JP2004168468A - 配送履歴情報取得システム - Google Patents
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Abstract
【課題】物品配送システムによる物品配送について、より詳細な配送履歴をより容易に取得する。
【解決手段】配送履歴情報取得システム10では、配送物品30に取り付けたRF−ID装置40に配送履歴情報を書き込むリーダ・ライタ20が、配送途中の拠点(営業所)や物品輸送手段(トラック等)に設けられる。そして、RF−ID装置40に所定の情報消去処理が実行されるまでは、リーダ・ライタ20によって書き込まれた配送履歴情報は、該RF−ID装置40に保存される。さらに物品輸送手段には配送物品30の異常に関連しうる所定の物理現象を検出するセンサ34が備えられ、センサで検知した情報あるいは異常検知情報が履歴情報として取得される。
【選択図】 図2
【解決手段】配送履歴情報取得システム10では、配送物品30に取り付けたRF−ID装置40に配送履歴情報を書き込むリーダ・ライタ20が、配送途中の拠点(営業所)や物品輸送手段(トラック等)に設けられる。そして、RF−ID装置40に所定の情報消去処理が実行されるまでは、リーダ・ライタ20によって書き込まれた配送履歴情報は、該RF−ID装置40に保存される。さらに物品輸送手段には配送物品30の異常に関連しうる所定の物理現象を検出するセンサ34が備えられ、センサで検知した情報あるいは異常検知情報が履歴情報として取得される。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、郵便、宅配便等の物品配送業等における物品配送システムに関し、特に、配送の履歴情報を取得することの可能なシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
物品配送システムにおいて、物品の配送がどのようにして行われたか、すなわち配送履歴を知ることが望まれる場合がある。特に、配送中に物品が損傷した場合などにおいては、再発防止あるいは責任の所在の明確化等のため、何が原因でそのような事態が生じたかを特定することが望まれる。従来の多くの物品配送システムでは、物品の輸送を担当した者から得られる情報以外に、それを知るすべは無い。
【0003】
ところで、特許文献1には、RF−ID(Radio Frequency−IDentification)タグを利用した物品配送システムが開示されている。このシステムでは、RF−IDタグ内の記憶領域に、RF−IDタグ固有のID番号が記憶される。そして、集荷店および配送店でその情報が読み出され、読み出された情報がその都度ホストコンピュータに送信される。これにより、ホストコンピュータ側で配送物品の通過情報を管理することができる。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−206514号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1に開示される物品配送システムでは、ホストコンピュータとの間で情報通信の可能な特定の拠点以外では、通過情報を取得することができない。また、配送物品が特定の拠点を通過するたびにホストコンピュータに情報が送信されるから、特に多数の配送物品を取り扱うシステムの場合、その情報の通信あるいはホストコンピュータにおける情報処理において輻輳の問題が生じかねない。
【0006】
また上記特許文献1に開示される物品配送システムで取得される通過情報は、あくまで通過時刻を示すものである。したがって、配送遅延が生じた事実については取得することができるものの、それがどのような異常によるものかを具体的に取得することはできない。また異常が発生した実時刻等の詳細な情報についても取得することはできない。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明にかかる配送履歴情報取得システムは、配送物品に取り付けたRF−ID装置に配送履歴情報を書き込む情報書込手段を配送途中の各拠点あるいは物品輸送手段に備え、上記RF−ID装置に対して所定の情報消去処理が実行されるまでは、上記情報書込手段によって書き込まれた配送履歴情報を該RF−ID装置に保存する。
【0008】
すなわち、上記本発明にかかる配送履歴情報取得システムでは、情報書込手段によって書き込まれた履歴情報が、RF−ID装置に蓄積される。このため、ホストコンピュータとの通信手段の有無に拘わらず、履歴情報を取得することが可能となる。特に、上記情報書込手段を物品輸送手段に設けた場合には、物品輸送中にも随時情報を取得できる分、より時間精度の高い履歴情報の取得が可能となる。また、上記本発明にかかる配送履歴情報取得システムによれば、ホストコンピュータで情報を集中的に管理するシステムに比べて、情報通信装置あるいはホストコンピュータにおける処理負荷が大幅に軽減される。
【0009】
また、上記本発明にかかる配送履歴情報取得システムでは、物品の配送が複数の配送実施主体によって行われ、上記RF−ID装置には上記情報書込手段によって上記各配送実施主体を示す情報が書き込まれ、該配送実施主体を示す情報は上記配送履歴情報との対応関係が識別できる形態で該RF−ID装置に保存されるのが好適である。物品の配送は、複数の業者を経由して行われることも多いが、このような構成によれば、物品の配送が複数の配送実施主体を経由して行われる場合においても、異常発生など配送中に生じた各事象に対応する配送実施主体を特定することができるようになる。
【0010】
また、上記本発明にかかる配送履歴情報取得システムでは、配送途中の各拠点あるいは物品輸送手段には、配送する物品の異常に関連しうる所定の物理現象を検出する検出手段が設けられ、上記RF−ID装置には上記情報書込手段によって上記検出手段の検出結果を示す情報が書き込まれ、該検出結果を示す情報は上記配送履歴情報および/または上記配送実施主体を示す情報との対応関係が識別できる形態で該RF−ID装置に保存される。このような構成によれば、異常の発生原因をより確実に特定することができるようになる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本実施形態にかかる配送履歴情報取得システム10で用いられるリーダ・ライタ20およびRF−ID装置40の概略構成を示す図、また図2および図3は、物品配送の各段階での配送履歴情報取得システム10による情報授受の一例を示す図である。
【0012】
図1に示すように、配送履歴情報取得システム10は、RF−ID装置40、RF−ID装置40用のリーダ・ライタ20、および情報処理装置(例えばコンピュータ等)60等を含む。このうち、リーダ・ライタ20は、各構成要素の動作を制御する制御部(例えばCPU等)22、諸情報を記憶する記憶部(例えばRAMまたはROM等)24、情報処理装置60等の外部装置との間で有線で情報の授受を行うためのインタフェース部26、RF−ID装置40との間で無線伝送により情報の授受を行うべく増幅、フィルタリング、変調等の処理を行う送受信部28、情報を入力するための入力部(例えばキーボード等)21、および情報を出力する出力部(例えばディスプレイ等)23を有する。そのうち、記憶部24には、制御部22の処理に関する情報や、RF−ID装置40あるいは外部装置に送信する前の情報や、それらより受信した後の情報などが格納される。かかる構成を備えるリーダ・ライタ20は、本発明にかかる情報書込手段に相当する。
【0013】
他方、RF−ID装置40は、装置各部の制御を司る制御部42、諸情報を記憶するRAM44およびROM46、およびリーダ・ライタ20との間で無線伝送により情報の授受を行うべく増幅、フィルタリング、変調等の処理を行う送受信部48を備える。本実施形態では、RF−ID装置40は、例えば、タグとして配送物品に直接貼付されたり、配送物品に貼付される配送伝票の一部に組み込まれたり、あるいは配送物品に取り付けられた専用のホルダに装着されたりして、配送物品に貼付される。
【0014】
このRF−ID装置40では、配送開始から配送完了までの各段階でリーダ・ライタ20から取得された情報は、履歴情報としてRAM44に蓄積される。このとき、RAM44内には履歴情報専用の記憶領域を確保しておき、取得された履歴情報を、例えば当該記憶領域のアドレスの順に格納するのが望ましい。また、RAM44に格納された情報の読み出し、書き込み、書き換え、消去等を規制するための認証用の情報(例えば、IDやパスワード等)については、その格納先を、RF−ID装置40の使用形態によって決定することもできる。すなわち、RF−ID装置40を例えば一回の物品配送に限定した使い切りの装置として用いる場合には、認証用の情報はROM46に書き込めばよいし、他方RF−ID装置40を再利用する場合には、認証用の情報についてもRAM44に書き込めばよい。いずれの場合にも、RAM44やROM46に対するアクセスについては、制御部42(またはリーダ・ライタ20の制御部22)によるIDやパスワードの認証によって安全性・信頼性の向上を図ることができる。なお、書き換える必要の無い情報(例えばRF−ID装置40固有の識別コード[以下単にIDと記す]等)などはROM46に格納しておくのが好適である。
【0015】
次に、図2および図3を参照して、配送物品30の配送開始から配送完了までの各段階における配送履歴情報取得システム10の動作例について説明する。ここでは、物品配送が複数の配送実施主体(配送業者AおよびB)によって行われる例について説明する。なお、この例では、RF−ID装置40は配送ラベル32に一体化されており、この配送ラベル32を配送物品30に貼り付けることで、RF−ID装置40は配送物品30に装着される。
【0016】
<1.依頼元> まず、依頼人による入力操作によって情報処理装置60で生成された情報(例えば物品配送ID、依頼元ID、宛先ID、時刻、および指定情報等)が、例えば据置型のリーダ・ライタ20からRF−ID装置40に送信され、該RF−ID装置40内のRAM44(図1)に書き込まれる。ここで物品配送IDは、その配送物品30の配送に対して割り当てられたIDである。また依頼元IDおよび宛先IDは、依頼人および宛先人(受取人)の属性情報(氏名、住所、電話番号等)を識別するためのIDであって、例えば事前の申請・登録によって配送業者等から付与されたものである。また指定情報は、配達日時や特急配送の希望など、配送に関して特に指定あるいは希望する事項を示す情報である。
【0017】
また、配送業者の集荷担当者の持つ携帯型のリーダ・ライタ20からも、所定の情報(例えば、配送業者IDやリーダ・ライタID、時刻、物品情報等)をRF−ID装置40のRAM44に書き込むことができる。ここで物品情報は、例えば配送物品30の形状や大きさ、内容物を示す情報である。
【0018】
なお、図2では、配送依頼にかかる情報のRF−ID装置40に対するリード/ライトを、依頼人の所有する装置で行う場合について例示しているが、これは、所定の情報処理装置60およびリーダ・ライタ20を設置した荷送取扱店舗あるいは営業所等においても行うことができる。また、情報の入力操作を容易化するため、予め所定の記憶媒体(例えば磁気カード等;図示せず)に依頼元IDや宛先ID等の情報を格納しておき、これを所定の読み出し装置(例えば磁気カードリーダ等;図示せず)によって読み出すようにしてもよい。
【0019】
<2.配送業者Aの営業所A1> ここでは、RAM44あるいはROM46に格納された所定の情報(例えば、物品配送ID、依頼元ID、宛先ID、物品情報、指定情報等)がRF−ID装置40からリーダ・ライタ20に送信され、情報処理装置60に入力される。また、逆に、所定の情報(例えば、配送業者ID、拠点ID、リーダ・ライタID、取扱ID、届先ID、書込実施時刻等)が、リーダ・ライタ20から配送物品30のRF−ID装置40に送信され、該RF−ID装置40内のRAM44に書き込まれる。ここで、配送業者IDは、配送実施主体としての配送業者に割り当てられたIDである。また取扱IDとは、配送業者(この場合配送業者A)における当該配送物品30の配送あるいはその他の処理に対して設定されたIDであって、物品配送IDに対応して設定されるものである。また届先IDは、配送の中継拠点等(この場合配送業者Bの営業所B1)を示すIDである。
【0020】
<3.トラックA> 物品輸送手段としてのトラックAには、配送物品30の異常に関連しうる所定の物理現象を検出するセンサ34(例えば振動センサ、加速度センサ、水センサ等)が設けられる。そして、センサ34の検出結果を示すセンサ情報およびその検出時刻を示す情報が、トラックAの例えば荷室内に設けられたリーダ・ライタ20からRF−ID装置40に送信され、RAM44に書き込まれる。センサ34の検出結果は、異常な値を示したときにのみRAM44に書き込むようにしてもよい。この場合には、例えば、各センサ34から、予め設定された閾値を超える検出結果が取得されたときにのみ異常検出信号が出力されるように構成しておき、その出力に対応する異常検出情報が、その異常検出時刻を示す情報とともにRAM44に書き込まれるようにすればよい。このような構成により、配送物品30に異常が生じていた場合に、その異常の発生原因をより詳しく究明することができるようになる。
【0021】
また、物品輸送手段としてのトラックAには、GPS(Global Positioning System)装置36が設けられる。そして、GPS装置36で取得された位置情報が、配送物品30の位置情報としてRAM44に書き込まれる。これにより、配送物品30の移動した位置の履歴を取得することが可能となる。この際、GPS装置36は定期的に位置情報を取得するようにしてもよいし、予め指定された地点(領域)に到達したことが検出されたときに位置情報を取得するようにしてもよい。また、位置情報はRAM44への情報の書き込みとは関係なく取得されるように構成しておき、取得された位置情報が所定のタイミングでリーダ・ライタ20からRF−ID装置40に送信されるようにしてもよい。
【0022】
さらに、物品輸送手段としてのトラックAに、外部の情報処理装置(例えば配送業者のホストコンピュータ等)との間で所定の情報の授受を行うための無線通信装置38を設けることができる。その場合、リーダ・ライタ20は、所定のタイミングで、RAM44に格納された情報(例えば物品配送IDや履歴情報(すなわちその時点までにRAM44に蓄積された情報)等)をRF−ID装置40から受け取り、無線通信装置38はその情報を情報処理装置に送信する。外部の情報処理装置に対する情報の送信は、定期的に行ってもよいし、当該情報処理装置から受け取った情報取得要求に基づいて行ってもよい。また、センサ34による検出自体を、外部の情報処理装置から受け取った情報取得要求に基づいて行うようにしてもよい。
【0023】
ここで、上記センサ情報、異常検知情報、位置情報等は、それぞれ、対応する時刻(例えば、検知時刻、書き込み時刻等)およびその時点での配送実施主体がわかるようにRAM44に書き込まれる。例えば、それらの情報が取得順に格納される場合、物品輸送手段による物品配送の開始前と完了後とで同じ配送実施主体のIDが格納されていれば、その間の配送は当該IDに対応する配送実施主体によって行われたものであることがわかる。また、それら情報と、配送実施主体を示す情報(例えば配送業者ID等)および時刻情報とを、それらの関連付けを示す情報とともに格納してもよい。
【0024】
<4.配送業者Bの営業所B1> 配送実施主体が配送業者Aから配送業者Bに代わるとき、RF−ID装置40には、新しい配送実施主体を示す情報(この場合配送業者BのID)が書き込まれる。この書き込みも、時刻(順序)との対応付けがわかる形態で行われる。このとき、RAM44に格納された履歴情報をリーダ・ライタ20によって読み出し、情報処理装置60に入力するようにしてもよい。さらに、情報処理装置60は、取得した履歴情報を、外部の情報処理装置に電気通信回線等を介して送信することができる。その他の情報の授受については、上記<2.配送業者Aの営業所A1>と同様である。
【0025】
<5.トラックB、および6.配送業者Bの営業所B2> これら各段階での処理は、基本的には上述した<3.トラックA>および<4.配送業者Bの営業所B1>での処理と変わるところが無いので、説明を省略する。なお、これらの段階においても、RAM44には、その情報の内容または書き込み処理に対応する時刻および配送実施主体との対応関係がわかる形態で、情報が書き込まれる。
【0026】
<7.配送先> 配送物品30を配送先(受取人)に届けるにあたり、配達担当者の持つ携帯型のリーダ・ライタ20を用いて受領確認を行うことができる。すなわち、まず、受取人は、リーダ・ライタ20の入力部21に、受取人IDを入力する。すると、RF−ID装置40の制御部42またはリーダ・ライタ20の制御部22は、RAM44に格納された宛先IDと入力された受取人IDとを比較し、それらが一致する場合、受領確認情報を生成する。この受領確認情報は、一旦リーダ・ライタ20の記憶部24内に格納され、後にその配送担当者が営業所に戻ったときに所定の情報処理装置60に送信されるようにしてもよいし、リーダ・ライタ20に備えられた無線伝送機構によって通信回線を介して情報処理装置60に送信されるようにしてもよい。さらに、受領確認情報を電気通信回線を介して依頼人の情報処理装置60に向けて送信するようにしてもよい。
【0027】
この時点で、RF−ID装置40のRAM44には、配送開始からその時点までの各段階での履歴情報が格納されている。受取人は、情報処理装置60を操作することにより、RAM44からリーダ・ライタ20を介して履歴情報を該情報処理装置60に読み出し、該情報処理装置60の出力部(例えばディスプレイ等)から出力させ、それを確認することができる。上述したように、各事象を示す情報は、配送実施主体および時刻に対応付けて格納されているから、受取人は、この履歴情報を確認することで、配送物品30がどのような状況で配送されたかを、より詳細に知ることができる。
【0028】
また、受取人は、RF−ID装置40を再利用する場合には、RAM44に格納された情報の消去操作を実行することができる。この場合、RF−ID装置40の制御部42は、情報処理装置60に入力された受取人IDをリーダ・ライタ20を介して取得し、該入力された受取人IDとRAM44に格納された宛先IDとを比較し、それらが一致する場合、RAM44内のデータを消去する。なお、制御部42は、RAM44内の履歴情報の消去および書き換えについては、改竄防止の観点から、依頼人および受取人のみに対して許可し、かつそれ以外に対しては禁止するように設定されるのが好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる配送履歴情報取得システムの概略構成図である。
【図2】物品配送の各段階における本発明の実施形態にかかる配送履歴取得システムによる情報授受の一例を示す図である。
【図3】物品配送の各段階における本発明の実施形態にかかる配送履歴取得システムによる情報授受の一例を示す図である(図2の続き)。
【符号の説明】
10 配送履歴情報取得システム、20 リーダ・ライタ、21 入力部、22 制御部、23 出力部、24 記憶部、26 インタフェース部、28 送受信部、30 配送物品、32 配送ラベル、34 センサ、36 GPS装置、38 無線通信装置、40 RF−ID装置、42 制御部、44 RAM、46 ROM、48 送受信部、60 情報処理装置。
【発明の属する技術分野】
本発明は、郵便、宅配便等の物品配送業等における物品配送システムに関し、特に、配送の履歴情報を取得することの可能なシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
物品配送システムにおいて、物品の配送がどのようにして行われたか、すなわち配送履歴を知ることが望まれる場合がある。特に、配送中に物品が損傷した場合などにおいては、再発防止あるいは責任の所在の明確化等のため、何が原因でそのような事態が生じたかを特定することが望まれる。従来の多くの物品配送システムでは、物品の輸送を担当した者から得られる情報以外に、それを知るすべは無い。
【0003】
ところで、特許文献1には、RF−ID(Radio Frequency−IDentification)タグを利用した物品配送システムが開示されている。このシステムでは、RF−IDタグ内の記憶領域に、RF−IDタグ固有のID番号が記憶される。そして、集荷店および配送店でその情報が読み出され、読み出された情報がその都度ホストコンピュータに送信される。これにより、ホストコンピュータ側で配送物品の通過情報を管理することができる。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−206514号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1に開示される物品配送システムでは、ホストコンピュータとの間で情報通信の可能な特定の拠点以外では、通過情報を取得することができない。また、配送物品が特定の拠点を通過するたびにホストコンピュータに情報が送信されるから、特に多数の配送物品を取り扱うシステムの場合、その情報の通信あるいはホストコンピュータにおける情報処理において輻輳の問題が生じかねない。
【0006】
また上記特許文献1に開示される物品配送システムで取得される通過情報は、あくまで通過時刻を示すものである。したがって、配送遅延が生じた事実については取得することができるものの、それがどのような異常によるものかを具体的に取得することはできない。また異常が発生した実時刻等の詳細な情報についても取得することはできない。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明にかかる配送履歴情報取得システムは、配送物品に取り付けたRF−ID装置に配送履歴情報を書き込む情報書込手段を配送途中の各拠点あるいは物品輸送手段に備え、上記RF−ID装置に対して所定の情報消去処理が実行されるまでは、上記情報書込手段によって書き込まれた配送履歴情報を該RF−ID装置に保存する。
【0008】
すなわち、上記本発明にかかる配送履歴情報取得システムでは、情報書込手段によって書き込まれた履歴情報が、RF−ID装置に蓄積される。このため、ホストコンピュータとの通信手段の有無に拘わらず、履歴情報を取得することが可能となる。特に、上記情報書込手段を物品輸送手段に設けた場合には、物品輸送中にも随時情報を取得できる分、より時間精度の高い履歴情報の取得が可能となる。また、上記本発明にかかる配送履歴情報取得システムによれば、ホストコンピュータで情報を集中的に管理するシステムに比べて、情報通信装置あるいはホストコンピュータにおける処理負荷が大幅に軽減される。
【0009】
また、上記本発明にかかる配送履歴情報取得システムでは、物品の配送が複数の配送実施主体によって行われ、上記RF−ID装置には上記情報書込手段によって上記各配送実施主体を示す情報が書き込まれ、該配送実施主体を示す情報は上記配送履歴情報との対応関係が識別できる形態で該RF−ID装置に保存されるのが好適である。物品の配送は、複数の業者を経由して行われることも多いが、このような構成によれば、物品の配送が複数の配送実施主体を経由して行われる場合においても、異常発生など配送中に生じた各事象に対応する配送実施主体を特定することができるようになる。
【0010】
また、上記本発明にかかる配送履歴情報取得システムでは、配送途中の各拠点あるいは物品輸送手段には、配送する物品の異常に関連しうる所定の物理現象を検出する検出手段が設けられ、上記RF−ID装置には上記情報書込手段によって上記検出手段の検出結果を示す情報が書き込まれ、該検出結果を示す情報は上記配送履歴情報および/または上記配送実施主体を示す情報との対応関係が識別できる形態で該RF−ID装置に保存される。このような構成によれば、異常の発生原因をより確実に特定することができるようになる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本実施形態にかかる配送履歴情報取得システム10で用いられるリーダ・ライタ20およびRF−ID装置40の概略構成を示す図、また図2および図3は、物品配送の各段階での配送履歴情報取得システム10による情報授受の一例を示す図である。
【0012】
図1に示すように、配送履歴情報取得システム10は、RF−ID装置40、RF−ID装置40用のリーダ・ライタ20、および情報処理装置(例えばコンピュータ等)60等を含む。このうち、リーダ・ライタ20は、各構成要素の動作を制御する制御部(例えばCPU等)22、諸情報を記憶する記憶部(例えばRAMまたはROM等)24、情報処理装置60等の外部装置との間で有線で情報の授受を行うためのインタフェース部26、RF−ID装置40との間で無線伝送により情報の授受を行うべく増幅、フィルタリング、変調等の処理を行う送受信部28、情報を入力するための入力部(例えばキーボード等)21、および情報を出力する出力部(例えばディスプレイ等)23を有する。そのうち、記憶部24には、制御部22の処理に関する情報や、RF−ID装置40あるいは外部装置に送信する前の情報や、それらより受信した後の情報などが格納される。かかる構成を備えるリーダ・ライタ20は、本発明にかかる情報書込手段に相当する。
【0013】
他方、RF−ID装置40は、装置各部の制御を司る制御部42、諸情報を記憶するRAM44およびROM46、およびリーダ・ライタ20との間で無線伝送により情報の授受を行うべく増幅、フィルタリング、変調等の処理を行う送受信部48を備える。本実施形態では、RF−ID装置40は、例えば、タグとして配送物品に直接貼付されたり、配送物品に貼付される配送伝票の一部に組み込まれたり、あるいは配送物品に取り付けられた専用のホルダに装着されたりして、配送物品に貼付される。
【0014】
このRF−ID装置40では、配送開始から配送完了までの各段階でリーダ・ライタ20から取得された情報は、履歴情報としてRAM44に蓄積される。このとき、RAM44内には履歴情報専用の記憶領域を確保しておき、取得された履歴情報を、例えば当該記憶領域のアドレスの順に格納するのが望ましい。また、RAM44に格納された情報の読み出し、書き込み、書き換え、消去等を規制するための認証用の情報(例えば、IDやパスワード等)については、その格納先を、RF−ID装置40の使用形態によって決定することもできる。すなわち、RF−ID装置40を例えば一回の物品配送に限定した使い切りの装置として用いる場合には、認証用の情報はROM46に書き込めばよいし、他方RF−ID装置40を再利用する場合には、認証用の情報についてもRAM44に書き込めばよい。いずれの場合にも、RAM44やROM46に対するアクセスについては、制御部42(またはリーダ・ライタ20の制御部22)によるIDやパスワードの認証によって安全性・信頼性の向上を図ることができる。なお、書き換える必要の無い情報(例えばRF−ID装置40固有の識別コード[以下単にIDと記す]等)などはROM46に格納しておくのが好適である。
【0015】
次に、図2および図3を参照して、配送物品30の配送開始から配送完了までの各段階における配送履歴情報取得システム10の動作例について説明する。ここでは、物品配送が複数の配送実施主体(配送業者AおよびB)によって行われる例について説明する。なお、この例では、RF−ID装置40は配送ラベル32に一体化されており、この配送ラベル32を配送物品30に貼り付けることで、RF−ID装置40は配送物品30に装着される。
【0016】
<1.依頼元> まず、依頼人による入力操作によって情報処理装置60で生成された情報(例えば物品配送ID、依頼元ID、宛先ID、時刻、および指定情報等)が、例えば据置型のリーダ・ライタ20からRF−ID装置40に送信され、該RF−ID装置40内のRAM44(図1)に書き込まれる。ここで物品配送IDは、その配送物品30の配送に対して割り当てられたIDである。また依頼元IDおよび宛先IDは、依頼人および宛先人(受取人)の属性情報(氏名、住所、電話番号等)を識別するためのIDであって、例えば事前の申請・登録によって配送業者等から付与されたものである。また指定情報は、配達日時や特急配送の希望など、配送に関して特に指定あるいは希望する事項を示す情報である。
【0017】
また、配送業者の集荷担当者の持つ携帯型のリーダ・ライタ20からも、所定の情報(例えば、配送業者IDやリーダ・ライタID、時刻、物品情報等)をRF−ID装置40のRAM44に書き込むことができる。ここで物品情報は、例えば配送物品30の形状や大きさ、内容物を示す情報である。
【0018】
なお、図2では、配送依頼にかかる情報のRF−ID装置40に対するリード/ライトを、依頼人の所有する装置で行う場合について例示しているが、これは、所定の情報処理装置60およびリーダ・ライタ20を設置した荷送取扱店舗あるいは営業所等においても行うことができる。また、情報の入力操作を容易化するため、予め所定の記憶媒体(例えば磁気カード等;図示せず)に依頼元IDや宛先ID等の情報を格納しておき、これを所定の読み出し装置(例えば磁気カードリーダ等;図示せず)によって読み出すようにしてもよい。
【0019】
<2.配送業者Aの営業所A1> ここでは、RAM44あるいはROM46に格納された所定の情報(例えば、物品配送ID、依頼元ID、宛先ID、物品情報、指定情報等)がRF−ID装置40からリーダ・ライタ20に送信され、情報処理装置60に入力される。また、逆に、所定の情報(例えば、配送業者ID、拠点ID、リーダ・ライタID、取扱ID、届先ID、書込実施時刻等)が、リーダ・ライタ20から配送物品30のRF−ID装置40に送信され、該RF−ID装置40内のRAM44に書き込まれる。ここで、配送業者IDは、配送実施主体としての配送業者に割り当てられたIDである。また取扱IDとは、配送業者(この場合配送業者A)における当該配送物品30の配送あるいはその他の処理に対して設定されたIDであって、物品配送IDに対応して設定されるものである。また届先IDは、配送の中継拠点等(この場合配送業者Bの営業所B1)を示すIDである。
【0020】
<3.トラックA> 物品輸送手段としてのトラックAには、配送物品30の異常に関連しうる所定の物理現象を検出するセンサ34(例えば振動センサ、加速度センサ、水センサ等)が設けられる。そして、センサ34の検出結果を示すセンサ情報およびその検出時刻を示す情報が、トラックAの例えば荷室内に設けられたリーダ・ライタ20からRF−ID装置40に送信され、RAM44に書き込まれる。センサ34の検出結果は、異常な値を示したときにのみRAM44に書き込むようにしてもよい。この場合には、例えば、各センサ34から、予め設定された閾値を超える検出結果が取得されたときにのみ異常検出信号が出力されるように構成しておき、その出力に対応する異常検出情報が、その異常検出時刻を示す情報とともにRAM44に書き込まれるようにすればよい。このような構成により、配送物品30に異常が生じていた場合に、その異常の発生原因をより詳しく究明することができるようになる。
【0021】
また、物品輸送手段としてのトラックAには、GPS(Global Positioning System)装置36が設けられる。そして、GPS装置36で取得された位置情報が、配送物品30の位置情報としてRAM44に書き込まれる。これにより、配送物品30の移動した位置の履歴を取得することが可能となる。この際、GPS装置36は定期的に位置情報を取得するようにしてもよいし、予め指定された地点(領域)に到達したことが検出されたときに位置情報を取得するようにしてもよい。また、位置情報はRAM44への情報の書き込みとは関係なく取得されるように構成しておき、取得された位置情報が所定のタイミングでリーダ・ライタ20からRF−ID装置40に送信されるようにしてもよい。
【0022】
さらに、物品輸送手段としてのトラックAに、外部の情報処理装置(例えば配送業者のホストコンピュータ等)との間で所定の情報の授受を行うための無線通信装置38を設けることができる。その場合、リーダ・ライタ20は、所定のタイミングで、RAM44に格納された情報(例えば物品配送IDや履歴情報(すなわちその時点までにRAM44に蓄積された情報)等)をRF−ID装置40から受け取り、無線通信装置38はその情報を情報処理装置に送信する。外部の情報処理装置に対する情報の送信は、定期的に行ってもよいし、当該情報処理装置から受け取った情報取得要求に基づいて行ってもよい。また、センサ34による検出自体を、外部の情報処理装置から受け取った情報取得要求に基づいて行うようにしてもよい。
【0023】
ここで、上記センサ情報、異常検知情報、位置情報等は、それぞれ、対応する時刻(例えば、検知時刻、書き込み時刻等)およびその時点での配送実施主体がわかるようにRAM44に書き込まれる。例えば、それらの情報が取得順に格納される場合、物品輸送手段による物品配送の開始前と完了後とで同じ配送実施主体のIDが格納されていれば、その間の配送は当該IDに対応する配送実施主体によって行われたものであることがわかる。また、それら情報と、配送実施主体を示す情報(例えば配送業者ID等)および時刻情報とを、それらの関連付けを示す情報とともに格納してもよい。
【0024】
<4.配送業者Bの営業所B1> 配送実施主体が配送業者Aから配送業者Bに代わるとき、RF−ID装置40には、新しい配送実施主体を示す情報(この場合配送業者BのID)が書き込まれる。この書き込みも、時刻(順序)との対応付けがわかる形態で行われる。このとき、RAM44に格納された履歴情報をリーダ・ライタ20によって読み出し、情報処理装置60に入力するようにしてもよい。さらに、情報処理装置60は、取得した履歴情報を、外部の情報処理装置に電気通信回線等を介して送信することができる。その他の情報の授受については、上記<2.配送業者Aの営業所A1>と同様である。
【0025】
<5.トラックB、および6.配送業者Bの営業所B2> これら各段階での処理は、基本的には上述した<3.トラックA>および<4.配送業者Bの営業所B1>での処理と変わるところが無いので、説明を省略する。なお、これらの段階においても、RAM44には、その情報の内容または書き込み処理に対応する時刻および配送実施主体との対応関係がわかる形態で、情報が書き込まれる。
【0026】
<7.配送先> 配送物品30を配送先(受取人)に届けるにあたり、配達担当者の持つ携帯型のリーダ・ライタ20を用いて受領確認を行うことができる。すなわち、まず、受取人は、リーダ・ライタ20の入力部21に、受取人IDを入力する。すると、RF−ID装置40の制御部42またはリーダ・ライタ20の制御部22は、RAM44に格納された宛先IDと入力された受取人IDとを比較し、それらが一致する場合、受領確認情報を生成する。この受領確認情報は、一旦リーダ・ライタ20の記憶部24内に格納され、後にその配送担当者が営業所に戻ったときに所定の情報処理装置60に送信されるようにしてもよいし、リーダ・ライタ20に備えられた無線伝送機構によって通信回線を介して情報処理装置60に送信されるようにしてもよい。さらに、受領確認情報を電気通信回線を介して依頼人の情報処理装置60に向けて送信するようにしてもよい。
【0027】
この時点で、RF−ID装置40のRAM44には、配送開始からその時点までの各段階での履歴情報が格納されている。受取人は、情報処理装置60を操作することにより、RAM44からリーダ・ライタ20を介して履歴情報を該情報処理装置60に読み出し、該情報処理装置60の出力部(例えばディスプレイ等)から出力させ、それを確認することができる。上述したように、各事象を示す情報は、配送実施主体および時刻に対応付けて格納されているから、受取人は、この履歴情報を確認することで、配送物品30がどのような状況で配送されたかを、より詳細に知ることができる。
【0028】
また、受取人は、RF−ID装置40を再利用する場合には、RAM44に格納された情報の消去操作を実行することができる。この場合、RF−ID装置40の制御部42は、情報処理装置60に入力された受取人IDをリーダ・ライタ20を介して取得し、該入力された受取人IDとRAM44に格納された宛先IDとを比較し、それらが一致する場合、RAM44内のデータを消去する。なお、制御部42は、RAM44内の履歴情報の消去および書き換えについては、改竄防止の観点から、依頼人および受取人のみに対して許可し、かつそれ以外に対しては禁止するように設定されるのが好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる配送履歴情報取得システムの概略構成図である。
【図2】物品配送の各段階における本発明の実施形態にかかる配送履歴取得システムによる情報授受の一例を示す図である。
【図3】物品配送の各段階における本発明の実施形態にかかる配送履歴取得システムによる情報授受の一例を示す図である(図2の続き)。
【符号の説明】
10 配送履歴情報取得システム、20 リーダ・ライタ、21 入力部、22 制御部、23 出力部、24 記憶部、26 インタフェース部、28 送受信部、30 配送物品、32 配送ラベル、34 センサ、36 GPS装置、38 無線通信装置、40 RF−ID装置、42 制御部、44 RAM、46 ROM、48 送受信部、60 情報処理装置。
Claims (4)
- 配送物品に取り付けたRF−ID装置に配送履歴情報を書き込む情報書込手段を配送途中の各拠点あるいは物品輸送手段に備え、
前記RF−ID装置に対して所定の情報消去処理が実行されるまでは、前記情報書込手段によって書き込まれた配送履歴情報を該RF−ID装置に保存するようにしたことを特徴とする配送履歴情報取得システム。 - 請求項1に記載の配送履歴情報取得システムであって、
物品の配送が複数の配送実施主体によって行われ、
前記RF−ID装置には前記情報書込手段によって前記各配送実施主体を示す情報が書き込まれ、該配送実施主体を示す情報は前記配送履歴情報との対応関係が識別できる形態で該RF−ID装置に保存されることを特徴とする配送履歴情報取得システム。 - 請求項1または2に記載の配送履歴情報取得システムであって、
配送途中の各拠点あるいは物品輸送手段には、配送する物品の異常に関連しうる所定の物理現象を検出する検出手段が設けられ、
前記RF−ID装置には前記情報書込手段によって前記検出手段の検出結果を示す情報が書き込まれ、該検出結果を示す情報は前記配送履歴情報および/または前記配送実施主体を示す情報との対応関係が識別できる形態で該RF−ID装置に保存されることを特徴とする配送履歴情報取得システム。 - 配送物品に取り付けたRF−ID装置に配送途中の各拠点あるいは物品輸送手段に備えた情報書込手段により配送履歴情報を書き込むステップと、
少なくとも前記RF−ID装置に対して所定の情報消去処理が実行されるまでは、前記情報書込手段によって書き込まれた配送履歴情報を該RF−ID装置に保存するステップと、
を含む配送履歴情報取得方法。
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