JP5228280B2 - 印画品質の確認方法 - Google Patents

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Description

この発明は、印画品質の確認方法に関し、特に、発熱体を発熱させることによりインクシートのインクを用紙に転写して印画を行う画像形成装置の印画品質の確認方法に関する。
従来、発熱体にエネルギを印加することにより発熱体を発熱させ、その熱によってインクシートのインクを昇華または融解させて用紙に転写する感熱記録装置(画像形成装置)が知られている(たとえば、特許文献1および特許文献2参照)。上記特許文献1および特許文献2に開示された感熱記録装置(画像形成装置)では、発熱体に通電することにより発熱体にエネルギを与えて発熱させるとともに、発熱体に対する通電時間を階調に応じて多段階に選択することにより、発熱体の発熱量を多段階に調整している。これにより、インクの昇華量を調整することによって、多階調による印字を可能にしている。ここで、一般的に、インクシ−トが高温の保存状態で保存された場合には、インクシートが熱により変質する場合がある。そのような高温状態で保存されて変質したインクシ−トを用いて、ある値のエネルギを発熱体に与えた場合に印字される画像の濃度は、通常の保存状態(たとえば、室温)で保存されたインクシートを用いて、ある値のエネルギを発熱体に与えた場合に印字される画像の濃度とは異なってくる。
しかしながら、上記特許文献1および特許文献2に記載の感熱記録装置(画像形成装置)では、明確には記載されていないが、発熱体に対して印加する通電時間は、基準となる温度状態(たとえば、室温)で保存されたインクシートを使用した場合のみを想定して設定されていると考えられる。このため、高温状態で保存され、変質したインクシ−トを使用して印画する場合には、基準となる温度状態(たとえば、室温)で保存されたインクシートを使用した場合を想定して設定された通電時間では、0階調に対応する通電時間であっても0階調でない状態で印画される場合があるという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するために為されたものであり、この発明の1つの目的は、基準となる状態とは異なる状態で保存されたインクシートを使用した場合にも、0階調で印画されるように設定された部分が正常に0階調で印画されるように、0階調に対応する印加エネルギの設定が可能な印画品質の確認方法を提供することである。
特公平6−32942号公報 特許2560351号公報
課題を解決するための手段および発明の効果
この発明の第1の局面による印画品質の確認方法は、階調に対応する印加エネルギを印字ヘッドの発熱体に印加して発熱体を発熱させるとともに、発熱した発熱体によりインクシートのインクを用紙に転写して印画を行う画像形成装置の印画品質の確認方法であって、室温の保存状態で保存された基準となるインクシートを用いて複数の印加エネルギで印画した画像の濃度を、色の3原色および色の3原色によって作られる無彩色の各色について濃度計測手段により計測して、印加エネルギと濃度との関係を示す第1のデータを各色について取得するステップと、室温よりも高温の保存状態で保存された検討すべきインクシートを用いて複数の印加エネルギで印画した画像の濃度を各色について濃度計測手段により計測して、各色について印加エネルギと濃度との関係を示す第2のデータを各色について取得するステップと、印加エネルギと、第1のデータの濃度および第2のデータの濃度の濃度差との関係を示す第3のデータを各色について第1のグラフに表すステップとを備え、第1のデータを取得するステップは、第1のデータを第2のグラフに表すステップを含み、第2のデータを取得するステップは、第2のデータを第3のデータに表すステップと、室温よりも高温の複数の保存状態で保存された検討すべき複数のインクシートを用いて、複数の第2のデータを取得するステップとを含み、第3のデータを第1のグラフに表すステップは、印加エネルギと、第1のデータの濃度および複数の第2のデータの濃度の濃度差との関係をそれぞれ示す複数の第3のデータを、複数の第1のグラフに表すステップを含み、複数の第1のグラフの複数の印加エネルギでの濃度差と、第2のグラフおよび第3のグラフの複数の印加エネルギでの濃度とに基づいて、0階調に対応する印加エネルギを設定するステップと、第1のグラフを低い印加エネルギから順に検討し、濃度差が所定の濃度差より小さい印加エネルギの範囲の後に所定の濃度差よりも大きくなる印加エネルギを見出すステップとをさらに備え、発熱体に印加する印加エネルギは、所定の幅を有する電圧パルスを含み、印加エネルギを設定するステップは、0階調に対応する電圧パルスのパルス数を設定するステップを含む。
この第1の局面による印画品質の確認方法では、上記のように、室温の保存状態で保存された基準となるインクシートの印加エネルギと濃度との関係を示す第1のデータの濃度と、室温よりも高温の保存状態で保存された検討すべきインクシートの印加エネルギと濃度との関係を示す第2のデータの濃度との濃度差の第3のデータを第1のグラフに表すとともに、その第1のグラフに基づいて印画品質を確認することによって、室温よりも高温の保存状態で保存されたインクシートを使用した場合に、室温の保存状態で保存されたインクシートに比べてどのような濃度のバラツキを示すかを、第1のグラフによって確認することができるとともに、確認した濃度のバラツキに基づいて、たとえば、0階調に対応する印加エネルギを設定することができる。これにより、室温よりも高温の保存状態で保存されたインクシートを使用した場合にも正常に印画することができるような印加エネルギを設定することができる。
また、濃度に関する第1のデータおよび第2のデータと、濃度差に関する第3のデータとを、色の3原色および色の3原色によって作られる無彩色の各色について取得し、第1のグラフを、上記各色について表し、第1のグラフに基づいて0階調に対応する印加エネルギを設定するように構成することによって、上記各色について表された第1のグラフを低い印加エネルギから順に検討していくと、濃度差が所定の濃度差よりも小さい印加エネルギの範囲の後に所定の濃度差よりも大きくなる印加エネルギを見い出すことができる。この場合、濃度差が、所定の濃度差よりも小さい印加エネルギの範囲では、色が出ていないと判断することができるので、濃度差が所定の濃度差よりも小さい印加エネルギの最大値近傍の値を0階調の印加エネルギとして設定すればよいと判断することができる。
また、第1のデータを第2のグラフに表し、第2のデータを第3のグラフに表し、印画品質を確認する際に、第1のグラフに加えて、第2のグラフおよび第3のグラフにも基づいて0階調に対応する印加エネルギを設定するように構成することによって、第1のグラフにより特定した濃度差が所定の濃度差よりも小さい印加エネルギの範囲が、第2のグラフおよび第3のグラフで濃度が0近傍の色の出ていない印加エネルギの範囲であるかどうかを容易に確認することができる。これにより、より正確に0階調に対応する印加エネルギを設定することができる。また、発熱体に印加する印加エネルギを、所定の幅を有する電圧パルスを発熱体に印加することによって発熱体に与えるように構成することによって、電圧パルスの数を変更することにより、容易に、発熱体に印加する印加エネルギを変更することができる。また、室温の保存状態で保存されたインクシートを基準として、室温よりも高温の保存状態で保存されたインクシートを検討するように構成することによって、室温よりも高温の保存状態でインクが変質したインクシートを使用した場合にも正常に印字することができるように、0階調に対応する印加エネルギを設定することができる。
この発明の第2の局面による印画品質の確認方法は、階調に対応する印加エネルギを印字ヘッドの発熱体に印加して発熱体を発熱させるとともに、発熱した発熱体によりインクシートのインクを用紙に転写して印画を行う画像形成装置の印画品質の確認方法であって、所定の保存状態で保存された基準となるインクシートを用いて複数の印加エネルギで印画した画像の濃度を濃度計測手段により計測して、印加エネルギと濃度との関係を示す第1のデータを取得するステップと、所定の保存状態とは異なる状態で保存された検討すべきインクシートを用いて複数の印加エネルギで印画した画像の濃度を濃度計測手段により計測して、印加エネルギと濃度との関係を示す第2のデータを取得するステップと、印加エネルギと、第1のデータの濃度および第2のデータの濃度の濃度差との関係を示す第3のデータを第1のグラフに表すステップと、少なくとも第1のグラフに基づいて、印画品質を確認するステップとを備え、第2のデータを取得するステップは、所定の保存状態とは異なる複数の状態で保存された検討すべき複数のインクシートを用いて、複数の第2のデータを取得するステップを含み、第3のデータを第1のグラフに表すステップは、印加エネルギと、第1のデータの濃度および複数の第2のデータの濃度の濃度差との関係をそれぞれ示す複数の第3のデータを、複数の第1のグラフに表すステップを含み、印画品質を確認するステップは、複数の第1のグラフの複数の印加エネルギでの濃度差に基づいて、0階調に対応する印加エネルギを設定するステップと、第1のグラフを低い印加エネルギから順に検討し、濃度差が所定の濃度差より小さい印加エネルギの範囲の後に所定の濃度差よりも大きくなる印加エネルギを見出すステップとを含む。
この第2の局面による印画品質の確認方法では、上記のように、所定の保存状態で保存された基準となるインクシートの印加エネルギと濃度との関係を示す第1のデータの濃度と、所定の保存状態とは異なる状態で保存された検討すべきインクシートの印加エネルギと濃度との関係を示す第2のデータの濃度との濃度差の第3のデータを第1のグラフに表すとともに、その第1のグラフに基づいて印画品質を確認することによって、所定の保存状態とは異なる状態で保存されたインクシートを使用した場合に、所定の保存状態で保存されたインクシートに比べてどのような濃度のバラツキを示すかを、第1のグラフによって確認することができるとともに、確認した濃度のバラツキに基づいて、たとえば、0階調に対応する印加エネルギを設定することができる。これにより、所定の保存状態とは異なる状態で保存されたインクシートを使用した場合にも正常に印画することができるような印加エネルギを設定することができる。
上記した第2の局面による印画品質の確認方法において、好ましくは、第1のデータ、第2のデータおよび第3のデータは、色の3原色および色の3原色によって作られる無彩色の各色のうちの少なくとも1色について取得され、第1のグラフは、色の3原色および色の3原色によって作られる無彩色の各色のうちの少なくとも1色について表され。このように構成すれば、上記各色について表された第1のグラフを低い印加エネルギから順に検討していくと、濃度差が所定の濃度差よりも小さい印加エネルギの範囲の後に所定の濃度差よりも大きくなる印加エネルギを見い出すことができる。この場合、濃度差が、所定の濃度差よりも小さい印加エネルギの範囲では、色が出ていないと判断することができるので、濃度差が所定の濃度差よりも小さい印加エネルギの最大値近傍の値を0階調の印加エネルギとして設定すればよいと判断することができる。
上記した第2の局面による印画品質の確認方法において、好ましくは、第1のデータを取得するステップは、第1のデータを第2のグラフに表すステップを含み、第2のデータを取得するステップは、第2のデータを第3のグラフに表すステップを含み、印画品質を確認するステップは、第1のグラフの複数の印加エネルギでの濃度差に加えて、第2のグラフおよび第3のグラフの複数の印加エネルギでの濃度にも基づいて、0階調に対応する印加エネルギを設定するステップを含む。このように構成すれば、第1のグラフにより特定した濃度差が所定の濃度差よりも小さい印加エネルギの範囲が、第2のグラフおよび第3のグラフで濃度が0近傍の色の出ていない印加エネルギの範囲であるかどうかを容易に確認することができる。これにより、より正確に0階調に対応する印加エネルギを設定することができる。
上記した第2の局面による印画品質の確認方法において、好ましくは、発熱体に印加する印加エネルギは、所定の幅を有する電圧パルスを含み、印画品質を確認するステップは、0階調に対応する電圧パルスのパルス数を設定するステップを含む。このように構成すれば、電圧パルスの数を変更することにより、容易に、発熱体に印加する印加エネルギを変更することができる。
上記した第2の局面による印画品質の確認方法において、好ましくは、基準となるインクシートは、所定の保存状態である室温の保存状態で保存されたインクシートを含み、検討すべきインクシートは、所定の保存状態とは異なる室温よりも高温の保存状態で保存されたインクシートを含む。このように構成すれば、室温よりも高温の保存状態でインクが変質したインクシートを使用し場合にも正常に印字することができるように、0階調に対応する印加エネルギを設定することができる。
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1および図2は、本発明の一実施形態による印画品質の確認方法を適用する熱転写プリンタの全体構成を示す斜視図である。図3〜図5は、本発明の一実施形態による印画品質の確認方法を適用する熱転写プリンタの詳細を説明するための図である。まず、図1〜図5を参照して、本発明の一実施形態による印画品質の確認方法を適用する熱転写プリンタの構造について説明する。なお、本実施形態では、本発明の印画品質の確認方法を、画像形成装置の一例である熱転写プリンタに適用した場合について説明する。
本実施形態による印画品質の確認方法を適用する熱転写プリンタは、図1〜図3に示すように、金属製のシャーシ1と、印字を行うための印字ヘッド2と、印字ヘッド2に対向するように配置されたプラテンローラ3(図3参照)と、金属製の送りローラ4(図3参照)と、送りローラギア5と、所定の押圧力で送りローラ4を押圧する金属製の押さえローラ6(図3参照)と、樹脂製の下部用紙ガイド7aと、樹脂製の上部用紙ガイド7bと、ゴム製の給紙ローラ8と、給紙ローラギア9と、ゴム製の排紙ローラ10と、排紙ローラギア11と、インクシート巻取リール12と、モータブラケット13と、用紙14(図1参照)を搬送するためのモータ15と、印字ヘッド2を回動させるモータ16と、揺動可能な揺動ギア17と、複数の中間ギア18および19とを備えている。また、本実施形態による印画品質の確認方法を適用する熱転写プリンタを用いて印刷する際には、用紙14(図1参照)が載置される用紙トレイ20(図1参照)と、インクシート21(図3参照)が内蔵されるインクシートカートリッジ22(図1参照)とが熱転写プリンタに装着される。
また、図1および図2に示すように、シャーシ1は、一方側面1aと、他方側面1bと、底面1cとを有している。また、シャーシ1の一方側面1aには、上記したモータブラケット13が取り付けられている。また、シャーシ1の他方側面1bには、インクシートカートリッジ22を挿入するための挿入孔1dが設けられている。
また、図3に示すように、印字ヘッド2は、支持軸2aと、アーム部2bと、ヘッド部2cと、ヘッド部2cに取り付けられる樹脂製のヘッドカバー2dとを含む。また、印字ヘッド2は、図3に示すように、シャーシ1の両側面の内側に、支持軸2aを中心としてP方向(上下方向)に回動可能に取り付けられている。また、印字ヘッド2のヘッド部2cのプラテンローラ3に対向する部分には、図4に示すように、電圧パルスが印加されることにより発熱するとともに、インクシート21を加熱してインクシート21のインクを用紙14に転写するための複数の発熱体2eが設けられている。この複数の発熱体2eは、用紙送り方向(Y方向)と直交するX方向に互いに所定の間隔を隔てて1列に配列されている。そして、1つの発熱体2eによって、1ドット分の画像が用紙14に印刷されるとともに、1列の発熱体2eによって、1ライン分の画像が用紙14に印刷される。
また、図2に示すように、押さえローラ6は、押さえローラ軸受6aにより回転可能に支持されている。この押さえローラ軸受6aは、軸受支持板23に取り付けられている。また、軸受支持板23は、シャーシ1の両側面の内側に、図示しないバネによる付勢力により押さえローラ6を送りローラ4(図3参照)に対して押圧するように配置されている。
また、モータ15は、インクシート巻取リール12のギア部12aと、給紙ローラギア9と、排紙ローラギア11と、送りローラギア5とを駆動させるための駆動源としての機能を有する。また、モータ16は、印字ヘッド2(図3参照)をプラテンローラ3(図3参照)に対して押圧するように、印字ヘッド2の上面を押圧する図示しない押圧部材などの駆動源としての機能を有する。
また、インクシート巻取リール12(図1参照)は、インクシートカートリッジ22(図3参照)の巻取部22aの内部に回転可能に配置された巻取ボビン22bに係合することによって、インクシート21を巻取ボビン22bに巻き取るように構成されている。また、図1に示すように、インクシート巻取リール12のギア部12aは、揺動ギア17が揺動することによって係合するように配置されている。
また、図2および図3に示すように、下部用紙ガイド7aは、送りローラ4(図3参照)および押さえローラ6の近傍に設置されている。また、上部用紙ガイド7bは、図3に示すように、下部用紙ガイド7aの上部に取り付けられている。この上部用紙ガイド7bは、給紙時には、用紙14が下面側を通過するようにして印刷部への給紙経路に案内するとともに、排紙時には、用紙14が上面側を通過するようにして排紙経路に案内する機能を有する。
また、インクシートカートリッジ22には、インクシート21が巻き付けられた供給ボビン22cが回転可能に内部に配置された供給部22dが設けられている。このインクシート21は、図5に示すように、Y色(イエロー)印字シート21a、M色(マゼンダ)印字シート21b、C色(シアン)印字シート21cの3色のシートと、印刷された用紙14の印刷面を保護するための透明のOP(オーバーコート)シート21dとを有している。また、OP(オーバーコート)シート21dとY色(イエロー)印字シート21aとの間、Y色(イエロー)印字シート21aとM色(マゼンダ)印字シート21bとの間、および、M色(マゼンダ)印字シート21bとC色(シアン)印字シート21cとの間には、シート頭出しセンサ(図示せず)によって認識される識別部21eが設けられている。また、C色(シアン)印字シート21cとOP(オーバーコート)シート21dとの間には、シート頭出しセンサ(図示せず)によって認識される識別部21fが設けられている。
また、熱転写プリンタは、図3に示すように、インクシート21および用紙14をプラテンローラ3と印字ヘッド2とによって挟みこむとともに、階調に対応するエネルギを印字ヘッド2の発熱体2eに印加して発熱体2eを発熱させることによってインクシート21のインクを各色(Y色、M色、C色)毎に用紙14に転写することにより印字を行う。また、K色(無彩色(白、灰、黒))は、Y色、M色およびC色の色の3原色を重ねることによって印字される。
ここで、本実施形態では、発熱体2eに印加する印加エネルギは、所定の幅を有する電圧パルスを発熱体2eに印加することによって与えられる。すなわち、電圧パルス数を変えることにより、発熱体2eに印加する印加エネルギを変えることが可能である。これにより、小さい階調の画像を印字する場合は、発熱体2eに印加する電圧パルス数を少なくし、大きい階調の画像を印字する場合は、発熱体2eに印加する電圧パルス数を多くすることによって、印字する画像の階調を変化させることが可能である。
図6〜図12は、本実施形態による熱転写プリンタの0階調に対応する電圧パルス数を決定する方法(印画品質の確認方法)に基づいて実際に測定したデータを示した相関図(グラフ)である。図6〜図12を参照して、本実施形態による熱転写プリンタの0階調に対応する電圧パルス数を決定する方法を実際の測定実験に基づいて説明する。
まず、25℃(室温)、40℃、50℃および60℃の温度条件下でそれぞれ24時間保存したインクシート21a、21b、21cおよび21dを準備した。インクシート21b、21cおよび21dのインクは、25℃よりも高い温度である40℃、50℃および60℃で保存したことから、25℃で保存したインクシート21aのインクと異なり、熱により変質していると考えられる。なお、25℃で保存したインクシート21aは、本発明の「所定の保存状態で保存された基準となるインクシート」の一例である。また、40℃、50℃および60℃で保存したインクシート21b、21cおよび21dは、本発明の「所定の保存状態とは異なる状態で保存された検討すべきインクシート」の一例である。
次に、インクシート21a、21b、21cおよび21dを使用して用紙14に印字を行った。本実施形態では、最初に電圧パルス数を11パルスに設定して、その電圧パルスを発熱体2eに与えて印字し、その後電圧パルス数を14パルスずつ増加させて電圧パルス数が249パルスになるまで順次電圧パルスを与えて印字を行った。
次に、25℃(室温)で保存したインクシート21aにより印字した用紙14の画像の濃度を、濃度計(X−Rite社製504分光濃度計)により、Y色(イエロー)、M色(マゼンダ)、C色(シアン)、および、Y色とM色とC色とによって作られるK色(無彩色:白、灰、黒)の各色ごとに測定した。なお、この濃度計は、計測する画像に光を照射して反射した光の強さを測り、反射率Rを算出するとともに、D(濃度)=log10(1/R)の式により濃度Dを算出する。たとえば、反射率Rが0.1の場合には、濃度Dは1となり、反射率Rが0.01の場合には、濃度Dは2となる。このようにして、電圧パルス数と濃度との関係を示すデータAを取得した。このデータAは、本発明の「第1のデータ」の一例である。
次に、40℃で保存したインクシート21bに印字した用紙14の画像の濃度を、濃度計(X−Rite社製504分光濃度計)により、Y色(イエロー)、M色(マゼンダ)、C色(シアン)およびK色(無彩色:白、灰、黒)の各色ごとに測定をし、電圧パルス数と濃度との関係を示すデータB1を取得した。同様に、50℃および60℃で保存したインクシート21cおよび21dについても測定を行い、データB2およびデータB3を取得した。なお、このデータB1、B2およびB3は、本発明の「第2のデータ」の一例である。
次に、取得したデータA、データB1、データB2およびデータB3を、横軸を発熱体2eに印加した電圧パルス数、縦軸を印加した電圧パルス数における濃度としたグラフにそれぞれ別個にプロットした。データA、データB1、データB2およびデータB3に対応するグラフを、それぞれ、図6、図7、図8および図9に示す。なお、図6に示すグラフは、本発明の「第2のグラフ」の一例であり、図7、図8および図9に示すグラフは、本発明の「第3のグラフ」の一例である。
ここで、本実施形態では、データA(25℃保存)とデータB1(40℃保存)との差を計算してデータC1を算出し、そのデータC1を、横軸を発熱体2eに印加したパルス数、縦軸を印加した電圧パルス数における濃度差としたグラフにプロットした。このようにして作成したグラフを図10に示す。また、同様に、データAとデータB2との差およびデータAとデータB2との差を計算して算出したデータC2およびデータC3をプロットしたグラフを図11および図12に示す。この図10〜図12のグラフを検討することによって、濃度の変化(濃度差)を容易に知ることが可能である。なお、データC1、C2およびC3は、本発明の「第3のデータ」の一例であり、図10〜図12に示したグラフは、本発明の「第1のグラフ」の一例である。
図10〜図12に示したグラフを低い電圧パルス数(11パルス)から順に検討していくと、パルス数11〜パルス数53までは各色の濃度差が所定の濃度差よりも小さいのに対し、53パルス〜67パルスにかけて各色間での濃度差が所定の濃度差よりも大きくなる。この場合、濃度差が所定の濃度差よりも小さい電圧パルス数の範囲(11パルス〜53パルス)では色が出ていないと判断することができる。このため、0階調として使用することのできる電圧パルス数は53パルス以下であると判断することができる。ここで、0階調に対応する電圧パルス数は、色が出る電圧パルス数の範囲に隣接する電圧パルス数に設定するのが好ましいので、なるべく大きい方が好ましい。このため、本実施形態においては、0階調に対応する電圧パルス数を53パルスに設定した。
なお、図6〜図9に示したグラフを検討すると、上記のように設定した0階調に対応する電圧パルス数(53パルス)では、各色の濃度はほぼ0で色が出ていないことが確認できるので、上記のように設定した0階調に対応する電圧パルス数(53パルス)が正しいことを確認することが可能である。
本実施形態では、上記のように、室温(25℃)の保存状態で保存された基準となるインクシート21aの電圧パルス数と濃度との関係を示すデータAの濃度と、40℃、50℃および60℃の保存状態で保存された検討すべきインクシート21b、21cおよび21dの電圧パルス数と濃度との関係を示すデータB1、B2およびB3の濃度との濃度差のデータC1、C2およびC3をグラフ(図10〜図12参照)に表すとともに、そのグラフ(図10〜図12参照)に基づいて印画品質を確認することによって、40℃、50℃および60℃の保存状態で保存されたインクシート21b、21cおよび21dを使用した場合に、室温(25℃)の保存状態で保存されたインクシート21aに比べてどのような濃度のバラツキを示すかを確認することができるとともに、確認した濃度のバラツキに基づいて、0階調に対応する電圧パルス数を設定することができる。これにより、熱転写プリンタを40℃、50℃および60℃の保存状態で保存されたインクシート21b、21cおよび21dを使用しても正常に印画することができるような0階調に対応する電圧パルス数を設定することができる。
また、濃度に関するデータAおよびデータB1、B2およびB3と濃度差に関するデータC1、C2およびC3を、Y色、M色、C色およびK色の各色について取得してグラフ(図10〜図12参照)に表すことによって、上記した各色について表されたグラフ(図10〜図12参照)を低い電圧パルス数から順に検討していくと、濃度差が所定の濃度差よりも小さい電圧パルス数の範囲の後に、所定の濃度差よりも大きくなる電圧パルス数を見い出すことができる。この場合、濃度差が、所定の濃度差よりも小さい電圧パルス数の範囲では、色が出ていないと判断することができるので、濃度差が所定の濃度差よりも小さい電圧パルス数の最大値近傍の値を0階調の電圧パルス数として設定すれば良いと判断することができる。
また、データAをグラフ(図6参照)に表し、データB1、B2およびB3をグラフ(図7〜図9参照)に表すことによって、グラフ(図6参照)およびグラフ(図7〜図9参照)を検討することにより、図10〜図12に示したグラフにより特定した濃度差が所定の濃度差よりも小さい電圧パルス数の範囲が、図6〜図9に示したグラフで濃度が0近傍の色の出ていない電圧パルス数の範囲であるかどうかを容易に確認することができる。これにより、より正確に0階調に対応する電圧パルス数を設定することができる。また、発熱体2eに印加する印加エネルギを、所定の幅を有する電圧パルスを発熱体2eに印加することによって発熱体2eに与えるように構成することによって、電圧パルスの数を変更することにより、容易に、発熱体2eに印加する印加エネルギを変更することができる。また、基準となるインクシート21として、25℃(室温)の保存状態で保存されたインクシート21aを使用し、検討するべきインクシート21として、40℃、50℃および60℃の保存状態で保存されたインクシート21b、21cおよび21dを使用することによって、40℃、50℃および60℃の保存状態で保存されたインクシート21b、21cおよび21dを使用した場合にも正常に印字することができるように、0階調に対応する電圧パルス数を設定することができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、本実施形態では、データA、データB1、データB2およびデータB3を取得するための画像を印字する際に、電圧パルス数を14パルス間隔で変化させて濃度を測定した例を示したが、本発明はこれに限らず、電圧パルス数を14パルスよりも小さいパルス数(たとえば1パルス)間隔では変化させて濃度を測定してもよい。このようにすることにより、0階調に対応する電圧パルス数(印加エネルギ)をより正確に設定することができる。
また、本実施形態では、Y色、M色、C色およびK色の4色について濃度と印加エネルギとの関係を示すデータを測定する例を示したが、本発明はこれに限らず、これら4色のうちの少なくとも1つの色について濃度と印加エネルギとの関係を示すデータを測定してもよい。
また、本実施形態では、0階調に対応する電圧パルス数(印加エネルギ)を決定するために濃度差のグラフに加えて濃度のグラフも作成した例を示したが、本発明はこれに限らず、濃度差のグラフのみを作成して、そのグラフに基づいて0階調に対応する電圧パルス数(印加エネルギ)を設定しても良い。
また、本実施形態では、電圧パルスのパルス数を変化させることによって発熱体に印加する印加エネルギを変化させる例を示したが、本発明はこれに限らず、発熱体への通電時間や電圧値を変化させることによって発熱体に印加する印加エネルギを変化させてもよい。
また、本実施形態では、基準となるインクシートと検討すべきインクシートとの保存状態の差異として温度条件のみを変化させた例を示したが、本発明はこれに限らず、湿度条件や保存時間などの他の条件を変化させてもよい。
また、本実施形態では、基準となるインクシートとして、室温の保存状態で保存されたインクシートを使用し、検討すべきインクシートとして、室温よりも高温の保存状態で保存されたインクシートを使用した例を示したが、本発明はこれに限らず、基準となるインクシートとして、室温と異なる温度で保存されたインクシートを使用しても良いし、検討すべきインクシートとして、基準となるインクシートの保存温度よりも低温の保存条件で保存したインクシートを使用しても良い。
本発明の一実施形態による熱転写プリンタ(画像形成装置)の全体構成を示した斜視図である。 図1に示した一実施形態による熱転写プリンタからインクシートカートリッジおよび用紙トレイを取り外した状態を示した斜視図である。 図1に示した一実施形態による熱転写プリンタの断面図である。 図1に示した一実施形態による熱転写プリンタの印字ヘッド周辺を示した平面図である。 図1に示した一実施形態による熱転写プリンタに使用されるインクシートを示した平面図である。 25℃(室温)で24時間保存したインクシートを使用して印字した場合の画像の濃度と電圧パルス数との関係を示すグラフである。 40℃で24時間保存したインクシートを使用して印字した場合の画像の濃度と電圧パルス数との関係を示すグラフである。 50℃で24時間保存したインクシートを使用して印字した場合の画像の濃度と電圧パルス数との関係を示すグラフである。 60℃で24時間保存したインクシートを使用して印字した場合の画像の濃度と電圧パルス数との関係を示すグラフである。 25℃(室温)で24時間保存したインクシートを使用して印字した場合と、40℃で24時間保存したインクシートを使用して印字した場合との濃度差と電圧パルス数との関係を示すグラフである。 25℃(室温)で24時間保存したインクシートを使用して印字した場合と、50℃で24時間保存したインクシートを使用して印字した場合との濃度差と電圧パルス数との関係を示すグラフである。 25℃(室温)で24時間保存したインクシートを使用して印字した場合と、60℃で24時間保存したインクシートを使用して印字した場合との濃度差と電圧パルス数との関係を示すグラフである。
符号の説明
2 印字ヘッド
2e 発熱体
14 用紙
21 インクシート
21a 基準となるインクシート
21b、21c、21d 検討するべきインクシート

Claims (6)

  1. 階調に対応する印加エネルギを印字ヘッドの発熱体に印加して前記発熱体を発熱させるとともに、発熱した前記発熱体によりインクシートのインクを用紙に転写して印画を行う画像形成装置の印画品質の確認方法であって、
    室温の保存状態で保存された基準となるインクシートを用いて複数の印加エネルギで印画した画像の濃度を、色の3原色および色の3原色によって作られる無彩色の各色について濃度計測手段により計測して、印加エネルギと濃度との関係を示す第1のデータを前記各色について取得するステップと、
    室温よりも高温の保存状態で保存された検討すべきインクシートを用いて複数の印加エネルギで印画した画像の濃度を前記各色について前記濃度計測手段により計測して、前記各色について印加エネルギと濃度との関係を示す第2のデータを前記各色について取得するステップと、
    前記印加エネルギと、前記第1のデータの濃度および前記第2のデータの濃度の濃度差との関係を示す第3のデータを前記各色について第1のグラフに表すステップとを備え、
    前記第1のデータを取得するステップは、前記第1のデータを第2のグラフに表すステップを含み、
    前記第2のデータを取得するステップは、前記第2のデータを第3のグラフに表すステップと、室温よりも高温の複数の保存状態で保存された検討すべき複数のインクシートを用いて、複数の前記第2のデータを取得するステップとを含み、
    前記第3のデータを第1のグラフに表すステップは、印加エネルギと、前記第1のデータの濃度および前記複数の第2のデータの濃度の濃度差との関係をそれぞれ示す複数の前記第3のデータを、複数の前記第1のグラフに表すステップを含み、
    前記複数の第1のグラフの前記複数の印加エネルギでの濃度差と、前記第2のグラフおよび前記第3のグラフの前記複数の印加エネルギでの濃度とに基づいて、0階調に対応する印加エネルギを設定するステップと、
    前記第1のグラフを低い印加エネルギから順に検討し、濃度差が所定の濃度差より小さい印加エネルギの範囲の後に所定の濃度差よりも大きくなる印加エネルギを見出すステップとをさらに備え、
    前記発熱体に印加する印加エネルギは、所定の幅を有する電圧パルスを含み、
    前記印加エネルギを設定するステップは、0階調に対応する前記電圧パルスのパルス数を設定するステップを含む、印画品質の確認方法。
  2. 階調に対応する印加エネルギを印字ヘッドの発熱体に印加して前記発熱体を発熱させるとともに、発熱した前記発熱体によりインクシートのインクを用紙に転写して印画を行う画像形成装置の印画品質の確認方法であって、
    所定の保存状態で保存された基準となるインクシートを用いて複数の印加エネルギで印画した画像の濃度を濃度計測手段により計測して、印加エネルギと濃度との関係を示す第1のデータを取得するステップと、
    前記所定の保存状態とは異なる状態で保存された検討すべきインクシートを用いて複数の印加エネルギで印画した画像の濃度を前記濃度計測手段により計測して、印加エネルギと濃度との関係を示す第2のデータを取得するステップと、
    前記印加エネルギと、前記第1のデータの濃度および前記第2のデータの濃度の濃度差との関係を示す第3のデータを第1のグラフに表すステップと、
    少なくとも前記第1のグラフに基づいて、印画品質を確認するステップとを備え、
    前記第2のデータを取得するステップは、前記所定の保存状態とは異なる複数の状態で保存された検討すべき複数のインクシートを用いて、複数の前記第2のデータを取得するステップを含み、
    前記第3のデータを第1のグラフに表すステップは、印加エネルギと、前記第1のデータの濃度および前記複数の第2のデータの濃度の濃度差との関係をそれぞれ示す複数の前記第3のデータを、複数の前記第1のグラフに表すステップを含み、
    前記印画品質を確認するステップは、前記複数の第1のグラフの前記複数の印加エネルギでの濃度差に基づいて、0階調に対応する印加エネルギを設定するステップと、前記第1のグラフを低い印加エネルギから順に検討し、濃度差が所定の濃度差より小さい印加エネルギの範囲の後に所定の濃度差よりも大きくなる印加エネルギを見出すステップとを含む、印画品質の確認方法。
  3. 前記第1のデータ、前記第2のデータおよび前記第3のデータは、色の3原色および色の3原色によって作られる無彩色の各色のうちの少なくとも1色について取得され、
    前記第1のグラフは、色の3原色および色の3原色によって作られる無彩色の各色のうちの少なくとも1色について表される、請求項2に記載の印画品質の確認方法。
  4. 前記第1のデータを取得するステップは、前記第1のデータを第2のグラフに表すステップを含み、
    前記第2のデータを取得するステップは、前記第2のデータを第3のグラフに表すステップを含み、
    前記印画品質を確認するステップは、前記第1のグラフの前記複数の印加エネルギでの濃度差に加えて、前記第2のグラフおよび前記第3のグラフの前記複数の印加エネルギでの濃度にも基づいて、0階調に対応する印加エネルギを設定するステップを含む、請求項2または3に記載の印画品質の確認方法。
  5. 前記発熱体に印加する印加エネルギは、所定の幅を有する電圧パルスを含み、
    前記印加エネルギを設定するステップは、0階調に対応する前記電圧パルスのパルス数を設定するステップを含む、請求項2〜4のいずれか1項に記載の印画品質の確認方法。
  6. 前記基準となるインクシートは、前記所定の保存状態である室温の保存状態で保存されたインクシートを含み、
    前記検討すべきインクシートは、前記所定の保存状態とは異なる室温よりも高温の保存状態で保存されたインクシートを含む、請求項2〜5のいずれか1項に記載の印画品質の確認方法。
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