JP2008266199A - N−(2−アミノ−1,2−ジシアノビニル)ホルムアミジンの製造方法 - Google Patents

N−(2−アミノ−1,2−ジシアノビニル)ホルムアミジンの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】AICNやAICA等を製造するための環化反応に良く適合し収率が高い、式(II)で表されるN−(2−アミノ−1,2−ジシアノビニル)ホルムアミジンの製造方法を提供する。
【解決手段】アルキルN−(2−アミノ−1,2−ジシアノビニル)ホルムイミデートをテトラヒドロフランなどのエーテルに溶解し、該溶液にアンモニア水を添加し、0〜50℃で約1時間攪拌し、式(II)で表されるN−(2−アミノ−1,2−ジシアノビニル)ホルムアミジンを得る。
Figure 2008266199

【選択図】なし

Description

本発明は、N−(2−アミノ−1,2−ジシアノビニル)ホルムアミジン(以下、AMDと略すことがある。)の製造方法に関する。さらに詳細には、AICNやAICA等を製造するための環化反応の収率が高くなる、式(II)で例示されるN−(2−アミノ−1,2−ジシアノビニル)ホルムアミジンの製造方法に関する。
Figure 2008266199
N−(2−アミノ−1,2−ジシアノビニル)ホルムアミジンは、抗がん剤ダカルバジン(dacarbazine)及びテモゾロミド(temozoromide)、肝臓保護薬ウラザミド(urazamide)の前駆体である1H−4(5)−アミノイミダゾール−5(4)−カルボキサミド類(以下、AICAと略すことがある。)や、4(5)−アミノ−1H−イミダゾール−5(4)−カルボニトリル類(以下、AICNと略すことがある。)や、4,5−ジシアノイミダゾール(以下、DCIと略すことがある。)を製造するための有用な中間原料である。
AMDの合成法として、ジアミノマレオニトリルから一段階の反応でAMDを得る方法と、ジアミノマレオニトリルから二段階の反応でAMDを得る方法とがある。
一段階で合成する方法として、例えば、非特許文献1に、ジアミノマレオニトリル(以下、DAMNと略すことがある。)とホルムアミジン酢酸塩をエタノール中で還流温度まで加熱する方法が開示されている。しかし収率はわずか2%であった。
R.F.Shuman等(J.Org.Chem.,1979,44,4532)
特許文献1および特許文献2には、ジアミノマレオニトリルと、塩化水素と、イソブチロニトリルやシアン化水素とを有機溶媒中で反応させる方法が開示されている。
また、特許文献3には、ジアミノマレオニトリルと、ホルムアミドと、オキシ塩化リンとを、テトラヒドロフランなどの溶媒中で反応させる方法が開示されている。
特開2001−158776号公報 WO04/035529 特開2002−155059
一方、二段階で合成する方法として、例えば、非特許文献2に、ジアミノマレオニトリルとトリエチルオルトホルメートとを高温度のジオキサン中で反応させて、エチルN−(2−アミノ−1,2−ジシアノビニル)ホルムイミデート(以下EMDと略すことがある。)を合成し、次にEMDとアンモニアとをクロロホルム中でアニリン塩酸塩を触媒として−20℃以下の温度で反応させる方法が開示されている。
B.L.Booth等(J.Chem.Soc.Perkin Trans.I,1990,1705)
また、特許文献4に、ジアミノマレオニトリルとトリアルキルオルトホルメートとをC1〜C5アルコール中で加熱還流してアルキルN−(2−アミノ−1,2−ジシアノビニル)ホルムイミデートを合成し、アルキルN−(2−アミノ−1,2−ジシアノビニル)ホルムイミデートをC1〜C5アルコール中でアンモニアと反応させる方法が開示されている。
特開2001−302609号公報
さらに、特許文献5には、式(I)で表される化合物に代表されるN−(2−アミノ−1,2−ジシアノビニル)ホルムイミデート類(以下、RMDと略すことがある。)と、アンモニアとを反応させることによってAMDを製造する方法において、(1)RMDのC1〜C5アルコール溶液若しくは懸濁液中に、アンモニアガスを吹き込む方法、(2)C1〜C5アルコール中にアンモニアガスを吹き込み溶解させた後、RMDを直接添加、またはRMDのC1〜C5アルコール溶液若しくは懸濁液を添加する方法、(3)低温で凝縮させたアンモニア中にRMDのC1〜C5アルコール溶液若しくは懸濁液を添加する方法、(4)上記(1)または(2)の方法においてアンモニアガスの代わりにアンモニア水を用いる方法等が例示されている。
WO01/21592
Figure 2008266199
式(I)中、R1は、置換基を有してもよいアルキル基、または置換基を有してもよいアリール基である。
一方、医薬中間体のAICNやAICAは、反応式(A)に示すように、RMDをアミジン化してN−(2−アミノ−1,2−ジシアノビニル)ホルムアミジン類を得、次いで塩基性水溶液中で環化反応および加水分解反応させることによって得られることが知られている(例えば、特許文献2参照)。この環化反応および加水分解反応の効率を高め、AICNやAICAの収率を高くすることが求められる。この環化反応に供するAMDの製法が、環化反応等の効率に影響することがあるので、AMDの製法を環化反応に適合させることは重要である。
Figure 2008266199
本発明の目的は、AICNやAICA等を製造するための環化反応に良く適合し収率が高くなる、N−(2−アミノ−1,2−ジシアノビニル)ホルムアミジンの製造方法を提供することにある。
本発明者は、特許文献4や特許文献5に記載のようにアルコール中でRMDとアンモニアとを反応させて得られたAMDを、AICNやAICA等を製造するための環化反応に供すると、好ましくない反応などで副生成物が生じ、高純度のAICNやAICA等の製造を阻害していることに気づいた。
本発明者は、前記目的を達成するためにさらに検討した結果、エーテル中でRMDとアンモニアとを反応させて得られるAMDを用いると、環化反応時において副反応が抑制されることを見出した。しかしながら、アンモニアガスはテトラヒドロフランなどに代表されるエーテルに難溶であったので、反応装置の配管などを閉塞しやすく、工業的製造に不都合であった。そこで、本発明者は、RMDのエーテル溶液もしくは懸濁液にアンモニア水を添加して、またはアンモニア水とエーテルとを含有する液にRMDそのもの若しくはRMDエーテル溶液若しくは懸濁液を添加して、RMDとアンモニアとを反応させることによって、AICNやAICA等を製造するための環化反応に良く適合し収率が高くなるAMDを製造できることを見出した。本発明はこの知見に基づいてさらに検討した結果完成したものである。
すなわち、本発明は、以下の態様を含む。
(1) N−(2−アミノ−1,2−ジシアノビニル)ホルムイミデート類のエーテル溶液もしくは懸濁液に、アンモニア水を添加して、または、
エーテルとアンモニア水とを含有してなる液に、N−(2−アミノ−1,2−ジシアノビニル)ホルムイミデート類を直接にまたはN−(2−アミノ−1,2−ジシアノビニル)ホルムイミデート類のエーテル溶液もしくは懸濁液を添加して、
N−(2−アミノ−1,2−ジシアノビニル)ホルムイミデート類とアンモニアとを反応させる工程を含む、N−(2−アミノ−1,2−ジシアノビニル)ホルムアミジンの製造方法。
(2) 上記エーテルがテトラヒドロフランである、前記のN−(2−アミノ−1,2−ジシアノビニル)ホルムアミジンの製造方法。
本発明の製造方法によって、AMDを効率的に得ることができる。また、本発明の方法によって得られたAMDは、環化反応および加水分解反応時の副反応を抑制でき、高効率で環化できるので、AICNなどの医薬中間体の合成原料として有用である。
N−(2−アミノ−1,2−ジシアノビニル)ホルムイミデート類(RMD)としては式(I)で表される化合物が挙げられる。RMDは、例えば、非特許文献2や特許文献4などに記載のように、ジアミノマレオニトリル(DAMN)と、式(III)で表される化合物とを反応させることによって得られる。
CH(OR13 (III)
(式(III)中、R1は、それぞれ独立に、置換基を有してもよいアルキル基、または置換基を有してもよいアリール基である。)
なお、DAMNは、青酸の四量化反応から容易に合成することができ、また工業的に入手可能な化合物である。式(III)で表される化合物は、オルト蟻酸トリエステルである。オルト蟻酸トリエステルは工業的に入手可能な化合物である。
式中のR1は、置換基を有してもよいアルキル基、または置換基を有してもよいアリール基である。
置換基を有してもよいアルキル基としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、t−ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、n−デシル基、メトキシメチル基、メチルチオメチル基、4−アセトキシ−3−アセトキシメチル−ブチル基、ヒドロキシエチル基、2−ヒドロキシプロピル基、4−ヒドロキシ−3−ヒドロキシメチル−ブチル基、2−ヒドロキシエトキシメチル基、2−ヒドロキシ−1−ヒドロキシメチル−エトキシメチル基、4−ヒドロキシ−2−ヒドロキシメチル−ブチル基、5−(N−メチルカルバモイルオキシ)ブチル基、ヒドロキシカルボニルメチル基、2−クロロエチル基、2−ジメチルアミノエチル基、N−置換−2−アスパラギル基などが挙げられる。
置換基を有してもよいアリール基としては、フェニル基、4−メチルフェニル基、4−クロロフェニル基、2,3−ジメチルフェニル基、3,5−ジメチルフェニル基、2,6−ジメチルフェニル基、4−メトキシフェニル基、3−フェノキシフェニル基、4−フェニルフェニル基、4−(2−クロロフェニル)フェニル基、4−(3−イソオキサゾリルフェニル)フェニル基、3−ベンジルフェニル基、2−ピリジルメチルフェニル基などが挙げられる。
本発明の製造方法によって、式(I)中のR1に由来するアルコール(R1OH)等が副生する。該副生アルコールを除去回収しやすいという点から、R1としては、C1〜C5のアルキル基が好ましく、メチル基又はエチル基が最も好ましい。
本発明の製造方法では、溶媒としてエーテルが用いられる。エーテルとしては、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジエチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテルなどが挙げられる。これらのうち、テトラヒドロフランが好ましい。
RMDとアンモニアとの反応は、RMDのエーテル溶液もしくは懸濁液に、アンモニア水を添加して、または、
エーテルとアンモニア水とを含有してなる液に、RMDを直接にまたはRMDのエーテル溶液もしくは懸濁液を添加して、行う。
アンモニア水は、RMDに対して、アンモニアが、好ましく1〜10当量、より好ましくは3〜6当量になるように添加する。
反応温度は特に制限されないが、低温すぎると反応が遅く製造に長時間を要するようになり、高温すぎると副生成物が増加し、純度が低下傾向になる。したがって、反応温度は、通常、0〜50℃、好ましくは10〜30℃である。また、反応時間は1時間以内であることが好ましい。反応時間が長くなりすぎると副生成物が増加し、純度が低下傾向になる。
反応終了後、AMDを単離することができる。AMDの単離は、通常、濾過によって行なう。溶媒に溶解しているAMDを減らし収率を向上させるために0℃から室温までの間の温度に冷却してAMDを十分に析出させておく事が好ましい。このような方法により高純度のAMDが得られるが、更に純度を上げる必要がある場合には再結晶により精製することができる。
AMDを環化反応等に供する場合は、AMDを単離せずに、本発明の製造方法によって得られたAMD液をそのまま、次の工程(例えば、環化工程)に送り、利用することが好ましい。
本発明について、実施例および比較例を示して、さらに詳細に説明する。本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
実施例1 (式(B)で示される反応)
容量3Lの四つ口フラスコにテトラヒドロフラン(THF) 400mLを仕込み、DAMN 219.1g(純度98.7%、2.00mol)、およびオルトギ酸トリメチル 254.7g(2.40mol)を加えた。この混合物にメタンスルホン酸 480mgを加え、40℃に維持して1時間攪拌し、MMDのスラリーを得た。
該MMDスラリーにTHF 200mLを加え、25%アンモニア水 545.0g(8.0mol)を加えて、30℃に維持して1時間攪拌しAMDのスラリーを得た。
該AMDスラリーをHPLCで分析したところ、面積比でAICN3%、AMD82%、式(IV)で表されるAICN中間体9%であった。
Figure 2008266199
Figure 2008266199
次に、AMDスラリーに25%水酸化ナトリウム水溶液 640.0g(4.0mol)を加え、30〜40℃の温度に維持して1時間攪拌して、AICNの反応液を得た。
得られた反応液からアンモニア分を減圧留去し、35%塩酸 560g(5.4mol)を加えてpHを6に調整した。析出した黒色不溶物を濾過で取り除いた。
次いで、THF 1.2Lを加えてAICNの抽出操作を3回繰り返した。THF抽出液中のAICNを定量分析したところ、AICN含有量は169g(1.56mol)であった。
このTHF抽出液を濃縮し、次いで水を加えてTHFを留去し、AICN水溶液を得た。この水溶液に活性炭40gを加えて、50℃で30分間攪拌した。活性炭を濾別し、得られた濾液の重量が1000gになるように水を添加した。該液を徐々に冷却して、0〜5℃の温度を維持して30分間攪拌して結晶を析出させ、該結晶を濾過した。結晶を冷水 300mLで洗浄し、40〜50℃で減圧乾燥し、AICNの結晶を146.2g(純度98.1%、収率66.4%)得た。
実施例2
容量200mLの四つ口フラスコにTHF 20mLを仕込み、DAMN 10.95g(純度98.7%、0.100mol)、およびオルトギ酸トリメチル 12.73g(0.120mol)を加えた。この混合物にメタンスルホン酸 27mgを加え、40℃に維持して1時間攪拌し、MMDスラリーを得た。
該MMDスラリーにTHF 15mLを加え、25%アンモニア水 27.25g(0.400mol)を加え、30℃に維持して1時間攪拌しAMDのスラリーを得た。
AMDスラリーに、25%水酸化ナトリウム水溶液 32.00g(0.200mol)を加え、30〜40℃の温度で1時間攪拌してAICNの反応液を得た。
得られた反応液に35%塩酸 20.8g(0.20mol)を加えた。溶液中のAICNを定量分析したところ、AICNは9.43g(0.0872mol)含まれていた。
比較例1
アンモニア水の添加に代えて、アンモニアガスを吹き込んだ以外は、実施例1と同様にAMDを得ようとした。しかし、アンモニアガスの吹き込み口に、AMDが析出し、吹き込み口が閉塞され、反応を継続できなかった。
比較例2
容量100mLの四つ口フラスコにMMD3.00g(20mmol)およびメタノール10mLを添加して、MMDのスラリーを得た。
該MMDスラリーにアンモニア1.77g(100mmol)のメタノール溶液10mlを添加し、室温で3時間攪拌し、AMDのスラリーを得た。該AMDスラリーをHPLCで分析したところ、面積比でAMDの純度は92%であった。
AMDスラリーに、25%水酸化ナトリウム水溶液 3.20g(20mmol)を加え、室温で20時間攪拌してAICNの反応液を得た。反応液をHPLCで分析したところ、面積比で、AICN46%、DCI4%、式(V)で表されるAIC−イミデート35%であった。
Figure 2008266199
以上の結果から、本発明に従って、エーテル中でアンモニア水を用いて反応させて得られるAMDを用いると、環化反応の収率が高く、高純度のAICNを得られることがわかる。一方、アルコール中でアンモニアを反応させて得られるAMDを用いると、環化反応時に副反応が多くなり、AICNの収率が低くなることがわかる。

Claims (2)

  1. N−(2−アミノ−1,2−ジシアノビニル)ホルムイミデート類のエーテル溶液もしくは懸濁液に、アンモニア水を添加して、または、
    エーテルとアンモニア水とを含有してなる液に、N−(2−アミノ−1,2−ジシアノビニル)ホルムイミデート類を直接にまたはN−(2−アミノ−1,2−ジシアノビニル)ホルムイミデート類のエーテル溶液もしくは懸濁液を添加して、
    N−(2−アミノ−1,2−ジシアノビニル)ホルムイミデート類とアンモニアとを反応させる工程を含む、N−(2−アミノ−1,2−ジシアノビニル)ホルムアミジンの製造方法。
  2. 上記エーテルがテトラヒドロフランである、請求項1に記載のN−(2−アミノ−1,2−ジシアノビニル)ホルムアミジンの製造方法。
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