JP2008272381A - X線撮影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 X線の過剰照射を抑止すると同時に、術者が設定した時間が経過するまでの間、X線照射を継続することを可能にすること。
【解決手段】 X線撮影装置は、対象物に照射したX線の累積被曝量を推定する推定部と、許容される最大被曝量と、累積被曝量と、の差分により許容残被曝量を算出する許容残被曝量算出部と、予め定められたX線照射予定時間と、対象物に照射したX線の実照射時間との差分によりX線照射許容時間を算出するX線照射許容時間算出部と、許容残被曝量と、X線照射許容時間と、に基づきX線照射の基準となるX線照射基準量を算出するX線照射基準量算出部と、X線照射基準量に基づき、X線照射許容時間内のX線照射量を設定し、対象物に対するX線照射を制御する制御部とを備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、患者の被曝量を過剰に増大させないためのX線撮影技術に関する。
X線を利用したX線画像診断は静止画による読影用途が一般的であったが、近年、X線透視による検査や手術支援にまでその用途を拡大している。しかしながら、X線透視による検査や手術支援は、非常に有益である一方、患者の被曝は避けられず、X線による診断や手術支援を行う場合には、常に被曝のリスクを考慮しなければならない。このようなリスクを抱えているにも関わらず、従来、X線量は診療を行う術者による手動調整が一般的であった。術者は、手術目的や検査用途、検査対象部位、患者の体型や年齢、性別、装置の特性などを鑑み、適切なX線量を選択していた。また、透視撮影を用いた手技の場合には、術者が手計算で線量を算出し、手術計画を立案していた。
特許文献1では、累積被曝量を推定し、推定累積被曝量が所定の量に達すると警告を発し、照射を停止するX線診断装置が提案されている。さらに、特許文献1では、累積被曝量を推定し、推定累積被曝量から、現在のX線照射量で照射可能な時間を割り出し、表示するX線診断装置が提案されている。
特開2005−253801号公報
従来技術では、累積被曝量を推定し、推定累積被曝量が所定の量に達すると警告を発し、照射を停止するX線診断装置は、過剰被曝を回避出来る。しかしながら、その一方で、予定していた手技を完了していない場合でも、手技を中断せざるを得ない。
また、累積被曝量を推定し、推定累積被曝量から、現在のX線照射量で照射可能な時間を割り出し、表示したとしても、表示された残り時間内に手技が終了しない場合、手技を中断するか、あるいは、残り時間を超過して手技を続ける必要がある。
本発明は、上記問題を鑑みてなされたものであり、X線の過剰照射を抑止すると同時に、術者が設定した時間が経過するまでの間、X線照射を継続することを可能にするX線撮影技術の提供を目的とする。
本発明に係るX線撮影装置は、
対象物に照射したX線の累積被曝量を推定する推定手段と、
許容される最大被曝量と、前記累積被曝量と、の差分により許容残被曝量を算出する許容残被曝量算出手段と、
予め定められたX線照射予定時間と、前記対象物に照射したX線の実照射時間との差分によりX線照射許容時間を算出するX線照射許容時間算出手段と、
前記許容残被曝量と、前記X線照射許容時間と、に基づきX線照射の基準となるX線照射基準量を算出するX線照射基準量算出手段と、
前記X線照射基準量に基づき、前記X線照射許容時間内のX線照射量を設定し、前記対象物に対するX線照射を制御する制御手段と
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、被検体に対するX線の過剰照射を抑止すると同時に、術者が設定した時間が経過するまでの間、X線照射を継続することが可能となる。
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲によって確定されるのであって、以下の個別の実施形態によって限定されるわけではない。
<第1実施形態>
(X線撮影装置の構成)
図1は、本発明の実施形態にかかるX線撮影装置の構成を示す図である。X線発生部(X線管)102は、被検体(対象物)105に照射するX線発生源であり、X線発生部(X線管)102は、保持部101の一端に保持される。X線検出部103は、X線発生部(X線管)102から照射されたX線を検出するセンサである。X線検出部103は、保持部101の他端に保持される。X線検出部103と、X線発生部(X線管)102とは、対向する状態で保持部101に保持される。尚、X線検出部103と、X線発生部(X線管)102とは、対向する状態が実現できれば、固定された状態の他、それぞれが相対的に移動可能な状態で保持された状態でもよい。
寝台104は、X線発生部(X線管)102と、X線検出部103と、の間に設けられている。寝台104は、天板(不図示)と天板を支える脚部(不図示)とを備え、天板には患者である被検体(対象物)105が搭載される。天板は所要の方向、例えば、垂直方向(図1のy方向)及び水平方向(図1のx方向)に移動可能である。
寝台104の天板(不図示)及び保持部101には、それぞれ駆動用モータ(不図示)と、位置検出用の位置センサ(不図示)が設けられ、各モータ及び位置センサは、機械制御部106により制御される。
機械制御部106は、位置センサのセンサ情報に基づいて、モータを駆動して、寝台104の天板、保持部101の位置を制御することが可能である。機械制御部106の制御により、寝台104の天板及び保持部101は、所定の位置関係になるように位置決めされる。
X線発生部102は、高電圧発生部107と接続され、高電圧発生部107が発生した所定の電圧を受けて、被検体(対象物)105に向けてX線を照射する。X線照射制御部108は、高電圧発生部107を制御して、撮影の際にX線発生部102から照射されるX線量を制御することが可能である。
システム制御部109は、機械制御部106およびX線照射制御部108を統括制御する。画像処理部112は、X線検出部103から読み出された画像データに対して画像処理を施す。システム制御部109は、X線検出部103から読み出された画像データに対して、ガンマ補正やノイズ除去等の画像処理を行うように画像処理部112を制御する。
表示部113は、画像処理部112で画像処理を施された画像データ及び被検体(対象物)の情報(氏名、年齢、性別、身長、体重、撮影対象部位など)、及びX線条件を含む撮影条件を表示する。
入力部110は、システム制御部109、機械制御部106、X線照射制御部108に対する制御入力として、X線条件及び被検体(対象物)の情報等の入力を受け付けることが可能である。入力部110は、例えば、キーボードやマウス、タッチパネル、メンブレンボタン、ジョイスティックや、照射開始及び停止のトリガーを与える照射スイッチ及びフットペダルにより構成される。入力部110から、X線照射量や手技を行うにあたり最低限必要となる単位時間あたりの最低X線照射量、許容される最大被曝量、X線照射予定時間が入力される。更に、入力部110から、撮影条件、被検体(対象物)の情報(氏名、年齢、性別、身長、体重、撮影対象部位、など)や、術者の情報等が入力される。
(システム制御部109の機能構成)
図2は、システム制御部109の機能構成を示すブロック図である。
システム制御部109は後述するフローチャートの各工程を実現するCPU201、CPUのメインメモリ、ワークエリア等として機能するRAM202、プログラムを記憶するROM203から構成される。RAM202およびROM203はコンピュータ可読メモリである。タイマー250は、X線照射時間を計測することが可能である。タイマー250の計測結果に基づいて、CPU201は、X線照射の連続時間や、後に説明する、ROM203に格納されているプログラムの実行タイミングを制御することができる。
ROM203は、X線照射量管理部204、X線照射予定時間管理部205、X線照射許容時間計算部206、最低X線照射量管理部207の機能をCPU201が実行するプログラムを格納する。
ROM203は、さらに、累積被曝量推定部208、許容最大被曝量管理部209、X線制御部211、X線照射基準量計算部212、許容残被曝量計算部213の機能をCPU201が実行するプログラムを格納する。
X線照射量管理部204は、被検体(対象物)105に照射する単位時間あたりのX線照射量を管理することが可能であり、単位時間あたりのX線照射量に関する情報をメモリやハードディスク等の記憶部に格納する。X線照射予定時間管理部205は、手技にかかるX線照射予定時間を記憶部に格納する等の方法によって管理することが可能である。
最低X線照射量管理部207は、手技を行うにあたって最低限必要な単位時間あたりのX線照射量を記憶部に格納する等の方法によって管理することが可能である。X線制御部211は、X線照射量管理部204によって管理される単位時間あたりのX線照射量及び、入力部110から入力される撮影条件、被検体(対象物)の情報等に基づいてX線照射制御部108を制御することが可能である。
累積被曝量推定部208は、X線照射量を左右する諸因子(管電圧,mAs,濾過,FSD,装置等)について一定の値で正規化し、係数化して累積被曝量を推定する。許容最大被曝量管理部209は、許容される最大のX線被曝量を記憶手部に格納する等の方法によって管理することが可能である。
X線照射許容時間計算部206は、X線照射予定時間管理部205によって保持されるX線照射予定時間から実際に照射された照射時間を減じたX線照射許容時間を算出する機能を有する。
T4をX線照射予定時間管理部205によって保持されるX線照射予定時間とし、T0を実際に照射された照射時間とすると、X線照射許容時間T1は、次式(1)により与えられる。
T1=T4−T0・・・(1)
許容残被曝量計算部213は、許容残被曝量算出手段として機能し、許容最大被曝量管理部209によって許容される最大被曝量から、累積被曝量推定部208によって算出される累積被曝量を減じた許容残被曝量を算出する。
許容最大被曝量管理部209により保持される許容最大被曝量をE3とし、累積被曝量推定部208によって推定される累積被曝量をE1とすると、許容残被曝量E2は(2)式により与えられる。
E2=E3−E1・・・(2)
X線照射基準量計算部212はX線照射許容時間と許容残被曝量からX線照射許容時間の間、一定の単位時間あたりのX線照射量で照射を継続した場合に、累積被曝量が許容残被曝量となる該一定の単位時間あたりのX線照射量をX線照射基準量として算出する。
X線照射許容時間をT1、許容される残被曝量をE2、単位時間あたりのX線照射基準量をx1とし、所定の時間(t)の間、X線を照射した場合の累積被曝量(E)は、(3)式で表される。
X線照射基準量計算部212は、(3)式を満たす単位時間あたりのX線照射基準量(x1)を算出する。
E2=f(T1、x1)・・・(3)
X線制御部211はX線照射基準量計算部212による単位時間あたりのX線照射基準量(X1)と、最低X線照射量管理部207による単位時間あたりの最低X線照射量との関係に基づき、X線照射量を制御することが可能である。更に、X線制御部211は、X線照射基準量計算部212による単位時間あたりのX線照射基準量(X1)と、X線照射量管理部204によって管理される単位時間あたりのX線照射量との関係に基づき、単位時間あたりのX線照射量を制御する。
ここで、単位時間あたりのX線照射量及びX線照射予定時間及び許容最大被曝量及び単位時間あたりの最低X線照射量は、入力部110から設定することが可能である。また、単位時間あたりのX線照射量及びX線照射予定時間及び許容最大被曝量及び単位時間あたりの最低X線照射量は、入力部110から入力されるその他の情報(撮影条件、被検体の情報等)により算出することも可能である。
図3は、第1実施形態にかかるX線撮影装置の動作の流れを説明するフローチャートであり、CPU201の全体的な制御の下に各工程の動作が実行される。
ステップ301で、CPU201は本アルゴリズムを開始する。
ステップ302で、CPU201は、照射開始のトリガーが入力されたか否かを判断する。照射開始のトリガーは、例えば、入力部110を構成するフットペダルまたは照射スイッチの押下の検出である。CPU201は、照射開始のトリガーが入力されたと判断する場合に(S302−Yes)、ステップ303へ処理を進める。
一方、照射開始のトリガーが入力されていないと判断する場合(S302−No)、ステップ302に戻し、照射開始のトリガーが与えられるまで、ポーリング等によって待機状態とする。
ステップ303で、CPU201は、X線照射制御部108に対してX線発生部102の制御を行うように命令する。そして、X線発生部102は、X線照射量管理部204によって保持されている単位時間あたりのX線照射量でX線の照射を行う。
ステップ304で、CPU201は、累積被曝量推定部208の機能を実行する。具体的には、CPU201は、単位時間あたりのX線照射量を左右する諸因子(管電圧、mAs、濾過、FSD、装置等)に基づき、累積被曝量を推定(算出)する。例えば、NDD法(Non Desimeter Dosimetry method)を利用することができる。
S305で、CPU201は、許容残被曝量算出手段である許容残被曝量計算部213の機能を実行する。具体的には、CPU201は、許容最大被曝量管理部209により保持されている許容最大被曝量E3から、S304において算出された累積被曝量E1を減じて、許容残被曝量E2を算出する。
ステップ306で、CPU201は、X線照射許容時間計算部206としての機能を実行する。具体的には、CPU201は、X線照射予定時間管理部205により保持されているX線照射予定時間T4から、所定の時刻t1における実照射時間T0を減じる。そして、X線照射許容時間計算部206は、X線照射許容時間(T4−T0)を算出する。
ステップ307で、CPU201は、X線照射基準量計算部212としての機能を実行する。具体的には、CPU201は、許容残被曝量と、X線照射許容時間とから、X線照射許容時間の間、一定の照射線量でX線を照射した場合、累積被曝量が許容残被曝量となる単位時間あたりのX線照射基準量を算出する。ここで算出される単位時間あたりのX線照射基準量は、例えば、図4におけるX1となる。
ステップ308で、CPU201は、ステップ307で算出された単位時間あたりのX線照射基準量と、最低X線照射量管理部207によって保持される単位時間あたりの最低X線照射量との差分を求める。CPU201は、差分値が予め定められた基準を下まわった場合に(S308−Yes)、ステップ309へ処理を進める。
ステップ309で、CPU201は、制御手段として機能し、X線照射許容時間内の単位時間あたりのX線照射量として最低X線照射量を設定する。
ステップ310で、X線制御部211は、ステップ309で設定された最低X線照射量に単位時間あたりのX線照射量を制御する。これにより術者は、単位時間あたりのX線照射量を増加させたり、減少させたりする手動操作ができなくなる。しかしながら、手技に必要とされる単位時間あたりの最低X線照射量により、X線照射を継続させることで、術者は予定していた手技を完了させることが可能になる。
ステップ311で、X線照射予定時間管理部205は、保持するX線照射予定時間T4が経過したか否かを判断する。X線照射予定時間を経過した場合は(S311−Yes)、ステップ314へ処理を進め処理を終了する。また、X線照射予定時間管理部205は、X線照射予定時間を経過していないと判断する場合は(S311−No)、処理をS310に戻し、単位時間あたりの最低X線照射量によるの制御を継続する。
一方、S308の判断で、CPU201は、単位時間あたりのX線照射基準量と最低X線照射量との差分が大きい場合(S308−No)、ステップ312に処理を進める。ステップ312で、X線制御部211は、術者によって手動で設定された単位時間あたりのX線照射量に応じてX線制御を行う。
ステップ313で、CPU201は、照射スイッチ及びフットペダルの押下等の照射のトリガーが与えられているか否かを判断する。CPU201は、照射のトリガーの入力を検知した場合、照射を継続すると判断し(S313−Yes)、処理をステップ303に戻し、同様の処理を繰り返す。一方、ステップ313の判断で、照射のトリガーの入力をCPU201が検知しない場合、CPU201は、照射終了と判断し(S313−No)、ステップ314に処理を進め、処理を終了する。
図4は、第1実施形態におけるX線照射の制御を例示的に説明する図である。時刻t0においてX線照射が開始する。x3は、実際に被検体(対象物)105に照射された単位時間あたりのX線照射量を示す。この単位時間あたりのX線照射量は、X線照射量管理部204によって管理される。累積被曝量E1は、照射開始時刻t0からX線照射基準量計算部212の実行時刻t1までの間のX線照射量の累積値を示す。累積被曝量推定部208は、累積被曝量E1を単位時間あたりのX線照射量x3の履歴に基づき推定(算出)することが可能である。
T0は、X線の照射開始時刻t0からX線照射基準量計算部212の実行時刻t1までの時間(t1−t0)を示す。T4は、手技に必要とされる時間であり、X線照射予定時間管理部205によって保持されるX線照射予定時間を示す。
X線照射基準量計算部212の実行時刻t1において、X線照射基準量計算部212は単位時間あたりのX線照射基準量X1を算出する。時刻t1において、X線照射許容時間計算部206は、残りのX線照射許容時間T1を算出する。時刻t1において、許容残被曝量計算部213は、時刻t1以降の照射で許容される残被曝量(許容残被曝量E2)を算出する。許容残被曝量E2は(2)式に基づき算出することが可能である。
CPU201は、算出された単位時間あたりのX線照射基準量と、最低X線照射量管理部207によって保持される単位時間あたりの最低X線照射量との差分を求める。差分値が、予め定められた基準を超えている場合に、術者によって手動で設定されたX線照射量により手技を継続することが可能である。この処理は、図3のS308−No、S312、S313−Yes、S303に対応する。時刻t1においては、差分値が、予め定められた基準のX線照射量を超えているので、術者は、手動により設定したX線照射量に基づいて、手技を継続することが可能である。
一方、差分値が、予め定められた基準を下まわった場合に、CPU201は、X線照射許容時間内の単位時間あたりのX線照射量を最低X線照射量に設定する。
T2は、照射開始時刻t0からX線照射基準量計算部212の実行時刻t2までの時間(t2−t0)を示す。X線照射基準量計算部212の実行時刻t2において、X線照射基準量計算部212は単位時間あたりのX線照射基準量x2を算出する。
時刻t2において、X線照射許容時間計算部206は、残りのX線照射許容時間T3を算出する。時刻t2において、許容残被曝量計算部213は、時刻t2以降の照射で許容される残被曝量(許容残被曝量E4)を算出する。
時刻t2において算出した単位時間あたりのX線照射基準量x2と、最低X線照射量管理部207によって保持される単位時間あたりの最低X線照射量との差分値が、予め定められた基準を下まわったとする。この場合、CPU201は、X線照射許容時間T3内の単位時間あたりのX線照射量を最低X線照射量に設定する。術者は、設定した単位時間あたりのX線照射量(最低X線照射量)で、手技を時刻t3まで継続することが可能である。
CPU201は、照射開始時刻t0からX線照射基準量計算部212の実行時刻t1までの時間T0、時刻t0から時刻t2までの時間T2を制御することが可能である。
本実施形態によれば、被検体に対するX線の過剰照射を抑止すると同時に、術者が設定した時間が経過するまでの間、X線照射を継続することが可能となる。
<第2実施形態>
図5は、第2実施形態にかかるX線撮影装置の動作の流れを説明するフローチャートであり、CPU201の全体的な制御の下に各工程の動作が実行される。X線撮影装置は、第1実施形態で説明した図1、図2と同様の構成を備えるものとする。
ステップ501で、CPU201は本アルゴリズムを開始する。
ステップ502で、CPU201は、照射開始のトリガーが入力されたか否かを判断する。ステップ503で、X線発生部102は、X線照射量管理部204によって保持されているX線照射量に基づいてX線の照射を行う。
ステップ504で、CPU201は、単位時間あたりのX線照射量を手動で設定するか、自動設定(X線自動制御)するか否かを、術者の選択操作に基づき判断する。X線自動制御が術者の操作によって指示された場合(S504−Yes)、処理はステップ505へ進められる。
ステップ505で、累積被曝量推定部208は、単位時間あたりのX線照射量を左右する諸因子(管電圧、mAs、濾過、FSD、装置等)に基づき、累積被曝量を推定(算出)する。
S507で、CPU201は、許容残被曝量算出手段である許容残被曝量計算部213の機能を実行する。具体的には、CPU201は、許容最大被曝量管理部209により保持されている許容最大被曝量E3から、S505において算出された累積被曝量E1を減じて、許容残被曝量E2を算出する。
ステップ508で、CPU201は、X線照射許容時間計算部206の機能を実行する。具体的には、CPU201は、X線照射予定時間管理部205の機能により保持されているX線照射予定時間(T4)から、所定の時刻t1における実際に照射された照射時間T0を減じる。そして、CPU201は、X線照射許容時間計算部206の機能として、X線照射許容時間(T4−T0=T1)を算出する。
ステップ509で、CPU201は、X線照射基準量計算部212の機能として、許容残被曝量と、X線照射許容時間とから、単位時間あたりのX線照射基準量を算出する。具体的には、CPU201は、一定の単位時間あたりのX線照射量で照射を継続した場合に、累積被曝量が許容残被曝量となる該一定の単位時間あたりのX線照射量をX線照射基準量として算出する。ここで算出される単位時間あたりのX線照射基準量は、例えば、図6におけるX1となる。
ステップ510で、CPU201は、単位時間あたりのX線照射量としてステップ509で算出されたX線照射基準量を設定する。
ステップ511で、X線制御部211は、ステップ510で設定された単位時間あたりのX線照射基準量でX線照射を制御する。
ステップ512で、X線照射予定時間管理部205は、X線照射予定時間(T4)が経過したか否かを判断する。X線照射予定時間管理部205が、X線照射予定時間を経過したと判断する場合(S512−Yes)、ステップ515へ処理を進め、処理を終了する。X線照射予定時間管理部205は、X線照射予定時間を経過していないと判断する場合は(S512−No)、処理をS513に進める。制御を継続する場合(S513−Yes)、処理をS511に戻し、設定した単位時間あたりのX線照射量に基づき制御を継続する。
一方、ステップ513において、術者によってX線制御が指示されていない場合は(S513−No)、ステップ506に処理を進める。
ステップ506で、CPU201は、X線制御部211の機能を実行し、術者によって手動で設定された単位時間あたりのX線照射量に応じてX線制御を行う。
ステップ514で、CPU201は、照射スイッチ及びフットペダルの押下等、照射のトリガーが与えられているか否かを判断する。CPU201は、照射のトリガーの入力を検知した場合、照射を継続すると判断し(S514−Yes)、処理をステップ503に戻し、同様の処理を繰り返す。一方、ステップ313の判断で、照射のトリガーの入力をCPU201が検知しない場合、CPU201は、照射終了と判断し(S313−No)、ステップ314に処理を進め、処理を終了する。
図6は、第2実施形態におけるX線照射の制御を例示的に説明する図である。時刻t0においてX線照射が開始する。時刻t1は、術者によってX線制御が指示(選択)された時刻であり、かつ、X線照射基準量計算部212の実行時刻である。x3は、実際に被検体(対象物)105に照射された単位時間あたりのX線照射量を示す。累積被曝量E1は、照射開始時刻t0からX線照射基準量計算部212の実行時刻t1までの間のX線を被曝量の累積値を示す。累積被曝量推定部208の機能を実行によって、累積被曝量E1をX線照射量x3の履歴に基づき推定(算出)することが可能である。
T0は、X線の照射開始時刻t0からX線照射基準量計算部212の実行時刻t1までの時間(t1−t0)を示す。T4は、手技に必要とされる時間であり、X線照射予定時間管理部205によって保持されるX線照射予定時間を示す。t3は、X線照射予定時間管理部205によって保持されるX線照射予定時間終了時刻を示す。
X線照射基準量計算部212の実行時刻t1において、CPU201は、単位時間あたりのX線照射基準量X1を算出する。時刻t1において、CPU201は、X線照射許容時間計算部206の機能を実行によって残りのX線照射許容時間T1を算出する。時刻t1において、CPU201は、許容残被曝量計算部213の機能を実行により、時刻t1以降の照射で許容される残被曝量(許容残被曝量E2)を算出する。許容残被曝量は(2)式に基づき算出することが可能である。
自動制御が選択されている場合(図5のS504−Yesに対応する)、CPU201は、X線照射許容時間T1内の単位時間あたりのX線照射量をX線照射基準量X1に設定する。術者は、設定したX線照射量(X線照射基準量X1)に基づいて、手技を時刻t3まで継続することが可能である。
本実施形態によれば、被検体に対するX線の過剰照射を抑止すると同時に、術者が設定した時間が経過するまでの間、X線照射を継続することが可能となる。
<第3実施形態>
図7は、第3実施形態にかかるX線撮影装置の動作の流れを説明するフローチャートであり、CPU201の全体的な制御の下に各工程の動作が実行される。X線撮影装置は、第1実施形態で説明した図1、図2と同様の構成を備えるものとする。
ステップ701で、CPU201は本アルゴリズムを開始する。
ステップ702では、CPU201は、照射開始のトリガーが入力されたか否かを判断する。ステップ703で、X線発生部102は、X線照射量管理部204によって保持されている単位時間あたりのX線照射量に基づいてX線の照射を行う。
ステップ704で、CPU201は、単位時間あたりのX線照射基準量の計算が指示されたか否かを判断する。単位時間あたりのX線照射基準量の計算が指示された場合(S704−Yes)、処理はステップS705に進められる。
一方、S705の判断で、単位時間あたりのX線照射基準量の計算が指示されていない場合(S705−No)、処理はステップ709に進められる。
単位時間あたりのX線照射基準量の計算指示は、術者が入力部110からの入力によって与えても良いし、タイマー250を利用して、周期的に入力することも可能である。
ステップ705で、CPU201は、累積被曝量推定部208の機能を実行する。具体的には、CPU201は、単位時間あたりの単位時間あたりのX線照射量を左右する諸因子(管電圧、mAs、濾過、FSD、装置等)に基づき、累積被曝量を推定(算出)する。
ステップ706で、CPU201は、許容残被曝量算出手段である許容残被曝量計算部213の機能を実行する。具体的には、CPU201は、許容最大被曝量管理部209により保持されている許容最大被曝量E3から、S505において算出された累積被曝量E1を減じて、許容残被曝量E2を算出する。
ステップ707で、CPU201は、X線照射許容時間計算部206としての機能を実行する。具体的には、CPU201は、X線照射予定時間管理部205により保持されているX線照射予定時間(T4)から、所定の時刻t1における実照射時間(T0)を減じる。そして、X線照射許容時間計算部206は、X線照射許容時間(T4−T0=T1)を算出する。
ステップ708で、CPU201は、X線照射基準量計算部212としての機能を実行する。具体的には、許容残被曝量と、X線照射許容時間とから、X線照射許容時間の間、一定の単位時間あたりのX線照射量で照射を継続した場合に、累積被曝量が許容残被曝量となる該一定の単位時間あたりのX線照射量をX線照射基準量として算出する。
ステップ709で、CPU201は、X線照射量管理部204によって保持される現在の単位時間あたりのX線照射量が、S708で算出された単位時間あたりのX線照射基準量を継続して超過した時間(過剰照射継続時間)を計測する。CPU201は、タイマー250を利用することで、時間の計測を行うことが可能である。
ステップ710で、CPU201は、ステップ709において計測された過剰照射継続時間が所定の時間(例えば、10分間)を超過したか否かを判断する。所定の時間を超過した場合(S710−Yes)、ステップ711に処理を進め、所定の時間を超過していない場合(S710−No)、ステップ714に処理を進める。
ステップ711で、CPU201は、累積被曝量推定部208としての機能を実行する。具体的には、推定手段として、被検体(対象物)105に照射したX線の累積被曝量を再度推定(算出)する。
CPU201は、許容残被曝量計算部213としての機能を実行する。具体的には、CPU201は、許容残被曝量算出手段として機能し、許容最大被曝量E3と、再度推定された累積被曝量との差分により許容残被曝量を再度算出する。
CPU201は、X線照射許容時間計算部(X線照射許容時間算出手段)206としての機能を実行する。具体的には、CPU201は、X線照射予定時間と、X線の実際に照射された照射時間との差分に基づきX線照射許容時間を再度算出する。
CPU201は、X線照射基準量計算部(X線照射基準量算出手段)212としての機能を実行する。具体的には、再度算出された許容残被曝量と、再度算出されたX線照射許容時間と、に基づきX線照射の基準となる単位時間あたりのX線照射基準量を再度算出する。
そして、CPU201は、X線照射量管理部204としての機能を実行する。具体的には、再計算された単位時間あたりのX線照射基準量を設定し、保持する。これらの処理は、図7のS705からS708に対応する。
ステップ712で、CPU201は、具体的には、ステップ711で設定されたX線照射基準量に単位時間あたりのX線照射量を設定する。
ステップ713で、CPU201は、X線照射予定時間管理部205としての機能を実行する。具体的には、X線照射予定時間(T4)が経過したか否かを判断する。X線照射予定時間管理部205が、X線照射予定時間を経過したと判断する場合(S713−Yes)、ステップ716に進み、処理を終了する。
一方、CPU201は、X線照射予定時間を経過していないと判断する場合(S713−No)、処理をS712に戻し、単位時間あたりのX線照射基準量をX線照射予定時間の満了まで継続する。
S710において、過剰照射継続時間が所定の時間を超過していないと判断される場合、ステップ714で、CPU201は、X線制御部211の機能を実行し、術者によって手動で設定された単位時間あたりのX線照射量でX線制御を行う。
ステップ715で、CPU201は、照射スイッチ及びフットペダルの押下等、照射のトリガーが与えられているか否かを判断する。CPU201は、照射のトリガーの入力を検知した場合、照射を継続すると判断し(S715−Yes)、処理をステップ703に戻し、同様の処理を繰り返す。一方、ステップ715の判断で、照射のトリガーの入力をCPU201が検知しない場合、CPU201は、照射終了と判断し(S715−No)、ステップ716に処理を進め、処理を終了する。
図8は、第3実施形態におけるX線照射の制御を例示的に説明する図である。時刻t0において、X線照射が開始する。x3は、実際に被検体(対象物)105に照射された単位時間あたりのX線照射量を示す。このX線照射量は、X線照射量管理部204によって管理される。累積被曝量E1は、照射開始時刻t0からX線照射基準量計算部212の実行時刻t1までの間の被曝量の累積値を示す。CPU201は、累積被曝量推定部208の機能を実行することにより、累積被曝量E1を単位時間あたりのX線照射量x3の履歴に基づき推定(算出)することが可能である。
T0は、X線の照射開始時刻t0からX線照射基準量計算部212の実行時刻t1までの時間(t1−t0)を示す。T4は、手技に必要とされる時間であり、X線照射予定時間管理部205によって保持されるX線照射予定時間を示す。t3は、X線照射予定時間終了時刻を示す。
CPU201は、X線照射基準量計算部212の機能を実行することにより、時刻t1において起動され、時刻t1以降の単位時間あたりのX線照射量を制御するためのX線照射基準量X1を算出する。
時刻t1において、CPU201は、X線照射許容時間計算部206の機能を実行することにより、残りのX線照射許容時間T1を算出する。時刻t1において、許容残被曝量計算部213は、時刻t1以降の照射で許容される許容残被曝量E2を算出する。許容残被曝量は(2)式に基づき算出することが可能である。
図8において、領域801、802は、単位時間あたりのX線照射量がX線照射基準量x1を超過した領域を示す。CPU201は、単位時間あたりのX線照射基準量を超過した状態で、継続した所定の基準時間(T5:過剰照射時間)が経過したことをタイマー250の時間計測に基づき検知することが可能である。T2は、照射開始t0からX線照射基準量計算部212の実行時刻t2までの時間を示す。
過剰照射時間T5の経過時刻である時刻t2において、CPU201は、累積被曝量推定部208、X線照射許容時間計算部206、X線照射基準量計算部212等を起動する。そして、図7で説明したS705からS708の処理に従って、再度、許容残被曝量、X線照射許容時間、単位時間あたりのX線照射基準量を算出する。
また、単位時間あたりのX線照射基準量を超えて、所定の基準時間(T5:過剰照射時間)が経過したことを検知した場合、CPU201は、術者に過剰照射の警告を発することが可能である。
図8において、過剰照射時間T5の経過時刻である時刻t2において、CPU201は、X線照射基準量計算部212の機能として単位時間あたりのX線照射基準量x2を算出する。時刻t2において、CPU201は、X線照射許容時間計算部206の機能として残りのX線照射許容時間T3を算出する。また、時刻t2において、CPU201は、許容残被曝量計算部213の機能として時刻t2以降の照射で許容される許容残被曝量E4を算出する。CPU201は、X線照射許容時間T3内の単位時間あたりのX線照射量をX線照射基準量x2に設定する。術者は、設定したX線照射量(最低X線照射量)に基づいて、手技を時刻t3まで継続することができる。
本実施形態によれば、被検体に対するX線の過剰照射を抑止すると同時に、術者が設定した時間が経過するまでの間、X線照射を継続することが可能となる。
あるいは、単位時間あたりのX線照射基準量を超えるX線照射量で、所定時間以上、X線照射が行われた場合、過剰照射の警報を発することで術者に報知することで、過剰照射を抑止することが可能になる。
本発明の実施形態にかかるX線撮影装置の構成を示す図である。 システム制御部109の機能構成を示すブロック図である。 第1実施形態にかかるX線撮影装置の動作の流れを説明するフローチャートである。 第1実施形態におけるX線照射の制御を例示的に説明する図である。 第2実施形態にかかるX線撮影装置の動作の流れを説明するフローチャートである。 第2実施形態におけるX線照射の制御を例示的に説明する図である。 第3実施形態にかかるX線撮影装置の動作の流れを説明するフローチャートである。 第3実施形態におけるX線照射の制御を例示的に説明する図である。

Claims (5)

  1. 対象物に照射したX線の累積被曝量を推定する推定手段と、
    許容される最大被曝量と、前記累積被曝量と、の差分により許容残被曝量を算出する許容残被曝量算出手段と、
    予め定められたX線照射予定時間と、前記対象物に照射したX線の実照射時間との差分によりX線照射許容時間を算出するX線照射許容時間算出手段と、
    前記許容残被曝量と、前記X線照射許容時間と、に基づきX線照射の基準となる単位時間あたりのX線照射基準量を算出するX線照射基準量算出手段と、
    前記X線照射基準量に基づき、前記X線照射許容時間内の単位時間あたりのX線照射量を設定し、前記対象物に対するX線照射を制御する制御手段と
    を備えることを特徴とするX線撮影装置。
  2. 前記制御手段は、前記X線照射基準量と、必要とされる最低X線照射量と、の差分が予め定められた基準を下まわった場合に、
    前記X線照射許容時間内の単位時間あたりのX線照射量を前記最低X線照射量に設定することを特徴とする請求項1に記載のX線撮影装置。
  3. 単位時間あたりのX線照射量を手動で設定するか自動設定するかを選択する選択手段を更に備え、
    前記自動設定が選択された場合に、前記制御手段は、前記X線照射許容時間内のX線照射量を前記X線照射基準量に設定することを特徴とする請求項1に記載のX線撮影装置。
  4. 前記X線照射基準量を継続して超過した過剰照射時間を計測する計測手段と、
    前記過剰照射時間が予め定めた基準時間を超えた場合に、過剰照射の警告を発する報知手段と、
    を更に備えることを特徴とする請求項1に記載のX線撮影装置。
  5. 前記過剰照射時間が予め定めた基準時間を超えた場合に、
    前記推定手段は、前記対象物に照射したX線の累積被曝量を再度推定し、
    前記許容残被曝量算出手段は、前記最大被曝量と、再度推定された前記累積被曝量と、の差分により許容残被曝量を再度算出し、
    前記X線照射許容時間算出手段は、前記X線照射予定時間と、X線の実照射時間と、の差分に基づきX線照射許容時間を再度算出し、
    前記X線照射基準量算出手段は、再度算出された前記許容残被曝量と、再度算出された前記X線照射許容時間と、に基づきX線照射の基準となるX線照射基準量を再度算出し、
    前記制御手段は、再度算出された前記X線照射許容時間内のX線照射量を、再度算出された前記X線照射基準量に設定することを特徴とする請求項4に記載のX線撮影装置。
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