JP2008261252A - NOx浄化システム及びNOx浄化システムの制御方法 - Google Patents

NOx浄化システム及びNOx浄化システムの制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】排気ガス通路に上流側から順に、酸化触媒とNOx吸蔵還元型触媒とを備えた、排気ガス中のNOxを浄化するNOx浄化システムにおいて、酸化触媒に多量のNOxが吸着された後の温度上昇により酸化触媒からNOxが多量に放出されるような場合でもNOxを十分に処理できると共に、燃費の悪化を抑制しつつ、NOx浄化率を向上させることができるNOx浄化システム及びNOx浄化システムの制御方法を提供する。
【解決手段】NOx吸蔵還元型触媒5のNOx吸蔵能力を回復するためのNOx再生制御を行う再生制御装置7が、酸化触媒4におけるNOxの吸着量の推定値であるNOx吸着推定量Neを算出し、このNOx吸着推定量Neに応じて、NOx吸蔵還元型触媒5のNOx再生時期を制御する。
【選択図】図2

Description

本発明は、排気ガス通路の上流側に酸化触媒を下流側にNOx吸蔵還元型触媒を備えたNOx浄化システム及びNOx浄化システムの制御方法に関する。
従来のNOx吸蔵還元型触媒(LNT触媒)を備えたNOx浄化システムでは、排気ガス中の酸素が過剰雰囲気となるリーン(lean)状態の時にNOxをNOx吸蔵還元型触媒に吸蔵し、この吸蔵したNOx量がNOx飽和吸蔵量を超える前に、又は、吸蔵効率が一定値以下に低下する前に、エンジンのシリンダ内の燃料噴射制御や排気管内燃料噴射等で、排気ガスの雰囲気を燃料が多いリッチ(rich)状態の雰囲気にするNOx再生制御を行って、NOx吸蔵還元型触媒に吸蔵していたNOxを放出させると共に、この放出させたNOxをNOx吸蔵還元型触媒で還元して、排気ガスのNOxを浄化している。
そして、このNOx浄化システムでは、NOx吸蔵量が少ない内に燃料を増加するリッチ制御運転を行うと、燃費の悪化につながる。一方、NOx吸蔵量がNOx飽和吸蔵量近くになるまでNOx再生制御を待ち過ぎると、NOx吸蔵効率が低下し、吸蔵されなかったNOxがNOx吸蔵還元型触媒の下流側に流出し、大気中に放出される。
そのため、エンジンの運転状態から算出されるNOx排出量とNOx吸蔵還元型触媒の触媒温度とからNOx吸蔵量を推定したり、NOx吸蔵還元型触媒の前後に配置したNOxセンサーの検出値からNOx吸蔵量を推定したりして、このNOx吸蔵推定量に基づいて、リッチ制御運転を行うタイミングを適切に判断している。
しかしながら、これらのNOx浄化システムでは、NOx吸蔵還元型触媒に燃料中の硫黄が吸着してNOx吸蔵量が低下するという硫黄被毒の問題があり、この硫黄被毒からの回復のための硫黄再生制御では、NOx吸蔵還元型触媒の温度をNOx再生制御よりも高くする必要がある。そのため、酸化触媒をNOx吸蔵還元型触媒の上流側に配置して、排気ガス中の炭化水素(HC)や一酸化炭素(CO)を酸化させて、この酸化熱により排気ガスの温度を上昇させている(例えば、特許文献1参照。)。
この酸化触媒は、NOx、炭化水素の酸化以外に、NOxを吸着する性質を併せ持っている。つまり、酸化触媒は、炭化水素、一酸化炭素を酸化する能力が高いが、同時に一酸化窒素(NO)を二酸化窒素(NO2 )に酸化する能力も高く、生成した二酸化窒素は吸着性が高いため、通常は、酸化触媒に吸着し保持される。この酸化触媒に保持された二酸化窒素は排気ガス温度が上昇し、ある一定の温度以上になると脱離して放出される。この酸化触媒のNOx飽和吸着量は、図5に示すように、触媒温度が上昇すると少なくなる。例えば、触媒温度がTaではNOxがAa量吸着しているが、酸化触媒の温度がTbに上昇すると、NOx飽和吸着量はAbに減少するため、Aa−Abの量のNOxが放出されることになる。
この酸化触媒におけるNOx吸着量が少ない場合には問題がないが、吸着量が飽和に近づいてくると、排気ガス温度の上昇に伴い急激に二酸化窒素が放出されることになる。そして、NOx吸蔵還元型触媒のNOx再生制御を行うタイミングに近い場合には、言い換えれば、NOx吸蔵還元型触媒のNOx吸蔵量がNOx飽和吸蔵量に近い場合には、酸化触媒から放出されるNOxが多量であると、放出されたNOxの一部がNOx吸蔵還元型触媒に吸蔵されずに、そのまま下流側に流出してしまう。
従って、排気ガス温度が脱離温度に達しない温度域で内燃機関の運転が連続した場合には、酸化触媒にNOxが多量に堆積されることになる。このような状況下では、NOx吸蔵還元型触媒へのNOx流入量は、上流側に配置された酸化触媒における吸着があるため、内燃機関の運転状態から算出されるNOx排出量の推定値だけでは決まらないので、NOx再生制御の最適な開始時期を決定することが難しい。
この上流側に酸化触媒を下流側にNOx吸蔵還元型触媒を備えたNOx浄化システムにおいては、NOx再生制御の開始時期が早すぎると、NOx再生制御が頻度過剰になり、燃費が悪化するという問題が生じる。また、NOx再生制御の開始時期が遅すぎると、酸化触媒の急激な温度上昇により酸化触媒に保持されたNOxが多量に脱離した場合には、NOx吸蔵還元型触媒におけるNOx吸蔵能力が不足し、NOxを浄化処理できなくなるという問題が生じる。
これらの問題に関連して、発明者は次のような知見を得た。上流側の酸化触媒のNOx吸着量がNOx飽和吸着量よりも少ない場合は、酸化触媒が温度上昇してものNOxの放出は起こらないか、起こっても少ないため、NOx再生制御の開始時期をNOx吸蔵還元型触媒のNOx吸蔵力が限界に近くなるまで遅くしておけばよい。一方、酸化触媒のNOx吸着量が多い場合には、酸化触媒の僅かな温度上昇でNOxの放出が発生するので、この場合は、NOxの大気中への流出を防止するために、NOx再生制御の開始時期を、限界になるまでにせず、NOx吸蔵還元型触媒のNOx吸蔵力に余裕がある時期に開始するようにすればよい。
特開2006−152947号公報
本発明は、上記の知見を得て、上記の問題を解決するためになされたものであり、その目的は、排気ガス通路に上流側から順に、酸化触媒とNOx吸蔵還元型触媒とを備えた、排気ガス中のNOxを浄化するNOx浄化システムにおいて、酸化触媒に多量のNOxが吸着された後の温度上昇により酸化触媒からNOxが多量に放出されるような場合でもNOxを十分に処理できると共に、燃費の悪化を抑制しつつ、NOx浄化率を向上させることができるNOx浄化システム及びNOx浄化システムの制御方法を提供することにある。
上記のような目的を達成するためのNOx浄化システムは、排気ガス通路に上流側から順に、酸化触媒とNOx吸蔵還元型触媒とを備えると共に、前記NOx吸蔵還元型触媒のNOx吸蔵能力を回復するためのNOx再生制御を行う再生制御装置を備えて、排気ガス中のNOxを浄化するNOx浄化システムにおいて、前記再生制御装置が、前記酸化触媒におけるNOxの吸着量の推定値であるNOx吸着推定量を算出し、該NOx吸着推定量に応じて、前記NOx吸蔵還元型触媒のNOx再生時期を制御するように構成される。
この構成によれば、上流側の酸化触媒に吸着されるNOx吸着推定量を考慮した制御となるので、酸化触媒の温度上昇時に放出されるNOx量に対応して、NOx再生時期を最適化することができ、NOx吸蔵還元型触媒のNOx吸蔵能力を適切な量に維持しつつ、NOx再生制御の頻度を少なくして燃費の悪化を抑制することができる。
また、上記のNOx浄化システムにおいて、前記再生制御装置が、前記NOx吸着推定量が所定の判定値以下の場合には、前記NOx吸蔵還元型触媒の再生時期の開始を判定する判定用NOx吸蔵量を所定の第1吸蔵量とし、前記NOx吸着推定量が前記所定の判定値より大きい場合には、前記判定用NOx吸蔵量を前記所定の第1吸蔵量よりも小さい所定の第2吸蔵量として、前記NOx吸蔵還元型触媒のNOx再生時期を制御するように構成される。
この構成によれば、酸化触媒のNOx吸着推定量が所定の判定値(閾値)以下である場合には、NOx吸蔵還元型触媒のNOx再生のためのリッチ制御は通常のタイミングで行い、酸化触媒のNOx吸着推定量が所定の判定値を超えた場合にはNOx吸蔵還元型触媒のNOx再生のためのリッチ制御を通常よりも早いタイミングで行うように制御する。これにより、酸化触媒にNOxが多量に吸着されたときには、下流側のNOx吸蔵還元型触媒におけるNOx吸蔵能力に余裕がある早い時期にNOx再生制御を行うので、排気ガス温度の急上昇などで酸化触媒からNOxが放出されても十分に対応できて、NOxの大気中への放出(NOxスリップ)を防止できる。また、酸化触媒に吸着されたNOxが少量のときには、NOx再生制御を限界まで待つことにより、NOx再生制御による燃費の悪化を最小限にすることができる。
また、上記のNOx浄化システムにおいて、前記再生制御装置が、前記所定の判定値を前記酸化触媒の触媒温度に対応して算出すると共に、前記所定の第1吸蔵量と前記所定の第2吸蔵量を前記NOx吸蔵還元型触媒の触媒温度に対応して算出するように構成される。
この構成によれば、酸化触媒の触媒温度によって酸化触媒が吸着可能なNOx量が変化するが、この変化に効率よく対応できる。また、NOx吸蔵還元型触媒の触媒温度によってNOx吸蔵還元型触媒が吸蔵可能なNOx量が変化するが、この変化に効率よく対応できる。
また、上記のNOx浄化システムにおいて、前記再生制御装置が、前記所定の第1判定値を前記酸化触媒の触媒温度に対応したNOx飽和吸着量を基にして算出すると共に、前記所定の第1吸蔵量と前記所定の第2吸蔵量を前記NOx吸蔵還元型触媒の触媒温度に対応したNOx飽和吸蔵量を基にして算出するように構成される。
この構成によれば、酸化触媒の触媒温度によって酸化触媒が吸着可能なNOx量の限界であるNOx飽和吸着量が変化するが、この変化への対応を比較的単純なアルゴリズムでできるようになる。また、NOx吸蔵還元型触媒の触媒温度によってNOx吸蔵還元型触媒の吸蔵可能なNOx量の限界であるNOx飽和吸蔵量が変化するが、この変化への対応を比較的単純なアルゴリズムでできるようになる。
更に、上記のNOx浄化システムにおいて、前記再生制御装置が、前記酸化触媒における前記NOx吸着推定量の算出に際して、前記酸化触媒の下流側に配置したNOxセンサーの検出値を用いるように構成される。この構成によれば、内燃機関の吸気量と燃料量とから算出される排気ガス量と、NOxセンサーで検出されたNOx濃度とから、酸化触媒の下流側に流出したNOx流出量を容易に算出できるようになる。従って、酸化触媒の上流側のNOx量(内燃機関からのNOx排出量)とこのNOx流出量の差からNOx吸着推定量を容易に算出できるようになる。
そして、上記の目的と達成するためのNOx浄化システムの制御方法は、排気ガス通路に上流側から順に、酸化触媒とNOx吸蔵還元型触媒とを備えると共に、前記NOx吸蔵還元型触媒のNOx吸蔵能力を回復するためのNOx再生制御を行う再生制御装置を備えて、排気ガス中のNOxを浄化するNOx浄化システムの制御方法において、前記酸化触媒におけるNOxの吸着量の推定値であるNOx吸着推定量を算出し、該NOx吸着推定量に応じて、前記NOx吸蔵還元型触媒のNOx再生時期を制御する方法である。この方法によれば、NOx吸蔵還元型触媒のNOx吸蔵可能な量を、酸化触媒のNOx吸着推定量に対応させて適切な量にすることができるので、NOxの大気中への排出を防止すると共に、NOx再生制御の頻度の増加を少なくして、燃費の悪化を抑制することができる。
本発明に係るNOx浄化システム及びNOx浄化システムの制御方法によれば、上流側の酸化触媒におけるNOx吸着推定量を考慮して、下流側のNOx吸蔵還元型触媒のNOx再生制御の開始のタイミングを調整制御することにより、酸化触媒に多量のNOxが吸着された後の温度上昇により酸化触媒からNOxが多量に放出された場合でもNOx吸蔵還元型触媒で十分に処理することが可能となり、NOx浄化性能を向上できる。また、上流側の酸化触媒のNOx吸着量に対応させてNOx再生制御の頻度を適切化できるので、燃費の悪化を抑制できる。
以下、本発明に係る実施の形態のNOx浄化システム及びNOx浄化システムの制御方法について、ディーゼルエンジンの排気通路を通過する排気ガスのNOxを浄化するNOx浄化システムを例にして図面を参照しながら説明する。図1に、本発明の実施の形態のNOx浄化システム1の構成を示す。
このNOx浄化システム1では、ディーゼルエンジン2の排気ガス通路3に、上流側から順に、酸化触媒(DOC)4、NOx吸蔵還元型触媒(LNT触媒)5が配設される。
酸化触媒4は、コージェライトハニカム等の多孔質のセラミックのハニカム構造等の担持体に、パラジウム、酸化セリウム、白金、酸化アルミニウム等を担持して形成される。この酸化触媒4は、排気ガス中に未燃燃料(炭化水素:HC)や一酸化炭素(CO)等があるとこれを酸化して、この酸化で発生する熱により排気ガスを昇温し、この昇温した排気ガスで下流側の選択還元型NOx触媒5を昇温させることができる。
この酸化触媒4は、NOx、炭化水素の酸化以外に、NOxを吸着する性質を併せ持っている。つまり、一酸化窒素(NO)を二酸化窒素(NO2 )に酸化し、この二酸化窒素を吸着し保持する。この酸化触媒に保持された二酸化窒素は排気ガス温度が上昇し、ある一定の温度以上になると脱離して放出される。この酸化触媒のNOx飽和吸着量は、図3及び図5に示すように、触媒温度が上昇すると少なくなる。
NOx吸蔵還元型触媒5は、モノリス触媒で形成され、コージェライトハニカムなどの担持体に酸化アルミニウム、酸化チタン等の触媒コート層を設け、この触媒コート層に、白金(Pt)、パラジウム(Pd)等の触媒金属と、バリウム(Ba)等のNOx吸蔵材(NOx吸蔵物質)を担持させて構成される。
このNOx吸蔵還元型触媒5は、酸素濃度が高い排気ガスの状態、即ち、リーン空燃比状態の時に、排気ガス中のNOxをNOx吸蔵材が吸蔵することにより、排気ガス中のNOxを浄化し、酸素濃度が低いかゼロの排気ガスの状態、即ち、リッチ空燃比状態かストイキ空燃比状態の時に、吸蔵したNOxを放出すると共に、この放出されたNOxを触媒金属の触媒作用により還元することにより、大気中へのNOxの流出を防止する。
また、酸化触媒4の下流側でかつNOx吸蔵還元型触媒5の上流側に、酸化触媒4で吸着されたNOx吸着量を推定するための第1のNOxセンサー(NOx濃度検出センサー)6aが配置され、NOx吸蔵還元型触媒5で吸蔵されたNOx吸蔵量を推定するために第2のNOxセンサー6bがNOx吸蔵還元型触媒5の下流に配置される。また、図示しないが、酸化触媒4の触媒温度とNOx吸蔵還元型触媒5の触媒温度とを検出する温度センサー等の触媒温度検出手段も配置される。
なお、エンジン2からのNOx排出量をNOx排出量マップデータから推定する場合には不要であるが、エンジン2から排出されるNOxを酸化触媒4の上流側のNOx濃度から算出する場合には、酸化触媒4の上流側に、第3のNOxセンサー6cが配置される。
更に、再生制御装置7が設けられ、この再生制御装置7によりNOx吸蔵還元型触媒5のNOx吸蔵能力を回復するためのNOx再生制御や硫黄被毒から回復するための硫黄再生制御等を行う。この再生制御装置7は、通常はエンジン2の運転全般を制御するECU(エンジンコントロールユニット)と呼ばれる制御装置に組み込まれる。この再生制御装置7には、エンジン2の運転状態(例えば、エンジン回転数Ne,負荷(燃料噴射量)Qなど)と第1及び第2のNOxセンサー6a、6bの検出NOx濃度や酸化触媒4の検出温度やNOx吸蔵還元型触媒5の検出温度等が入力される。また、必要に応じて、第3のNOxセンサー6cの検出NOx濃度が入力される。
このNOx浄化システム1では、エンジン2から排出された排気ガスG中のNOxは、一部が酸化触媒4に吸着され、酸化触媒4を通過した残りのNOx、あるいは、酸化触媒4から放出されたNOxは、通常のディーゼルエンジン2の運転状態であるリーン空燃比状態では、NOx吸蔵還元型触媒5のNOx吸蔵材に吸蔵されて浄化される。また、NOx吸蔵還元型触媒5のNOx吸蔵能力を回復するためのNOx再生制御におけるリッチ空燃比状態では、NOx吸蔵還元型触媒5のNOx吸蔵材に吸蔵されたNOxが放出されて、NOx吸蔵能力が回復されると共に、この放出されたNOxはNOx吸蔵還元型触媒5の触媒金属の触媒作用により還元されて浄化される。この浄化された排気ガスGcは、排気ガス通路3を通過して大気中に放出される。
本発明においては、これらのNOx浄化システム1で、再生制御装置7は、図2に例示するような制御フローに従って、次のように制御する。この図2の制御フローは、エンジン2の運転が開始されると、エンジン2の運転制御を行う制御フローから、繰り返し呼ばれて実行され、エンジン2の運転が終了すると、エンジン2の運転制御を行う制御フローと共に終了するものとして示してある。
この図2の制御フローが呼ばれると、スタートし、ステップS11で、NOx再生制御に必要なデータを入力する。このデータとしては、エンジン2の運転状態を示すような、エンジン回転数、負荷(又は燃料噴射量)、吸気量等とNOx排出量マップデータと図3に示すような酸化触媒におけるNOx吸着量マップデータと図4に示すようなNOx吸蔵還元型触媒におけるNOx吸蔵量マップデータ等が入力される。更に、第1及び第2のNOxセンサー6a,6bの検出値(NOx濃度)が入力される。なお、NOx排出量マップデータを使用せずに、第3のNOxセンサー6cの検出値(NOx濃度)を用いるときは、この検出値が入力される。
次のステップS12で、酸化触媒4におけるNOx吸着推定量Neを算出する。この算出は、エンジン2から排出されるNOx排出量N1を、エンジン2の運転状態を示すデータ(エンジン回転数、負荷など)と、これらのデータをベースにしたNOx排出量を示すNOx排出量マップデータを参照して算出する。このNOx排出量マップデータは、予め、実験などにより求めておき、再生制御装置7に記憶させておく。
このNOx排出量N1を算出すると共に、エンジン2の運転状態(燃料噴射量や吸気量等)から算出される排気ガス流量と第1のNOxセンサー6aの検出NOx濃度値とから、酸化触媒4を通過した後の排気ガスG中のNOx流出量N2を算出する。そして、このNOx排出量N1とNOx流出量N2との差を、時間Δtに関して積算してNOx吸着推定量Ne(=Σ(N1−N2)×Δt)を算出する。
なお、酸化触媒4におけるNOx吸着推定値Neの算出に、NOx排出量マップデータを使用せずに、第3のNOxセンサー6cの検出NOx濃度値を用いるときは、エンジン2の運転状態(燃料噴射量や吸気量等)から算出される排気ガス流量と第3のNOxセンサー6cの検出NOx濃度値とから、エンジン2から排出され、酸化触媒4を通過する前の排気ガスG中のNOx排出量N1を算出する。
そして、更に、排気ガス流量と第2のNOxセンサー6bの検出NOx濃度値とから、NOx吸蔵還元型触媒5を通過した後の排気ガスG中のNOx流出量N3を算出する。そして、このNOx流出量N2とNOx流出量N3との差を、時間Δtに関して積算してNOx吸蔵量X(=Σ(N2−N3)×Δt)を算出する。
次のステップS13により、NOx吸着推定量Neがどの範囲にあるかをチェックする。このNOx吸着推定量Neの範囲は、この図2の制御フローでは、酸化触媒4の触媒温度をベースにした図3に示すように、2つの曲線Na,Nbによって2つの領域Ra1,Ra2に分割される。この曲線Nbは酸化触媒4のNOx飽和吸着量を示す曲線である。第1の領域Ra1は曲線Na以下の領域であり、第2の領域Ra2は曲線Naよりも上で、曲線Nb以下の領域である。
このNOx吸着推定量Neの判定では、酸化触媒4の触媒温度を直接測定するか、酸化触媒4の前後の排気ガス温度、前方の排気ガス温度、又は、後方の排気ガス温度等から推定する。そして、所定の判定値Naを酸化触媒4の触媒温度に対応させて、この触媒温度に対応したNOx飽和吸着量Nbを基にして算出する。この触媒温度における所定の判定値Naと、ステップS12で算出されたNOx吸着推定量Neとを比較して、NOx吸着推定量Neが2つの領域Ra1,Ra2のいずれの領域にあるかを判定する。
図2の制御フローでは、ステップS13で、NOx吸着推定量Neが所定の判定値Na以下であるか否かを判定し、所定の判定値Na以下であれば、第1の領域Ra1にあるとしてステップS14に行き、NOx吸着推定量Neが所定の判定値Na以下でなければ、即ち、所定の判定値Naを超えていれば、第2の領域Ra2にあるとしてステップS15に行く。
このステップS14とステップS15では、NOx吸蔵還元型触媒5におけるNOx吸蔵量Xの適正範囲の算出を行う。この適正範囲は、この図2の制御フローでは、選択還元型NOx触媒5の触媒温度をベースにした図4に示すように、3つの曲線A,B,Cによって3つの領域Rb1,Rb2,Rb3に分割される。この曲線CはNOx吸蔵還元型触媒5のNOx飽和吸蔵量を示す曲線である。第1の領域Rb1は、曲線Bよりも下の領域であり、第2の領域Rb2は曲線Bよりも上で曲線Aよりも下の領域である。また、第3の領域Rb3は曲線Aよりも上で曲線Cよりも下の領域である。ここで、NOx吸蔵量が多くNOx飽和吸蔵量Cに近い第3の設定領域Rb3は、排気ガス中のNOx排出量の増減や酸化触媒4の温度上昇によるNOx増加への対応が難しい領域であるので、この実施の形態では、適正範囲から除外する。
そして、このステップS14及びステップS15においては、NOx吸蔵還元型触媒5の触媒温度を直接測定するか、NOx吸蔵還元型触媒5の前後又は前方又は後方の排気ガス温度から推定し、この触媒温度における3つの曲線の値、A,B,CのうちのA,Bから2つの設定領域Rb1、(Rb1+Rb2)のいずれかの設定領域に設定する。つまり、第1の設定領域Rb1と第2の設定領域(Rb1+Rb2)とをNOx吸蔵還元型触媒5の触媒温度に対応させて、この触媒温度に対応したNOx飽和吸蔵量を基にして算出する。
そして、Ne≦Naであれば、ステップS14で、上限Xuを曲線Aの値にし、Na<Neであれば、ステップS15で、上限Xuを曲線Bの値にする。言い換えれば、NOx吸蔵還元型触媒5のNOx吸蔵量Xの適正範囲(X<Xu)を、Ne≦Naであれば、第2の設定領域(Rb1+Rb2)に、Na<Neであれば、第1の設定領域Rb1に設定する。
つまり、ステップS14では、NOx吸蔵還元型触媒5の再生時期の開始を判定する判定用NOx吸蔵量Xuを所定の第1吸蔵量Aとし、ステップS15では、この判定用NOx吸蔵量Xuを所定の第1吸蔵量Aよりも小さい所定の第2吸蔵量Bとする。そして、NOx吸蔵量Xがこの適正範囲内、即ち、判定用NOx吸蔵量Xuよりも小さい範囲内にあれば(X≦Xu)、NOx再生制御の開示時期ではないとする。
そして、ステップS16で、NOx吸蔵還元型触媒5のNOx吸蔵量Xが、判定用NOx吸蔵量Xu以下であるか否かを判定する。この判定により、NOx吸蔵量Xが、判定用NOx吸蔵量Xu以下である場合には、まだ、再生開始の時期ではないとして、リターンする。
また、ステップS16の判定により、NOx吸蔵量Xが、判定用NOx吸蔵量Xuを超えている場合には、再生開始の時期であるとして、ステップS17に行き、NOx吸蔵還元型触媒5のNOx再生制御を行う。このNOx再生制御には、エンジン2のシリンダ内における燃料噴射制御でポスト噴射によりリッチ空燃比状態を発生させたり、排気通路3内への燃料の直接噴射によりリッチ空燃比状態を発生させたりする周知のNOx再生制御の技術を使用できるので、ここではその詳細についての説明を省く。ステップS17のNOx再生制御が終了すると、リターンして、図2の制御フローを呼んだ上級の制御フローに戻り、再度、この上級の制御フローから呼ばれて、図2制御フローが繰り返し実行される。
この上記の図2の制御フローに従ったNOx浄化システム1の制御方法により、酸化触媒4に吸着しているNOx量が少ない場合、即ち、NOx吸着推定量Neが第1の領域Ra1にあり、排気ガスの温度上昇によるNOxの多量の放出が殆ど無いと推定される場合には、NOx吸蔵還元型触媒5のNOx吸蔵量Xの上限値となる判定用NOx吸蔵量Xuを比較的大きな所定の第1吸蔵量Aとし、NOx再生制御の開始時期を遅らせて、NOx再生制御の頻度を減少し、燃費の悪化を抑制する。
また、酸化触媒4に吸着しているNOx量が増加して、NOx飽和吸着量Nbに近づいた場合、即ち、NOx吸着推定量Neが第2の領域Ra2に入った場合には、排気ガスの温度上昇によるNOxの多量の放出が予期されるので、NOx吸蔵還元型触媒5のNOx吸蔵量Xの上限値となる判定用NOx吸蔵量Xuを所定の第1吸蔵量Aよりも小さな所定の第2吸蔵量Bとし、NOx再生制御の開始時期を早めてNOx吸蔵還元型触媒5のNOx吸蔵能力に余裕を持たせる。これにより、NOxの多量の放出があった場合でもNOxの吸蔵により対処できるようにして、NOxの浄化性能の向上を図る。つまり、排気ガス温度の急上昇によるNOxの大気中への放出(NOxスリップ)を防止できる。
上記のように、このNOx浄化システム1及びNOx浄化システムの制御方法では、排気ガス通路3に上流側から順に、酸化触媒4とNOx吸蔵還元型触媒5とを備えると共に、NOx吸蔵還元型触媒4のNOx吸蔵能力を回復するためのNOx再生制御を行う再生制御装置7を備えて、排気ガスG中のNOxを浄化するNOx浄化システムにおいて、酸化触媒4におけるNOxの吸着量の推定値であるNOx吸着推定量Neを算出し、このNOx吸着推定量Neに応じて、NOx吸蔵還元型触媒5のNOx再生時期を制御する。
また、再生制御装置7は、NOx吸着推定量Neが所定の判定値Na以下の場合には、NOx吸蔵還元型触媒5の再生時期の開始を判定する判定用NOx吸蔵量Xuを所定の第1吸蔵量Aとし、NOx吸着推定量Neがこの所定の判定値Naより大きい場合には、判定用NOx吸蔵量Xuを所定の第1吸蔵量Aよりも小さい所定の第2吸蔵量Bとして、NOx吸蔵還元型触媒5のNOx再生時期を制御する。
また、再生制御装置7は、所定の判定値Naを酸化触媒4の触媒温度に対応して、この触媒温度に対応したNOx飽和吸着量Nbを基にして算出すると共に、所定の第1吸蔵量Aと所定の第2吸蔵量BをNOx吸蔵還元型触媒5の触媒温度に対応して、この触媒温度に対応したNOx飽和吸蔵量Cを基にして算出する。
従って、上流側の酸化触媒4におけるNOx吸着推定量Neを考慮して、NOx吸蔵還元型触媒5のNOx再生制御の開始時期を制御することができるので、エンジン2の運転条件によるNOxの増減のみならず、酸化触媒4の温度変化によるNOx放出量にも対応して、NOx吸蔵還元型触媒5の吸蔵能力の余裕量を適切に調整することができる。その結果、上流側の酸化触媒4において、NOxの吸着とこの吸着されたNOxの放出とが起こっても、NOx吸蔵還元型触媒5で吸蔵してNOxの大気中への放出を回避することができる。また、NOxの再生制御の頻度もできるだけ少なくして、NOx再生制御による燃費の悪化を抑制することができる。
従って、上流側の酸化触媒において、NOxの吸着とこの吸着されたNOxの放出とが起こっても、再生制御による燃費の悪化を抑えながらNOxを浄化することが可能となる。その結果、再生制御による燃費の悪化と大気中へのNOxの放出を共に抑制することができる。
本発明に係る実施の形態のNOx浄化システムの構成を模式的に示す図である。 本発明に係るNOx浄化システムの制御方法を示す制御フローの図である。 酸化触媒におけるNOx吸着量の領域分割を示す模式的な図である。 NOx吸蔵還元型触媒におけるNOx吸蔵量の領域分割を示す模式的な図である。 酸化触媒におけるNOxの放出を説明するための模式的な図である。
符号の説明
1 NOx浄化システム
2 ディーゼルエンジン(内燃機関)
3 排気ガス通路
4 酸化触媒(DOC)
5 NOx吸蔵還元型触媒(LNT触媒)
6a 第1のNOxセンサー
6b 第2のNOxセンサー
6c 第3のNOxセンサー
7 再生制御装置
A,B NOx吸蔵量を示す曲線
C NOx飽和吸蔵量を示す曲線
Na NOx吸着量を示す曲線(所定の判定値)
Nb NOx飽和吸着量を示す曲線
Ne NOx吸着推定量
Ra1 NOx吸着量の第1の領域
Ra2 NOx吸着量の第2の領域
Rb1 NOx吸蔵量の第1の領域
Rb2 NOx吸蔵量の第2の領域
Rb3 NOx吸蔵量の第3の領域
X NOx吸蔵量
Xu 判定用NOx吸蔵量

Claims (6)

  1. 排気ガス通路に上流側から順に、酸化触媒とNOx吸蔵還元型触媒とを備えると共に、前記NOx吸蔵還元型触媒のNOx吸蔵能力を回復するためのNOx再生制御を行う再生制御装置を備えて、排気ガス中のNOxを浄化するNOx浄化システムにおいて、
    前記再生制御装置が、前記酸化触媒におけるNOxの吸着量の推定値であるNOx吸着推定量を算出し、該NOx吸着推定量に応じて、前記NOx吸蔵還元型触媒のNOx再生時期を制御することを特徴とするNOx浄化システム。
  2. 前記再生制御装置が、前記NOx吸着推定量が所定の判定値以下の場合には、前記NOx吸蔵還元型触媒の再生時期の開始を判定する判定用NOx吸蔵量を所定の第1吸蔵量とし、前記NOx吸着推定量が前記所定の判定値より大きい場合には、前記判定用NOx吸蔵量を前記所定の第1吸蔵量よりも小さい所定の第2吸蔵量として、前記NOx吸蔵還元型触媒のNOx再生時期を制御することを特徴とする請求項1記載のNOx浄化システム。
  3. 前記再生制御装置が、前記所定の判定値を前記酸化触媒の触媒温度に対応して算出すると共に、前記所定の第1吸蔵量と前記所定の第2吸蔵量を前記NOx吸蔵還元型触媒の触媒温度に対応して算出することを特徴とする請求項2記載のNOx浄化システム。
  4. 前記再生制御装置が、前記所定の第1判定値を前記酸化触媒の触媒温度に対応したNOx飽和吸着量を基にして算出すると共に、前記所定の第1吸蔵量と前記所定の第2吸蔵量を前記NOx吸蔵還元型触媒の触媒温度に対応したNOx飽和吸蔵量を基にして算出することを特徴とする請求項2又は3記載のNOx浄化システム。
  5. 前記再生制御装置が、前記酸化触媒における前記NOx吸着推定量の算出に際して、前記酸化触媒の下流側に配置したNOxセンサーの検出値を用いることを特徴とする請求項1、2、3、又は4記載のNOx浄化システム。
  6. 排気ガス通路に上流側から順に、酸化触媒とNOx吸蔵還元型触媒とを備えると共に、前記NOx吸蔵還元型触媒のNOx吸蔵能力を回復するためのNOx再生制御を行う再生制御装置を備えて、排気ガス中のNOxを浄化するNOx浄化システムの制御方法において、
    前記酸化触媒におけるNOxの吸着量の推定値であるNOx吸着推定量を算出し、該NOx吸着推定量に応じて、前記NOx吸蔵還元型触媒のNOx再生時期を制御することを特徴とするNOx浄化システムの制御方法。
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