JP2008270666A - 分布帰還型半導体レーザ - Google Patents
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Abstract
【課題】低閾値および単一モード安定性の両立を可能する分布帰還型半導体レーザを提供する。
【解決手段】規格化結合係数κLが大きいλ/4位相シフト分布帰還型半導体レーザ11の第1の部分11cは活性層19および回折格子構造21の第1の領域19c、21cを含み、第2の部分11dは活性層19および回折格子構造21の第2の領域19d、21dを含み、第3の部分11eは活性層19および回折格子構造21の第3の領域19e、21eを含む。第1の量子井戸構造23cのバンドギャップ波長λ1と発振波長λ0との差であるデチューニング量△λ1は、第2の量子井戸構造23dのバンドギャップ波長λ2と発振波長λ0との差であるデチューニング量△λ2より大きい。第1および第3の部分11c、11eにおけるブラッグ波長λB1、λB3は、第2の部分11dにおけるブラッグ波長λB2に比べて小さい。
【選択図】図1
【解決手段】規格化結合係数κLが大きいλ/4位相シフト分布帰還型半導体レーザ11の第1の部分11cは活性層19および回折格子構造21の第1の領域19c、21cを含み、第2の部分11dは活性層19および回折格子構造21の第2の領域19d、21dを含み、第3の部分11eは活性層19および回折格子構造21の第3の領域19e、21eを含む。第1の量子井戸構造23cのバンドギャップ波長λ1と発振波長λ0との差であるデチューニング量△λ1は、第2の量子井戸構造23dのバンドギャップ波長λ2と発振波長λ0との差であるデチューニング量△λ2より大きい。第1および第3の部分11c、11eにおけるブラッグ波長λB1、λB3は、第2の部分11dにおけるブラッグ波長λB2に比べて小さい。
【選択図】図1
Description
本発明は、分布帰還型半導体レーザに関する。
非特許文献1には、分布帰還型(DFB)半導体レーザが記載されている。λ/4シフトDFBレーザにおいて、単一モード歩留まりの観点では、規格化結合係数κL=1.25程度が最適値である。この値から外れた、例えばκL=3.6程度のDFBレーザを目指す設計では、単一モード安定性が悪化し、その一例として単一モード歩留まりが低下する。
IEEE Journal of Quantum Electronics vol.QE-23, No.6, June, 1987 pp804-814 H.Soda, Y.Kotaki, H.Sudo, H.Ishikawa, S.Yamakoshi, H,Imai "Stability in Single Longitudinal Mode Operation in GaInAsP/InP Phase-Adjusted DFB Laser"
IEEE Journal of Quantum Electronics vol.QE-23, No.6, June, 1987 pp804-814 H.Soda, Y.Kotaki, H.Sudo, H.Ishikawa, S.Yamakoshi, H,Imai "Stability in Single Longitudinal Mode Operation in GaInAsP/InP Phase-Adjusted DFB Laser"
λ/4シフトDFBレーザの閾値電流を小さくできると、動作電流が下がり、またより高温での動作が可能になる。閾値電流を小さくするためには、規格化結合係数κLを大きくする必要がある。
しかしながら、規格化結合係数κLを大きくすると、引用文献に記載されているように、軸方向ホールバーニングと呼ばれる現象が生じる。この結果、単一モード性が悪化してしまう。単一モード安定性が悪化する理由として、以下のものである。閾値に近い電流値では、サイドモード抑圧比(SMSR)が高い値(例えば40dB程度)を示しているけれども、高電流値(例えば100mA程度)では、SMSRが低い値(例えば30dB程度)に低下してしまう。
したがって、規格化結合係数κLは、単一モードの安定性と閾値電流の低減に関してトレードオフの関係にあり、単一モードの安定性の悪化による歩留まりに関する問題を避けるためには、結果的にκLの値を1.2〜1.5程度にしている。
本発明は、このような事情を鑑みて為されたものであり、単一モード安定性の両立を可能する分布帰還型半導体レーザを提供することを目的とする。
本発明は、発振波長λ0で発振する分布帰還型半導体レーザであって、この分布帰還型半導体レーザは、(a)第1および第2の端面と、(b)第1〜第3のエリアを有する主面を含む基板と、(c)第1〜第3の領域を有する活性層と、(d)前記分布帰還型半導体レーザのための回折格子構造とを備える。前記基板の前記第1〜第3のエリアは、前記第1の端面から前記第2の端面に向かう軸の方向に順に配置されており、前記活性層の前記第1〜第3の領域は、前記基板の前記第1〜第3のエリア上にそれぞれ設けられており、前記活性層の前記第1および第3の領域の各々の長さは、前記活性層の前記第2の領域の長さよりも短く、前記回折格子構造は、前記活性層の前記第1〜第3の領域に光学的に結合されており、前記回折格子構造は、前記基板の前記第1〜第3のエリア上にそれぞれ設けられた第1〜第3の部分を有しており、前記回折格子構造の前記第2の部分は位相シフト構造を含み、当該分布帰還型半導体レーザは、前記活性層の前記第1の領域および前記回折格子構造の前記第1の部分を含む第1部分と、前記活性層の前記第2の領域および前記回折格子構造の前記第2の部分を含む第2部分と、前記活性層の前記第3の領域および前記回折格子構造の前記第3の部分を含む第3部分とを有しており、当該分布帰還型半導体レーザの前記第2部分における第2αパラメータは、当該分布帰還型半導体レーザの前記第1および第3部分における第1および第3αパラメータよりも大きい。
半導体レーザへの注入電流を大きくするにつれて、活性層の第1および第3の領域のキャリア密度は第2の領域のキャリア密度に比べて大きくなると共に、活性層の第1および第3の領域のキャリア密度と第2の領域のキャリア密度との差が大きくなる。このため、半導体レーザにおける実効屈折率は、キャリア密度が大きくなるにつれて小さくなる。分布帰還型半導体レーザの第1〜第3の部分それぞれのブラッグ波長は、第1〜第3の部分それぞれにおける実効屈折率と回折格子構造の周期との積によって規定されるので、第1〜第3の部分の各々におけるブラッグ波長は、実効屈折率の変化に応じて変化する。しかしながら、第1および第3αパラメータは第2αパラメータよりも小さいので、実効屈折率の変化は小さい。
したがって、規格化結合係数κLが大きいλ/4位相シフト分布帰還型半導体レーザに高電流注入の時においても、単一モード性の悪化およびSMSRの低下を抑制すると共に、低閾値電流の分布帰還型半導体レーザが提供される。
本発明に係る分布帰還型半導体レーザは、以下の構成を有することができる。前記活性層の前記第1および第3の領域は第1の量子井戸構造を有しており、前記活性層の前記第2の領域は第2の量子井戸構造を有しており、前記第1の量子井戸構造のバンドギャップ波長λ1と前記発振波長λ0との差であるデチューニング量△λ1は、前記第2の量子井戸構造のバンドギャップ波長λ2と前記発振波長λ0との差であるデチューニング量△λ2より大きい。
この分布帰還型半導体レーザによれば、活性層の第1の領域における量子井戸構造を第1の領域における量子井戸構造と異なるものにして、第1の量子井戸構造に対応するデチューニング量△λ1を第2の量子井戸構造に対応するデチューニング量△λ2より大きいようにしてもよい。この構成により、分布帰還型半導体レーザの第1〜第3の部分の各々からの反射帯域の差に起因する共振器反射帯域の広がりを抑制できる。
量子井戸構造の変更は、例えば、井戸層および障壁層の少なくともいずれか一方の組成を変化させること、井戸層および障壁層の少なくともいずれか一方の厚さを変化させること、およびこれらの組み合わせを用いること等により提供される。
本発明に係る分布帰還型半導体レーザでは、活性層の第1および第3の領域のゲインピーク波長は、活性層の前記第2の領域のゲインピーク波長よりも大きいようにしてもよい。回折格子構造が同一の周期を有するとき、活性層のゲインピーク波長を変更することによって、分布帰還型半導体レーザの第1〜第3の部分の各々からの反射帯域の差に起因して共振器の反射帯域が広がることを抑制できる。
本発明に係る分布帰還型半導体レーザでは、前記活性層の前記第1の領域におけるゲインピーク波長と前記活性層の前記第2の領域におけるゲインピーク波長との差は10nm以上であることができる、また、前記活性層の前記第3の領域におけるゲインピーク波長と前記活性層の前記第2の領域におけるゲインピーク波長との差は10nm以上であることができる。
本発明に係る分布帰還型半導体レーザでは、前記活性層の前記第1および第3の領域は第1の量子井戸構造を有しており、前記第1の量子井戸構造の障壁層のp型ドーパント濃度は1×1018cm−3以上であることができる。
この分布帰還型半導体レーザによれば、このような変調ドープ構造によっても、第1および第3αパラメータを第2αパラメータよりも小さくできる。
本発明に係る分布帰還型半導体レーザでは、前記活性層の前記第1および第3の領域の各々の長さは、前記活性層の前記第1〜第3の領域の合計の長さの1/10以下であることができる。このように、活性層の第1および第3の領域の各々の長さが全体の10%以下であれば、閾値電流の増加が実用的な使用においては許容される。
本発明に係る分布帰還型半導体レーザでは、その規格化結合係数κLは3以上であることができる。この分布帰還型半導体レーザによれば、このような大きな規格化結合係数κLにおいても、ホールバーニングによるサイドモード抑圧比の劣化を低減できる。この範囲の規格化結合係数κLによれば、低閾値を下げることができる。
本発明の上記の目的および他の目的、特徴、並びに利点は、添付図面を参照して進められる本発明の好適な実施の形態の以下の詳細な記述から、より容易に明らかになる。
以上説明したように、本発明によれば、単一モード安定性の両立を可能する分布帰還型半導体レーザが提供される。
本発明の知見は、例示として示された添付図面を参照して以下の詳細な記述を考慮することによって容易に理解できる。引き続いて、添付図面を参照しながら、本発明の分布帰還型半導体レーザに係る実施の形態を説明する。可能な場合には、同一の部分には同一の符号を付する。
図1は、本実施の形態に係る分布帰還型半導体レーザの構造を概略的に示す断面図である。この断面図は、分布帰還型半導体レーザの一端面から他端面に至る断面線に沿って取られた縦断面を示す。分布帰還型半導体レーザ11は、発振波長λ0で発振する。この分布帰還型半導体レーザ11は、一端面13および他端面15と、基板17と、活性層19と、回折格子構造21とを備える。基板17は主面17aおよび裏面17bを有する。主面17aは第1、第2および第3のエリア17c、17d、17eを含んでおり、これらのエリア17c、17d、17eは一端面13から他端面15に向かう軸に沿って順に配置されている。活性層19は、基板17の第1、第2および第3のエリア17c、17d、17e上にそれぞれ設けられた第1、第2および第3の領域19c、19d、19eを有する。活性層19の第1および第3の領域19c、19eの各々の長さLACTIVE1、LACTIVE3は、活性層19の第2の領域19dの長さLACTIVE2よりも短い。回折格子構造21は、分布帰還型半導体レーザのために設けられており、また活性層19の領域19c、19d、19eに光学的に結合されている。回折格子構造21は、活性層19の第1〜第3の領域19c〜19eに光学的に結合されている。回折格子構造21は、基板17の第1〜第3のエリア17c、17d、17e上にそれぞれ設けられた第1〜第3の領域21c、21d、21eを有する。回折格子構造21の第2の部分21dは、位相シフト構造21fを含む。分布帰還型半導体レーザ11は、第1〜第3の部分11c、11d、11eを有しており、第1の部分11cは活性層19および回折格子構造21の第1の領域19c、21cを含み、第2の部分11dは活性層19および回折格子構造21の第2の領域19d、21dを含み、第3の部分11eは活性層19および回折格子構造21の第3の領域19e、21eを含む。分布帰還型半導体レーザ11において、第1〜第3αパラメータ(キャリア密度の変化に対する屈折率変化の係数)は、それぞれ、第1〜第3部分11c、11d、11eの構成からそれぞれ規定され、第1および第3αパラメータは第2αパラメータよりも小さい。
半導体レーザにおける実効屈折率neffは、キャリア密度NEが大きくなるにつれて小さくなる。半導体レーザ11への注入電流を大きくするにつれて、活性層19の第1および第3の領域19c、19eのキャリア密度NE1、NE3は、第2の領域19dのキャリア密度NE2に比べて大きくなると共に、キャリア密度NE1、NE3とキャリア密度NE2との差が大きくなる。分布帰還型半導体レーザ11の第1〜第3の部分11c、11d、11eそれぞれのブラッグ波長λB1、λB2、λB3は、第1〜第3の部分11c、11d、11eそれぞれにおける実効屈折率neff1、neff2、neff3と回折格子構造の周期Pとの積によって規定されるので、ブラッグ波長λB1、λB2、λB3は、実効屈折率neffの変化に応じて変更される。しかしながら、第1および第3αパラメータは第2αパラメータよりも小さいので、分布帰還型半導体レーザ11の第1および第3の部分11c、11e屈折率変化は、分布帰還型半導体レーザ11の第2の部分11dに比べて小さい。
したがって、規格化結合係数κLが大きいλ/4位相シフト分布帰還型半導体レーザに高電流注入の時においても、単一モード性の悪化およびSMSRの低下が抑制されると共に、分布帰還型半導体レーザ11の閾値電流が低く保たれる。
分布帰還型半導体レーザ11では、図1に示されるように、活性層19の第1〜第3の領域19c〜19eは、それぞれ第1〜第3の量子井戸構造23c〜23eを有する。第1の量子井戸構造23cのバンドギャップ波長λ1と発振波長λ0との差であるデチューニング量△λ1は、第2の量子井戸構造23dのバンドギャップ波長λ2と発振波長λ0との差であるデチューニング量△λ2より大きい。また、第3の量子井戸構造23eのバンドギャップ波長λ3と発振波長λ0との差であるデチューニング量△λ3は、デチューニング量△λ2より大きい。この構成により、分布帰還型半導体レーザ11の第1〜第3の部分11c〜11eの各反射帯域の差に起因して分布帰還型半導体レーザ11の共振器の反射帯域が広がることを抑制できる。
量子井戸構造23c〜23eにおけるバンドギャップ波長の変更は、例えば射以下のように行われる。例えば、量子井戸構造23dが井戸層23aおよび障壁層23bを有するとき、井戸層23aおよび障壁層23bの少なくともいずれか一方の組成を変化させること、井戸層23aおよび障壁層23bの少なくともいずれか一方の厚さを変化させること、並びにこれらの組み合わせを用いること等により提供される。他の量子井戸構造23c、23eについても、上記の変形を同様に行うことができる。
図1に示されるように、分布帰還型半導体レーザ11では、活性層19は、第1の光ガイド層25と第2の光ガイド層27との間に設けられている。回折格子構造21は、互いに屈折率の異なる2つの半導体層(本実施例は、回折格子層29とクラッド層31)からなり、またこれらの半導体層の界面に形成された周期的な屈折率変化構造からなる。また、クラッド層31の屈折率は、活性層19の平均屈折率よりも小さい。本実施例では基板17はクラッドとしても機能しており、基板17の屈折率は、活性層19の平均屈折率よりも小さい。
図2を参照しながら、本実施の形態の分布帰還型半導体レーザ11の動作を説明する。分布帰還型半導体レーザ11は、一端面13から他端面15に向かう軸に沿って順に配置された3つの部分からなる量子井戸構造を有しているが、図2(a)は、単一の量子井戸構造を有する分布帰還型半導体レーザ(以下、DFBレーザと記す)におけるキャリア密度分布を示す図面である。縦軸はキャリア密度を示し、横軸は一端面から他端面に向かう軸に沿った座標を示す。特性線C100は、注入電流100mAにおけるキャリア密度分布を示し、特性線C10は、注入電流10mAにおけるキャリア密度分布を示す。シンボル「#1」はDFBレーザのほぼ中央部を示し、シンボル「#3」はDFBレーザの端部近傍を示し、シンボル「#2」は、DFBレーザの上記2部分の間のある部分を示す。特性線C100およびC10いずれの場合も共振器中央のλ/4シフト部付近のキャリア密度が低下しており、また、共振器内でのキャリア密度に関して特性線C100の変化幅が特性線C10の変化幅に比べて大きい。図2(b)は、単一の量子井戸構造を有するDFBレーザにおけるキャリア密度の電流依存性を示す図面である。特性線C#1は、DFBレーザのほぼ中央におけるキャリア密度の電流依存性を示し、また特性線C#3は、DFBレーザのほぼ中央におけるキャリア密度の電流依存性を示す。共振器中央と端面付近の2箇所におけるキャリア密度の電流依存性に関して、2箇所のキャリア密度の差が電流増大に伴い大きくなる。
区間「#1」〜「#3」に対応してDFBレーザを共振器方向に分割して、3つの区間からなるDFBレーザを検討する。それぞれ区間における共振器の反射特性は、キャリア密度の違いに応じて異なるものになる。
各区間は、回折格子周期と実効屈折率の積とにより定まるブラッグ波長にピーク値を持つ反射スペクトルを有する。DBFレーザにおける実効屈折率はキャリア密度の増大に伴い負の方向に変化するので、区間「#3」におけるブラッグ波長は、区間「#1」におけるブラッグ波長と比べて短くなる。このため、図3に示されるように、各区間の反射率スペクトルR#1、R#2、R#3は、同一ではなく、中心位置の波長がシフトする。DFBレーザ全体としての共振器内部への反射スペクトルRtotalは区間毎の反射を重ね合わせたものになり、これ故に、図3に示されるように、領域間のブラッグ波長のズレ幅に応じて全体の反射スペクトルRtotalの帯域が広がる。
したがって、電流注入によりDFBレーザ内部でのキャリア密度の差が大きくなるほど、DFBレーザ全体としての内部への反射スペクトルは広がってしまう。このスペクトルの広がりにより、本来充分抑制されるべき短波側のサブモードに対する反射が増大し、また帰還作用が強まる。この結果、サブモードの強度が増大し、SMSRの低下が生じてしまう。つまり、DFBレーザにおいては、単一モード性が悪化する。これは、レーザ共振器内の特定の場所に光が集中すると共にその領域のキャリア密度が著しく低下する軸方向ホールバーニングが生じることに起因する。
λ/4シフトDFBレーザの閾値電流を下げることは動作電流低減や高温動作の観点から有効であり、そのためには規格化結合係数κLを大きくする必要がある。しかしながら、規格化結合係数κLを大きくすると軸方向ホールバーニングが生じ、上記のように、単一モード性が悪化する。単一モード性の悪化は、例えば、図4(a)および図4(b)に示されるように、閾値近傍ではSMSRが40dBと高い値を示しているのに対して、高電流域(例えば100mA)ではSMSRが30dBまで低下している。
(実施例1)
利得ピーク波長と発振波長が一致するように設計されている。分布帰還型半導体レーザは3つの区分(一端部、中央部、他端部)されている。中央部は一端部と他端部との間に位置する。中央部には回折格子の位相シフト部が設けられる。一端部および他端部の各々は25μmの長さの領域であり、中央部は250μmの長さの領域である。一端部および他端部の利得ピーク波長は、中央部の利得ピーク波長に比べて長波側に20nmシフトしている。このシフトは井戸層の組成の変更により行われている。
λ/4シフト分布帰還型半導体レーザの一例は
共振器長:300μm
κL積:3.5
位相シフトの回折格子の周期:202nm
回折格子のブラッグ波長λB:1310nm
両端面のARコート:0.3%
中央部の利得ピーク波長:1310nm
一端部および他端部の利得ピーク波長:1330nm
である。
利得ピーク波長と発振波長が一致するように設計されている。分布帰還型半導体レーザは3つの区分(一端部、中央部、他端部)されている。中央部は一端部と他端部との間に位置する。中央部には回折格子の位相シフト部が設けられる。一端部および他端部の各々は25μmの長さの領域であり、中央部は250μmの長さの領域である。一端部および他端部の利得ピーク波長は、中央部の利得ピーク波長に比べて長波側に20nmシフトしている。このシフトは井戸層の組成の変更により行われている。
λ/4シフト分布帰還型半導体レーザの一例は
共振器長:300μm
κL積:3.5
位相シフトの回折格子の周期:202nm
回折格子のブラッグ波長λB:1310nm
両端面のARコート:0.3%
中央部の利得ピーク波長:1310nm
一端部および他端部の利得ピーク波長:1330nm
である。
(実施例2):組成の変更
第2の領域19dの井戸層:GaXIn1−XAsYP1−Y(X=0.130、Y=0.533)、厚み5nm
第2の領域19dの障壁層:GaXIn1−XAsYP1−Y(X=0.130、Y=0.285)
第1、3の領域19c、19eの井戸層:GaXIn1−XAsYP1−Y(X=0.145、Y=0.564)、厚み5nm
第1、3の領域19c、19eの障壁層:GaXIn1−XAsYP1−Y(X=0.130、Y=0.285)
第2の領域19dの井戸層:GaXIn1−XAsYP1−Y(X=0.130、Y=0.533)、厚み5nm
第2の領域19dの障壁層:GaXIn1−XAsYP1−Y(X=0.130、Y=0.285)
第1、3の領域19c、19eの井戸層:GaXIn1−XAsYP1−Y(X=0.145、Y=0.564)、厚み5nm
第1、3の領域19c、19eの障壁層:GaXIn1−XAsYP1−Y(X=0.130、Y=0.285)
(実施例3)井戸層厚の変更
第2の領域19dの井戸層:GaXIn1−XAsYP1−Y(X=0.130、Y=0.533)、厚み5nm
第2の領域19dの障壁層:GaXIn1−XAsYP1−Y(X=0.130、Y=0.285)
第1、3の領域19c、19eの井戸層:GaXIn1−XAsYP1−Y(X=0.130、Y=0.533)、厚み5.7nm
第1、3の領域19c、19eの障壁層:GaXIn1−XAsYP1−Y(X=0.130、Y=0.285)
第2の領域19dの井戸層:GaXIn1−XAsYP1−Y(X=0.130、Y=0.533)、厚み5nm
第2の領域19dの障壁層:GaXIn1−XAsYP1−Y(X=0.130、Y=0.285)
第1、3の領域19c、19eの井戸層:GaXIn1−XAsYP1−Y(X=0.130、Y=0.533)、厚み5.7nm
第1、3の領域19c、19eの障壁層:GaXIn1−XAsYP1−Y(X=0.130、Y=0.285)
このような分布帰還型半導体レーザ11では、その規格化結合係数κLは3以上であることができる。このような大きな規格化結合係数κLにおいても、ホールバーニングによるサイドモード抑圧比の劣化を低減できる。
既に説明したように、DFBレーザでは、端面近傍の区間「#3」では電流に対するキャリア密度変化の大きいけれども、分布帰還型半導体レーザ11では、αパラメータを抑制することによって、反射スペクトルの広がりを抑制しSMSRの低下を抑えている。図5(a)および図5(b)に示されるように、上記の実施例2では、閾値近傍ではSMSRが40dBと高い値を示すと共に、高電流域(例えば100mA)においてもSMSRが38dBである。
上記の実施例のいずれにおいても、第1および第3の領域19c、19eの長さは、25μmに限定されるものではない。例えば、活性層9の第1および第3の領域19c、19eの各々の長さは、第1〜第3の領域19c、19d、19eの合計の長さの1/10以下であることができる。このように、第1および第3の領域19c、19eの各々の長さが全体の10%以下であれば、利得の低下および閾値電流の増加が実用的な使用においては許容される。また、活性層9の第1および第3の領域19c、19eの各々の長さの下限は、本実施の形態に記載されたSMSR低下抑制の効果を所望の程度得るために決定されるが、例えば6%以上であることができる。
また、分布帰還型半導体レーザ11の一例では、規格化結合係数κLは3以上であることができる。このような大きな規格化結合係数κLにおいても、軸方向ホールバーニングによるサイドモード抑圧比の劣化を低減できる。
図3に示されるように、区間#1から区間#3に移るに従って、反射率のリーク波長は、短波長にシフトする。故に、分布帰還型半導体レーザ11の一例では、活性層19の第1および第3の領域19c、19eのゲインピーク波長は、活性層19の第2の領域19dのゲインピーク波長よりも大きいようにしてもよい。回折格子構造が同一の周期を有するとき、活性層のゲインピーク波長を変更することによって、第1〜第3の部分11c、11d、11eの各々からの反射帯域の差に起因して共振器の反射帯域が広がることを抑制できる。一実施例では、活性層19の第1の領域19cにおけるゲインピーク波長と第2の領域19dにおけるゲインピーク波長との差は10nm以上であることが好ましい。また、活性層19の第3の領域19eにおけるゲインピーク波長と第2の領域19dにおけるゲインピーク波長との差は10nm以上であることが好ましい。この波長差が小さいと、αパラメータを充分に抑制することができない。また、上限は、本実施の形態に記載されたSMSR低下抑制の効果を所望の程度得るために決定されるが、例えば30nm以下であることができる。この波長差が大きいと、MQW活性層2における利得の低下が生じ、閾値電流が増大する。
第1の実施の形態では、端面近傍の区間におけるデチューニング量(活性層19のバンドギャップ波長と発振波長の差)を負側にシフトさせている。このための構造として、井戸層および障壁層の少なくともいずれか層の組成変更、井戸層の厚さの変更、及びそれらの組み合わせ等により提供される。
引き続き、分布帰還型半導体レーザ11の別の例を説明する。分布帰還型半導体レーザ11では、第1の量子井戸構造23cの障壁層23bにはp型ドーパントが添加されていることができる。第2の量子井戸構造23dの障壁層23bのp型ドーパント濃度はゼロ以上であり、また第1の量子井戸構造23cの障壁層23bのp型ドーパント濃度は第2の量子井戸構造23dの障壁層23bのp型ドーパント濃度より大きい。量子井戸構造23c、23d、23eにおいて、井戸層の成長においてドーパントのためのガスを供給することなく井戸層23aを成長して、井戸層23aは、実質的にアンドープにすることが好ましい。この分布帰還型半導体レーザ11では、このような変調ドープ構造によっても、第1および第3のαパラメータを第2のαパラメータよりも小さくできる。
活性層19の第1および第3の領域19c、19eは第1の量子井戸構造23dを有しており、第1の量子井戸構造23dの障壁層23bのp型ドーパント濃度は1×1018cm−3以上であることができる。また、p型ドーパント濃度は5×1018cm−3以下であることができる。
(実施例4)変調ドープ
第2の領域19dの井戸層:GaXIn1−XAsYP1−Y(X=0.130、Y=0.533)、厚み5nm、アンドープ
第2の領域19dの障壁層:GaXIn1−XAsYP1−Y(X=0.130、Y=0.285)、アンドープ
第1、3の領域19c、19eの井戸層:GaXIn1−XAsYP1−Y(X=0.130、Y=0.533)、厚み5nm、アンドープ
第1、3の領域19c、19eの障壁層:GaXIn1−XAsYP1−Y(X=0.130、Y=0.285)、Zn濃度2.0×1018cm−3
(実施例4)変調ドープ
第2の領域19dの井戸層:GaXIn1−XAsYP1−Y(X=0.130、Y=0.533)、厚み5nm、アンドープ
第2の領域19dの障壁層:GaXIn1−XAsYP1−Y(X=0.130、Y=0.285)、アンドープ
第1、3の領域19c、19eの井戸層:GaXIn1−XAsYP1−Y(X=0.130、Y=0.533)、厚み5nm、アンドープ
第1、3の領域19c、19eの障壁層:GaXIn1−XAsYP1−Y(X=0.130、Y=0.285)、Zn濃度2.0×1018cm−3
この例では、量子井戸構造において障壁層にドーパントを添加したp型変調ドープ構造を用いる。変調ドープのためのドーパントとして、亜鉛、ベリリウム、マグネシウム等を用いることができる。また、この例では、第2の領域19dに意図的にドーパントを添加せずに、端面近傍の第1および第3の領域19c、19eにドーパントを添加することもできる。また、第2の領域19dにも意図的にドーパントを添加してもよい。第1および第3の領域19c、19eの障壁層23bのドーパント濃度を第2の領域19dの障壁層23bのドーパント濃度より大きくして、微分利得増大による高速動作に適した分布帰還型半導体レーザ11を実現できる。
分布帰還型半導体レーザ11の構造およびその様々な例示の構造はバットジョイントによる2回成長や選択成長法により作製されることは、当業者によって理解される。
好適な実施の形態において本発明の原理を図示し説明してきたが、本発明は、そのような原理から逸脱することなく配置および詳細において変更され得ることは、当業者によって認識される。本発明は、本実施の形態に開示された特定の構成に限定されるものではない。したがって、特許請求の範囲およびその精神の範囲から来る全ての修正および変更に権利を請求する。
11…分布帰還型半導体レーザ、13、15…分布帰還型半導体レーザの端面、17…基板、17a…基板の主面、17b…基板の裏面、17c、17d、17e…主面のエリア、19…活性層、19c、19d、19…活性層の第1〜第3の領域、21…回折格子構造、21c、21d、21e…回折格子構造の第1〜第3の領域、23a…井戸層、23b…障壁層、23c〜23e…第1〜第3の量子井戸構造、25…第1の光ガイド層、27…第2の光ガイド層、λ0…発振波長、LACTIVE1、LACTIVE2、LACTIVE3…活性層の第1〜第3の領域の長さ、λB1、λB2、λB3…ブラッグ波長、neff…実効屈折率、λ1…第1の量子井戸構造のバンドギャップ波長、λ2…第2の量子井戸構造のバンドギャップ波長、λ3…第3の量子井戸構造23eのバンドギャップ波長、△λ1、△λ3…デチューニング量
Claims (6)
- 発振波長λ0で発振する分布帰還型半導体レーザであって、
第1および第2の端面と、
第1〜第3のエリアを有する主面を含む基板と、
第1〜第3の領域を有する活性層と、
前記分布帰還型半導体レーザのための回折格子構造と
を備え、
前記基板の前記第1〜第3のエリアは、前記第1の端面から前記第2の端面に向かう軸の方向に順に配置されており、
前記活性層の前記第1〜第3の領域は、前記基板の前記第1〜第3のエリア上にそれぞれ設けられており、
前記活性層の前記第1および第3の領域の各々の長さは、前記活性層の前記第2の領域の長さよりも短く、
前記回折格子構造は、前記活性層の前記第1〜第3の領域に光学的に結合されており、
前記回折格子構造は、前記基板の前記第1〜第3のエリア上にそれぞれ設けられた第1〜第3の部分を有しており、
前記回折格子構造の前記第2の部分は位相シフト構造を含み、
当該分布帰還型半導体レーザは、前記活性層の前記第1の領域および前記回折格子構造の前記第1の部分を含む第1部分と、前記活性層の前記第2の領域および前記回折格子構造の前記第2の部分を含む第2部分と、前記活性層の前記第3の領域および前記回折格子構造の前記第3の部分を含む第3部分とを有しており、
当該分布帰還型半導体レーザの前記第2部分における第2αパラメータは、当該分布帰還型半導体レーザの前記第1および第3部分における第1および第3αパラメータよりも大きい、ことを特徴とする分布帰還型半導体レーザ。 - 前記活性層の前記第1〜第3の領域はそれぞれ第1〜第3の量子井戸構造を有しており、
前記第1の量子井戸構造のバンドギャップ波長λ1と前記発振波長λ0との差であるデチューニング量△λ1は、前記第2の量子井戸構造のバンドギャップ波長λ2と前記発振波長λ0との差であるデチューニング量△λ2より大きい、ことを特徴とする請求項1に記載された分布帰還型半導体レーザ。 - 前記活性層の前記第1の領域におけるゲインピーク波長と前記活性層の前記第2の領域におけるゲインピーク波長との差は10nm以上であり、
前記活性層の前記第3の領域におけるゲインピーク波長と前記活性層の前記第2の領域におけるゲインピーク波長との差は10nm以上である、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載された分布帰還型半導体レーザ。 - 前記活性層の前記第1および第3の領域は第1の量子井戸構造を有しており、
前記第1の量子井戸構造の障壁層のp型ドーパント濃度は1×1018cm−3以上である、ことを特徴とする請求項1に記載された分布帰還型半導体レーザ。 - 前記活性層の前記第1および第3の領域の各々の長さは、前記活性層の前記第1〜第3の領域の合計の長さの1/10以下である、ことを特徴とする請求項3〜請求項4のいずれか一項に記載された分布帰還型半導体レーザ。
- 前記分布帰還型半導体レーザの規格化結合係数κLは3以上である、ことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載された分布帰還型半導体レーザ。
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