JP2008273359A - ステアリング装置用エネルギ吸収式シャフト - Google Patents

ステアリング装置用エネルギ吸収式シャフト Download PDF

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毅 伊藤
Seiichi Moriyama
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Abstract

【課題】衝突事故の際に、中間部を「く」字形に折り曲げつつ衝撃を吸収させるべく、自在継手4bのヨーク15に第一、第二の両アウタチューブ6a、8aの変位を制限する機能を持たせた構造で、このヨーク15にこの機能を確実に果たさせる構造を実現する。
【解決手段】上記ヨーク15をインナシャフト7aに対し軸方向に変位させる為に要するアキシアル荷重をF1 とする。又、上記インナシャフト7aの中間部に設けた小断面積部12を上記第一のアウタチューブ6aから露出させるべく、上記第一、第二の両アウタチューブ6a、8aを上記インナシャフト7aに対し軸方向に変位させる為に要するアキシアル荷重をF2 とする。又、上記小断面積部12を曲げ方向に塑性変形させる為に要するアキシアル荷重をF3 とする。この場合に、F1 >F2 、且つ、F1 >F3 の関係を満たすべく、各部の嵌合強度等を規制する。
【選択図】図1

Description

この発明は、自動車用操舵装置を構成する中間シャフトのうち、衝突事故の際に衝撃エネルギを吸収しつつ折れ曲がる事で運転者を保護する、ステアリング装置用エネルギ吸収式シャフトの改良に関する。
自動車用操舵装置は、図6に示す様に、運転者が操作するステアリングホイール1の動きを、ステアリングシャフト2及び中間シャフト3等の複数本のシャフトと、これら各シャフト2、3の端部同士を結合した自在継手4a、4bとを介して、図示しないステアリングギヤユニットに伝達する様に構成している。この様に構成される自動車用操舵装置では、衝突時に運転者を保護する為、上記ステアリングシャフト2及びこのステアリングシャフト2を挿通したステアリングコラム5、或いは上記中間シャフト3を、衝撃に伴って、この衝撃のエネルギを吸収しつつ全長が縮まるエネルギ吸収式のものとする事が一般的に行なわれている。又、上記中間シャフト3に関しては、衝撃に伴って、この衝撃のエネルギを吸収しつつ軸方向中間部で「く」字形に折れ曲がる構造とする事も、従来から広く行なわれている。
この様な、衝撃のエネルギを吸収しつつ軸方向中間部で折れ曲がるステアリング装置用エネルギ吸収式シャフトとして従来から、例えば特許文献1〜3に記載されたものが知られている。図7〜11は、これら各特許文献に記載された、ステアリング装置用エネルギ吸収式シャフトの1例を示している。このステアリング装置用エネルギ吸収式シャフトは、第一のアウタチューブ6と、インナシャフト7と、第二のアウタチューブ8とを備える。これら各部材6〜8は、このインナシャフト7の外周面に形成した雄セレーション溝と上記第一、第二の両アウタチューブ6、8の内周面に形成した雌セレーション溝とをセレーション係合させる事で、トルク伝達と軸方向に関する相対変位とを可能に組み合わせている。
但し、上記インナシャフト7と上記第一、第二の両アウタチューブ6、8とは、このうちのインナシャフト7の外周面複数個所(図示の例では3個所)に形成した小径部9a、9b、9cと、上記両アウタチューブ6、8に形成した通孔10a、10b、10cとの間に掛け渡した、合成樹脂11a、11b、11cにより結合している。従って、上記インナシャフト7と上記第一、第二の両アウタチューブ6、8とは、軸方向に強い衝撃が加わり、上記合成樹脂11a、11b、11cが裂断した場合にのみ、軸方向に関して相対変位可能になる。又、インナシャフト7の中間部で上記第一のアウタチューブ6の軸方向中間部内径側に位置する部分には、このインナシャフト7の他の部分に比べて十分に小径な小断面積部12を設けている。更に、上記第一のアウタチューブ6の一端縁で、上記第二のアウタチューブ8の一端縁(図7の左下端縁)に対向する部分(図7の右上部分)を、その片半部側が他半部側よりも上記第二のアウタチューブ8の一端縁から離れる向きに傾斜させている。尚、第一のアウタチューブ6の一端縁に代えて、或はこの一端縁と共に、第二のアウタチューブ8の一端縁を傾斜させる場合もある。
上述の様なステアリング装置用エネルギ吸収式シャフトは、自動車の操舵装置に組み込まれ、ステアリングホイール1(図6)の動きを、図示しないステアリングギアに伝える。通常時には、上記小断面積部12の周囲に第一のアウタチューブ6が、上記合成樹脂11b、11cの係止力に基づいて存在する。この為、インナシャフト7がこの小断面積部12で折れ曲がる事はない。又、操舵の為のトルクは、主として上記第一のアウタチューブ6によって、上記インナシャフト7の後部(図7の右上部)から前部(同左下部)に伝達される。
衝突時に(一次衝突又は二次衝突に伴って)上記ステアリング装置用エネルギ吸収式シャフトに、軸方向に亙る強い圧縮力が加わると、先ず、上記第二のアウタチューブ8と上記インナシャフト7との間に掛け渡された合成樹脂11aが裂断し、この合成樹脂11aによる係止力が喪失する。そして、このインナシャフト7と上記第二のアウタチューブ8とが図7→図8の様に軸方向に変位し、この第二のアウタチューブ8の一端縁上半部と第一のアウタチューブ6の一端縁上半部とが当接する。この状態から更に上記インナシャフト7が、上記第二のアウタチューブ8に対し後方(図7の右上方向)に移動すると、上記第一のアウタチューブ6と上記インナシャフト7との間に掛け渡された合成樹脂11b、11cも裂断し、この第一のアウタチューブ6が上記第二のアウタチューブ8により、上記インナシャフト7の一端(図7の左下端)に向け押される。そして、図8→図9に示す様に、第一のアウタチューブ6と第二のアウタチューブ8との突き合わせ面が軸方向に移動し、この突き合わせ面が、上記小断面積部12の中間部周囲に存在する様になる。同時に、上記第一のアウタチューブ6の一端面が上記インナシャフト7の一端部に設けた段差面14(図7、11参照)に突き当たり、それ以上、このインナシャフト7に対し軸方向に移動しない様になる。
この様な図9に示した状態から、更に上記圧縮力が加わると、上記第一のアウタチューブ6による折れ曲がり阻止力を喪失した上記インナシャフト7が折れ曲がる。例えば図示の様に、上記第一のアウタチューブ6の一端面を上記段差面14に突き当てる構造の場合には、傾斜したこの第一のアウタチューブ6の一端縁と、上記第二のアウタチューブ8の一端縁との係合に基づいて、これら両アウタチューブ6、8の中心軸同士を曲げる方向の力が加わる。そして、上記インナシャフト7の小断面積部12が、図9→図10→図11に示す様に、塑性変形する事で折れ曲がる。この様に小断面積部12を折り曲げる方向に塑性変形させる事により、ステアリング用シャフトの全長を縮めつつ、衝突に基づくエネルギを吸収し、運転者の身体に加わる衝撃を緩和する。
上述の様に構成し作用するステアリング装置用エネルギ吸収式シャフトで、衝突事故の際に上記第一のアウタチューブ6が前方に変位するのを阻止する為の段差部14は、前記自在継手4bを構成するヨークの基端面を利用する事が、部品製作を容易にし、コスト低減を図る面からは好ましい。この点に就いて、図12を参照しつつ説明する。上記インナシャフト7の前端部には、上記自在継手4bを構成するヨーク15を、トルク伝達可能に結合固定する。図12に示した構造の場合、上記インナシャフト7の外周面に雄スプライン16を形成し、上記ヨーク15の基部17の内周面に雌スプラインを形成している。又、この基部17は、欠円筒状に形成すると共に、ボルト18の締め付けにより、直径を縮められる様にしている。
上記インナシャフト7の前端部に上記ヨーク15を結合固定するには、図12の(A)に示した状態から、このインナシャフト7を上記基部17の内径側に挿入して、上記雄スプライン16と上記雌スプラインとをスプライン係合させる。次いで、上記基部17に、この基部17の不連続部を挟んで設けた1対のフランジ部のうちの一方のフランジ部に設けた挿通孔19に上記ボルト18を挿通し、更にこのボルト18のねじ部を、他方のフランジ部に設けたねじ孔に螺合し、更に締め付ける。この結果、上記基部17の内径が縮まり、上記インナシャフト7の外周面とこの基部17の内周面とが強く当接して、このインナシャフト7の前端部に上記ヨーク15が結合固定される。
上述の様な構成によれば、衝突事故の際に上記第一のアウタチューブ6が前方に変位するのを阻止する為の段差部14を、別途独立して設ける必要がなくなり、コスト低減を図れる。但し、この様な構造を採用する場合には、上記基部17に対し上記インナシャフト7が、不用意に(小さな力で)ずれ動く事を防止する為の考慮が必要になる。即ち、このインナシャフト7が、上記基部17に対し不用意にずれ動くと、衝突事故の際に、このインナシャフト7の軸方向中間部に設けた小断面積部12(図7〜11参照)が、第一、第二のアウタチューブ6、8の突き合わせ部に位置しなくなって、上記小断面積部12を折り曲げられなくなる。
特開平7−309241号公報 特開平8−258727号公報 実用新案登録第2586569号公報
本発明は、上述の様な事情に鑑みて、衝突事故の際に、中間部を「く」字形に折り曲げつつ衝撃を吸収させるべく、自在継手のヨークにアウタチューブの変位を制限する機能を持たせた構造で、このヨークにこの機能を確実に果たさせる構造を実現すべく発明したものである。
本発明のステアリング装置用自在継手付エネルギ吸収式シャフトは、エネルギ吸収式シャフトと、このエネルギ吸収式シャフトの端部に結合された自在継手とから成る。
そして、上記エネルギ吸収式シャフトは、インナシャフトと、第一のアウタチューブと、第二のアウタチューブと、変位制限部とを備える。
このうちのインナシャフトは、軸方向中間部に小断面積部を、外周面に雄セレーション溝を、それぞれ形成している。
又、上記第一のアウタチューブは、内周面に形成した雌セレーション溝と上記雄セレーション溝とをセレーション係合させた状態で、上記インナシャフトの軸方向の一部で上記小断面積部を設けた部分の周囲に、この小断面積部を跨ぐ状態で外嵌されている。
又、上記第二のアウタチューブは、上記インナシャフトの軸方向の残部で上記小断面積部から外れた部分の周囲に、内周面に形成した雌セレーション溝と上記雄セレーション溝とをセレーション係合させた状態で外嵌されている。
更に、上記変位制限部は、上記インナシャフトと上記第一のアウタチューブとの間に設けられ、これらインナシャフトと第一のアウタチューブとの間に軸方向に強い力が加わった場合にのみ、これらインナシャフトと第一のアウタチューブとの軸方向に関する相対変位を可能にする。この様な変位制限部としては、前述の図7〜11に示す様な合成樹脂による構造、或いは予め楕円形に変形させた第一のアウタチューブを上記インナシャフトに、締り嵌めにより外嵌する構造、インナシャフトの一部に係止した止め輪による構造等が採用可能である。
一方、前記自在継手は、1対のヨークを、十字軸を介して相対変位自在に結合して成る。そして、これら両ヨークのうちの一方のヨークの基部の内周面に形成した雌セレーションと上記インナシャフトの外周面の雄セレーションとをセレーション係合させ、ボルトの締め付けにより上記基部の内径を縮め、この基部の内周面により上記インナシャフトの端部外周面を抑え付ける事で、上記一方のヨークをこのインナシャフトに対し結合固定している。
本発明のステアリング装置用自在継手付エネルギ吸収式シャフトは、上述の様な構造を前提として各部の性状を、次の様に構成している。
先ず、上記一方のヨークをこのインナシャフトに対し軸方向に変位させる為に要するアキシアル荷重をF1 とする。尚、このアキシアル荷重F1 は、上記ボルトの締め付け力を大きくし、上記一方のヨークの基部の内周面により上記インナシャフトの端部外周面を抑え付ける力を大きくする程大きくなる。
又、前記小断面積部を上記第一のアウタチューブから露出させるべく、上記第一、第二の両アウタチューブを上記インナシャフトに対し軸方向に変位させる為に要するアキシアル荷重をF2 とする。尚、このアキシアル荷重F2 は、変位制限部の構造に応じて、合成樹脂の強度が大きい程、締り嵌めによる嵌合強度が大きい程、止め輪の係止強度が大きい程、それぞれ大きくなる。
そして、上記両アキシアル荷重F1 、F2 の大小関係を、
1 >F2
としている。
上述の様な本発明のステアリング装置用自在継手付エネルギ吸収式シャフトを実施する場合に、例えば請求項2に記載した様に、上記インナシャフトの外周面に設けた雄セレーション溝と、第一、第二の両アウタチューブの内周面に設けた雌セレーション溝とを、締り嵌めでセレーション係合させる。そして、小断面積部を上記第一のアウタチューブから露出させるべく、上記両アウタチューブを上記インナシャフトに対し軸方向に変位させる為に要するアキシアル荷重F2 を、上記雄セレーション溝と上記第一のアウタチューブの内周面に設けた雌セレーション溝とのセレーション係合部に作用する摩擦力に基づく軸方向に関する静止力と、上記雄セレーション溝と上記第二のアウタチューブの内周面に設けた雌セレーション溝とのセレーション係合部に作用する摩擦力に基づく軸方向に関する静止力との合計とする。
或いは、請求項3に記載した様に、上記インナシャフトの中間部外周面で、第一のアウタチューブよりも第二のアウタチューブと反対側に露出した部分に、衝突事故に伴ってこの第一のアウタチューブと上記インナシャフトとの間に加わる強い力に基づいて破断若しくはこのインナシャフトに対し軸方向に変位する事で、上記第一のアウタチューブが上記小断面積部から外れる位置に迄軸方向に相対変位するのを可能にする阻止具を設ける。そして、小断面積部を上記第一のアウタチューブから露出させるべく、上記両アウタチューブを上記インナシャフトに対し軸方向に変位させる為に要するアキシアル荷重F2 を、上記阻止具を破断若しくは上記インナシャフトに対し軸方向に相対変位させる為に要するアキシアル荷重と、上記雄セレーション溝と上記第一のアウタチューブの内周面に設けた雌セレーション溝とのセレーション係合部に作用する摩擦力に基づく軸方向に関する静止力と、上記雄セレーション溝と上記第二のアウタチューブの内周面に設けた雌セレーション溝とのセレーション係合部に作用する摩擦力に基づく軸方向に関する静止力との合計とする。
上述の様に構成する本発明のステアリング装置用自在継手付エネルギ吸収式シャフトによれば、衝突事故の際に、中間部を「く」字形に折り曲げつつ衝撃を吸収させるべく、自在継手のヨークにアウタチューブの変位を制限する機能を持たせた構造で、このヨークにこの機能を確実に果たさせる事ができる。
即ち、一方のヨークを上記インナシャフトに対し軸方向に変位させる為に要するアキシアル荷重F1 が、第一、第二の両アウタチューブを上記インナシャフトに対し軸方向に変位させる為に要するアキシアル荷重F2 よりも大きい為、衝突事故が発生して上記第一、第二の両アウタチューブが上記インナシャフトに対し軸方向に変位し始める瞬間に、上記一方のヨークが上記インナシャフトに対し軸方向に変位し始める事がない。この為、上記第一、第二の両アウタチューブの突き合わせ部を上記小断面積部の周囲に確実に位置させて、この小断面積部を折り曲げる事ができ、衝突事故の際に、衝撃エネルギを吸収しつつ全長を縮めて、運転者の保護を図れる。
[実施の形態の第1例]
図1〜4は、請求項1〜3に対応する、本発明の実施の形態の第1例を示している。尚、本例を含め、本発明の特徴は、衝突事故の際に、インナシャフト7aの中間部に設けた小断面積部12を折り曲げつつ衝撃を吸収させるべく、自在継手4bのヨーク15に第一、第二のアウタチューブ6a、8aの変位を制限する機能を持たせた構造で、このヨーク15にこの機能を確実に果たさせる為、各部の係合強度を適切に規制した点にある。衝突事故の発生に伴って上記小断面積部12を折り曲げる為の構造及び作用に就いては、基本的には前述の図7〜11に示した従来構造と同様であるから、同等部分には同一符号を付して、重複する説明を省略若しくは簡略にし、以下、上記従来構造と異なる点、及び、本例の特徴部分を中心に説明する。
本例の場合には、中間シャフト3aを構成する為に、外周面に雄セレーション16を形成したインナシャフト7aの軸方向中間部で小断面積部12を設けた部分の周囲に、内周面に雌セレーションを形成した第一のアウタチューブ6aを、この小断面積部12の軸方向両側部分に掛け渡す状態で、締り嵌めにより外嵌している。又、上記インナシャフト7aの軸方向後端部(前後方向は、車両への組み付け状態で言い、図1〜4の右端部。但し、前後方向は図示の例に限定されるものではない。)に、内周面に雌セレーションを形成した第二のアウタチューブ8aの前半部を、締り嵌めで外嵌している。これら第一、第二の両アウタチューブ6a、8aを上記インナシャフト7aの所定位置に締り嵌めで外嵌するには、例えば、外嵌作業に先立って上記両チューブ6a、8aの断面形状を楕円形に変形させておく。そして、これら両チューブ6a、8aの断面形状を円形に向け、弾性的に戻しつつ、これら両チューブ6a、8aを上記インナシャフト7aの所定位置に迄外嵌する。この様にして、これら両チューブ6a、8aを上記インナシャフト7aの所定位置に、セレーション係合させつつ外嵌すれば、これら両チューブ6a、8aがこのインナシャフト7aの所定位置に、軸方向に大きな力が加わった場合に限り移動可能に支持される。言い換えれば、上記両チューブ6a、8aは上記インナシャフト7aの所定位置に、大きな摩擦力により支持された状態となる。この様な締り嵌めによる構造は、コスト低減及び耐熱性確保の面から、合成樹脂を使用する構造に比べて有利である。図示の例の場合には、上記第二のアウタチューブ8aの軸方向後端部に、軸方向後側の自在継手4aを構成するヨーク20を設け、このヨーク20と別のヨーク21とを十字軸を介して揺動変位自在に結合して、後側の自在継手4aを構成している。
一方、上記インナシャフト7aの軸方向前端部には、前側の自在継手4bを構成する、前記ヨーク15を、セレーション係合とボルト18の締め付けとにより、結合している。即ち、このヨーク15の基部17の内周面に形成した雌セレーションと、上記インナシャフト7aの前端部外周面に形成した雄セレーション16とをセレーション係合させた状態で、上記ボルト18の締め付けにより上記基部17の直径を縮めている。そして、この基部17の内周面と上記インナシャフト7aの前端部外周面とを強く摩擦係合させている。この状態で上記ヨーク15の基部17がこのインナシャフト7aの前端部に、強い摩擦力に基づいて支持された状態となる。尚、上記ヨーク15の前端部に、十字軸25を介して別のヨーク22を結合し、前側の自在継手4bを構成している。
特に、本例の場合には、上記インナシャフト7aの前端部に対する上記ヨーク15の基部17の静止力を、このインナシャフト7aに対して上記第一、第二の両アウタチューブ6a、8aを前方に変位させる為に要する力に比べて大きくしている。更に、本例の場合には、より好ましい構造として、上記静止力を、前記小断面積部12を折り曲げる為に要する力に比べても大きくしている。
即ち、上記静止力、即ち、ヨーク15を上記インナシャフト7aに対し軸方向前方に変位させる為に要するアキシアル荷重をF1 とし、
上記小断面積部12を上記第一のアウタチューブ6aから露出させるべく、上記第一、第二の両アウタチューブ6a、8aを上記インナシャフト7aに対し軸方向に変位させる為に要するアキシアル荷重をF2 とし、
上記小断面積部12を曲げ方向に塑性変形させる為に要するアキシアル荷重をF3 とした場合に、
1 >F2 、且つ、F1 >F3
を満たす様に、前記ボルト18の締め付けに基づいて得られる、上記インナシャフト7aの前端部に対する上記ヨーク15の基部17の静止力を大きくしている(上記ボルト18の締め付け力を十分に大きくしている)。
尚、上記第一、第二の両アウタチューブ6a、8aを上記インナシャフト7aに対し軸方向に変位させる為に要するアキシアル荷重F2 とは、衝突事故に伴って上記第二のアウタチューブ8aが上記インナシャフト7aに対し変位し始める瞬間から、上記第一のアウタチューブ6aの後端縁と上記第二のアウタチューブ8aの前端縁とが突き当たり、更にこれら両アウタチューブ6a、8aを前方に変位させる為に要する(この過程での最大の)アキシアル荷重を言う。一般的には、上記両アウタチューブ6a、8aの端縁同士が突き当たった瞬間に於ける、上記インナシャフト7aの外周面と上記第二のアウタチューブ8aの内周面とのセレーション係合部に作用する動摩擦力と、上記インナシャフト7aの外周面と上記第一のアウタチューブ6aの内周面とのセレーション係合部に作用する静止摩擦力との合計(始めから上記両アウタチューブ6a、8aの端縁同士が突き当たっている場合には、両セレーション係合部に作用する静止摩擦力の合計)である。
又、上記小断面積部12を曲げ方向に塑性変形させる為に要するアキシアル荷重F3 とは、この小断面積部12を曲げ始める瞬間に要する荷重である(曲げ始め後には、上記塑性変形に要する荷重は次第に小さくなる)。
更に、上記ヨーク15を上記インナシャフト7aに対し軸方向前方に変位させる為に要するアキシアル荷重F1 とは、このインナシャフト7aの前端部外周面と上記ヨーク15の基部17の内周面とのセレーション係合部に作用する静止摩擦力である。
各部の係合強度を上述の様に規制した本例の構造で、衝突事故に基づいて前記1対の自在継手4a、4b同士の間に、互いに近づく方向の衝撃荷重が加わった場合には、上記ヨーク15が、上記両アウタチューブ6a、8aが前方に変位する事を阻止する。そして、上記インナシャフト7aが上記小断面積部12部分で折れ曲がる様にする。
先ず、上記ヨーク15を上記インナシャフト7aに対し軸方向に変位させる為に要するアキシアル荷重F1 が、上記第一、第二の両アウタチューブ6a、8aを上記インナシャフト7aに対し軸方向に変位させる為に要するアキシアル荷重F2 よりも大きい為、上記両自在継手4a、4b同士の間に圧縮方向に加わる衝撃荷重に基づいて、上記ヨーク15を上記インナシャフト7aに対して前方に変位させる事なく、上記両アウタチューブ6a、8aが前方に変位する。そして、図2に示す様に、このうちの第一のアウタチューブ6aの前端縁が上記ヨーク15の基部17の後端縁に突き当たる。この状態で上記小断面積部12が、上記両アウタチューブ6a、8aの突き当て部同士の間に存在する。
この状態から更に上記衝撃荷重が加わる事で、上記小断面積部12が、前述の図8〜11に示した様な機構で折れ曲がる。この様に、この小断面積部12が折れ曲がる際にも、「F1 >F3 」なる関係に基づいて、上記ヨーク15を上記インナシャフト7aに対して前方に変位する事はない。
これらにより、上記小断面積部12を折り曲げて、運転者の保護を図れる。
この様な本例の構造に対して、「F1 >F2 」なる要件を満たさない場合には、衝突事故の際に、上記小断面積部12を折り曲げる事ができない。又、「F1 >F3 」なる要件を満たさない場合には、上記インナシャフト7aと上記第一、第二の両アウタチューブ6a、8aとの寸法関係や衝突事故の際に加わる衝撃荷重の作用方向によっては、上記小断面積部12の折り曲げ状態が安定しない可能性がある。
先ず、「F1 >F2 」なる要件を満たさない場合には、上記第一、第二の両アウタチューブ6a、8aが前方に押されるのに伴って、上記ヨーク15の基部17の内周面と上記インナシャフト7aの外周面とのセレーション係合部が滑る。そして、図3に示す様に、上記第一、第二の両アウタチューブ6a、8aと上記インナシャフト7aとの位置関係が変化せずに、このインナシャフト7aのみが前方に変位する結果、上記小断面積部12が、上記両アウタチューブ6a、8aの突き当て部同士の間に位置しなくなる。言い換えれば、このうちの第一のアウタチューブ6aが、上記小断面積部12の周囲に位置したままの状態となり、この小断面積部12が折れ曲がらない。
これに対して、「F1 >F2 」なる要件を満たすが、「F1 >F3 」なる要件を満たさない場合には、図4の(A)に示す様に、一度は上記小断面積部12が上記両アウタチューブ6a、8aの突き当て部同士の間に位置する瞬間が発生する。一般的には、この瞬間に、上記アウタチューブ6a、8aの端縁同士の突き合わせ面で生じる、折り曲げ方向の力によって、上記小断面積部12が折れ曲がり始める。そして、折れ曲がり始めれば、それ以上はこの小断面積部12が上記第一のアウタチューブ6a内に入り込む事はない。但し、衝突事故の際に、特殊な衝突状態で、衝撃荷重が上記インナシャフト7aに対し、ほぼ軸方向に作用すると、衝突の速度や上記インナシャフト7aと上記第一、第二の両アウタチューブ6a、8aとの寸法関係等によっては、上記瞬間に上記小断面積部12の折れ曲がりが開始せず、上記インナシャフト7aがそのまま前方に向け押し動かされる可能性が、全くないとは言えない。この場合には、図4の(B)に示す様に、再び上記第一のアウタチューブ6aが上記小断面積部12の周囲に位置する状態となり、この小断面積部12が折れ曲がらない。
これに対して本例の構造の場合には、「F1 >F2 、且つ、F1 >F3 」なる要件を満たす為、図2の状態から上記小断面積部12を折り曲げる事ができ、運転者の保護を十分に図れる。
[実施の形態の第2例]
図5は、請求項1、3に対応する、本発明の実施の形態の第2例を示している。本例の構造の場合には、インナシャフト7aの中間部外周面で、第一のアウタチューブ6aよりも前側に露出した部分に、阻止具23を設けている。この阻止具23は、衝突事故に伴って上記第一のアウタチューブ6aと上記インナシャフト7aとの間に加わる強い力に基づいて、破断若しくはこのインナシャフト7aに対し軸方向に変位する。そして、上記第一のアウタチューブ6aがこのインナシャフト7aの軸方向中間部に設けた小断面積部12から外れる位置に迄軸方向に相対変位するのを可能にする。本例の場合には、上記インナシャフト7aの外周面に形成した係止凹溝24に、欠円環状の係止環である、上記阻止具23を係止している。衝突事故の際に1対の自在継手4a、4b同士の間に圧縮方向の力が加わると、上記第一のアウタチューブ6aの前端縁が上記阻止具23を前方に強く押し、この阻止具23を上記係止凹溝24から前方に抜き出して、上記第一のアウタチューブ6aと第二のアウタチューブ8aとの前方への変位を可能にする。そして、上記インナシャフト7aの中間部に形成した小断面積部12を、上記両アウタチューブ6a、8aの突き合わせ部に位置させる。この様な構造も、コスト低減と耐熱性確保との面から、合成樹脂を使用する構造に比べて有利である。
この様な本例の構造に本発明を適用する場合には、上記小断面積部12を上記両アウタチューブ6a、8aの突き合わせ部に位置させる(第一のアウタチューブ6aから露出させる)べく、これら両アウタチューブ6a、8aを上記インナシャフト7aに対し軸方向に変位させる為に要するアキシアル荷重F2 を、上記阻止具23を上記係止凹溝24から前方に抜き出す為に要する荷重を含めたものとする。即ち、上記アキシアル荷重F2 を、上記阻止具23を上記係止凹溝24から前方に抜き出す為に要するアキシアル荷重と、上記インナシャフト7aの外周面の雄セレーション溝と、上記第一、第二の両アウタチューブ6a、8aの内周面に設けた雌セレーション溝とのセレーション係合部に作用する摩擦力に基づく軸方向に関する静止力との合計とする。本例の場合には、上記雄セレーション溝と上記両雌セレーション溝とは、緩く係合させる事ができる。そして、この場合には、上記両セレーション係合部に作用する摩擦力に基づく軸方向に関する静止力は極く小さくなる。従って、この場合には、上記アキシアル荷重F2 を、上記阻止具23を上記係止凹溝24から前方に抜き出す為に要するアキシアル荷重よりも少しだけ大きくすれば良い。その他の部分の構成及び作用は、前述した実施の形態の第1例の場合と同様である。
本発明の実施の形態の第1例を、衝突事故の未発生時の状態で示す断面図。 同じく衝突事故の発生時の途中段階の状態を示す断面図。 中間シャフトに対しヨークを締め付け固定する力が各部を軸方向に変位させる為に要する荷重に比べて不足した場合に生じる不都合を説明する為の断面図。 中間シャフトに対しヨークを締め付け固定する力が小断面積部を折り曲げる為に要する荷重に比べて不足した場合に生じる不都合を説明する為の断面図。 本発明の実施の形態の第2例を、衝突事故の未発生時の状態で示す断面図。 自動車用操舵装置の1例を示す略側面図。 従来のステアリング装置用エネルギ吸収式シャフトの1例を示す、図6のB部に相当する縦断側面図。 衝突開始直後の状態を示す、図7の中央部に相当する図。 更に衝突が進行した状態を示す、図8と同様の図。 更に衝突が進行した状態を示す、図8と同様の図。 更に衝突が進行した状態を示す、図8と同様の図。 中間シャフトと自在継手とを、結合する以前の状態で示す側面図(A)と結合した後の状態で示す側面図(B)。
符号の説明
1 ステアリングホイール
2 ステアリングシャフト
3、3a 中間シャフト
4a、4b 自在継手
5 ステアリングコラム
6、6a 第一のアウタチューブ
7、7a インナシャフト
8、8a 第二のアウタチューブ
9a、9b、9c 小径部
10a、10b、10c 通孔
11a、11b、11c 合成樹脂
12 小断面積部
14 段差面
15 ヨーク
16 雄セレーション
17 基部
18 ボルト
19 挿通孔
20 ヨーク
21 ヨーク
22 ヨーク
23 阻止具
24 係止凹溝
25 十字軸

Claims (3)

  1. エネルギ吸収式シャフトと、このエネルギ吸収式シャフトの端部に結合された自在継手とから成るステアリング装置用自在継手付エネルギ吸収式シャフトであって、
    このうちのエネルギ吸収式シャフトは、軸方向中間部に小断面積部を、外周面に雄セレーション溝を、それぞれ形成したインナシャフトと、内周面に形成した雌セレーション溝とこの雄セレーション溝とをセレーション係合させた状態で上記インナシャフトの軸方向の一部で上記小断面積部を設けた部分の周囲に、この小断面積部を跨ぐ状態で外嵌された第一のアウタチューブと、このインナシャフトの軸方向の残部で上記小断面積部から外れた部分の周囲に、内周面に形成した雌セレーション溝と上記雄セレーション溝とをセレーション係合させた状態で外嵌された第二のアウタチューブと、上記インナシャフトと上記第一のアウタチューブとの間に設けられ、これらインナシャフトと第一のアウタチューブとの間に軸方向に強い力が加わった場合にのみ、これらインナシャフトと第一のアウタチューブとの軸方向に関する相対変位を可能にする変位制限部とを備えたものであり、
    上記自在継手は、十字軸を介して相対変位自在に結合された1対のヨークのうちの一方のヨークの基部の内周面に形成した雌セレーションと上記インナシャフトの外周面の雄セレーションとをセレーション係合させ、ボルトの締め付けによって上記基部の内径を縮め、この基部の内周面により上記インナシャフトの端部外周面を抑え付ける事で上記一方のヨークをこのインナシャフトに対し結合固定したものであり、
    この一方のヨークをこのインナシャフトに対し軸方向に変位させる為に要するアキシアル荷重をF1 とし、
    上記小断面積部を上記第一のアウタチューブから露出させるべく、上記第一、第二の両アウタチューブを上記インナシャフトに対し軸方向に変位させる為に要するアキシアル荷重をF2 とした場合に、
    1 >F2
    であるステアリング装置用自在継手付エネルギ吸収式シャフト。
  2. インナシャフトの外周面に設けた雄セレーション溝と、第一、第二の両アウタチューブの内周面に設けた雌セレーション溝とが、締り嵌めでセレーション係合しており、小断面積部を上記第一のアウタチューブから露出させるべく、上記両アウタチューブを上記インナシャフトに対し軸方向に変位させる為に要するアキシアル荷重F2 が、上記雄セレーション溝と上記第一のアウタチューブの内周面に設けた雌セレーション溝とのセレーション係合部に作用する摩擦力に基づく軸方向に関する静止力と、上記雄セレーション溝と上記第二のアウタチューブの内周面に設けた雌セレーション溝とのセレーション係合部に作用する摩擦力に基づく軸方向に関する静止力との合計である、請求項1に記載したステアリング装置用自在継手付エネルギ吸収式シャフト。
  3. インナシャフトの中間部外周面で、第一のアウタチューブよりも第二のアウタチューブと反対側に露出した部分に、衝突事故に伴ってこの第一のアウタチューブと上記インナシャフトとの間に加わる強い力に基づいて破断若しくはこのインナシャフトに対し軸方向に変位する事で、上記第一のアウタチューブが上記小断面積部から外れる位置に迄軸方向に相対変位するのを可能にする阻止具を設けており、この小断面積部を上記第一のアウタチューブから露出させるべく、上記両アウタチューブを上記インナシャフトに対し軸方向に変位させる為に要するアキシアル荷重F2 が、上記阻止具を破断若しくは上記インナシャフトに対し軸方向に相対変位させる為に要するアキシアル荷重と、上記雄セレーション溝と上記第一のアウタチューブの内周面に設けた雌セレーション溝とのセレーション係合部に作用する摩擦力に基づく軸方向に関する静止力と、上記雄セレーション溝と上記第二のアウタチューブの内周面に設けた雌セレーション溝とのセレーション係合部に作用する摩擦力に基づく軸方向に関する静止力との合計である、請求項1に記載したステアリング装置用自在継手付エネルギ吸収式シャフト。
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