JP2008267986A - 測温装置、溶融装置、溶融装置の製造方法、及び溶融装置監視システム - Google Patents
測温装置、溶融装置、溶融装置の製造方法、及び溶融装置監視システム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】溶融金属を低コストで、応答性よく正確に、しかも連続的に測温することができる測温装置を提供する。
【解決手段】セラミックスを基材とし先端部が閉塞された中空部14を有する筒形状の保護管11と、この保護管11の中空部14に配置された温度測定用センサ20とを備え、溶融金属を収容する溶融容器を構成する耐火煉瓦3の内側に積層される耐火部材4に埋め込み可能な測温装置10であって、保護管10の後端に保護管11を耐火煉瓦3に固定できるように構成した。
【選択図】図2
【解決手段】セラミックスを基材とし先端部が閉塞された中空部14を有する筒形状の保護管11と、この保護管11の中空部14に配置された温度測定用センサ20とを備え、溶融金属を収容する溶融容器を構成する耐火煉瓦3の内側に積層される耐火部材4に埋め込み可能な測温装置10であって、保護管10の後端に保護管11を耐火煉瓦3に固定できるように構成した。
【選択図】図2
Description
本発明は、溶融金属や高温ガスの温度を連続的に測定するのに好適な測温装置と溶融装置、及びその溶融装置の製造方法、並びにその溶融装置を監視する溶融装置監視システムに関するものである。
従来から、溶鋼、溶銑、或いは鋳鉄、銅合金、アルミニウム等の溶融金属を取扱うに際しては、溶融金属や溶融金属を収容する溶融容器の状況を知るために、溶融容器には測温プローブ装置が取り付けられている。従来の測温プローブ装置では、通常、耐熱性合金属製のシースの内部にセンサとしてアルメルクロメル線やコンスタンタンなどの一対または二対式の合金素線を挿入して熱電対を構成している。シース内部はマグネシアなどのセラミックスを高圧充填したものが多く、熱電対の保護管にはアルミナ、窒化珪素、炭化珪素などのセラミックスやステンレスなどの金属が用いられている。
なお、先行文献として、特許文献1には、溶融容器内にある溶融物の温度がより長期間に亘ってできるだけ正確に測定することができる溶融金属用の容器として、容器壁の開口に配置された温度測定装置を有し、温度測定装置が保護シースを有し、保護シースが容器内へと突出し、かつ容器内に配置されたその端部で閉じられ、温度測定部材が保護シースの開口に配置される当該容器において、保護シースは、耐熱金属酸化物と黒鉛とを含み、閉じた端部は容器壁から少なくとも50mm離隔するようにした容器が開示されている。
また特許文献2には、アルミナ保護管等のセンサ保護管の劣化を抑制するのに有利であり、耐久性の向上、長寿命化に有利な測温プローブ装置として、センサ保護管のうち少なくとも基端部側を包囲するように保護層がセンサ保護管に積層されている測温プローブ装置が開示されている。
また特許文献2には、アルミナ保護管等のセンサ保護管の劣化を抑制するのに有利であり、耐久性の向上、長寿命化に有利な測温プローブ装置として、センサ保護管のうち少なくとも基端部側を包囲するように保護層がセンサ保護管に積層されている測温プローブ装置が開示されている。
また特許文献3には、耐熱性と耐久性に優れ、繰返し使用できる金属溶融測温用熱電対保護管として、熱電対などに使用される保護管の内周壁と外周壁を構成する部分が異なる組成を有し、保護管の外周壁は測温体との反応性が乏しい材料から、保護管の内周壁は耐熱性に優れ熱伝導率が大きい材料からそれぞれ構成されている金属溶融測温用熱電対保護管が開示されている。
特開2006−53128公報
特開2003−344170公報
特開2000−55740公報
ところで、金属を溶融する溶融容器では、溶融容器内の上方側と下方側では溶融金属の温度が異なる。そこで、溶融容器内の溶融金属の温度を正確に測温するために、溶融容器の内部底面に測温装置を埋め込むようにした埋め込み設置型の測温装置なども提案されている。
しかしながら、埋め込み設置型の測温装置では容器内を流動する溶融金属によって測温センサ保護管の挿入部に応力がかかり、測温センサを保護する保護管に不具合が生じて測温センサが破損するという問題点があった。
このため、従来の測温装置ではアルミナなどからなる保護管内部に使い捨て型の熱電対としてPt−Rh等の素線を配置したものが広く用いられているが、1回の測温ごとに熱電対を交換する必要があり、手間とコストが嵩むという問題点があった。
しかしながら、埋め込み設置型の測温装置では容器内を流動する溶融金属によって測温センサ保護管の挿入部に応力がかかり、測温センサを保護する保護管に不具合が生じて測温センサが破損するという問題点があった。
このため、従来の測温装置ではアルミナなどからなる保護管内部に使い捨て型の熱電対としてPt−Rh等の素線を配置したものが広く用いられているが、1回の測温ごとに熱電対を交換する必要があり、手間とコストが嵩むという問題点があった。
このように従来の溶融容器は、容器内の溶融金属や高温ガスを低コストで、応答性良く、正確に、しかも連続的に測定することができないという問題点があった。
また、従来は、溶融容器の温度を正確に且つ連続的に測定できないことから、溶融容器の状態を自動的に監視する溶融装置監視システム等を実現することができなかった。
本発明は上記のような問題点に鑑みなされたものであり、溶融金属や高温ガスを低コストで、応答性よく正確に、しかも連続的に測温することができる測温装置と溶融装置、及びその溶融装置の製造方法を提供することを目的とする。また本発明は溶融装置を監視する溶融装置監視システムを提供することを目的とする。
また、従来は、溶融容器の温度を正確に且つ連続的に測定できないことから、溶融容器の状態を自動的に監視する溶融装置監視システム等を実現することができなかった。
本発明は上記のような問題点に鑑みなされたものであり、溶融金属や高温ガスを低コストで、応答性よく正確に、しかも連続的に測温することができる測温装置と溶融装置、及びその溶融装置の製造方法を提供することを目的とする。また本発明は溶融装置を監視する溶融装置監視システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の測温装置は、金属を溶融する際に使用する溶融容器を構成する耐火煉瓦の内側に積層される耐火部材に埋め込み可能な測温装置であって、セラミックスを基材とし先端部が閉塞された中空部を有する筒形状の保護管と、該保護管の中空部に配置された温度測定用センサと、前記保護管を前記耐火煉瓦に固定する固定部と、を備えたことを特徴とする。
また本発明の測温装置は、前記保護管の後端部分を耐火部材により形成したことを特徴とする。
また本発明の測温装置は、前記固定部は、前記耐火煉瓦に形成された凹部に挿入される挿入部と、前記挿入部の挿入を規制する鍔部とにより構成したことを特徴とする。
また本発明の測温装置は、前記固定部は、前記耐火煉瓦に形成された凹部に挿入する挿入部が所定長以上となるように構成したことを特徴とする。
また本発明の測温装置は、前記保護管の後端部分を耐火部材により形成したことを特徴とする。
また本発明の測温装置は、前記固定部は、前記耐火煉瓦に形成された凹部に挿入される挿入部と、前記挿入部の挿入を規制する鍔部とにより構成したことを特徴とする。
また本発明の測温装置は、前記固定部は、前記耐火煉瓦に形成された凹部に挿入する挿入部が所定長以上となるように構成したことを特徴とする。
また本発明の溶融装置は、本発明の測温装置と、耐火煉瓦、該耐火煉瓦の内側に積層された耐火部材、前記耐火煉瓦に前記測温装置の保護管を設置するための凹部、及び前記凹部の底面に形成され且つ前記保護管の中空部に前記温度測定用センサを挿入するための貫通穴を有する溶融容器と、を備え、前記測温装置の保護管は、少なくともその先端部分が前記溶融容器内に露出させた状態で前記溶融容器の耐火部材に埋め込まれていることを特徴とする。
また本発明の溶融装置は、前記溶融容器の耐火部材に配設され前記溶融容器内の溶融金属の漏れを検出する漏れセンサを備えることを特徴とする。
また本発明の溶融装置の製造方法は、前記耐火煉瓦に形成されている凹部に前記測温装置の保護管を設置する工程と、前記耐火煉瓦の内面側に耐火部材を積層する工程と、耐火煉瓦の外側から前記凹部内の貫通穴を介して前記保護管の中空部の先端に前記温度測定用センサを挿入する工程と、からなることを特徴とする。
また本発明の溶融装置は、前記溶融容器の耐火部材に配設され前記溶融容器内の溶融金属の漏れを検出する漏れセンサを備えることを特徴とする。
また本発明の溶融装置の製造方法は、前記耐火煉瓦に形成されている凹部に前記測温装置の保護管を設置する工程と、前記耐火煉瓦の内面側に耐火部材を積層する工程と、耐火煉瓦の外側から前記凹部内の貫通穴を介して前記保護管の中空部の先端に前記温度測定用センサを挿入する工程と、からなることを特徴とする。
また本発明の溶融装置監視システムは、本発明の溶融装置と、前記溶融装置を監視する監視装置と、を備え、前記監視装置は、前記溶融装置の溶融容器に埋め込まれた測温装置の温度測定用センサの検出結果、又は前記漏れセンサの検出結果に基づいて、前記溶融装置の状態を監視することを特徴とする。
また本発明の溶融装置監視システムは、前記監視装置は、前記溶融装置の異常を検知したときに警報音を出力する警報手段を備えていることを特徴とする。
また本発明の溶融装置監視システムは、前記監視装置は、前記溶融装置の異常を検知したときに前記溶融装置を撮影する撮影手段を備えていること特徴とする。
また本発明の溶融装置監視システムは、前記監視装置は、前記溶融装置の異常を検知したときに警報音を出力する警報手段を備えていることを特徴とする。
また本発明の溶融装置監視システムは、前記監視装置は、前記溶融装置の異常を検知したときに前記溶融装置を撮影する撮影手段を備えていること特徴とする。
本発明の測温装置においては、保護管を溶融容器の耐火煉瓦に固定する固定部を設けたことで、溶融容器内に埋め込み固定することが可能になり連続測温が可能となる。
また温度測定用センサは溶融容器の稼動終了後、保護管から取り出すことで繰り返し使用することが可能になるため、使い捨て型の温度測定用センサを使用する場合に比べて大幅なコストダウンが可能になる。
また本発明の溶融装置においては、本発明の測温装置の保護管を設置するための凹部、及び凹部の底面に保護管の中空部に前記温度測定用センサを挿入するための貫通穴を有する溶融容器を備え、測温装置の保護管の先端部分が溶融容器内に露出するように測温装置の保護管を溶融容器の耐火部材に埋め込み固定することが可能になり、測温装置による連続測温が可能となる。
また本発明の溶融装置の製造方法によれば、上記した本発明の溶融装置を容易に作製することが可能になる。
また本発明の溶融装置を監視する溶融装置監視システムによれば、監視装置により溶融装置の異常を容易に把握することが可能になる。
また温度測定用センサは溶融容器の稼動終了後、保護管から取り出すことで繰り返し使用することが可能になるため、使い捨て型の温度測定用センサを使用する場合に比べて大幅なコストダウンが可能になる。
また本発明の溶融装置においては、本発明の測温装置の保護管を設置するための凹部、及び凹部の底面に保護管の中空部に前記温度測定用センサを挿入するための貫通穴を有する溶融容器を備え、測温装置の保護管の先端部分が溶融容器内に露出するように測温装置の保護管を溶融容器の耐火部材に埋め込み固定することが可能になり、測温装置による連続測温が可能となる。
また本発明の溶融装置の製造方法によれば、上記した本発明の溶融装置を容易に作製することが可能になる。
また本発明の溶融装置を監視する溶融装置監視システムによれば、監視装置により溶融装置の異常を容易に把握することが可能になる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
図1は本発明の実施形態に係る溶融装置の構成を示した図である。
この図1に示す溶融装置1は溶融容器2を備えている。溶融容器2は、耐火煉瓦3と、この耐火煉瓦3の内面側に例えばドライスタンプ材等の耐火部材4が積層されて構成されており、図示しない電磁波等を利用した加熱装置によって例えば容器内の金属を1700℃以下の温度、例えば1200℃〜1300℃程度まで加熱して溶融金属5が得られるように構成されている。溶融金属としては、例えば溶鋼、溶銑、或いは鋳鉄、銅合金、アルミニウム等の溶融金属が挙げられる。
また本実施形態の溶融容器2では、炉床となる底面の耐火煉瓦3上の耐火部材4に測温装置10の保護管が埋め込まれている。
図1は本発明の実施形態に係る溶融装置の構成を示した図である。
この図1に示す溶融装置1は溶融容器2を備えている。溶融容器2は、耐火煉瓦3と、この耐火煉瓦3の内面側に例えばドライスタンプ材等の耐火部材4が積層されて構成されており、図示しない電磁波等を利用した加熱装置によって例えば容器内の金属を1700℃以下の温度、例えば1200℃〜1300℃程度まで加熱して溶融金属5が得られるように構成されている。溶融金属としては、例えば溶鋼、溶銑、或いは鋳鉄、銅合金、アルミニウム等の溶融金属が挙げられる。
また本実施形態の溶融容器2では、炉床となる底面の耐火煉瓦3上の耐火部材4に測温装置10の保護管が埋め込まれている。
図2は、図1に示した溶融装置1に埋め込まれている測温装置の部分を拡大して示した図である。
図2に示すように測温装置10の保護管11は、先端部が閉塞された筒形状であり、先端部分がセラミックス部材12により構成され、後端部分が耐火部材13により形成されている。この場合、保護管11は少なくとも溶融容器2内の溶融金属5と接触する部分はセラミックス部材12により形成する必要がある。セラミックス部材12の材質としては、例えば、窒化珪素や窒化珪素複合セラミックス等が挙げられる。窒化珪素複合セラミックスは、例えば、窒化珪素50mass%〜80mass%、炭化珪素10mass%〜40mass%、酸化イットリウム0mass%〜10mass%、酸化アルミニウム0mass%〜10mass%からなる。
また、耐火部材13としては、例えば、溶融容器2の耐火部材4であるドライスタンプ材と同材質のハイアルミナ質耐火材が挙げられる。
また筒形状の保護管11内部には、温度測定用センサ20を保護管11の後端側から先端部分に挿入するための中空部14が形成されている。なお、温度測定用センサ20としては、例えば、電気化学センサ、電磁気センサ、光学センサまたは電圧、電流及び電気抵抗を検出するためのセンサなどがある。
図2に示すように測温装置10の保護管11は、先端部が閉塞された筒形状であり、先端部分がセラミックス部材12により構成され、後端部分が耐火部材13により形成されている。この場合、保護管11は少なくとも溶融容器2内の溶融金属5と接触する部分はセラミックス部材12により形成する必要がある。セラミックス部材12の材質としては、例えば、窒化珪素や窒化珪素複合セラミックス等が挙げられる。窒化珪素複合セラミックスは、例えば、窒化珪素50mass%〜80mass%、炭化珪素10mass%〜40mass%、酸化イットリウム0mass%〜10mass%、酸化アルミニウム0mass%〜10mass%からなる。
また、耐火部材13としては、例えば、溶融容器2の耐火部材4であるドライスタンプ材と同材質のハイアルミナ質耐火材が挙げられる。
また筒形状の保護管11内部には、温度測定用センサ20を保護管11の後端側から先端部分に挿入するための中空部14が形成されている。なお、温度測定用センサ20としては、例えば、電気化学センサ、電磁気センサ、光学センサまたは電圧、電流及び電気抵抗を検出するためのセンサなどがある。
また図2に示す測温装置10では、固定部として耐火部材13の部分に鍔部15が形成されており、この鍔部15より後端部分(挿入部)16を耐火煉瓦3に形成されている凹部3aに挿入するようにしている。凹部3aの底面には、保護管11の中空部14に対して溶融容器2の外側から温度測定用センサ20を挿入するための貫通穴3bが形成されている。
このように本実施形態の測温装置10では、保護管11を耐火煉瓦3に固定する固定部として耐火部材13の部分に鍔部15を設け、この鍔部15より後端部分16を耐火煉瓦3の凹部3aに挿入することにより、鍔部15と耐火煉瓦3の凹部3aに挿入した後端部分16とにより保護管11の位置を規制して保護管11を固定するようにしている。このように構成すれば、保護管11を溶融容器2に固定した後、温度測定用センサ20を保護管11内の中空部14に挿入することが可能になる。この場合、鍔部15の径は保護管11の径よりも例えば10mm以上大きくすることが好ましい。
このように本実施形態の測温装置10では、保護管11を耐火煉瓦3に固定する固定部として耐火部材13の部分に鍔部15を設け、この鍔部15より後端部分16を耐火煉瓦3の凹部3aに挿入することにより、鍔部15と耐火煉瓦3の凹部3aに挿入した後端部分16とにより保護管11の位置を規制して保護管11を固定するようにしている。このように構成すれば、保護管11を溶融容器2に固定した後、温度測定用センサ20を保護管11内の中空部14に挿入することが可能になる。この場合、鍔部15の径は保護管11の径よりも例えば10mm以上大きくすることが好ましい。
また保護管11の周囲は、溶融容器2の耐火部材4により覆われており、保護管11の先端部分だけが溶融容器2内に露出している。つまり、保護管11は、その先端部分が溶融容器2内に露出した状態で溶融容器2の耐火部材4に埋め込まれている。
さらに、耐火部材4には、溶融容器2内の溶融金属の漏れを検出するための漏れセンサ21が配設されている。この漏れセンサ21は、上記温度測定用センサ20と同様、耐火煉瓦3に設けられている貫通穴3bから溶融容器2の外部へ引き出すようにしている。
さらに、耐火部材4には、溶融容器2内の溶融金属の漏れを検出するための漏れセンサ21が配設されている。この漏れセンサ21は、上記温度測定用センサ20と同様、耐火煉瓦3に設けられている貫通穴3bから溶融容器2の外部へ引き出すようにしている。
図3は測温装置10の他の構成例を示した図である。なお、図2と同一部位には同一符号を付して説明は省略する。
図3に示す測温装置10の保護管11においては、耐火煉瓦3に形成されている凹部3aの深さを図2の場合より深くして、凹部3aに挿入する保護管11の後端部分(挿入部)16を、所定長以上、例えば保護管11をこの後端部分(挿入部)16により固定できる程度まで長くするようにしている。このように構成すれば、図2に示した保護管11のような鍔部15を設けることなく保護管11を耐火煉瓦3に固定することが可能になる。
このように本実施形態の測温装置10においては、保護管11に形成した鍔部15や後端部分16を固定部として保護管11を溶融容器2の耐火煉瓦3に固定することで、溶融容器2内を流動する溶融金属5によって保護管11に応力が加わったとしても、保護管11の位置がずれたり、傾いたりすることがないので溶融金属5を連続的に測温することが可能となる。
図3に示す測温装置10の保護管11においては、耐火煉瓦3に形成されている凹部3aの深さを図2の場合より深くして、凹部3aに挿入する保護管11の後端部分(挿入部)16を、所定長以上、例えば保護管11をこの後端部分(挿入部)16により固定できる程度まで長くするようにしている。このように構成すれば、図2に示した保護管11のような鍔部15を設けることなく保護管11を耐火煉瓦3に固定することが可能になる。
このように本実施形態の測温装置10においては、保護管11に形成した鍔部15や後端部分16を固定部として保護管11を溶融容器2の耐火煉瓦3に固定することで、溶融容器2内を流動する溶融金属5によって保護管11に応力が加わったとしても、保護管11の位置がずれたり、傾いたりすることがないので溶融金属5を連続的に測温することが可能となる。
温度測定用センサ20は、保護管11を取り付けた後に内部に挿入するようにしているので、例えば保護管11を取り付ける際に温度測定用センサ20を破損するといったことがない。
また温度測定用センサ20は、溶融容器2の稼動終了後、保護管11から取り出すことで、繰り返し使用することが可能になるため、例えば使い捨て型の温度測定用センサを使用する場合に比べて大幅なコストダウンが可能になる。
さらに本実施形態では保護管11を高温耐食性、高温耐酸化性に優れるセラミックス部材12と耐火部材13とにより形成しているので、保護管11の耐久性を高めることができる。
また温度測定用センサ20は、溶融容器2の稼動終了後、保護管11から取り出すことで、繰り返し使用することが可能になるため、例えば使い捨て型の温度測定用センサを使用する場合に比べて大幅なコストダウンが可能になる。
さらに本実施形態では保護管11を高温耐食性、高温耐酸化性に優れるセラミックス部材12と耐火部材13とにより形成しているので、保護管11の耐久性を高めることができる。
さらに保護管11の一部に溶融容器2の耐火部材4と同じ材質の耐火部材13を使用したことで、溶融容器2と保護管11との間の熱膨張率差がなくなり、溶融容器2内の溶融金属が漏れる溶融漏れの原因となるクラックの発生を防止できるという利点がある。
さらにまた、保護管11の一部に溶融容器2の耐火部材4と同じ材質の耐火部材13を使用したことで、溶融容器2の稼動中に溶融容器2の耐火部材4と保護管11の耐火部材13とが焼結して一体化し、且つ、保護管11は鍔部15を有しているので、保護管11の位置がより強固に固定され、この点からも保護管11の位置がずれたり、傾いたりすることがない。
さらにまた、溶融容器2に耐火部材4を用いることから、溶融容器2に合わせて複雑な形状の保護管11も容易に作製することが可能になる。
さらにまた、保護管11の一部に溶融容器2の耐火部材4と同じ材質の耐火部材13を使用したことで、溶融容器2の稼動中に溶融容器2の耐火部材4と保護管11の耐火部材13とが焼結して一体化し、且つ、保護管11は鍔部15を有しているので、保護管11の位置がより強固に固定され、この点からも保護管11の位置がずれたり、傾いたりすることがない。
さらにまた、溶融容器2に耐火部材4を用いることから、溶融容器2に合わせて複雑な形状の保護管11も容易に作製することが可能になる。
さらにまた、本実施の形態では、測温装置10の保護管11の近辺に溶融金属5の漏れを検知する漏れセンサ21を配置するようにしているので、保護管11に破損が生じた際に溶融金属5が漏れるのを速やかに検知することが可能になる。
なお、本実施形態では測温装置10の保護管11を溶融容器2の底面に配置するようにしているが、保護管11は底面に限らず溶融容器2の壁面といった任意の位置に自由に設置することが可能である。また本実施形態では溶融容器2に測温装置10を1つ設ける場合を例に挙げて説明したが、複数の測温装置を配置することも勿論可能である。
なお、本実施形態では測温装置10の保護管11を溶融容器2の底面に配置するようにしているが、保護管11は底面に限らず溶融容器2の壁面といった任意の位置に自由に設置することが可能である。また本実施形態では溶融容器2に測温装置10を1つ設ける場合を例に挙げて説明したが、複数の測温装置を配置することも勿論可能である。
次に、上記したような本実施形態の溶融装置の製造方法について説明する。
図4は本実施形態の溶融装置の製造工程を示した図である。
この場合は、先ず、溶融容器2の耐火煉瓦3上に形成されている凹部3aに測温装置10の保護管11を設置する(S1)。次に、耐火煉瓦3の内面側に耐火部材4を積層するように施工して(S2)、保護管11を耐火部材4に埋め込んだ後、耐火煉瓦3の外側から凹部3a内の貫通穴3bを介して保護管11の中空部14に温度測定用センサ20を挿入すれば、図1に示したような本実施形態の溶融装置1を作製することができる。なお、このとき、先にも述べたように保護管11の近辺に漏れセンサ21を配置すると、保護管11の破損等により発生する溶融金属5の漏れを素早く検出することが可能になる。
図4は本実施形態の溶融装置の製造工程を示した図である。
この場合は、先ず、溶融容器2の耐火煉瓦3上に形成されている凹部3aに測温装置10の保護管11を設置する(S1)。次に、耐火煉瓦3の内面側に耐火部材4を積層するように施工して(S2)、保護管11を耐火部材4に埋め込んだ後、耐火煉瓦3の外側から凹部3a内の貫通穴3bを介して保護管11の中空部14に温度測定用センサ20を挿入すれば、図1に示したような本実施形態の溶融装置1を作製することができる。なお、このとき、先にも述べたように保護管11の近辺に漏れセンサ21を配置すると、保護管11の破損等により発生する溶融金属5の漏れを素早く検出することが可能になる。
次に、本実施形態の溶融装置1を利用した溶融装置監視システムについて説明する。
図5は、本実施形態の溶融装置監視システム全体の構成を示した図である。なお、溶融装置1の構成は先において説明しているので、ここでは説明を省略する。
この図5に示す本実施形態の溶融装置監視システムは、溶融装置1、監視用パソコン31、通信手段32、データベース(DB)33、監視カメラ34、及び警報装置35を備えて構成される。
監視用パソコン31は、溶融装置1を監視しており、溶融装置1の溶融容器2に埋め込まれた測温装置10の温度測定用センサ20の検出結果、又は漏れセンサ21の検出結果に基づいて溶融装置1の状態を監視する。
図5は、本実施形態の溶融装置監視システム全体の構成を示した図である。なお、溶融装置1の構成は先において説明しているので、ここでは説明を省略する。
この図5に示す本実施形態の溶融装置監視システムは、溶融装置1、監視用パソコン31、通信手段32、データベース(DB)33、監視カメラ34、及び警報装置35を備えて構成される。
監視用パソコン31は、溶融装置1を監視しており、溶融装置1の溶融容器2に埋め込まれた測温装置10の温度測定用センサ20の検出結果、又は漏れセンサ21の検出結果に基づいて溶融装置1の状態を監視する。
通信手段32は、例えばLAN(ローカルエリアネットワーク:Local Area Network)であり、監視用パソコン31は溶融装置1の異常を検知したときに通信手段32を介して監視カメラ(撮影手段)34や警報装置(警報手段)35の制御を行う。なお、通信手段32はLANに限らず、監視用パソコン31と、監視カメラ34や警報装置35との間を通信可能に接続できる手段で有れば適用可能である。
データベース33には、溶融装置1に関する各種情報が記録される。なお、データベース33はLANを介して接続される図示しないサーバ側に設けるようにしても良い。
データベース33には、溶融装置1に関する各種情報が記録される。なお、データベース33はLANを介して接続される図示しないサーバ側に設けるようにしても良い。
図6は監視用パソコン31のハードウェアの構成例を示した図である。
この図6においてCPU(Central Processing Unit)41は、監視用パソコン31全体の制御を司る。ROM(Read Only Memory)42は、プログラムデータ等が記憶されており、必要に応じてバス40を介してCPU41が読み出しを行うことで、ここに格納されたプログラムに従った処理を実行する。RAM(Random Access Memory)43には、CPU41が各種処理を実行するのに必要なデータやプログラム等が適宜保持される。ハードディスクドライブ(HDD)44は、記憶媒体としてハードディスク(HD)45を備えており、CPU41がHD45に対してデータやプログラム等の記録又は読み出しを行う。この場合、CPU41はHDD44のHD45に記憶されているアプリケーションプログラムを読み出し、RAM43に展開することで、そのアプリケーションプログラムに従った各種処理を実行する。
また内部バス40には、ディスプレイ46が接続されると共に、入力手段であるキーボード47やマウス48が接続されている。また内部バス40にはLANI/F49が接続されており、LANI/F49を介して通信手段32に接続される。
この図6においてCPU(Central Processing Unit)41は、監視用パソコン31全体の制御を司る。ROM(Read Only Memory)42は、プログラムデータ等が記憶されており、必要に応じてバス40を介してCPU41が読み出しを行うことで、ここに格納されたプログラムに従った処理を実行する。RAM(Random Access Memory)43には、CPU41が各種処理を実行するのに必要なデータやプログラム等が適宜保持される。ハードディスクドライブ(HDD)44は、記憶媒体としてハードディスク(HD)45を備えており、CPU41がHD45に対してデータやプログラム等の記録又は読み出しを行う。この場合、CPU41はHDD44のHD45に記憶されているアプリケーションプログラムを読み出し、RAM43に展開することで、そのアプリケーションプログラムに従った各種処理を実行する。
また内部バス40には、ディスプレイ46が接続されると共に、入力手段であるキーボード47やマウス48が接続されている。また内部バス40にはLANI/F49が接続されており、LANI/F49を介して通信手段32に接続される。
図7は、上記したような監視用パソコン31にランチャとして登録されている溶融装置監視用のアプリケーションプログラムの機能ブロック図である。
この図7に示す操作認証手段51では、使用者の属性(所属、役職、アクセス権限等)と、対象ファイルの属性を比較し、操作可能な場合のみ、その使用者に電子ファイルの使用権限を与える制御を行う。
機器制御手段52では、入力される容器材の種類、溶融金属の種類、外気温、湿度等のデータに基づいて溶融装置1の漏れセンサ21及び温度測定用センサ20により検出される検出値の補正等の制御を行ったり、場合によっては入力された条件によって強制的に制御を行ったりする。
この図7に示す操作認証手段51では、使用者の属性(所属、役職、アクセス権限等)と、対象ファイルの属性を比較し、操作可能な場合のみ、その使用者に電子ファイルの使用権限を与える制御を行う。
機器制御手段52では、入力される容器材の種類、溶融金属の種類、外気温、湿度等のデータに基づいて溶融装置1の漏れセンサ21及び温度測定用センサ20により検出される検出値の補正等の制御を行ったり、場合によっては入力された条件によって強制的に制御を行ったりする。
ファイル管理手段54では、ファイル管理として、例えば使用者が操作した測温ファイルにその操作者の属性を記録する制御を行う。属性には、使用者ID、作成日、更新日のほか、セキュリティレベル等がある。記録されたファイルはデータベース(DB)33に記録される。また誰がいつどのファイルを操作したかといったログ情報を記録する制御を行う。
状況管理手段53では、溶融装置1が予め設定された温度の閾値をオーバーしたり、温度上昇の加速度が異常であると判断した場合に、LAN32を介して図示しないサーバ側に情報を転送したり、危険度の自動判定などを行い、その結果に基づいて警報装置35により警報を鳴らしたり、異常発生ポイントを施設内の監視カメラ34でスキップバックして画像データを記録したりする制御を行う。
このようにすれば、監視用パソコン31により溶融装置1の異常を容易に把握することが可能になる。
状況管理手段53では、溶融装置1が予め設定された温度の閾値をオーバーしたり、温度上昇の加速度が異常であると判断した場合に、LAN32を介して図示しないサーバ側に情報を転送したり、危険度の自動判定などを行い、その結果に基づいて警報装置35により警報を鳴らしたり、異常発生ポイントを施設内の監視カメラ34でスキップバックして画像データを記録したりする制御を行う。
このようにすれば、監視用パソコン31により溶融装置1の異常を容易に把握することが可能になる。
なお、本実施形態では溶融装置において金属を溶融する場合を例に挙げて説明したが、本発明は溶融金属を取り扱う装置に限らず、高温ガス等を取り扱う装置に対しても適用可能である。
1…溶融装置、2…溶融容器、3…耐火煉瓦、3a…凹部、3b…貫通穴、4、13…耐火部材、5…溶融金属、10…測温装置、11…保護管、12…セラミックス部材、14…中空部、15…鍔部、16…後端部分、20…温度測定用センサ、21…漏れセンサ、31…監視用パソコン、32…通信手段、33…データベース、34…監視カメラ、35…警報装置、40…内部バス、41…CPU、42…ROM、43…RAM、44…HDD、45…HD、46…ディスプレイ、47…キーボード、48…マウス、49…LANI/F、51…操作認証手段、52…機器制御手段、53…状況管理手段、54…ファイル管理手段
Claims (10)
- 金属を溶融する際に使用する溶融容器を構成する耐火煉瓦の内側に積層される耐火部材に埋め込み可能な測温装置であって、
セラミックスを基材とし先端部が閉塞された中空部を有する筒形状の保護管と、該保護管の中空部に配置された温度測定用センサと、前記保護管を前記耐火煉瓦に固定する固定部と、を備えたことを特徴とする測温装置。 - 前記保護管の後端部分を耐火部材により形成したことを特徴とする請求項1に記載の測温装置。
- 前記固定部は、前記耐火煉瓦に形成された凹部に挿入される挿入部と、前記挿入部の挿入を規制する鍔部とにより構成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の測温装置。
- 前記固定部は、前記耐火煉瓦に形成された凹部に挿入する挿入部が所定長以上となるように構成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の測温装置。
- 請求項1乃至4の何れか1項に記載の測温装置と、
耐火煉瓦、該耐火煉瓦の内側に積層された耐火部材、前記耐火煉瓦に前記測温装置の保護管を設置するための凹部、及び前記凹部の底面に形成され且つ前記保護管の中空部に前記温度測定用センサを挿入するための貫通穴を有する溶融容器と、を備え、
前記測温装置の保護管は、少なくともその先端部分が前記溶融容器内に露出させた状態で前記溶融容器の耐火部材に埋め込まれていることを特徴とする溶融装置。 - 前記溶融容器の耐火部材に配設され前記溶融容器内の溶融金属の漏れを検出する漏れセンサを備えることを特徴とする請求項5に記載の溶融装置。
- 請求項5に記載の溶融装置の製造方法であって、
前記耐火煉瓦に形成されている凹部に前記測温装置の保護管を設置する工程と、
前記耐火煉瓦の内面側に耐火部材を積層する工程と、
耐火煉瓦の外側から前記凹部内の貫通穴を介して前記保護管の中空部の先端に前記温度測定用センサを挿入する工程と、からなることを特徴とする溶融装置の製造方法。 - 溶融装置を監視する溶融装置監視システムであって、
請求項5又は6に記載の溶融装置と、前記溶融装置を監視する監視装置と、を備え、
前記監視装置は、前記溶融装置の溶融容器に埋め込まれた測温装置の温度測定用センサの検出結果、又は前記漏れセンサの検出結果に基づいて、前記溶融装置の状態を監視することを特徴とする溶融装置監視システム。 - 前記監視装置は、前記溶融装置の異常を検知したときに警報音を出力する警報手段を備えていることを特徴とする請求項8に記載の溶融装置監視システム。
- 前記監視装置は、前記溶融装置の異常を検知したときに前記溶融装置を撮影する撮影手段を備えていることを特徴とする請求項8に記載の溶融装置監視システム。
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JP2007111525A JP2008267986A (ja) | 2007-04-20 | 2007-04-20 | 測温装置、溶融装置、溶融装置の製造方法、及び溶融装置監視システム |
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JP2007111525A Pending JP2008267986A (ja) | 2007-04-20 | 2007-04-20 | 測温装置、溶融装置、溶融装置の製造方法、及び溶融装置監視システム |
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WO2011096518A1 (ja) * | 2010-02-05 | 2011-08-11 | Jfeスチール株式会社 | 流体系の温度推定方法および装置、ならびに、流体系における物質成分の濃度および温度推定方法 |
JP2012518158A (ja) * | 2009-02-18 | 2012-08-09 | ヘレーウス エレクトロ−ナイト インターナシヨナル エヌ ヴイ | 温度測定装置 |
JP2014190977A (ja) * | 2013-03-28 | 2014-10-06 | Taiko Rozai Kk | 測温構造及びこれを用いた棚吊り検知方法 |
CN104515407A (zh) * | 2014-12-09 | 2015-04-15 | 济源赛孚工业陶瓷有限公司 | 烧结窑测温热电偶保护装置 |
CN105642828A (zh) * | 2016-01-11 | 2016-06-08 | 共享装备股份有限公司 | 型腔体以及型内时效的铸件测温方法 |
CN112338152A (zh) * | 2020-11-24 | 2021-02-09 | 沈阳铸造研究所有限公司 | 一种液态金属冷却定向凝固铸件及型壳温度的测量方法 |
-
2007
- 2007-04-20 JP JP2007111525A patent/JP2008267986A/ja active Pending
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