JP4760749B2 - 照明器具 - Google Patents

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本発明は、照明器具に関する。
従来から、照明器具の見栄えを向上させるために、照明器具の器具本体とランプカバーとの隙間や、ランプとソケットとの接続部分を隠すためのエンドキャップを備えた照明器具が提案されている。
例えば、図6(a)に示すように、ランプ(例えば、直管形の蛍光灯)Lが厚み方向の一面側(図6(a)における下面側)に取り付けられる器具本体110と、器具本体110の長さ方向(図6(a)における左右方向)に沿った方向の端部が開口した形に形成されるとともにランプLを覆う形で器具本体110の上記一面側に取り付けられたランプカバー120と、器具本体110の長さ方向における端部に器具本体110とランプカバー120との隙間を覆う形で取り付けられるエンドキャップ130とを備えた照明器具100が提案されている(同様のものとしては、特許文献1が挙げられる)。
エンドキャップ130は、例えば、弾性を有する樹脂材料からなる樹脂成形品であって、図6(b)に示すように、上記隙間の全体を覆う形に形成された端板部131と、端板部131の周縁部に一体に突設された周壁部132とを備え、端板部131の中央部には、エンドキャップ130を器具本体110に取り付けるために用いられる一対の係止爪133が一体に突設されている。
一方、器具本体110には、エンドキャップ130を取り付けるための取付片111が設けられており、取付片111には、エンドキャップ130の一対の係止爪133それぞれを取付片111に係止させるための係止孔(図示せず)が形成されている。
したがって、エンドキャップ130は、一対の係止爪133それぞれを取付片111の一対の係止孔それぞれに差し入れることで、器具本体110の長さ方向における端部に、上記隙間の全体を覆う形に取り付けられる。
また、図7(a),(b)に示すように、複数(図示例では4つ)のランプLが厚み方向の一面側(図7(a)における紙面手前側)に取り付けられる器具本体210と、ランプLの端部それぞれを覆う形で取り付けられるソケットカバーからなるエンドキャップ220とを備えた照明器具200が提案されている。
このエンドキャップ220は、例えば、弾性を有する樹脂材料からなる樹脂成形品であって、図8に示すように、ランプLの軸方向においてランプLと重なる形に形成された端板部221と、端板部221の周縁部に一体に突設された周壁部222とを備えている。この周壁部222は、器具本体210と対向する面が開口され、その開口縁部に、エンドキャップ220を器具本体210に取り付けるために用いられる一対の係止爪223が一体に突設されている。
一方、器具本体210の厚み方向の一面側には、エンドキャップ220の一対の係止爪223それぞれを係止するための一対の係止孔(図示せず)が各エンドキャップ220それぞれに対応する形で形成されている。したがって、エンドキャップ220は、一対の係止爪223それぞれを器具本体210の一対の係止孔それぞれに差し入れることで、器具本体210に、ランプLの端部を覆う形に取り付けられる。
特開平5−334908号公報
ところで、図6(a),(b)に示す照明器具100において、ランプLの着脱などを行うために、エンドキャップ130を器具本体110から取り外す際には、図6(a)に示す矢印m1の方向にエンドキャップ130を引き抜けばよい。ここで、一対の係止爪133それぞれを一対の係止孔それぞれから引き抜くためには、エンドキャップ130を保持するだけではなく、エンドキャップ130に図6(b)に矢印m2で示す向きの力を加えて、エンドキャップ130を弾性変形させて一対の係止爪133による係止状態を解除する必要があり、エンドキャップ130を器具本体110から取り外す作業を容易に行うことができていなかった。
この問題点は、図7,8に示す照明器具200においても同様である。つまり、照明器具200において、エンドキャップ220を器具本体210から取り外す際には、図8に示す矢印m3の方向にエンドキャップ220を引き抜くのであるが、そのためには、図6に示す例と同様に、エンドキャップ220に図8に矢印m4で示す向きの力を加えてエンドキャップ220を弾性変形させて、一対の係止爪223による係止状態を解除する必要があり、図6に示す例と同様に、エンドキャップ220を器具本体210から取り外す作業を容易に行うことができていなかった。
本発明は上述の点に鑑みて為されたもので、その目的は、エンドキャップを器具本体から取り外す作業が容易に行える照明器具を提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1の発明では、ランプが厚み方向の一面側に取り付けられる器具本体と、器具本体の長さ方向に沿った方向の端部が開口した形に形成されるとともにランプを覆う形で器具本体の上記一面側に取り付けられたランプカバーと、器具本体の長さ方向における端部に器具本体とランプカバーとの隙間の少なくとも一部を覆う形で取り付けられるエンドキャップとを備え、エンドキャップは、器具本体の幅方向に沿った方向で所定間隔を隔てて対向する一対の板状の取付片と、一対の取付片を一体に連結する連結片とを備え、一対の取付片は器具本体から上記厚み方向に離れるにつれて上記所定間隔が広くなるように形成され、連結片における器具本体との対向面にはエンドキャップを器具本体に対する定位置に固定する際に用いられる係合孔が形成され、器具本体は、一対の取付片間に位置する形で一対の取付片を支持してエンドキャップを上記定位置に支持する支持部と、器具本体の上記一面側に突出するように付勢されエンドキャップが上記定位置に位置した際に上記係合孔に嵌り込む係合部とを備え、係合部は、上記長さ方向に沿った方向における両側面それぞれが、器具本体から上記厚み方向に離れるにつれて上記両側面間の距離が小さくなるように傾斜してなることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、エンドキャップは、器具本体の幅方向に沿った方向で所定間隔を隔てて対向する一対の取付片間に位置する形で一対の取付片を支持する支持部により器具本体に対する定位置に支持されるとともに、器具本体の厚み方向の一面側に突出するように付勢された係合部が係合孔に嵌り込むことで、上記定位置に固定されるようになっており、係合部は、器具本体の長さ方向に沿った方向における両側面それぞれが器具本体から上記厚み方に離れるにつれて上記両側面間の距離が小さくなるように傾斜しているため、係合部の側面を上記長さ方向に沿った方向に押圧することで、係合部をその付勢方向とは反対側の方向に押圧して係合孔から退出させることができるので、一対の取付片を挟み込むようにしてエンドキャップを保持し、器具本体から上記長さ方向に沿った方向に引き出すことで、エンドキャップを器具本体から取り外すことができ、このとき一対の取付片が器具本体から上記厚み方向に離れるにつれて上記所定間隔が広くなるように形成されているので、一対の取付片を挟み込むようにしてエンドキャップを保持した際に、エンドキャップを器具本体から上記厚み方向に沿った方向に離間させる向きの力がエンドキャップにかかって連結片が器具本体から上記厚み方向に沿った方向に離れようとするから、エンドキャップを器具本体から上記長さ方向に沿った方向に引き出す際に、係合孔から係合部を退出させ易くなり、その結果、エンドキャップを器具本体から取り外す作業が容易に行える。
請求項2の発明では、請求項1の発明において、ランプは直管形の蛍光灯であって、器具本体は、ランプの軸方向を上記長さ方向に沿わせた形でランプを取り付け可能に構成され、エンドキャップの連結片は、器具本体に取り付けられたランプを上記長さ方向において覆う形に形成されていることを特徴とする。
請求項2の発明によれば、ランプから放射された光を器具本体の中央側(中心側)に集めることができるから、発光効率の向上が図れる。
本発明は、エンドキャップを器具本体から取り外す作業が容易に行えるという効果を奏する。
本発明の一実施形態の照明器具1は、図1(a),(b)および図2に示すように、ランプLが厚み方向(図1(a)における上下方向)の一面側(図1(a)における下面側)に取り付けられる器具本体2と、器具本体2の長さ方向(図1(a)における左右方向)に沿った方向の両端部それぞれが開口した形に形成されるとともにランプLを覆う形で器具本体2の厚み方向の一面側に取り付けられたランプカバー3と、器具本体2の長さ方向における両端部それぞれに器具本体2とランプカバー3との隙間(ランプカバー3の両端部の開口)を覆う形で取り付けられるエンドキャップ4とを備えている。なお、図1(a)は照明器具1の幅方向に直交する面における部分断面図を示し、図1(b)は照明器具1の長さ方向に直交する面における部分断面図を示している。また、以下の説明では、説明の簡略化のために、図1(a)における上方を照明器具1の上方、図1(a)における下方を照明器具1の下方とそれぞれ規定する。
ところで、本実施形態の照明器具1は、図2に示すように、天井CBに固定されるフランジ9に吊り下げられるものであり、ここで、フランジ9は、照明器具1に電力を供給する電源部として用いられるものであって、安定器などの点灯装置(図示せず)と、当該点灯装置が収納されたフランジ本体9aとを備えている。
フランジ本体9aは、上面側が開口した長尺箱状のフランジボディ90と、フランジボディ90の上面開口を閉塞する形でフランジボディ90に取り付けられるフランジカバー91とで構成されている。
フランジカバー91は、フランジボディ90の上面開口の全面を覆う形の矩形板状に形成されており、その中央部に、天井CBより引き出された商用電源などの電源線C用の電源線挿通孔91aが厚み方向に貫設されている。また、フランジカバー91の長手方向両端側それぞれには、フランジ9を天井CBに固定するための固定ねじ92が挿通される固定ねじ挿通孔91bが厚み方向に貫設されている。さらに、フランジカバー91の長手方向両端側それぞれには、フランジボディ90をフランジカバー91に取り付けるための取付ボルト93が挿通される第1ボルト挿通孔91cが厚み方向に貫設されている。
このようなフランジカバー91は、電源線挿通孔91aに電源線Cを挿通させた状態で、両固定ねじ挿通孔91bそれぞれに下方から挿入した固定ねじ92を天井CBに設けたねじ孔Hそれぞれに螺着することによって、天井CBに固定される。
フランジボディ90の底壁部(下壁部)において第1ボルト挿通孔91cと対向する部位には、フランジカバー91の第1ボルト挿通孔91cを挿通した取付ボルト93の先部が挿通される第2ボルト挿通孔90aが厚み方向に貫設されており、第2ボルト挿通孔90aを挿通した取付ボルト93の先部に取付ナット94を被嵌することによって、フランジボディ90とフランジカバー91との取り付けが行われる。
ところで、フランジボディ90内には、上記点灯装置が収納される。この点灯装置は、電源線Cを通じて供給される商用電源からの電力を元にして、ランプL用の駆動電力を生成するように構成されたものであって、電源線Cが接続される入力端子(図示せず)と、給電線95の一端側のコネクタ95aが接続される出力端子(図示せず)とを備える。
フランジボディ90の底壁部には、一端が点灯装置に接続された給電線95の他端をフランジ本体9a外に引き出すための孔部90bが厚み方向に貫設されている。さらに、フランジボディ90の底壁部における長手方向両端側それぞれには、フランジ9に照明器具1を吊り下げるためのワイヤなどの吊り下げ手段96が挿通される吊り下げ孔90cが厚み方向に貫設されている。
以上により構成されたフランジ9により、本実施形態の照明器具1は、天井CBに取り付けられるとともに、ランプL用の駆動電力の供給を受けることになる。
器具本体2は、図2に示すように、長尺状に形成された主部5と、主部5の厚み方向(器具本体2の厚み方向に沿った方向)における一面側(図2における下面側)に当該一面側を覆う形に取り付けられランプLが放射する光を下面側に反射する長尺状の反射板6とを備えている。ここで、主部5および反射板6は例えばアルミニウムや鉄などの金属材料により形成されている。
反射板6は、長さ方向(長手方向)に直交する面における断面形状が、上方に凸となる弧状に形成されるとともに、その下面側の全面に白色の塗料などが塗布されることによって、ランプLが放射する光を反射するための反射面が形成されている。また、反射板6の幅方向における中央部には、反射板6の下面側において凸部を構成するとともに反射板6の上面側において凹部を構成する膨出部6aが反射板6の長さ方向に沿った形に形成されている。ここで、膨出部6aは、膨出部6aを除く反射板6の部位と、エンドキャップ4(後述するエンドキャップ4の一対の取付片40)との間に、人の指を差し込むことができる大きさの隙間が形成されるように、その膨出寸法が設定してある。
このような反射板6の膨出部6aの下面側の長さ方向両端側それぞれには、ランプLを器具本体に取り付けるランプソケット装置(以下、単に「ソケット」と称する)7が、ランプLとの対向面7aを互いに対向させた形で取り付けられる。なお、ソケット7は従来周知のものを採用できるから本実施形態では詳細な説明を省略する。
ところで、主部5に反射板6を取り付けた際には、主部5と反射板6の膨出部6aとの間の空間部からなる収納スペースが形成される。この収納スペースには、給電線7の他端側のコネクタ(図示せず)と接続される接続部(図示せず)、および当該接続部と両方のソケット7それぞれとを電気的に接続する接続線70が収納される。また、反射板6の膨出部6aには、図1(a)に示すように、接続線70を収納スペースから引き出してソケット7に接続するために用いられる引き出し孔6bが設けられている。
主部5は、器具本体2の天板部を構成するものであって、上記接続部を露出する開口部(図示せず)が形成されている。また、主部5には、上記の吊り下げ手段96により照明器具1をフランジ9に吊り下げるための取付部(図示せず)が設けられている。したがって、照明器具1は、給電線95によりソケット7がフランジ9の点灯装置と接続されるとともに吊り下げ手段96によりフランジ9に吊り下げられた状態で、使用に供される。
ところで、ソケット7は、図1(a)に示すような取付具8によって反射板6に取り付けられている。
ここで、取付具8は、例えば、金属板から曲成されたものであって、器具本体2の長さ方向に沿った方向を法線方向としソケット7が後面(上記対向面7aとは反対側の面)を当接させた形でねじ止めなどにより固定されるソケット取付片80と、ソケット取付片80の上端縁から器具本体2の長さ方向の中央側(図1(a)に示す例では、左側)に延設され取付具8の反射板6への取り付けに利用される第1固定片81とを備え、第1固定片81には、反射板6の引き出し孔6bと連通する給電線挿通孔(図示せず)が厚み方向に貫設されている。また、第1固定片81には、図1(a)に示すように、引き出し孔6b内に挿入されて、引き出し孔6bの開口縁部に係止される係止片81aが設けられている。
また、取付具8は、器具本体2の長さ方向に沿った方向を法線方向としランプカバー3を器具本体2に取り付けるために用いられるランプカバー取付片82と、ランプカバー取付片82の上端縁から器具本体2の長さ方向の端部側(図1(a)に示す例では、右側)に延設され取付具8の反射板6への取り付けに利用される第2固定片83とを備え、第2固定片83には、取付具8を反射板6に取り付ける取付ねじS1用のねじ挿通孔83aが厚み方向に貫設されている。なお、反射板6においてねじ挿通孔83aに対応する部分には、固定ねじS1が螺着されるねじ孔6cが形成されている。また、ランプカバー取付片82には、ランプカバー3の取り付けに用いられる取付ねじS2が螺着されるねじ孔(図示せず)が形成されている。
取付具8のソケット取付片80とランプカバー取付片82とは、ソケット取付片80に対してランプカバー取付片82が器具本体2の長さ方向の端部側に位置するように、下端部同士が橋絡片84によって一体に連結されている。したがって、取付具8は、第1固定片81の係止片81aを引き出し孔6bの開口縁部に係止させるとともに、第2固定片83のねじ挿通孔83aを挿通させた取付ねじS1を反射板6のねじ孔6cに螺着することによって、反射板6に取り付けられる。
ランプカバー3は、例えば、透光性を有する白色の樹脂材料からなる樹脂成形品であって、図2に示すように、器具本体2の長さ方向に沿った方向を自身の長さ方向とする板状に形成されている。また、ランプカバー3は、長さ方向に直交する面内における断面形状が下方に凸となる弧状に形成されている。つまり、ランプカバー3は、その長さ方向の両端側それぞれが開口した形に形成されている。
ランプカバー3の上面側の長さ方向両端側それぞれには、図1(a)に示すように、ランプカバー3を器具本体2に取り付けるための固定具30が取付ねじS3によるねじ止めによって取り付けられている。この固定具30は、例えば、金属板を用いて、取付ねじS3が挿通されるねじ挿通孔31aを有する横片部31と、取付ねじS2が挿通されるねじ挿通孔32aを有する縦片部32とを一体に備えるL字状に形成されている。
このようなランプカバー3は長さ方向の両端側それぞれが開口しているので、ランプカバー3を器具本体2に取り付けた際には、器具本体2の長さ方向両端側それぞれに生じる器具本体2とランプカバー3との隙間から取付具8が露出する。
そこで、本実施形態の照明器具1には、器具本体2の長さ方向における両端部それぞれには、器具本体2とランプカバー3との隙間を覆う形(つまり取付具8を隠蔽する形)でエンドキャップ4が取り付けられる。
このエンドキャップ4は、例えば、絶縁性を有する樹脂材料からなる合成樹脂成形品であって、図1(b)および図3に示すように、器具本体2の幅方向に沿った方向で所定間隔を隔てて対向する一対の板状の取付片40と、一対の取付片40の長さ方向(図1(a)における左右方向)一端側の端部同士を一体に連結する連結片41とを備えたコ字状に形成されている。また、一対の取付片40は、図1(b)に示すように、下方にいくにつれて(器具本体2から厚み方向に離れるにつれて)、上記所定間隔(すなわち、取付片40において互いに対向する内面40a間の間隔)が大きくなるように形成されている。さらに、連結片41の上端縁には、器具本体2の厚み方向において器具本体2と対向する係合片41aが器具本体2の長さ方向の中央側に突出する形に一体に設けられており、当該係合片41aの上面(つまりは、連結片41における器具本体2との対向面)にはエンドキャップ4を器具本体2に対する定位置に固定する際に用いられる係合孔41bが厚み方向に貫設されている。また、連結片41は、図5(a),(b)に示すように、器具本体2に取り付けられたランプLを器具本体2の長さ方向において覆う形の扇状に形成されている。したがって、連結片41によりランプLから放射された光を器具本体2の長さ方向の中央側に集めることができるから、発光効率の向上が図れる。
このようなエンドキャップ4は、取付具8により上記定位置に取り付けられる。したがって、取付具8のランプカバー取付片82には、その幅方向両側(図1(b)における左右両側)それぞれに、エンドキャップ4の支持に用いられる三角形状の第1支持突片82aが一体に突設されている。さらに、取付具8の第1取付片81の先端部(器具本体2の長さ方向の中央側の端部)には、支持片85が一体に延設され、この支持片85の幅方向両側それぞれには、エンドキャップ4の支持に用いられる三角形状の第2支持突片85aが一体に突設されている。なお、支持片85の下端部には、ランプLとの干渉を防止するための半円形状の切り欠き85bが形成されている。
各一対の支持突片82a,85aは、図1(b)に示すように、一対の取付片40の内面40aそれぞれに当接する形で一対の取付片40間に位置することによって、一対の取付片40を支持して、エンドキャップ4を支持するように構成されている。したがって、本実施形態では、第1支持突片82aおよび第2支持突片85aによって、エンドキャップ4の一対の取付片40間に位置する形で一対の取付片40を支持してエンドキャップ4を上記定位置に支持する支持部が構成されている。
また、反射板6の膨出部6aには、図1(b)に示すように、上記定位置に位置したエンドキャップ4を器具本体2に対して固定するための弾性部材(ばね部材)60が設けられている。この弾性部材60は、例えば、弾性を有する金属板の一部を切り起こしてなる係合部61を有している。この係合部61は、図1(b)に示すように、器具本体2の厚み方向に沿った方向の断面形状が、下方に凸のく字状に形成されている。つまり、係合部61は、上記長さ方向に沿った方向における両側面61aそれぞれが、器具本体2から上記厚み方向に離れる(下方にいくに)につれて上記両側面61a間の距離が小さくなるように傾斜してなる。
このような弾性部材60は、膨出部6aに設けられた開孔部6dより係合部61を器具本体2の下面側に突出するように付勢した形で、上記収納スペースに収納される。上記開孔部6dはエンドキャップ4が上記定位置に位置した際に、膨出部6aにおいて係合孔41bと連通する位置に形成されている。したがって、エンドキャップ4が上記定位置に位置した際には、係合部61が上記係合孔41bに嵌り込み、エンドキャップ4が器具本体2に対して固定される。
エンドキャップ4を器具本体2に取り付けるにあたっては、一対の取付片40を挟み込むようにしてエンドキャップ4を保持し、図4に示すように、一対の取付片40を器具本体2の長さ方向の端部から器具本体2とランプカバー3との隙間に差し入れて、支持突片82aに支持させるように(乗せ掛けるように)すればよい。
この後にエンドキャップ4を器具本体2側(図4に矢印M3で示す方向)に押し込んでいくと、エンドキャップ4の係合片41aが、係合部61に当接することになるが、器具本体2の長さ方向に沿った方向における係合部61の両側面61aそれぞれは器具本体2から上記厚み方に離れるにつれて上記両側面61a間の距離が小さくなるように傾斜しているため、係合部61の側面61aを係合片41により上記長さ方向に沿った方向に押圧することで、係合部61をその付勢方向とは反対側の方向に押圧して開孔部6d内に退出させることができる。そして、さらにエンドキャップ4を器具本体2側に押し込んで、エンドキャップ4が上記定位置に位置した際には、器具本体2の厚み方向において係合孔41bが開孔部6dに対向するから、係合片41aによる係合部61の押圧が解除されて、係合部61が開孔部6dより突出し、係合孔41bに嵌り込むことになる。
したがって、エンドキャップ4が上記定位置に位置した状態では、エンドキャップ4は、器具本体2の幅方向に沿った方向で所定間隔を隔てて対向する一対の取付片40間に位置する形で一対の取付片40を支持する支持突片82a,85aにより器具本体2に対する定位置に支持されるとともに、器具本体2の厚み方向の一面側に突出するように付勢された係合部61が係合孔41bに嵌り込むことで、上記定位置に固定される。
一方、エンドキャップ4を器具本体2から取り外すにあたっては、一対の取付片40を挟み込むようにしてエンドキャップ4を保持し、器具本体2から上記長さ方向に沿った方向に引き出す(図1(a)に矢印M2で示す方向に移動させる)。このとき、係合部61が係合孔41bに嵌り込んでいるため、エンドキャップ4を引き出そうとすると、係合孔41bにおける器具本体2の長さ方向の中央側の内側面(図1(a)における左側の内側面)が係合部61に当接することになるが、係合部61は、上述したように両側面61aそれぞれが器具本体2から上記厚み方に離れるにつれて上記両側面61a間の距離が小さくなるように傾斜しているため、係合部61の側面61aを係合片41の上記内側面により上記長さ方向に沿った方向に押圧することで、係合部61をその付勢方向とは反対側の方向に押圧して開孔部6d内に退出させることができる。
したがって、一対の取付片40を挟み込むようにしてエンドキャップ4を保持し、器具本体2から上記長さ方向に沿った方向に引き出すことで、エンドキャップ4を器具本体2から取り外すことができる。
ここで、一対の取付片40が器具本体2から上記厚み方向に離れるにつれて上記所定間隔が広くなるように形成されているので、一対の取付片40を挟み込むようにしてエンドキャップ4を保持した際に、エンドキャップ4を器具本体2から上記厚み方向に沿った方向に離間させる向きの力(図1(a)に矢印M1で示す向きの力)がエンドキャップ4にかかって連結片41が器具本体2から上記厚み方向に沿った方向に離れようとする(下方向に移動しようとする)から、係合部61の係合孔41bへの挿入量が小さくなって、エンドキャップ4を器具本体2から上記長さ方向に沿った方向に引き出す際に、係合孔41bから係合部61を退出させ易くなる。
したがって、本実施形態の照明器具1によれば、図6〜8に示すような従来例とは異なりエンドキャップ130,220自体を弾性変形させるような力を加える必要がなく、一対の取付片40を挟み込むようにしてエンドキャップ4を保持し、器具本体2から上記長さ方向に沿った方向に引き出すだけで、エンドキャップ4を器具本体2から取り外すことができるから、エンドキャップ4を器具本体2から取り外す作業が容易に行える。
なお、本発明の照明器具1は、本実施形態に限定されるものではなく、本発明の効果を発揮できる範囲内での変更は可能である。例えば、本実施形態の照明器具1は、ランプLを点灯させるための電源となる点灯装置を備えておらず、フランジ9とともに使用されるものであるが、当然ながら、点灯装置を備えて、単独で使用できるようにしてもよい。この場合、フランジ9が必要なくなるため、照明器具1は天井CBに直付けされる。また、本実施形態の照明器具1は、ランプLを1つ取り付け可能に構成されているが、複数のランプLを取り付け可能に構成されたものであってもよい。
本発明の一実施形態の照明器具の部分断面図である。 同上における照明器具の分解斜視図である。 エンドキャップの斜視図である。 エンドキャップの着脱方法の説明図である。 エンドキャップを取り付けた状態を示す外観図である。 (a)は従来の照明器具の要部の側面図、(b)は従来の照明器具のエンドキャップの外観図である。 従来の他の照明器具を示し、(a)は下面図、(b)は側面図である。 同上における照明器具のエンドキャップの外観図である。
符号の説明
1 照明器具
2 器具本体
4 エンドキャップ
40 取付片
40a 内面
41 連結片
41b 係合孔
61 係合部
61a 側面
82a 第1支持突片(支持部)
85a 第2支持突片(支持部)

Claims (2)

  1. ランプが厚み方向の一面側に取り付けられる器具本体と、器具本体の長さ方向に沿った方向の端部が開口した形に形成されるとともにランプを覆う形で器具本体の上記一面側に取り付けられたランプカバーと、器具本体の長さ方向における端部に器具本体とランプカバーとの隙間の少なくとも一部を覆う形で取り付けられるエンドキャップとを備え、
    エンドキャップは、器具本体の幅方向に沿った方向で所定間隔を隔てて対向する一対の板状の取付片と、一対の取付片を一体に連結する連結片とを備え、一対の取付片は器具本体から上記厚み方向に離れるにつれて上記所定間隔が広くなるように形成され、連結片における器具本体との対向面にはエンドキャップを器具本体に対する定位置に固定する際に用いられる係合孔が形成され、
    器具本体は、一対の取付片間に位置する形で一対の取付片を支持してエンドキャップを上記定位置に支持する支持部と、器具本体の上記一面側に突出するように付勢されエンドキャップが上記定位置に位置した際に上記係合孔に嵌り込む係合部とを備え、係合部は、上記長さ方向に沿った方向における両側面それぞれが、器具本体から上記厚み方向に離れるにつれて上記両側面間の距離が小さくなるように傾斜してなることを特徴とする照明器具。
  2. ランプは直管形の蛍光灯であって、器具本体は、ランプの軸方向を上記長さ方向に沿わせた形でランプを取り付け可能に構成され、エンドキャップの連結片は、器具本体に取り付けられたランプを上記長さ方向において覆う形に形成されていることを特徴とする請求項1記載の照明器具。
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