JP2008260525A - 移送手段内に積荷を固定する装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】移送手段内に積荷を簡単、迅速かつフレキシブルに固定することが可能な、移送手段内に積荷を固定する装置を提供する。
【解決手段】少なくとも1つのガイドレール(1)と、ガイドレールに取り付け可能な、係止部材(22)を備えた少なくとも1つの固定部材(2)とを有する、移送手段内に積荷を固定する装置において、ガイドレールが、2つの段部(10)と1つの溝(11)とを備えた、実質的にC字形状のプロフィールを有し、係止部材が溝内へ導入可能で、溝内へ導入された係止部材が、ガイドレールの長手軸(L)に対して実質的に平行に延びる軸を中心に揺動可能であり、係止部材の少なくとも1つの係止突片(23)が、段部の少なくとも1つによって形成される、ガイドレールのアンダーカット内へ嵌入し、かつ固定部材がガイドレールにおいて、少なくともガイドレールの高さ方向にロックされる。
【選択図】図1
【解決手段】少なくとも1つのガイドレール(1)と、ガイドレールに取り付け可能な、係止部材(22)を備えた少なくとも1つの固定部材(2)とを有する、移送手段内に積荷を固定する装置において、ガイドレールが、2つの段部(10)と1つの溝(11)とを備えた、実質的にC字形状のプロフィールを有し、係止部材が溝内へ導入可能で、溝内へ導入された係止部材が、ガイドレールの長手軸(L)に対して実質的に平行に延びる軸を中心に揺動可能であり、係止部材の少なくとも1つの係止突片(23)が、段部の少なくとも1つによって形成される、ガイドレールのアンダーカット内へ嵌入し、かつ固定部材がガイドレールにおいて、少なくともガイドレールの高さ方向にロックされる。
【選択図】図1
Description
本発明は、少なくとも1つのガイドレールと、ガイドレールに取り付け可能な、少なくとも1つの係止手段を備えた少なくとも1つの固定部材とを有する、移送手段内に積荷を固定する装置に関する。
積荷を固定する装置は、たとえば、移送車両、ステーションワゴンなどの積込み領域内で使用される。複数の予め定められた箇所にベルトまたは荷物を締付け固定するための装置が、従来技術(たとえば、特許文献1を参照)から知られている。この装置は、移送車両の壁に取り付けられた、U字状のレールと、予め定められた締付け固定箇所を定めるノッチとを有している。装置は、さらに、可動の締付け固定部材を有しており、その締付け固定部材はU字状のレールの通路内に摺動可能に配置されており、ロック部分または位置決め部分を有し、そのロック部分または位置決め部分が、いずれかのノッチ内に収容されてロックされるようにするために、ばねによって付勢されている。、締付け固定部材を取り付ける位置は、自由に選択できず、ノッチの配置によって定められている。
さらに、従来技術(たとえば、特許文献2を参照)からは、移送手段の積載面に積荷を固定する装置が知られており、その装置は保持レールと、保持レール内に固定可能な固定部材とを有している。固定部材は、保持レール内に挿入するためのクランプ部分を有しており、保持レールは、開口部へ向かって細くなる横断面を備えた、実質的に台形のプロフィールを有し、クランプ部分は弾性的に変形可能な材料からなり、かつ台形の形状を有し、その幅は、保持レールの開口部の内法幅よりも小さく、かつその長さは内法幅よりも大きい。保持レール内に係止するために、クランプ部分が保持レールの高さ方向に対して平行に延びる軸を中心に約90°回動されるので、クランプ部分が保持レールの台形状のプロフィールに対して押圧されて、従ってロックされる。
欧州特許公報EP1108608B1
独国特許公報DE4336762C1
本発明の課題は、移送手段内に積荷を簡単、迅速かつフレキシブルに固定することが可能な、移送手段内に積荷を固定する装置を提供することである。
この課題は、少なくとも1つのガイドレールと、ガイドレールに取り付け可能な、係止部材を備えた少なくとも1つの固定部材とを有する、移送手段に積荷を固定する装置によって解決され、ガイドレールが、2つの段部と1つの溝とを有する、実質的にC字形状のプロフィールを有し、係止部材が溝内へ導入可能であって、溝内へ導入された係止部材が、ガイドレールの長手軸に対して実質的に平行に延びる軸を中心に揺動可能であるので、係止部材の少なくとも1つの係止突片が、段部の少なくとも1つによって形成される、ガイドレールのアンダーカット内へ嵌入し、固定部材がガイドレールにおいて少なくともガイドレールの高さ方向にロックされる。
固定部材は、ガイドレールの長手軸に沿って、ガイドレールの任意の箇所でガイドレールにロック可能である。ガイドレールは、ある形態においては、所定の固定箇所を定めるノッチなどを持たずに形成されている。ガイドレールに係止部材を固定することは、係止部材の揺動によって行われるので、係止突片がガイドレールのアンダーカット内へ嵌入する。それによって、少なくとも、固定部材の高さ方向の運動が阻止される。固定部材に高さ方向に引っ張り力を加えることによって、少なくとも係止部材とガイドレールの間に作用する力、特に摩擦力に基づいて、ガイドレールに沿って固定部材が摺動することも防止される。摩擦力の大きさは、ガイドレールと係止部材に使用される材料の組合せおよび高さ方向に加えられる力に依存する。さらに、力は、係止部材とガイドレールの間の接触面の形状を介して調節することができる。
本発明の形態において、固定部材は、Uリンクである。Uリンクに、簡単な方法でベルトなどが固定される。
本発明の他の形態において、係止部材は、Uリンクと一体的に形成されている。固定部材は、ある実施形態においては、1つの部品から形成されている。Uリンクの揺動によって、Uリンクと一体的に形成されている係止部材も同様に揺動され、Uリンクに対象を固定するために固定部材がガイドレールにロックされる。
本発明の他の形態において、固定部材は保持部材を有しており、係止部材が保持部材に揺動可能に軸承されている。Uリンクのグリップ部分と係止部材は、ある実施例においては、一体的に形成されて、保持部材に一緒に軸承され、かつ一緒に取り扱うことができる。他の形態において、Uリンクのグリップ部分または取っ手と係止部材は、保持部材の別々の軸受箇所に固定されている。
本発明の他の形態において、保持部材は、少なくとも1つの突出部を有しており、係止部材が溝内へ導入された場合に、その突出部が少なくとも1つの段部の外側上に添接する。ある実施例においては、係止部材は、レールの段部が突出部と係止突片との間に挟持可能であるように、配置されている。他の形態において、固定部材はガイドレールに次のように、すなわち係止部材が溝内へ導入され、保持部材が溝に沿って摺動することによって、ガイドレールに沿って固定手段の位置を適切に定めることができるように、配置することができる。
本発明の他の形態において、保持部材は少なくとも1つの保持突片を有しており、その保持突片によって保持部材を、段部を限定する端縁上に取り付けることができる。保持部材によって、溝内の固定手段のロックの確実性を、さらに向上させることができる。取付けは、適切な揺動運動によって行うことができる。他の実施例においては、保持突片はガイドレール上に軸方向に取り付けることができる。
本発明の他の形態において、係止部材は、折畳みアンカーの錨爪の形式に従って形成されている。固定手段は、1つの爪または、爪あるいはブレードとして形成された複数の係止部材を有しており、それが、ガイドレールの高さ方向に対して実質的に平行に方向付けされた、第1の位置と、高さ方向に対して実質的に横方向に、好ましくはほぼ直角に方向付けされた、第2の位置との間で揺動することができる。係止部材が第1の位置に配置されている場合に、固定部材は少なくともガイドレールに沿って摺動することができ、ある実施例においては、ガイドレールの溝から取り出すこともできる。固定部材をロックするために、係止部材が第2の位置へ揺動される。
本発明の他の形態において、係止部材は溝内へ導入するために、ハウジング内に収容されている。ハウジングによって係止部材は、第1の位置に固定可能であって、ハウジングの摺動によって係止部材が第1の位置から外される。係止部材は、ある実施例において、第2の位置の方向に、ばねなどのような、強制手段によって付勢されている。ハウジングによって、係止部材が強制手段の力に抗して第1の位置へ摺動することができるので、ロックを外すことができる。
本発明の他の形態において、係止部材は、ガイドレールの高さ方向から溝内へ導入するための第1の位置と、ガイドレールの段部の後ろへ嵌り込む第2の位置との間で揺動することができる。固定手段は、係止部材を第1の位置に配置することによって、任意の箇所でガイドレール内へ挿入することができ、かつ/またはガイドレールから取り外すことができる。
本発明の他の形態において、係止部材は少なくとも1つの位置に、閉鎖部材、たとえば閉鎖トラップなどによって固定されている。閉鎖トラップと言うのは、係止部材がトラップ内へ移動した場合に閉鎖し、特に係止するので、トラップからの係止部材の移動が阻止される、トラップである。
本発明の他の形態において、閉鎖部材による固定を、操作部材を用いて、特に操作ボタンなどを用いて、無効にすることができる。操作部材の操作によって、たとえばボタンを押すことによって、閉鎖部材の固定を無効にすることができ、たとえば係止部材を閉鎖トラップから取り出すことができる。ボタンは、いわゆるプッシュ−プッシュ−部材として形成されており、それは1方向に押すことによって阻止もされ、解除もされる。
本発明の他の形態において、係止部材は、軸方向に摺動可能な操作部材を用いて、特に押しボタンを用いて、揺動することができる。そのために、固定部材に、操作部材の軸方向運動を係止部材の揺動運動に変換する、適切な手段が設けられている。
本発明の他の利点は、図面に図式的に示す、本発明の実施例についての以下の説明から明らかにされる。同一または同様な構成部分について、図面内では統一的な参照符号が使用される。請求項、明細書または図面から明らかにされるすべての特徴および/または利点は、構造的詳細、空間的配置および方法ステップを含めて、それ自体でも、種々の組合せにおいても、発明の本質をなすことができる。実施例の一部として説明され、あるいは図示された特徴は、本発明の他の実施形態を得るために、同様に他の実施例においても使用することができる。
図1は、本発明の第1の実施例に基づいて、ガイドレール1と固定部材2とを有する本発明に係る装置を斜視図で示している。ガイドレール1は、互いに対して平行な2つの段部10を備えた、実質的にC字形状のプロフィールを有しており、ガイドレール1の長手方向Lに延びる、溝11が形成されている。ガイドレール1は、たとえば、図示されていない自動車の床に、あるいは同様に図示されていないトランスポーターの壁に取り付けることができる。複数のガイドレール1を設けて、床および/または壁に取り付けることができる。ガイドレール1に、固定部材2をロック可能である。図示の固定部材2は、取っ手を備えたUリンクとして、あるいは開口部21を備えたグリップ部分20として形成されている。開口部21は、一方で、簡単に取り扱えるようにするため、他方では積荷ベルトなどを固定するために用いられる。
図2は、図1に示す固定部材2を斜視図で示している。図示された固定部材2は、横断面がほぼL字形状であって、グリップ部分20と、グリップ部分と一体的に形成された、係止突片23を備えた係止部材22とによって、L字の形状が形成されている。固定部材2は、たとえば、プラスチック射出成形部品などとして形成することができる。
図3は、ガイドレール1に固定部材2を取り付けることを、図式的に示している。図3に明らかなように、グリップ部材20およびそれに伴って、グリップ部材20と一体的に形成された係止部材22が、図示されていない仮想の軸を中心に揺動可能であって、その軸は、図1に示すガイド部材1の長手軸Lに対して実質的に平行に延びている。取り付けるために、固定部材2が、破線で示す第1の位置において、ユーザーによって保持されて、ガイドレール1の高さ方向Hに対して実質的に平行に延びる運動によって摺動されるので、係止部材22が溝11内へ導入される。導入後に、固定部材2がユーザーによって、実線で示す第2の位置へ移動され、係止部材22は、係止部材22の係止突片23がガイドレール1の対応する段部10によって形成されるアンダーカット内へ嵌入するように、揺動される。それによって、固定部材2がガイドレール1にロックされて、高さ方向Hに取り出すことが防止される。固定部材2は、接触箇所25を介して、ガイドレール1の第1の段部と対向する第2の段部10に添接するので、固定部材2がガイドレール1内に挟持される。
図4は、本発明の第2の実施例に基づいて、ガイドレール101と固定部材102とを有する、本発明に係る装置を図式的に断面で示している。図示のガイドレール101は、図式的に示すボディ壁3内に取り付けられている。実施例において、ガイドレール101は、ボディ壁3に固定的に取り付けられ、たとえばボディ壁と溶接され、リベット止めされ、あるいはねじ止めされている。ガイドレール101は、実質的にC字状のプロフィールを有しており、C字状のガイドレール101の脚112の端部に段部110が配置されており、その段部が図示の実施形態において、脚112を越えて両方向に突出しているので、段部110と脚112は横断面において実質的にT字状に配置されている。固定部材102は、同様に、グリップ部分120を有するUリンクとして形成されている。グリップ部分120は、係止突片123を備えた係止部材122と一体的に形成されている。グリップ部分120と係止部材122は、保持部材121内に軸124を中心に揺動可能に軸承されている。保持部材121は、突出部125を有しており、その突出部は、固定部材102が図示のようにガイドレール101に配置された場合に、ガイドレール101の段部110の外側に添接する。保持部材121は、突出部125と対向する第2の側に保持突片126を有しており、その保持突片によって、保持部材121が、第2の段部110を限定する、溝111へ向いた端縁113上に取り付け可能である。保持部材121は、たとえば揺動運動によってガイドレール101に取り付けることができ、まず、保持突片126が、端縁110上に取り付けられる。他の実施例においては、保持部材121は、ガイドレール101の長手方向に、ガイドレール上に差し嵌めることができる。保持部材121は、ガイドレール101に摺動可能に固定されている。グリップ部分120とそれに伴って、グリップ部分120と一体的に結合された係止部材122が破線で示す位置へ揺動することによって、係止部材122の係止突片123が、段部110の1つによって形成される、ガイドレール101のアンダーカット内へ嵌入するので、係止部材102がガイドレール101にロックされる。ロックは、ガイドレール101の長手軸に沿って任意の箇所において可能である。
図5は、本発明の第3の実施例に基づいて、本発明に係る固定部材202を図式的に斜視図で示している。固定部材202は、取っ手220を有するUリンクとして形成されている。取っ手220の脚221に、それぞれ2つの係止部材222が、折畳みアンカーの錨爪の形式に基づいて揺動可能に配置されおり、図5には、係止部材222のみが見られる。固定部材202は、さらに、ハウジング224を有しており、その中に取っ手220の脚221が摺動可能に軸承されている。その場合の取っ手220は、ハウジング224に対して、図6に示す第1の位置と図7に示す第2の位置との間で摺動することができる。図6に示す第1の位置において、係止部材222はハウジング224によって、取っ手220の脚221に添接するように保持されるので、固定部材202は、図示されないガイドレールの段部210によって形成される溝211内へ導入することができる。取っ手220が、ハウジング224に対して高さ方向Hに移動することによって、係止部材222が図7に示すように、第2の位置へ揺動することができる。係止部材222の係止突片223が、段部210によって形成されるアンダーカット内へ嵌入するので、固定部材202が図示されていないガイドレール内にロックされる。図6と7に示す固定部材202は、さらに、保持部材225を有しており、その保持部材は、段部210の外側において2つのガイド突片212の間に配置されている。
図8、9および10は、本発明の第4の実施例に基づいて、固定部材302の斜視図ないし固定部材302の、第1と第2の位置における一部破断された側面図を示している。固定部材302は、Uリンクとして形成されており、それぞれ保持部材321に揺動可能に取り付けられた、取っ手320と係止部材322とを有している。保持部材321は、実質的にT字状の横断面を有しており、保持部材321は、T字形状の長手ビーム324を介して、図8から10には示されていないガイドレール内へ挿入することができる。固定部材302を、図示されないガイドレール内へ挿入するために、係止部材322が図9に示す第1の位置へ揺動することができる。係止部材322を揺動させるために、図示の実施例において、矢印で図式的に示す力を、操作ボタン324として形成された操作部材上へ加えることができる。力が取り除かれた場合に、係止部材322は、図10に示す第2の位置へ揺動する。他の形態においては、係止部材322が操作ボタン325の操作によって図9に示す第1の位置へ揺動されて、そこで閉鎖部材によって、たとえば閉鎖トラップの形式で保持される。力を取り除いた場合でも、係止部材322は、図9に示す位置に留まる。操作部材によって、閉鎖部材をアンロックすることができる。操作部材として、ある形態においては、操作ボタン325が用いられ、操作ボタン325を新たに押圧することによって、係止部材322が再び解放されて、図10に示す位置へ揺動する。操作ボタン325は、いわゆるプッシュ−プッシュ−原理に従って働く。
本発明の形態において、係止部材322は、図示されない強制部材によって、たとえばばねによって、図2に示す第2の位置へ付勢されており、図9に示すように力を加えることによって、係止部材322が付勢力に抗して図9に示す第1の位置へ移動することができる。図10に示す第2の位置において、係止部材322に形成された係止突片323が、図10には示されていないガイドレールのアンダーカット内へ嵌入するので、固定部材302がガイドレールにロック可能である。固定部材302は、図示されないガイドレールの長手方向に沿って、任意の箇所に挿入することができる。
図示の係止部材322は、付加的な係止突出部326を有しており、その係止突出部は、ガイドレールの適切な係止箇所に形成された、それに対して相補的なノッチ内へ嵌入することができる。しかし、好ましくは、固定部材302は、ガイドレールの長手方向に沿って任意の箇所に取り付けることができる。そのために、他の実施例においては、係止部材322は係止突出部326なしで形成されている。
図8から10に示す固定部材302において、2つの係止部材322が設けられており、それらがそれぞれ、たとえば図1に示すガイドレール1の2つの段部の1つと協働する。本発明の他の形態において、操作ボタン325によって揺動可能な係止部材322を1つだけ設けることができる。さらに他の形態においては、複数の係止部材322が、図示のように対向して、あるいは列をなして、操作部材302に設けられている。
1、101、201 ガイドレール
2、102、202、302 固定部材
10、110、210 段部
11、111、211 溝
20、120 グリップ部分
22、122、222、322,422 係止部材
113 端縁
123 保持部材
121、321 保持部材
125 突出部
126 係止突片
224 ハウジング
325 操作ボタン
2、102、202、302 固定部材
10、110、210 段部
11、111、211 溝
20、120 グリップ部分
22、122、222、322,422 係止部材
113 端縁
123 保持部材
121、321 保持部材
125 突出部
126 係止突片
224 ハウジング
325 操作ボタン
Claims (12)
- 少なくとも1つのガイドレール(1、101、201)と、ガイドレール(1、101、201)に取り付け可能な、係止部材(22、122、222、322)を備えた少なくとも1つの固定部材(2、102、202、302)とを有する、移送手段内に積荷を固定する装置において、
ガイドレール(1、101、201)が、2つの段部(10、110、210)と1つの溝(11、111、211)とを備えた、実質的にC字形状のプロフィールを有し、
係止部材(22、122、222、322)が溝(11、111、211)内へ導入可能であって、
溝(11、111、211)内へ導入された係止部材(22、122、222、322)が、ガイドレール(1、101、201)の長手軸(L)に対して実質的に平行に延びる軸を中心に揺動可能とされていて、
係止部材(22、122、222、322)の少なくとも1つの係止突片(23、123、223、323)が、段部(10、110、210)の少なくとも1つによって形成される、ガイドレール(1、101、201)のアンダーカット内へ嵌入し、かつ、
固定部材(2、102、202、302)がガイドレール(1、101、201)において、少なくともガイドレール(1、101、201)の高さ方向(H)にロックされる、
ことを特徴とする、移送手段内に積荷を固定する装置。 - 固定部材(2、102、202、302)が、Uリンクであることを特徴とする請求項1に記載の装置。
- 係止部材(2、102)が、Uリンクのグリップ部分(20、120)と一体的に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の装置。
- 固定部材(102、302)が、保持部材(121、321)を有しており、係止部材(122、322)が保持部材(121、321)に揺動可能に軸承されていることを特徴とする請求項1、2または3に記載の装置。
- 保持部材(121、321)が、少なくとも1つの突出部(125)を有しており、係止部材(122)が溝(11)内へ導入された場合に、前記突出部が少なくとも1つの段部(110)の外側上に添接することを特徴とする請求項4に記載の装置。
- 保持部材(123)が、少なくとも1つの係止突片(126)を有しており、前記係止突片によって保持部材(123)が、段部(110)を限定する端縁(113)上に取り付け可能であることを特徴とする請求項4または5に記載の装置。
- 係止部材(222)が、折畳みアンカーの錨爪の形式に従って形成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の装置。
- 係止部材(222)が、溝(211)内へ導入するため、かつ/または溝(211)に沿って摺動するために、ハウジング(224)内に収容されていることを特徴とする請求項7に記載の装置。
- 係止部材(22、122、322、422)が、溝(11、211)内へ導入するための第1の位置と、少なくとも1つの段部(10、110、210)によって形成される、ガイドレール(1、101、201)のアンダーカットの後方へ嵌り込むための第2の位置との間で揺動可能であることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の装置。
- 係止部材(222、322)が、少なくとも1つの位置において、固定部材(224)、特に閉鎖トラップまたはばね、によって固定されていることを特徴とする請求項9に記載の装置。
- 閉鎖部材による固定が、操作部材を用いて、特に操作ボタン(325)などを用いて、無効にできることを特徴とする請求項10に記載の装置。
- 係止部材(322)が、軸方向に摺動可能な操作部材を用いて、特にボタン(325)などを用いて、揺動可能であることを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の装置。
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