JP2008257973A - 燃料電池 - Google Patents

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木川  俊二郎
Masanori Uehara
昌徳 上原
Hiroyuki Nakai
博幸 中井
Makoto Sugiura
真 杉浦
Hiroshi Takenaka
博 竹中
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Abstract

【課題】燃料電池の端部セルでのフラッディングを抑制可能な燃料電池を提供する。
【解決手段】電気化学反応により発電し、積層された複数のセル100、101と、複数のセル100、101の間に配置された絶縁板204とを設ける。セル100、101は、電解質膜102と、電解質膜102の一面側に配置され、空気が通過する空気流路105が形成された空気側セパレータ103と、電解質膜102の他面側に配置され、水素が通過する水素流路106が形成された水素側セパレータ104とを有しており、絶縁板204を境にして一方の側に配置される第1のセル100および他方の側に配置される第2のセル101は、電解質膜102を中心として、絶縁板204に近い側に水素側セパレータ104を配置し、絶縁板204から遠い側に空気側セパレータ103を配置する。
【選択図】図3

Description

本発明は、水素と酸素との電気化学反応により電気エネルギを発生させる燃料電池に関する。
燃料電池は、複数のセルが積層され、その両端を集電板で挟まれて構成されているため、両端に位置するセルは集電板の熱伝導により冷却されやすく、他のセルより低温になりやすい。このため、両端に位置するセルでは水が凝縮してフラッディングが生じやすい。特にセルの燃料ガス側流路では空気側流路よりも流速が遅いので水分が排出されにくく、フラッディングが生じやすい。このようなセル内部でのフラッディング発生は、セルの発電性能を悪化させることとなる。
このような問題に対し、冷却水流路と燃料ガス流路との間に、燃料ガス側セパレータよりも熱伝導率が低い材質よりなる断熱層を設ける構成が提案されている(特許文献1参照)。特許文献1の構成では、断熱層により燃料ガスを空気より冷却されにくくすることで燃料ガス温度を空気温度よりも高くして、水蒸気分圧差で燃料ガス側の水分を電解質膜を透過させて空気側へ移動させ、空気側よりも流速の遅い燃料ガス側流路内でのフラッディングを防止している。さらに、燃料電池の積層体の少なくとも両端部に位置するセパレータの外側面に当接されている集電板に、燃料電池が出力する電流によって加熱される発熱体を設け、端部セルの温度低下による水の凝縮を防止する構成が提案されている(特許文献2)。
特開2005−203313号公報 特開平8−167424号公報
しかしながら、特許文献1の構成では、断熱層を設けることで冷却性能が低下してしまい、さらに燃料電池スタックの端部にある燃料ガス流路では、集電板の熱伝導による冷却で充分な効果が得られなくなるという問題がある。また、特許文献2の構成では、発熱体のために余分な電力を消費するため、燃料電池の燃費が悪化する問題がある。
本発明は上記点に鑑み、燃料電池の端部セルでのフラッディングを抑制可能な燃料電池を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の特徴は、電気化学反応により発電し、積層された複数のセル(100、101)と、複数のセル(100、101)の間に配置された絶縁板(204)とを備え、セル(100、101)は、電解質膜(102)と、電解質膜(102)の一面側に配置され、空気が通過する空気流路(105)が形成された空気側セパレータ(103)と、電解質膜(102)の他面側に配置され、水素が通過する水素流路(106)が形成された水素側セパレータ(104)とを有し、絶縁板(204)を境にして一方の側に配置される第1のセル(100)および他方の側に配置される第2のセル(101)は、電解質膜(102)を中心として、絶縁板(204)に近い側に水素側セパレータ(104)が配置され、絶縁板(204)から遠い側に空気側セパレータ(103)が配置されていることを特徴としている。
このように、絶縁板(204)を中心にして対称な構成の第1のセル(100)と第2のセル(101)を設けることで、積層されたセル(100、101)の最外側に位置し、冷えやすい端部セル(100、101)の外側に空気流路(105)を配置することができる。セル(100、101)の空気流路(105)では、水素流路(106)に比較して反応ガスの流量が大きく流速が速いため、端部セル(100、101)の空気流路(105)で凝縮した水分は、空気流により空気流路(105)から排出され、端部セル(100、101)におけるフラッディングの発生を抑制することができる。
また、積層された第1のセル(100)には、絶縁板(204)から遠い側の端部に第1プラス極側集電板(200)が配置され、絶縁板(204)に近い側の端部に第1マイナス極側集電板(201)が配置されており、積層された第2のセル(101)には、絶縁板(204)から遠い側の端部に第2プラス極側集電板(203)が配置され、絶縁板(204)に近い側の端部に第2マイナス極側集電板(202)が配置されており、第1プラス極側集電板(200)と第2マイナス極側集電板(202)とが電気的に接続されているようにすることで、積層された第1のセル(100)と積層された第2のセル(101)を直列接続して用いることができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図1〜図4に基づいて説明する。図1は本実施形態に係る燃料電池システムを示す模式図で、この燃料電池システムは例えば電気自動車に適用される。
図1に示すように、本実施形態の燃料電池システムは、水素と酸素との電気化学反応を利用して電力を発生する燃料電池10を備えている。この燃料電池10は、図示しない電気負荷や2次電池等の電気機器に電力を供給するものである。電気自動車の場合、車両走行駆動源としての電動モータが電気負荷に相当している。本実施形態では燃料電池10として固体高分子電解質型燃料電池を用いており、基本単位となる燃料電池セル100、101が複数個積層され、且つ電気的に直列接続されている。燃料電池10では、以下の水素と酸素の電気化学反応が起こり電気エネルギが発生する。
(負極側)H2→2H++2e-
(正極側)2H++1/2O2+2e-→H2
燃料電池システムには、燃料電池10の空気極(正極)側に空気(酸素)を供給するための空気流路20と、燃料電池10の水素極(負極)側に水素を供給するための水素流路30が設けられている。ここで、空気流路20における燃料電池10より上流側を空気供給流路20aといい、下流側を空気排出流路20bという。また、水素流路30における燃料電池10より上流側を水素供給流路30aといい、下流側を水素排出流路30bという。なお、空気は本発明の酸化ガスに相当し、水素は本発明の燃料ガスに相当している。
空気供給流路20aの最上流部には、大気中から吸入した空気を燃料電池10に圧送するための空気供給装置21が設けられ、空気供給流路20aにおける空気供給装置21と燃料電池10との間には、空気への加湿を行う加湿器22が設けられている。空気供給装置21としては、コンプレッサを用いることができる。水素供給流路30aの最上流部には、水素供給装置31が設けられ、水素供給流路30aにおける水素供給装置31と燃料電池10との間には、燃料電池10に供給される水素の圧力を調整するための水素調圧弁32が設けられている。水素供給装置31としては、高圧水素が充填された高圧水素タンクを用いることができる。
燃料電池10は発電効率確保のために運転中一定温度(例えば80℃程度)に維持する必要がある。このため、燃料電池10を冷却するための冷却システムが設けられている。冷却システムには、燃料電池10に冷却水(熱媒体)を循環させる冷却水経路40、冷却水を循環させるウォータポンプ41、ファン42を備えたラジエータ(放熱器)43が設けられている。冷却水経路40には、冷却水をラジエータ43をバイパスさせるためのバイパス経路44が設けられている。冷却水経路40とバイパス経路44との合流点には、バイパス経路44に流れる冷却水流量を調整するための流路切替弁45が設けられている。
燃料電池システムには、各種制御を行う制御部(ECU)50が設けられている。制御部50は、CPU、ROM、RAM等からなる周知のマイクロコンピュータとその周辺回路にて構成されている。制御部50は、各種演算処理を行い、空気供給装置21、加湿器22、空気調圧弁23、水素調圧弁32、水素ポンプ33、ウォータポンプ41、流路切替弁45等に制御信号を出力する。
次に、燃料電池10の構成について説明する。図2は燃料電池10の空気および水素の流れを示す概念図であり、図3は燃料電池10の側面図であり、図4は燃料電池10の斜視図である。なお、図4では、燃料電池10の構成要素を分離した状態で図示している。
図2、図3に示すように、燃料電池10を構成するセル100、101は、電解質膜の両側面に電極が配置されたMEA(Membrane Electrode Assembly:電解質・電極接合体)102と、このMEA102を挟持する空気側セパレータ103および水素側セパレータ104で構成されている。セパレータ103、104は、カーボン材または導電性金属よりなる板状部材からなる。空気側セパレータ103には空気が流れる空気流路105が形成され、水素側セパレータ104には水素が流れる水素流路106が形成されている。
図2に示すように、空気側セパレータ103の空気流路105を介して酸素が各セル100に対して並列に供給され、水素側セパレータ104の水素流路106を介して水素が各セル100に対して並列に供給される。空気および水素は、燃料電池10の図2における左側から流入し、各セル100、101の反応ガス流路105、106を通過した後、燃料電池10の図2における左側から流出するようになっている。
図2〜図4に示すように、本実施形態の燃料電池10は、複数の第1セル100と複数の第2セル101がそれぞれ積層されて設けられている。積層された第1セル100の両端には第1プラス極側集電板200と第1マイナス極側集電板201が配置されており、積層された第2セル101の両端には第2マイナス極側集電板202と第2プラス極側集電板203が配置されている。
第1マイナス極側集電板201と第2マイナス極側集電板202との間には絶縁板204が配置されている。絶縁板204は、積層されたセル100、101の中央に配置されている。すなわち、絶縁判204を中心として同数の第1セル100と第2セル101が設けられている。絶縁板204は、例えば樹脂材料から構成することができる。また、積層されたセル100、101の間に配置される絶縁板204は、熱容量ができるだけ小さいことが望ましく、できるだけ薄く構成することが望ましい。
燃料電池10は、反応ガスの流入出側(図2、図3の左側)から順に、第1プラス極側集電板200、複数の第1セル100、第1マイナス極側集電板201、絶縁板204、第2マイナス極側集電板202、複数の第2セル101、第2プラス極側集電板203が積層されて構成されている。第1マイナス極側集電板201と第2マイナス極側集電板202との間は絶縁板204により絶縁されており、第1プラス極側集電板200と第2マイナス極側集電板202との間は連結ケーブル205により電気的に接続されている。第1マイナス側集電板201と第2プラス側集電板203は、電気負荷15に接続されている。このため、燃料電池10の電流の経路は、第2プラス極集電板203→第2セル101→第2マイナス極側集電板202→連結ケーブル205→第1プラス極集電板200→第1セル100→第1マイナス極側集電板201となる。
第1セル100と第2セル101は、絶縁板204を中心として対称の構成を有しており、第1セル100と第2セル101では、電解質膜102に対する空気側セパレータ103と水素側セパレータ104の配置が逆になっている。具体的には、第1セル100では、電解質膜102を中心として空気側セパレータ103が反応ガスの流入側に近い側に配置され、水素側セパレータ104が反応ガスの流入側から遠い側に配置されている。また、第2セル101では、電解質膜102を中心として水素側セパレータ104が反応ガスの流入出側に近い側に配置され、空気側セパレータ103が反応ガスの流入側から遠い側に配置されている。
このため、本実施形態の燃料電池10では、第1セル100、第2セル101ともに、電解質膜102に対して、絶縁板204から遠い側に空気側セパレータ103が配置され、絶縁板204に近い側に水素側セパレータ104が配置されている。積層された第1セル100の端(図2、図3の左端)に位置する第1端部セル100では、空気側セパレータ103が外側に位置しており、第1端部セル100の空気側セパレータ103が第1プラス極側集電板200に接している。同様に、積層された第2セル101の端(図2、図3の右端)に位置する第2端部セル101では、空気側セパレータ103が外側に位置しており、第2端部セル101の空気側セパレータ103が第2プラス極側集電板203に接している。
上記構成の燃料電池10は、以下のように作動する。まず、空気供給装置21から空気の供給が開始され、水素供給装置31から水素の供給が開始されることで、各セル100の空気流路105に空気が流れ、水素流路106に水素が流れ、燃料電池10は発電を開始する。
積層された第1セル100の最外側に位置する第1端部セル100の空気側セパレータ103は、第1プラス極側集電板200が接触しているため、第1プラス極側集電板200の熱伝導により冷却される。これにより、第1端部セル100の空気側セパレータ103は、積層された第1セル100における他の部分より低温となる。同様に、積層された第2セル101の最外側に位置する第2端部セル101の空気側セパレータ103は、第2プラス極側集電板203が接触しているため、第2プラス極側集電板203の熱伝導により冷却される。これにより、第2端部セル101の空気側セパレータ103は、積層された第2セル101における他の部分より低温となる。このため、第1端部セル100と第2端部セル101の空気側セパレータ103に形成された空気流路105では、水分が凝縮しやすくなっている。
セル100、101の空気流路105では、水素流路106に比較して反応ガスの流量が大きく流速が速い。このため、第1端部セル100と第2端部セル101の空気流路105で凝縮した水分は、空気流により空気流路105から排出されることとなり、端部セル100、101におけるフラッディングの発生を抑制することができる。
さらに、端部セル100、101では、空気流路105を流れる空気が水素流路106を流れる水素よりも低温となり、空気流路105の水蒸気分圧は水素流路106の水蒸気分圧より低くなる。この水蒸気分圧差により、水蒸気分圧が高い水素流路106側に存在する水分が、MEA102を透過して、水蒸気分圧が低い空気流路105に移動する。この結果、水分を排出しにくい水素流路106から水分を排出しやすい空気流路105に水分を移動させることができるので、端部セル100、101におけるフラッディングの発生を効果的に抑制することができる。
以上のように、絶縁板204を中心にして対称な構成の第1セル100と第2セル101を設けるという簡易な構成で、積層されたセル100、101の端部セル100、101の外側に空気流路105が位置するようにでき、端部セル100、101におけるフラッディングの発生を抑制することができる。また、本実施形態では、絶縁板204を積層されたセル100、101の中心に設けているので、燃料電池10全体での熱的なバランスを保つことができ、絶縁板204の熱容量の影響を抑制することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。以下、上記第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
図5は、本第2実施形態の燃料電池10の側面図である。図5に示すように、本第2実施形態では、2つの燃料電池10、11が連結されて用いられる。各燃料電池10、11の第1セル100と第2セル101は、上記第1実施形態で説明したように、絶縁板204を中心にして対称な構造となっている。第1燃料電池10では、第1連結ケーブル205により、第1プラス極側集電板200と第2マイナス極側集電板202とが接続されている。第2燃料電池11では、第2連結ケーブル206により、第1マイナス極側集電板201と第2プラス極側集電板203とが接続されている。
このため、第1燃料電池10の電流の経路は、第2プラス極集電板203→第2セル101→第2マイナス極側集電板202→第1連結ケーブル205→第1プラス極集電板200→第1セル100→第1マイナス極側集電板201となっている。また、第2燃料電池11の電流の経路は、第1プラス極集電板200→第1セル100→第1マイナス極側集電板201→第2連結ケーブル206→第2プラス極集電板203→第2セル101→第2マイナス極側集電板202となっている。
第1燃料電池10と第2燃料電池11は、第3連結ケーブル207により電気的に接続されている。具体的には、第3連結ケーブル207により、第1燃料電池10の第1マイナス極側集電板201と第2燃料電池11の第1プラス極側集電板200とが電気的に接続されている。また、第1燃料電池10の第2プラス側集電板203と第2燃料電池11の第2マイナス側集電板202は、電気負荷15に接続されている。このような構成により、第1燃料電池10と第2燃料電池11を直列接続して用いることができる。
本実施形態の構成においても、燃料電池10、11の各セル100、101では、電解質膜102に対して、絶縁板204から遠い側に空気側セパレータ103が配置され、絶縁板204に近い側に水素側セパレータ104が配置されている。このため、燃料電池10、11の端部セル100、101の空気流路105で凝縮した水分は、空気流により空気流路105から排出されることとなり、端部セル100、101におけるフラッディングの発生を抑制することができる。
(他の実施形態)
なお、上記各実施形態では、絶縁板204を積層されたセル100、101の中央に配置し、第1セル100と第2セル101を同数にしたが、これに限らず、絶縁板204は中心からずらして配置してもよい。すなわち、本発明では、端部セル100、101の外側に空気側セパレータ103が位置していればいいので、絶縁板204を中心に配置される第1セル100と第2セル101は必ずしも同数である必要はなく、それぞれ1以上設けられていればよい。
第1実施形態に係る燃料電池システムを示す模式図である。 燃料電池の空気および水素の流れを示す概念図である。 燃料電池の側面図である。 燃料電池の斜視図である。 第2実施形態の燃料電池の側面図である
符号の説明
10、11…燃料電池、100、101…セル、102…MEA、103…空気側セパレータ、104…水素側セパレータ、105…空気流路、106…水素流路、107…冷却水流路、200〜203…集電板、204…絶縁板、205〜207…連結ケーブル。

Claims (2)

  1. 電気化学反応により発電し、積層された複数のセル(100、101)と、
    前記複数のセル(100、101)の間に配置された絶縁板(204)とを備え、
    前記セル(100、101)は、電解質膜(102)と、前記電解質膜(102)の一面側に配置され、空気が通過する空気流路(105)が形成された空気側セパレータ(103)と、前記電解質膜(102)の他面側に配置され、水素が通過する水素流路(106)が形成された水素側セパレータ(104)とを有し、
    前記絶縁板(204)を境にして一方の側に配置される第1のセル(100)および他方の側に配置される第2のセル(101)は、前記電解質膜(102)を中心として、前記絶縁板(204)に近い側に前記水素側セパレータ(104)が配置され、前記絶縁板(204)から遠い側に前記空気側セパレータ(103)が配置されていることを特徴とする燃料電池。
  2. 積層された前記第1のセル(100)には、前記絶縁板(204)から遠い側の端部に第1プラス極側集電板(200)が配置され、前記絶縁板(204)に近い側の端部に第1マイナス極側集電板(201)が配置されており、
    積層された前記第2のセル(101)には、前記絶縁板(204)から遠い側の端部に第2プラス極側集電板(203)が配置され、前記絶縁板(204)に近い側の端部に第2マイナス極側集電板(202)が配置されており、
    前記第1プラス極側集電板(200)と前記第2マイナス極側集電板(202)とが電気的に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の燃料電池。
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