JP2008260627A - Icタグ付きコンテナ搬送方法及びコンテナ搬送システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 ICタグリーダから送信された電波が確実に荷物毎に割り当てられたICタグで受信できるようにしたICタグ付きコンテナ搬送方法及びコンテナ搬送システムを提供する。
【解決手段】 物品識別情報が付された物品と、コンテナに添付されたコンテナ用のICタグと、コンテナを搬送する搬送手段と、物品用のリーダライタと、コンテナ用のICタグリーダライタと、前記リーダライタにより前記物品から読み取った物品識別情報と、前記ICタグリーダライタにより前記コンテナ用のICタグから読み取ったID情報又は前記コンテナ用のICタグに書き込んだID情報を関連付けて登録する手段を有する情報処理装置とからなり、ICタグが取付けられたコンテナに、物品を搭載して搬送する搬送手段において、ICタグ情報と物品情報が、物品をコンテナに搭載する際に、関連付けられることを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】 物品識別情報が付された物品と、コンテナに添付されたコンテナ用のICタグと、コンテナを搬送する搬送手段と、物品用のリーダライタと、コンテナ用のICタグリーダライタと、前記リーダライタにより前記物品から読み取った物品識別情報と、前記ICタグリーダライタにより前記コンテナ用のICタグから読み取ったID情報又は前記コンテナ用のICタグに書き込んだID情報を関連付けて登録する手段を有する情報処理装置とからなり、ICタグが取付けられたコンテナに、物品を搭載して搬送する搬送手段において、ICタグ情報と物品情報が、物品をコンテナに搭載する際に、関連付けられることを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、航空手荷物などの荷物をベルトコンベアで搬送して仕分け作業を行う際に、荷物の情報管理を確実に行えるようにしたICタグ付きコンテナ搬送方法及びコンテナ搬送システムに関する。
従来、航空手荷物などの荷物の仕分け作業を効率化するために、ICタグをそれらの荷物に添付させて、荷物の移動に伴ってICタグに記憶されている情報の読み取りや、ICタグへの情報の書き込みを行うなどして荷物情報の管理を行う方法やシステムが知られている。(例えば、特許文献1参照)
しかしながら、例えば、ICバゲージタグなどのICタグを添付させた航空手荷物を、大量にコンベアに載せて搬送させる作業を行う場合には、個々の航空手荷物が不規則な状態でコンベア上に載せられることから、ICタグが航空手荷物の下側に隠れた状態として搬送されることもある。
この場合には、所定に位置に設置されているICタグリーダから送信された電波が、航空手荷物で遮られて、ICタグがその電波を正確に受信できないというトラブルが生じる危険性があるという問題がある。
この場合には、所定に位置に設置されているICタグリーダから送信された電波が、航空手荷物で遮られて、ICタグがその電波を正確に受信できないというトラブルが生じる危険性があるという問題がある。
本発明は、航空手荷物などの荷物を、航空手荷物などの荷物をベルトコンベアで搬送して仕分け作業を行う際に、荷物の情報管理を確実に行えるように、ICタグリーダから送信された電波が確実に荷物毎に割り当てられたICタグで受信できるようにしたICタグ付きコンテナ搬送方法及びコンテナ搬送システムを提供する。
本発明のICタグ付きコンテナ搬送方法は、固有情報が予め記録されているICタグが取付けられたコンテナに、物品を搭載して搬送する際に、前記ICタグに記憶されている固有情報と、物品に添付されている物品識別情報とを関連付けて登録することを特徴とする。
また、本発明のICタグ付きコンテナ搬送方法は、ICタグが取付けられたコンテナに、物品を搭載して搬送する際に、前記ICタグに固有情報の書き込みを行い、物品に添付されている物品識別情報とを関連付けて登録することを特徴とする。
更に、本発明のICタグ付きコンテナ搬送方法は、物品には物品識別情報が与えられており、前記物品識別情報を読み取り、その後、コンテナのICタグの固有情報を読み取り、前記物品識別情報と前記固有情報を情報処理装置に関連付けて記録することを特徴とする。
また、本発明のICタグ付きコンテナ搬送方法は、前記コンテナに物品を搭載する際に、搭載したことを感知する搭載感知センサがあり、前記搭載感知センサが物品の搭載を感知すると、ICタグから固有情報を読み取り、情報処理装置に前記固有情報と前記物品識別情報を関連付けて記録されることを特徴とする。
更に、本発明のICタグ付きコンテナ搬送方法は、前記物品識別情報が読み取られ、搭載感知センサが物品の搭載を感知すると、ICタグに固有情報を書き込むことを特徴とする。
また、本発明のICタグ付きコンテナ搬送方法は、前記コンテナが、前記物品の搭載場所に搬送されると、前記コンテナを感知するコンテナ感知センサにより感知され、前記コンテナが物品の搭載場所に止められ、その後、物品搭載、情報記録が終了した後に、コンテナが搭載場所から移動することを特徴とする。
また、本発明のICタグ付きコンテナ搬送システムは、物品識別情報が付された物品と、コンテナに添付されたコンテナ用のICタグと、コンテナを搬送する搬送手段と、前記物品識別情報の読み取り及び書き込みを行うリーダライタと、前記コンテナ用のICタグに対する情報の読み取り及び書き込みを行うICタグリーダライタと、前記リーダライタにより前記物品から読み取った物品識別情報と、前記ICタグリーダライタにより前記コンテナ用のICタグから読み取ったID情報又は前記コンテナ用のICタグに書き込んだID情報を関連付けて登録する手段を有する情報処理装置とからなることを特徴とする。
したがって、本発明のICタグ付きコンテナ搬送方法は、航空手荷物などの荷物に対して、直接、ICタグを添付させないで、それらの荷物をICタグが添付されたコンテナに載せて搬送させるようにしたので、リーダライタから送信された電波が確実に荷物毎に割り当てられたICタグで受信できるという効果がある。
また、本発明のICタグ付きコンテナ搬送システムは、物品識別情報と、荷物である物品を載せるコンテナ用のICタグから読み取った識別情報又は前記コンテナ用のICタグに書き込んだ識別情報とを関連付けて登録することで、荷物の管理を行うことができるので、航空手荷物などの荷物を、ベルトコンベアに載せて搬送させる場合でも、ICタグリーダから送信された電波が確実に荷物毎に割り当てられたICタグで受信できるという効果がある。
以下、本発明の実施形態に係るICタグ付きコンテナ搬送方法及びコンテナ搬送システムを、図面に基づいて詳細に説明する。
図1には、本発明の実施形態に係るICタグ付きコンテナ搬送システムの構成が示されている。
まず、図1に基づいて説明すると、荷物である物品1には、予め機械読取可能な状態で固有の物品識別情報2が付されている。
物品1に付されている物品識別情報は、機械読取可能な状態で付されていればよく、例えば、バーコードなどの機械読取可能な表示として設けたり、物品識別情報を記憶させたICタグを物品1に添付するなどして、様々な方法により付されている。
尚、図1に示されている状態は、物品識別情報が記録されたバーコードシールが物品1に貼付されている場合が示されている。
図1には、本発明の実施形態に係るICタグ付きコンテナ搬送システムの構成が示されている。
まず、図1に基づいて説明すると、荷物である物品1には、予め機械読取可能な状態で固有の物品識別情報2が付されている。
物品1に付されている物品識別情報は、機械読取可能な状態で付されていればよく、例えば、バーコードなどの機械読取可能な表示として設けたり、物品識別情報を記憶させたICタグを物品1に添付するなどして、様々な方法により付されている。
尚、図1に示されている状態は、物品識別情報が記録されたバーコードシールが物品1に貼付されている場合が示されている。
そして、物品1を搬送するために、所定の方向に移動するベルトコンベア3が設けられている。
また、そのベルトコンベア3上には、複数のコンテナ4が置かれていて、ベルトコンベア3が動くことでコンテナ4も移動するようになっている。
このコンテナ4には、コンテナ用のICタグ7が添付されており、ICタグリーダライタを用いて、ICタグ7に記憶されている情報の読み取りや、ICタグ7への情報の書き込み処理を行えるようになっている。
コンテナ4は、物品1を搭載させることが可能な構造を有しており、係員が所定の場所で自由に物品1を搭載させたり、また、降ろしたりできるようになっている。
また、そのベルトコンベア3上には、複数のコンテナ4が置かれていて、ベルトコンベア3が動くことでコンテナ4も移動するようになっている。
このコンテナ4には、コンテナ用のICタグ7が添付されており、ICタグリーダライタを用いて、ICタグ7に記憶されている情報の読み取りや、ICタグ7への情報の書き込み処理を行えるようになっている。
コンテナ4は、物品1を搭載させることが可能な構造を有しており、係員が所定の場所で自由に物品1を搭載させたり、また、降ろしたりできるようになっている。
コンテナ4に物品1を搭載させる作業を行う係員5がいる場所には、物品1に付されている物品識別情報の読み取り処理を行うリーダライタ6が備えられている。
このリーダライタ6は、手に持って処理可能なハンディリーダライタを用いることが、物品1に貼付されているバーコードシールからバーコードの読み取り処理を行う際に便利であり、作業性も良いので好ましい。
また、その係員5がいる最寄りのベルトコンベア3の付近には、コンテナ4に添付されているコンテナ用のICタグ7に記憶されている情報の読み取りや、そのICタグ7への情報の書き込み処理を行うICタグリーダライタ8が備えられている。
また、ICタグリーダライタ8が備えられている場所には、コンテナ4が通過した際に感知するコンテナ感知センサ9と物品搭載感知センサ11も備えられている。
コンテナ感知センサ9が、搬送中のベルトコンベア3上のコンテナ4を感知した場合には、一旦、ベルトコンベア3の搬送を停めて、空のコンテナ4に物品1を搭載させる作業が行えるようにしてある。
また、物品搭載感知センサ11は、コンテナ4に物品1が搭載されたことを感知した場合に、その感知したことを示す情報を情報処理装置10に送信する機能を有する。
更に、ICタグリーダライタ8により、そのコンテナ4に添付されているICタグ7に記憶されている情報の読み取りや、ICタグ7への情報の書き込み処理を行えるようにしてある。
このリーダライタ6は、手に持って処理可能なハンディリーダライタを用いることが、物品1に貼付されているバーコードシールからバーコードの読み取り処理を行う際に便利であり、作業性も良いので好ましい。
また、その係員5がいる最寄りのベルトコンベア3の付近には、コンテナ4に添付されているコンテナ用のICタグ7に記憶されている情報の読み取りや、そのICタグ7への情報の書き込み処理を行うICタグリーダライタ8が備えられている。
また、ICタグリーダライタ8が備えられている場所には、コンテナ4が通過した際に感知するコンテナ感知センサ9と物品搭載感知センサ11も備えられている。
コンテナ感知センサ9が、搬送中のベルトコンベア3上のコンテナ4を感知した場合には、一旦、ベルトコンベア3の搬送を停めて、空のコンテナ4に物品1を搭載させる作業が行えるようにしてある。
また、物品搭載感知センサ11は、コンテナ4に物品1が搭載されたことを感知した場合に、その感知したことを示す情報を情報処理装置10に送信する機能を有する。
更に、ICタグリーダライタ8により、そのコンテナ4に添付されているICタグ7に記憶されている情報の読み取りや、ICタグ7への情報の書き込み処理を行えるようにしてある。
また、リーダライタ6と、ICタグリーダライタ8と、コンテナ感知センサ9とは、それぞれ情報処理装置10と通信可能に接続されている。
また、情報処理装置10は、ベルトコンベア3の駆動手段とも通信可能に接続されて、情報処理装置10からの指示信号によりベルトコンベア3の搬送を停止、移動させることができるようになっている。
この情報処理装置10は、パソコンなどのコンピュータなどにより構成されている。
そして、リーダライタ6は、物品1から読み取った物品識別情報2を情報処理装置10に送信する機能を有しており、また、ICタグリーダライタ8は、コンテナ用のICタグ7から読み取った識別情報又はコンテナ用のICタグ7にICタグリーダライタ8で書き込んだ識別情報を情報処理装置10に送信する機能を有している。
また、情報処理装置10は、ベルトコンベア3の駆動手段とも通信可能に接続されて、情報処理装置10からの指示信号によりベルトコンベア3の搬送を停止、移動させることができるようになっている。
この情報処理装置10は、パソコンなどのコンピュータなどにより構成されている。
そして、リーダライタ6は、物品1から読み取った物品識別情報2を情報処理装置10に送信する機能を有しており、また、ICタグリーダライタ8は、コンテナ用のICタグ7から読み取った識別情報又はコンテナ用のICタグ7にICタグリーダライタ8で書き込んだ識別情報を情報処理装置10に送信する機能を有している。
また、情報処理装置10は、これらの情報を受信した際に、リーダライタ6により物品1から読み取った物品識別情報2と、ICタグリーダライタ8によりコンテナ用のICタグ7から読み取った識別情報又はコンテナ用のICタグ7にICタグリーダライタ8で書き込んだ識別情報とを関連付けて登録する手段を有している。
コンテナ用のICタグ7と、ICタグリーダライタ8によるICタグ7の情報の読み取り又はICタグ7への情報の書き込みについて関係は、いずれかの方式を選択することができる。
つまり、コンテナ用のICタグ7に予めICタグ情報として識別情報を記憶させておいた場合には、ICタグリーダライタ8はICタグ7からその識別情報の読み取り処理を行う。
また、コンテナ用のICタグ7に予めICタグ情報として識別情報を記憶されておかない場合には、ICタグリーダライタ8はICタグ7に対して識別情報の書き込み処理を行う。
これらのいずれの処理を行った場合でも、荷物1をコンテナ4に搭載させた後には、コンテナ用のICタグ7に記憶されている識別情報と、リーダライタ6により物品1から読み取った物品識別情報2とが関連付けられて情報処理装置10に記憶されることで、記憶された情報から物品1とコンテナ4との関係が確認できるように構成されている。
コンテナ用のICタグ7と、ICタグリーダライタ8によるICタグ7の情報の読み取り又はICタグ7への情報の書き込みについて関係は、いずれかの方式を選択することができる。
つまり、コンテナ用のICタグ7に予めICタグ情報として識別情報を記憶させておいた場合には、ICタグリーダライタ8はICタグ7からその識別情報の読み取り処理を行う。
また、コンテナ用のICタグ7に予めICタグ情報として識別情報を記憶されておかない場合には、ICタグリーダライタ8はICタグ7に対して識別情報の書き込み処理を行う。
これらのいずれの処理を行った場合でも、荷物1をコンテナ4に搭載させた後には、コンテナ用のICタグ7に記憶されている識別情報と、リーダライタ6により物品1から読み取った物品識別情報2とが関連付けられて情報処理装置10に記憶されることで、記憶された情報から物品1とコンテナ4との関係が確認できるように構成されている。
次に、本発明のICタグ付きコンテナ搬送方法に関して、コンテナ搬送システムの処理手順に基づいて説明する。
ICタグ付きコンテナ搬送方法としては、コンテナ用のICタグ7に予めICタグ情報として識別情報を記憶させておく場合の方法と、コンテナ用のICタグ7には予めICタグ情報として識別情報を記憶させておかないで、途中で書き込む方法の2種類の方法がある。
ICタグ付きコンテナ搬送方法としては、コンテナ用のICタグ7に予めICタグ情報として識別情報を記憶させておく場合の方法と、コンテナ用のICタグ7には予めICタグ情報として識別情報を記憶させておかないで、途中で書き込む方法の2種類の方法がある。
まず、最初に、ICタグ7に予めICタグ情報として識別情報を記憶させておく場合の方法について説明する。
コンテナ4に物品1を搭載させる作業を行う係員5は、リーダライタ6で物品1に貼付されているバーコードシールからバーコードの読み取り処理を行う。(ステップS1)
リーダライタ6は、バーコードから読み取った物品識別情報を情報処理装置10に送信する。(ステップS2)
物品識別情報を受信した情報処理装置10は、ベルトコンベア3の駆動手段を駆動させてベルトコンベア3上に乗せてあるコンテナ4の移動を開始させる。(ステップS3)
そして、コンテナ感知センサ9が、感知した場合には、コンテナ感知センサ9から情報処理装置10に感知したことを示す情報が送信され、情報処理装置10からベルトコンベア3の駆動手段に対して、搬送を停止させるための指示信号が送信されてベルトコンベア3を停止させる。(ステップS4)
コンテナ4に物品1を搭載させる作業を行う係員5は、リーダライタ6で物品1に貼付されているバーコードシールからバーコードの読み取り処理を行う。(ステップS1)
リーダライタ6は、バーコードから読み取った物品識別情報を情報処理装置10に送信する。(ステップS2)
物品識別情報を受信した情報処理装置10は、ベルトコンベア3の駆動手段を駆動させてベルトコンベア3上に乗せてあるコンテナ4の移動を開始させる。(ステップS3)
そして、コンテナ感知センサ9が、感知した場合には、コンテナ感知センサ9から情報処理装置10に感知したことを示す情報が送信され、情報処理装置10からベルトコンベア3の駆動手段に対して、搬送を停止させるための指示信号が送信されてベルトコンベア3を停止させる。(ステップS4)
ここで、係員5は、ベルトコンベア3上のコンテナ4に物品1を搭載させる作業を行うが、物品1がコンテナ4に搭載された際に、コンテナ感知センサ9が搭載された物品1を感知して、その感知したことを示す情報が情報処理装置10に送信され、情報処理装置10からベルトコンベア3の駆動手段に対して、搬送を開始させるための指示信号が送信されてベルトコンベア3によるコンテナ4の搬送を再開させる。(ステップS5)
また、情報処理装置10からICタグリーダライタ8に対して、ICタグ7に記憶されている識別情報の読み取りを行わせる指示信号が送信されて、ICタグリーダライタ8によりICタグ7に記憶されている識別情報の読み取り処理が行われる。(ステップS6)
そして、ICタグリーダライタ8は、読み取った識別情報を情報処理装置10に送信させる。(ステップS7)
情報処理装置10は、その識別情報を受信すると、既にリーダライタ6から受信している物品識別情報と関連付けた状態でデータベース12に登録する。(ステップS8)
以上の処理により、情報処理装置10のデータベース12には、物品1に添付されている物品識別情報と、その物品1が搭載されたコンテナ4のICタグ7に記憶されている識別情報とが関連付けられた状態で登録でき、その後の物品1の搬送処理における情報管理をコンテナ4のICタグ7から識別情報の読み取りを行うことで、物品1の搬送情報の処理を行えるようにできる。
そして、ICタグリーダライタ8は、読み取った識別情報を情報処理装置10に送信させる。(ステップS7)
情報処理装置10は、その識別情報を受信すると、既にリーダライタ6から受信している物品識別情報と関連付けた状態でデータベース12に登録する。(ステップS8)
以上の処理により、情報処理装置10のデータベース12には、物品1に添付されている物品識別情報と、その物品1が搭載されたコンテナ4のICタグ7に記憶されている識別情報とが関連付けられた状態で登録でき、その後の物品1の搬送処理における情報管理をコンテナ4のICタグ7から識別情報の読み取りを行うことで、物品1の搬送情報の処理を行えるようにできる。
次に、コンテナ用のICタグ7には予めICタグ情報として識別情報を記憶させておかないで、途中で書き込む方法について説明する。
コンテナ4に物品1を搭載させる作業を行う係員5は、リーダライタ6で物品1に貼付されているバーコードシールからバーコードの読み取り処理を行う。(ステップS11)
リーダライタ6は、バーコードから読み取った物品識別情報を情報処理装置10に送信する。(ステップS12)
物品識別情報を受信した情報処理装置10は、ベルトコンベア3の駆動手段を駆動させてベルトコンベア3上に乗せてあるコンテナ4の移動を開始させる。(ステップS13)
そして、コンテナ感知センサ9が、感知した場合には、コンテナ感知センサ9から情報処理装置10に感知したことを示す情報が送信され、情報処理装置10からベルトコンベア3の駆動手段に対して、搬送を停止させるための指示信号が送信されてベルトコンベア3を停止させる。(ステップS14)
コンテナ4に物品1を搭載させる作業を行う係員5は、リーダライタ6で物品1に貼付されているバーコードシールからバーコードの読み取り処理を行う。(ステップS11)
リーダライタ6は、バーコードから読み取った物品識別情報を情報処理装置10に送信する。(ステップS12)
物品識別情報を受信した情報処理装置10は、ベルトコンベア3の駆動手段を駆動させてベルトコンベア3上に乗せてあるコンテナ4の移動を開始させる。(ステップS13)
そして、コンテナ感知センサ9が、感知した場合には、コンテナ感知センサ9から情報処理装置10に感知したことを示す情報が送信され、情報処理装置10からベルトコンベア3の駆動手段に対して、搬送を停止させるための指示信号が送信されてベルトコンベア3を停止させる。(ステップS14)
ここで、係員5は、ベルトコンベア3上のコンテナ4に物品1を搭載させる作業を行うが、物品1がコンテナ4に搭載された際に、コンテナ感知センサ9が搭載された物品1を感知して、その感知したことを示す情報が情報処理装置10に送信され、情報処理装置10からベルトコンベア3の駆動手段に対して、搬送を開始させるための指示信号が送信されてベルトコンベア3によるコンテナ4の搬送を再開させる。(ステップS15)
また、情報処理装置10からICタグリーダライタ8に対して、ICタグ7に識別情報の書き込みを行わせる指示信号が送信されて、ICタグリーダライタ8によりICタグ7に識別情報の書き込み処理が行われる。(ステップS16)
情報処理装置10は、ICタグ7に書き込んだ識別情報と、既にリーダライタ6から受信している物品識別情報と関連付けた状態でデータベース12に登録する。(ステップS17)
以上の処理により、情報処理装置10のデータベース12には、物品1に添付されている物品識別情報と、その物品1が搭載されたコンテナ4のICタグ7に記憶されている識別情報とが関連付けられた状態で登録でき、その後の物品1の搬送処理における情報管理をコンテナ4のICタグ7から識別情報の読み取りを行うことで、物品1の搬送情報の処理を行えるようにできる。
情報処理装置10は、ICタグ7に書き込んだ識別情報と、既にリーダライタ6から受信している物品識別情報と関連付けた状態でデータベース12に登録する。(ステップS17)
以上の処理により、情報処理装置10のデータベース12には、物品1に添付されている物品識別情報と、その物品1が搭載されたコンテナ4のICタグ7に記憶されている識別情報とが関連付けられた状態で登録でき、その後の物品1の搬送処理における情報管理をコンテナ4のICタグ7から識別情報の読み取りを行うことで、物品1の搬送情報の処理を行えるようにできる。
したがって、上記2つのいずれの方法を用いたとしても、情報処理装置10のデータベース12に、物品1に添付されている物品識別情報と、その物品1が搭載されたコンテナ4のICタグ7に記憶されている識別情報とが関連付けられた状態として登録することができる。
これにより、従来のようにベルトコンベア3上に物品1を載せて搬送されて、必要に応じて物品1から物品識別情報の読み取りを行わないで、コンテナ4のICタグ7から確実に識別情報の読み取りが行われ、データベース12の登録情報に基づいて、その識別情報から物品識別情報を確認できる。
これにより、従来のようにベルトコンベア3上に物品1を載せて搬送されて、必要に応じて物品1から物品識別情報の読み取りを行わないで、コンテナ4のICタグ7から確実に識別情報の読み取りが行われ、データベース12の登録情報に基づいて、その識別情報から物品識別情報を確認できる。
1 物品
2 物品識別情報
3 ベルトコンベア
4 コンテナ
5 係員
6 リーダライタ
7 コンテナ用のICタグ
8 ICタグリーダライタ
9 コンテナ感知センサ
10 情報処理装置
11 物品搭載感知センサ
12 データベース
2 物品識別情報
3 ベルトコンベア
4 コンテナ
5 係員
6 リーダライタ
7 コンテナ用のICタグ
8 ICタグリーダライタ
9 コンテナ感知センサ
10 情報処理装置
11 物品搭載感知センサ
12 データベース
Claims (7)
- 固有情報が予め記録されているICタグが取付けられたコンテナに、物品を搭載して搬送する際に、
前記ICタグに記憶されている固有情報と、物品に添付されている物品識別情報とを関連付けて登録することを特徴とするICタグ付きコンテナ搬送方法。 - ICタグが取付けられたコンテナに、物品を搭載して搬送する際に、
前記ICタグに固有情報の書き込みを行い、物品に添付されている物品識別情報とを関連付けて登録することを特徴とするICタグ付きコンテナ搬送方法。 - 物品には物品識別情報が与えられており、前記物品識別情報を読み取り、その後、コンテナのICタグの固有情報を読み取り、前記物品識別情報と前記固有情報を情報処理装置に関連付けて記録することを特徴とするICタグ付きコンテナ搬送方法。
- 前記コンテナに物品を搭載する際に、搭載したことを感知する搭載感知センサがあり 、前記搭載感知センサが物品の搭載を感知すると、ICタグから固有情報を読み取り、 情報処理装置に前記固有情報と前記物品識別情報を関連付けて記録されることを特徴と する請求項3記載のICタグ付きコンテナ搬送方法。
- 前記物品識別情報が読み取られ、搭載感知センサが物品の搭載を感知すると、ICタ グに固有情報を書き込むことを特徴とする請求項2記載のICタグ付きコンテナ搬送方 法。
- 前記コンテナが、前記物品の搭載場所に搬送されると、前記コンテナを感知するコン テナ感知センサにより感知され、前記コンテナが物品の搭載場所に止められ、その後、 物品搭載、情報記録が終了した後に、コンテナが搭載場所から移動することを特徴とす る請求項4記載のICタグ付きコンテナ搬送方法。
- 物品識別情報が付された物品と、コンテナに添付されたコンテナ用のICタグと、コ ンテナを搬送する搬送手段と、前記物品識別情報の読み取り及び書き込みを行うリーダ ライタと、前記コンテナ用のICタグに対する情報の読み取り及び書き込みを行うIC タグリーダライタと、前記リーダライタにより前記物品から読み取った物品識別情報と 、前記ICタグリーダライタにより前記コンテナ用のICタグから読み取ったID情報 又は前記コンテナ用のICタグに書き込んだID情報を関連付けて登録する手段を有す る情報処理装置とからなることを特徴とするICタグ付きコンテナ搬送システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007106634A JP2008260627A (ja) | 2007-04-16 | 2007-04-16 | Icタグ付きコンテナ搬送方法及びコンテナ搬送システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007106634A JP2008260627A (ja) | 2007-04-16 | 2007-04-16 | Icタグ付きコンテナ搬送方法及びコンテナ搬送システム |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012090935A Division JP5464227B2 (ja) | 2012-04-12 | 2012-04-12 | Icタグ付きコンテナ搬送システムおよびicタグ付きコンテナ搬送方法 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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---|---|
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012135986A (ja) * | 2010-12-27 | 2012-07-19 | Suntory Holdings Ltd | ボトル成型設備の情報管理方法及び情報管理システム並びにボトル成型設備 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0659674A (ja) * | 1992-08-07 | 1994-03-04 | Yamaha Corp | 電子楽器用入力装置 |
-
2007
- 2007-04-16 JP JP2007106634A patent/JP2008260627A/ja active Pending
Patent Citations (1)
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JPH0659674A (ja) * | 1992-08-07 | 1994-03-04 | Yamaha Corp | 電子楽器用入力装置 |
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Legal Events
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120216 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20120619 |