JP2008271167A - 映像信号処理装置及びリサンプリング装置 - Google Patents

映像信号処理装置及びリサンプリング装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008271167A
JP2008271167A JP2007111173A JP2007111173A JP2008271167A JP 2008271167 A JP2008271167 A JP 2008271167A JP 2007111173 A JP2007111173 A JP 2007111173A JP 2007111173 A JP2007111173 A JP 2007111173A JP 2008271167 A JP2008271167 A JP 2008271167A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
video signal
signal
frequency
digital data
resampling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007111173A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Fukumori
裕之 福森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Electronics Corp
Original Assignee
NEC Electronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Electronics Corp filed Critical NEC Electronics Corp
Priority to JP2007111173A priority Critical patent/JP2008271167A/ja
Priority to TW097113608A priority patent/TW200913731A/zh
Priority to KR1020080036406A priority patent/KR20080094627A/ko
Priority to US12/105,475 priority patent/US20080259212A1/en
Priority to CNA2008100929648A priority patent/CN101291410A/zh
Publication of JP2008271167A publication Critical patent/JP2008271167A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/44Colour synchronisation
    • H04N9/45Generation or recovery of colour sub-carriers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/04Synchronising
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/08Systems for the simultaneous or sequential transmission of more than one television signal, e.g. additional information signals, the signals occupying wholly or partially the same frequency band, e.g. by time division
    • H04N7/087Systems for the simultaneous or sequential transmission of more than one television signal, e.g. additional information signals, the signals occupying wholly or partially the same frequency band, e.g. by time division with signal insertion during the vertical blanking interval only
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/08Systems for the simultaneous or sequential transmission of more than one television signal, e.g. additional information signals, the signals occupying wholly or partially the same frequency band, e.g. by time division
    • H04N7/087Systems for the simultaneous or sequential transmission of more than one television signal, e.g. additional information signals, the signals occupying wholly or partially the same frequency band, e.g. by time division with signal insertion during the vertical blanking interval only
    • H04N7/088Systems for the simultaneous or sequential transmission of more than one television signal, e.g. additional information signals, the signals occupying wholly or partially the same frequency band, e.g. by time division with signal insertion during the vertical blanking interval only the inserted signal being digital

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Television Systems (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Abstract

【課題】補助ディジタルデータ信号が挿入されたコンポジット映像信号をコンポーネント映像信号に変換する映像信号処理装置において、補助ディジタルデータ信号を抽出する際の誤判定を抑制するとともに、映像信号処理装置の回路規模の増大を抑制する。
【解決手段】映像信号処理装置1は、補助ディジタルデータ信号が挿入されたコンポジット映像信号をコンポーネント映像信号に変換する装置である。映像信号処理装置1は、バーストロッククロック信号によりサンプリングされたコンポーネント映像信号をリサンプリングする際に、リサンプリング後のサンプリング周波数をコンポジットビデオ信号の水平同期周波数の逓倍に設定された第1の周波数fCKLとするか、又は、補助ディジタルデータ信号の周波数の逓倍に設定された第2の周波数fCKVとするかを選択可能とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンポジット映像信号をコンポーネット映像信号に変換する映像信号処理装置に関し、特に、コンポジット映像信号に挿入された補助ディジタルデータの抽出のために映像信号のサンプリング周波数の変換を行う映像信号処理装置に関する。
コンポジット映像信号を高画質で再生するために、コンポジット映像信号をコンポーネント映像信号に変換する際の信号処理、具体的にはY/C分離処理及び色復調処理用の動作クロック信号には、カラーバースト信号に同期したバーストロッククロックが用いられる。バーストロッククロックは、カラーバースト周波数(つまりカラーサブキャリア周波数)fSCを4倍や8倍等に逓倍したクロック信号である。
一方、プログレッシブ変換処理などの走査線単位で行われる映像信号処理のために映像信号をITU−R BT.601フォーマット等でディジタル出力する場合の動作クロックには、水平同期信号に同期したラインロッククロックが用いられる。例えば、NTSC方式の場合にラインロッククロックの周波数を水平同期周波数fHの910倍や1820倍等とすれば、910fHは4fSCに等しいから、バーストロッククロックの周波数と同一にできる。しかしながら、ITU−R BT.601に定められたディジタルビデオ信号のサンプリング周波数は13.5MHzであるから、NTSC方式の場合は858fHであり、PAL方式の場合は864fHとなる。したがって、像信号をITU−R BT.601フォーマット等でディジタル出力する場合のラインロッククロックの周波数は、NTSC方式であれば858fH又はその逓倍周波数、PAL方式であれば864fH又はその逓倍周波数とする必要がある。
このため、アナログコンポジット映像信号からコンポーネント映像信号を復調してディジタル出力するまでの一連の映像信号処理を行う映像信号処理装置は、受信したアナログコンポジット映像信号をバーストロッククロックによってサンプリングし、サンプリングされたコンポジット映像信号に対するY/C分離処理及び色復調処理を行った後に、バーストロッククロックでサンプリングされた映像信号のサンプリング周波数をラインロッククロックの周波数に変換するリサンプリングが必要である。
また、放送局から送出されるアナログコンポジット映像信号には、補助ディジタルデータ(auxiliary digital data)信号が挿入される場合がある。具体的には、NRZ(Non Return to Zero)符号化されたEPG(Electronic Program Guide)データや、文字放送データ、テレテキストデータ等がコンポジット映像信号の垂直帰線期間(VBI:Vertical Blanking Interval)に挿入される。以下、本明細書では、VBIに挿入される補助ディジタルデータ信号を総称してVBIデータ信号と呼ぶ。VBIには、VBIデータ信号と併せて、VBIデータ信号とのビット同期を確立するためのCRI(clock Run-In)信号と、フレーム同期を確立するためのフレーミングコード(FRC)も挿入される。
バーストロッククロックによりサンプリングされたコンポジット映像信号又はコンポーネント映像信号からVBIデータ信号を抽出するVBIデータ抽出装置(いわゆるVBデータスライサ)が従来知られている。しかしながら、バーストロッククロックやラインロッククロックの周波数は、ITU−R BT.653、ETS300−706又はARIB SDT−B5等に規格化されたVBIデータの信号周波数の逓倍ではない。VBIデータの抽出を精度良く行うためには、アイ開口が大きいデータシンボルの中心位置でビット判定を行うことが望ましく、VBIデータ信号の抽出元となるコンポジット映像信号又はコンポーネント映像信号のサンプリング周波数は、VBIデータの信号周波数の逓倍であることが望ましい。
特許文献1には、VBIデータの抽出に使用されるVBIデータ抽出用クロック信号を、CRI(Clock Run-In)信号に位相同期したクロック信号として生成するクロック生成回路が開示されている。
特開平8−223545号公報
特許文献1に開示されたクロック生成回路等によって生成されるVBIデータ信号に同期したVBIデータ抽出用クロックを用いて映像信号をサンプリングし、VBIデータの抽出を行うことで、VBIデータ抽出時の符号誤りの発生を抑制できることが期待される。しかしながら、特許文献1に開示されたようなVBIデータ抽出用クロック信号を生成するクロック生成回路及びアナログコンポジット映像信号をVBIデータ抽出用クロックでサンプリングするA/Dコンバータを映像信号処理装置に新たに追加すると回路規模が増大するという問題がある。
本発明にかかる映像信号処理装置は、EPGデータ、文字放送データ又はテレテキストデータ等の補助ディジタルデータ信号が挿入されたコンポジット映像信号をコンポーネント映像信号に変換する装置であり、バーストロッククロック信号によりサンプリングされたコンポーネント映像信号をリサンプリングする際に、リサンプリング後のサンプリング周波数をコンポジットビデオ信号の水平同期周波数の逓倍に設定された第1の周波数とするか、又は、補助ディジタルデータ信号の周波数の逓倍に設定された第2の周波数とするかを選択可能とした。
このような構成により、補助ディジタルデータ信号周波数の逓倍クロック(補助ディジタルデータ抽出用クロック)でサンプリングされた映像信号を得るリサンプリング処理回路と、水平同期周波数の逓倍クロック(ラインロッククロック)でサンプリングされた映像信号を得るリサンプリング処理回路とを共通化できる。したがって、特許文献1に開示されているような補助ディジタルデータ抽出用クロック信号を生成するクロック生成回路及びアナログコンポジット映像信号を補助ディジタルデータ抽出用クロックでサンプリングするA/Dコンバータを映像信号処理装置に新たに追加する必要がない。
本発明は、補助ディジタルデータ信号が挿入されたコンポジット映像信号をコンポーネント映像信号に変換する映像信号処理装置において、補助ディジタルデータ信号を抽出する際の誤判定の抑制に寄与するとともに、映像信号処理装置の回路規模の増大を抑制することができる。
以下では、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図面において、同一要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略される。
実施の形態1.
本実施の形態にかかる映像信号処理装置1は、入力されたアナログコンポジット映像信号をディジタルコンポーネント映像信号に変換して出力するとともに、アナログコンポジット映像信号の垂直帰線期間(VBI)に挿入されたVBIデータの抽出を行う。図1は、本実施の形態にかかる映像信号処理装置1の構成を示すブロック図である。なお、以下の説明では、コンポジットビデオ信号に挿入されている各種同期信号(カラーバースト信号、水平同期信号、垂直同期パルス、CRI信号等)の定義などの周知の事項についての詳細な説明を省略するが、これらの信号の挿入位置は図2により明らかにされている。図2は、NTSC方式のコンポジット映像信号の信号波形をVBIデータが挿入される垂直帰線期間を中心に示した図面である。
図1において、A/Dコンバータ10は、入力されたアナログコンポジット映像信号をバーストロッククロックCKでサンプリングし、ディジタル信号として出力する。なお、バーストロッククロックCKは、アナログコンポジット映像信号の水平帰線期間に含まれるカラーバースト信号に同期したクロック信号であり、映像信号処理装置1の各部を動作させるための動作クロックとして使用される。オーバーサンプリングのために、バーストロッククロックCKの周波数は、カラーサブキャリア周波数fSCの4倍や8倍に設定される。例えば、NTSC方式の場合、4fSCは14.3MHzであり、これは水平周波数の910倍、つまり910fHである。また、PAL方式の場合、4fSCは17.7MHzであり、これは水平周波数の1135倍、つまり1135fHである。
Y/C分離部11は、バーストロッククロックによりサンプリングされたコンポジットビデオ信号を入力し、これを輝度信号Yと色信号Cに分離する。Y/C分離部11には、2次元コムフィルタや3次元コムフィルタが使用される。また、Y/C分離部11は、垂直帰線期間に挿入されたVBIデータの抽出のために、垂直帰線期間におけるY/C分離を停止して入力信号をそのまま輝度信号Yとして出力する。
色復調部12は、Y/C分離部11によって分離された色信号Cを入力し、色差信号Cr及びCbを復調する。なお、NTSC方式、PAL方式等の信号方式によって色信号Cの変調方法が異なる。このため、映像信号処理装置1が複数の異なる信号方式に準拠した映像信号を取り扱う場合は、色復調部12は、入力信号に応じて変調方式を選択できる構成であってもよい。
リサンプリング部13は、バーストロッククロックCKによりサンプリングされているディジタルコンポーネント映像信号、つまりY/C分離部11によって分離された輝度信号Y並びに色復調部12により復調された色差信号Cr及びCbを入力し、これらのサンプリング周波数を変換する。さらに、リサンプリング部13は、変換後のサンプリング周波数をラインロッククロックCKの周波数とするか又はVBIデータ抽出用クロックCKの周波数とするかを選択可能である。
より具体的に述べると、リサンプリング部13は、ディジタルコンポーネント映像信号の中でVBIデータが挿入されている期間のリサンプリングをVBIデータ抽出用クロックCKの周波数で行い、その他の期間のリサンプリングをラインロッククロックCKの周波数で行う。ここで、ラインロッククロックCKは、アナログコンポジット映像信号の水平帰線期間に含まれる水平同期信号に同期した信号であり、水平同期周波数fHの2倍以上の整数倍とされる。
ここで、ラインロッククロックCKは、例えば、ITU−R BT.601勧告に準拠したサンプリング周波数と等しく13.5MHzとされる。13.5MHzは、NTSC方式の水平同期周波数fHの858倍(858fH)に相当し、PAL方式の水平同期周波数fHの864倍(864fH)に相当する。
また、VBIデータ抽出用クロックCKは、CRI信号及びVBIデータ信号に同期したクロック信号であり、CRI信号及びVBIデータ信号の信号周波数の2倍以上の整数倍とされる。例えば、NTSC方式の場合、VBIデータ抽出用クロックCKの周波数は、水平同期周波数fHの364倍(364fH)に設定される。また、PAL方式の場合、VBIデータ抽出用クロックCKの周波数は、水平同期周波数fHの444倍(444fH)に設定される。
リサンプリング部13の出力信号のサンプリング周波数の切り替え、言い換えると、リサンプリング部13におけるサンプリング周波数の変換比率の切り替えは、セレクタ23より入力される位相情報に従って行われる。リサンプリング部13によるリサンプリング処理の詳細及びリサンプリング部13の具体的な構成例などは後述する。
出力処理部14は、ラインロッククロックCKでリサンプリングされてメモリ(不図示)に保存されているデータディジタルコンポーネント映像信号(Y、Cr、Cb)のデータをラインロッククロックCKで読み出して出力する。
VBIデータ抽出部15は、リサンプリング部13より出力されるVBIデータ抽出用クロックCKでサンプリングされた輝度信号Yを入力し、垂直帰線期間の所定の位置(例えば、図2の例であれば、垂直帰線期間の第12〜14ライン)に挿入されたVBIデータを抽出する。VBIデータ信号は、NRZ符号化されたパルス信号として垂直帰線期間に挿入されているため、VBIデータ抽出用クロックCK、VBIデータ信号の信号周波数の整数倍でサンプリングされたデータを入力し、スライスレベルを基準とするビット判定を行うことでVBIデータを容易に抽出することができる。
カラーバースト位相検出部16は、コンポジット映像信号に含まれるカラーバースト信号の位相を検出して保持する。バーストロッククロック生成部17は、カラーバースト位相検出部16により検出されたカラーバースト位相をもとにカラーバースト信号に位相同期したバーストロッククロックCKを生成する。バーストロッククロック生成部17により生成されたバーストロッククロックCKがA/Dコンバータ10、Y/C分離部11、色復調部12及びリサンプリング部13に供給され、これら各部の動作クロックとして利用される。
水平同期(Hsync)位相検出部18は、コンポジット映像信号に含まれる水平同期信号の位相を検出して保持する。水平同期位相カウンタ19は、1カウント当りの加算値の大きさがラインロッククロックCKとバーストロッククロックCKとの周波数比率に応じて決定されており、バーストロッククロックCKによってカウントアップされる。つまり、水平同期位相カウンタ19の出力は、バーストロッククロックCKによるサンプリング点と、ラインロッククロックCKによるサンプリング点との位相差を示す位相情報となる。また、水平同期位相カウンタ19は、ラインロッククロックCKの1周期で桁あふれ(オーバーフロー)が発生する。
ラインロッククロック生成部20は、水平同期位相カウンタ19より出力される位相情報を利用して、水平同期信号に位相同期したラインロッククロックCKを生成する。
VBIデータ位相検出部21は垂直帰線期間に挿入されたCRI信号やフレーミングコードからVBIデータ信号の位相を検出して保持する。VBIデータ位相カウンタ22は、1カウント当りの加算値の大きさがVBIデータ抽出用クロックCKとバーストロッククロックCKとの周波数比率に応じて決定されており、バーストロッククロックCKによってカウントアップされる。つまり、VBIデータ位相カウンタ22の出力は、バーストロッククロックCKによるサンプリング点と、VBIデータ抽出用クロックCKによるサンプリング点との位相差を示す位相情報となる。また、VBIデータ位相カウンタ22は、VBIデータ抽出用クロックCKの1周期で桁あふれ(オーバーフロー)が発生する。
セレクタ23は、水平同期位相カウンタ19が出力する位相情報及びVBIデータ位相カウンタ22が出力する位相情報のうちいずれか一方を選択してリサンプリング部13に供給する。セレクタ23の出力信号は、タイミング生成部24が出力する位相情報切替信号に応じて切り替えられる。
タイミング生成部24は、VBIデータが挿入されているVBIデータ挿入期間(図2の例であれば、垂直帰線期間の第12〜14ライン)の挿入位置を特定する基準信号を検出する。そして、基準信号を検出したタイミング生成部24は、VBIデータが挿入されているVBIデータ挿入期間(図2の例であれば、垂直帰線期間の第12〜14ライン)を含む期間において、VBIデータ位相カウンタ22の出力値がセレクタ23の出力に選択されるように、位相情報切替信号を出力する。位相情報切替信号は、例えば図2に示すように、VBIデータ挿入期間において論理Highレベルとし、それ以外の期間において論理Lowレベルとする2値信号とすればよい。
続いて、リサンプリング部13の構成例について説明する。ディジタル信号のサンプリング周波数を変更するリサンプリング部13は、内挿処理を行うディジタル・フィルタにより実現可能である。具体的には、例えば、図3に示すようなFIR(Finite Impulse Response)フィルタを用いた内挿フィルタにより構成することができる。図3は、9タップのFIRフィルタを示している。図3において、遅延素子101乃至108は、バーストロッククロックCKによって動作し、入力信号(図3では、輝度信号Y)を遅延させる回路である。乗算器111乃至119は、9つのタップ点の値をフィルタ係数生成部120により出力されるフィルタ係数と乗算する。
フィルタ係数生成部120は、セレクタ23より入力される位相情報を利用して、乗算器111乃至119に適用されるフィルタ係数を生成する。具体的には、フィルタ係数生成部120は、sinc関数等の標本化関数(窓関数)によって基準となるフィルタ係数を生成する。さらに、フィルタ係数生成部120は、位相情報によって示されるラインロッククロックCK又はVBIデータ抽出用クロックCKによるサンプリング点とバーストロッククロックCKによるサンプリング点との位相差に応じて、生成した基準となるフィルタ係数の遅延補正を行う。これらの処理によって、フィルタ係数生成部120は、位相差に応じた内挿点を得るためのフィルタ係数を生成する。
なお、フィルタ係数生成部120は、位相差に応じて適用すべきフィルタ係数群を予め不揮発性メモリ(不図示)に保持しておき、位相情報に応じて適用すべきフィルタ係数を不揮発性メモリ(不図示)から読み出して乗算器111乃至119に供給してもよい。このとき、不揮発性メモリ(不図示)に予め保持しておくフィルタ係数群は、例えば、バーストロッククロックCKによるサンプリング点の間を8等分した各内挿点を得るための8通りのフィルタ係数群としてもよい。この場合、フィルタ係数生成部120は、入力される位相情報に応じて、8通りのフィルタ係数群から最も適した1のフィルタ係数を選択すればよい。
乗算器111乃至119の出力は、加算器130によって加算される。ラッチレジスタ140は、位相情報により示される水平同期位相カウンタ19又はVBIデータ位相カウンタ22の桁上がりのタイミングで加算器130の出力データを取り込む。水平同期位相カウンタ19又はVBIデータ位相カウンタ22の桁上がりのタイミングを示すタイミング信号は、位相情報をモニタするオーバーフロー検出部150によって生成されてラッチレジスタ140に入力される。
図3のように構成されたリサンプリング部13は、バーストロッククロックCKによるサンプリング点を用いた内挿処理によって、ラインロッククロックCK又はVBIデータ抽出用クロックCKによるサンプリング点の信号値を得ることができる。また、図3に示したリサンプリング部13は、入力される位相情報が切り替わることによって、出力データのサンプリング周波数を、ラインロッククロックCK又はVBIデータ抽出用クロックCKに切り替えることができる。なお、図3は、輝度信号Yのリサンプリングを行う回路を示しているが、色差信号Cr及びCbに対するリサンプリング回路も図3と同様に構成することができる。なお、図3に示したリサンプリング部13の構成例は一例に過ぎないことはもちろんである。例えば、リサンプリング部13はIIR(Infinite Impulse Response)型の内挿フィルタとしてもよい。
図4は、映像信号処理装置1に入力されるコンポジット映像信号がPAL方式の信号である場合に、リサンプリング部13によってリサンプリングされる前後の信号波形を示したものである。図4の波形(a)は、バーストロッククロックCKを示している。図4では、バーストロッククロックCKの周波数は4fSCである。図4の波形(b)は、カラーバースト信号である。波形(b)の白丸は、バーストロッククロックCKによるサンプリング点を示している。
図4の波形(c)は、リサンプリング部13によるリサンプリング前、つまり、バーストロッククロックCKでサンプリングされた水平同期信号を示している。一方、図4の波形(d)は、リサンプリング部13によりリサンプリングされた後の水平同期信号を示している。つまり、波形(d)の黒丸で示すサンプリング点は、ラインロッククロックCKでサンプリングされたサンプリング点である。
図4の波形(e)は、水平同期位相カウンタ19から出力される水平同期位相情報を示している。波形(e)の立ち下がりは、水平同期位相カウンタ19の桁上がりのタイミングを示している。リサンプリング部13による内挿値の出力は、この桁上がりタイミングで行われる。なお、図4のPAL方式の例では、ラインロッククロックCKの周波数fCKとバーストロッククロックCKの周波数fCKBとの比率は、fCKL:fCKB=864:(1135+4/625)=0.76123:1である。従って、水平同期位相カウンタ19は、バーストロッククロックCK毎に0.76123ずつカウントアップさせればよい。
図4の波形(f)は、コンポジットビデオ信号においてVBIデータの前に挿入されているCRI信号を示している。波形(f)の白丸は、バーストロッククロックCKでのサンプリング点である。一方、図4の波形(g)は、リサンプリング部13によりリサンプリングされた後のCRI信号を示している。つまり、波形(g)の黒丸で示すサンプリング点は、VBIデータ抽出用クロックCKでサンプリングされたサンプリング点である。
図4の波形(h)は、VBIデータ位相カウンタ22から出力されるVBIデータ位相情報を示している。波形(h)の立ち下がりは、VBIデータ位相カウンタ22の桁上がりのタイミングを示している。リサンプリング部13による内挿値の出力は、この桁上がりタイミングで行われる。図4の例では、VBIデータ抽出用クロックCKの周波数fCKVは、VBIデータ信号周波数の2倍である。この場合、VBIデータ抽出用クロックCKの周波数fCKVとバーストロッククロックCKの周波数fCKBとの比率は、fCKV:fCKB=444:(1135+4/625)=0.39118:1である。従って、VBIデータ位相カウンタ22は、バーストロッククロックCK毎に0.39118ずつカウントアップさせればよい。
上述したように、本実施の形態にかかる映像信号処理装置1は、ディジタル映像信号のサンプリング周波数をバーストロッククロックCKからラインロッククロックCKに変換するリサンプリング部13が、VBIデータ挿入期間においてVBIデータ抽出用クロックCKへの変換動作を行うよう構成されている。より具体的に述べると、映像信号処理装置1は、タイミング生成部24が出力する位相情報切替信号によってセレクタ23を制御している。これにより、リサンプリング部13に入力される位相情報が、VBIデータ挿入期間においてVBIデータ位相カウンタ22が出力する位相情報となり、それ以外の期間では、水平同期位相カウンタ19が出力する位相情報となる。このような構成によって、映像信号処理装置1は、回路規模を増大させることなく、VBIデータの抽出時の誤判定を抑制することができる。
なお、上述した映像信号処理装置1は、アナログコンポジット映像信号を入力してA/Dコンバータ10によりサンプリングする構成としたが、外部の記憶装置に保持されたディジタルコンポジット映像信号を入力するよう構成してもよい。この場合は、A/Dコンバータ10は不要である。また、図4を用いての具体例の説明はPAL方式について行ったが、本発明は、NTSCやSECAM等の他の方式にも当然に適用可能である。
さらに、本発明は上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、既に述べた本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは勿論である。
実施の形態1にかかる映像信号処理装置のブロック図である。 実施の形態1にかかる映像信号処理装置に入力されるコンポジット映像信号を示す図である。 実施の形態1にかかる映像信号処理装置が有するリサンプリング部の構成例を示す図である。 実施の形態1にかかる映像信号処理装置に関するディジタル映像信号の信号波形図である。
符号の説明
1 映像信号処理装置
10 A/Dコンバータ
11 Y/C分離部
12 色復調部
13 リサンプリング部
14 出力処理部
15 VBIデータ抽出部
16 カラーバースト位相検出部
17 バーストロッククロック生成部
18 水平同期位相検出部
19 水平同期位相カウンタ
20 ラインロッククロック生成部
21 VBIデータ位相検出部
22 VBIデータ位相カウンタ
23 セレクタ
24 タイミング生成部
101乃至108 遅延素子
111乃至119 乗算器
120 フィルタ係数生成部
130 加算器
140 ラッチレジスタ
150 オーバーフロー検出部

Claims (8)

  1. 補助ディジタルデータ信号が挿入されたコンポジット映像信号をコンポーネント映像信号に変換する映像信号処理装置であって、
    前記コンポジット映像信号のカラーサブキャリア周波数を逓倍したバーストロッククロック信号によりサンプリングされたコンポジット映像信号から、前記バーストロッククロック信号によりサンプリングされたコンポーネント映像信号を復調するコンポーネント映像信号復調部と、
    前記コンポーネント映像信号のサンプリング周波数を、前記コンポジットビデオ信号の水平同期周波数を逓倍した第1の周波数、又は、前記補助ディジタルデータ信号の周波数を逓倍した第2の周波数に選択的に変換するリサンプリング部と、
    を備える映像信号処理装置。
  2. 前記補助ディジタルデータ信号は、前記コンポジットビデオ信号の垂直帰線期間に含まれるVBIデータ信号である請求項1に記載の映像信号処理装置。
  3. 前記リサンプリング部に対して変換後のサンプリング周波数の切り替えタイミングを指示するためのタイミング信号を生成するタイミング信号生成部をさらに備える請求項1又は2に記載の映像信号処理装置。
  4. 前記タイミング信号生成部は、前記補助ディジタルデータ信号の挿入位置を特定可能な基準信号を前記コンポジット映像信号から検出したことに応じて前記タイミング信号を出力する請求項3に記載の映像信号処理装置。
  5. 前記コンポーネント映像信号復調部は、Y/C分離処理と色復調処理を実行するものであり、前記補助ディジタルデータ信号の挿入区間を含む所定の区間において前記Y/C分離処理を停止する請求項1乃至4のいずれかに記載の映像信号処理装置。
  6. 前記所定の区間は垂直帰線期間である請求項5に記載の映像信号処理装置。
  7. 前記リサンプリング部によって前記補助ディジタルデータ信号周波数の逓倍周波数でリサンプリングされたコンポーネント映像信号から、前記補助ディジタルデータ信号を抽出する補助ディジタルデータ抽出部をさらに備える請求項1乃至6のいずれかに記載の映像信号処理装置。
  8. ディジタル映像信号のサンプリング周波数を変換するリサンプリング装置であって、
    前記ディジタル映像信号のサンプリング周波数を、前記ディジタル映像信号の水平同期周波数を逓倍した第1の周波数、又は、前記ディジタル映像信号の垂直帰線期間に挿入された補助ディジタルデータ信号の周波数を逓倍した第2の周波数に選択的に変換するリサンプリング手段と、
    前記補助ディジタルデータ信号の挿入位置を特定可能な基準信号を検出したことに応じて、前記リサンプリング部に対してサンプリング周波数の切り替えを指示する指示手段と、
    を備えるリサンプリング装置。
JP2007111173A 2007-04-20 2007-04-20 映像信号処理装置及びリサンプリング装置 Pending JP2008271167A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007111173A JP2008271167A (ja) 2007-04-20 2007-04-20 映像信号処理装置及びリサンプリング装置
TW097113608A TW200913731A (en) 2007-04-20 2008-04-15 Video signal processing apparatus and re-sampling apparatus
KR1020080036406A KR20080094627A (ko) 2007-04-20 2008-04-18 비디오 신호 처리 장치 및 리샘플링 장치
US12/105,475 US20080259212A1 (en) 2007-04-20 2008-04-18 Video signal processing apparatus and re-sampling apparatus
CNA2008100929648A CN101291410A (zh) 2007-04-20 2008-04-18 视频信号处理设备和重采样设备

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007111173A JP2008271167A (ja) 2007-04-20 2007-04-20 映像信号処理装置及びリサンプリング装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008271167A true JP2008271167A (ja) 2008-11-06

Family

ID=39871800

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007111173A Pending JP2008271167A (ja) 2007-04-20 2007-04-20 映像信号処理装置及びリサンプリング装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20080259212A1 (ja)
JP (1) JP2008271167A (ja)
KR (1) KR20080094627A (ja)
CN (1) CN101291410A (ja)
TW (1) TW200913731A (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8233529B2 (en) * 2008-08-14 2012-07-31 Mediatek Inc. Video decoder
TWI392376B (zh) * 2008-09-03 2013-04-01 Novatek Microelectronics Corp 視訊裝置的狀態偵測器及其狀態偵測方法
US8165255B2 (en) * 2008-12-19 2012-04-24 Freescale Semiconductor, Inc. Multirate resampling and filtering system and method
TWI452903B (zh) * 2009-07-10 2014-09-11 Himax Media Solutions Inc 垂直空白區間解碼器及其操作方法
KR101869103B1 (ko) * 2011-01-26 2018-06-19 한국전자통신연구원 실시간 방송 프로그램의 기준 영상과 부가 영상간의 동기화 방법 및 이를 수행하는 송수신 시스템
CN103002194B (zh) * 2011-09-15 2016-04-27 无锡华润矽科微电子有限公司 电视信号同步电路及其同步方法
CN102523418B (zh) * 2011-12-28 2014-05-28 深圳市九洲电器有限公司 一种接口转换装置、视频信号转换方法及音视频设备
CN114461327A (zh) * 2022-02-09 2022-05-10 厦门纳龙健康科技股份有限公司 一种心电图波形放大方法、终端设备及存储介质

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4122477A (en) * 1977-01-28 1978-10-24 Ampex Corporation Method and apparatus for inserting synchronizing words in a digitalized television signal data stream
JP2003023644A (ja) * 2001-07-06 2003-01-24 Mitsubishi Electric Corp 画像処理装置、画像表示装置、画像処理方法、および画像表示方法
DE10254469B4 (de) * 2002-11-21 2004-12-09 Sp3D Chip Design Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur Bestimmung einer Frequenz für die Abtastung analoger Bilddaten
KR100640630B1 (ko) * 2005-01-17 2006-10-31 삼성전자주식회사 수직 귀선 기간에 실린 데이터를 추출하기 위한 디지털영상 신호 처리 장치 및 방법

Also Published As

Publication number Publication date
CN101291410A (zh) 2008-10-22
US20080259212A1 (en) 2008-10-23
KR20080094627A (ko) 2008-10-23
TW200913731A (en) 2009-03-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008271167A (ja) 映像信号処理装置及びリサンプリング装置
TWI316819B (en) Adc system, video decoder and related method for decoding composite video signal utilizing clock synchronized to subcarrier of composite video signal
US5335074A (en) Phase locked loop synchronizer for a resampling system having incompatible input and output sample rates
US7046298B2 (en) Data signal extraction apparatus
EP0181189B1 (en) Video signal processing system
JPH07108030B2 (ja) 映像信号処理装置
JP3731502B2 (ja) 映像信号処理装置
JP2006191216A (ja) オーバーサンプリングa/d変換回路
JP3926376B2 (ja) 映像信号処理回路、映像信号表示装置、及び映像信号記録装置
US6724430B2 (en) Sampling frequency converter, sampling frequency conversion method, video signal processor, and video signal processing method
JP3922252B2 (ja) 映像信号処理回路、映像信号処理方法
KR100843682B1 (ko) 텔레비젼 신호를 처리하기 위한 장치 및 방법
US4984070A (en) Picture quality improving apparatus capable of reducing deterioration of interpolated signal
JP4461521B2 (ja) サンプリングクロック生成回路
JP4679406B2 (ja) 映像信号変換装置
EP0153034B1 (en) Luminance/color signal separation filter
JP4432192B2 (ja) ビデオエンコーダ及びコンポジットビデオ信号処理装置
JP4715044B2 (ja) テレビジョン信号の付加情報復号装置
JP2009141689A (ja) アナログデジタル変換システム及びscart対応システム
JP2544336B2 (ja) テレビジヨン受像機
JP2002300425A (ja) デジタル・ビデオ処理回路および方法
JP2004048088A (ja) 信号処理装置
JP3382453B2 (ja) 映像信号処理装置
KR19990075856A (ko) 티브이 영상 신호 디코딩 장치
JP2002158975A (ja) スライス回路