JP2008265223A - 画像形成装置 - Google Patents

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英成 篠藤
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Abstract

【課題】ユーザの所望の印刷画像を得ることが可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】この昇華型プリンタ(画像形成装置)100は、用紙40を印刷するとともに発熱体2eを含む印字ヘッド2と、印刷された用紙40の印刷状態(濃度)を測定する測色機28と、測色機28により測定されたテスト印刷された用紙40の濃度に基づいて、ユーザにより選択された色合い補正モードに従って通常印刷時に印字ヘッド2の発熱体2eに加える熱量を補正するように制御する制御部22aとを備える。
【選択図】図8

Description

この発明は、画像形成装置に関し、特に、発熱体を含む印字ヘッドを備えた画像形成装置に関する。
従来、発熱体を含む印字ヘッドを備えた画像形成装置が知られている。また、試験的に印刷した用紙の印刷状態を測定する機能を備えた画像形成装置が知られている(たとえば、特許文献1〜4参照)。
上記特許文献1には、分光測色計を備えたカラー画像出力装置(画像形成装置)が開示されている。この特許文献1に記載のカラー画像出力装置では、ユーザによる色校正の指示有りと判断された場合に、装置本体にPC(パーソナルコンピュータ)などから送信された画像の濃度データを基準にして試験的に印刷するとともに、分光測色計により印刷画像を測定することにより試験印刷した画像の濃度値を取得する。そして、印刷画像の濃度データと実際に測定した画像の濃度値とに基づいて色校正前の補正テーブル(温度テーブル)を補正するように構成されている。
また、上記特許文献2には、濃度センサを備えた画像形成装置が開示されている。この特許文献2に記載の画像形成装置では、予めユーザが印刷画像の濃度値を設定しておくとともに印刷された記録用紙の累積枚数が所定の枚数に達した場合に記録用紙にテストプリントを行い、テストプリント画像の濃度値を濃度センサにより測定する。そして、測定した濃度値と予め印刷前に設定した濃度値とに誤差がある場合に誤差の差分を設定した濃度値に補正するように構成されている。
また、上記特許文献3には、測色センサを備えた画像形成装置が開示されている。この特許文献3に記載の画像形成装置では、印刷された記録用紙の累積枚数が規定枚数に達した場合に、記録用紙に複数パターンのテストプリントを行う動作とテストプリントされた画像の濃度を測色センサにより測定する動作とを割り込ませる。そして、測定された濃度の値と予め印刷前に設定した濃度の値とに誤差がある場合に誤差の差分を補正するように構成されている。
また、上記特許文献4には、印刷された画像の濃度を測定する測色部を備えたサーマルプリンタ(画像形成装置)が開示されている。この特許文献4に記載のサーマルプリンタでは、装置本体に取り込んだ印刷画像データの濃度変化量の値と測色部により実際に測定された印刷画像の濃度変化量の値との差分に基づいて印刷データを補正することにより画像の尾引き補正を行うように構成されている。なお、サーマルヘッドの尾引きとは、印刷時にサーマルヘッド(印字ヘッド)の温度を印刷画像の濃度変化に対応するように変化しきれないために、濃度の変化後における部分の画像に濃度の変化前における濃度が残ってしまう現象をいう。
特開2002−118763号公報 特開2005−311644号公報 特開2005−161650号公報 特開2004−306390号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載のカラー画像出力装置では、装置本体に送信された画像データに基づいて補正テーブルを補正するので、常に読み込まれた画像データの濃度になるように画像を印刷するように補正する。したがって、所定の色を最適な状態に補正されるようにして印刷することはできないと考えられるので、ユーザの所望の印刷画像を得ることが困難であるという問題点がある。
また、上記特許文献2に記載の画像形成装置では、テストプリントした記録用紙の濃度の測定値を予めユーザにより設定された設定値に補正する。ここで、記録用紙の濃度の測定値は画像形成装置の専用紙を基準に設定すると考えられるので、専用紙ではない記録用紙に印刷する際に、予め専用紙を基準に設定した設定値に対応する濃度で印刷できていない場合があるにもかかわらず測定値の濃度は専用紙を基準に設定した設定値に補正される。したがって、濃度を測定値から設定値に補正したとしても、専用紙以外の記録用紙に印刷を行う場合にユーザの所望の印刷画像を得ることが困難であるという問題点がある。
また、上記特許文献3に記載の画像形成装置では、テストプリントした記録用紙の濃度の測定値を予めユーザにより設定された設定値に補正する。ここで、記録用紙の濃度の測定値は画像形成装置の専用紙を基準に設定すると考えられるので、専用紙ではない記録用紙に印刷する際に、予め専用紙を基準に設定した設定値に対応する濃度で印刷できていない場合があるにもかかわらず測定値の濃度は専用紙を基準に設定した設定値に補正される。したがって、濃度を測定値から設定値に補正したとしても、専用紙以外の記録用紙に印刷を行う場合にユーザの所望の印刷画像を得ることが困難であるという問題点がある。
また、上記特許文献4に記載のサーマルプリンタでは、上記したような尾引きに対する補正を行うように構成されている一方で、ユーザの所望の印刷結果が得られるように濃度を補正するようには構成されていない。したがって、ユーザの選択によりユーザの所望の印刷画像を得ることが困難であるという問題がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、ユーザの所望の印刷画像を得ることが可能な画像形成装置を提供することである。
課題を解決するための手段および発明の効果
この発明の一の局面による画像形成装置は、用紙を印刷するとともに発熱体を含む印字ヘッドと、印刷された用紙の印刷状態を測定する印刷状態測定部と、印刷状態測定部により測定された試験的に印刷された用紙の印刷状態に基づいて、複数種類の色合い補正モードの中からユーザにより選択された所定の色合い補正モードに従って通常印刷時に印字ヘッドの発熱体に加える熱量を補正するように制御する制御部とを備える。
この一の局面による画像形成装置では、上記のように、印刷状態測定部により測定された試験的に印刷された用紙の印刷状態に基づいて、複数種類の色合い補正モードの中からユーザにより選択された所定の色合い補正モードに従って印字ヘッドの発熱体に加える熱量を補正するように制御する制御部を備えるように構成することによって、ユーザは、たとえば、画像の特定の色に対して最適な印刷を行うように補正する色合い補正モードを選択することにより、ユーザにより選択された色合い補正モードに対応する特定の色が最適に印刷されるように補正される。したがって、ユーザは通常印刷時に所望の画像を得ることができる。また、制御部は、試験的に印刷された用紙の印刷状態に基づいてユーザの選択した色合い補正モードに対応する補正を行うように制御するので、ユーザは、専用紙でない用紙に印刷する場合にも、所望の画像を得ることができる。
上記一の局面による画像形成装置において、好ましくは、印刷状態測定部は、試験的に印刷された用紙の濃度を測定するように構成され、色合い補正モードは、白、黒、灰色からなる無彩色の濃度を補正する無彩色補正モードと、無彩色以外の色からなる有彩色の濃度を補正する有彩色補正モードと、無彩色および有彩色のバランスがとれるように濃度を補正するバランス補正モードとの少なくとも1つの色合い補正モードを含むように構成される。このように構成すれば、白、黒、灰色からなる無彩色の濃度の補正と、無彩色以外の色からなる有彩色の濃度の補正と、無彩色および有彩色のバランスがとれるような濃度の補正との少なくとも1つの濃度の補正を行うことができるので、ユーザは、容易に所望の画像を得ることができる。
この場合、好ましくは、制御部は、印字ヘッドの発熱体近傍の温度と印刷時に印字ヘッドの発熱体に供給するエネルギ量との関係が規定された温度テーブルに基づいて印字ヘッドの熱量を制御するように構成され、温度テーブルは、発熱体近傍の温度と印字ヘッドに供給するエネルギ量との関係が、無彩色の濃度が理想的に印刷されるように規定された無彩色補正モードに対応する無彩色温度テーブルと、有彩色の濃度が理想的に印刷されるように規定された有彩色補正モードに対応する有彩色温度テーブルと、無彩色および有彩色の濃度のバランスが理想的に印刷されるように規定されたバランス補正モードに対応するバランス温度テーブルとの少なくとも1つを含む。このように構成すれば、温度テーブルは、無彩色の濃度が理想的に印刷されるように規定された無彩色温度テーブルと、有彩色の濃度が理想的に印刷されるように規定された有彩色温度テーブルと、無彩色および有彩色の濃度のバランスが理想的に印刷されるように規定されたバランス温度テーブルとを含むので、試験的に印刷された用紙の濃度に基づいて、これらの温度テーブルを補正すれば、より適切に試験的に印刷された用紙に対してユーザが選択した所望の色合いでの印刷を行うことができる。
この場合、好ましくは、制御部は、ユーザによりいずれかの補正モードが選択された際に、印刷状態測定部に測定された試験的に印刷された用紙の濃度の測定値に基づいて、ユーザに選択された補正モードに対応する温度テーブルの値を補正するように制御する。このように構成すれば、ユーザが選択したいずれかの補正モードに対応する温度テーブルの値を、試験的に印刷した用紙の濃度の測定値に基づいて補正するので、容易に、試験的に印刷された用紙を印刷する場合にユーザが選択した所望の色合いになるように、印字ヘッドに加える熱量の補正を行うことができる。
この場合、好ましくは、温度テーブルが予め記憶された不揮発性メモリからなるメモリ部をさらに備え、メモリ部は、制御部により補正された温度テーブルを記憶するための補正温度テーブル記憶部を含む。このように構成すれば、制御部により補正された温度テーブルを補正温度テーブル記憶部に記憶しておくことができるので、容易に補正された温度テーブルに基づいて印刷を行うことができる。
上記一の局面による画像形成装置において、好ましくは、制御部は、ユーザの設定により、印刷された用紙の印刷状態測定部の測定の際における測定精度を変更可能なように制御する。このように構成すれば、制御部は、ユーザの選択により測定精度を変更することができるように制御するので、測定に時間がかかるが正確な高い測定精度での測定や正確性は劣るが測定に時間がかからない低い測定精度での測定などをユーザは状況に応じて選択することができる。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態による昇華型プリンタの全体構成を示した分解斜視図である。図2は、本発明の一実施形態による昇華型プリンタの全体構成を示した斜視図である。図3は、本発明の一実施形態による昇華型プリンタの断面図である。図4〜図13は、本発明の一実施形態による昇華型プリンタの構造を説明するための図である。まず、図1〜図13を参照して、本発明の一実施形態による昇華型プリンタ100の構造について説明する。なお、本実施形態では、画像形成装置の一例である昇華型プリンタ100に本発明を適用した場合について説明する。
本発明の一実施形態による昇華型プリンタ100は、図1に示すように、金属製のシャーシ1と、印字を行うための印字ヘッド2と、印字ヘッド2に対向するように配置されたプラテンローラ3(図3参照)と、金属製の送りローラ4(図3参照)と、所定の押圧力で送りローラ4を押圧する金属製の押さえローラ5(図3参照)と、送りローラギア6(図4および図5参照)と、樹脂製の下部用紙ガイド7aおよび上部用紙ガイド7b(図3参照)と、ゴム製の給紙ローラ8と、給紙ローラギア9(図4および図5参照)と、ゴム製の排紙ローラ10と、排紙ローラギア11(図4および図5参照)とを備えている。
また、本発明の一実施形態による昇華型プリンタ100は、図4および図5に示すように、巻取りリール12と、モータブラケット13と、用紙40(図1および図2参照)を搬送するためのステッピングモータ14と、印字ヘッド2を回動させる駆動源としてのステッピングモータ15と、揺動可能な揺動ギア16と、複数の中間ギア17〜20とを備えている。また本発明の一実施形態による昇華型プリンタ100は、図1に示すように、インクシート51が収納されたインクシートカートリッジ50を支持するカートリッジ支持部21と、昇華型プリンタ100の動作を制御する回路部22が設けられた配線基板23と、天板24と、シャーシ1を内部に収納する筐体25(図2参照)とを備えている。また、本実施形態による昇華型プリンタ100には、インクシートカートリッジ50と、昇華型プリンタ100に供給する用紙40を収納するための給紙カセットケース26(図2参照)とが着脱可能に装着されている。
また、筐体25は、図2に示すように、蓋部材25aおよび25bを含んでいる。筐体25の蓋部材25aは、給紙カセットケース26を昇華型プリンタ100に装着するために設けられている。また、筐体25の蓋部材25bは、インクシートカートリッジ50を昇華型プリンタ100に装着するために設けられている。また、蓋部材25aの上面部には、印刷画像の選択および決定などを行うLCD(Liquid Crystal Display)からなる表示部25cが設けられているとともに、表示部25cに表示された印刷画像の選択を行うための4つの選択ボタン25dと、選択された印刷画像を決定するための決定ボタン25eとが設けられている。
ここで、本実施形態では、蓋部材25aの上面部には、後述する測色モードを開始するための測色ボタン25fが設けられている。
また、図1に示すように、インクシートカートリッジ50は、巻取り部50aと、供給部50bとを有している。また、巻取り部50aの内部には、巻取りボビン50cが回転可能に配置されている。また、供給部50bの内部には、供給ボビン50dが回転可能に配置されている。
また、図1に示すように、シャーシ1は、互いに対向するように配置された一方側面1aと、他方側面1bと、底面1cとを有している。また、シャーシ1の一方側面1aには、上記したモータブラケット13が取り付けられている。また、シャーシ1の他方側面1bには、インクシートカートリッジ50を挿入するための挿入孔1dが設けられている。また、シャーシ1の一方側面1aおよび他方側面1bのそれぞれの上端部には、配線基板23を取り付けるための取付部1eが2つずつ形成されている。また、4つの取付部1eには、それぞれ、配線基板23を固定するためのネジ27が螺合されるネジ孔1fが形成されている。また、配線基板23は、天板24を介してシャーシ1の取付部1eに取り付けられている。具体的には、配線基板23は、配線基板23の4つの孔23aおよび天板24の4つの孔24aに通された4個のネジ27をシャーシ1の取付部1eのネジ孔1fに締め付けることによって固定されている。
ここで、本実施形態では、図1および図3に示すように、昇華型プリンタ100には、用紙40の印刷状態を測定するセンサ部28aを含む測色機28が取り付けられている。測色機28が具体的に測定する用紙40の印刷状態としては、用紙40に印刷された画像の濃度を測定するように構成されている。また、図3および図6に示すように、測色機28は、昇華型プリンタ100の筐体25における用紙40を給紙する側の面とは反対方向側の面の内面側に測色機28のセンサ部28aが用紙40に対向するように取り付けられている。なお、測色機28は、本発明の「印刷状態測定部」の一例である。
また、図3に示すように、シャーシ1の底面1cには、用紙40の前端部および後端部を検出するための用紙センサ29aおよび29bが設けられている。また、下部用紙ガイド7aは、送りローラ4および押さえローラ5の近傍に設置されている。また、上部用紙ガイド7bは、給紙時には、用紙40が下面側を通過するようにして印刷部への給紙経路に案内するとともに、排紙時には、用紙40が上面側を通過するようにして排紙経路に案内する機能を有する。また、カートリッジ支持部21には、反射型のインクシート頭出しセンサ30の反射部30aが取り付けられている。なお、インクシート頭出しセンサ30の発光部30bは、インクシート51を挟んで反射部30aと対向するように配線基板23に取り付けられている。また、天板24には、配線基板23に取り付けられたインクシート頭出しセンサ30をシャーシ1側に露出させるための孔部24b(図1参照)が形成されている。
また、図6に示すように、シャーシ1の一方側面1aおよび他方側面1bには、それぞれ、プラテンローラ3を回転可能に支持するためのプラテンローラ軸受3aが設けられている。また、送りローラ4は、図4および図5に示すように、送りローラギア6に挿入される送りローラギア挿入部4aを有する。また、送りローラ4は、シャーシ1に設けられた送りローラ軸受け(図示せず)に回転可能に支持されている。また、押さえローラ5は、押さえローラ軸受け(図示せず)に回転可能に支持されている。また、送りローラ4および押さえローラ5は、図3に示すように、用紙40を間に挟んだ状態で回転することにより、用紙40を給紙方向(図3の矢印T1方向)または排紙方向(図3の矢印U1方向)に搬送する機能を有する。また、給紙ローラ8は、給紙カセットケース26に載置された用紙40をシャーシ1の内部に取り込む機能を有する。
また、図6に示すように、印字ヘッド2は、一対の支持軸2aと、プラテンローラ3(図3参照)に対向するように配置されたヘッド部2b(図3参照)と、支持軸2aとヘッド部2bとを連結する一対のアーム部2cと、ヘッド部2bに取り付けられるヘッドカバー2d(図3参照)とを含んでいる。また、印字ヘッド2は、支持軸2aを支点として、それぞれ、シャーシ1の一方側面1aおよび他方側面1bに取り付けられている。また、印字ヘッド2は、ステッピングモータ15(図4参照)を駆動源とする押圧部材(図示せず)に押圧されることによって用紙40およびプラテンローラ3を押圧するように構成されているとともに、押圧部材と係合することにより押圧部材が回動するのに伴って印字ヘッド2も支持軸2aを支点として回動する。これにより、印字ヘッド2のヘッド部2bがプラテンローラ3に対して離間するように構成されている。また、図6に示すように、印字ヘッド2のヘッド部2bには、電圧パルス幅が供給されて発熱する複数の発熱体2eが、ヘッド部2bに沿って所定の間隔を隔てて一列に設けられている。
また、図5および図6に示すように、モータブラケット13に取り付けられたステッピングモータ14の軸部には、モータギア14aが取り付けられている。また、ステッピングモータ14は、巻取りリール12のギア部12aと、給紙ローラギア9と、排紙ローラギア11と、送りローラギア6とを駆動させるための駆動源としての機能を有する。
また、巻取りリール12は、インクシートカートリッジ50の巻取り部50aの内部に配置された巻取りボビン50c(図1参照)に係合することによって、巻取りボビン50cに巻き付けられたインクシート51を巻き取るように構成されている。また、巻取りリール12のギア部12aは、揺動ギア16が揺動することによって噛合するように配置されている。また、インクシート51は、図7に示すように、色の3原色からなる、Y色(イエロー)印字シート51aと、M色(マゼンダ)印字シート51bと、C色(シアン)印字シート51cとの3色のシートから構成されている。
また、図8に示すように、配線基板23に設けられた回路部22(図1参照)は、昇華型プリンタ100の印刷動作を制御する制御部22aと、印字ヘッド2の発熱体2e(図6参照)の温度を制御するヘッドコントローラ22bと、モータコントローラ22cと、モータドライバ22dと、フラッシュメモリ22eと、作業用メモリ22fとを備えている。なお、フラッシュメモリ22eは、本発明の「メモリ部」の一例である。
ここで、本実施形態では、フラッシュメモリ22eは、温度テーブル記憶部22gと、補正温度テーブル記憶部22hと、濃度―エネルギ曲線記憶部22iと、プログラム格納メモリ部22jとを含んでいる。ここで、温度テーブル記憶部22gは、たとえば、図9に示すような、印字ヘッド2の発熱体2e(図6参照)近傍の温度と、印刷時に印字ヘッド2の発熱体2eに供給するようなエネルギ量との関係が規定された温度テーブル22kが記憶されている。また、温度テーブル22kは、図10〜図12に示すように、後述するYMCKバランス最適温度テーブル22lと、有彩色(YMC)最適温度テーブル22mと、コントラスト(K)最適温度テーブル22nとの3つの温度テーブルから構成されている。また、補正温度テーブル記憶部22hは、制御部22aにより補正された最適温度テーブル(YMCKバランス最適温度テーブル22l、有彩色最適温度テーブル22mおよびコントラスト最適温度テーブル22n)を記憶するための機能を有している。また、濃度―エネルギ曲線記憶部22iには、図13〜図15に示すような、後述する濃度(Cb)―エネルギ(E)曲線、濃度(Cy)―エネルギ(E)曲線および濃度(Ck)―エネルギ(E)曲線の3つの曲線が記憶されている。
また、フラッシュメモリ22eは、動作プログラムなどのプログラムを格納するプログラム格納メモリ部22jを含んでいる。
また、制御部22aは、上記したような温度テーブル22k(図9参照)に基づいて印字ヘッド2の熱量を制御するように構成されている。また、モータコントローラ22cは、モータドライバ22dを介してステッピングモータ14およびステッピングモータ15を制御するために設けられている。また、ヘッドコントローラ22bは、印字ヘッド2の発熱体2e(図6参照)に電圧パルスを印加することによって、印字ヘッド2の発熱体2eの温度を制御するために設けられている。
ここで、本実施形態では、制御部22aは、測色機28(図3参照)により測定されたテスト印刷された用紙40の濃度に基づいて、ユーザにより選択された特定の色に対する色合い補正モードに従って通常印刷時に印字ヘッド2の発熱体2eに加える熱量を補正するように制御するように構成されている。また、ユーザにより選択される色合い補正モードとは、具体的には、白、黒および灰色からなる無彩色(K)の濃度が最適に印刷されるように補正されるコントラスト(K)最適モードと、無彩色以外の色からなる有彩色の濃度が最適に印刷されるように補正される有彩色(YMC)最適モードと、無彩色および有彩色のバランスが最適な状態に印刷されるように無彩色および有彩色の濃度が補正されるYMCKバランス最適モードとの3種類の補正モードから構成されている。なお、テスト印刷された用紙40は、本発明の「試験的に印刷された用紙」の一例である。
また、本実施形態では、制御部22aは、ユーザにより、コントラスト最適モード、有彩色最適モードおよびYMCKバランス最適モードのいずれかの補正モードが選択された際に、測色機28に測定されたテスト印刷された用紙40の濃度の測定値に基づいて、ユーザに選択された補正モードにそれぞれ対応する温度テーブル22kの値を補正するように制御するように構成されている。ここで、いずれかの補正モードにそれぞれ対応する温度テーブル22kとは、具体的に、図10〜図12に示すように、コントラスト最適モードに対応するコントラスト最適温度テーブル22nと、有彩色最適モードに対応する有彩色最適温度テーブル22mと、YMCKバランス最適モードに対応するYMCKバランス最適温度テーブル22lとが構成されている。また、コントラスト最適温度テーブル22nは、発熱体2e近傍の温度と印字ヘッド2に供給するエネルギ量との関係が無彩色の濃度が理想的に印刷されるように規定されているとともに、有彩色最適温度テーブル22mは、有彩色の濃度が理想的に印刷されるように規定されている。また、同様に、YMCKバランス最適温度テーブル22lは、無彩色および有彩色の濃度のバランスが理想的に印刷されるように規定されている。なお、本実施形態では、上記した3つの最適温度テーブルは、昇華型プリンタ100の専用紙に対して、それぞれ最適に印刷されるように規定されている。
ここで、上記した3つの最適温度テーブルの作成方法について具体的に説明する。まず、YMCKバランス最適温度テーブルの作成方法について説明する。まず第1に、昇華型プリンタ100の専用紙に印刷する際に、Y色の濃度と発熱体2eに加えるエネルギ量との関係をY色の濃淡が理想的に印刷されるように規定した濃度―エネルギ曲線を作成する。次に、黒色の濃淡が理想的になるようなY色の濃度とエネルギ量との関係を規定した濃度―エネルギ曲線を作成する。そして、作成したY色の濃淡が理想的に印刷されるように規定した濃度―エネルギ曲線と、黒色の濃淡が理想的に印刷されるようにY色を規定した濃度―エネルギ曲線とにおける各エネルギ量に対応するそれぞれの濃度を平均化した濃度の値を算出する。そして、算出した平均化した濃度の値と、その平均化した濃度にそれぞれ対応するエネルギ量の値との関係を規定した濃度(Cb)―エネルギ(E)曲線(図13参照)を作成する。すなわち、この濃度(Cb)―エネルギ(E)曲線は、昇華型プリンタ100の専用紙に印刷する際に、Y色および黒色(K)が共に最適な濃度で印刷されるように発熱体2eに加えるエネルギ量を規定した曲線である。このように作成した濃度(Cb)―エネルギ(E)曲線は、フラッシュメモリ22eの濃度―エネルギ曲線記憶部22iに予め保存されている。そして、作成した濃度(Cb)―エネルギ(E)曲線に基づいて、図10に示すように、YMCKバランス最適温度テーブルのY色における最適温度テーブル22lが作成される。ここで、図10に示す階調Aは、発熱体2eにE1のエネルギ量を加えた際に発色する濃度Cb1の濃さに対応する階調である。このように、図13に示す濃度(Cb)―エネルギ(E)曲線から、濃度(Cb1、Cb2・・・Cbn)にそれぞれ対応するエネルギ量E(E1、E2、・・En)を、濃度(Cb1、Cb2・・・Cbn)にそれぞれ対応する階調(0、1、2、・・)にそれぞれ対応させて、図10に示すように、YMCKバランス最適温度テーブル(Y色)22lとして規定する。以上のようにしてYMCKバランス最適温度テーブル(Y色)を作成する。また、M色、C色についても同様にしてYMCKバランス最適温度テーブル(M色)およびYMCKバランス最適温度テーブル(C色)を作成する。これにより、昇華型プリンタ100の専用紙に印刷する際に、YMC色および黒色(K)のそれぞれの色が最適な濃度で印刷されるための3つのYMCKバランス最適温度テーブル(Y色)(M色)(C色)が作成される。
また、有彩色(YMC)最適温度テーブルについても同様の手段で作成する。すなわち、図14に示すように、まず、昇華型プリンタ100の専用紙に印刷する際にY色の濃淡が理想的に印刷されるようにY色の濃度と発熱体2eに加えるエネルギ量との関係を規定した濃度(Cy)―エネルギ(E)曲線を作成する。そして、濃度(Cy)―エネルギ(E)曲線から、濃度(Cy1、Cy2・・・)にそれぞれ対応するエネルギ量E(E1、E2、・・・)を、濃度(Cy1、Cy2・・・)にそれぞれ対応する階調(0、1、2、・・・)にそれぞれ対応させて、図11に示すように、有彩色(YMC)最適温度テーブル(Y色)として規定する。また、M色およびC色についても同様に作成する。これにより、昇華型プリンタ100の専用紙に印刷する際に、有彩色(黒、白、灰色以外の色)が最適な濃度で印刷されるための3つの有彩色最適温度テーブル(Y色)(M色)(C色)が作成される。
また、コントラスト(K)最適温度テーブルについても同様の手段で作成する。すなわち、図15に示すように、YMC各色において、昇華型プリンタ100の専用紙に印刷する際に無彩色(白、黒および灰色)の濃淡が理想的に印刷されるようなYMC各色の濃度と発熱体2eに加えるエネルギ量との関係を規定した濃度(Ck)―エネルギ(E)曲線をそれぞれ作成する。そして、YMC各色の濃度(Ck)―エネルギ(E)曲線に基づいて、図12にしめすように、無彩色(黒、白、灰色)が最適な濃度で印刷されるためのコントラスト最適温度テーブルが作成される。
また、上記したYMCKバランス最適温度テーブル22l、有彩色最適温度テーブル22mおよびコントラスト最適温度テーブル22nは、予めフラッシュメモリ22eの温度テーブル記憶部22g(図8参照)に格納されている。
また、本実施形態では、制御部22aは、ユーザによりいずれかの補正モードが選択された際に、測定部28に測定されたテスト印刷された用紙40の濃度の測定値に基づいて、ユーザに選択された補正モードに対応する最適温度テーブルの値を補正するように制御するように構成されている。すなわち、YMCKバランス最適モードが選択された際にYMCKバランス最適温度テーブル22lが補正されるとともに、有彩色最適モードが選択された際に有彩色最適温度テーブル22mが補正される。また、同様に、コントラスト最適モードが選択された場合にコントラスト最適温度テーブル22nが補正されるように構成されている。また、上記したように、補正された最適温度テーブルは、フラッシュメモリ22eの補正温度テーブル記憶部22hに記憶される。
図16は、図1に示した本発明の一実施形態による昇華型プリンタの測色モードにおける制御フローを示したフローチャートである。図17〜図29は、本発明の一実施形態による昇華型プリンタの動作を説明するための図である。次に、図2〜図6、図8、図10〜図29を参照して、本発明の一実施形態による昇華型プリンタ100の動作について説明する。
まず、本発明の一実施形態による昇華型プリンタ100の制御部22aによる測色モード時における制御について説明する。なお、印刷された用紙40を測色機28により測定するとともに、測定値に基づいて発熱体2eに加える熱量を補正する制御動作を測色モードとする。
まず、図16に示すように、ステップS1において、本発明による昇華型プリンタ100において測色ボタン25f(図2参照)が押下されたか否かが判断される。測色ボタン25fが押下されていないと判断された場合には、押下されたと判断されるまで繰り返しこの判断を行う。また、測色ボタン25fが押下されたと判断された場合に、ステップS2に進み、昇華型プリンタ100に装着された給紙カセットケース26(図2参照)に載置された用紙40が装置本体へ搬送される。そして、ステップS3に進み、図17に示すように、昇華型プリンタ100の表示部25c(図2参照)に調整用画像の濃淡の段階数の指定画面25fが表示される。ここで、調整用画像とは、図18に示すように、テスト印刷を行う際に用紙40に印刷される画像であり、YMC各色についてそれぞれ段階的に濃度を変化させて帯状に印刷される画像である。また、調整用画像の濃淡の段階数の指定とは、調整用画像の濃淡を何段階に分割して印刷するかをユーザが指定することである。たとえば、図17に示す指定画面25fにおいては、最小8段階に分割して印刷されるように指定可能であるとともに、最大256段階に分割して印刷されるようにユーザは指定可能である。このように、ユーザの設定により、調整用画像の濃淡の段階数を指定することによって、テスト印刷された用紙40の測色機28(図3参照)による測定の際における測定精度を変更可能である。すなわち、調整用画像の濃淡の段階数の数値が大きい程濃度の濃淡の段階も増えるので、その分、測色機28による調整画像の濃度変化の測定精度が高くなる。
ここで、調整用画像の濃淡の段階数は、選択ボタン25d(図2参照)の左右ボタンを押下することにより段階数を選択するとともに、決定ボタン25e(図2参照)を押下することにより段階数を指定する。そして、ステップS4において、調整用画像の濃淡の段階数が指定されたか否かが判断される。そして、調整用画像の濃淡の段階数が指定されないと判断された場合は、指定されるまで表示部25cに指定画面25f(図17参照)が表示され続けるとともに、調整用画像の濃淡の段階数が指定されたと判断された場合には、ステップS5に進む。
そして、ステップS5において、昇華型プリンタ100の専用紙を印刷する際に有彩色および無彩色の濃度が最適に印刷されるように規定されたYMCKバランス最適温度テーブル22lに基づいて、ステップS4において指定された段階数(8段階〜255段階)で調整用画像が印刷される。そして、ステップS6に進み、測色機28(図3参照)により、印刷した調整用画像のYMC各色の濃度Cm1〜Cmn(n=8〜256)がそれぞれ測定される。そして、ステップS7において、YMC各色においてそれぞれ測定した濃度Cm1〜Cmnと、測定した濃度にそれぞれ対応するエネルギ量E1〜En(n=8〜256)との関係からなる濃度(Cm)―エネルギ(E)曲線(図19参照)が導出される。
そして、ステップS8に進み、図20に示すように、表示部25c上に印刷補正モード選択画面25gが表示される。ここで、印刷補正モード選択画面25gは、YMCKバランス最適モード選択肢25hと、有彩色(YMC)最適モード選択肢25iと、コントラスト(K)最適モード選択肢25jとのいずれかのモードに対応する選択肢が選択可能なように表示される。また、選択および決定の操作は、選択ボタン25dおよび決定ボタン25e(図2参照)を操作することにより行われる。
そして、ステップS9において、表示部25cに表示された印刷補正モード選択画面25g(図20参照)においてYMCKバランス最適モード選択肢25hが選択されたか否かが判断される。ここで、YMCKバランス最適モード選択肢25hが選択されたと判断された場合には、ステップS10に進み、フラッシュメモリ22e(図8参照)の濃度―エネルギ曲線記憶部22iから濃度(Cb)―エネルギ(E)曲線(図13参照)が読み出される。また、ステップS9において、YMCKバランス最適モード選択肢25hが選択されないと判断された場合には、ステップS11に進み、有彩色(YMC)最適モード選択肢25iが選択されたか否かが判断される。そして、有彩色(YMC)最適モード選択肢25iが選択されたと判断された場合には、ステップS12に進み、フラッシュメモリ22eの濃度―エネルギ曲線記憶部22iから濃度(Cy)―エネルギ(E)曲線(図14参照)が読み出される。また、ステップS11において、有彩色(YMC)最適モード選択肢25iが選択されないと判断されない場合は、ステップS13に進み、コントラスト(K)最適モード選択肢25jが選択されたか否かが判断される。ここで、コントラスト(K)最適モード選択肢25jが選択されたと判断された場合には、ステップS14に進み、フラッシュメモリ22eの濃度―エネルギ曲線記憶部22iから濃度(Ck)―エネルギ(E)曲線(図15参照)が読み出される。また、ステップS13において、コントラスト(K)最適モード選択肢25jが選択されないと判断された場合には、ステップS9の前に戻り、いずれかの最適モードに対応する選択肢が選択されるまで、ステップS9、ステップS11およびステップS13の判断を繰り返す。
また、ステップS9においてYMCKバランス最適モード選択肢25hが選択されたと判断されるとともに、ステップS10において、フラッシュメモリ22eの濃度―エネルギ曲線記憶部22iから濃度(Cb)―エネルギ(E)曲線(図13参照)が読み出された場合には、図21に示すように、ステップS15に進み、図22に示すように、測色機28により調整用画像を測定した結果得られた測定値に基づいて導出した濃度(Cm)―エネルギ(E)曲線(図19参照)とフラッシュメモリ22eの濃度―エネルギ曲線記憶部22iから読み出した濃度(Cb)―エネルギ(E)曲線(図13参照)とを対比させる。そして、ステップS16に進み、ステップS15において図22に示すように対比させた2つの曲線に基づいて、濃度Cb1〜Cbn(n=8〜256)に対応するエネルギ量Eを測定値に基づいて導出した濃度(Cm)―エネルギ(E)曲線上から抽出する。そして、ステップS17において、図23に示すように、抽出したエネルギ量Eと、抽出したエネルギ量Eに対応する濃度Cbにそれぞれ対応する階調とに基づいて、YMCKバランス最適温度テーブルを補正する。
具体的には、図22に示すように、たとえば用紙40の印刷の際に、印刷した用紙40が昇華型プリンタ100の専用紙であれば、発熱体2eにエネルギ量E1を加えた場合には濃度Cb1で発色されるはずであるが、実際に印刷された濃度は濃度Cm1であった場合、濃度Cb1で発色するために必要なエネルギ量として、実際の測定値から導出した濃度(Cm)―エネルギ(E)曲線に対応するエネルギ量Erを印字ヘッド2の発熱体2e(図6参照)に加えなければならない。したがって、図10に示すYMCKバランス最適温度テーブル(Y色)22lにおいて濃度Cb1に対応する階調としての階調Aに対応していたエネルギ量E1を、図23に示すように、エネルギ量Erに補正するとともに、エネルギ量E1を、濃度Cm1に対応する階調としての階調Cに対応するエネルギ量として設定するように補正する。また、濃度Cb1に対応する階調としての階調Aに対応するエネルギ量として、新たにエネルギ量Erが対応される。以上のようにして、図23に示すように、フラッシュメモリ22eに記憶された濃度(Cb)―エネルギ(E)曲線(図13参照)と、実際に測定して導出した濃度(Cm)―エネルギ(E)曲線(図19参照)に基づいてYMCKバランス最適温度テーブル(Y色)22lが補正された結果補正YMCKバランス最適温度テーブル(Y色)22oが作成される。また、M色およびC色についても同様に処理することによってYMCKバランス最適温度テーブル(M色)およびYMCKバランス最適温度テーブル(C色)(図示せず)が作成されるとともに、補正YMCKバランス最適テーブル(YMC色)の作成が終了する。
そして、ステップS18において、作成された補正YMCKバランス最適温度テーブル(YMC色)22oがフラッシュメモリ22eの補正温度テーブル記憶部22h(図8参照)に記憶されて処理が終了する。
また、図16に示すように、ステップS11において有彩色(YMC)最適モード選択肢25iが選択されたと判断されるとともに、ステップS12において、フラッシュメモリ22eの濃度―エネルギ曲線記憶部22iから濃度(Cy)―エネルギ(E)曲線(図14参照)が読み出された場合には、図24に示すように、ステップS19に進み、測定値に基づいて導出した濃度(Cm)―エネルギ(E)曲線(図19参照)とフラッシュメモリ22eの濃度―エネルギ曲線記憶部22iから読み出した濃度(Cy)―エネルギ(E)曲線(図14参照)とを対比させる。そして、ステップS20〜ステップS22において、上記したステップS16〜ステップS18における動作と同様にして有彩色最適温度テーブル22mが補正されて補正有彩色最適温度テーブル22p(図26参照)が作成されるとともに、フラッシュメモリ22eの補正温度テーブル記憶部22hに保存されて処理が終了する。
また、図16に示すように、ステップS13においてコントラスト(K)最適モード選択肢25jが選択されたと判断されるとともに、ステップS14において、フラッシュメモリ22eの濃度―エネルギ曲線記憶部22iから濃度(Ck)―エネルギ(E)曲線(図15参照)が読み出された場合には、図27に示すように、ステップS23に進み、図28に示すように、測定値に基づいて導出した濃度(Cm)―エネルギ(E)曲線(図19参照)とフラッシュメモリ22eの濃度―エネルギ曲線記憶部22iから読み出した濃度(Ck)―エネルギ(E)曲線(図15参照)とを対比させる。そして、ステップS24〜ステップS26において、上記したステップS16〜ステップS18における動作と同様にしてコントラスト最適温度テーブルが補正されて補正コントラスト最適温度テーブル22q(図29)が作成されるとともに、フラッシュメモリ22eの補正温度テーブル記憶部22h(図8参照)に保存されて処理が終了する。なお、用紙40の印刷を行う際には、再度、測色モードにより最適温度テーブルを補正しない限りは、補正温度テーブル記憶部22hに最後に記憶された補正最適温度テーブルに基づいて印刷が行われる。
次に、本発明の一実施形態による昇華型プリンタ100における印刷動作について説明する。図5に示すように、ステッピングモータ14が駆動するのに伴って、ステッピングモータ14に取り付けられたモータギア14aが矢印C3方向に回転し、中間ギア17および18を介して、送りローラギア6が矢印C1方向に回転する。これにより、送りローラ6が、図5の矢印C1方向に回転する。さらに、中間ギア19および20を介して、給紙ローラギア9および給紙ローラ8が、図5のC4方向に回転する。これにより、用紙40が給紙方向(図3の矢印T1方向)に搬送される。この時、揺動可能な揺動ギア16は、巻取りリール12のギア部12aに噛合しておらず、巻取りリール12のギア部12aは回転しない。これにより、給紙動作時には、供給ボビン50aおよび巻取りボビン50bに巻きつけられたインクシート51は巻き取られない。また、図3に示すように、用紙センサ29aおよび29bに用紙40の前端部および後端部が検出されることによって、用紙40が印刷開始位置にまで搬送されたか否かが判断される。そして、用紙40が印刷開始位置にまで到達されると、印字ヘッド2が印刷位置にまで下降するとともに印刷が開始される。
また、図5に示すように、ステッピングモータ14(図4参照)が駆動するのに伴って、ステッピングモータ14に取り付けられたモータギア14aが図5の矢印D3方向に回転し、中間ギア17および18を介して、送りローラギア6が図5の矢印D1方向に回転する。これにより、送りローラ4が図5の矢印D1方向に回転するとともに、送りローラ4の動きに伴って、押さえローラ5が図3の矢印B方向に回転する。さらに、中間ギア19、中間ギア20および給紙ローラ8を介して、排紙ローラギア11および排紙ローラ10が、図3のD5方向に回転する。これにより、用紙40が印画方向である排紙方向(図3の矢印U1方向)に搬送される。この時、揺動可能な揺動ギア16は、巻取りリール12のギア部12aに噛合し、巻取りリール12に係合する供給ボビン50aおよび巻取りボビン50bに巻きつけられたインクシート51が巻取りボビン50b方向に巻き取られる。そして、用紙40の印刷後に、印刷済みの用紙40を外部に排紙する。このときの動作としては、用紙40を印画する時の動作と同様に、印刷済みの用紙40は図3のU1方向に搬送される。そして、上部用紙ガイド7bの上側を搬送されるとともに、図3の矢印D5方向に回転している排紙ローラ10によって排紙される。
本実施形態では、上記のように、測色機28により測定されたテスト印刷された用紙40の印刷状態(濃度)に基づいて、複数種類の色合い補正モードからユーザにより選択された所定の色合い補正モードに従って印字ヘッド2の発熱体2eに加える熱量を補正するように制御する制御部22aを備えるように構成することによって、ユーザは、たとえば、画像の特定の色に対して最適な印刷を行うように補正する色合い補正モードを選択することにより、ユーザにより選択された色合い補正モードに対応する特定の色が最適に印刷されるように補正される。したがって、ユーザは通常印刷時に所望の画像を得ることができる。また、制御部22aは、テスト印刷された用紙40の印刷状態(濃度)に基づいてユーザの選択した色合い補正モードに対応する補正を行うように制御するので、ユーザは、専用紙でない用紙40に印刷する場合にも、所望の画像を得ることができる。
また、本実施形態では、測色機28を、テスト印刷された用紙40の濃度を測定するように構成するとともに、色合い補正モードを、白、黒、灰色からなる無彩色の濃度を補正する無彩色補正モードと、無彩色以外の色からなる有彩色の濃度を補正する有彩色補正モードと、無彩色および有彩色のバランスがとれるように濃度を補正するバランス補正モードとの色合い補正モードを含むように構成することによって、白、黒、灰色からなる無彩色の濃度の補正と、無彩色以外の色からなる有彩色の濃度の補正と、無彩色および有彩色のバランスがとれるような濃度の補正とを行うことができるので、ユーザは、容易に所望の画像を得ることができる。
また、本実施形態では、制御部22aを、印字ヘッド2の発熱体2e近傍の温度と印刷時に印字ヘッド2の発熱体2eに供給するエネルギ量との関係が規定された温度テーブル22gに基づいて印字ヘッド2の熱量を制御するように構成するとともに、温度テーブル22gを、発熱体2e近傍の温度と印字ヘッド2に供給するエネルギ量との関係が、無彩色の濃度が理想的に印刷されるように規定された無彩色補正モードに対応する無彩色温度テーブルと、有彩色の濃度が理想的に印刷されるように規定された有彩色補正モードに対応する有彩色温度テーブルと、無彩色および有彩色の濃度のバランスが理想的に印刷されるように規定されたバランス補正モードに対応するバランス温度テーブルとを含むように構成することによって、温度テーブル22gは、無彩色の濃度が理想的に印刷されるように規定された無彩色温度テーブルと、有彩色の濃度が理想的に印刷されるように規定された有彩色温度テーブルと、無彩色および有彩色の濃度のバランスが理想的に印刷されるように規定されたバランス温度テーブルとを含むので、テスト印刷された用紙40の濃度に基づいて、これらの温度テーブル22l〜22nを補正すれば、より適切にテスト印刷された用紙40に対してユーザが選択した所望の色合いでの印刷を行うことができる。
また、本実施形態では、制御部22aを、ユーザによりいずれかの補正モードが選択された際に、測色機28に測定されたテスト印刷された用紙の濃度の測定値に基づいて、ユーザに選択された補正モードに対応する温度テーブル22gの値を補正するように制御するように構成することによって、ユーザが選択したいずれかの補正モードに対応する温度テーブル22gの値を、テスト印刷した用紙40の濃度の測定値に基づいて補正するので、容易に、テスト印刷された用紙40を印刷する場合にユーザが選択した所望の色合いになるように、印字ヘッド2に加える熱量の補正を行うことができる。
また、本実施形態では、温度テーブル22gが予め記憶された不揮発性メモリからなるフラッシュメモリ22eをさらに備え、フラッシュメモリ22eを、制御部22aにより補正された温度テーブル22gを記憶するための補正温度テーブル記憶部22iを含むように構成することによって、制御部22aにより補正された温度テーブル22gを補正温度テーブル記憶部22iに記憶しておくことができるので、容易に補正された温度テーブル22gに基づいて印刷を行うことができる。
また、本実施形態では、制御部22aを、ユーザの設定により、印刷された用紙40の測色機28の測定の際における測定精度を変更可能なように制御するように構成することによって、制御部22aは、ユーザの選択により測定精度を変更することができるように制御するので、測定に時間がかかるが正確な高い測定精度での測定や正確性は劣るが測定に時間がかからない低い測定精度での測定などをユーザは状況に応じて選択することができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、画像形成装置の一例として昇華型プリンタを示したが、本発明はこれに限らず、印字ヘッドにより用紙を印刷するように構成された画像形成装置であれば、昇華型プリンタ以外の画像形成装置に対しても適用可能である。
また、上記実施形態では、用紙を印刷する際に、温度テーブルに基づいて印刷を行う画像形成装置に本発明を適用した例について説明したが、本発明はこれに限らず、温度テーブルを用いないで印刷を行う画像形成装置にも適用可能である。その場合には、温度テーブルを用いずに、計算式などにより発熱体に供給するエネルギ量を補正する必要がある。
また、上記実施形態では、発熱体に供給するエネルギ量と、印刷される画像の濃度との関係を濃度―エネルギ曲線として作成するとともに、作成した曲線とフラッシュメモリから読み出した曲線を対比させて補正を行う例を示したが、本発明はこれに限らず、補正を行うことが可能であれば、計算式による算出など、曲線を対比させる方法以外であってもよい。
本発明の一実施形態による昇華型プリンタの全体構成を示した分解斜視図である。 図1に示した本発明の一実施形態による昇華型プリンタの全体構成を示した斜視図である。 図1に示した本発明の一実施形態による昇華型プリンタの断面図である。 図1に示した本発明の一実施形態による昇華型プリンタのギアの配置を説明するための斜視図である。 図1に示した本発明の一実施形態による昇華型プリンタのギアの配置を説明するための図である。 図1に示した本発明の一実施形態による昇華型プリンタの平面図である。 図1に示した本発明の一実施形態による昇華型プリンタに使用されるインクシートを説明するための図である。 図1に示した本発明の一実施形態による昇華型プリンタの回路部におけるブロック図である。 本発明の一実施形態による昇華型プリンタのフラッシュメモリに記憶された温度テーブルの一例を説明するための図である。 本発明の一実施形態による昇華型プリンタのフラッシュメモリに記憶された温度テーブルを説明するための図である。 本発明の一実施形態による昇華型プリンタのフラッシュメモリに記憶された温度テーブルを説明するための図である。 本発明の一実施形態による昇華型プリンタのフラッシュメモリに記憶された温度テーブルを説明するための図である。 本発明の一実施形態による昇華型プリンタにより印刷される画像の濃度と、濃度を発色させるために必要なエネルギ量との関係を示した図である。 本発明の一実施形態による昇華型プリンタにより印刷される画像の濃度と、濃度を発色させるために必要なエネルギ量との関係を示した図である。 本発明の一実施形態による昇華型プリンタにより印刷される画像の濃度と、濃度を発色させるために必要なエネルギ量との関係を示した図である。 本発明の一実施形態による昇華型プリンタの測色モードにおける制御部による制御フローを示したフローチャートである。 本発明の一実施形態による昇華型プリンタの表示部に表示される調整用画像の濃淡の段階数の指定画面について説明するための図である。 本発明の一実施形態による昇華型プリンタにテスト印刷された調整用画像について説明するための図である。 本発明の一実施形態による昇華型プリンタにより印刷される画像の濃度と、濃度を発色させるために必要なエネルギ量との関係を示した図である。 本発明の一実施形態による昇華型プリンタの表示部に表示される印刷補正モード選択画面について説明するための図である。 本発明の一実施形態による昇華型プリンタの測色モードにおける制御部による制御フローを示したフローチャートである。 本発明の一実施形態による昇華型プリンタにより印刷される画像の濃度と、濃度を発色させるために必要なエネルギ量との関係を示した図である。 本発明の一実施形態による昇華型プリンタの最適温度テーブルを補正した補正最適温度テーブルについて説明するための図である。 本発明の一実施形態による昇華型プリンタの測色モードにおける制御部による制御フローを示したフローチャートである。 本発明の一実施形態による昇華型プリンタにより印刷される画像の濃度と、濃度を発色させるために必要なエネルギ量との関係を示した図である。 本発明の一実施形態による昇華型プリンタの最適温度テーブルを補正した補正最適温度テーブルについて説明するための図である。 本発明の一実施形態による昇華型プリンタの測色モードにおける制御部による制御フローを示したフローチャートである。 本発明の一実施形態による昇華型プリンタにより印刷される画像の濃度と、濃度を発色させるために必要なエネルギ量との関係を示した図である。 本発明の一実施形態による昇華型プリンタの最適温度テーブルを補正した補正最適温度テーブルについて説明するための図である。
符号の説明
2 印字ヘッド
2e 発熱体
22a 制御部
22e フラッシュメモリ(メモリ部)
25g 温度テーブル記憶部
22h 補正温度テーブル記憶部
28 測色機(印刷状態測定部)
100 昇華型プリンタ(画像形成装置)

Claims (6)

  1. 用紙を印刷するとともに発熱体を含む印字ヘッドと、
    印刷された前記用紙の印刷状態を測定する印刷状態測定部と、
    前記印刷状態測定部により測定された試験的に印刷された用紙の印刷状態に基づいて、複数種類の色合い補正モードの中からユーザにより選択された所定の前記色合い補正モードに従って通常印刷時に前記印字ヘッドの前記発熱体に加える熱量を補正するように制御する制御部とを備える、画像形成装置。
  2. 前記印刷状態測定部は、前記試験的に印刷された用紙の濃度を測定するように構成され、
    色合い補正モードは、白、黒および灰色からなる無彩色の濃度を補正する無彩色補正モードと、無彩色以外の色からなる有彩色の濃度を補正する有彩色補正モードと、無彩色および有彩色のバランスがとれるように濃度を補正するバランス補正モードとの少なくとも1つの補正モードを含む、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、前記印字ヘッドの前記発熱体近傍の温度と印刷時に前記印字ヘッドの前記発熱体に供給するエネルギ量との関係が規定された温度テーブルに基づいて前記印字ヘッドの熱量を制御するように構成され、
    前記温度テーブルは、前記発熱体近傍の温度と前記印字ヘッドに供給するエネルギ量との関係が、前記無彩色の濃度が理想的に印刷されるように規定された前記無彩色補正モードに対応する無彩色温度テーブルと、前記有彩色の濃度が理想的に印刷されるように規定された前記有彩色補正モードに対応する有彩色温度テーブルと、無彩色および有彩色の濃度のバランスが理想的に印刷されるように規定された前記バランス補正モードに対応するバランス温度テーブルとの少なくとも1つを含む、請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、ユーザによりいずれかの前記補正モードが選択された際に、前記印刷状態測定部に測定された前記試験的に印刷された用紙の濃度の測定値に基づいて、前記ユーザに選択された補正モードに対応する前記温度テーブルの値を補正するように制御する、請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記温度テーブルが予め記憶された不揮発性メモリからなるメモリ部をさらに備え、
    前記メモリ部は、前記制御部により補正された前記温度テーブルを記憶するための補正温度テーブル記憶部を含む、請求項3または4に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御部は、ユーザの設定により、前記印刷された用紙の前記印刷状態測定部の測定の際における測定精度を変更可能なように制御する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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