JP2008269993A - 照明器具 - Google Patents

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Hisashi Fukuda
恒 福田
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Abstract

【課題】ランプカバーのがたつきを抑制することができる照明器具を提供する。
【解決手段】それぞれ直管型のランプLの一方ずつの口金L1が接続される少なくとも一対のソケット7と、各ソケット7をそれぞれ下側に保持して天井面から吊下げ支持される器具本体2と、各ソケット7にそれぞれ取り付けられたランプLを下方から見て覆うランプカバー3と、ソケット7に接続されたランプLの管軸方向の両側にそれぞれ設けられ該ランプLの管軸方向の外側から見てソケット7を覆うエンドキャップ4とを備える。エンドキャップ4は、器具本体2とランプカバー3との間に介在しており、器具本体2に対して上方へのランプカバー3の変位を制限している。これにより、ランプカバー3のがたつきが抑制されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、吊下げ型の照明器具に関するものである。
従来から、直管型の蛍光灯などのランプを用いる照明器具であって、ランプの口金が接続されるソケットを保持して天井面等の施工面に固定される器具本体と、施工面に直交する方向から見てランプを覆うランプカバーと、エンドキャップとを備えるものが提供されている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
従来は、ランプカバーは、エンドキャップを介して器具本体に支持されていた。
特開2005−183233号公報 特開2004−111281号公報
しかし、上記従来構成では、エンドキャップと器具本体との連結部と、ランプカバーとエンドキャップとの連結部とでそれぞれがたつきが発生し、これらの合成により器具本体に対するランプカバーのがたつきが大きくなる可能性があった。
本発明は、上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、ランプカバーのがたつきを抑制することができる照明器具を提供することにある。
請求項1の発明は、それぞれ直管型のランプの一方ずつの口金が接続される少なくとも一対のソケットと、各ソケットをそれぞれ下側に保持して天井面から吊下げ支持される器具本体と、各ソケットにそれぞれ取り付けられたランプを下方から見て覆うランプカバーと、ソケットに接続されたランプの管軸方向の両側にそれぞれ設けられ該ランプの管軸方向の外側から見てソケットを覆うエンドキャップとを備え、エンドキャップは、器具本体に対するランプカバーの可動範囲を制限することを特徴とする。
この発明によれば、ランプの管軸方向の外側から見てエンドキャップがソケットを覆うことにより見栄えが改善される。また、器具本体に対するランプカバーのがたつきを、エンドキャップによって抑制することができる。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、ランプカバーには水平方向において互いに対向する一対の被支持部が上方へ突設されるとともに、各被支持部にはそれぞれ被支持穴が貫設されていて、器具本体には、被支持部の対向する方向の内側から被支持穴に挿入されて被支持部を支持するカバー支持凸部が被支持部毎に設けられるとともに、各カバー支持凸部にはそれぞれ先部から少なくとも上方に突出した抜け止め部が設けられ、エンドキャップが取り付けられていない状態では、ランプカバーは、抜け止め部間に各被支持部がそれぞれ挟まれることで被支持穴からカバー支持凸部を抜くような変位が禁止される支持位置と、支持位置から器具本体に対して上方に変位した位置であって抜け止め部を被支持穴に挿通可能な着脱位置との間で、器具本体に対して上下に変位可能であって、エンドキャップは、器具本体とランプカバーとの間に介在し、ランプカバーの器具本体に対する変位であって支持位置から着脱位置への変位を禁止することを特徴とする。
この発明によれば、エンドキャップが装着されている限りにおいて、カバー支持凸部が被支持穴から抜けることがないから、器具本体からのランプカバーの脱落が防止される。
請求項3の発明は、請求項2の発明において、エンドキャップは、着脱位置にあるランプカバーと器具本体との間には挿入不可能な寸法形状であることを特徴とする。
この発明によれば、エンドキャップを取り付けようとしたときにランプカバーが着脱位置であればエンドキャップを取り付けることができないから、作業者はランプカバーが着脱位置にあることに気付くことができる。
請求項4の発明は、請求項3の発明において、器具本体には、エンドキャップを支持するキャップ支持部と、垂直方向に弾性的に突出するキャップ係止凸部とが設けられ、エンドキャップには、水平方向から器具本体のキャップ支持部の上側に導入されることにより器具本体のキャップ支持部に支持される被支持部と、被支持部がキャップ支持部に支持される状態でキャップ係止凸部が係入する係止穴と、係止穴に器具本体のキャップ係止凸部が係入した状態ではランプカバーの被支持穴に器具本体のカバー支持凸部が導入される位置へのランプカバーの被支持部の変位を阻止する阻止部とが設けられていることを特徴とする。
この発明によれば、エンドキャップを器具本体に取り付けた後では阻止部のためにランプカバーを器具本体に取り付けることができないことにより、必ずランプカバーがエンドキャップよりも先に器具本体に取り付けられることになるから、請求項3の効果を確実に得ることができる。
請求項5の発明は、請求項2の発明において、器具本体には、エンドキャップを支持するキャップ支持部と、垂直方向に弾性的に突出するキャップ係止凸部とが設けられ、エンドキャップには、水平方向から器具本体のキャップ支持部の上側に導入されることにより器具本体のキャップ支持部に支持される被支持部と、被支持部がキャップ支持部に支持される状態でキャップ係止凸部が係入する係止穴と、係止穴に器具本体のキャップ係止凸部が係入する状態では下方から見てランプカバーに覆われ且つ係止穴に器具本体のキャップ係止凸部が係入していない状態では下方から見てランプカバーから突出する表示部とが設けられていることを特徴とする。
この発明によれば、作業者が、エンドキャップの表示部のランプカバーからの突出を下方から見て、エンドキャップの取付が不完全であることを知ることができる。
請求項1の発明によれば、ソケットに接続されたランプの管軸方向の両側にそれぞれ設けられ該ランプの管軸方向の外側から見てソケットを覆うエンドキャップにより、器具本体に対するランプカバーの可動範囲が制限されるので、器具本体に対するランプカバーのがたつきが抑制される。また、ランプの管軸方向の外側から見てエンドキャップがソケットを覆うことにより見栄えが改善される。
請求項2の発明は、エンドキャップが、器具本体とランプカバーとの間に介在し、ランプカバーの器具本体に対する変位であって、カバー支持凸部を被支持穴から抜くことができない支持位置から、カバー支持凸部を被支持穴から抜くことができる着脱位置への変位を禁止するので、エンドキャップが装着されている限りにおいて、カバー支持凸部が被支持穴から抜けることがないから、器具本体からのランプカバーの脱落が防止される。
請求項3の発明は、エンドキャップは、着脱位置にあるランプカバーと器具本体との間には挿入不可能な寸法形状であるので、エンドキャップを取り付けようとしたときにランプカバーが着脱位置であればエンドキャップを取り付けることができないから、作業者はランプカバーが着脱位置にあることに気付くことができる。
請求項4の発明は、係止穴に器具本体のキャップ係止凸部が係入した状態ではランプカバーの被支持穴に器具本体のカバー支持凸部が導入される位置へのランプカバーの被支持部の変位を阻止する阻止部とが設けられているので、エンドキャップを器具本体に取り付けた後では阻止部のためにランプカバーを器具本体に取り付けることができないことにより、必ずランプカバーがエンドキャップよりも先に器具本体に取り付けられることになるから、請求項3の効果を確実に得ることができる。
請求項5の発明は、係止穴に器具本体のキャップ係止凸部が係入する状態では下方から見てランプカバーに覆われ且つ係止穴に器具本体のキャップ係止凸部が係入していない状態では下方から見てランプカバーから突出する表示部とが設けられているので、作業者が、エンドキャップの表示部のランプカバーからの突出を下方から見て、エンドキャップの取付が不完全であることを知ることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
図2に示すように、本実施形態の照明器具1は、直管型のランプLの一方ずつの口金L1が接続される一対のソケット7と、各ソケット7をそれぞれ下側に保持して天井面から吊下げ支持される器具本体2と、各口金L1がそれぞれソケット7に接続されたランプLを下方から見て覆う形で器具本体2に対して吊下げ支持されるランプカバー3と、ランプLの長手方向の外側から見て該ソケットを覆うエンドキャップ4とを備える。器具本体2は、下方から見て長方形状であり、ランプLは管軸方向を器具本体2の長手方向に向けて取り付けられる。以下、上下方向は図2を基準とし、図2の左下−右上方向(器具本体2の長手方向であり、ランプLの管軸方向)を左右方向と呼び、図2の左上−右下方向(器具本体2の短手方向)を前後方向と呼ぶ。
照明器具1は、天井CBに固定される取付装置9に取り付けられる。取付装置9は、上面が開口した左右に長い直方体形状であって照明器具1を支持する支持体90と、天井CBに固定されて支持体90を支持する取付体91と、支持体90に収納されて照明器具1への給電線95と天井CBから引き出された電線Cとがそれぞれ接続されて給電線95と電線Cと互いに電気的に接続する端子台95aとを備える。
取付体91は、上下に扁平であって下方から見て左右に長い長方形状の固定部91dと、下方から見て固定部91dの全周から下方へ突設された周壁部91eとを有する。下方から見て固定部91dの中央には、電線Cが挿通される電線挿通穴91aが上下に貫設されている。また、固定部91dの左右両端部には、それぞれ取付体91を天井CBのねじ穴Hにねじ止め固定するための固定ねじ92が挿通される固定ねじ挿通穴91bが上下に貫設されている。さらに、固定部91dにおいて各固定ねじ挿通穴91bと電線挿通穴91aとの間には、それぞれ下方に膨出した膨出部91cが設けられており、各膨出部91cには、それぞれ例えば膨出部91cに上下に貫設された貫通穴に上側からボルトを挿通することにより、ねじ山を有する挿通部93が下方に垂設されている。
支持体90の開口は、上方から見て取付体91よりも僅かに大きい寸法形状となっており、支持体90と取付体91とを互いに結合させる際には支持体90を取付体91に被せることにより、支持体90は取付体91に対して位置決めされる。
また、支持体90の底面には、取付体91の挿通部93が挿通される挿通穴90aが上下に貫設されており、支持体90は、挿通穴90aに挿通された挿通部93が、袋ねじ94に螺合することにより取付体91に対して支持される。さらに、支持体90の底面には、給電線95が挿通される給電線挿通穴90bが上下に貫設されている。また、支持体90の底面の左右両端部には、それぞれ例えばワイヤからなり一端が器具本体2に連結された吊り線96が挿通される吊り線挿通穴90cが上下に貫設されており、内部において吊り線96に抜け止めが設けられることにより、吊り線96を介して器具本体2を吊下げ支持する。
ここで、取付体91の周壁部91eにおいて後側の部位には、それぞれ係止穴91gが前後に貫設された係止部91fが下方に突設されている。さらに、取付体91の周壁部91eにおいて右側の係止部91fに対向する部位には、突出寸法が係止部91fよりも小さい位置決め部91hが下方に突設されている。支持体90の後側の内面において係止穴91gに対応する位置には係止爪(図示せず)が前方へ突設されている。取付体91に支持体90を装着する際には、係止爪を係止穴91gに係入させることによって支持体90を取付体91に仮支持させ、次に支持体90の後側の壁を位置決め部91hの後側まで持ち上げることにより支持体90を取付体91に対して位置決めすれば、そのまま支持体90を上方に持ち上げることによって挿通部93を挿通穴90aに導入することができる。
器具本体2は、吊り線96を介して支持体90に支持されるベース5と、ベース5の下側に取り付けられた反射板6とを備える。反射板6の下面は例えば白色に塗装されることにより、ランプLの光を配光するようになっている。
反射板6は、左右に長く、左右方向に直交する断面での断面形状が全体として上向きに凸の円弧形状となっている。また、反射板6の前後方向の中央部には、下方に膨出してベース5との間に隙間を構成する膨出部6aが設けられている。
各ソケット7は、ランプLの口金L1に対向する面同士を対向させる形で、反射板6の膨出部6aの左右の一端ずつにそれぞれ取り付けられている。ソケット7は周知の技術で実現可能であるので、詳細な図示並びに説明は省略する。
また、器具本体2には、例えば周知の電子安定器からなり電線Cと給電線95とを介して電源を供給され接続線70を介してソケット7に電気的に接続されてランプLを点灯させる点灯装置(図示せず)が保持されている。接続線70は反射板6の膨出部6aとベース5との間の隙間に通されており、反射板6の膨出部6aの左右両端部にはそれぞれ接続線7を引き出すための引き出し穴6bが上下に貫設されている。点灯装置は具体的には例えば反射板6の膨出部6aとベース5との間の隙間に収納される。
さらに、器具本体2は、それぞれ反射板6に固定されるとともに1個ずつのソケット7を保持する2個の取付具8を備える。各取付具8は、それぞれ例えば金属板に打ち抜き加工と曲げ加工とを施すことによって形成されたものであって、図3,図4及び図5(a)(b)に示すように、厚さ方向を左右方向に向けて左右方向の内側の面にソケット7がねじ止め等によって固定されたソケット取付片80と、ソケット取付片80の上端から左右方向の内向きの突設され反射板6に固定される第1固定片81と、ソケット取付片80の下端から左右方向の外向きに突設された連結片84と、連結片84の先端から上方に突設されてランプカバー3の取り付けに用いられるランプカバー取付片82と、ランプカバー取付片82の上端から左右方向の外向きに突設されて反射板6に固定される第2固定片83と有する。
第1固定片81は、図5(a)に示すように、上方への切り起こしによって形成され反射板6の引き出し穴6bに係止される係止片81aと、係止片81aの切り起こしとともに形成され反射板6の引き出し穴6bに連通して接続線70が挿通される接続線挿通穴(図示せず)とを有する。また、第2固定片83には、反射板6の膨出部6aに設けられたねじ穴6cに連通して反射板6へのねじ止め用の取付ねじS1が挿通されるねじ挿通穴83aが上下に貫設されている。すなわち、取付具8は、係止片81aが引き出し穴6bの縁部に係止された状態で、ねじ挿通穴83aに下方から挿通された取付ねじS1が反射板6のねじ穴6cに螺合することにより、反射板6に固定される。
ランプカバー3は、例えば金属のような不透明な材料からなり、左右方向に直交する断面での断面形状が下向きに凸の円弧形状のランプカバー本体33と、ランプカバー本体33の左右両端部のそれぞれ上側に取り付けられた固定具30とを備える。ランプカバー本体33は、下方から見てランプLを覆う形状となっている。つまり、本実施形態では、下方へのランプLの直射光がランプカバー3によって遮られ、反射板6の下面で反射した(配光された)反射光が主に下方に照射される。
各固定具30は、それぞれ、ランプカバー本体33に螺合する取付ねじS3によりランプカバー本体33にねじ止めされる固定部31と、固定部31の左右方向の外側の端部から上方に突設され被支持穴32aが左右に貫設された被支持部32とを有する。各取付具8のランプカバー取付片82には、それぞれ支持ねじS2の先部が左右方向の外側から螺合しており、各固定具30の被支持穴32aにそれぞれ支持ねじS2が挿通されることにより、ランプカバー3は器具本体2に対して支持される。つまり、支持ねじS2が請求項におけるカバー支持凸部を構成する。
ここで、各固定具30の被支持穴32aは、それぞれ、上端部において支持ねじS2の脚部を挿通可能且つ支持ねじS2の頭部を挿通不可能であり、下端部において支持ねじS2の頭部を挿通可能な寸法形状である、いわゆるだるま穴となっている。つまり、図3に矢印A1で示すように各被支持穴32aにそれぞれ支持ねじS2を挿通した状態では、ランプカバー3は、図4に示すように左右方向の外側に支持ねじS2の頭部が位置する(つまり、支持ねじS2の頭部間に各被支持部32がそれぞれ挟まれる)ことで被支持穴32aから支持ねじS2を抜くような左右方向への変位が禁止される支持位置と、図4に矢印M2で示すように支持位置から器具本体2に対して上方に変位した位置であって支持ねじS2の頭部を被支持穴32aに挿通可能な着脱位置との間で、器具本体2に対して上下に変位可能となっている。すなわち、支持ねじS2の頭部が請求項における抜け止め部である。
上記の支持位置ではソケット7や取付具8が左右方向の外側に露出するので、本実施形態は、見栄えを改善するためにソケット7に対し左右方向の外側において器具本体2に取り付けられたエンドキャップ4を備える。
詳しく説明すると、各エンドキャップ4は、それぞれ、図6に示すように、台形状の下端が下向きに凸の円弧形状となった全体として略扇形状の本体部41と、本体部41の上端から左右方向の内向きに突設され係合穴41bが上下に貫設された係合部41aと、本体部41の前後両端からそれぞれ左右方向の内向きに突設された被支持部40とを有する。
また、各取付具8において、ランプカバー取付片82の上端部の左右両端には、それぞれエンドキャップ4を支持するためのキャップ支持凸部82aが左右に突設されるとともに、第1固定片81の左右方向の内側の端には、ランプLを避けた逆U字形状の第1支持片85が下方へ突設され、第2固定片82の左右方向の外側の端には、下端に向かって前後の寸法が大きくなる台形状の第2支持片86が下方へ突設されている。キャップ支持凸部82aの前後方向の外側の縁と、各支持片85,86の前後両端縁とは、それぞれ前後方向の外側に向かって下方へ傾斜している。
さらに、反射板6において下方から見て第2固定片82よりも左右方向の外側にはばね挿通穴6dが上下に貫設されるとともに、反射板6の上側には、ばね挿通穴6dを通じて反射板6の下面よりも下方へ弾性的に突出する係入部61を有するばね片60が固着されている。係入部61は前方から見て三角形状に膨出させるように曲げ加工を施すことによって形成されており、左右方向の中央部から左右両端に向かってそれぞれ上方へ傾斜している。
各被支持部40と、キャップ支持凸部82aの前後方向の外側の縁と、各支持片85,86の前後両端縁とは、それぞれ前後方向の外側に向かって下方へ同程度の角度で傾斜している。
エンドキャップ4を器具本体2に取り付けるには、各被支持片40をそれぞれ第2支持片86の前後の端部の上側を通じてキャップ支持凸部82aの上側へ差し入れるようにして、エンドキャップ4を器具本体2に対して図7に矢印M3で示すように左右方向の内側へスライドさせる。やがて、各被支持片40の先端がそれぞれ第1支持片85の上側に至ると、係合穴41bに係入部61が係入することにより、エンドキャップ4は器具本体2に保持される。この状態(以下、「取付状態」と呼ぶ。)では、各支持片40がそれぞれキャップ支持凸部82aと各支持片85,86とに載置されることにより、エンドキャップ4は器具本体2に対して支持される。つまり、キャップ支持凸部82aと各支持片85,86とがそれぞれ請求項におけるキャップ支持部である。また、取付状態では、図1(a)に示すように前後方向の外側から見てランプLの口金L1やソケット7がそれぞれ被支持片40によって覆われるとともに、図1(b)に示すように左右方向の外側から見てソケット7やランプカバー3の固定具30や取付具8がそれぞれエンドキャップ4の本体部41によって覆われることにより、見栄えが改善される。
ここで、係入部61の左右両面がそれぞれ係入部61の左右方向の中央に向かって下方に傾斜していることにより、エンドキャップ4の着脱時にはエンドキャップ4を器具本体2に対して左右にスライドさせるだけで係合穴41aの開口縁が係入部61上を摺動して係入部61を弾性変形させるから、容易に係入部61を係合穴41bに係脱させることができる。
また、エンドキャップ4の本体部41の寸法形状は、支持位置にあるランプカバー3のランプカバー本体33と反射板6の膨出部6aの下面との間の隙間の寸法形状よりも僅かに小さくなっている。従って、取付状態では、ランプカバー3の上方への変位がエンドキャップ4の本体部41によって制限され、ランプカバー3を着脱位置に変位させることができないことによりランプカバー3の脱落が防止されている。また、ランプカバー3が着脱位置にあるときには、ランプカバー3のランプカバー本体33と反射板6の膨出部6aの下面との間の隙間に、エンドキャップ4の本体部41を挿入することができないから、エンドキャップ4を取り付けようとした作業者はランプカバー3が着脱位置にあることに気付くことができる。
また、各エンドキャップ4の本体部41はそれぞれ下方へ向かって左右方向の内側へ傾斜しており、2個のエンドキャップ4の本体部41の下端部同士の間隔は、ランプカバー3の被支持部32の間隔よりも小さくなっている。すなわち、本実施形態ではエンドキャップ4はランプカバー3よりも後に器具本体2に取り付けられるものであるが、誤って図8に示すようにエンドキャップ4を器具本体2に取り付けた後にランプカバー3を取り付けようとした場合には、ランプカバー3の被支持部32がエンドキャップ4の本体部41の下端に当ってしまうことにより被支持穴32aに支持ねじS2を導入することができないから、作業者は誤りに気付くことができる。つまり、エンドキャップ4の本体部41が請求項における阻止部である。すなわち、ランプカバー3は必ずエンドキャップ4よりも先に器具本体2に取り付けられることになり、上記のようにランプカバー3が着脱位置にあることを気付かせる効果を確実に得ることができる。
上記構成によれば、器具本体2に対するランプカバー3の変位がエンドキャップ4により制限されるから、器具本体2に対するランプカバー3のがたつきが抑制される。
なお、エンドキャップ4を、各被支持片40がそれぞれ第2支持片86やキャップ支持凸部82aに支持されていても係合穴41bに係入部61が係入していない状態では下方から見てランプカバー3から突出する寸法形状としてもよい。例えば、図9(a)に示すように、取付状態でのエンドキャップ4の本体部41の下端とランプカバー3の左右の近い側(図では右側)の端部との距離よりも僅かに小さい程度の突出寸法の表示部42を、本体部41の下端から右方に突設する。つまり、表示部42は、取付状態では下方から見てランプカバー3に覆われ、図9(b)に示すように器具本体2に支持されていても取付状態に至っていない状態では下方から見てランプカバー3から左右の一方側に突出する。この構成を採用すれば、作業者は表示部42を下方から見てエンドキャップ4の取付が不完全であることを知ることができる。
(a)(b)はそれぞれ本発明の実施形態を示し、(a)は要部を示す正面図、(b)は要部を示す右側面図である。 同上を示す分解斜視図である。 同上においてランプカバーを取り外した状態の要部を示す斜視図である。 同上においてランプカバーを取り付けた状態の要部を示す斜視図である。 (a)は同上の要部を示す一部破断した正面図であり、(b)は同上において器具本体にエンドキャップを取り付けた状態の要部を示す一部破断した左側面図である。 同上のエンドキャップを示す斜視図である。 同上においてエンドキャップを取り付ける方法を示す説明図である。 同上においてエンドキャップを取り付けた器具本体とランプカバーとの要部を示す一部破断した正面図である。 (a)(b)はそれぞれ同上の別の形態の要部を示す一部破断した正面図であり、(a)はエンドキャップの取り付けが完了した状態を示し、(b)はエンドキャップの取り付けが不完全な状態を示す。
符号の説明
1 照明器具
2 器具本体
3 ランプカバー
4 エンドキャップ
7 ソケット
32 被支持部
32a 被支持穴
40 被支持片
82a キャップ支持凸部
85 第1支持片
86 第2支持片
L ランプ
L1 口金
S2 支持ねじ

Claims (5)

  1. それぞれ直管型のランプの一方ずつの口金が接続される少なくとも一対のソケットと、
    各ソケットをそれぞれ下側に保持して天井面から吊下げ支持される器具本体と、
    各ソケットにそれぞれ取り付けられたランプを下方から見て覆うランプカバーと、
    ソケットに接続されたランプの管軸方向の両側にそれぞれ設けられ該ランプの管軸方向の外側から見てソケットを覆うエンドキャップとを備え、
    エンドキャップは、器具本体に対するランプカバーの可動範囲を制限することを特徴とする照明器具。
  2. ランプカバーには水平方向において互いに対向する一対の被支持部が上方へ突設されるとともに、各被支持部にはそれぞれ被支持穴が貫設されていて、
    器具本体には、被支持部の対向する方向の内側から被支持穴に挿入されて被支持部を支持するカバー支持凸部が被支持部毎に設けられるとともに、各カバー支持凸部にはそれぞれ先部から少なくとも上方に突出した抜け止め部が設けられ、
    エンドキャップが取り付けられていない状態では、ランプカバーは、抜け止め部間に各被支持部がそれぞれ挟まれることで被支持穴からカバー支持凸部を抜くような変位が禁止される支持位置と、支持位置から器具本体に対して上方に変位した位置であって抜け止め部を被支持穴に挿通可能な着脱位置との間で、器具本体に対して上下に変位可能であって、
    エンドキャップは、器具本体とランプカバーとの間に介在し、ランプカバーの器具本体に対する変位であって支持位置から着脱位置への変位を禁止することを特徴とする請求項1記載の照明器具。
  3. エンドキャップは、着脱位置にあるランプカバーと器具本体との間には挿入不可能な寸法形状であることを特徴とする請求項2記載の照明器具。
  4. 器具本体には、エンドキャップを支持するキャップ支持部と、垂直方向に弾性的に突出するキャップ係止凸部とが設けられ、
    エンドキャップには、水平方向から器具本体のキャップ支持部の上側に導入されることにより器具本体のキャップ支持部に支持される被支持部と、被支持部がキャップ支持部に支持される状態でキャップ係止凸部が係入する係止穴と、係止穴に器具本体のキャップ係止凸部が係入した状態ではランプカバーの被支持穴に器具本体のカバー支持凸部が導入される位置へのランプカバーの被支持部の変位を阻止する阻止部とが設けられていることを特徴とする請求項3記載の照明器具。
  5. 器具本体には、エンドキャップを支持するキャップ支持部と、垂直方向に弾性的に突出するキャップ係止凸部とが設けられ、
    エンドキャップには、水平方向から器具本体のキャップ支持部の上側に導入されることにより器具本体のキャップ支持部に支持される被支持部と、被支持部がキャップ支持部に支持される状態でキャップ係止凸部が係入する係止穴と、係止穴に器具本体のキャップ係止凸部が係入する状態では下方から見てランプカバーに覆われ且つ係止穴に器具本体のキャップ係止凸部が係入していない状態では下方から見てランプカバーから突出する表示部とが設けられていることを特徴とする請求項2記載の照明器具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103398336A (zh) * 2013-07-02 2013-11-20 浙江宝兰电气有限公司 一种用于室内吊顶的防水型led灯具

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