JP2008263712A - 電力供給サービス方法及びシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】街中に設置されたコンセントの管理、予約、及びコンセントから供給される電力の制御と課金を可能にし、利用者にとって利便性・安全性の高い電力供給サービスシステムを提供する。
【解決手段】固有のコンセントID117を付与した高機能コンセント(差込接続器)111,121に制御機能と通信機能を組み込み、コンセント111,121とその設置場所、コンセント119の種類(形状、電圧、電流等)をサーバ101で管理し、ウェブサーバにてコンセント111,121の設置場所や種類を公開する。コンセント111,121の使用日時や必要な電力量などの予約を受け付け、予約内容に従ってサーバ101からの制御情報を受けてコンセント111,121から当該コンセント111,121に接続される機器131,141への電力供給を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、街中において電源を提供可能にする電力供給サービス方法及びシステムに関する。
2006年10月、電力線を通信に利用できる電力線通信(PLC)の屋内利用を認める改正総務省令が施行され、これに伴って屋内配電線を使ったデータ通信が可能となった。これを契機に、メーカ各社からPLCモデムが発売されている。現在販売されているPLCモデムでは、電源をコンセントに接続したPLC親モデムのLAN接続端子をインターネット回線に接続し、別のコンセントに接続したPLC子モデムのLAN端子にパソコンなどのLAN端子を接続して、データ通信を行うことができるようになっている。PLCは、電力線にデータ通信のための高周波信号を重畳する技術であり、電力線を伝送路として双方向の通信を行う方式である。PLCモデムはPLCを行う際に用いる通信装置である。情報家電機器にPLCモデムが組み込まれると、LAN端子への接続はせずにコンセントに接続するだけで、電気製品への電力の供給とデータ通信が可能になる。即ち、電力線と機器に備わる通信機能を介して機器の情報を送受信することが可能となる。現在での利用は屋内に限られているが、応用技術として、例えば、各家庭の電力量計にPLCモデムを組み込むことより、電力量計の値をデータ通信で送ることによる自動検針も可能になると考えられる。将来、規制が緩和されて屋外でのPLC利用が可能になると、PLCモデムが情報家電機器にも組み込まれ、街中などの屋外でも広く使われるようになる可能性がある。その場合には、データ通信用の信号は光ファイバ等による幹線系ネットワークに、電気は電力線にと、双方の信号を分離・重畳するPLCモデムが屋外の電柱等に設置されると考えられる。
現在、街中で使用されている携帯電話やノートPC等の携帯機器や電気自動車等の電子機器では、電源としてバッテリが使用されている。外出先でバッテリへの充電を行う場合は、コイン式充電器や乾電池式充電器を使用するのが一般的である。コイン式充電器はホテルや店舗などに固定設置されている自動販売機型の装置であり、コイン式充電器に備え付けられたアダプタに機器又はバッテリを接続してコインを投入すると、一定の金額で一定の時間、電気が供給される。乾電池式充電器は個人が持ち運ぶ携帯型の装置であり、乾電池式充電器のアダプタに機器又はバッテリを接続して乾電池をセットすると、乾電池から電気が供給される。
また、別の方法として、自宅以外のコンセントから電力供給を受けることが可能な電力供給システムと、そのシステムに対応した携帯電話機が開示されている(特許文献1参照)。この技術を適用した電力供給側制御装置は、PLCモデム付き携帯電話からPLC機能によりユーザ情報と課金情報を取得し、取得したユーザ情報に基づいて認証を行い、認証が通れば自宅以外のコンセントから電力を供給し、ユーザ情報と課金情報を電力会社のサーバに送信することが可能である。
バッテリを使わずに、街中で電気機器を使用する方法として、小型発電機を使用することも可能である。神社・仏閣の縁日や花火大会等の行事での臨時出店や道路工事等では、小型発電機が用いられている。
充電池を有する電子機器と、充電池の充電を行う複数の充電ステーションと、ネットワークを介して電子機器及び充電ステーションと通信可能な管理サーバとを備え、電子機器は、充電池の残量を監視する電池監視部と、その残量が所定値を下回った場合に予約処理信号を生成する予約処理部と、管理サーバと通信する通信部とを有し、管理サーバは、電子機器及び充電ステーションと通信する通信部と、予約処理信号が供給されて充電ステーションの予約を行う予約処理部と、充電ステーションの使用状況、位置等の情報を有する予約管理データベースと有し、電子機器の使用者にとっての利便性の向上を図った充電サービスシステム及び充電サービス方法が提案されている(特許文献2)。
また、電力使用施設に設置された分電盤からのびる分岐配線の末端の各コンセントに接続される各電気機器を管理サーバに登録しておき、通信ネットワーク回線を通じて管理サーバに電気機器への通電希望時間帯を送信し、通電希望時間帯に基づいて管理サーバから通信ネットワーク回線を通じて送信される通電開始信号を受けて、分電盤が所定の分岐配線へ通電して電気機器の運転を許可し、該当する電気機器の運転が完了した後に管理サーバからの通電遮断の指示に基づいて分電盤が所定の分岐配線への通電を遮断することで、電気機器への電力供給の管理を行うことが提案されている(特許文献3)。
特開2006−94655号公報 特開2003−348757号公報 特開2006−25474号公報
特許文献1、2に記載されている電力供給システム及び携帯電話機は、自宅以外のコンセントから電力の供給を受けることができる利便性の高いシステムである。個人が持ち歩く携帯電話やノートPC等のバッテリへの外出先での充電においては、コンセントの使用時間も十数分程度と比較的短いため、ユーザ間での競合が起きることも少ない。ところで、出店や道路工事に使用する電気機器のように消費電力が大きくバッテリを使用しない機器においても、携帯機器と同様に街中のコンセントから電力供給を受けることができると便利である。しかし、こうした機器は数時間継続して使用することが多く、数時間単位で特定のユーザ又は機器がコンセントを占有するため、特許文献1、2に記載のシステムをそのまま適用することは難しく、ユーザ間や機器間でコンセントの利用や電力供給量を調整する必要がある。また特許文献3に記載の電力供給の管理は、分電盤がサーバとの遣り取りを行い電気機器への通電を制御する構成であって、相当規模で且つ固定的な電力使用施設が対象である。出店や道路工事などのように街中で臨時的・短期的な電力需要がある場合には、分電盤に依存することなくより機動的な電力供給が得られれば便利である。
また、コンセントには様々な種類があるため、機器のユーザは、コンセントの形に合わせたプラグアダプタを用意しなければならず、更に、電力供給を受けたい機器の電源(電圧/電流)の仕様とコンセントから供給される電圧/電流の定格容量とが整合しているか否か、危険がないか否かをユーザが判断してから使用する必要があり、コンセントと課金システムを提供するだけでは、ユーザにとって利便性及び安全性の高いサービスの提供を受けられない。
ここで、コンセントとは、電気機器のプラグを差し込んで電力の供給が可能な配線用の差込接続器のことであり、電源コンセント、コンセントプラグ、レセプタクル、アウトレットとも呼ばれている。
本発明の目的は、街中のコンセントの提供が可能になった場合に、街中に設置されたコンセントの管理、予約及びコンセントから供給される電力の制御と有料の場合にはその課金を可能にし、ユーザにとって利便性・安全性の高い電力供給サービス方法及びシステムを提供することである。
上記の課題を解決し、目的を達成するため、この発明による電力供給サービスシステムは、電力線に接続されており且つ電力供給を受ける機器が接続可能な差込接続器と、前記差込接続器との間で前記電力線を通じてデータ通信を行うサーバとを備え、前記差込接続器は、ユーザが使用する前記機器を特定するための機器情報を取得する機器情報取得手段と、前記サーバとの間で前記機器への電力供給に関する情報を遣り取りする通信手段と、前記機器への電力供給を制御する電力制御手段と、前記機器が受けた電力供給量を計測する電力量計測手段を備えており、前記通信手段は、取得した前記機器情報に基づいて前記サーバに当該機器への電力供給についての予約情報を問い合わせるとともに当該予約情報から生成された制御情報を前記サーバから受信し、前記電力制御手段は受信した前記制御情報に基づいて前記機器への電力供給を制御し、前記通信手段は、更に、前記電力量計測手段が計測した前記機器への前記電力供給量を前記サーバに送信する、ことから成る。
また、この発明による電力供給サービスシステムは、電力線に接続されており且つ電力供給を受ける機器が接続可能な差込接続器と、前記差込接続器との間で前記電力線を通じてデータ通信を行うサーバとを備え、前記差込接続器は、ユーザを特定するためのユーザ情報が入力されるユーザ入力手段と、前記サーバとの間で前記機器への電力供給に関する情報を遣り取りする通信手段と、前記機器への電力供給を制御する電力制御手段と、前記機器が受けた電力供給量を計測する電力量計測手段を備えており、前記通信手段は、入力された前記ユーザ情報に基づいて前記サーバに当該機器への電力供給についての予約情報を問い合わせるとともに当該予約情報から生成された制御情報を前記サーバから受信し、前記電力制御手段は受信した前記制御情報に基づいて前記機器への電力供給を制御し、前記通信手段は、更に、前記電力量計測手段が計測した前記機器への前記電力供給量を前記サーバに送信する、ことから成る。
街中でコンセントを長時間利用できるようにするためには、コンセントの使用、即ち、コンセントを通じた電力供給サービスの予約ができると便利である。このような予約を可能とし、使用状況を管理するために、街中に設置するコンセントに固有のコンセントIDを付与し、コンセントIDとその設置場所、コンセントの種類(形状、電圧、電流等)をサーバで管理し、Webサーバにて、コンセントの設置場所や種類を公開し、コンセントの使用日時や必要な電力量等の予約を受け付けられるようにする。コンセントの種類を公開することにより、ユーザはコンセントの形状と電圧・電流を確認して予約できるようになる。付加機能として、コンセントに、位置測定装置として例えばGPS(Global Positioning Systems)を利用したGPS受信機等の位置情報取得機能を設けることにより、自動的にコンセントの設置場所を管理することも可能となる。
ユーザは、事前にユーザ登録をし、予め接続する機器の機器IDと必要なコンセントの種類又はプラグの種類とを登録しておく。接続する機器に必要なコンセントの種類又はプラグの種類を登録しておくことにより、コンセント予約時に機器に合ったコンセントかどうかのチェックを行うことが可能となり、安全性の高いサービスシステムを提供することができる。PLCモデム内蔵の機器には固有の機器IDが付与され、PLCモデムを介して他のネットワーク機器と機器IDを遣り取りすることが可能である。機器の製造メーカ又は機器ID管理会社によって機器IDが管理される場合には、機器IDを入力すると、機器の仕様から必要な電力量やコンセント等を自動登録することが可能である。また、ユーザの登録がされていない場合でも、その場でユーザの登録を可能にして、予約の受付けを可能にし、電力供給のサービスを受けられるようにすることも可能である。
PLCモデムと機器IDが内蔵されていない機器も使用できるようにするために、ユーザにIDカードを発行し、機器IDの代わりにIDカードの番号(ユーザID)で登録できる手段を設ける。ユーザを特定する手段が実現できれば、IDカードを実装するデバイスを特定する必要はない。また、IDカードではなく、パスワード認証等の他の認証方式を用いても構わない。以下、ユーザを特定するために機器、ユーザのどちらかを用いる場合の説明として、機器及び機器情報(機器ID)、或いはユーザ及びユーザ情報(ユーザID)と記述することとする。
予約した機器(ユーザ)がコンセントを確実に利用できるようにするためには、予約した機器(ユーザ)の正当性のチェックや、予約内容に合わせた電力供給を行うための機能が必要である。そこで、コンセントIDを付与したコンセントに制御機能と通信機能を設けておく。PLCモデムを有する機器のプラグがコンセントに差し込まれると、通信機能と機器のPLCモデムとがデータ通信を行って機器のIDを取り込み、コンピュータネットワークを介してサーバに機器IDと自身のコンセントIDを送信し、予約情報を確認できるようにする。予約が確認されるとサーバから予約情報に基づく制御情報を受け取り、予約の内容に合わせて電力供給の開始・終了や電力量の調整等の制御を行う。
ユーザIDを用いる場合には、制御機能を有するコンセントに、例えばIDカードスロットを設け、IDカードスロットにIDカードが差し込まれると、コンセントはIDカードの番号(ユーザID)を取得し、そのユーザIDで予約されているか否かをサーバに問い合わせて確認し、予約が確認されるとサーバから予約情報に基づいた制御情報を受け取り、予約の内容に合わせて電力供給の開始・終了や電力量の調整等の制御を行う。
各コンセントにおける電力供給の有無や電力供給量、電力供給を受けている機器の情報等を収集し、コンセントIDを基準にサーバで管理し、確実に電力供給していることをサーバ側においてもリアルタイムで確認できるようにする。プラグがコンセントから抜かれるなどのように機器への通電が終了すると、コンセントIDと電力使用量をサーバに送信し、サーバ側にて課金の処理を行う。街中で使用した電気料金は、自宅や会社等の電気料金と統合して支払うことができると便利である。そこで、ユーザ登録時に、電力会社と契約している個人や法人に割り振られている番号(お客様番号)も登録できるようにし、ユーザが希望する場合は自宅や会社の電気料金に統合して課金できるようにする。
予約終了時刻間近にコンセントにプラグが接続されている場合には、コンセントからサーバに予約内容を問い合わせ、次の予約までに一定時間以上の空きがある場合には、終了時刻を延長することも可能である。また、予約に基づく通電開始時刻の所定の時間前である場合にも、一定時間以上の空きがある場合には、通電開始時刻を前倒しすることも可能である。更に、どのコンセントが通電中/空いている等の利用状況をウェブサイト上で公開する、コンセントに設けた画面表示部に予約の有無等の情報を表示するなどして、一定時間、予約が空いているコンセントであれば、予約することなくその場で利用できるようにしてもよい。
関連するサービスとして、設置済みのコンセントをユーザが予約するだけでなく、ユーザの要求に応じてコンセントを一時的に設置するサービスも可能である。例えば、ウェブ上で道路工事の申請とコンセントの設置申請を同時に受付け、道路工事の調書記入や申請の代行とコンセントの設置を行う。コンセントにGPS受信機を内蔵して位置情報を自動的に取得できるようにし、コンセントが設置されたことを確認できるようにすることも可能である。申請時に申請番号を発行し、ユーザが申請番号、ユーザ登録したユーザ名又は機器ID等のユーザを特定するための情報をウェブ上で入力すると、コンセントの設置状況をウェブ画面で確認することができると便利である。ユーザ端末には、コンセントの設置場所、形状、規格及び予約状況を示す一覧画面を表示すれば、利用状況や利用可能性を確認し、予約の実行にも便利である。また、コンセントにGPS受信機を内蔵することにより、GPS機能付き携帯電話にコンセントのGPS情報を送り、設置場所への案内を行うサービスも提供することができる。
また、この発明による電力供給サービス方法は、機器が接続される差込接続器に固有のIDを付与し、前記差込接続器に、前記機器への電力供給を制御する制御機能と、電力線を通じてのサーバとの間の通信機能とを備えることにより、前記サーバにおける前記差込接続器を介した前記機器への電力供給の予約と、前記サーバからの予約情報に基づいた前記機器への前記電力供給の制御とを可能にすることを特徴としている。差込接続器に固有のIDを付与することで、サーバから差込接続器の特定が可能になり、サーバは当該差込接続器における予約について受付け・管理を行なうことも可能となる。ユーザが差込接続器に接続した機器への電力供給は、当該予約情報に基づく制御情報に従って行なわれる。
この電力供給サービス方法において、前記差込接続器は、接続された前記機器から当該機器を特定するための機器情報を取得することができる。また、前記差込接続器は、ユーザ入力手段からユーザを特定するためのユーザ情報を入力することができる。機器に固有の機器情報が付与される場合には差込接続器がその機器情報を取得することによって、特定された機器にその差込接続器を介して電力供給サービスが提供され、ユーザがユーザ入力手段からユーザ情報を入力する場合には当該ユーザが接続させた機器にその差込接続器を介して電力供給サービスが提供される。
本発明によれば、コンセントは、ユーザが使用する機器を特定するための機器情報を取得する、又はユーザを特定するためのユーザ情報が入力されるので、コンセントとサーバとの間で機器への電力供給に関する情報を遣り取りすることが可能となり、コンセントにおいては、通信手段は機器情報又はユーザ情報に基づいてサーバに当該機器への電力供給についての予約情報を問い合わせるとともに当該予約情報から生成された制御情報をサーバから受信し、電力制御手段は受信した制御情報に基づいて機器への電力供給を制御し、更に、電力量計測手段は機器が受けた電力供給量を計測して、通信手段によってサーバに電力供給量を送信する。このように、コンセントには供給先の特定、サーバとの遣り取り、及びサーバからの制御情報に基づいて機器への電力供給と供給量の制御を行うという高機能が付加されているので、ユーザにとって街中での利便性・安全性の高い電力供給サービス方法及びシステムを提供することができる。
また、コンセントに固有のコンセントIDを付与することにより、コンセントの予約が可能となり、固有のIDを付与したコンセントに制御機能と通信機能が付くことで、コンセントとサーバ間でコンセントの情報を送受信できるようになる。これによって、街中に設置されたコンセントの使用状況をサーバ側でリアルタイムに管理できるようになり、街中で電気を利用したい人が自前で発電機を用意することなく、気軽に、かつ、確実に電気を利用できるようになる。
更に、サーバで受け付けた予約内容をコンセントが受け取り、予約内容に合わせて電力供給の調整を行い、ユーザ間や機器間の調整を自動的に行うことにより、事前に登録されていない機器が接続された場合には通電を行わない、予約時刻以外の時間は通電を行わない、予約開始時刻の前であっても予約開始までの時間が短い場合は予約時間を変更する、予約終了時刻の後でも別の予約がされていなければ自動延長を行う、或いは予約時の供給容量を超えた電力供給は行わないようにする、といった調整やサービス変更ができるようになる。コンセントに自身のメッセージを画面に表示する機能を設け、予約したコンセントとは別のコンセントにプラグをさした場合は、サーバに問い合わせて予約したコンセントを画面に表示して教えるサービスや、予約なしで使用する場合は空いているコンセントを教えるといった付加サービスを行うこともできるようになり、利便性が向上する。
電気料金の請求先を機器毎に別に登録することにより、法人所有のノートPC等の機器を出張先で使用した場合、従来であれば出張先で支払っていた電気料金を法人に請求する等、機器毎に電気料金の請求先を設定できるようになるという効果もある。
また、街中に設置されたコンセントの使用状況をサーバ側でリアルタイムに管理できるため、例えば、道路工事の目的で使用されている場合は、コンセントの使用状況から道路工事が行われている位置を知るといった、付随サービスも可能となる。GPS受信機をコンセントに取り付けることにより、正確な位置情報を取得することも可能である。コンセントに取り付けられたGPS受信機から得られる位置情報は、コンセントからサーバへと直接送られるため、ユーザの機器に組み込まれたGPS情報と比較すると改ざんされる虞が少ない。従って、コンセント提供サービスと位置情報サービスと組み合わせることにより、より信頼性の高い位置情報サービスを提供することもできるようになるという効果がある。
更に、PLCモデムを内蔵した機器をコンセントに接続して機器の情報を取得し、その情報をサーバに送信することも可能なため、例えば、イベント会場やコンサート会場、初詣等のように一時的に人が多く集まる場所において、その期間のみコンセントを設置し、ディスプレイを並べて会場の案内や広告を表示し、ディスプレイに表示された内容をサーバ側で収集することで表示内容を証明し、自動販売機の仮設設置を行い、自動販売機の売れ行きをサーバ側で収集して商品を変更又は追加する、という付加サービスを行うこともできるようになる。
以下、添付図面を参照して、本発明による電力供給サービス方法及びシステムの実施例を説明する。本発明による電力供給サービスシステムは、制御機能と通信機能を組み込んだ複数の高機能コンセントと、コンセント群を管理するサーバと、コンセントとサーバ間での情報通信を行うコンピュータネットワークと、高機能コンセントとサーバ上で動作するソフトウェアによる構成で実施できる。
本発明による電力供給サービスシステムの実施例は、屋外でのPLC利用が可能であるとの前提で実施できる。
図1は、本発明による電力供給サービスシステムの一実施例のシステム構成図である。電柱には高圧電力線と光ファイバによるインターネット回線の幹線ネットワークが張られており、変圧器によって降圧された電気が高圧電力線から電力引込線に流れている。PLCモデム151は光ファイバと電力引込線に接続され、電力引込線に高機能コンセントA111及び高機能コンセントB121等の複数のコンセント(本発明における差込接続器)が接続されている。インターネット回線にはサーバ101が接続され、高機能コンセントA111、高機能コンセントB121等のコンセントとデータ通信を行い、コンセントやユーザの管理を行っている。
高機能コンセントA111と高機能コンセントB121は殆ど同じ構成であり、いずれもCPUとメモリから成るソフトウェアの実行手段とデータの記憶手段を備えている。両コンセントは、高機能コンセントA111がPLCモデムを内蔵した機器131に対応したコンセントであるのに対して、高機能コンセントB121はPLCモデムを内蔵しない機器141にも対応可能なコンセントである点で異なる。PLCモデムを内蔵した機器131は、製造時に付与される固有の機器IDを有しており、機器IDによってユーザを特定可能であり、PLCモデムを内蔵しない機器141はそうした機器IDを有していないので、ユーザID等のユーザ情報が別途必要になる。
以下、高機能コンセントの構成を機能モジュールに分けて説明する。装置制御部112は高機能コンセント全体を制御する機能を担っており、他の制御部のモジュールの起動、制御情報の管理、画面表示部へのメッセージ表示の指示、サーバ101への使用電力量の通知等、装置全体の制御を行う。電力制御部(本発明における電力制御手段に相当)113は制御情報に従って、コンセントに流す電流を制御する。例えば、ユーザの予約内容から生成されたサーバ101からの制御情報に従って、予約時刻、即ち、通電開始時刻になったら通電を開始し、予約終了時刻、即ち、通電終了時刻になったら通電を終了する。電力量計測部(本発明における電力量計測手段に相当)114は通電の開始から終了までの使用電力量を計測する。通信機能部115(本発明における通信手段に相当)はPLCモデムを内蔵し、機器131及びサーバ101とデータ通信を行う。画面表示部116は装置制御部112の指示に従ってメッセージを生成し、液晶画面等のディスプレイに表示する。メッセージは高機能コンセント111の状態や予約内容の確認・変更等に関する情報を文字や図形で表示することを想定しているが、液晶画面ではなくLED等で代用することも可能であり、装備されていなくても構わない。コンセントID117は、高機能コンセント111に付与された固有のID(以下、「固有ID」という)である。コンセント119は機器のプラグの差込口(狭義のコンセント)であり、電力制御部113によって通電を制御される。装置制御部112からコンセントID117とコンセント119までは、高機能コンセントA111及び高機能コンセントB121に共通の機能である。
高機能コンセントA111において、機器情報取得部(本発明における機器情報取得手段に相当)118はPLCモデムを内蔵した機器131に対応した機能であり、コンセント119に機器131が接続されると、通信機能部115及びPLCモデム133経由で機器131とデータ通信を行い、機器ID132を取得する。ここでの機器ID132は、通信機器の場合に付与されるMACアドレスに相当するようなIDであって、その機器に付与された固有の番号である。
高機能コンセントB121において、IDカード読取機能122及びIDカード用スロット123(両者を併せて本発明におけるユーザ入力手段に相当)はPLCモデムを内蔵しない機器141に対応した機能である。ユーザ登録をした利用者にIDカードを発行しておき、IDカード用スロット123にIDカードが挿入されると、IDカード読取機能122がID(ユーザ情報としてのカードID)を読み取る。IDカードはユーザを特定する手段の一つであり、他の手段で利用者、即ち、ユーザ情報を特定することが可能であれば、必ずしもIDカードを用いる必要はない。例えば、高機能コンセントに文字入力機能が備えられていれば、ユーザ名とログインパスワードの入力による認証を行ってもよく、高機能コンセントにQRコードを添付しておき、QRコードを携帯電話で撮影し、携帯電話からサーバにログインする形態でユーザ認証を行ってもよく、また、IDカード用スロット123もスロットでなく非接触型のID読取装置で実施することも可能である。
本実施例では、高機能コンセントA111と高機能コンセントB121の機能を分けているが、機器情報取得部118、IDカード読取機能122、IDカード用スロット123の全てを備えた高機能コンセントとして実施しても構わない。
サーバ101はインターネット回線を介して高機能コンセントA111及び高機能コンセントB121とデータ通信を行う。サーバ101は、ユーザ管理部(本発明におけるユーザ管理手段に相当)102、コンセント管理部(本発明における差込接続器管理手段に相当)103、予約部(本発明における予約手段に相当)104、及び課金部105を備えており、データを保存するデータベースとして、ユーザ管理DB106、コンセント管理DB107、予約108DBを有している。サーバ101のユーザ管理部102は、ユーザ登録時にユーザが入力する情報又はユーザの本システム利用履歴に応じてユーザ管理データ(図4参照)を作成してユーザ管理DB106に記録・更新し、或いはユーザからの予約が入ったときなどにユーザを確認するためユーザ管理DB106からユーザ管理データを読み出す処理を行なう。コンセント管理部104は、システム提供者が自ら又は顧客の要請に応じて構築するコンセントについてのコンセント管理(図4参照)を作成してコンセント管理DB107に記録・更新し、或いはユーザからの予約が入ってコンセントの規格の確認をするときなどにコンセント管理DB107からコンセント管理データを読み出す処理を行なう。予約部104は、ユーザからの予約の受け付け、又は予約の問い合わせやキャンセルを受け付け、予約番号の管理など予約108DBにおける予約データの管理を行うとともに、機器が接続されたときの制御情報を生成するために予約の確認と予約データを読み出す処理を行なう。更に、課金部105は、コンセントから通電終了後に送信される計測電力量に応じて課金情報を生成し、ユーザの口座からの引き落とし等のために電気料金を管理しているシステムに課金情報を送る。電気料金の情報は高機能コンセントの画面表示部116に表示するようにしても良い。
図2に高機能コンセント利用時の全体の流れを示す。ユーザは、携帯電話、PDA、パソコン等のユーザ端末からウェブ上の予約サイトにアクセスし、コンセント利用の予約を行う。コンセント予約時の画面例を図3に示す。初めて利用する場合は、ユーザ登録を行う。登録する内容は、図4のユーザ管理データ402、及び図3の予約画面301のお客様番号以下に示されている項目であり、ユーザの氏名、住所、電話番号等の基本情報の入力後、接続する機器IDの登録、及びユーザIDの発行依頼、課金の契約を行う。
機器IDは図1に示す機器ID132について先に説明したように、MACアドレスや製造番号等の機器に割り振られているその機器固有の番号である。ユーザIDは、利用者がユーザIDの発行を希望すると発行されるIDで、発行されるとIDカードの形態で利用者の手元に届き、図1に示すIDカード用スロット123に挿入して使用する。課金の契約はサービス提供者の課金体系によるが、使用電力量に応じた従量課金や、使用電力量に関わらずに同額である定額課金、及びそれらの組み合わせ等が考えられる。お客様番号については、ユーザ登録後にサービス提供者によって割り振られるが、個人が家庭で使用するため又は法人が会社で使用するために、個人や法人が電力会社と契約しているお客様番号と同じお客様番号を使用することにより、高機能コンセントから使用した電力の使用料金と家庭や会社の電気料金とを合わせて請求することが可能となる。一つの契約に対して一つのお客様番号を割当てるが、ユーザID及び機器IDは複数登録することができる。ユーザ登録が終了すると、ユーザ管理データ402がユーザ管理DB106に格納される。
ユーザ登録済みの利用者はユーザ端末からウェブ上の予約サイトにアクセスし、コンセント利用の予約を行う。ユーザがお客様番号を入力すると、ユーザ管理DB106からユーザ管理データ402を読み出し、住所氏名、機器IDリスト、ユーザIDリスト等の登録済み情報を表示する。ユーザは、利用する予定の機器IDやユーザIDが登録されていない場合は、登録内容の変更ボタンを押し、機器IDやユーザIDを追加・修正登録し、接続する機器ID又はユーザIDを選択する。追加・修正内容はユーザ管理DB106に格納されているユーザ管理データ402に反映される。
次に、利用日時と場所を入力する。サービスの提供方法として、予めコンセントを設置しておき、空いている分だけ予約を受け付ける方法と、予約に応じてコンセントを設置する方法が考えられる。イベント会場等の場所では前者が、祭り等のように年に1〜2回使用するような場所では後者の方法が向いていると考えられる。予め設置されているコンセントを予約する場合は、図3の一覧表示画面302のように空いているコンセントの一覧が表示され、そこから予約するコンセントを選択することができると便利である。また、ユーザが時刻を入力するのはなく、予約時間帯に分けられた中から選択する方法も考えられる。
コンセントには日本国内で一般的な二極差込タイプに加えて、接地用の極が付いているタイプ、抜けにくくなっている引掛タイプ等、様々な規格があり、また、電圧も100Vで使用する機器と200Vで使用する機器があるため、予約時には提供している配線とコンセントの種類が分かるようにユーザに提示し、ユーザが確認して予約できるようにする。各コンセントは図4のコンセント管理データ401に示すように、コンセントIDと設置場所、配線、形状、許容(定格)電圧・電流、及びリアルタイムでの利用状況が管理され、コンセント管理DB107に格納されている。利用状況を除くコンセント管理データは高機能コンセントの設置時に人手で入力されるが、高機能コンセントにGPS受信機を取り付け、位置情報が自動で入力されるように構成することも可能である。
ユーザから予約が入力されると、サーバ側にて予約内容に過去の日時が入力されている等の矛盾がないか確認し、機器ID又はユーザIDとコンセントIDを対応付け、固有の予約番号を割当て、コンセント予約データ403(図4)を生成して予約DB108に格納する。できれば機器のプラグ形状や使用電力の情報も機器データとしてサーバに収集し、危険のない接続がなされるように確認する処理を設けることが望ましい。
機器データの例を図4の機器データ404に示す。例えば、サーバにおいて、機器のプラグ形状や電圧・電流の規格と、コンセントの形状や電圧・電流の規格、電圧配線が合っているかどうかを予約受付時にチェックし、問題があれば警告を表示する、あるいは、予約受付を行わないようにすることにより、危険な接続を回避することが可能となる。
機器ID又はユーザIDとコンセントIDを1対1で対応付けて管理すると、同時に複数の機器を使用する場合に予約が面倒である。また、使用時に接続したい機器を変更したい場合にも不便である。そこで、予約時にコンセントの種類毎に複数個をまとめて入力し、機器IDも複数選択して予約を行えるようにし、複数の機器IDとコンセントIDを対応付けて予約DB108に格納したり、登録されている機器IDのどれかが接続された場合に予約が確認できるように、登録されている全ての機器IDとコンセントIDを対応付けて予約DB108に格納したりしてもよい。
サーバ側にて予約処理が終了すると、ユーザ端末に予約受付の確認画面を表示する、又はユーザ登録時の項目に電子メールアドレスも設けておき、電子メールで確認メッセージを送信する。
高機能コンセントAを使用するときには、ユーザが予約した日時に高性能コンセント111の設置場所に行き、画面表示部116に表示されているコンセントIDの番号を確認して、予約したコンセントに機器131のプラグを挿入する。機器情報取得部118は機器131の挿入を検知すると機器ID132を取得し、サーバ101に接続して機器ID132とコンセントID117での予約を確認し、サーバ101は予約DB108から予約情報(一般的には予約の有無も含む。この場合、予約の確認がある場合でその内容の情報)を読み出して制御情報を生成し、高性能コンセント111に送る。高性能コンセント111は送られた制御情報を元に装置の制御を開始し、機器131への通電終了後に電力量計測部114の計測結果をサーバ101に送信し、サーバ101にて課金情報を生成する。ユーザが使用料金を家庭や会社の電気料金と一括して支払うことを希望している場合は電気料金を管理しているシステムに課金情報を送る。かかった電気料金の情報を高機能コンセントA111に送り、画面表示部に表示するようにしても良い。
高機能コンセントB121を使用するときも同様に、ユーザが予約した日時に高性能コンセントB121の設置場所に行き、画面表示部に表示されているコンセントIDの番号を確認して、予約したコンセントのIDカードスロットにIDカードを挿入する。IDカード読取機能122はカードからユーザIDを読み取り、サーバ101に接続してユーザIDとコンセントIDでの予約を確認し、以後、高機能コンセントA111と同様に動作する。
図2の説明の中で高性能コンセント使用時の流れを簡単に述べたが、詳細な処理の流れを図6、図7に示す。ステップ601においてコンセントへのプラグの挿入が検出されると、ステップ610において機器情報取得部118がPLCモデムを介して機器IDを取得し、ステップ620にてコンセントIDと機器IDをサーバに送る。ステップ610において機器IDが取得できない場合は、画面表示部に機器IDが取得できないことを伝えるエラーメッセージを表示する。ユーザIDによる認証の場合も同様に、ステップ601においてIDカードが挿入されたことを検出するとステップ610に進み、ステップ610にてIDカード読取装置122がユーザIDを読み出し、ステップ620においてコンセントIDとユーザIDをサーバに送る。
サーバ側ではステップ670においてユーザ管理DB106に機器IDが登録されているかどうかを検索し、登録されていない場合は「結果=未登録」として高機能コンセントに結果を返す。予約を確認するための処理としてステップ670は必須ではなく、省略することが可能である。登録が確認された場合はステップ680に進み、予約DB108に高機能コンセントから送られてきたコンセントIDと機器IDで予約されているかどうかを判断する。通電の開始時刻から終了時刻の間に現在時刻を含む予約が確認できた場合は「結果=確認できた」としてステップ690に進み、コンセント予約データ403から制御情報405(図4)を作成し、コンセント管理データ401とコンセント予約データ403の利用状況属性を「利用中」に変更し、ステップ695においてコンセント予約データ403から制御情報404を生成し、予約の確認結果と制御情報(予約が確認できた場合以外は、制御情報はダミー情報)を高性能コンセントに通知する。
高性能コンセントではステップ630においてサーバからの予約確認を待ち、確認結果に応じて処理を振り分ける。「結果=未登録」の場合はステップ640に進み、機器ID(又はユーザID)が登録されていない旨のメッセージを画面表示部116が表示する。「結果=確認できない」の場合(機器等は登録されているが予約を確認できない場合)はステップ650に進み、予約が確認できない旨のメッセージを表示する。「結果=確認できた」場合、即ち、機器IDの登録があってしかも予約が確認できた場合には、ステップ660に進み、サーバから受け取った制御情報に合わせて電力供給を制御する。
ユーザにとっては、予約された通電開始時刻より少々早い時刻に使用を開始できると便利である。そこで、高機能コンセントが使用されていない場合は制御情報404の開始時刻よりも一定時間の範囲であれば、予約された通電開始時刻より早い時刻から前倒しして通電を開始できる機能を高機能コンセントに設けるようにする。この機能を設ける場合は、サーバからの予約確認結果として、現在時刻における予約の有無だけでなく、一定時間内に利用開始する予約の有無も得られるようにする。あるいは、一定時間内に利用を開始する予約であれば、制御情報をサーバから受け取っておき、開始時刻になったら通電を開始するような機能を設けることも可能である。
ステップ660の詳細を図7に示す。ステップ701において通電を開始すると、ステップ702において通電開始のメッセージを表示し、予約された通電終了時刻の一定時間前になったら(ここでは、一定時間として30分を想定)ステップ703に進み、終了時刻の延長が可能か否かをサーバ101に問い合わせる。サーバ101では、ステップ731において予約された通電終了時刻から一定時間以内に、コンセントIDに他の予約が入っているか否かを検索し、予約がない場合はステップ732において延長可能であると判断し、予約がある場合はステップ733において延長不可能であると判断し、判断結果を高機能コンセントに通知する。判断結果に応じてステップ711で処理を振り分け、延長可能であればステップ712に進み、利用の延長を希望するかどうかをユーザに問い合わせるメッセージを表示してステップ713に進み、ユーザからの入力を待つ。
ユーザからの入力に応じてステップ714で処理を振り分け、利用の延長を希望する場合はサーバ101に延長の希望を通知し、サーバ101のステップ741において、対応するコンセントIDの利用状況が「利用中」のコンセント予約データ403の終了時刻を一定時間延長し、ステップ722において高機能コンセントの制御情報405の終了時刻を延長後の時刻に変更し、延長を受け付けた旨のメッセージを表示する。サーバ101において現在時刻から一定時間内の予約は受け付ない運用の場合は、ステップ741を省き、サーバ101に延長情報を通知しないように構成することも可能である。
通電終了時刻になったらステップ723において通電を終了し、ステップ234において通電終了のメッセージを表示し、ステップ725において使用電力量を計測してサーバに通知してステップ660に戻り、終了する。ステップ711において延長不可能であれば、終了時刻を待ち、終了時刻になったらステップ723に進み、同様に処理を進め、ステップ660に戻って処理を終了する。
図5は、複数のコンセントを制御する制御装置X501を加えた場合の構成を示した図である。制御装置X501は各高機能コンセントの制御情報を管理して制御情報を作成・変更できる機能を有している。一人のユーザが複数のコンセントを複数の機器で同時に使用する場合に、コンセントIDと機器IDを1対1で対応付けて予約するのは手間がかかり、利用時も不便である。制御装置X501は制御装置Xの制御情報502に示すように、コンセントIDリストと機器IDリストを管理している。予約画面においてコンセントの種類と数、及び接続する複数の機器IDをまとめて入力し、最大使用電流や最大電気料金を設定して予約を行うと、制御情報502を生成する。
本システムを利用している間は、コンセントIDリストに記されたコンセントに流れている電流値をリアルタイムで計測し、その合計値が設定された最大使用電流を超えないように制御する。最大使用電流を超えそうになったときには、その旨を画面に表示する、或いは報知音を出すことで、ユーザに警告を与える、或いは強制的に電流を流さないようにする。同様に、各コンセントで使用電力量を随時計測し、制御装置X501においてその計測値を合計した使用電力量から料金を計算する。計算した料金が設定した電気料金を超えそうになったとき、或いは使用電力量が設定した使用電力量の積算値を超えそうになったときには、画面に表示する、或いは報知音を出すことでユーザに警告を与える、或いは強制的に通電を終了する。このように、複数のコンセントを制御する制御装置X501を設けることにより、ユーザ間や機器間での電力使用量の調整を自動的に行うことが可能となり、複数のコンセントと機器をまとめて予約できるようになるため、利便性が向上する。この場合、個別のコンセントにおいては、それぞれの制限(電流や電力料金)も併せて設定することもできる。
以上のように、固有のコンセントIDを付与したコンセントに制御機能と通信機能を組み込むことにより、コンセントの情報をサーバに送り、サーバ側でコンセントの状況をリアルタイムで管理できるようになる。機器に通信機能が設けられ、接続している機器の情報も自動的に収集できるようになると、ディスプレイへの接続の有無、自動販売機への接続の有無、或いは工事器具への接続の有無等の情報から接続機器別の電力利用状況も管理できるようになり、位置情報と組み合わせることにより工事が行われている場所を提供する付加サービスも提供できるようになる。コンセントにGPS受信機を組み込むことにより、正確な位置情報を取得することが可能となる。コンセントにGPS受信機を組み込む場合は、携帯電話等のようにユーザが所有している機器にGPS受信機を取り付ける場合と比較すると、GPS情報が改ざんされる可能性が低いため、信頼性の高い位置情報サービスを提供することが可能となる。機器の接続だけでなく、機器が管理する情報を収集することにより、自動販売機の売れ行きをサーバで収集する、自動販売機で販売する商品を変更する、人気のある場所へと販売機を仮設移動する、等の電力供給以外の付随サービスを提供することもできるようになる。
電力を有料で提供するサービス分野において、例えば、神社・仏閣の縁日や花火大会等の行事での臨時出店や道路工事、また、イベント会場近くにイベント期間中のみ設置する自動販売機やディスプレイを用いた広告・案内等、街中において一時的に有料で電力を提供するサービスに適用する可能性が考えられる。
システムの全体構成図である。(実施例1) サービス利用時の全体の流れを示した図である。(実施例1) 予約時の画面例を示した図である。(実施例1) データの構成を示した図である。(実施例1) システムに制御装置を加えた場合の構成図である。(実施例1) 高性能コンセントの制御時の処理の流れを示した図である。(実施例1) 高性能コンセントへの電力供給時の処理の流れを示した図である。(実施例1)
符号の説明
101 サーバ
102 ユーザ管理部
103 コンセント管理部
104 予約部
105 課金部
106 ユーザ管理DB
107 コンセント管理DB
108 予約DB
111 高機能コンセントA
112 装置制御部
113 電力制御部
114 電力量計測部
115 通信制御部
116 画面表示部
117 コンセントID
118 機器情報取得部
119 コンセント
121 高機能コンセントB
122 IDカード読取機能
123 IDカード用スロット
131 機器
132 機器ID
133 PLCモデム

Claims (19)

  1. 電力線に接続されており且つ電力供給を受ける機器が接続可能な差込接続器と、前記差込接続器との間で前記電力線を通じてデータ通信を行うサーバとを備え、
    前記差込接続器は、ユーザが使用する前記機器を特定するための機器情報を取得する機器情報取得手段と、前記サーバとの間で前記機器への電力供給に関する情報を遣り取りする通信手段と、前記機器への電力供給を制御する電力制御手段と、前記機器が受けた電力供給量を計測する電力量計測手段を備えており、
    前記通信手段は、取得した前記機器情報に基づいて前記サーバに当該機器への電力供給についての予約情報を問い合わせるとともに当該予約情報から生成された制御情報を前記サーバから受信し、
    前記電力制御手段は受信した前記制御情報に基づいて前記機器への電力供給を制御し、
    前記通信手段は、更に、前記電力量計測手段が計測した前記機器への前記電力供給量を前記サーバに送信する、
    ことを特徴とする電力供給サービスシステム。
  2. 請求項1記載の電力供給サービスシステムにおいて、
    前記差込接続器には固有IDが割り当てられており、
    前記サーバは、前記差込接続器について登録した前記固有ID、及び差込口形状、電圧、電流、設置場所等の接続器項目についての差込接続器データを管理する差込接続器管理手段と、前記機器について登録された前記機器情報を管理するユーザ管理手段と、前記差込接続器の前記固有IDと前記機器情報とを関連させて生成される前記予約情報を管理する予約手段とを備える、
    ことを特徴とする電力供給サービスシステム。
  3. 請求項2記載の電力供給サービスシステムにおいて、
    前記ユーザは、前記差込接続器の前記差込接続器データをウェブ上で閲覧して、前記差込接続器を利用する予約を行うことが可能である、
    ことを特徴とする電力供給サービスシステム。
  4. 請求項2記載の電力供給サービスシステムにおいて、
    前記ユーザが前記接続器項目を指定して行った一つ又は複数の新規の差込接続器の設置の依頼に基づいて前記差込接続器の増設を可能とした、
    ことを特徴とする電力供給サービスシステム。
  5. 電力線に接続されており且つ電力供給を受ける機器が接続可能な差込接続器と、前記差込接続器との間で前記電力線を通じてデータ通信を行うサーバとを備え、
    前記差込接続器は、ユーザを特定するためのユーザ情報が入力されるユーザ入力手段と、前記サーバとの間で前記機器への電力供給に関する情報を遣り取りする通信手段と、前記機器への電力供給を制御する電力制御手段と、前記機器が受けた電力供給量を計測する電力量計測手段を備えており、
    前記通信手段は、入力された前記ユーザ情報に基づいて前記サーバに当該機器への電力供給についての予約情報を問い合わせるとともに当該予約情報から生成された制御情報を前記サーバから受信し、
    前記電力制御手段は受信した前記制御情報に基づいて前記機器への電力供給を制御し、 前記通信手段は、更に、前記電力量計測手段が計測した前記機器への前記電力供給量を前記サーバに送信する、
    ことを特徴とする電力供給サービスシステム。
  6. 請求項5記載の電力供給サービスシステムにおいて、
    前記差込接続器には固有IDが割り当てられており、
    前記サーバは、前記差込接続器について登録した前記固有ID、及び差込口形状、電圧、電流、設置場所等の接続器項目についての差込接続器データを管理する差込接続器管理手段と、前記ユーザについて登録された前記ユーザ情報を管理するユーザ管理手段と、前記差込接続器の前記固有IDと前記ユーザ情報とを関連させて生成される前記予約情報を管理する予約手段とを備える、
    ことを特徴とする電力供給サービスシステム。
  7. 請求項6記載の電力供給サービスシステムにおいて、
    前記ユーザは、前記差込接続器の前記差込接続器データをウェブ上で閲覧して、前記差込接続器を利用する予約を行うことを可能にした、
    ことを特徴とする電力供給サービスシステム。
  8. 請求項6記載の電力供給サービスシステムにおいて、
    前記ユーザが前記接続器項目を指定して行った一つ又は複数の新規の差込接続器の設置の依頼に基づいて前記差込接続器の増設を可能とした、
    ことを特徴とする電力供給サービスシステム。
  9. 請求項1又は5記載の電力供給サービスシステムにおいて、
    前記サーバから受け取った前記制御情報に含まれる通電終了時刻の所定の時間前になったことに応答して、当該通電終了時刻の一定時間後までに前記差込接続器についての予約の有無が前記サーバに問い合わされ、当該予約がされていないことに応じて前記通電終了時刻を延長できることがユーザに提示され、
    当該ユーザからの延長の旨の入力に応答して前記通電終了時刻が延長される、
    ことを特徴とする電力供給サービスシステム。
  10. 請求項1又は5記載の電力供給サービスシステムにおいて、
    一つ又は複数の前記差込接続器から供給される電力使用の制限として、個別又は総量として、電流の最大値、使用電力の積算値、電気料金をユーザが設定可能であり、
    当該制限を超えることが予想されるときにその旨が前記ユーザに報知される、
    ことを特徴とする電力供給サービスシステム。
  11. 請求項10記載の電力供給サービスシステムにおいて、
    前記制限を超えた場合には、該当する差込接続器からの前記電力の供給が停止される、
    ことを特徴とする電力供給サービスシステム。
  12. 請求項1又は5記載の電力供給サービスシステムにおいて、
    一つ又は複数の前記差込接続器から供給される電力使用の制限として、個別又は総量として、電流の最大値、使用電力の積算値、電気料金をユーザが設定可能であり、
    前記制御情報は前記ユーザの設定に基づいて生成され、
    前記電力制御手段は、前記制御情報に基づいて複数の前記配線用差込接続器とそれに接続される前記機器への電力供給量を制御する、
    ことを特徴とする電力供給サービスシステム。
  13. 請求項1又は5記載の電力供給サービスシステムにおいて、
    前記差込接続器からの前記機器情報又は前記ユーザ情報の入力に応答して、前記サーバには新規に前記機器情報又は前記ユーザ情報を登録可能である、
    ことを特徴とする電力供給サービスシステム。
  14. 請求項1又は5記載の電力供給サービスシステムにおいて、
    当該電力供給サービスシステムの利用に際して、ユーザ端末には、前記差込接続器の設置場所、形状、規格及び予約状況を示す一覧画面が示される、
    ことを特徴とする電力供給サービスシステム。
  15. 請求項1又は5記載の電力供給サービスシステムにおいて、
    前記サーバから前記制御情報として受け取った通電開始時刻の所定の時間前であることに応答して、当該通電開始時刻の一定時間前からの前記差込接続器についての予約の有無が前記サーバに問い合わされ、当該予約がされていないことに応じて前記通電開始時刻を前倒しできることがユーザに提示され、
    当該ユーザからの前倒しの旨の入力に応答して前記通電開始時刻が前倒しされる、
    ことを特徴とする電力供給サービスシステム。
  16. 請求項1又は5記載の電力供給サービスシステムにおいて、
    前記差込接続器は位置測定装置を備えており、前記サーバは前記位置測定装置が検出した位置として前記差込接続器の設置場所を管理する、
    ことを特徴とする電力供給サービスシステム。
  17. 機器が接続される差込接続器に固有のIDを付与し、前記差込接続器に、前記機器への電力供給を制御する制御機能と、電力線を通じてのサーバとの間の通信機能とを備えることにより、前記サーバにおける前記差込接続器を介した前記機器への電力供給の予約と、前記サーバからの予約情報に基づいた前記機器への前記電力供給の制御とを可能にする、
    ことを特徴とする電力供給サービス方法。
  18. 請求項17記載の電力供給サービス方法において、
    前記差込接続器は、接続された前記機器から当該機器を特定するための機器情報を取得する、
    ことを特徴とする電力供給サービス方法。
  19. 請求項17記載の電力供給サービス方法において、
    前記差込接続器は、ユーザ入力手段からユーザを特定するためのユーザ情報が入力される、
    ことを特徴とする電力供給サービス方法。
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