JP7036209B2 - 診断装置、診断方法、及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、構造物の診断をする診断装置、診断方法に関し、更には、これらを実現するためのプログラムに関する。
構造物の劣化又は損傷などの変化を診断する方法として、モード信頼性評価基準(MAC:Modal Assurance Criterion)を用いて診断をする方法がある。その方法によれば、まず、変化が発生する前に計測した所定モードの振動を表すモードベクトルと、変化が発生した後に計測した当該モードの振動を表すモードベクトルとを用いて類似度(又は関連性)を表すMAC値を算出し、二つのモードベクトルの変化を定量化する。
続いて、算出したMAC値を用いて、二つのモードベクトルが類似しているか否かを診断する。MAC値は、「1」に近いほど二つのモードベクトルの類似度は高く、「0」に近いほど二つのモードベクトルの類似度は低くなる。従って、MAC値が低ければ、構造物に変化があると診断できる。
関連する技術として、特許文献1には、構造物を解析する場合に用いる解析モデルの解析精度を向上させる装置が開示されている。特許文献1に開示された装置は、まず、構造物に対して実施した振動試験の結果を用いて算出したモードベクトルと、当該構造物の解析モデルを用いて算出したモードベクトルとのMAC値を算出する。続いて、特許文献1に開示された装置は、算出したMAC値を用いて、振動試験の結果を用いて算出したモードベクトルと、解析モデルを用いて算出したモードベクトルとが類似している程度を評価している。
特開2016-177530号公報
しかしながら、実際に構造物の変化を診断する場合、構造物に設置されたセンサの許容誤差、計測精度、振動試験(例えば、ハンマリング試験)における加振精度、構造物にかかる荷重などの影響により、計測するたびにモードベクトルにはばらつきが生じる。従って、変化が発生する前に計測した所定モードベクトルにも、変化が発生した後に計測した当該モードベクトルにもばらつきがあるため、二つのモードベクトルに基づいて算出したMAC値を用いても、精度よく構造物の変化を診断することは困難である。
また、特許文献1に開示された装置は、構造物を解析する場合に用いる解析モデルの解析精度を向上させる装置で、構造物の変化を診断する装置ではない。更に、特許文献1に開示された装置では、振動試験において計測にばらつきがある場合、振動試験の結果を用いて生成したモードベクトルと、解析モデルを用いて生成したモードベクトルとに基づいて生成したMAC値を用いても、解析モデルの解析精度を向上させることはできない。
本発明の目的の一例は、構造物の変化を診断する精度を向上させる診断装置、診断方法、及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一側面における診断装置は、
複数のセンサを用いて診断期間に計測された構造物の振動のうち、対象とするモードの振動を表す対象振動情報を生成する、対象振動情報生成手段と、
前記対象振動情報間の関連性を表す比較関連情報、又は、前記診断期間と異なる基準期間に計測された振動のうち、当該対象とするモードの振動を表す基準振動情報と、前記対象振動情報との関連性を表す前記比較関連情報を生成する、比較関連情報生成手段と、
前記比較関連情報の分布を算出する、分布算出手段と、
前記基準振動情報間の関連性を表す基準関連情報の分布と、前記比較関連情報に関して算出した分布とを比較した結果に基づき、前記診断期間、及び、前記基準期間の間に前記構造物に変化が生じたと診断する、診断手段と
を有することを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明の一側面における診断方法は、
(a)複数のセンサを用いて診断期間に計測された構造物の振動のうち、対象とするモードの振動を表す対象振動情報を生成する、ステップと、
(b)前記対象振動情報間の関連性を表す比較関連情報、又は、前記診断期間と異なる基準期間に計測された振動のうち、当該対象とするモードの振動を表す基準振動情報と、前記対象振動情報との関連性を表す前記比較関連情報を生成する、ステップと、
(c)前記比較関連情報の分布を算出する、ステップと、
(d)前記基準振動情報間の関連性を表す基準関連情報の分布と、前記比較関連情報に関して算出した分布とを比較した結果に基づき、前記診断期間、及び、前記基準期間の間に前記構造物に変化が生じたと診断する、ステップと
を有することを特徴とする。
更に、上記目的を達成するため、本発明の一側面におけるプログラムは
コンピュータに、
(a)複数のセンサを用いて診断期間に計測された構造物の振動のうち、対象とするモードの振動を表す対象振動情報を生成する、ステップと、
(b)前記対象振動情報間の関連性を表す比較関連情報、又は、前記診断期間と異なる基準期間に計測された振動のうち、当該対象とするモードの振動を表す基準振動情報と、前記対象振動情報との関連性を表す前記比較関連情報を生成する、ステップと、
(c)前記比較関連情報の分布を算出する、ステップと、
(d)前記基準振動情報間の関連性を表す基準関連情報の分布と、前記比較関連情報に関して算出した分布とを比較した結果に基づき、前記診断期間、及び、前記基準期間の間に前記構造物に変化が生じたと診断する、ステップと
を実行させることを特徴とする。
以上のように本発明によれば、構造物の変化を診断する精度を向上させることができる。
図1は、診断装置の一例を示す図である。 図2は、診断装置と、診断装置を有するシステムを具体的に示す図である。 図3は、計測した振動波をフーリエ変換した振幅スペクトルの図である。 図4は、基準関連情報の分布と比較関連情報の分布とを示す図である。 図5は、診断装置の動作の一例を示す図である。 図6は、診断装置を実現するコンピュータの一例を示す図である。
(実施の形態)
以下、本発明の実施の形態について、図1から図6を参照しながら説明する。
[装置構成]
最初に、図1を用いて、本実施の形態における診断装置の構成について説明する。図1は、診断装置の一例を示す図である。
図1に示すように、本実施の形態における診断装置1は、構造物の劣化又は損傷などの変化(異常)を診断する精度を向上させることができる装置である。図1に示すように、診断装置1は、対象振動情報生成手段2と、比較関連情報生成手段3と、分布算出手段4と、診断手段5とを有している。
このうち、対象振動情報生成手段2は、複数のセンサを用いて診断期間に計測された構造物の振動のうち、対象とするモードの振動を表す対象振動情報を生成する。対象振動情報は、例えば、モードベクトル、又は座標モードベクトルなどである。
比較関連情報生成手段3は、診断期間と異なる基準期間に計測された振動のうち、当該対象とするモードの振動を表す基準振動情報と、診断期間における対象振動情報との関連性を表す比較関連情報を生成する。すなわち、比較関連情報生成手段3は、診断期間より前の基準期間に生成した基準振動情報と、診断期間における対象振動情報とを用いて、比較関連情報を生成する。
又は、比較関連情報生成手段3は、対象振動情報間の関連性を表す比較関連情報を生成してもよい。すなわち、比較関連情報生成手段3は、診断期間に計測した振動だけを用いて、比較関連情報を生成する。比較関連情報は、例えば、MAC、座標モード信頼性評価基準(COMAC:Coordinate Modal Assurance Criteria)などである。
分布算出手段4は、比較関連情報の分布を算出する。分布は、例えば、比較関連情報に関して頻度を解析した頻度分布などである。診断手段5は、基準振動情報間の関連性を表す基準関連情報の分布と、比較関連情報に関して算出した分布とを比較した結果に基づき、診断期間、及び、基準期間の間に構造物に変化が生じたかを診断する。分布に基づく診断は、例えば、仮説的検定などを用いる。
このように、本実施の形態では、基準関連情報の分布と比較関連情報の分布とを比較した結果に基づき、構造物に変化が生じたか否かを診断するので、構造物の変化を診断する精度が向上する。すなわち、構造物に設置されたセンサの許容誤差、計測精度、振動試験における加振精度、構造物にかかる荷重などの影響により、計測するたびにモードベクトルにばらつきが生じても、基準があるので、精度よく構造物の変化を診断することができる。
続いて、図2を用いて、本実施の形態における診断装置1の構成をより具体的に説明する。図2は、診断装置と、診断装置を有するシステムを具体的に示す図である。
図2に示すように、本実施の形態におけるシステムは、診断装置1と複数のセンサ21(図2においては、センサ21を、センサ21a、21b、21c、21d、21eと表記する)とを有する。また、診断装置1は、対象振動情報生成部2(対象振動情報生成手段)、比較関連情報生成部3(比較関連情報生成手段)、分布算出部4(分布算出手段)、診断部5(診断手段)を有する。
構造物20は、例えば、少なくとも砂、水、セメントを用いて凝固させた硬化物(コンクリート、又はモルタルなど)、又は金属、又はそれらを用いて構築された構造物である。また、構造物20は、建築物全体、又はその一部である。更に、構造物20は、機械類の全体、又はその一部である。
センサ21は、構造物20に取り付けられ、構造物20の少なくとも振動の大きさを計測し、計測した振動の大きさを示す情報を診断装置1へ送信する。例えば、センサ21は、計測した振動の大きさを示す情報を有する信号を、診断装置1へ送信する。センサ21は、例えば、三軸加速度センサ、ファイバセンサなどを用いることが考えられる。
具体的には、図2に示すように、構造物20に取り付けられた複数のセンサ21aから21eそれぞれは、取り付けられた位置において加速度を計測する。続いて、複数のセンサ21aから21eそれぞれは、計測した加速度の情報を有する信号を、診断装置1へ送信する。なお、センサ21と診断装置1とのやり取りには、有線通信、又は無線通信などを用いる。
対象振動情報生成部2は、上述した基準期間、診断期間において、複数のセンサ21aから21eを用いて計測された構造物20の振動のうち、対象とするモードの振動を表す対象振動情報を生成する。具体的には、対象振動情報生成部2は、上述した診断期間、基準期間において、複数のセンサ21aから21eが計測した構造物20の振動の大きさを示す情報(振動波)に基づいて、予め設定した対象とするモードのモードベクトルなどを算出する。なお、基準期間に生成した対象振動情報は、以降において基準振動情報と表記する。
図3は、計測した振動波をフーリエ変換した振幅スペクトルの図である(複数回の振動試験をしたうちの一つの振動波をフーリエ変換して得られたフーリエ成分の絶対値の図である)。図3の例では、対象のモードとして10[Hz]が予め設定されている。対象モードは、例えば、構造物20の変化を診断し易いモードに設定する。
続いて、対象振動情報生成部2は、対象とするモードの振動を表すモードベクトルを生成する。例えば、対象振動情報生成部2は、対象とするモードについて、センサ21aから21eそれぞれに対して、式(1)に示すような、複素ベクトルを用いて、モードベクトルを生成する。
Figure 0007036209000001
また、対象振動情報生成部2は、対象とするモードを含む所定範囲に含まれるモードの振動を表す対象振動情報を生成してもよい。その理由は、構造物20に設置されたセンサ21の許容誤差、計測精度、振動試験における加振精度、構造物にかかる荷重、構造物20の変化などの影響により、対象とするモードに対応する周波数がずれると予測されるためである。そこで、対象とするモードに対応する周波数は、上述した影響により当該周波数からずれると予測される所定範囲内の周波数を含むようにする。図3の例では、対象のモードの周波数は、10[Hz]を含む所定範囲に設定している。所定範囲は、例えば、実験、シミュレーション、機械学習などにより求め、予め記憶しておく。
比較関連情報生成部3は、基準期間において基準振動情報間の関連性を表す比較関連情報(基準関連情報:類似度を表す指標)を生成する。また、比較関連情報生成部3は、基準期間において生成した基準振動情報と、診断期間において生成した対象振動情報との関連性を表す比較関連情報(類似度を表す指標)を生成する。
具体的には、比較関連情報生成部3は、基準期間に実施した振動試験において生成した複数のモードベクトル間の関連性を表すMACを算出する。すなわち、比較関連情報生成部3は、基準期間に実施した振動試験において生成した複数のモードベクトルから二つのモードベクトルを選択し、選択した二つのモードベクトルを表すMACを式(2)に示された処理に従い算出する。比較関連情報生成部3は、複数のモードベクトルから任意の二つのモードベクトルを組み合わせに応じて、複数のMACを算出してもよい。
また、基準期間に実施した振動試験において生成したモードベクトルと、診断期間に実施した振動試験において生成したモードベクトルとの関連性を表すMACを算出する。この場合に、MACは、例えば、基準期間における振動に基づき算出される複数のモードベクトルのうち一つのベクトルを選び、診断期間における振動に基づき算出されるモードベクトルのうち一つのベクトルを選び、選んだ二つのベクトルに関して算出される。すなわち、MACは、基準期間における一つのモードベクトルと、診断期間における一つのモードベクトルとに基づき算出される値である。従って、この場合に、MACは、基準期間におけるモードベクトルと、診断期間におけるモードベクトルとの組み合わせた分だけ算出することができる。例えば、比較関連情報生成部3は、対象とするモードについて、式(2)を用いてMACを算出する。
Figure 0007036209000002
なお、基準期間においてM回の振動試験を実施した場合、M個のモードベクトルを組み合わせ、個のMACを算出する。ただし、M回の振動試験において正常なモードベクトルが(M-m)回しか算出できない場合には、M-m個のMACを算出する。
また、基準期間においてM回の振動試験を実施し、診断期間においてN回の振動試験を実施した場合、基準期間に生成したM個のモードベクトルと、診断期間において生成したN個のモードベクトルとを組み合わせて(N×M)個のMACを算出する。ただし、診断期間、又は基準期間、又はその両方において、正常なモードベクトルが算出できない場合、正常なモードベクトルを用いてMACを算出する。例えば、診断期間にN個のモードベクトルが算出でき、基準期間にM回の振動試験において正常なモードベクトルが(M-m)回しか算出できない場合、(N×(M-m))個のMACを算出する。
又は、比較関連情報生成部3は、基準期間に生成した基準振動情報と、診断期間に生成した対象振動情報との関連性を表す比較関連情報以外に、診断期間において生成した対象振動情報間の関連性を表す比較関連情報を生成してもよい。具体的には、比較関連情報生成部3は、診断期間に実施した振動試験において生成した複数のモードベクトルを用いて、モードベクトル間の関連性を表すMACを算出する。例えば、診断期間においてN回の振動試験を実施した場合、N個のモードベクトルを組み合わせ、個のMACを算出する。ただし、N回の振動試験において正常なモードベクトルが(N-n)回しか算出できない場合には、N-n個のMACを算出する。
なお、上述したMは、2以上の正の整数である。mは、Mより小さい正の整数である。Nは、2以上の正の整数である。nは、Nより小さい正の整数である。
更に、比較関連情報は、MACに限定されるものではない。例えば、比較関連情報としてCOMACを用いてもよい。その場合、まず、対象振動情報生成部2は、上述した診断期間、基準期間において、複数のセンサ21aから21eが計測した構造物20の振動の大きさを示す情報(振動波)に基づいて、座標モードベクトルを算出する。対象振動情報生成部2は、例えば、対象とするモードについて、式(3)を用いて座標モードベクトルを算出する。
Figure 0007036209000003
続いて、比較関連情報生成部3は、基準期間において生成した座標モードベクトルと診断期間において生成した座標モードベクトルとの関連性を表す比較関連情報、又は、診断期間において生成した座標モードベクトル間の関連性を表す比較関連情報を生成する。なお、比較関連情報生成部3は、例えば、対象とするモードについて、式(4)を用いてCOMACを算出する。
Figure 0007036209000004
また、MAC、COMAC以外の二つのモード間の関連性を表す方法を用いてもよい。具体的には、実空間におけるモード波形をフーリエ変換し、フーリエ変換した空間(例えば、逆格子空間、逆空間、運動量空間、波数空間、k空間など)における、モード波形に対応する値の差異を用いて関連性を表してもよい。
分布算出部4は、基準期間において基準振動情報間の関連性を表す基準関連情報の分布を算出する。また、分布算出部4は、基準期間において生成した基準振動情報と対象振動情報との関連性を表す比較関連情報の分布を算出する。又は、分布算出部4は、診断期間において生成した対象振動情報間の関連性を表す比較関連情報の分布を算出してもよい。
分布は、例えば、式(2)を参照しながら上述したような処理に従い算出されるMACの分布である。また、分布算出部4は、例えば、基準振動情報に関して算出された複数のMACの頻度を解析することにより、基準関連情報に関する当該複数のMACの分布を算出する。更に、分布算出部4は、基準振動情報と、対象振動情報とに関して算出された複数のMACの頻度を解析することにより、比較関連情報に関する当該複数のMACの分布を算出する。
具体的には、分布算出部4は、MAC又はCOMACなどを用いて算出した、基準関連情報と比較関連情報とを用いて頻度分布などの相関分布を表す情報を算出する。図4は、基準関連情報の分布と比較関連情報の分布とを示す図である。
診断部5は、基準振動情報間の関連性を表す基準関連情報の分布と、比較関連情報に関して算出した分布との間に所定差異以上の分布差がある場合、診断期間、及び、基準期間の間に当該構造物に変化が生じたと診断する。
具体的には、診断部5は、基準関連情報の分布を表す情報と、比較関連情報の分布を表す情報とを用いて頻度分布の差異を算出し、算出した頻度分布の差が所定差異以上ある場合、構造物20に変化があると診断する。また、算出した頻度分布の差が所定差異より小さい場合、診断部5は、構造物20に変化がないと診断する。
例えば、基準関連情報の分布の信頼区間が95[%]となる上限値と下限値を算出しておき、比較関連情報の平均値、又は中央値が上限値より大きい、又は下限値より小さい場合、診断部5は、構造物20に変化があると診断する。また、比較関連情報の分布の50[%]以上が上限値を超えている場合、診断部5は、構造物20に変化があると診断する。なお、上述した95[%]、50[%]などは一例であり、限定されるものではないに。
なお、診断方法としては、例えば、仮説的検定(例えば、有意差検定など)に加えて、ホテリング法、マハラノビス距離、カルバックライブラ距離、ピアソン距離などを用いてもよい。
[装置動作]
次に、本発明の実施の形態における診断装置の動作について図5を用いて説明する。図5は、診断装置の動作の一例を示す図である。以下の説明においては、適宜図2から図4を参酌する。また、本実施の形態では、診断装置を動作させることによって、診断方法が実施される。よって、本実施の形態における診断方法の説明は、以下の診断装置の動作説明に代える。
ステップA1において、対象振動情報生成部2は、基準期間に複数回の振動試験をした場合に、センサ21を用いて計測した、複数の振動の大きさを示す情報(振動波)を取得する。基準期間は、診断期間より前の期間で、構造物20に変化がないと見做せる期間である。
ステップA2において、対象振動情報生成部2は、基準期間における対象とするモードに対して、基準振動情報を生成する。具体的には、対象振動情報生成部2は、対象とするモードについて、センサ21aから21eそれぞれに対して、式(1)を用いて、モードベクトルを生成する。又は、対象振動情報生成部2は、式(3)を用いて、座標モードベクトルを生成する。
ステップA3において、比較関連情報生成部3は、基準期間において基準振動情報間の関連性を表す基準関連情報を生成する。具体的には、比較関連情報生成部3は、対象とするモードについて、式(2)を用いてMACを算出する。例えば、基準期間においてM回の振動試験を実施した場合、M個のモードベクトルを組み合わせ、個のMACを算出する。ただし、M回の振動試験において正常なモードベクトルがM-m回しか算出できない場合には、M-m個のMACを算出する。また、ステップA3において、比較関連情報生成部3は、対象とするモードについて、式(4)を用いてCOMACを算出してもよい。また、全ての組み合わせについてMACを算出する必要はなく、一部の組み合わせだけでもよい。
ステップA4において、対象振動情報生成部2は、基準期間より後の期間である診断期間に複数回の振動試験をした場合に、センサ21を用いて計測した、複数の振動の大きさを示す情報(振動波)を取得する。
ステップA5において、対象振動情報生成部2は、診断期間における対象とするモードに対して、対象振動情報を生成する。具体的には、対象振動情報生成部2は、ステップA2において設定した、対象とするモードを含む所定範囲に含まれるモードを選択し、選択したモードに対するモードベクトルを生成する。例えば、対象振動情報生成部2は、対象とするモードについて、センサ21aから21eそれぞれに対して、式(1)を用いて、モードベクトルを生成する。又は、対象振動情報生成部2は、式(3)を用いて、座標モードベクトルを生成する。
ステップA6において、比較関連情報生成部3は、基準期間の基準振動情報と、診断期間の対象振動情報とを用いて比較関連情報を生成する。具体的には、比較関連情報生成部3は、対象とするモードについて、式(2)を用いてMACを算出する。具体的には、基準期間においてM回の振動試験を実施し、診断期間においてN回の振動試験を実施した場合、基準期間に生成したM個のモードベクトルと、診断期間において生成したN個のモードベクトルとを組み合わせて(N×M)個のMACを算出する。全ての組み合わせについてMACを算出する必要はなく、一部の組み合わせだけでもよい。
ただし、基準期間、又は診断期間、又はその両方において、正常なモードベクトルが算出できない場合、正常なモードベクトルを用いてMACを算出する。例えば、診断期間にN個のモードベクトルが算出でき、基準期間にM回の振動試験において正常なモードベクトルが(M-m)回しか算出できない場合、(N×(M-m))個のMACを算出する。また、ステップA6において、比較関連情報生成部3は、対象とするモードについて、式(4)を用いてCOMACを算出してもよい。
又は、ステップA6において、比較関連情報生成部3は、診断期間において生成した対象振動情報間の関連性を表す比較関連情報を生成してもよい。具体的には、比較関連情報生成部3は、診断期間に実施した振動試験において生成した複数のモードベクトルを用いて、モードベクトル間の関連性を表すMACを算出する。例えば、診断期間においてN回の振動試験を実施した場合、N個のモードベクトルを組み合わせ、個のMACを算出する。ただし、N回の振動試験において正常なモードベクトルが(N-n)回しか算出できない場合には、N-n個のMACを算出する。全ての組み合わせについてMACを算出する必要はなく、一部の組み合わせだけでもよい。
ステップA7において、分布算出部4は、基準関連情報及び比較関連情報の分布を算出する。具体的には、分布算出部4は、MAC又はCOMACなどを用いて算出した、基準関連情報と比較関連情報とを用いて、図4に示すような頻度分布などの相関分布を算出する。
ステップA8において、診断部5は、基準関連情報の分布と、比較関連情報の分布とを比較した結果に基づき、構造物に変化が生じたか診断する。具体的には、診断部5は、基準関連情報の分布を表す情報と、比較関連情報の分布を表す情報とを用いて頻度分布の差を算出し、算出した頻度分布の差が所定差異以上ある場合、構造物20に変化があると診断する。また、算出した頻度分布の差が所定差異より小さい場合、診断部5は、構造物20に変化がないと診断する。そして、ステップA8の処理を終了した後、構造物20に変化があると診断された場合、診断装置1は、変化した箇所を特定する。
[本実施の形態の効果]
以上のように、本実施の形態によれば、基準振動情報間の関連性を表す基準関連情報の分布と、比較関連情報に関して算出した分布とを比較した結果に基づき、構造物に変化が生じたことを診断するので、構造物の変化を診断する精度が向上する。すなわち、構造物に設置されたセンサの許容誤差、計測精度、振動試験における加振精度、構造物にかかる荷重などの影響により、計測するたびにモードベクトルにはばらつきが生じても、基準があるので、精度よく変化を診断することができる。
[プログラム]
本発明の実施の形態における診断プログラムは、コンピュータに、図5に示すステップA1からA8を実行させるプログラムであればよい。このプログラムをコンピュータにインストールし、実行することによって、本実施の形態における診断装置と診断方法とを実現することができる。この場合、コンピュータのプロセッサは、対象振動情報生成部2、比較関連情報生成部3、分布算出部4、診断部5として機能し、処理を行なう。
また、本実施の形態におけるプログラムは、複数のコンピュータによって構築されたコンピュータシステムによって実行されてもよい。この場合は、例えば、各コンピュータが、それぞれ、対象振動情報生成部2、比較関連情報生成部3、分布算出部4、診断部5のいずれかとして機能してもよい。
上述した実施形態においては、構造物20が正常である期間を基準期間に設定する例を参照しながら説明した。しかし、基準期間は、必ずしも構造物20が正常である期間である必要はなく、変化が生じている期間であってもよい。すなわち、基準期間は、ある期間であればよく、上述した例に限定されない。したがって、診断装置1は、基準期間と、診断期間との間において、構造物20に変化が生じたか否かを診断することができる。
[物理構成]
ここで、実施の形態におけるプログラムを実行することによって、診断装置を実現するコンピュータについて図6を用いて説明する。図6は、診断装置を実現するコンピュータの一例を示す図である。
図6に示すように、コンピュータ110は、CPU111と、メインメモリ112と、記憶装置113と、入力インターフェイス114と、表示コントローラ115と、データリーダ/ライタ116と、通信インターフェイス117とを有する。これらの各部は、バス121を介して、互いにデータ通信可能に接続される。なお、コンピュータ110は、CPU111に加えて、又はCPU111に代えて、GPU(Graphics Processing Unit)、又はFPGA(Field-Programmable Gate Array)を有してもよい。
CPU111は、記憶装置113に格納された、本実施の形態におけるプログラム(コード)をメインメモリ112に展開し、これらを所定順序で実行することにより、各種の演算を実施する。メインメモリ112は、典型的には、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性の記憶装置である。また、本実施の形態におけるプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体120に格納された状態で提供される。なお、本実施の形態におけるプログラムは、通信インターフェイス117を介して接続されたインターネット上で流通するものであってもよい。
また、記憶装置113の具体例としては、ハードディスクドライブの他、フラッシュメモリ等の半導体記憶装置があげられる。入力インターフェイス114は、CPU111と、キーボード及びマウスといった入力機器118との間のデータ伝送を仲介する。表示コントローラ115は、ディスプレイ装置119と接続され、ディスプレイ装置119での表示を制御する。
データリーダ/ライタ116は、CPU111と記録媒体120との間のデータ伝送を仲介し、記録媒体120からのプログラムの読み出し、及びコンピュータ110における処理結果の記録媒体120への書き込みを実行する。通信インターフェイス117は、CPU111と、他のコンピュータとの間のデータ伝送を仲介する。
また、記録媒体120の具体例としては、CF(Compact Flash(登録商標))及びSD(Secure Digital)等の汎用的な半導体記憶デバイス、フレキシブルディスク(Flexible Disk)等の磁気記録媒体、又はCD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)などの光学記録媒体があげられる。
本発明によれば、構造物の変化を診断する精度を向上させることができる。本発明は、例えば、構造物の診断が必要な分野に有用である。
1 診断装置
2 対象振動情報生成部(対象振動情報生成手段)
3 比較関連情報生成部(比較関連情報生成手段)
4 分布算出部(分布算出手段)
5 診断部(診断手段)
20 構造物
21、21a、21b、21c、21d、21e センサ
22 振動応答解析部
110 コンピュータ
111 CPU
112 メインメモリ
113 記憶装置
114 入力インターフェイス
115 表示コントローラ
116 データリーダ/ライタ
117 通信インターフェイス
118 入力機器
119 ディスプレイ装置
120 記録媒体
121 バス

Claims (10)

  1. 複数のセンサを用いて診断期間に複数回の振動試験を実施し、前記振動試験ごとに、計測された構造物の振動のうち、対象とするモードの振動を表す複数の対象振動情報を生成する、対象振動情報生成手段と、
    前記対象振動情報間の関連性を表す情報、又は、前記診断期間と異なる基準期間において複数回の前記振動試験を実施し、前記振動試験ごとに計測された振動のうち、当該対象とするモードの振動を表す複数の基準振動情報と、複数の前記対象振動情報との関連性を表す情報、を比較関連情報として生成する、比較関連情報生成手段と、
    前記比較関連情報の分布を算出する、分布算出手段と、
    前記基準振動情報間の関連性を表す基準関連情報の分布と、前記比較関連情報に関して算出した分布とを比較した結果に基づき、前記診断期間、及び、前記基準期間の間に前記構造物に変化が生じたと診断する、診断手段と
    を有する診断装置。
  2. 請求項1に記載の診断装置であって、
    前記対象振動情報生成手段は、前記対象とするモードを含む所定範囲に含まれるモードの振動を表す前記対象振動情報を生成する、
    診断装置。
  3. 請求項1又は2に記載の診断装置であって、
    前記比較関連情報生成手段は、複数の前記基準振動情報と、複数の前記対象振動情報とを組み合わせて前記比較関連情報を生成する、
    診断装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一つに記載の診断装置であって、
    前記診断手段は、前記基準振動情報間の関連性を表す基準関連情報の分布と、前記比較関連情報に関して算出した分布との間に所定差異以上の分布差がある場合、前記診断期間、及び、前記基準期間の間に当該構造物に変化が生じたと診断する、
    診断装置。
  5. (a)複数のセンサを用いて診断期間に複数回の振動試験を実施し、前記振動試験ごとに、計測された構造物の振動のうち、対象とするモードの振動を表す複数の対象振動情報を生成する、ステップと、
    (b)前記対象振動情報間の関連性を表す情報、又は、前記診断期間と異なる基準期間において複数回の前記振動試験を実施し、前記振動試験ごとに計測された振動のうち、当該対象とするモードの振動を表す複数の基準振動情報と、複数の前記対象振動情報との関連性を表す情報、を比較関連情報として生成する、ステップと、
    (c)前記比較関連情報の分布を算出する、ステップと、
    (d)前記基準振動情報間の関連性を表す基準関連情報の分布と、前記比較関連情報に関して算出した分布とを比較した結果に基づき、前記診断期間、及び、前記基準期間の間に前記構造物に変化が生じたと診断する、ステップと
    を有する診断方法。
  6. 請求項5に記載の診断方法であって、
    前記(a)のステップにおいて、前記対象とするモードを含む所定範囲に含まれるモードの振動を表す前記対象振動情報を生成する、
    診断方法。
  7. コンピュータに、
    (a)複数のセンサを用いて診断期間に複数回の振動試験を実施し、前記振動試験ごとに、計測された構造物の振動のうち、対象とするモードの振動を表す複数の対象振動情報を生成する、ステップと、
    (b)前記対象振動情報間の関連性を表す情報、又は、前記診断期間と異なる基準期間において複数回の前記振動試験を実施し、前記振動試験ごとに計測された振動のうち、当該対象とするモードの振動を表す複数の基準振動情報と、複数の前記対象振動情報との関連性を表す情報、を比較関連情報として生成する、ステップと、
    (d)前記基準振動情報間の関連性を表す基準関連情報の分布と、前記比較関連情報に関して算出した分布とを比較した結果に基づき、前記診断期間、及び、前記基準期間の間に前記構造物に変化が生じたと診断する、ステップと
    を実行させるプログラム。
  8. 請求項7に記載のプログラムであって、
    前記(a)のステップにおいて、前記対象とするモードを含む所定範囲に含まれるモードの振動を表す前記対象振動情報を生成する、
    プログラム。
  9. 請求項7又は8に記載のプログラムであって、
    前記(b)のステップにおいて、複数の前記基準振動情報と、複数の前記対象振動情報とを組み合わせて前記比較関連情報を生成する、
    プログラム。
  10. 請求項7から9のいずれか一つに記載のプログラムであって、
    前記(d)のステップにおいて、前記基準振動情報間の関連性を表す基準関連情報の分布と、前記比較関連情報に関して算出した分布との間に所定差異以上の分布差がある場合、前記診断期間、及び、前記基準期間の間に当該構造物に変化が生じたと診断する、
    プログラム。
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