JPH08159864A - 音響特性測定装置 - Google Patents

音響特性測定装置

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Publication number
JPH08159864A
JPH08159864A JP6303499A JP30349994A JPH08159864A JP H08159864 A JPH08159864 A JP H08159864A JP 6303499 A JP6303499 A JP 6303499A JP 30349994 A JP30349994 A JP 30349994A JP H08159864 A JPH08159864 A JP H08159864A
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JP
Japan
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sound pressure
listening point
detecting means
acoustic characteristic
pressure detecting
Prior art date
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Application number
JP6303499A
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English (en)
Inventor
Tomoyuki Matsuzawa
智之 松澤
Shinichi Maruyama
新一 丸山
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車室等を加工工作することなく車室内等の音
響特性を容易かつ正確に測定することを可能とする。 【構成】 エンクロージャ27の内部にスピーカユニッ
ト11を取り付けると共に、該エンクロージャ27に、
音が空間へ出てゆく開口47a,47bを設けて音源2
5を構成し、前記開口47a,47bが前記空間の受聴
点に位置するように音源25を配置し、空間のある点に
音圧検出手段5を配置し、受聴点と、音圧検出手段5と
の間の音響特性を測定する音響特性装置において、音源
25が駆動される毎に前記受聴点における音源25の加
振力を測定または推定する加振力測定手段21,31,
35を有し、加振力と音圧検出手段5の出力信号とに基
づいて受聴点と音圧検出手段5との間の音響特性を測定
する音響特性測定手段21を設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車室等のように狭い
室内における音響伝達特性を測定する音響特性測定装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の音響特性測定装置として
は、例えば図8に示すようなものがある(特開昭54−
71675号公報参照)。
【0003】即ち、この音響特性測定装置は、点音源1
を車室3等の空間の受聴点に配置し、マイクロホン5を
車室3等の音源に相当する点に配置して上記2点間の音
響特性を測定している。即ち、点音源1は、車室3内の
シート7上に設置され、内部に音響制動材を充填したホ
ーン9をスピーカ11の先に取り付けた構造となってい
る。これは、点音源1のインピーダンスを上げ、その結
果周囲の音場が変わっても受聴点での体積速度の変化を
少なくし、音響特性を音圧/スピーカ入力電圧の形で用
いても近似的に相反性が成立するようにするためであ
る。また、前記マイクロホン5はエンジンルーム13と
車室3とを区画するダッシュパネル15に取り付けられ
ている。そして、前記スピーカ11にはノイズ発生器1
7からの信号がアンプ19を介して入力されるようにな
っている。また、スピーカ入力電圧は演算装置21に入
力されるようになっている。更に前記マイクロホン5の
検出信号はアンプ23を介して演算装置21に入力され
るようになっている。
【0004】従ってノイズ発生器17からの信号がアン
プ19を介してスピーカ11に入力され、放射された音
はマイクロホン5で検出される。マイクロホン5の検出
信号はアンプ23を介して演算装置21に入力される。
従って音場における相反定理を応用し、前記2点間の音
響特性は音圧/スピーカ入力電圧の形で表すことがで
き、車室等を加工、工作することなく、車室内等の音響
特性を容易かつ正確に測定できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような装置では、車室等の受聴点に相当する点の空気の
体積速度を求めているわけではなく、求めることができ
るのは音圧/スピーカ入力電圧であるため、体積速度/
スピーカ入力電圧の特性も含まれてしまい、実際の音響
特性を表す音圧/体積速度の周波数特性と違いが生じ、
正確な周波数特性の形が求められないという問題があ
る。
【0006】そこで、この発明は、より正確な音響特性
の測定を容易に行なうことのできる音響特性測定装置の
提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、エンクロージャの内部にスピー
カユニットを取り付けると共に、該エンクロージャに、
音が空間へ出てゆく開口を設けて音源を構成し、前記開
口が前記空間の受聴点に位置するように前記音源を配置
し、前記空間のある点に音圧検出手段を配置し、前記受
聴点と音圧検出手段との間の音響特性を測定する音響特
性制御装置において、前記音源が駆動される毎に前記受
聴点における音源の加振力を測定または推定する加振力
測定手段を有し、前記加振力と前記音圧検出手段の出力
信号とに基づいて前記受聴点と音圧検出手段との間の音
響特性を測定する音響特性測定手段を設けたことを特徴
とする。
【0008】請求項2の発明は、請求項1記載の音響特
性測定装置であって、前記加振力測定手段は、前記スピ
ーカユニットのスピーカコーン振動検出手段と、前記受
聴点における音圧検出手段とを備え、前記スピーカコー
ン振動検出手段及び前記受聴点における音圧検出手段の
出力信号に基づいて前記加振力を演算する演算装置とか
らなることを特徴とする。
【0009】請求項3の発明は、請求項1記載の音響特
性測定装置であって、前記加振力測定手段は、前記スピ
ーカユニットへの入力検出手段と、前記受聴点における
音圧検出手段とを備え、前記スピーカユニットへの入力
検出手段及び前記受聴点における音圧検出手段の出力信
号に基づいて前記加振力を演算する演算装置とからなる
ことを特徴とする。
【0010】請求項4の発明は、請求項1記載の音響特
性測定装置であって、前記加振力測定手段は、前記受聴
点近傍における複数の音圧検出手段と、前記受聴点近傍
における複数の音圧検出手段の出力信号に基づいて前記
加振力を演算する演算装置とからなることを特徴とす
る。
【0011】請求項5の発明は、請求項1〜4の何れか
に記載の音響特性測定装置であって、前記エンクロージ
ャが人間の頭部と胸部の形状を有し、前記開口が耳部に
位置することを特徴とする。
【0012】請求項6の発明は、請求項5記載の音響特
性測定装置であって、前記受聴点の音圧検出手段は、前
記開口に設けられ、前記スピーカユニットは、前記胸部
に設けられていることを特徴とする。
【0013】請求項7の発明は、請求項1〜6のいずれ
かに記載の音響特性測定装置であって、前記エンクロー
ジャを自動車車室内のシート上に設け、前記空間に配置
する音圧検出手段を自動車車室内のダッシュパネルに設
けたことを特徴とする。
【0014】
【作用】上記手段の請求項1の発明によれば、スピーカ
ユニットに入力信号があると、スピーカユニットから発
せられた音が受聴点にあるエンクロージャの開口から空
間へ出ていく。空間に出た音は空間のある点に配置され
た音圧検出手段で検出される。そして、加振力測定手段
が受聴点における音源の加振力を測定または推定する。
そして、前記加振力と音圧検出手段の出力信号とに基づ
いて音響特性測定手段が受聴点と音圧検出手段との間の
音響特性を測定する。
【0015】請求項2の発明では、請求項1の発明の作
用に加え、スピーカコーン振動検出手段がスピーカユニ
ットの振動を検出する。また、受聴点における音圧検出
手段が受聴点での音圧を検出する。そして、スピーカコ
ーン振動検出手段及び受聴点における音圧検出手段の出
力信号に基づいて、スピーカユニットの加振力を演算す
ることができる。従って、演算した加振力と受聴点にお
ける音圧検出手段の検出信号とから受聴点における音圧
検出手段での空気の体積速度を求めることができる。こ
の体積速度と空間のある点の音圧検出手段の検出信号と
から、受聴点と空間のある点との間の音響特性を音圧/
体積速度の形で出力することができる。
【0016】請求項3の発明では、スピーカユニットへ
の入力を入力検出手段が検出し、受聴点における音圧を
音圧検出手段が検出し、そして、スピーカ入力検出手段
及び受聴点における音圧検出手段の出力信号に基づいて
加振力を演算することができる。このため、演算した加
振力と受聴点における音圧検出手段の検出信号とに基づ
いてスピーカユニットでの体積速度を求めることができ
る。このため、請求項2の発明と同様に受聴点と空間の
ある点との間の音響特性を音圧/体積速度の形で出力す
ることができる。
【0017】請求項4の発明では、請求項1の発明の作
用に加え、受聴点での音圧を受聴点近傍における複数の
音圧検出手段によって検出する。そして、この複数の音
圧検出手段の出力信号に基づいてスピーカユニットの加
振力を演算することができる。この演算した加振力と複
数の音圧検出手段によって検出した受聴点近傍における
音圧とにより受聴点での空気の体積速度を求めることが
できる。従って、請求項2の発明と同様に受聴点と空間
のある点との間の音響特性を音圧/体積速度の形で出力
することができる。
【0018】請求項5の発明では、請求項1〜4の発明
の作用に加え、エンクロージャが人間の頭部と胸部の形
状を有しているため、人間の頭部伝達関数や耳の特性を
考慮した音響特性を測定することができる。
【0019】請求項6の発明では、請求項5の発明の作
用に加え、耳部に位置する開口での音圧を受聴点での音
圧検出手段が検出することができる。従って、人間の頭
部伝達関数や耳の特性を考慮した音響特性を測定でき
る。
【0020】請求項7の発明では、請求項1〜6の発明
の作用に加え、自動車車室内のシート上での受聴点とエ
ンジンルームからの騒音の入力があるダッシュパネルと
の間の音響特性を音圧/体積速度の形で出力することが
できる。
【0021】
【実施例】以下、この発明の実施例を説明する。尚、図
8と同一構成部分には同符号を付して説明し、また重複
した説明は省略する。
【0022】図1はこの発明の第1実施例に係るブロッ
ク図である。そして、この発明の第1実施例においても
前記点音源1(図8)と同様な音源25が備えられてい
る。音源25は詳細には後述するが、概ねエンクロージ
ャ27内にスピーカユニット11を取り付けている。ス
ピーカユニット11の振動部にはスピーカコーン振動検
出手段としての加速度センサ31が設けられている。加
速度センサ31はアンプ33を介して音響特性測定手段
としての演算装置21に接続されている。またエンクロ
ージャ27の受聴点位置には受聴点における音圧検出手
段としてのマイクロホン35が設けられている。マイク
ロホン35はアンプ37を介して演算装置21に接続さ
れている。そして前記演算装置21と前記加速度センサ
31とマイクロホン35とはこの実施例において受聴点
における加振力を測定又は推定する加振力測定手段を構
成している。
【0023】前記音源25の詳細は図2のようになって
いる。まず、エンクロージャ27は中空の矩形立方体に
形成されている。エンクロージャ27の内部には縦横の
仕切壁39a,39b,41a,41bが設けられてい
る。横仕切壁41a,41bには2個のスピーカユニッ
ト11が設けられている。また、エンクロージャ27の
上部両側には貫通孔43a,43bが設けられている。
貫通孔43a,43bには短管45a,45bが嵌合固
定されている。この短管45a,45bによってエンク
ロージャ27から音が空間へ出ていく開口47a,47
bを構成している。開口47a,47bはエンクロージ
ャ27を前記のようにシート7へ載置した時、乗員の耳
位置の受聴点となるように構成されている。前記短管4
5a,45bの長さ方向中央下部には前記マイクロホン
35がそれぞれ設けられている。前記横仕切壁41a,
41bに前記スピーカユニット11がそれぞれ固定され
ている。また、各スピーカユニット11にはそれぞれ前
記加速度センサ31が取り付けられている。そして、前
記エンクロージャ27内の空間49a〜49dには吸音
材51a〜51dが充填されている。
【0024】つぎに、ノイズ発生器17からの加振信号
がアンプ19を介してスピーカユニット11に入力され
ると、スピーカユニット11は加振信号を音に変換し、
この音は各短管45a,45bの開口47a,47bか
ら空間としての車室3内へ出ていき、車室3内を加振す
る。この時のスピーカユニット11の振動部の加速度信
号は加速度センサ31によって検出され、アンプ33を
介して演算装置21に入力される。また、短管45a,
45bの開口47a,47bから出る音の音圧はマイク
ロホン35によって検出され、アンプ37を介して演算
装置21に入力される。さらに、車室3内を加振した音
はダッシュパネル15のマイクロホン5に到達してその
音圧が検出され、アンプ23を介して演算装置21の入
力される。そして、演算装置21は加速度センサ31か
らの加速度信号とマイクロホン35からの信号(音圧)
を用いて耳位置に相当する受聴点の加振力を演算する。
また、この加振力とマイクロホン35からの信号(音
圧)を用いて受聴点の空気の体積速度を求める。さら
に、この体積速度とダッシュパネル15のマイクロホン
5からの信号を用いて受聴点とダッシュパネル15、換
言すればマイクロホン35とマイクロホン5との間の音
響特性を音圧/体積速度の形で求めることができる。
【0025】ここで、耳位置に相当する点の空気の体積
速度は次のようにして求められる。スピーカユニット1
1振動部における音圧、体積速度をそれぞれPA
A 、マイクロホン35の位置における音圧、体積速度
をそれぞれPB ,VB とすると(1)式が成立する。
【数1】 ここで、a,b,c,dはスピーカユニット11とマイ
クロホン35との間の形状によって決まる値である。こ
の実施例ではスピーカユニット11とマイクロホン35
との間の形状は変わらないので定数となる。
【0026】(1)式においてPA の値はスピーカへの
電圧からVA の値は加速度センサ31からの加速度、P
B の値はマイクロホン35からの音圧を用いて求められ
る。よって、(1)式を用いれば耳位置に相当する点の
空気の体積速度VB を求めることができる。
【0027】このようにこの発明の第1実施例では、受
聴点における体積速度を求めることによって音響特性を
音圧/体積速度の形で求めることができるため、従来の
ように体積速度/スピーカ入力電圧の特性が含まれるこ
とがなくなり、実際の音響特性を表す音圧/体積速度の
周波数特性と一致し、正確な周波数特性の形を求めるこ
とができる。
【0028】また、このような処理を行なうと周囲の音
場が変化しても加振点での体積速度を常に求めることが
できるので、音圧/体積速度の形で音響特性を求めるこ
とができ、正確な周波数特性の測定を実現することがで
きる。
【0029】図3は、この発明の第2実施例に係るブロ
ック図を示している。この実施例において、上記実施例
と同一構成部分には同符号を付して説明し、重複した説
明は省略する。
【0030】この実施例ではスピーカユニット11の入
力電圧とマイクロホン35の音圧とから加振力を求めて
いる点が第1実施例と異なっている。従って、この第2
実施例ではスピーカユニット11に加速度検出器は設け
られておらず、スピーカユニット11への加振信号が演
算装置21へ入力されるようになっている。すなわち、
この第2実施例では演算装置21がスピーカユニット1
1への入力検出手段を構成し、この入力検出手段として
の演算装置21と受聴点における音圧検出手段としての
マイクロホン35とが受聴点における音源の加振力を測
定または推定する加振力測定手段を構成している。そし
て、スピーカユニット11の入力電圧とマイクロホン3
5によって検出した音圧とから受聴点における音源の加
振力を測定し、この加振力とマイクロホン35によって
検出した音圧とから演算装置21により受聴点における
体積速度を求めることができる。さらに、この体積速度
と前記マイクロホン5の検出した音圧とからマイクロホ
ン5,35間の音響特性を音圧/体積速度の形で出力す
ることができる。従って、この実施例では第1実施例と
同様な作用効果を奏する他、加速度センサを設ける必要
がなく、コストダウンを図ることができる。
【0031】図4,図5は、この発明の第3実施例を示
している。この実施例はエンクロージャの変形した例で
ある。この実施例では短管45a,45bにそれぞれ2
つのマイクロホン35a,35bが近接して取り付けら
れている。従って、受聴点近傍に複数の音圧検出手段を
備えた構成となっている。そして、この複数のマイクロ
ホン35a,35bで検出した音圧から演算装置21に
よって受聴点での音源の加振力を求めることができるの
である。また、この加振力とマイクロホン35a,35
bで検出した音圧とによって受聴点での空気の体積速度
を求めることができる。更に、この体積速度とマイクロ
ホン5で検出した音圧信号とを用いてマイクロホン5と
マイクロホン35との間の音響特性を音圧/体積速度の
形で出力することができる。
【0032】ここで、耳位置に相当する点の空気の体積
速度は次のようにして求められる。2本の近接したマイ
クロホン35a,35bの距離をr、空気の密度をρ、
2本の近接マイクロホン35a,35bにおけるクロス
スペクトルの虚部をIm AB、角振動数をωとすると全
帯域でのインテンシティIは(2)式のようになる。
【数2】 また、Iは(3)式のようにも書ける。 I=PU (3) ここで、Pは音圧、Uは粒子速度である。
【0033】(2)式、(3)式を用いて空気の体積速
度Vは、(4)式のようになる。
【数3】 ただし、Sはマイクロホン35a,35bにおける粒子
経路の断面積、PA ,PB は2本の季節マイクロホン3
5a,35bの検出音圧である。
【0034】以上のようにして、2本の近接マイクロホ
ン35a,35bを用いて耳位置に相当する受聴点の空
気の体積速度を求めることができる。
【0035】従って、この第3実施例でも第1実施例と
ほぼ同様な作用効果を奏する他、受聴点でのマイクロホ
ン35a,35bの信号によって加振力及び体積速度を
求めることができ、より正確な出力が可能となる。
【0036】図6は、この発明の第4実施例を示してい
る。この第4実施例はエンクロージャの変形例を示して
いる。この図6のエンクロージャ53は、前記図2の第
1実施例のエンクロージャ27に対応しており、基本的
な構成は同一である。ただし、この図6の実施例ではエ
ンクロージャ53が人間の頭部53aと胸部53bの形
状を有したものである。そして、頭部53aの耳部53
cに開口47a(47b)を位置させたものである。従
って、この実施例では第1実施例とほぼ同様な作用効果
を奏する他、エンクロージャ53が人間の頭部と胸部の
形状をしているため、人間の頭部伝達関数や耳の特性を
考慮した音響特性を測定することができる。また、スピ
ーカユニット11を胸部に無理なく取り付けることがで
きる。なお、この第2実施例において加速度センサ31
の代わりにスピーカユニット11の入力電圧を用いて耳
位置における空気の体積速度を求めることもできる。
【0037】図7は、この発明の第5実施例を示してい
る。この実施例もエンクロージャの変形例を示してい
る。この図7のエンクロージャ55は、前記図5の第3
実施例のエンクロージャ27に対応している。そして、
エンクロージャ55が頭部55aと胸部55bの形を有
したものである。従って、前記第3実施例と同様な作用
効果を奏することができる他、第4実施例と同様に人間
の頭部伝達関数や耳の特性を考慮した音響特性を測定で
きるという利点がある。
【0038】なお、上記各実施例ではダッシュパネルと
車室内の運転席耳位置との間の音響特性を測定する場合
について説明したが、これ以外の適用対象、例えばオー
ディオのスピーカと座席耳位置との間の音響特性を測定
することに応用することも可能である。また、車両以外
の適用対象、例えば船舶、航空機、あるいは家屋等に適
用することも可能である。
【0039】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の発
明によれば、加振力測定手段によって、受聴点の音源の
加振力を測定し、この加振力と空間のある点の音圧検出
手段の出力信号とに基づいて受聴点と音圧検出手段との
間の音響特性を測定することができる。即ち、加振力に
基づいて受聴点における体積速度を求め、この体積速度
と音圧検出手段との出力信号とにより受聴点と音圧検出
手段との間の音響特性を音圧/体積速度の関係で出力す
ることができる。従って、周囲の音場が変化しても加振
点での体積速度を常に求めるため、音響特性を正確に求
めることができる。
【0040】請求項2の発明では、スピーカユニットの
スピーカコーン振動検出手段と受聴点における音圧検出
手段とにより受聴点における音源の加振力を測定または
推定することができる。そして、この加振力と受聴点に
おける音圧検出手段の出力信号とに基づいて受聴点の体
積速度を求めることができる。この体積速度と空間のあ
る点の音圧検出手段の出力信号とに基づいて受聴点と空
間のある点との間の音響特性を音圧/体積速度の形で正
確に求めることができる。従って、周囲の音場が変化し
ても加振点での体積速度を常に求めることができるの
で、音響特性を正確に求めることができる。
【0041】請求項3の発明では、スピーカユニットへ
の入力検出手段と受聴点における音圧検出手段とによ
り、受聴点における加振力を測定または推定することが
できる。そして、この加振力と受聴点における音圧検出
手段の出力信号とに基づいて受聴点での空気の体積速度
を求めることができる。この体積速度と空間のある点で
の音圧検出手段の検出信号とに基づいて受聴点と空間の
ある点との間の音響特性を音圧/体積速度の形で出力す
ることができる。従って、周囲の音場が変化しても加振
点での体積速度を常に求めることができ、音響特性を正
確に求めることができる。また、加振力の測定または推
定に際してスピーカユニットへの入力信号を用いるた
め、構造が簡単で安価に製造することができる。
【0042】請求項4の発明では、受聴点における複数
の音圧検出手段の出力信号に基づいて受聴点における音
源の加振力を求めることができる。この加振力と受聴点
での音圧検出手段の出力信号とに基づいて受聴点での体
積速度を求めることができる。そして、この体積速度と
空間のある点での音圧検出手段の出力信号とに基づいて
受聴点と空間のある点との間の音響特性を音圧/体積速
度の形で出力することができる。従って、周囲の音場が
変化しても加振点での体積速度を常に求めることがで
き、音響特性を正確に求めることができる。また、受聴
点での複数の音圧検出手段の信号によって加振力を求め
るため、より正確な音響特性の出力を行なうことができ
る。
【0043】請求項5の発明では、請求項1〜4のいず
れかの発明の効果に加え、人間の頭部伝達関数や耳の特
性を考慮して音響特性を測定することができ、人間にと
ってより正確な音響特性を測定することができる。
【0044】請求項6の発明では、請求項5の発明の効
果に加え、受聴点の音圧検出手段を耳部の開口に設ける
ことができ、より正確に音響特性を出力することができ
る。また、スピーカユニットを胸部に設けることによっ
てスピーカユニットの設定を無理なく行なうことができ
る。
【0045】請求項7の発明では、請求項1〜6のいず
れかの発明の効果に加え、自動車車室内のシートからダ
ッシュパネルの間の音響特性を正確に求めることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例に係る音響特性測定装置
の全体ブロック図である。
【図2】この発明の第1実施例に係るエンクロージャの
拡大断面図である。
【図3】この発明の第2実施例に係る音響特性測定装置
の全体ブロック図である。
【図4】この発明の第3実施例に係る音響特性測定装置
の全体ブロック図である。
【図5】この発明の第3実施例に係るエンクロージャの
断面図である。
【図6】この発明の第4実施例に係るエンクロージャの
一部断面図である。
【図7】この発明の第5実施例に係るエンクロージャの
一部断面図である。
【図8】従来例に係る音響特性測定装置の全体ブロック
図である。
【符号の説明】
3 車室 5 マイクロホン 7 シート 11 スピーカユニット 21 演算装置(音響特性測定手段、加振力測定手段) 25 音源 27 エンクロージャ 31 加速度センサ(加振力測定手段) 35 マイクロホン(加振力測定手段) 47a 開口 47b 開口 53 エンクロージャ 53a 頭部 53b 胸部 55 エンクロージャ 55a 頭部 55b 胸部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年3月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】請求項3の発明では、スピーカユニットへ
の入力を入力検出手段が検出し、受聴点における音圧を
音圧検出手段が検出し、そして、スピーカ入力検出手段
及び受聴点における音圧検出手段の出力信号に基づいて
加振力を演算することができる。このため、演算した加
振力と受聴点における音圧検出手段の検出信号とに基づ
いて受聴点における音圧検出手段での体積速度を求める
ことができる。このため、請求項2の発明と同様に受聴
点と空間のある点との間の音響特性を音圧/体積速度の
形で出力することができる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】請求項4の発明では、請求項1の発明の作
用に加え、受聴点での音圧を受聴点近傍における複数の
音圧検出手段によって検出する。そして、この複数の音
圧検出手段の出力信号に基づいて受聴点の加振力すなわ
ち空気の体積速度を演算することができる。従って、請
求項2の発明と同様に受聴点と空間のある点との間の音
響特性を音圧/体積速度の形で出力することができる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】つぎに、ノイズ発生器17からの加振信号
がアンプ19を介してスピーカユニット11に入力され
ると、スピーカユニット11は加振信号を音に変換し、
この音は各短管45a,45bの開口47a,47bか
ら空間としての車室3内へ出ていき、車室3内を加振す
る。この時のスピーカユニット11の振動部の加速度信
号は加速度センサ31によって検出され、アンプ33を
介して演算装置21に入力される。また、短管45a,
45bの開口47a,47bから出る音の音圧はマイク
ロホン35によって検出され、アンプ37を介して演算
装置21に入力される。さらに、車室3内を加振した音
はダッシュパネル15のマイクロホン5に到達してその
音圧が検出され、アンプ23を介して演算装置21の入
力される。そして、演算装置21は加速度センサ31か
らの加速度信号とマイクロホン35からの信号(音圧)
を用いて耳位置に相当する受聴点の加振力すなわち空気
の体積速度を演算する。さらに、この体積速度とダッシ
ュパネル15のマイクロホン5からの信号を用いて受聴
点とダッシュパネル15、換言すればマイクロホン35
とマイクロホン5との間の音響特性を音圧/体積速度の
形で求めることができる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】ここで、耳位置に相当する点の空気の体積
速度は次のようにして求められる。スピーカユニット1
1振動部における音圧、体積速度をそれぞれPA
A 、マイクロホン35の位置における音圧、体積速度
をそれぞれPB ,VB とすると(1)式が成立する。
【数1】 ここで、a,b,c,dはスピーカユニット11とマイ
クロホン35との間の形状によって決まる値である。こ
の実施例ではスピーカユニット11とマイクロホン35
との間の形状は変わらないので定数となる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】(1)式においてVA の値は加速度センサ
31からの加速度、PB の値はマイクロホン35からの
音圧を用いて求められる。よって、(1)式を用いれば
耳位置に相当する点の空気の体積速度VB を求めること
ができる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】この実施例ではスピーカユニット11の入
力電圧とマイクロホン35の音圧とから加振力を求めて
いる点が第1実施例と異なっている。従って、この第2
実施例ではスピーカユニット11に加速度検出器は設け
られておらず、スピーカユニット11への加振信号が演
算装置21へ入力されるようになっている。すなわち、
この第2実施例では演算装置21がスピーカユニット1
1への入力検出手段を構成し、この入力検出手段として
の演算装置21と受聴点における音圧検出手段としての
マイクロホン35とが受聴点における音源の加振力を測
定または推定する加振力測定手段を構成している。そし
て、スピーカユニット11の入力電圧とマイクロホン3
5によって検出した音圧とから受聴点における音源の加
振力、すなわち空気の体積速度を求めることができる。
さらに、この体積速度と前記マイクロホン5の検出した
音圧とからマイクロホン5,35間の音響特性を音圧/
体積速度の形で出力することができる。従って、この実
施例では第1実施例と同様な作用効果を奏する他、加速
度センサを設ける必要がなく、コストダウンを図ること
ができる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】図4,図5は、この発明の第3実施例を示
している。この実施例はエンクロージャの変形した例で
ある。この実施例では短管45a,45bにそれぞれ2
つのマイクロホン35a,35bが近接して取り付けら
れている。従って、受聴点近傍に複数の音圧検出手段を
備えた構成となっている。そして、この複数のマイクロ
ホン35a,35bで検出した音圧から演算装置21に
よって受聴点での音源の加振力、すなわち空気の体積速
度を求めることができるのである。更に、この体積速度
とマイクロホン5で検出した音圧信号とを用いてマイク
ロホン5とマイクロホン35との間の音響特性を音圧/
体積速度の形で出力することができる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】(2)式、(3)式を用いて空気の体積速
度Vは、(4)式のようになる。
【数3】 ただし、Sはマイクロホン35a,35bにおける粒子
経路の断面積、PA ,PB は2本の近接マイクロホン3
5a,35bの検出音圧である。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】従って、この第3実施例でも第1実施例と
ほぼ同様な作用効果を奏する。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の発
明によれば、加振力測定手段によって、受聴点の音源の
加振力を測定し、この加振力と空間のある点の音圧検出
手段の出力信号とに基づいて受聴点と音圧検出手段との
間の音響特性を測定することができる。換言すれば、加
振力、すなわち空気の体積速度と音圧検出手段との出力
信号とにより受聴点と音圧検出手段との間の音響特性を
音圧/体積速度の関係で出力することができる。従っ
て、周囲の音場が変化しても加振点での体積速度を常に
求めるため、音響特性を正確に求めることができる。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0040
【補正方法】変更
【補正内容】
【0040】請求項2の発明では、スピーカユニットの
スピーカコーン振動検出手段と受聴点における音圧検出
手段とにより受聴点における音源の加振力、すなわち空
気の体積速度を測定または推定することができる。この
体積速度と空間のある点の音圧検出手段の出力信号とに
基づいて受聴点と空間のある点との間の音響特性を音圧
/体積速度の形で正確に求めることができる。従って、
周囲の音場が変化しても加振点での体積速度を常に求め
ることができるので、音響特性を正確に求めることがで
きる。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】請求項3の発明では、スピーカユニットへ
の入力検出手段と受聴点における音圧検出手段とによ
り、受聴点における加振力、すなわち空気の体積速度を
測定または推定することができる。この体積速度と空間
のある点での音圧検出手段の検出信号とに基づいて受聴
点と空間のある点との間の音響特性を音圧/体積速度の
形で出力することができる。従って、周囲の音場が変化
しても加振点での体積速度を常に求めることができ、音
響特性を正確に求めることができる。また、加振力の測
定または推定に際してスピーカユニットへの入力信号を
用いるため、構造が簡単で安価に製造することができ
る。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0042
【補正方法】変更
【補正内容】
【0042】請求項4の発明では、受聴点における複数
の音圧検出手段の出力信号に基づいて受聴点における音
源の加振力、すなわち空気の体積速度を求めることがで
きる。そして、この体積速度と空間のある点での音圧検
出手段の出力信号とに基づいて受聴点と空間のある点と
の間の音響特性を音圧/体積速度の形で出力することが
できる。従って、周囲の音場が変化しても加振点での体
積速度を常に求めることができ、音響特性を正確に求め
ることができる。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンクロージャの内部にスピーカユニッ
    トを取り付けると共に、該エンクロージャに、音が空間
    へ出てゆく開口を設けて音源を構成し、 前記開口が前記空間の受聴点に位置するように前記音源
    を配置し、 前記空間のある点に音圧検出手段を配置し、 前記受聴点と音圧検出手段との間の音響特性を測定する
    音響特性測定装置において、 前記音源が駆動される毎に前記受聴点における音源の加
    振力を測定または推定する加振力測定手段を有し、 前記加振力と前記音圧検出手段の出力信号とに基づいて
    前記受聴点と音圧検出手段との間の音響特性を測定する
    音響特性測定手段を設けたことを特徴とする音響特性測
    定装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の音響特性測定装置であっ
    て、 前記加振力測定手段は、前記スピーカユニットのスピー
    カコーン振動検出手段と、前記受聴点における音圧検出
    手段と、前記スピーカコーン振動検出手段及び前記受聴
    点における音圧検出手段の出力信号に基づいて前記加振
    力を演算する演算装置とからなることを特徴とする音響
    特性測定装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の音響特性測定装置であっ
    て、 前記加振力測定手段は、前記スピーカユニットへの入力
    検出手段と、前記受聴点における音圧検出手段と、前記
    スピーカユニットへの入力検出手段及び前記受聴点にお
    ける音圧検出手段の出力信号に基づいて前記加振力を演
    算する演算装置とからなることを特徴とする音響特性測
    定装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の音響特性測定装置であっ
    て、 前記加振力測定手段は、前記受聴点近傍における複数の
    音圧検出手段と、前記受聴点近傍における複数の音圧検
    出手段の出力信号に基づいて前記加振力を演算する演算
    装置とからなることを特徴とする音響特性測定装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4の何れかに記載の音響特性
    測定装置であって、 前記エンクロージャが人間の頭部と胸部の形状を有し、
    前記開口が耳部に位置することを特徴とする音響特性測
    定装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の音響特性測定装置であっ
    て、 前記受聴点の音圧検出手段は、前記開口に設けられ、 前記スピーカユニットは、前記胸部に設けられているこ
    とを特徴とする音響特性測定装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載の音響特
    性測定装置であって、 前記エンクロージャを自動車車室内のシート上に設け、 前記空間に配置する音圧検出手段を自動車車室内のダッ
    シュパネルに設けたことを特徴とする音響特性測定装
    置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2008267905A (ja) * 2007-04-18 2008-11-06 Toyota Motor Corp 振動対策支援システム、振動対策支援方法、振動対策支援プログラム
JP2009186481A (ja) * 2008-02-08 2009-08-20 Avl List Gmbh 伝達経路毎の成分を算定するための方法
JP2011179966A (ja) * 2010-03-01 2011-09-15 Honda Motor Co Ltd 音響感度測定装置
KR101428108B1 (ko) * 2008-12-16 2014-08-07 현대자동차주식회사 차량용 라인 어레이 스피커의 음향제어 방법
CN103994892A (zh) * 2014-05-05 2014-08-20 中国汽车技术研究中心 一种车辆声功率测试系统与测试方法

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