JP2008265625A - レジャービークル - Google Patents

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浩一 惠上
Toyohisa Iwatsuki
豊久 岩月
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    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

【課題】ウインドスクリーンの振動を低減可能な自動二輪車等のレジャービークルを提供する。
【解決手段】自動二輪車1は、車体の前部とウインドスクリーン21の下縁との間に形成されて、ウインドスクリーン21の背面と車体との間の領域44に走行風を導入させる導風口43を有する。第1の自動二輪車1は、領域44内に設けられて領域44内の気流を整流するダンパ45を有する。第2の自動二輪車1は、導風口43の近傍に導風口43の開口面積を狭めるようにして設けられたブロッカ145を有している。第3の自動二輪車1は、上昇時の導風口43の開口面積が下降時の開口面積よりも狭くなるようにウインドスクリーン21を昇降させるスクリーン昇降装置30を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、自動二輪車、不整地走行車、多目的軽量走行車両或いは小型滑走艇等のレジャービークルに関し、特に、車体の前部に設けられたウインドスクリーンを備えるレジャービークルに関する。
このようなレジャービークルでは、運転者が外部に開放された状態で走行を行っている。このため、従来のレジャービークルでは、運転者を走行風圧から防護すべく、車体の前部に透明なウインドスクリーンを備えたものが知られている。一般にウインドスクリーンは、前方からの走行風による空気抵抗を低減するため、後傾するようにして立設されている。ウインドスクリーンに吹き付けられた走行風は、ウインドスクリーンの正面に沿って斜め後上方へと流れ、更にウインドスクリーンの背面側に着座している運転者の上方を後方へと流れていく。運転者は、外部に開放されているもののウインドスクリーンの背面側にて風圧から逃れ、ウインドスクリーン越しに前方を見ながら運転することができる。
但し、ウインドスクリーンにより走行風が完全に遮られてしまうと、運転者が後側から前側へ押されるような力を受けることがあり、通常は風によって前側から後側へと押されることに慣れた運転者にとっては、この逆向きの力に対して違和感を覚えることがある。
特許文献1に開示されている自動二輪車では、この課題を解決すべく、ウインドスクリーンの下縁と車体との間に導風口が形成されている。この構成により、走行風が導風口を通ってウインドスクリーンの背面側にも流れるようになり、前述した違和感をなくすことができる。また、特許文献1に開示されている自動二輪車では、ウインドスクリーンの立設高さと後傾角度とが調整可能になっており、ウインドスクリーンの後傾角度を上げて走行風をより遮ることになるウインドスクリーンを上動させたときに、導風口の開口面積が拡大されるように構成されている。この構成により、ウインドスクリーン上動時であっても、後側から前側へ押す力の発生を抑えることができる。
特開2002−87355号公報
このように導風口を通った走行風は、ウインドスクリーンの背面と車体の前部との間の領域(以下、背面領域とも称する)を流路とし、この背面領域内を拡散するようにして左右外側へと流れつつ後側へと流れていく。前述したようにウインドスクリーンは、一般に後傾するようにして立設されており、ウインドスクリーンと車体との上下対向間隔は、背面領域の後側に向かうに連れて大きくなっている。このように走行風の風下側の流路断面積が風上側よりも大きい場合には、背面領域内での気流が乱れ易くなる。その結果として、ウインドスクリーンの振動(バタツキ)を招く虞があった。
本発明は、このような課題を解決すべくなされたものであり、ウインドスクリーンの振動を低減可能なレジャービークルを提供することを目的としている。
前記目的を達成すべく、本発明に係るレジャービークルは、車体の前部にて後傾するようにして立設されたウインドスクリーンを備えるレジャービークルにおいて、前記車体の前部と前記ウインドスクリーンの下縁との間に形成され、前記ウインドスクリーンの背面と前記車体との間の領域に走行風を導入させる導風口と、前記領域内に設けられて該領域内の気流を整流する整流部とを有する。
前記構成によれば、ウインドスクリーンの背面と車体との間の領域内の気流が整流部により整流され、該領域内での気流の乱れが軽減する。従って、ウインドスクリーンの振動を抑えることができる。
また、前記ウインドスクリーンと前記車体との上下方向における対向間隔を、前記領域の後側に向かうに連れて大きくし、前記整流部が、前記ウインドスクリーン及び前記車体の一方に設けられ、前記ウインドスクリーン及び前記車体の他方に向かって突出していてもよい。これにより、前記領域内に導入する走行風の流路断面積が、風下側となる後側に向かうに連れて大きくなっており、気流が乱れ易くなっている。ここで、整流部は、ウインドスクリーン及び車体の一方に設けられてその他方に向かって突出している。このため、整流部が設けられている部分において走行風の流路断面積が小さくなり、前記領域内での気流の乱れが軽減する。
また、前記整流部における少なくとも前記ウインドスクリーン及び前記車体の他方と対向する部分が、弾性体であってもよい。これにより、たとえウインドスクリーンが振動して整流部がウインドスクリーン或いは車体と接触しても、弾性体により接触の衝撃が吸収される。このため、ウインドスクリーン或いは車体が保護されると共に、騒音が発生しにくくなる。
また、前記整流部が、左右一対となっており、前記領域内の気流を左右中央側へと導くように整流するようにしてもよい。
前記構成によれば、左右外側へと流れていく気流上に整流部が配置され、前記領域の左右中央部分に横たわるようにして整流部を設けた場合と比べ、左右中央側へと導くように整流する構造を容易に実現することができる。このように走行風が左右中央側へと流れることにより、走行風はスムーズに領域内を後側へと抜け、気流の乱れが抑えられる。
また、前記整流部における少なくとも前端部が、先細りとなっていてもよい。そうすれば、導風口を通って前記領域内を左右外側に流れる走行風は、整流部の前端に到達すると整流部の側面に沿って整流部の後端にスムーズに導かれる。このようにして、導風口から左右中央側且つ後側に向かう気流を形成することができる。
また、本発明に係るレジャービークルは、車体の前部にて後傾するようにして立設されたウインドスクリーンを備えるレジャービークルにおいて、前記車体の前部と前記ウインドスクリーンの下縁との間に形成される導風口と、前記導風口の近傍に前記導風口の開口面積を狭めるようにして設けられた遮蔽部とを有する。
前記構成によれば、走行風が遮蔽部により遮蔽され、ウインドスクリーンの背面と車体との間の領域内に導入されにくくなり、該領域内での気流の乱れが軽減する。従って、ウインドスクリーンの振動が抑えられる。
また、前記整流部又は前記遮蔽部の突出高さを可変にしてもよい。そうすれば、整流部又は遮蔽部の突出高さが高くなるに連れて走行風の流路断面積を小さくし、走行風の流量を制限することができ、ウインドスクリーンの振動を低減することができるようになる。
また、前記ウインドスクリーンを昇降させるスクリーン昇降装置と、前記ウインドスクリーンと前記整流部又は遮蔽部とを連結するリンク部材とを有し、前記スクリーン昇降装置が作動して前記ウインドスクリーンが昇降することにより、前記リンク部材を介して連結される前記整流部又は遮蔽部が上下動するようにしてもよい。これにより、前述した整流部又は遮蔽部の突出高さを可変にする構造を容易に実現することができる。
また、本発明に係るレジャービークルは、車体の前部にて後傾するようにして立設されたウインドスクリーンを備えるレジャービークルにおいて、前記車体の前部と前記ウインドスクリーンの下縁との間に形成され、前記ウインドスクリーンの背面と前記車体との間の領域に走行風を導入させる導風口と、上昇時の前記導風口の開口面積が下降時の開口面積よりも狭くなるように前記ウインドスクリーンを昇降させるスクリーン昇降装置とを有する。
前記構成によれば、ウインドスクリーンを上下動させて導風口の開口面積を変化させることにより、走行速度に関わらずウインドスクリーンの背面と車体との間の領域内に導入される走行風の流量をほぼ一定に保つことができるようになる。従って、ウインドスクリーンの位置を上下動させて該領域内で気流の乱れの発生を抑えることができ、ウインドスクリーンの振動が抑えられる。
また、前記ウインドスクリーンに重りが取り付けられた場合には、振動が生じ易い部分の慣性重量を容易に変更してウインドスクリーンの剛性を高めることができ、ウインドスクリーンの振動を抑えることができる。
また、本発明に係るレジャービークルは、車体の前部にて後傾するようにして立設されたウインドスクリーンを備えるレジャービークルにおいて、前記ウインドスクリーン及び前記車体に、前記ウインドスクリーンと前記車体とを互いに吸引させる吸引手段を有する。
前記構成によれば、吸引手段の作用によりウインドスクリーンと車体とが互いに吸引されるが、この吸引力がウインドスクリーンを振動させようとする外力に抗し、ウインドスクリーンの振動が抑えられる。
このように、本発明によれば、ウインドスクリーンの背面と車体の前部との間の領域内における気流の乱れが低減され、ウインドスクリーンの振動が低減される。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について、レジャービークルの一種である自動二輪車を例に挙げて説明する。なお、以下の説明で用いる方向の概念は、自動二輪車に搭乗したライダ(図示せず)から見た方向を基準としている。
図1は、第1実施形態の自動二輪車1の左側面図である。図1に示すように、自動二輪車1は、前輪2と後輪3とを備えている。前輪2は、略上下方向に延びるフロントフォーク4の下端部にて回転自在に支持されている。フロントフォーク4は、その上端部に設けられたアッパーブラケット(図示せず)と、このアッパーブラケットの下方に設けられたアンダーブラケット(図示せず)とを介してステアリングシャフト(図示せず)に支持されている。ステアリングシャフトは、ヘッドパイプ5によって回動自在に支持されている。アッパーブラケットには、左右へ延びるバー型のステアリングハンドル6が取り付けられている。従って、運転者はステアリングハンドル6を回動操作することにより、ステアリングシャフトを回動軸として前輪2を所望の方向へ転向させることができる。ステアリングハンドル6の後方には燃料タンク7が設けられており、この燃料タンク7の後方に運転者騎乗用のシート8が設けられている。
ヘッドパイプ5からはメインフレーム9が若干下方に傾斜しながら後方へ延びている。このメインフレーム9の後部にはピボットフレーム10が接続されている。前輪2と後輪3との間には、エンジンEがメインフレーム9及びピボットフレーム10等に支持された状態で搭載されている。エンジンEには変速機11が一体的に設けられている。変速機11のアウトプットシャフト12にはベベルギアを介してドライブシャフト13の前端部が連結されている。ドライブシャフト13の後端部は、後輪3の車軸14に連結されたリヤギアケース15に接続されている。ピボットフレーム10とリヤギアケース15との間には、スイングアーム16とトルクロッド17とが上下に並列して掛け渡されている。
ステアリングハンドル6の前方には走行速度やエンジン回転数等を表示するメータ装置18が設けられている。車体は、その前部から両側にかけてエンジンE等を覆うようにして設けられたフロントカウリング19a及びサイドカウリング19bを有している。この車体の前部には、フロントカウリング19aに連続してヘッドライトアセンブリ20が設けられている。ヘッドライトアセンブリ20の上部には、走行風圧から運転者を防護するための透明の樹脂板からなるウインドスクリーン21が配置されている。ウインドスクリーン21は、メータ装置18とヘッドライトアセンブリ20との間に配設された後述するスクリーン昇降装置30(図4及び図5)により、前下がり及び後上がりの斜め方向に昇降可能になっている。また、車体の前部の左右両側には、運転者が後方を確認するためのサイドミラー22が取り付けられている。
なお、ここでは、メインフレーム9やピボットフレーム10やスイングアーム16やヘッドパイプ5やフロントフォーク4等を備えて自動二輪車1の骨格をなすフレーム部材と、フロントカウリング19aやサイドカウリング19b等を備えてフレーム部材の外側を覆うようにして設けられるカウル部材とをまとめて、自動二輪車1の車体としている。
次に、図2乃至図5を参照して車体の前部について説明する。図2は、車体の前部の斜視図であって、ウインドスクリーン21が下降している状態を示している。図3は、車体の前部の斜視図であって、ウインドスクリーン21が上昇している状態を示している。図4は、スクリーン昇降装置30を含む車体の前部の左側面図である。図5は、このスクリーン昇降装置30の斜視図である。なお、図4では、フロントカウリング19aが想像線で示されており、カウル部材の内側が透視されている。図2及び図3に示すように、車体の前部には、前述したフロントカウリング19a、ヘッドライドアセンブリ20、ウインドスクリーン21が設けられている。
図4に示すように、ヘッドパイプ5には、前上がりに延設されたセンターブラケット23が設けられ、このセンターブラケット23の前端には、左右に延設されたカウリングステー24が取り付けられている。センターブラケット23は、下方に向けて延設された延設部25を有しており、この延設部25には前方に突出する突起26が設けられている。この突起26にヘッドライトアセンブリ20のハウジング20a(図2)が受容される。また、カウリングステー24は、左右の両端部にミラー取付部27を有しており、このミラー取付部27には、サイドミラー22(図1)と共にフロントカウリング19aが取り付けられる。
図4及び図5に示すように、スクリーン昇降装置30は、カウリングステー24の上面に前下がりの状態で着脱自在に取り付けられたベース31と、ベース31に前下がり及び後上がりにスライド自在に支持された可動体35とを備える。ベース31の左右両側部及び左右中央部の3箇所に、前後に延びる円弧状のレール32が取り付けられている。可動体35は、これら3つのレール32に支持されるスライダ部36と、3つのスライダ部36を連結する連結部37とを備えている。連結部37の左右両側に連結している左右のスライダ部36のそれぞれは、上方に延設されたスクリーン取付部38を有している。ウインドスクリーン21は、このスクリーン取付部38の上端部に設けられている。また、ベース31には、可動体35を駆動するための駆動装置39が設けられる。駆動装置39は、ベース31の背面側に取り付けられてステアリングハンドルの近傍に設けられた図示しない昇降スイッチの操作に応じて作動制御される図示しないモータと、該モータにより正逆回転駆動される回転ドラム装置39aと、左右両側部のレール32の上端及び下端に設けられたプーリー39bと、一端が回転ドラム装置39aに巻き掛けられて他端がプーリー39bを介してスライダ部36に連結されたケーブル39cとを備え、モータにより回転ドラム装置39aが駆動されるとケーブル39cが引っ張られ、スライダ部36をレール32に沿ってスライドさせるように構成されている。昇降スイッチが操作されると、その操作に応じてモータが駆動され、ウインドスクリーン21は、後上がりに上昇して後傾角(ウインドスクリーン21の延在方向と鉛直方向とが成す角)が小さくなり、前下がりに下降して後傾角が大きくなるように構成されている。なお、このように昇降スイッチの操作に応じてモータが駆動され、ウインドスクリーン21の昇降作動を運転者により手動操作させる構成に限らず、該モータを走行速度やギヤポジション等の車両状態に応じて作動制御し、例えば走行速度が高速になるに連れてウインドスクリーン21を上昇させる等、ウインドスクリーン21の昇降作動を自動化するように構成してもよい。
図2に戻り、フロントカウリング19aは、ミラー取付部27に取り付けられてヘッドライトアセンブリ20の周囲を取り囲むようにして設けられるアッパカウル41と、アッパカウル41の上縁に連続し、スクリーン昇降装置30(図4,図5)に覆い被さるようにして設けられたアッパセンタカウル42とを備える。各カウル41,42は、合成樹脂から成形されている。スクリーン取付部38(図4,図5)は、アッパセンタカウル42の左右外側を上方に突出しており、ウインドスクリーン21は、アッパセンタカウル42の上側にて後傾するようにして立設されている。アッパセンタカウル42は、平面視で略五角形状に形成されていると共に、左右中央部にて上方に隆起する隆起部42aを有する。隆起部42aは、前後に延在しており、前側に向かうにつれて左右幅が小さくなって先細りとなっている。また、アッパセンタカウル42の下端部はアッパカウル41に結合され、上端部はサイドカウル19b(図1)に結合されている。
図2及び図3に示すように、ウインドスクリーン21の下縁と、フロントカウリング19aとの間には、これらに囲まれるようにして導風口43が形成されている。ウインドスクリーン21が後上がりに上昇すると、ウインドスクリーン21の下縁が後方へと移動し、ウインドスクリーン21が前下がりに下降すると、ウインドスクリーン21の下縁が前方へと移動する。常にはフロントカウリング19aとウインドスクリーン21とは上下に離れており、ウインドスクリーン21がどのような位置にあってもこの導風口43は閉鎖されない。但し、アッパセンタカウル42は、上面に前述した隆起部42aを有し、導風口43はこの隆起部42aによりその一部が画定されている。この隆起部42aは、前側に向かうに連れて左右幅が小さくなっているため、ウインドスクリーン21の下縁が前方へと移動すると、導風口43の開口面積が大きくなっていき、ウインドスクリーン21の下縁が後方へと移動すると、導風口43の開口面積が小さくなっていく。
自動二輪車1の走行時には、前方から吹き付けてくる走行風は、ウインドスクリーン21の正面に沿って斜め後上側に流れ、更に運転者の上側を後側へと流れていく。また、走行風は、導風口43を通ってウインドスクリーン21の背面とアッパセンタカウル42の上面とで囲まれた領域(以下、背面領域)44内に導入される。そして、図1乃至図3に点線矢印Wで示すように、この背面領域44内を拡散するようにして左右外側へと流れつつ、後側へと流れていく。このように運転者の前側に走行風が導入されることにより、運転者は前側に押し出されなくなる。
図6は、図2に示すVI−VI矢視図であって車体の前部の左側断面図である。図6に示すように、背面領域44は、導風口43から連なる走行風の流路となっている。この背面領域44を画定するウインドスクリーン21の背面とフロントカウリング19a(アッパセンタカウル42の上面)との上下方向における対向間隔は、後側に向かうに連れて大きくなっている。即ち、流路断面積が走行風の風下側に向かうに連れて大きくなっており、背面領域44は、気流の乱れが生じ易い流れ場となっている。
このため、図2,図3及び図5に示すように、背面領域44内には、背面領域44内の気流を整流するためのダンパ45(整流部)が設けられている。ダンパ45は、ゴム等の弾性体から成形され、アッパセンタカウル42の上面に粘着テープ等を利用して接着される。弾性体から成形されるダンパ45は、アッパセンタカウル42の上面の曲率に合わせて弾性変形し、アッパセンタカウル42に面接触することができる。このため、粘着テープを利用してダンパ45を容易に接着することができる。このダンパ45は、左右一対であり、アッパセンタカウル42の左右中心線42A(図3)に対して左右対称に配置されている。
図7(a)は、ダンパ45の平面図であり、図7(b)は、ダンパ45の側面図である。図7(a)に示すように、ダンパ45は、平断面視で略三角形状の基部45aと、この基部45aから上方に連続する突出部45bとを有する。突出部45bは、平断面視で略台形状に形成されており、突出部45bの長辺45cと基部45aの一辺45dとが連続している。取付状態においてダンパ45は、前側に向かうに連れて先細りとなるように配置され、突出部45bの長辺45cが左右外側に配置され、突出部45bの短辺45eが左右内側に配置される。ダンパ45の厚さはウインドスクリーン21がどのような位置にあってもウインドスクリーン21と干渉しない範囲内であって、突出部45bの上面をウインドスクリーン21にできる限り近付けるように設定されている。
このダンパ45を備える自動二輪車1において、背面領域44内を左右外側に拡散するようにして流れる走行風は、左右のダンパ45の前端に達する。ダンパ45の前端は先細りとなっているため、走行風は、ダンパ45の前端から左右に分かれてダンパ45の側面に沿うようにして後側に流れていく。このようにダンパ45の前端からは、ダンパ45の側面45fを左右中央側且つ後側に向かう気流が形成される。また、背面領域44内において走行風がダンパ45の側面を通過する部分の流路断面積は、ダンパ45の前端に達するまでの部分に比べて小さくなる。このため、この部分において気流の乱れを抑えることができる。
なお、ダンパ45は左右一対となっており、導風口43から左右外側且つ後側へと向かう気流上に配置されている。このため、左右中央側へと方向を変換する気流を容易に形成することができる。
また、ダンパ45は基部45aと突出部45bとの二段構造になっている。従って、突出部45bにて気流を整流するべく最適設計を行うことができる。一方、基部45aの底面積は突出部45bよりも大きくなっており、アッパセンタカウル42に対する取付代が大きく確保されている。このため、ダンパ45を粘着テープで固定することができる。
ダンパ45は、弾性体から成形されている。このため、たとえウインドスクリーン21の振動が発生してダンパ45の突出部45bの上面とウインドスクリーン21とが接触しても、その接触による衝撃が突出部45の弾性変形によって吸収される。このため、ウインドスクリーン21の移動を妨げないもののウインドスクリーン21が振動すれば接触する虞があるほど、ダンパ45をウインドスクリーン21に近接させても、ウインドスクリーン21がこの衝撃から保護されると共に騒音の発生を抑えることができる。
このように、導風口43の開口面積を可変にするための構成と、背面領域44内の気流を整流するダンパ45とを備えている自動二輪車1を、本発明に係る第1実施形態として説明したが、本実施形態は必ずしも上記の構成に限られず、適宜変更可能である。
図8は、第1実施形態の第1の変更例を示す車体の前部の左側断面図である。図8に示すように、ウインドスクリーン21の上面に重り51を取り付けてもよい。このようにして重り51を設けることにより、ウインドスクリーン21の慣性重量が増加する。このため、気流の乱れが原因でウインドスクリーン21を振動させるような外力が作用しても、その外力に抗して振動を抑えられる。また、アッパセンタカウル42の上面において重り51と上下に対向する部分に磁石52を取り付けてもよい。そして、重り51を磁性体から形成することにより、重り51は、ウインドスクリーン21と共に磁石52が配置されている下側へと吸引される。このように、重り51と磁石52との間で発揮される吸引力Fにより、前述の外力に更に抗することができ、振動の抑制効果を高めることができる。なお、この磁石52は、永久磁石でも電磁石でもよい。電磁石を用いれば、特定条件で励磁したり、磁力の強弱調節を行うことができ、吸引力の精密な調整が必要な場合に効果が期待できる。
図9は、第1実施形態の第2の変更例を示す車体の前部の左側断面図である。図9に示すように、アッパセンタカウル42の上面に開口42bを形成し、ダンパ45をこの開口42bの内部に受容可能に配置し、ウインドスクリーン21の背面とダンパ45の側面との間にリンク部材53を設けてもよい。このとき、リンク部材53は、ウインドスクリーン21及びダンパ45のそれぞれに対して枢着され、両者に対して揺動自在とする。このようなリンク部材53を備える自動二輪車において、図9(a)に示すように、ウインドスクリーン21が前下方に下降すると、リンク部材53の他端が下方に位置し、これに伴い開口42bに受容されているダンパ45がアッパセンタカウル42の下側へと退避する。これにより、背面領域44内でのダンパ45の突出高さが低くなる。一方、図9(b)に示すように、ウインドスクリーン21が後上方へと上昇していけば、これに伴ってリンク部材53の他端が上方へと移動していき、開口42bに受容されているダンパ45がアッパセンタカウル42の上側へとせり上がってくる。これにより、背面領域44内でのダンパ45の突出高さが高くなる。このようにダンパ45の突出高さが高くなれば、走行風の流路断面積を小さくすることができるため、気流の乱れをより抑えることができるようになる。なお、ウインドスクリーン21の昇降に応じてダンパ45の突出高さを変更するとしたが、この突出高さの変更はウインドスクリーン21の作動と独立して行わせるように構成してもよい。また、整流効果を可変にする構成であれば、突出高さを変更する構成だけでなく、ダンパの幅方向(左右方向の寸法)や形状を可変に構成してもよい。
図10は、第1実施形態の第3の変更例を示すダンパの平面図である。図10に示すように、ダンパ55の基部55aの形状は図7に示した形状と同一とすると共に突出部55bを略菱形状に形成し、この突出部55bが前側及び後側に向かうに連れて先細りとなるように配置してもよい。この形状においては、ダンパ55の側面55fに沿って後側に流れる走行風Wを、先細りとなっている突出部55bの後端側へと導くことができる。このため、後方へと流れる走行風Wを更に左右内側に導き、ダンパ55を通過した後の気流の乱れを抑えることができ、ウインドスクリーン21の背面に作用する走行風圧を低減することができる。
また、図示しないが、ダンパは、ウインドスクリーン21の背面に接着されていてもよい。更にダンパは、アッパセンタカウル42に一体形成してもよく、ウインドスクリーン21に一体形成してもよい。このようにダンパを設けても、上記構成と同様にして背面領域44内での気流を整流することができる。なお、ダンパをアッパセンタカウル42やウインドスクリーン21に一体形成する場合には、突出している側の端面に弾性体からなるシートが接着されていてもよい。これにより、上記構成と同様にしてウインドスクリーン21を保護することができると共に、騒音を防止することができる。なお、ダンパの個数や形状は、背面領域44内の気流を左右中央側に導くことができる構成であれば、必ずしも上記構成に限らず適宜変更可能である。
図11は、本発明に係る第2実施形態の自動二輪車の車体の前部の左側断面図である。なお、第2実施形態は、第1実施形態に対し、ダンパ45に替えてブロッカ145(遮蔽部)が設けられている点で相違する。他の構成は、スクリーン昇降装置30やアッパセンタカウル42に設けられた隆起部42aを備えている点を含めて第1実施形態と同一となっており、この同一構成部分については同一符号を付して重複説明を省略する。図11に示すように、導風口43が、ウインドスクリーン21の下縁とアッパセンタカウル42との間に同様にして形成されている。この導風口43の背面側近傍、即ち背面領域44の前部に、ゴム製のブロッカ145が設けられている。このブロッカ145により、導風口43は完全に閉塞されてはいないものの、第1実施形態と比べるとその開口面積が小さくなる。
この自動二輪車の走行時において前方から走行風が吹き付けられると、導風口43に達した走行風はブロッカ145により遮蔽されるため、本実施形態において背面領域44内に導入される走行風の流量は、第1実施形態と比べて少なくなる。このため、ウインドスクリーン21の背面に作用する走行風圧が第1実施形態と比べて低減され、また、背面領域内44で気流が乱れることがあってもその気流がウインドスクリーン21を振動させるほど大きな乱れとならない。一方で、導風口43は完全には閉塞されておらず、運転者の前方空間と後方空間との間での気圧差が過度に大きくならない。このため、運転者が前側に押されなくなる。
また、ブロッカ145は弾性体で成形されているため、ウインドスクリーン21やその他の部材と接触することがあっても、相手側の部材を保護することができると共に騒音が生じない。また、湾曲するアッパセンタカウル42に容易に固定することができる。
以上、本発明に係る第2実施形態について説明したが、本実施形態は必ずしも上記の構成に限られず、適宜変更可能である。この第2実施形態においても、第1実施形態と同様の変更を行うことができる。即ち、ウインドスクリーン21に重り51を設けたり、この重り51を磁性体から成形してアッパセンタカウル42に磁石52を設けてもよい。また、背面領域44にてアッパセンタカウル42にブロッカを設ける構成においては、アッパセンタカウル42にブロッカを受容する開口を形成し、ウインドスクリーン21とブロッカとの間にリンク部材を設けて構成してもよい。これにより、第1実施形態と同様に、ウインドスクリーン21を上昇させれば、背面領域44内でのブロッカの突出高さが高くなってブロッカにより導風口が遮蔽される領域が増加して走行風の流量を制限することができるようになり、背面領域44内において気流の乱れが発生しにくくなってウインドスクリーン21の振動が低減されるようになる。
なお、ブロッカは、導風口43の近傍に設けられて導風口43を通る走行風の流量が制限されるように構成されていればよく、その形状や配置は特に限定されない。例えばウインドスクリーン21の下縁から下方に垂れるようにして襞状の弾性体を設けてもよいし、これらの組み合わせであってもよい。
これまで、本発明に係る第1及び第2実施形態について説明したが、本発明は前述した構成に限られない。第1実施形態では、ウインドスクリーン21を昇降させる構成と、ダンパを設ける構成とが組み合わされ、第2実施形態では、ウインドスクリーン21を昇降させる構成と、ブロッカを設ける構成とが組み合わされているが、これら3つの構成の組み合わせは適宜変更可能である。即ち、ウインドスクリーン21を昇降させる構成を備える場合には、ダンパやブロッカが省略されていても、ウインドスクリーン21の振動を低減することができる。また、ダンパやブロッカを備える場合には、ウインドスクリーン21は固定されていても、ウインドスクリーン21の振動を低減することができる。また、ダンパとブロッカとを両方備える構成としてもよく、上記3つの構成を全て備える構成としてもよい。さらに、第1実施形態及び第2実施形態の変更例として磁石を設ける構成を示したが、この磁石を設ける構成のみとして、ダンパやブロッカを省略し、ウインドスクリーン21を固定式とした場合であっても、ウインドスクリーンの振動を低減することができる。
本発明はウインドスクリーンを備えると共にウインドスクリーンの下縁と車体との間に導風口を有してなるレジャービークルであれば、自動二輪車に限らず、不整地走行車、多目的軽量走行車両、或いは小型滑走艇等の他のレジャービークルにも適用可能である。特に、運転者が外部に開放された状態で走行を行う乗り物、言い換えると鞍乗型車両を含むオープンカーにとっては特に有効に適用することができる。
本発明に係る第1実施形態の自動二輪車の左側面図である。 上記自動二輪車の車体の前部の斜視図であって、ウインドスクリーンが前下方に下降している状態を示す斜視図である。 上記自動二輪車の車体の前部の斜視図であって、ウインドスクリーンが後上方に上昇している状態を示す斜視図である。 上記車体の前部の左側面図である。 上記車体の前部に設けられるスクリーン昇降装置の斜視図である。 図2のVI−VI矢視図である。 上記自動二輪車に設けられるダンパの構成を説明する図であり、(a)がダンパの平面図であり、(b)がダンパの側面図である。 第1実施形態の第1の変更例を示す車体の前部の左側断面図である。 第1実施形態の第2の変更例を示す車体の前部の左側断面図である。 第1実施形態の第3の変更例を示すダンパの平面図である。 本発明に係る第2実施形態の自動二輪車の車体の前部の左側断面図である。
符号の説明
1 自動二輪車
21 ウインドスクリーン
30 スクリーン昇降装置
41 アッパカウル(車体)
42 アッパセンタカウル(車体)
42a 隆起部
43 導風口
44 背面領域
45,55 ダンパ(整流部)
51 重り
52 磁石
145 ブロッカ(遮蔽部)

Claims (11)

  1. 車体の前部にて後傾するようにして立設されたウインドスクリーンを備えるレジャービークルにおいて、
    前記車体の前部と前記ウインドスクリーンの下縁との間に形成され、前記ウインドスクリーンの背面と前記車体との間の領域に走行風を導入させる導風口と、
    前記領域内に設けられて該領域内の気流を整流する整流部と、を有するレジャービークル。
  2. 前記ウインドスクリーンと前記車体との上下方向における対向間隔が、前記領域の後側に向かうに連れて大きくなっており、
    前記整流部は、前記ウインドスクリーン及び前記車体の一方に設けられ、前記ウインドスクリーン及び前記車体の他方に向かって突出している請求項1記載のレジャービークル。
  3. 前記整流部における少なくとも前記ウインドスクリーン及び前記車体の他方と対向する部分が、弾性体からなる請求項2記載のレジャービークル。
  4. 前記整流部は、左右一対となっており、前記領域内の気流を前記領域における左右中央側へと導くように整流する請求項1乃至3の何れか記載のレジャービークル。
  5. 前記整流部における少なくとも前端部が先細りとなっている請求項1乃至4の何れか記載のレジャービークル。
  6. 車体の前部にて後傾するようにして立設されたウインドスクリーンを備えるレジャービークルにおいて、
    前記車体の前部と前記ウインドスクリーンの下縁との間に形成され、前記ウインドスクリーンの背面と前記車体との間の領域に走行風を導入させる導風口と、
    前記導風口の近傍に前記導風口の開口面積を狭めるようにして設けられた遮蔽部と、を有するレジャービークル。
  7. 前記整流部又は前記遮蔽部の突出高さが可変である請求項1乃至6の何れか記載のレジャービークル。
  8. 前記ウインドスクリーンを昇降させるスクリーン昇降装置と、前記ウインドスクリーンと前記整流部又は前記遮蔽部とを連結するリンク部材とを有し、
    前記スクリーン昇降装置が作動して前記ウインドスクリーンが昇降することにより、前記リンク部材を介して連結される前記整流部又は前記遮蔽部が上下動する請求項7記載のレジャービークル。
  9. 車体の前部にて後傾するようにして立設されたウインドスクリーンを備えるレジャービークルにおいて、
    前記車体の前部と前記ウインドスクリーンの下縁との間に形成され、前記ウインドスクリーンの背面と前記車体との間の領域に走行風を導入させる導風口と、
    上昇時の前記導風口の開口面積が下降時の開口面積よりも狭くなるように前記ウインドスクリーンを昇降させるスクリーン昇降装置と、を有するレジャービークル。
  10. 前記ウインドスクリーンに重りが取り付けられている請求項1乃至9の何れか記載のレジャービークル。
  11. 車体の前部にて後傾するようにして立設されたウインドスクリーンを備えるレジャービークルにおいて、
    前記ウインドスクリーン及び前記車体に、前記ウインドスクリーンと前記車体とを互いに吸引させる吸引手段を有するレジャービークル。
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