵌合凸部が嵌合凹部内に嵌合されることで、蓋体の位置決めがなされる。
なお、以下に説明する実施の形態では、振り出し容器用キャップ1からみてキャップ軸の容器本体2側(図2における下側)を「下方」とし、その反対側(図2における上側)を「上方」とする。また、後述する回転軸50の延在方向(図1における縦方向)を「左右方向」とする。さらに、キャップ軸Oの垂直面において回転軸50の延在方向に直交する方向(図1における横方向)を「前後方向」とし、後述する振り出し口47からみて回転軸50側(図1における右側)をキャップ後面側とし、その反対側(図1における左側)をキャップ前面側とする。
上記した容器本体2の口部は、その下の胴部21よりも小径になっており、キャップ本体4の外周面と容器本体2の胴部21外周面とは略面一になっている。
キャップ本体4は、例えば合成樹脂などからなる部材であって、天板部41と、天板部41の外周縁に垂設された外筒部40と、天板部41の裏面に垂設された内筒部42とを備えた構成からなる。
天板部41は、縦断面弓形に湾曲したドーム状に形成されている。
深溝部46は、浅溝部44よりも深く凹んだ溝である。深溝部46は、対向配置された側壁部46a、46aと、横浅溝部45の底壁部45aよりも下方に位置し上記側壁部46a、46a間に設けられた底壁部46bと、上記傾斜壁46dと、から構成されている。深溝部46の底壁部46bは、キャップ軸Oの仮想垂直面に沿って延在されている。
蓋体5は、上記した振り出し口47を開閉するためのものであり、例えば合成樹脂などからなる部材である。蓋体5は、蓋体5が閉位置にある状態において、溝43の延在方向(前後方向)に沿って延設され互いに間隔をおいて対向配置された一対の側板部51,51と、一対の側板部51,51のキャップ前面側部分の間に架設された湾曲板状の蓋本体部52と、蓋本体部52の前端から下方へ垂設された垂壁部53と、一対の側板部51,51の後端部分の間に架設された端板部54と、から構成されている。
また、図5に示すように、蓋体5が開位置に配置されたとき、膨出部11は、摺接面33に対して斜めに配置される。
また、摺接面33に対する膨出部11の半径R方向の角度が略90度を超えたところで、明瞭なクリック感が得られる。
また、蓋体5が開位置に配置されたとき、膨出部11が摺接面33に対して斜めに配置されるため、一対の挟持部材30,31によって回転軸50の軸回転が抑えられる。これにより、内容物を振り出す振り出し動作中の蓋体5の揺動を抑えることができ、蓋体5の振り出し動作の操作性が向上し、使い易くなる。
また、開位置の蓋体5を閉める際に、嵌合凸部56を嵌合凹部49内に嵌合させることで、蓋体5の位置決めがなされるので、より一層、蓋体5が閉め易くなる。
例えば、上記した実施の形態では、円筒形状の一部が角形や山形状になった回転軸50が用いられているが、本発明の回転軸の形状はこれに限定されるものではない。例えば、断面形状が四角形や菱形等の回転軸であってもよく、或いは、断面形状が楕円形(小判形)の回転軸であってもよく、或いは、断面形状が勾玉形等の他の形状の回転軸であってもよい。
また、摺接面33が形成されない側の挟持部材が揺動する構成であってもよい。
また、回転軸50としては、筒形状のものに限らず、円柱形状の回転軸であってもよく、さらには、棒状の回転軸本体に外装体が周設され、その外装体に膨出部が形成された構成の回転軸であってもよい。
さらに、蓋体の閉位置において、膨出部と摺接面により前記蓋体が閉方向に付勢される構成とすることによって、係合部59と被係合部48からなる係止手段を設けない構成を採用することも可能である。
2 容器本体
4 キャップ本体
5 蓋体
11 膨出部
30 挟持部材
31 挟持部材
33 摺接面
41 天板部
47 振り出し口
49 嵌合凹部
50 回転軸
56 嵌合凸部
O キャップ軸
Claims (2)
- 容器本体の口部に取り付けられ、前記容器本体内の内容物を振り出すための振り出し口が設けられた筒形状のキャップ本体と、
該キャップ本体の天板部に配置され、キャップ軸の垂直面に沿って延在する回転軸周りに回転可能に取り付けられ、前記振り出し口を開閉する蓋体と、
を備える振り出し容器用キャップであって、
前記回転軸には、その径方向の外側へ膨出した膨出部が形成され、
前記天板部には、前記回転軸をその径方向の外側から挟持する一対の挟持部材が設けられ、
該一対の挟持部材のうちの少なくとも一方には、前記膨出部が摺接する平滑な平面をなす摺接面が形成されており、
前記蓋体の回転軸周りの回転に伴い前記回転軸が回転し、前記膨出部が前記摺接面をキャップ軸方向に押圧し、前記一対の挟持部材のうちの少なくとも一方の挟持部材が、他方の挟持部材から離間するようにキャップ軸方向に弾性変形して揺動することを特徴とする振り出し容器用キャップ。 - 請求項1記載の振り出し容器用キャップにおいて、
前記天板部には、キャップ軸方向の容器本体側へ向うに従い漸次縮径された嵌合凹部が、揺動可能な前記挟持部材の基端側に隣接する位置に形成され、
前記蓋体の裏面には、前記嵌合凹部に嵌合される嵌合凸部が突設されていることを特徴とする振り出し容器用キャップ。
Priority Applications (1)
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JP2007117104A JP4990670B2 (ja) | 2007-04-26 | 2007-04-26 | 振り出し容器用キャップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007117104A JP4990670B2 (ja) | 2007-04-26 | 2007-04-26 | 振り出し容器用キャップ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2008273550A JP2008273550A (ja) | 2008-11-13 |
JP4990670B2 true JP4990670B2 (ja) | 2012-08-01 |
Family
ID=40052059
Family Applications (1)
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JP2007117104A Active JP4990670B2 (ja) | 2007-04-26 | 2007-04-26 | 振り出し容器用キャップ |
Country Status (1)
Country | Link |
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2007
- 2007-04-26 JP JP2007117104A patent/JP4990670B2/ja active Active
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