JP2008268656A - 濃度検出装置および画像形成装置 - Google Patents
濃度検出装置および画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008268656A JP2008268656A JP2007113115A JP2007113115A JP2008268656A JP 2008268656 A JP2008268656 A JP 2008268656A JP 2007113115 A JP2007113115 A JP 2007113115A JP 2007113115 A JP2007113115 A JP 2007113115A JP 2008268656 A JP2008268656 A JP 2008268656A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- image
- density
- detection
- amount
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Cleaning In Electrography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Abstract
【解決手段】制御部は、濃度センサに、感光体ドラムの表面のトナー像が存在しない領域に検出光を照射させる(SA1)。制御部は、反射光の受光量を特定し、予め決められた範囲内の受光量となるような発光量を決定する(SA2)。制御部が、テスト画像の濃度を補正する際には、発光量の光を発光するように濃度センサに指示し、テスト画像の濃度を検出させる(SA6)。制御部は、濃度センサにより検出された濃度を発光量に応じた補正量で補正して、濃度を読み取る(SA7)。
【選択図】図8
Description
本発明は、像保持体に形成されたトナー像の濃度を精度良く検出することを目的とする。
ようにしてもよい。この濃度検出装置において、前記補助光照射手段は、前記検出光よりも発光量が大きい補助光を照射することが好ましい。また、前記補助光照射手段は、前記トナー像が前記像保持体から記録媒体へ転写された後の当該像保持体の表面を除電する除電手段、又は、前記像保持体を露光して潜像を形成する露光手段であってもよい。
(1)第1実施形態
まず、本発明の第1実施形態について説明する。
図1は、本実施形態にかかる画像形成装置1において画像形成を行う要部の構成を示す図である。この画像形成装置1に搭載された感光体ドラム10の周囲には、帯電器20、露光器30、現像器40、濃度センサ50及び転写ロール60が配置されている。
制御部70は、装置全体を制御するCPU(Central Processing Unit)や作業用のワークエリアを提供するRAM(Random Access Memory)および各種制御プログラムを記憶するROM(Read Only Memory)を備え、制御プログラムに記述された手順に従って演算処理を行う。ROMには、濃度センサによってテスト画像から検出された濃度を補正するための補正量や、濃度センサの発光量を受光量に応じて調整するための情報などが記憶されている。制御部70は、濃度センサ50によって検出されたテスト画像の濃度を、ROMに記憶された補正量で補正する。
図3は、濃度センサ50の構成を拡大した図である。図3に示したように、濃度センサ50は、検出光発光素子51と、受光素子52と、A/D変換回路53とを備えている。
検出光発光素子51は、例えばLED(発光ダイオード)であり、感光体ドラム10の表面に対して入射角θ1で光を照射する位置に設けられている。また、検出光発光素子51は、制御部70により発光量が指示され、その指示に応じた発光量の検出光を照射する。受光素子52は、例えばフォトダイオードであり、検出光発光素子51がトナー像に検出光を照射したときの反射光を反射角θ1で受光する位置に設けられており、受光した反射光の量に応じた大きさの電圧を出力する。A/D変換回路53は、受光素子52によって出力された電圧に対してA/D変換を施して、制御部70に出力する。
ここで、図4は、検出光の照射範囲とトナーの飛び散りとの関係を模式的に表した図である。図4(a)は、トナー像が形成された感光体ドラム10の表面のトナー像を拡大した様子を表している。ハッチングで図示した領域はトナー像域G1であり、それ以外の白色で図示した領域は非トナー像域G2である。同図において、濃度センサ50によって発光される検出光は、破線で図示した照射範囲Lに照射され、白抜き矢印方向に移動されるものとする。
トナー像が形成された感光体ドラム10の表面に検出光が照射されると、その光量に応じてトナー像域G1のトナーが飛び散ってしまう。例えば、この検出光において、図4(a)上段に示すように、照射範囲Lの中央部が最もトナーが飛び散りやすい光量であり、照射範囲L内において放射状にトナーが飛び散りにくい光量に遷移しているとする。図4(b)は、この検出光が照射された後のトナー像の様子を模式的に表した図である。同図において、実線矢印の数はトナーの飛び散り量を表している。図示のように、トナー像域G1から飛び散ったトナーが非トナー像域G2に飛び散っているが、特に検出光の中央部の光が照射された領域ほど、飛び散り量が多い。
以上の理由により、トナー像が形成された感光体ドラム10の表面に検出光が照射されると、トナーの飛び散りが発生して、結果としてトナー像域が広がってしまう。したがって、濃度センサ50によって検出されるトナー像の濃度は、本来のものよりも高くなってしまうのである。
その理由について、以下に説明する。
また、検出光発光素子51の発光量が光量Cの場合には、トナー像に検出光が照射されると、図中右方に示すように、非トナー像域だけでなくトナー像域の電位も大きく低下する。よって、トナー像域と非トナー像域との電位差がほとんどなくなり、電気的引力も非常に小さくなるから、トナーの飛び散りはほとんど起こらない。したがって、濃度センサ50による濃度の検出結果と、トナー像の本来の濃度とがほぼ一致するのである。
ここで、検出光発光素子51の発光量と補正量との関係について説明する。図7は、検出光発光素子51の発光量と補正量との関係を表している。図7において、横軸は検出光発光素子51の発光量を表し、縦軸は補正量の大きさを表している。同図(a)、(b)は、それぞれテスト画像を表す画像データのスクリーン線数が異なる場合の発光量と補正量との対応関係の一例を示している。例えば同じ量のトナーが飛び散った場合であっても、スクリーン線数が高いほど、トナー像域が密に存在するから、飛び散りによる濃度変化は現れにくい。したがって、スクリーン線数毎に補正量は異なるのである。同様に、テスト画像を表す画像データの画像密度が異なる場合でも、トナーの飛び散りによる濃度変化に違いがあるので発光量と補正量との関係が異なる。
図示したような発光量と補正量との対応関係が、画像形成装置1の製造段階で、テスト画像を表す画像データの各スクリーン線数、あるいは画像密度について予め決められており、その対応関係がテーブル形式で記述されている。このテーブル(以下、補正テーブルという)は、制御部70のROMに記憶されている。
まず、制御部70は、濃度センサ50の検出光発光素子51に、感光体ドラム10の表面のトナー像が形成されていない領域に検出光を照射させる(ステップSA1)。そして、受光素子52によってその反射光が受光されると、制御部70はこの受光量が予め決められた範囲内の受光量となるように、ROMに記憶された情報を参照しつつ、濃度センサ50の発光量を決定する。(ステップSA2)この受光量が所定の受光量になるようにすることで、検出光発光素子51や感光体ドラム10の表面の状態に関係なく、受光素子52による反射光の受光量に応じて濃度を一意に特定することができるようになる。制御部70は、決定した発光量を図示せぬ内部メモリに記憶しておく。
そして、制御部70は、プリント動作を終了するか否かを判断する(ステップSA8)。制御部70は、テスト画像の全体が形成されていないと判断すれば(ステップSA8;NO)、ステップSA3に戻ってプリント動作を実行し、上述した処理ステップSA4〜SA7を実行する。制御部70は、テスト画像の全体が形成され、テスト画像の濃度を読み取って補正する処理を終了すれば、プリント動作を終了すると判断する(ステップSA8;YES)。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、本実施形態及び以降の実施形態の装置構成について、同一のものについては同じ符号を付して表す。
本実施形態では、図9に示した構成の濃度センサ50aを用いる。濃度センサ50aが上述した第1実施形態の濃度センサ50と異なる点は、検出光発光素子51の代わりに、発光量が一定で変更ができない検出光発光素子51aを用い、さらに出力増幅回路54を有する点である。この出力増幅回路54は、検出光発光素子51aからトナー像が形成されていない領域に検出光が照射されたときに、受光素子52から出力される受光量が予め決められた範囲内となるように、その受光量を適切な出力増幅率で増幅してから制御部70に出力する。制御部70は、この出力増幅率に基づいて、検出光発光素子51aによってどの程度の検出光が感光体ドラム10の表面に照射されているかを推定することができるから、この出力増幅率に応じてトナーの飛び散り量をも推定することができる。したがって、制御部70は、増幅率に応じた補正量を用いて濃度センサ50による濃度の検出結果を補正する。
なお、この補正量は、第1実施形態と同様に、製造段階で各濃度について予め決められており、制御部70のROMに補正テーブルとして記憶されている。
まず、制御部70は、濃度センサ50の検出光発光素子51aに、感光体ドラム10の表面のトナー像が形成されていない領域に検出光を照射させる(ステップSB1)。そして、受光素子52によってその反射光が受光されると、制御部70はその受光量を特定し、これが予め決められた範囲内の受光量となるように出力増幅回路54の増幅率を決定する。(ステップSB2)制御部70は、これを図示せぬ内部メモリに記憶しておく。
そして、制御部70は、プリント動作を終了するか否かを判断する(ステップSB8)。制御部70は、テスト画像の全体が形成されていないと判断すれば(ステップSB8;NO)、ステップSB3に戻ってプリント動作を実行し、上述した処理ステップSB4〜SB7を実行する。制御部70は、テスト画像の全体が形成され、テスト画像の濃度を読み取って補正する処理を終了すれば、プリント動作を終了すると判断する(ステップSB8;YES)。
以上のようにして、制御部70は、テスト画像の濃度を読み取ることになる。以降は、制御部70が読み取ったテスト画像の濃度と目標濃度とを比較し、これらの差が小さくなるように、必要な制御を行う。
次に、本発明の第3実施形態について説明する。
本実施形態では、上述した第1実施形態の濃度センサ50に、さらに補助光発光素子55を備えた濃度センサ50bを用いる。図12は、濃度センサ50bの構成を示した図である。図12に示したように、濃度センサ50bは検出光発光素子51と、受光素子52と、図示せぬA/D変換回路53と、補助光発光素子55とを有する。補助光発光素子55は、検出光発光素子51によって感光体ドラム10に検出光が照射される前に、一定の光量の光(以下、「補助光」という)をその表面に照射する。補助光発光素子55は、補助光が照射されたときの反射光が、受光素子52によって受光されないような位置に配置されている。補助光発光素子55は、検出光発光素子51よりも発光量が大きいものとし、さらに、補助光発光素子55の感光体ドラム10の表面に対する照射範囲は検出光のそれよりも広い。
濃度センサ50bによる検出結果から算出される濃度と、制御部70による読み替え後の濃度との対応関係は、画像形成装置の製造段階で各濃度について予め決められており、制御部70のROMに補正テーブルとして記憶されている。このように、制御部70は、補助光発光素子54の発光量に応じた補正量で、濃度センサ50bによる検出結果を補正することにより、トナーの飛び散りとは無関係にテスト画像の濃度を精度良く読み取ることができる。
図8のステップSA4において濃度補正を行うと判断すると、制御部70は、補助光発光素子55に補助光を照射させる。そして、制御部70は、補助光が照射された領域に検出光を照射するように検出光発光素子51に指示し、濃度を検出させる。そして、ステップSA7において、制御部70が濃度を補正する際には、濃度センサ50bによる検出結果を補助光発光素子55の発光量に応じた補正量を用いて濃度を読み替える。
次に、本発明の第4実施形態について説明する。
本実施形態では、濃度センサ50dを有する画像形成装置1bを用いる。図14は、本実施形態にかかる画像形成装置1bにおいて画像形成を行う要部の構成を示す図である。この画像形成装置1bに搭載された感光体ドラム10の周囲には、帯電器20、露光器30、現像器40、濃度センサ50d、転写ロール60および遮光部材90が配置されている。濃度センサ50dは、一定の発光量の検出光を発光して感光体ドラム10の表面に照射し、その反射光の受光量に応じてトナー像の濃度を検出するセンサである。遮光部材90は、光を透過しない材質のものによって構成されている。この遮光部材90は、感光体ドラム10、帯電器20、露光器30および現像器40を支持する支持部材に、接着又は所定の固定具によって固定されている。そして、この支持部材は画像形成装置1bの筐体に支持されている。
図14において、濃度センサ50dによって照射される検出光の照射範囲をT1とし、遮光部材90を有さない場合の照射範囲をT2とする。また、濃度センサ50dによる濃度検出に用いられる検出光の中央部分の照射範囲をT3とする。なお、これらの照射範囲は、感光体ドラム10の表面の主走査方向全域(図の紙面奥方向)に及ぶ。
遮光部材90は、照射範囲T2のうち、上流から下流へと移動する感光体ドラム10の上流側となる領域にむけて照射される検出光を遮光する。このような構成によれば、濃度検出に用いられる照射範囲T3の光が照射されるときに、すでに照射範囲T2の上流側の領域に照射される光によってトナーが飛び散っているということがない。したがって、濃度センサ50dは、トナーが飛び散る前か又はその飛び散りとほぼ同時に、トナー像の濃度を検出することができる。よって、制御部70は検出結果を補正する必要がない。
なお、遮光部材を支持する部材はこれに限らない。例えば、図15に示したように、濃度センサが遮光部材90aを支持する場合の構成を示した図であってもよいし、画像形成装置1bの筐体に取り付けられた支持部材によって支持される構成であってもよい。
次に、本発明の第5実施形態について説明する。
本実施形態では、上述した第1実施形態において、濃度センサ50の検出光発光素子51の発光量を十分に大きく(図5における光量Cに相当)する。よって、図6の右方に示したように、トナーの飛び散りはほとんど発生せず、濃度センサ50による検出結果と、トナー像の本来の濃度とはほとんど乖離しない。したがって、制御部70が濃度センサ50cによって検出された濃度を補正しなくても、精度良く濃度を読み取ることができる。
図16は、本実施形態で用いる濃度センサ50cの構成を拡大した図である。濃度センサ50cは、検出光発光素子51と、受光素子52と、図示せぬA/D変換回路53の他に、光量調整板56を有する。
また、画像形成装置が、感光体ドラム10の表面において、トナー像域と非トナー像域の電位差が閾値以下となるように検出光発光素子51の発光量を特定すればよい。この閾値は、トナー像の濃度の検出結果と実際の濃度とが許容量以下となるように決められていることが必要で、製造段階で決められていればよい。
次に、本発明の第6実施形態について説明する。
上述した第1実施形態では、制御部70が、受光素子52によって受光される反射光の受光量が予め決められた範囲内となるように発光素子の発光量を決め、その発光量に応じた補正量でテスト画像の読み取り濃度を補正していた。
このように反射光の受光量から適切な発光量を決めて更にその発光量に応じて補正量を求めるのではなく、この第6実施形態では、反射光の受光量から直接、補正量を求める。これは、特に感光体ドラム10の表面が経時劣化等により磨耗していない理想的な状態で、かつ、感光体ドラム10の表面の反射率が既知である場合に有効である。
制御部70は、濃度センサ50によって受光された反射光の光量を参照することで、どの程度の光量の検出光が感光体ドラム10の表面に照射されているかを推定することができる。よって、上述した第1実施形態と同様の原理で、トナーの飛び散り量も特定することができる。具体的に、制御部70は、濃度センサ50による反射光の受光量と、補正量とを対応付けた補正テーブルを記憶しておき、この補正テーブルを用いることで濃度センサ50による濃度の検出結果をその受光量に応じた補正量で補正する。これにより、テスト画像の濃度を精度良く読み取ることができる。
以上に説明した実施形態の内容を以下のように変形してもよい。
上述した実施形態において、制御部70が濃度センサによって検出された濃度を補正するための補正量は、テスト画像を表す画像データのスクリーン線数や画像密度に応じて異なるものを用いていたが、さらに、スクリーン構造や、画像形成装置の環境、現像剤の使用履歴又はトナー像の色等の条件に応じた補正量を用いてもよい。
まず、スクリーン構造に応じた補正量について説明する。
例えば、トナー像のスクリーンが万線構造であるか、網点構造であるか、さらには、スクリーンの角度によって、テスト画像を表す画像データの画像密度が同じあっても、トナーの飛び散りによるトナー像の濃度の変化量は異なる。スクリーン線数が高くなると、静電潜像がトナーで現像する際に解像できず、見かけ上スクリーン構造をもたないトナー像になる。すなわち、トナーが非トナー像域に飛び散る影響が少なくなる。このような場合、制御部70は、スクリーン構造に応じて異なる補正量を用いることが好ましい。
例えば、高温高湿下よりも低温低湿下の方が、感光体ドラム10の表面に付着した現像剤の帯電量が増えるため、感光体ドラム10とトナーとの電気的引力は低下する。また、現像剤の経時劣化によっても帯電状態は変化し、具体的には経時劣化が進むほど現像剤の帯電量は低下し、感光体ドラム10とトナーとの電気的引力は上昇する。したがって、例えば現像器40の累積回転数に係数を対応付けておき、この係数に応じて補正量を調整するようにしてもよい。以上のように、様々な条件におけるトナーの飛び散りの変化に対応できるように補正量が記憶されていれば、制御部70はさらに精度良く濃度を読み取ることができる。
さらに、上述した図7や図10のような補正テーブルそのものをROMに記憶させる構成でなく、テスト画像を表す画像データの画像密度やスクリーンの形状などの各条件における係数を割り当てておき、所定の補正量に作用させることで簡易的に補正量を求めるようにしてもよい。このような構成によれば、ROMが記憶すべき補正量の容量を削減することができる。
制御部70は、濃度センサ50bによってトナー像の濃度の検出が開始されるタイミングよりも以前に、除電ランプ80を点灯させる。このようにすれば、濃度センサ50bによって濃度検出が行われる領域においては、トナー像域および非トナー像域の電位はほぼ帯電しない状態で同電位となる。よって、この後に、濃度センサ50bによって検出光が照射されても、その光量によらずトナーの飛び散りは発生しないから、制御部70は、さらに精度良く濃度を読み取ることができる。
また、光量調整板56を有さない構成としても、補助光と検出光の光量とがほぼ同じになるが、この場合も、検出光によって新たなトナーの飛び散りはほとんど発生しないから、同様に制御部70はテスト画像の濃度を読み取ることができる。さらに、検出光の光量が補助光よりも光量が大きくても、一度補助光によってトナーが飛び散れば、検出光が照射されても飛び散り量は小さいから、このような場合も、制御部70はテスト画像の濃度をそのまま読み取ることができる。
Claims (13)
- 発光量を指示する指示手段と、
前記指示手段によって指示された発光量の検出光を、トナー像が形成された像保持体に照射する検出光照射手段と、
前記検出光照射手段によって前記像保持体に検出光が照射されたときの反射光を受光する受光手段と、
前記像保持体に形成されたトナー像に前記検出光が照射されたときに前記受光手段が受光した反射光の受光量に応じた濃度、および、当該トナー像の目標濃度のうち少なくともいずれか一方を、前記指示手段によって指示された発光量に応じた補正量で補正する補正手段と
を備え、
前記指示手段は、前記像保持体においてトナー像が形成されていない領域に前記検出光が照射されたときの前記受光手段の受光量が予め決められた範囲内の受光量となるような前記発光量を求め、その発光量を前記検出光照射手段に指示する
ことを特徴とする濃度検出装置。 - トナー像が形成された像保持体に検出光を照射する検出光照射手段と、
前記検出光照射手段によって前記像保持体に検出光が照射されたときの反射光を受光し、その受光量を決められた増幅率で増幅して出力する受光手段と、
前記像保持体においてトナー像が形成されていない領域に前記検出光が照射されたときに前記受光手段が出力する受光量が予め決められた範囲内の受光量となるように、前記受光手段における前記増幅率を決定する増幅率決定手段と、
前記像保持体に形成されたトナー像に前記検出光が照射されたときに前記受光手段が受光した反射光の受光量に応じた濃度、および、当該トナー像の目標濃度のうち少なくともいずれか一方を、前記増幅率決定手段によって決定された増幅率に応じた補正量で補正する補正手段と
を備えることを特徴とする濃度検出装置。 - 前記補正手段は、前記トナー像の基となる画像データの画像密度に応じて、前記補正量を異ならせることを特徴とする請求項1または2記載の濃度検出装置。
- 前記補正手段は、前記トナー像の基となる画像データのスクリーン線数に応じて、前記補正量を異ならせることを特徴とする請求項1または2記載の濃度検出装置。
- 前記像保持体に補助光を照射する補助光照射手段
を備え、
前記検出光照射手段は、前記トナー像が形成された前記像保持体に前記補助光照射手段によって前記補助光が照射された後に、その像保持体に前記検出光を照射し、
前記補正手段は、前記補助光照射手段によって照射される補助光の光量に応じた補正量で補正する
ことを特徴とする請求項1記載の濃度検出装置。 - 前記補助光照射手段は、前記検出光よりも発光量が大きい補助光を照射する
ことを特徴とする請求項5記載の濃度検出装置。 - 前記補助光照射手段は、前記トナー像が前記像保持体から記録媒体へ転写された後の当該像保持体の表面を除電する除電手段、又は、前記像保持体を露光して潜像を形成する露光手段である
ことを特徴とする請求項5記載の濃度検出装置。 - 光源と、
前記光源から発せられた光を前記像保持体へと導く第1の光路と、
前記光源から発せられた光を、前記第1の光路により導かれた光が照射された後の前記像保持体へと導く第2の光路と、
前記第2の光路において前記光源から前記像保持体へと発せられた光の光量を減じる減光手段と
を備え、
前記補助光照射手段は、前記光源及び前記第1の光路からなり、
前記検出光照射手段は、前記光源、前記第2の光路及び前記減光手段からなる
ことを特徴とする請求項5記載の濃度検出装置。 - 前記減光手段は、
前記光源と前記像保持体との間に配置された複数の液晶素子と、
前記複数の液晶素子の各々を駆動し、前記光源から発せられた光を前記像保持体へと透過する液晶素子と透過しない液晶素子との比率を変化させることで光の透過量を制御する制御手段と
を備えることを特徴とする請求項8記載の濃度検出装置。 - 表面にトナー像が形成されて当該表面が上流から下流へと移動する像保持体に向けて、検出光を照射する検出光照射手段と、
前記検出光照射手段によって照射される検出光のうち、前記像保持体表面の移動方向の上流側となる領域に向けて照射される検出光を遮光する遮光手段と、
前記像保持体に前記検出光が照射されたときの反射光を受光する受光手段と、
前記受光手段によって受光された反射光の受光量に応じて、前記像保持体に形成されたトナー像の濃度を検出する検出手段と
を備えることを特徴とする濃度検出装置。 - トナー像が形成された像保持体に検出光を照射する検出光照射手段であって、前記像保持体においてトナー像が形成された領域とトナー像が形成されていない領域との電位差が、光が照射されることによって閾値以下となるような光量の前記検出光を照射する検出光照射手段と、
前記検出光照射手段によって前記像保持体に検出光が照射されたときの反射光を受光する受光手段と、
前記受光手段によって受光された反射光の受光量に応じて、前記像保持体に形成されたトナー像の濃度を検出する検出手段とを備える
ことを特徴とする濃度検出装置。 - トナー像が形成された像保持体に検出光を照射する検出光照射手段と、
前記検出光照射手段によって前記像保持体に検出光が照射されたときの反射光を受光する受光手段と、
前記像保持体に形成されたトナー像に前記検出光が照射されたときに前記受光手段が受光した反射光の受光量に応じた濃度、および、当該トナー像の目標濃度のうち少なくともいずれか一方を、前記像保持体にトナー像が形成されていない領域に前記検出光が照射されたときの前記受光手段の受光量に応じた補正量で補正する補正手段とを備える
ことを特徴とする濃度検出装置。 - 請求項1〜12のいずれか1項に記載の濃度検出装置と、
像保持体と、
前記像保持体の表面を帯電させる帯電手段と、
前記帯電手段により帯電させられた像保持体の表面に潜像を形成する潜像形成手段と、
前記像保持体の表面に形成された静電潜像を現像剤によって現像してトナー像を形成する現像手段と、
前記現像手段によって形成された前記トナー像を転写する転写手段と
を備えることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007113115A JP5076615B2 (ja) | 2007-04-23 | 2007-04-23 | 濃度検出装置および画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007113115A JP5076615B2 (ja) | 2007-04-23 | 2007-04-23 | 濃度検出装置および画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008268656A true JP2008268656A (ja) | 2008-11-06 |
JP5076615B2 JP5076615B2 (ja) | 2012-11-21 |
Family
ID=40048224
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007113115A Expired - Fee Related JP5076615B2 (ja) | 2007-04-23 | 2007-04-23 | 濃度検出装置および画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5076615B2 (ja) |
Citations (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0634538A (ja) * | 1992-05-18 | 1994-02-08 | Xerox Corp | 電子写真印刷装置におけるトナー領域被覆度を測定する濃度計 |
JPH0996930A (ja) * | 1995-10-02 | 1997-04-08 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置の画像濃度制御装置の調整方法 |
JPH11142329A (ja) * | 1997-11-13 | 1999-05-28 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP2000081739A (ja) * | 1998-09-07 | 2000-03-21 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2000181157A (ja) * | 1998-12-10 | 2000-06-30 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP2000275915A (ja) * | 1999-03-24 | 2000-10-06 | Minolta Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2000338730A (ja) * | 1999-05-26 | 2000-12-08 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
JP2003021956A (ja) * | 2001-07-06 | 2003-01-24 | Minolta Co Ltd | 光量検出装置およびこれを用いた画像形成装置 |
JP2005275251A (ja) * | 2004-03-26 | 2005-10-06 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP2006053107A (ja) * | 2004-08-16 | 2006-02-23 | Fuji Xerox Co Ltd | 光学測定装置および光学測定装置の組立方法 |
JP2007078874A (ja) * | 2005-09-12 | 2007-03-29 | Canon Inc | 画像形成装置及びその画像情報検出方法、並びにプログラム |
JP2008064953A (ja) * | 2006-09-06 | 2008-03-21 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置、および画像形成装置の制御方法 |
-
2007
- 2007-04-23 JP JP2007113115A patent/JP5076615B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0634538A (ja) * | 1992-05-18 | 1994-02-08 | Xerox Corp | 電子写真印刷装置におけるトナー領域被覆度を測定する濃度計 |
JPH0996930A (ja) * | 1995-10-02 | 1997-04-08 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置の画像濃度制御装置の調整方法 |
JPH11142329A (ja) * | 1997-11-13 | 1999-05-28 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP2000081739A (ja) * | 1998-09-07 | 2000-03-21 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2000181157A (ja) * | 1998-12-10 | 2000-06-30 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP2000275915A (ja) * | 1999-03-24 | 2000-10-06 | Minolta Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2000338730A (ja) * | 1999-05-26 | 2000-12-08 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
JP2003021956A (ja) * | 2001-07-06 | 2003-01-24 | Minolta Co Ltd | 光量検出装置およびこれを用いた画像形成装置 |
JP2005275251A (ja) * | 2004-03-26 | 2005-10-06 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP2006053107A (ja) * | 2004-08-16 | 2006-02-23 | Fuji Xerox Co Ltd | 光学測定装置および光学測定装置の組立方法 |
JP2007078874A (ja) * | 2005-09-12 | 2007-03-29 | Canon Inc | 画像形成装置及びその画像情報検出方法、並びにプログラム |
JP2008064953A (ja) * | 2006-09-06 | 2008-03-21 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置、および画像形成装置の制御方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5076615B2 (ja) | 2012-11-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2006301461A (ja) | 画像形成装置 | |
US9971293B2 (en) | Image forming apparatus including optical sensor | |
US11614695B2 (en) | Image forming apparatus and optical sensor | |
JP2002023458A (ja) | 印刷装置及びトナー濃度測定方法 | |
EP3614209A1 (en) | Image forming apparatus | |
JP5064833B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2020027197A (ja) | 画像形成装置、光学センサ | |
JP5076615B2 (ja) | 濃度検出装置および画像形成装置 | |
JPH09146313A (ja) | 画像制御方法 | |
JP5201960B2 (ja) | 画像形成装置,画像形成装置のパラメータ設定方法 | |
JP2014119732A (ja) | 画像形成装置及び検出装置 | |
JP2007078905A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5140394B2 (ja) | 画像形成装置,画像形成装置のパラメータ設定方法 | |
JP2006267597A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2007248483A (ja) | センサ搭載基板の位置調整方法、装置及び画像形成装置 | |
JP4626272B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5304047B2 (ja) | 濃度制御装置及び画像形成装置 | |
JP7195808B2 (ja) | 画像形成装置、光学センサ | |
JP2009103913A (ja) | 画像形成装置,画像形成装置のパラメータ設定方法 | |
JP2001180036A (ja) | 画像調整方法及び画像形成装置 | |
JP2008181093A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2017090596A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5106826B2 (ja) | 現像剤付着量測定装置および画像形成装置 | |
EP1161080A2 (en) | Image forming apparatus | |
JPH11194576A (ja) | 濃度制御用パッチ作成方法及びそれを利用した画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100312 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120425 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120508 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120709 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120731 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120813 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150907 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |