JP2008267905A - 振動対策支援システム、振動対策支援方法、振動対策支援プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明に係る振動対策支援システムは、対策を施す部位の候補である複数の着目部位と評価点とをモデル上に設定する設定手段と、着目部位の剛性を変化させたときの評価点の動特性の変化をそれぞれの着目部位について計算する計算手段と、前記計算結果をもとに着目部位の剛性と評価点の動特性の相関を示すグラフをそれぞれの着目部位について作成し、それらのグラフを表示する表示手段と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
図1は、振動対策支援システムの構成を示すブロック図である。振動対策支援システム1は、条件設定部10、着目部位設定部11、振動解析部12、対策効果計算部13、グラフ表示部14などの機能を備える。条件設定部10は、振動対策支援システムの処理に必要な条件を入力するための機能であり、着目部位設定部11は、着目部位をモデル上に設定する機能である。本実施形態では、条件設定部10および着目部位設定部11が本発明の設定手段に対応する。また、振動解析部12が解析手段に対応し、対策効果計算部13が計算手段に対応し、グラフ表示部14が表示手段に対応している。
図2は、振動対策支援システム1の処理の流れを示すフローチャートである。このフロ
ーチャートに沿って、振動対策支援システム1の機能および動作を具体的に説明する。
モデルを用いる。FEMモデルでは、三次元構造物が複数の要素(シェル要素、梁要素等)から構成される。個々の要素は複数の節点を有しており、要素間は節点で接続されている。自動車のような複雑な三次元構造物では、百万を超えるオーダーの多数の要素からモデルが構成されている。
果計算部13は、ある着目部位にバネ剛性を付加した場合における、評価点の加速度振幅を、伝達関数合成法により算出する。着目部位が100個、バネ剛性の付加量が20個、着目周波数が5個あったとしたら、100×20×5=10000通りのケースについて、評価点の加速度振幅が算出される。もし全てのケースについて振動解析(有限要素法解析)を行うとなれば膨大な時間がかかるが、それに比べて、本実施形態のように縮約モデルと伝達関数合成法を利用することで、大幅な時間短縮が図られる。対策効果計算部13の計算結果はCSVなどのファイル形式で出力される。
10 条件設定部
11 着目部位設定部
12 振動解析部
13 対策効果計算部
14 グラフ表示部
Claims (9)
- 振動を低減するための対策の検討を支援するシステムであって、
対策を施す部位の候補である複数の着目部位と評価点とをモデル上に設定する設定手段と、
着目部位の剛性を変化させたときの評価点の動特性の変化をそれぞれの着目部位について計算する計算手段と、
前記計算結果をもとに着目部位の剛性と評価点の動特性の相関を示すグラフをそれぞれの着目部位について作成し、それらのグラフを表示する表示手段と、
を備えることを特徴とする振動対策支援システム。 - 前記モデルは多数の節点から構成されるモデルであり、
前記着目部位は、前記多数の節点の中から任意に選ばれた2つの節点の組である
ことを特徴とする請求項1に記載の振動対策支援システム。 - 前記モデルの振動解析を行うことにより、節点と評価点の間の伝達関数をそれぞれの節点について算出する解析手段をさらに備え、
前記計算手段は、前記解析手段により算出された伝達関数を用いて、伝達関数合成法により、着目部位の剛性を変化させたときの評価点の動特性の変化を計算する
ことを特徴とする請求項2に記載の振動対策支援システム。 - 前記計算手段は、着目部位の剛性を変化させたときの評価点の動特性の変化を複数の周波数について計算し、それらを総合することによって前記複数の周波数を包含する周波数範囲についての計算結果を得る
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の振動対策支援システム。 - 前記計算手段は、剛性を増加させたときの評価点の動特性の変化だけでなく、剛性を減少させたときの評価点の動特性の変化も計算し、
前記グラフには両方の計算結果が示される
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の振動対策支援システム。 - 前記表示手段は、前記複数のグラフを同一のスケールで規則正しく並べる
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の振動対策支援システム。 - 前記表示手段は、与えられた評価指標に従って前記複数のグラフを並べ替える
ことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の振動対策支援システム。 - 振動を低減するための対策の検討を支援する方法であって、
コンピュータが、
対策を施す部位の候補である複数の着目部位と評価点とをモデル上に設定する処理と、
着目部位の剛性を変化させたときの評価点の動特性の変化をそれぞれの着目部位について計算する処理と、
前記計算結果をもとに着目部位の剛性と評価点の動特性の相関を示すグラフをそれぞれの着目部位について作成し、それらのグラフを表示する処理と、
を実行することを特徴とする振動対策支援方法。 - 振動を低減するための対策の検討を支援するプログラムであって、
コンピュータに、
対策を施す部位の候補である複数の着目部位と評価点とをモデル上に設定する処理と、
着目部位の剛性を変化させたときの評価点の動特性の変化をそれぞれの着目部位につい
て計算する処理と、
前記計算結果をもとに着目部位の剛性と評価点の動特性の相関を示すグラフをそれぞれの着目部位について作成し、それらのグラフを表示する処理と、
を実行させることを特徴とする振動対策支援プログラム。
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