JPH0712233Y2 - 自動2輪車の風防装置 - Google Patents
自動2輪車の風防装置Info
- Publication number
- JPH0712233Y2 JPH0712233Y2 JP10785688U JP10785688U JPH0712233Y2 JP H0712233 Y2 JPH0712233 Y2 JP H0712233Y2 JP 10785688 U JP10785688 U JP 10785688U JP 10785688 U JP10785688 U JP 10785688U JP H0712233 Y2 JPH0712233 Y2 JP H0712233Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- meter unit
- windscreen
- rider
- screen
- cowling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) この考案は自動2輪車の風防装置に係り、特にライダの
姿勢に応じて、風防効果を良好にするとともに、メータ
類の視認性をも好適に行なう自動2輪車の風防装置に関
する。
姿勢に応じて、風防効果を良好にするとともに、メータ
類の視認性をも好適に行なう自動2輪車の風防装置に関
する。
(従来の技術) 一般に、自動2輪車では、高速走行または長距離ツーリ
ング時に、ライダが走行風に苦しむことが多いので、カ
ウリングやフェアリングさらにはウインドスクリーンを
設けて風圧を和らげるように図っている。
ング時に、ライダが走行風に苦しむことが多いので、カ
ウリングやフェアリングさらにはウインドスクリーンを
設けて風圧を和らげるように図っている。
例えば、第4図に示すように、カウリング1およびフェ
アリング2は車体前部を覆い、空気抵抗が可及的に小さ
くなるよう流面形になっている。ライダ4の上半身や顔
面に対しては、ウインドスクリーン3が走行風を防ぐ。
ウインドスクリーン3は、カウリング1の上縁部から後
上方へ連設された透明板であるが、面積が大きく、また
充分な流面形に成し得ないので、抵抗が大きくなってし
まう。したがって、ウインドスクリーン3は、ライダ4
に当る風を防ぐことができる最小の面積に設定されてい
る。
アリング2は車体前部を覆い、空気抵抗が可及的に小さ
くなるよう流面形になっている。ライダ4の上半身や顔
面に対しては、ウインドスクリーン3が走行風を防ぐ。
ウインドスクリーン3は、カウリング1の上縁部から後
上方へ連設された透明板であるが、面積が大きく、また
充分な流面形に成し得ないので、抵抗が大きくなってし
まう。したがって、ウインドスクリーン3は、ライダ4
に当る風を防ぐことができる最小の面積に設定されてい
る。
一方、従来の自動2輪車には、実開昭62-54887号公報記
載の考案の如く、ウインドスクリーン3が昇降するもの
がある。これは、同乗者5を伴う長距離ツーリング時な
どには、ウインドスクリーン3を上昇させて同乗者5の
顔に走行風が当るのを防ぎ、また、ライダ4が単独で高
速運転するときには、ウインドスクリーン3を下降させ
て空気抵抗を小さくしようとするものである。なお、第
4図中符号6は、スピードメータ等のメータ類が収納さ
れたメータユニットを示す。
載の考案の如く、ウインドスクリーン3が昇降するもの
がある。これは、同乗者5を伴う長距離ツーリング時な
どには、ウインドスクリーン3を上昇させて同乗者5の
顔に走行風が当るのを防ぎ、また、ライダ4が単独で高
速運転するときには、ウインドスクリーン3を下降させ
て空気抵抗を小さくしようとするものである。なお、第
4図中符号6は、スピードメータ等のメータ類が収納さ
れたメータユニットを示す。
(考案が解決しようとする課題) ところで、ライダ4は、同乗者を伴って比較的低中速運
転を行なうときには略起立姿勢を保つが、単独で高速運
転する場合には前傾姿勢となる。そのため、従来のよう
にメータユニット6の傾き角が固定であると、ライダ4
の前傾姿勢時にメータ類が見にくくなる。
転を行なうときには略起立姿勢を保つが、単独で高速運
転する場合には前傾姿勢となる。そのため、従来のよう
にメータユニット6の傾き角が固定であると、ライダ4
の前傾姿勢時にメータ類が見にくくなる。
この考案は、上記事実を考慮してなされたものであり、
ライダの乗車姿勢に応じ、ウインドスクリーンを昇降さ
せて風防効果を向上させるとともに、メータユニットの
傾きを変更させてメータの視認性を向上させることがで
きる自動2輪車の風防装置を提供することを目的とす
る。
ライダの乗車姿勢に応じ、ウインドスクリーンを昇降さ
せて風防効果を向上させるとともに、メータユニットの
傾きを変更させてメータの視認性を向上させることがで
きる自動2輪車の風防装置を提供することを目的とす
る。
(課題を解決するための手段) この考案は、車体を覆うカウリングの前方上縁部に配設
され、車体の後上方へ昇降可能に設けられたウインドス
クリーンと、このウインドスクリーンの内側に配置さ
れ、車体に対する傾きを変更し得るよう設けられたメー
タユニットと、上記ウインドスクリーンおよびメータユ
ニットに連結され、上記ウインドスクリーンを昇降させ
るともに、このウインドスクリーンの昇降に連動して上
記メータユニットの傾きを変更させる駆動装置とを有す
ることを特徴とするものである。
され、車体の後上方へ昇降可能に設けられたウインドス
クリーンと、このウインドスクリーンの内側に配置さ
れ、車体に対する傾きを変更し得るよう設けられたメー
タユニットと、上記ウインドスクリーンおよびメータユ
ニットに連結され、上記ウインドスクリーンを昇降させ
るともに、このウインドスクリーンの昇降に連動して上
記メータユニットの傾きを変更させる駆動装置とを有す
ることを特徴とするものである。
(作用) ライダが同乗者を伴って中低速走行する場合には、駆動
装置を作動させ、ウインドスクリーンを上昇させて走行
風が同乗者の顔等へ当らないようにするとともに、ウイ
ンドスクリーンの上昇に連動させてメータユニットの傾
き角を小さくして略起立姿勢のライダがメータ類を見易
いようにする。
装置を作動させ、ウインドスクリーンを上昇させて走行
風が同乗者の顔等へ当らないようにするとともに、ウイ
ンドスクリーンの上昇に連動させてメータユニットの傾
き角を小さくして略起立姿勢のライダがメータ類を見易
いようにする。
また、ライダが単独で高速走行する場合には、駆動装置
を作動させ、ウインドスクリーンを下降させて空気抵抗
を低減するとともに、メータユニットの傾き角を大きく
して、前傾姿勢のライダがメータ類を見易くするように
する。
を作動させ、ウインドスクリーンを下降させて空気抵抗
を低減するとともに、メータユニットの傾き角を大きく
して、前傾姿勢のライダがメータ類を見易くするように
する。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図はこの考案に係る自動2輪車の風防装置の一実施
例を示す縦断面図、第3図は第1図の実施例が適用され
た自動2輪車を示す側面図である。
例を示す縦断面図、第3図は第1図の実施例が適用され
た自動2輪車を示す側面図である。
第3図に示すように、ロードスポーツタイプの自動2輪
車では、車体がカウリング11やフェアリング12で覆われ
て、空気抵抗の低減等が図られている。このカウリング
11の前方上縁部は、車体の後上方に向うウインドスクリ
ーン13が備えられ、ライダ14等の上半身や顔に当る走行
風を防いでいる。
車では、車体がカウリング11やフェアリング12で覆われ
て、空気抵抗の低減等が図られている。このカウリング
11の前方上縁部は、車体の後上方に向うウインドスクリ
ーン13が備えられ、ライダ14等の上半身や顔に当る走行
風を防いでいる。
また、ウインドスクリーン13の内側に、スピードメータ
等のメータ類が収納されたメータユニット15が配設され
る。なお、ライダ14はライダシート16に着座する。この
ライダシート16に連設して同乗者シート17が設けられ、
この同乗者シート17に同乗者18が着座する。
等のメータ類が収納されたメータユニット15が配設され
る。なお、ライダ14はライダシート16に着座する。この
ライダシート16に連設して同乗者シート17が設けられ、
この同乗者シート17に同乗者18が着座する。
第1図および第2図に示すように、カウリング11の前部
背面側に、一対のスクリーンガイド19が設置される。こ
のスクリーンガイド19は、断面コ字形状で縦長に形成さ
れる。前記ウインドスクリーン13は、両側面がゴムシー
ル等を介してスクリーンガイド19に嵌入され、昇降自在
に保持される。このウインドスクリーン13の背面下部中
央に、縦方向のスクリーンドリブンラックギア20が一体
または一体的に成形される。
背面側に、一対のスクリーンガイド19が設置される。こ
のスクリーンガイド19は、断面コ字形状で縦長に形成さ
れる。前記ウインドスクリーン13は、両側面がゴムシー
ル等を介してスクリーンガイド19に嵌入され、昇降自在
に保持される。このウインドスクリーン13の背面下部中
央に、縦方向のスクリーンドリブンラックギア20が一体
または一体的に成形される。
一方、カウリング11は、ヘッドパイプ21等の車体フレー
ムに、カウリングブレース22を用いて取り付けられる。
このカウリングブレース22に、メータユニットブラケッ
ト23を介して前記メータユニット15が設置される。メー
タユニットブラケット23は、カウリングブレース22の支
点24周りに揺動自在に支持され、メータユニット15の車
体に対する傾き角θを変更させ得るよう構成される。
ムに、カウリングブレース22を用いて取り付けられる。
このカウリングブレース22に、メータユニットブラケッ
ト23を介して前記メータユニット15が設置される。メー
タユニットブラケット23は、カウリングブレース22の支
点24周りに揺動自在に支持され、メータユニット15の車
体に対する傾き角θを変更させ得るよう構成される。
さらに、カウリングブレース22に、ウインドスクリーン
13およびメータユニット15を連動して作動させる駆動装
置25が配設される。この駆動装置25は、電動機26、第1
減速ギア27および第2減速ギア28並びにスクリーンドラ
イブギア29を有して成り、さらに、メータユニットドラ
イブギア30およびメータユニットドライブシャフト31を
備えて構成される。
13およびメータユニット15を連動して作動させる駆動装
置25が配設される。この駆動装置25は、電動機26、第1
減速ギア27および第2減速ギア28並びにスクリーンドラ
イブギア29を有して成り、さらに、メータユニットドラ
イブギア30およびメータユニットドライブシャフト31を
備えて構成される。
電動機26は、カウリングブレース22に固着され、正逆回
転可能に設けられる。また、第1および第2減速ギア2
7,28は、第2図に示すドライブシャフト33によって一体
回転可能に設けられ、このドライブシャフト33が、カウ
リングブレース22に固着された図示しないブラケット等
に回転自在に軸支される。第2減速ギア28は、電動機26
の減速出力軸に固定されたピニオン34に噛合され、この
ピニオン34により、第1および第2減速ギア27,28が回
転される。スクリーンドライブギア29およびメータユニ
ットドライブギア30も、カウリングブレース22に固着さ
れた図示しないブラケットに回転自在に軸支される。
転可能に設けられる。また、第1および第2減速ギア2
7,28は、第2図に示すドライブシャフト33によって一体
回転可能に設けられ、このドライブシャフト33が、カウ
リングブレース22に固着された図示しないブラケット等
に回転自在に軸支される。第2減速ギア28は、電動機26
の減速出力軸に固定されたピニオン34に噛合され、この
ピニオン34により、第1および第2減速ギア27,28が回
転される。スクリーンドライブギア29およびメータユニ
ットドライブギア30も、カウリングブレース22に固着さ
れた図示しないブラケットに回転自在に軸支される。
スクリーンドライブギア29は、第1減速ギア27およびス
クリーンドリブンラックギア20に噛み合う。したがっ
て、電動機26の駆動により、第1減速ギア27、スクリー
ンドライブギア29およびスクリーンドリブンギア20を介
して、ウインドスクリーン13が昇降可能に設けられる。
クリーンドリブンラックギア20に噛み合う。したがっ
て、電動機26の駆動により、第1減速ギア27、スクリー
ンドライブギア29およびスクリーンドリブンギア20を介
して、ウインドスクリーン13が昇降可能に設けられる。
また、第2減速ギア28はメータユニットドライブギア30
に噛み合され、このメータユニットドライブギア30の一
側面に、メータユニットドライブシャフト31の一端が回
転自在に支持される。メータユニットドライブシャフト
31の他端は、メータユニット15に同様に支持される。し
たがって、電動機26の駆動により、第2減速ギア28およ
びメータユニットドライブギア30が回転し、メータユニ
ットドライブシャフト31によってメータユニット15の傾
き角θが変化し得るよう構成される。
に噛み合され、このメータユニットドライブギア30の一
側面に、メータユニットドライブシャフト31の一端が回
転自在に支持される。メータユニットドライブシャフト
31の他端は、メータユニット15に同様に支持される。し
たがって、電動機26の駆動により、第2減速ギア28およ
びメータユニットドライブギア30が回転し、メータユニ
ットドライブシャフト31によってメータユニット15の傾
き角θが変化し得るよう構成される。
ここで、第1および第2減速ギア27,28がドライブシャ
フト33によって同方向に一体回転可能に設けられるの
で、ウインドスクリーン13の上昇時にメータユニット15
の傾き角θが大きくなり、ウインドスクリーン13の下降
時にメータユニット15の傾き角θが小さくなるように、
連動して構成する。
フト33によって同方向に一体回転可能に設けられるの
で、ウインドスクリーン13の上昇時にメータユニット15
の傾き角θが大きくなり、ウインドスクリーン13の下降
時にメータユニット15の傾き角θが小さくなるように、
連動して構成する。
ところで、電動機26の制御スイッチはハンドルグリップ
の近くにセットされ、この制御スイッチの操作によって
電動機26の正逆回転が制御される。また、電動機26には
滑りクラッチが組み込まれており、ウインドスクリーン
13の上限および下限またはメータユニット15の傾き角θ
の最大値、および最小値で負荷が増大することによりス
リップする。さらに、電動機26には制動作用があり、供
給電力の停止により、ウインドスクリーン13およびメー
タユニット15はどの位置でも停止し得るよう構成され
る。
の近くにセットされ、この制御スイッチの操作によって
電動機26の正逆回転が制御される。また、電動機26には
滑りクラッチが組み込まれており、ウインドスクリーン
13の上限および下限またはメータユニット15の傾き角θ
の最大値、および最小値で負荷が増大することによりス
リップする。さらに、電動機26には制動作用があり、供
給電力の停止により、ウインドスクリーン13およびメー
タユニット15はどの位置でも停止し得るよう構成され
る。
なお、第1図および第2図中符号35はヘッドライトを示
し、符号36は、ウインドスクリーン13の振動防止用のテ
ンションローラを示す。
し、符号36は、ウインドスクリーン13の振動防止用のテ
ンションローラを示す。
次に作用を説明する。
ライダ14が同乗者18を伴って比較的中低速走行する場合
には、駆動装置25の電動機26を逆転させて、第1減速ギ
ア27、スクリーンドライブギア29およびスクリーンドリ
ブンラックギア20を介してウインドスクリーン13を上昇
させ、と同時に第2減速ギア28、メータユニットドライ
ブギア30およびメータユニットドライブシャフト31を介
してメータユニット15の傾き角θを小さくする。ウイン
ドスクリーン13の上昇によって走行風が特に同乗者18の
顔等へ当らないようになり、風防効果を達成できるとと
もに、メータユニット15の傾き角θを小さくすることに
より、略起立姿勢のライダ14がメータユニット15のメー
タ類を見易いようにする。
には、駆動装置25の電動機26を逆転させて、第1減速ギ
ア27、スクリーンドライブギア29およびスクリーンドリ
ブンラックギア20を介してウインドスクリーン13を上昇
させ、と同時に第2減速ギア28、メータユニットドライ
ブギア30およびメータユニットドライブシャフト31を介
してメータユニット15の傾き角θを小さくする。ウイン
ドスクリーン13の上昇によって走行風が特に同乗者18の
顔等へ当らないようになり、風防効果を達成できるとと
もに、メータユニット15の傾き角θを小さくすることに
より、略起立姿勢のライダ14がメータユニット15のメー
タ類を見易いようにする。
また、ライダ14が単独で高速走行する場合には、駆動装
置25の電動機26を正転させ、第1減速ギア27、スクリー
ンドライブギア29およびスクリーンドリブンラックギア
20を介してウインドスクリーン13を下降させ、と同時に
第2減速ギア28、メータユニットドライブギア30および
メータユニットドライブシャフト31を介してメータユニ
ット15の傾き角θを大きくする。ウインドスクリーン13
の下降により、自動2輪車の空気抵抗が低減するととも
に、メータユニット15の傾き角θを大きくすることによ
り、前傾姿勢のライダ14がメータユニット15のメータ類
を見易くする。
置25の電動機26を正転させ、第1減速ギア27、スクリー
ンドライブギア29およびスクリーンドリブンラックギア
20を介してウインドスクリーン13を下降させ、と同時に
第2減速ギア28、メータユニットドライブギア30および
メータユニットドライブシャフト31を介してメータユニ
ット15の傾き角θを大きくする。ウインドスクリーン13
の下降により、自動2輪車の空気抵抗が低減するととも
に、メータユニット15の傾き角θを大きくすることによ
り、前傾姿勢のライダ14がメータユニット15のメータ類
を見易くする。
上記実施例によれば、同乗者18を伴ったときにはライダ
14が略起立姿勢を保つので、同乗者へ当る走行風を防止
するためにウインドスクリーン13を上昇させるととも
に、メータユニット15の傾き角θを小さくしてメータ類
の視認性を良好にする。また、ライダ14が単独で高速走
行するときには、ライダ14が前傾姿勢を保つので、空気
抵抗を低減すべくウインドスクリーン13を下降させると
ともに、ウインドスクリーン13の傾き角θを大きくして
メータ類の視認性を良好にする。このようにして、ライ
ダ14の姿勢に応じて、風防効果とメータ視認性の両者を
向上させることができる。
14が略起立姿勢を保つので、同乗者へ当る走行風を防止
するためにウインドスクリーン13を上昇させるととも
に、メータユニット15の傾き角θを小さくしてメータ類
の視認性を良好にする。また、ライダ14が単独で高速走
行するときには、ライダ14が前傾姿勢を保つので、空気
抵抗を低減すべくウインドスクリーン13を下降させると
ともに、ウインドスクリーン13の傾き角θを大きくして
メータ類の視認性を良好にする。このようにして、ライ
ダ14の姿勢に応じて、風防効果とメータ視認性の両者を
向上させることができる。
また、ウインドスクリーン13およびメータユニット15の
両者の作動を単一の電動機26によって行なうので、コス
トを低減できるとともに、構造を簡単にすることができ
る。
両者の作動を単一の電動機26によって行なうので、コス
トを低減できるとともに、構造を簡単にすることができ
る。
なお、上記実施例では、ハンドルグリップ近くの操作ス
イッチをライダ14が操作して、ウインドスクリーン13お
よびメータユニット15を作動させるものにつき説明した
が、車速に応じて自動的にウインドスクリーン13および
メータユニット15を連動して作動させるものでもよい。
つまり、メータユニット15のスピードメータ内にスイッ
チを配設し、所定の設定速度になった時点で電動機26を
駆動させ、ウインドスクリーン13を下降させるとともに
メータユニット15の傾き角θを大きくするよう構成して
もよい。
イッチをライダ14が操作して、ウインドスクリーン13お
よびメータユニット15を作動させるものにつき説明した
が、車速に応じて自動的にウインドスクリーン13および
メータユニット15を連動して作動させるものでもよい。
つまり、メータユニット15のスピードメータ内にスイッ
チを配設し、所定の設定速度になった時点で電動機26を
駆動させ、ウインドスクリーン13を下降させるとともに
メータユニット15の傾き角θを大きくするよう構成して
もよい。
以上のように、この考案に係る自動2輪車の風防装置に
よれば、駆動装置がウインドスクリーンを昇降させると
ともに、このウインドスクリーンの昇降に連動してメー
タユニットの傾きも変更させ得るように構成されたこと
から、ライダの乗車姿勢に応じて、ウインドスクリーン
を昇降させて風防効果を向上できるとともに、メータユ
ニットの傾きも変更させてメータ類の視認性も向上させ
ることができる。
よれば、駆動装置がウインドスクリーンを昇降させると
ともに、このウインドスクリーンの昇降に連動してメー
タユニットの傾きも変更させ得るように構成されたこと
から、ライダの乗車姿勢に応じて、ウインドスクリーン
を昇降させて風防効果を向上できるとともに、メータユ
ニットの傾きも変更させてメータ類の視認性も向上させ
ることができる。
第1図はこの考案に係る自動2輪車の風防装置の一実施
例を示す縦断面図、第2図は第1図のII-II線に沿う断
面図、第3図は第1図の実施例が適用された自動2輪車
を示す側面図、第4図は従来の自動2輪車の風防装置が
適用された自動2輪車を示す側面図である。 11……カウリング、13……ウインドスクリーン、14……
ライダ、15……メータユニット、18……同乗者、25……
駆動装置、26……電動機、27……第1減速ギア、28……
第2減速ギア、29……スクリーンドライブギア、31……
メータユニットドライブギア、33……ドライブシャフ
ト、θ……メータユニットの傾き角。
例を示す縦断面図、第2図は第1図のII-II線に沿う断
面図、第3図は第1図の実施例が適用された自動2輪車
を示す側面図、第4図は従来の自動2輪車の風防装置が
適用された自動2輪車を示す側面図である。 11……カウリング、13……ウインドスクリーン、14……
ライダ、15……メータユニット、18……同乗者、25……
駆動装置、26……電動機、27……第1減速ギア、28……
第2減速ギア、29……スクリーンドライブギア、31……
メータユニットドライブギア、33……ドライブシャフ
ト、θ……メータユニットの傾き角。
Claims (1)
- 【請求項1】車体を覆うカウリングの前方上縁部に配設
され、車体の後上方へ昇降可能に設けられたウインドス
クリーンと、このウインドスクリーンの内側に配置さ
れ、車体に対する傾きを変更し得るよう設けられたメー
タユニットと、上記ウインドスクリーンおよびメータユ
ニットに連結され、上記ウインドスクリーンを昇降させ
るともに、このウインドスクリーンの昇降に連動して上
記メータユニットの傾きを変更させる駆動装置とを有す
ることを特徴とする自動2輪車の風防装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10785688U JPH0712233Y2 (ja) | 1988-08-18 | 1988-08-18 | 自動2輪車の風防装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10785688U JPH0712233Y2 (ja) | 1988-08-18 | 1988-08-18 | 自動2輪車の風防装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0229885U JPH0229885U (ja) | 1990-02-26 |
JPH0712233Y2 true JPH0712233Y2 (ja) | 1995-03-22 |
Family
ID=31342648
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10785688U Expired - Lifetime JPH0712233Y2 (ja) | 1988-08-18 | 1988-08-18 | 自動2輪車の風防装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0712233Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-08-18 JP JP10785688U patent/JPH0712233Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0229885U (ja) | 1990-02-26 |
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