JP2005317356A - シャーシおよび照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】薄型化しつつ幅方向へのすぼみを防止できるシャーシ11を提供する。
【解決手段】シャーシ本体12の天板部21の長手方向の両端部に端板13をそれぞれ取り付け、かつシャーシ本体12の長手方向の略中心部で枠部23を拡開方向にそれぞれ付勢する補強金具14を側板部22の折り曲げ方向と反対側でシャーシ本体12に取り付けることで、シャーシ本体12内に補強金具14の取り付け用のスペースを取ることがなく、シャーシ11を薄型化できるとともに、端板13および補強金具14によりシャーシ本体12の長手方向の両端部および略中心部にてシャーシ本体12をそれぞれ拡開方向に補強し、シャーシ11の幅方向へのすぼみを確実に防止できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、側板部の折り曲げ方向と反対方向に向けて折り曲げられた枠部を備えたシャーシ本体を有するシャーシおよびこれを備えた照明器具に関する。
従来、天井面などの設置面に埋め込み設置される埋込形照明器具で、例えば直管形の蛍光ランプを使用するもののシャーシは、蛍光ランプの長さに対応して長手状に形成される。このため、この種のシャーシは、成形された段階で長手方向の中心域が両端部に比べて幅方向にすぼむ。また、このシャーシを設置面に取り付ける際に、ボルトなどで締め付けることで、幅方向にさらにすぼむ。
そこで、この種の照明器具としては、シャーシの下部の照射開口から支持具を挿入し、この支持具にて照射開口の縁部に形成された外鍔部を支持した状態で、シャーシと支持具とをボルトで一体に設置面に固定する構成が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000−133036号公報(第2−4頁、図1および図3)
しかしながら、上述の照明器具では、シャーシ内に支持具を挿入するため、この支持具の分だけシャーシの厚みを大きく形成しなければならず、薄型化が容易でないという問題点を有している。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、薄型化しつつ幅方向へのすぼみを防止できるシャーシおよびこれを備えた照明器具を提供することを目的とする。
請求項1記載のシャーシは、長手状の天板部、この天板部の幅方向の両側部からそれぞれ折り曲げられた側板部、および、側板部の先端部に側板部の折り曲げ方向と反対方向に向けて折り曲げられた枠部を備えたシャーシ本体と;天板部の長手方向の両端部にそれぞれ取り付けられた端板と;側板部の折り曲げ方向と反対側でシャーシ本体に取り付けられ、シャーシ本体の長手方向の略中心部で枠部を拡開方向にそれぞれ付勢して保持する補強金具と;を具備しているものである。
そして、シャーシ本体の天板部の長手方向の両端部に端板をそれぞれ取り付け、かつシャーシ本体の長手方向の略中心部で枠部を拡開方向にそれぞれ付勢する補強金具を側板部の折り曲げ方向と反対側でシャーシ本体に取り付けることで、シャーシ本体内に補強金具取り付け用のスペースを取ることがなく、薄型化が可能になるとともに、端板および補強金具によりシャーシ本体の長手方向の両端部および略中心部にてシャーシ本体を拡開方向に補強し、幅方向へのすぼみを確実に防止することが可能になる。
請求項2のシャーシは、請求項1記載のシャーシにおいて、補強金具は、シャーシ本体の天板部に対向する本体板部と、この本体板部の両側部からシャーシ本体の側板部に沿って折り曲げられた金具側板部と、シャーシ本体の枠部に当接して枠部を拡開方向に付勢して保持する付勢部と、この付勢部の付勢方向に沿って本体板部および金具側板部に亘って形成された補強溝とを備えているものである。
そして、シャーシ本体の天板部に対向する本体板部と、この本体板部の両側部からシャーシ本体の側板部に沿って折り曲げられた金具側板部とに亘って、付勢部の付勢方向に沿って補強溝を形成することで、補強金具を付勢部の付勢方向に補強溝で補強し、補強金具の補強の強度を確保する。
請求項3記載のシャーシは、請求項1または2記載のシャーシにおいて、枠部は、先端部からシャーシ本体の幅方向の中心側に折り返して湾曲された湾曲部を有し、補強金具は、付勢部が湾曲部に当接しているものである。
そして、補強金具の付勢部を、枠部の先端部からシャーシ本体の幅方向の中心側に折り返して湾曲された湾曲部に当接させることで、補強金具をシャーシ本体に容易に取り付けできるとともに、湾曲部を介して付勢部の付勢力が枠部に確実に伝わり、補強効果が向上する。
請求項4記載の照明器具は、請求項1ないし3いずれか一記載のシャーシと;シャーシに取り付けられるランプと;を具備しているものである。
そして、請求項1ないし3いずれか一記載のシャーシを備えることで、薄型化が可能になるとともに、幅方向へのすぼみを確実に防止し、シャーシ本体にランプなどを容易に取り付けることが可能になる。
請求項1記載のシャーシによれば、シャーシ本体の天板部の長手方向の両端部に端板をそれぞれ取り付け、かつシャーシ本体の長手方向の略中心部で枠部を拡開方向にそれぞれ付勢する補強金具を側板部の折り曲げ方向と反対側でシャーシ本体に取り付けることで、シャーシ本体内に補強金具取り付け用のスペースを取ることがなく、薄型化できるとともに、端板および補強金具によりシャーシ本体の長手方向の両端部および略中心部にてシャーシ本体を拡開方向に補強し、幅方向へのすぼみを確実に防止できる。
請求項2記載のシャーシによれば、請求項1記載のシャーシの効果に加えて、シャーシ本体の天板部に対向する本体板部と、この本体板部の両側部からシャーシ本体の側板部に沿って折り曲げられた金具側板部とに亘って、付勢部の付勢方向に沿って補強溝を形成することで、補強金具を付勢部の付勢方向に補強溝で補強し、補強金具の補強の強度を確保できる。
請求項3記載のシャーシによれば、請求項1または2記載のシャーシの効果に加えて、補強金具の付勢部を、枠部の先端部からシャーシ本体の幅方向の中心側に折り返して湾曲された湾曲部に当接させることで、補強金具をシャーシ本体に容易に取り付けできるとともに、湾曲部を介して付勢部の付勢力が枠部に確実に伝わり、補強効果を向上できる。
請求項4記載の照明器具によれば、請求項1ないし3いずれか一記載のシャーシを備えることで、薄型化できるとともに、幅方向へのすぼみを確実に防止でき、シャーシ本体にランプなどを容易に取り付けできる。
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は照明器具の取り付け状態を示す断面図、図2はシャーシを示す下面図、図3は図2のA−A断面図、図4はシャーシ本体と補強金具との取り付けを示す断面図、図5はシャーシ本体の一部を拡大して示す斜視図、図6はシャーシ本体と端板との取り付けを示す斜視図、図7は照明器具の平面図、図8は照明器具の斜視図である。
図1ないし図8に示すように、照明器具は、天井面などの設置面に埋め込み設置される埋込形照明器具で、かつランプとして対をなす直管形の蛍光ランプLを使用するもので、直管形の蛍光ランプLの長手方向に対応して長手状に形成されている。
そして、11は主反射板としても兼用されるシャーシであり、このシャーシ11は、材質が金属で、長手状のシャーシ本体12、このシャーシ本体12の長手方向の両端部に取り付けられたエンドプレートすなわち端板13、および、シャーシ本体12に取り付けられた補強金具14を備えた箱形で、下面に照射開口15が形成されている。
シャーシ本体12は、例えば厚みが比較的薄い金属板などをプレス成形などにて成形したもので、長手状の天板部21、この天板部21の両側部からそれぞれ拡開するように折り曲げ形成された両側の側板部22、この側板部22の先端部である下端部から断面略L字状に折り曲げ形成された枠部23をそれぞれ有している。そして、このシャーシ本体12は、長手方向の両端部の幅寸法が、端板13の幅寸法よりも若干大きく形成され、図2に示すように、端板13を両端部に取り付けた状態で幅寸法が長手方向の両端部から中心部に向けて大きくなっている。
天板部21は、図1および図2に示すように、長手方向の中心部に、電源線を引き込む電線挿通孔25が形成され、これら電線挿通孔25の側部に、蛍光ランプLの長手方向の一端部を保持するランプホルダ26が設けられ、長手方向の中心部と長手方向の両端部との中心域に、それぞれシャーシ11を吊下設置するための取付部27が形成され、また、電線挿通孔25と取付部27との間に、蛍光ランプLを点灯させる安定器すなわちインバータ28がそれぞれ取り付けられている。
取付部27は、長手方向に沿って両側部に形成された一対のスリット31により長手状に区画され、長手方向の両端部で天板部21と一体に連結されている。さらに、これら取付部27には、天井などに設置されたボルトBが挿入されて取り付けられる複数の取付孔32がそれぞれ穿設されている。そして、これら取付部27のスリット31の側方には、対をなす袋だぼ33がそれぞれ形成されている。
そして、インバータ28は、反射板34によって覆われている。この反射板34は、材質が金属で、シャーシ本体12の長手方向に沿って長手状に形成され、かつ断面視で下方に尖った略V字状に形成されて、対をなす蛍光ランプLの間に配設されている。さらに、これら反射板34は、図示しない複数の突起部が両側部に突出し、これら突起部が袋だぼ33に嵌合することでシャーシ11に取り付け固定される。
また、側板部22は、天板部21の長手方向全体に亘って設けられ、内側面が蛍光ランプLの反射傘となっている。
また、枠部23は、図3および図4に示すように、照射開口15の両側縁部からフランジ状に突出するフランジ部35と、このフランジ部35の先端部から折り曲げ形成された屈曲部36と、この屈曲部36の先端部である上端部から折り曲げ形成された湾曲部37とを有し、側板部22の長手方向全体に連続して形成されている。
フランジ部35は、側板部22の下端部から照射開口15の外方へと突出し、側板部22側に傾斜している。
屈曲部36は、フランジ部35全体の先端部から、側板部22の折り曲げ方向と反対方向である上方向に屈曲されて突出している。
湾曲部37は、屈曲部36の先端部からシャーシ本体12の幅方向の中心側へと折り返すように湾曲されている。そして、湾曲部37の長手方向の両端部の近傍には、図5に示すように、端板13の一部が嵌合する切欠部38が切り欠き形成されている。このため、湾曲部37の長手方向の両端部は、切欠部38との間に端板13の抜け止め用となる爪部39が形成されている。
そして、枠部23は、照明器具を天井などの設置面に取り付けていない状態で屈曲部36の上端部側がシャーシ11の幅方向の中心側に傾斜し、ボルトBを締め付けて照明器具を設置面に取り付けた状態でフランジ部35が略水平となるように変形する。
一方、端板13は、図1および図6に示すように、平面視略台形状の端板本体41、この端板本体41の上端部から折り曲げ形成された端板突出部42、端板本体41の両側部から折り曲げ形成された端板側部43、および、端板本体41の下端部から折り曲げ形成された端板枠部44を備えている。
各端板本体41は、シャーシ本体12の天板部21と側板部22との断面形状に沿って上側が幅狭で下側が幅広の等脚台形状に形成されている。そして、各端板本体41には、各蛍光ランプLを接続する対をなすランプソケット45が2組配設されている。各端のランプソケット45およびランプホルダ26間に接続される各蛍光ランプLは、それぞれシャーシ11の両側板部22と中央の反射板34との間に配置されている。
端板突出部42は、各端板本体41に対して略垂直に、水平方向に沿ってシャーシ本体12側に折り曲げ形成され、端板13をシャーシ本体12に取り付けた状態で、シャーシ本体12の天板部21の上部すなわち外側部に当接するものである。
端板側部43は、各端板本体41に対して垂直に折り曲げ形成され、端板13をシャーシ本体12に取り付けた状態で、シャーシ本体12の各側板部22の外側部に当接するものである。
端板枠部44は、端板13をシャーシ本体12に取り付けた状態で、枠部23に連続してシャーシ11の両端部に枠部を形成するものであり、シャーシ本体12と反対側から端板本体41の両側部へと平面視で略コ字状に連続し、かつシャーシ本体12の枠部23の屈曲部36と湾曲部37との間に挿入される挿入片部46が端板本体41の両側部からそれぞれ折り曲げ形成されている。
そして、これら挿入片部46には、だぼ状の嵌合突部47がそれぞれ突設されている。これら嵌合突部47は、端板13の取り付け方向であるシャーシ本体12の長手方向に対して交差、例えば直交する方向に湾曲するように折り曲げ形成され、シャーシ本体12の幅方向の中心側に突出し、端板13をシャーシ本体12に取り付けた状態で切欠部38に嵌合するものである。
そして、補強金具14は、図1および図7に示すように、シャーシ本体12の天板部21に対向する本体板部51、この本体板部51の両側部からシャーシ本体12の側板部22に沿って折り曲げ形成された金具側板部52、および、シャーシ本体12の枠部23に当接する金具枠部53をそれぞれ備え、本体板部51および金具側板部52に亘って補強溝としてのビード54が形成されている。さらに、補強金具14は、シャーシ本体12の両枠部23間の幅寸法と略等しい幅寸法に形成されている。
本体板部51は、補強金具14をシャーシ本体12に取り付けた状態で、シャーシ本体12の天板部21の上部すなわち外部に当接するもので、天板部21と略等しい幅寸法を備え、シャーシ本体12の長手方向に沿って若干長手状に形成されている。また、この本体板部51の中央部には、電線挿通孔25が露出する四角形状の開口部55が開口形成されている。この開口部55は、本体板部51の長手方向に沿って長手状に形成されている。
金具側板部52は、本体板部51の両側部から側板部22に沿って折り曲げ形成され、補強金具14をシャーシ本体12に取り付けた状態で側板部22の上部に位置するものである。
金具枠部53は、金具側板部52の下端部から外方へとフランジ状に略水平に折り曲げ形成された金具フランジ部56と、この金具フランジ部56の先端部から折り曲げ形成された付勢部57とを有している。
金具フランジ部56は、補強金具14をシャーシ本体12に取り付けた状態で、フランジ部35に対向するものである。
付勢部57は、枠部23の湾曲部37の内側に当接して枠部23を拡開方向すなわちシャーシ本体12の幅方向外側に付勢するもので、金具フランジ部56の先端部から、上方へと略垂直に屈曲されている。
ビード54は、本体板部51および金具側板部52の長手方向の両端部と開口部55の長手方向の両端部との間の位置に、補強金具14の幅方向に沿って直線状に連続して形成され、シャーシ本体12と反対方向である上方向に凸状に形成されている。
次に、上記一実施の形態の組み立て手順を説明する。
まず、シャーシ本体12の長手方向の両端部に、端板13をそれぞれ取り付ける。
このとき、シャーシ本体12を幅方向に若干すぼませ、各端板13の端板突出部42および端板側部43をシャーシ本体12側に向け、挿入片部46を屈曲部36および湾曲部37の間に嵌合させ、シャーシ本体12の長手方向の中心側へと挿入し、嵌合突部47を切欠部38へと嵌合させる。
そして、各端板13をシャーシ本体12に密着させつつ爪部39をかしめるとともに、図示しないブラインドリベットなどを、下側から天板部21および端板突出部42を貫通するように打ち込んで、各端板13をシャーシ本体12に対して抜け止めする。
この後、補強金具14をシャーシ本体12の上側から、このシャーシ本体12の長手方向の中心域に取り付ける。
このとき、補強金具14の金具枠部53を、図3に示すように、シャーシ本体12の枠部23へと押し込み、付勢部57を枠部23の湾曲部37の内側に当接させ、枠部23を拡開方向へと付勢して保持する。
この状態で、補強金具14を押さえつつ図示しない螺子でこの補強金具14をシャーシ本体12に螺子止めする。
さらに、端板13の端板本体41の内側に、ランプソケット45をそれぞれ取り付け、シャーシ本体12に、下側からランプホルダ26を押さえながら図示しないブラインドリベットなどで固定し、また、インバータ28を天板部21の所定位置に取り付けて固定した後、ボルトBを取付孔32に下側から挿入して締め付けると、枠部23が図2および図3に示す状態から図1に示す状態へと変形する。
そして、電線挿通孔25から電線を下方に引き込んでインバータ28に接続した後、これらインバータ28などを覆いつつ反射板34の突起部を袋だぼ33に嵌合させて反射板34をシャーシ11に取り付け、蛍光ランプLの両端部をそれぞれランプソケット45およびランプホルダ26にそれぞれ嵌合させて取り付ける。
このように、シャーシ本体12の天板部21の長手方向の両端部に端板13をそれぞれ取り付け、かつシャーシ本体12の長手方向の略中心部で枠部23を拡開方向にそれぞれ付勢する補強金具14を側板部22の折り曲げ方向と反対側でシャーシ本体12に取り付けることで、シャーシ本体12内に補強金具14の取り付け用のスペースを取ることがなく、シャーシ11を薄型化できる。
特に、シャーシ本体12は、厚みが比較的薄い長手状の金属板などをプレス成形などで折り曲げて形成されているため、長手方向の中心域で幅方向にすぼみ易く、また、ボルトBを天板部21の取付孔32に挿入して強く締め付けて照明器具を設置面に取り付けることで、両側板部22の重量などにより幅方向にすぼみ易いものであるから、端板13および補強金具14によりシャーシ本体12の長手方向の両端部および略中心部にてシャーシ本体12を拡開方向に補強することで、シャーシ本体12の幅方向へのすぼみを確実に防止できる。
また、取付部27の両側部にスリット31を設けることにより、ボルトBを取付孔32に挿入して締め付けると、取付部27が変形することで天板部21全体の変形を抑制できるので、この天板部21の変形に伴う側板部22の幅方向へのすぼみを、より確実に防止できる。
さらに、シャーシ本体12の長手方向の両端部の幅寸法を、端板13の幅寸法よりも大きく形成することで、端板13をシャーシ本体12に取り付ける際に、シャーシ本体12の長手方向の両端部を幅方向に若干すぼませるので、シャーシ本体12を形成する金属板の弾性により、長手方向の両端部で側板部22が幅方向に拡開するように付勢されるから、シャーシ本体12の幅方向へのすぼみを、より抑制できる。
そして、シャーシ本体12の天板部21に対向する本体板部51と、この本体板部51の両側部からシャーシ本体12の側板部22に沿って折り曲げ形成された金具側板部52とに亘って、付勢部57の付勢方向に沿ってビード54を形成することで、補強金具14を付勢部57の付勢方向にビード54で補強し、補強金具14の補強の強度を確保できる。
また、補強金具14の付勢部57を、枠部23の湾曲部37に当接させることで、補強金具14をシャーシ本体12に容易に取り付けできるとともに、湾曲部37を介して付勢部57の付勢力が枠部23に確実に伝わり、補強効果を向上できる。
さらに、端板13の挿入片部46に、挿入方向に対して交差する方向に嵌合突部47を突設し、シャーシ本体12への端板13の取り付けの際に嵌合突部47が嵌合する切欠部38を枠部23の湾曲部37に形成することで、端板13をシャーシ本体12に取り付ける際に、このシャーシ本体12に対する端板13の位置決めを容易にできるとともに、端板13のシャーシ本体12への取り付け強度を向上できる。
しかも、切欠部38に隣接して湾曲部37の長手方向の両端部にそれぞれ形成された爪部39をかしめ変形することで、嵌合突部47を切欠部38に対して、より確実に抜け止めできる。
なお、照明器具は、1灯形の照明器具、あるいは3灯以上の照明器具などにもそれぞれ適用できる。
本発明の一実施の形態を示す照明器具の取り付け状態を示す断面図である。 同上シャーシを示す下面図である。 図2のA−A断面図である。 同上シャーシ本体と補強金具との取り付けを示す断面図である。 同上シャーシ本体の一部を拡大して示す斜視図である。 同上シャーシ本体と端版との取り付けを示す斜視図である。 同上照明器具の平面図である。 同上照明器具の斜視図である。
符号の説明
11 シャーシ
12 シャーシ本体
13 端板
14 補強金具
21 天板部
22 側板部
23 枠部
37 湾曲部
51 本体板部
52 金具側板部
54 補強溝としてのビード
57 付勢部
L ランプとしての蛍光ランプ

Claims (4)

  1. 長手状の天板部、この天板部の幅方向の両側部からそれぞれ折り曲げられた側板部、および、側板部の先端部に側板部の折り曲げ方向と反対方向に向けて折り曲げられた枠部を備えたシャーシ本体と;
    天板部の長手方向の両端部にそれぞれ取り付けられた端板と;
    側板部の折り曲げ方向と反対側でシャーシ本体に取り付けられ、シャーシ本体の長手方向の略中心部で枠部を拡開方向にそれぞれ付勢して保持する補強金具と;
    を具備していることを特徴としたシャーシ。
  2. 補強金具は、
    シャーシ本体の天板部に対向する本体板部と、
    この本体板部の両側部からシャーシ本体の側板部に沿って折り曲げられた金具側板部と、
    シャーシ本体の枠部に当接して枠部を拡開方向に付勢して保持する付勢部と、
    この付勢部の付勢方向に沿って本体板部および金具側板部に亘って形成された補強溝とを備えている
    ことを特徴とした請求項1記載のシャーシ。
  3. 枠部は、先端部からシャーシ本体の幅方向の中心側に折り返して湾曲された湾曲部を有し、
    補強金具は、付勢部が湾曲部に当接している
    ことを特徴とした請求項1または2記載のシャーシ。
  4. 請求項1ないし3いずれか一記載のシャーシと;
    シャーシに取り付けられるランプと;
    を具備していることを特徴とした照明器具。
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