JP2008255830A - ガス空気混合装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 レギュレータを備えたコンパクトなガス空気混合装置を提供する。
【解決手段】 スロットルバルブ8及びベンチュリ5を備えた吸気道4が設けられた本体2と、燃料ガス源から流入する燃料ガスに対して開閉する第1弁装置20と、第1弁装置20を通過した燃料ガスを調圧する第2弁装置40とを一体に備えたガス空気混合装置1であって、第1弁装置20及び第2弁装置40は、それぞれ本体2とは別体に形成され、互いに隣接し、かつ吸気道4の軸線を挟むように本体の隣り合う2つの側面100・200にそれぞれ固設され、本体2に、燃料ガスを供給する燃料ガス源と第1弁装置20とを連通する第1燃料通路15と、第1弁装置20を通過した前記燃料ガスが第2弁装置40に流入するための第2燃料通路16とが設けられ、両通路が2つの側面100・200の内の一方に沿って延在するようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ガスを燃料とするガス機関に用いられるガス機関用ガス空気混合装置に関するものである。
従来、プロパンガスやブタンガス等のガスを燃料とするガス機関のガス圧制御レギュレータには、機関の運転時に生じる吸気負圧を利用して燃料通路を開弁するようにしたものがあり、負圧コックと称される開閉弁が設けられている(例えば、特許文献1)。
負圧コックを用いたレギュレータをガス機関へ適用する場合には、エンジンへ燃料ガスを供給する吸気道を備えたガス空気混合装置に連結して使用することができる。また、レギュレータとガス空気混合装置が一体的に設けられたものもある(例えば、特許文献2)。
特開2006−299958 特開2005−330867
しかしながら、負圧コックにあって、弁の作動装置にダイアフラムを用いたものでは、ガス空気混合装置と一体的に設ける場合に、全体としての構成が大きくなるという課題がある。そのため、レギュレータと、ガス空気混合装置との配置を工夫して装置の縮小化を行うことが望まれる。
本発明は上記の課題を鑑みなされたものであって、コンパクトなガス空気混合装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に係る発明は、燃料ガス及び空気の混合ガスの供給量を調節するためのスロットルバルブ8及びベンチュリ5を備えた吸気道4が設けられた本体2と、燃料ガス源から流入する燃料ガスに対して開閉する第1弁装置20と、前記第1弁装置20を通過した前記燃料ガスを調圧する第2弁装置40とを一体に備えたガス空気混合装置1であって、前記第1弁装置20及び前記第2弁装置40は、それぞれ前記本体とは別体に形成され、互いに隣接し、かつ前記吸気道4の軸線を挟むように前記本体の隣り合う側面100・200にそれぞれ固設され、前記本体2に、前記燃料ガスを供給する燃料ガス源と前記第1弁装置20とを連通する第1燃料通路15と、前記第1弁装置20を通過した前記燃料ガスが前記第2弁装置40に流入するための第2燃料通路16とが設けられ、両通路15・16が前記2つの側面100・200の一方に沿って延在することを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の発明であって、前記第1燃料通路15及び前記第2燃料通路16は互いに平行になるように前記本体2に鋳抜きにより形成され、前記第1燃料通路15及び前記第2燃料通路16の壁面の少なくとも一部は、前記第1弁装置20のケーシング21により形成されることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2に記載の発明であって、前記第2弁装置40は、前記燃料ガスを調圧して前記吸気道4へと供給するために、前記第1燃料通路15に対して仕切り壁44aを隔てて設けられた燃圧制御室45と、前記燃圧制御室45と前記第2燃料通路16との間に設けられた第2弁装置40の弁体54と、前記第2弁装置の弁体54が通常状態で閉状態となるように前記弁体54にばね付勢するべく前記燃圧制御室45内に設けられたばね体56と、前記ばね体56の受け座57とを有し、前記ばね体56の受け座57は、前記仕切り壁44aの一部を前記燃圧制御室45から前記第1燃料通路15に向けて凹設して形成されていることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1乃至3に記載の発明であって、前記第2弁装置40は、前記第2燃料通路16と前記燃圧制御室45とを連通するバイパス通路51と、前記バイパス通路51を通過する燃料ガス量を調節するためのバイパス流量調節手段58とを更に有し、前記本体2は、前記燃圧制御室45と前記吸気道4とを連通する燃料噴出通路9と、前記燃料噴出通路9を通過する燃料ガス量を調節するための噴出流量調節手段10とを更に有し、前記バイパス流量調節手段58及び前記噴出流量調節手段10の各調節つまみは、共に前記ガス空気混合装置1の外面の同一側面に配置されていることを特徴とする。
請求項1の発明によると、本体の片側に2つの弁装置をまとめることができ、ガス空気混合装置をコンパクト化することができる。また、弁装置及び本体は別体であるため、それぞれの製造が容易となり、製造コストの削減が可能である。請求項2の発明によると、第1及び第2燃料通路は、本体のケーシング部分を鋳抜いて形成されるため、本体のデッドスペースを有効利用することができる。更に、駄肉を鋳抜くことで鋳巣を鋳抜くことができる。また、第1及び第2燃料通路の壁面の一部を弁装置により形成することから、本体にその壁面を形成するための肉厚部分を設ける必要がなくなり、本体を小型化することができる。請求項3の発明によると、ばね座が通路内に入り込むため、その分だけ燃圧制御室を小型化でき、第2弁装置を小型化できる。請求項4の発明によると、バイパス流量調節手段及び吸気流量調節手段の調節つまみが同一面を向き、調節作業が容易となる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係るガス空気混合装置の正面図である。図2は、本実施形態に係るガス空気混合装置の平面図である。図3は、図1の矢印III−IIIに沿って見た断面図である。図4は、図1の矢印IV−IVに沿って見た一部を示す断面図である。図5は、図2の矢印V−Vに沿って見た断面図である。図6は、図2の矢印VI−VIに沿って見た断面図である。図7は、図2の矢印VII−VIIに沿って見た断面図である。図8は、本実施形態に係るガス空気混合装置の斜視図である。図9は、本実施形態に係るガス空気混合装置の側面図である。
<<実施形態の構成>>
<全体構造>
先ず、実施形態に係るガス空気混合装置の構成について説明する。図1、図2に示すように、ガス空気混合装置1は、ガス空気混合装置1の本体2と、本体2の隣り合う2つの側面の一方の側面100にねじ止めにより着脱可能に固定された第1弁装置20と、本体2の他方の側面200にねじ止めにより着脱可能に固定された第2弁装置40とにより構成されている。ガス空気混合装置1は、図5に示すように、第2弁装置40に形成された燃料ガス注入口41で燃料ガス源(図示しない)に連通し、本体ケーシング3を貫通するように設けられた吸気道4によってガス機関(図示しない)に連通し、プロパンやブタンといった燃料ガス空気混合気をガス機関に供給する。
<本体の構造>
図3に示すように、本体2には、吸気道4にベンチュリ5が設けられ、ベンチュリ5には燃料ガスを放出するノズル6が設けられている。また、図4に示すように、吸気道4のベンチュリ5の下流側には、ステッピングモータ7の回転駆動により、モータ7の軸線回りにバタフライ弁を回転させ、吸気道の開閉量を調整するスロットルバルブ8が設けられている。図5に示すように、ノズル6には、第2弁装置40からの燃料ガスの流出口である第2弁装置出口孔42に連通する燃料噴出通路9が設けられ、燃料噴出通路9には、ノズル6へと流入する燃料ガス量を調整するためにニードルバルブである噴出流量調整機構10が設けられている。
また、本体2は、図5に示すように、燃料ガス注入口41と連通するために本体2の底面に設けられた第1管路11と、第1管路11とを連通し、かつ本体2の側面に開放面を有する溝状の通路である第1溝状通路12とを有する。また、図6に示すように、本体2は、第2弁装置40への燃料ガスの流入口である第2弁装置入口孔43と連通するべく、本体2の底面に設けられた第2管路13と、第2管路13と接続し、かつ本体2の側面に開放した第2溝状通路14とを有する。第1溝状通路12は、第1弁装置20が本体ケーシング3に固定されることによって、第1弁装置20の側面を形成する第1弁装置ケーシング21の本体2への固定面の一部を通路の壁として通路を形成し、第1管路11と連通して第1燃料通路15を形成する。第2溝状通路14及び第2管路13も同様にして、第1弁装置ケーシング21を通路の壁として第2燃料通路16を形成する。図7に示すように、第1燃料通路15と、第2燃料通路16とは、互いに平行に設けられる。
また、本実施形態では、本体2の体積を縮小化するため、第1及び第2燃料通路15・16の図における上端部分を通路内に凹ませるように一部変形させて通路体積を縮小させ、その変形により確保された部分を利用して吸気道を両弁装置20・40側に近づけるように吸気道4を配置している。また、吸気道4が第1及び第2燃料通路15・16側に移動したことにより、噴出流量調整機構10を通過した後の燃料噴出通路9及びノズル6が吸気道4の位置に対応するよう傾斜して設けられる。そして、噴出流量調整機構10を通過した後の燃料噴出通路9及びノズル6の向きと垂直になる軸線を基準として、噴出流量調整機構10、スロットルバルブ8及びステッピングモータ7が設けられ、本体ケーシング3の対応する部分の形状はステッピングモータ7等の部材の傾斜に一致させて形成されている。
<第1弁装置の構造>
図3に示すように、第1弁装置20の第1弁装置ケーシング21は、本体ケーシング3に固設される面に、第1弁装置20への燃料ガスの流入口である第1弁装置入口孔22と、第1弁装置20からの燃料ガスの流出口である第1弁装置出口孔23とを有する。第1弁装置入口孔22は、第1燃料通路15と連通し、第1弁装置出口孔23は、第2燃料通路16と連通し、第1弁装置入口孔22及び第1弁装置出口孔23は、第1弁装置通路24によって連通されている。また、第1弁装置入口孔22には第1開閉弁25が設けられている。第1開閉弁25は、円錐台形状の弁体部26aと棒状の軸部26bとを同軸に形成された形状からなる弁体26a・26bと、弁孔の縁部27と、ばね体28とにより形成されており、ばね体28は、弁体の弁体部26aを弁孔の縁部27にばね付勢により通常状態で押さえつけて閉状態とするべく、弁体の軸部26b及び弁孔の縁部27に結合している。
第1弁装置ケーシング21は、本体ケーシング3に固設される面と相反する側の側面には、第1ダイアフラム29が設けられている。第1ダイアフラム29は円形形状であり、その円形形状の中心部で弁体の軸部26bと同軸に、弁体の軸部26bを押圧するためのロッド30を有し、第1ダイアフラム29の外周縁部で第1弁装置ケーシング21と、第1蓋体35とにより挟持されている。第1蓋体35は孔を複数個有し、第1蓋体35と第1ダイアフラム29の間の空間は大気圧に維持されている。
第1弁装置ケーシング21の第1ダイアフラム29に相対する側面は、凹設されて、第1ダイアフラム29との間に第1負圧室31が形成されており、凹設された部分に負圧導入通路32と、弁体の軸部26bと同軸に位置し、かつロッド30を摺動自在に支持するロッド孔33とを有する。負圧導入通路32は、吸気道4にスロットルバルブ8が設けられた位置よりも下流側で連通する本体負圧導入通路17と連通している。ロッド30は、ロッド孔33を貫通して、ロッド30の先端は、第1弁装置通路24内まで延在する。ロッド30の先端には、ロッド孔33を介して第1負圧室31の気体、第1弁装置通路24の気体とが混合しないようにダイアフラムシール34が設けられている。
<第2弁装置の構造>
図5に示すように、第2弁装置40は、第2弁装置ケーシング44の仕切り壁44aによって第1燃料通路15を形成する燃料ガス注入口41と隔離され、かつ仕切り壁44aと相反する側面に第2ダイアフラム46を備える燃圧制御室45を有する。第2ダイアフラム46は、円形形状であり、その外周縁部を第2弁装置40の側面を形成する第2蓋体47と第2弁装置ケーシング44との間に挟持されている。また、第2ダイアフラム46の中央部には、突起48が固設されている。第2蓋体47は孔を複数個有し、第2蓋体47と第2ダイアフラム46の間の空間は大気圧に維持されている。また、第2蓋体47の中央部には、第2ダイアフラム46をばね付勢して燃圧を調整するべく、ばね及びねじにより構成された燃圧調整機構49が設けられている。
図5、図6、図7に示すように、燃圧制御室45は、第2弁装置入口孔43及び第2弁装置出口孔42と連通し、第2弁装置入口孔43との間に燃圧制御弁50及びバイパス通路51が設けられている。燃圧制御弁50は、第2弁装置ケーシング44と一体をなす支持軸52により揺動自在に支持された燃圧制御レバー53と、燃圧制御レバー53の一端部に設置され、第2弁装置入口孔43から燃圧制御室45への燃料ガスの流入口を開閉する第2弁体54と、流入口を形成する第2弁孔の縁部55と、燃圧制御レバー53の他端部に設けられ、燃圧制御レバー53を閉弁方向にばね付勢する調圧ばね56とにより形成されている。調圧ばね56の燃圧制御レバー53と接する端の他端は、仕切り壁44aを燃圧制御室45から第1燃料通路15の方向へと凹設させて形成されたばね受け座57に受容されている。バイパス通路51には、バイパス通路51を通過する燃料ガス量を調整するためのニードルバルブであるバイパス流量調整機構58が設けられている。
<<実施形態の作用効果>>
燃料ガスは、燃料ガス注入口41から流入し、第1燃料通路15を通過して第1弁装置20の第1開閉弁25に到達する。第1開閉弁25は、吸気道4のスロットルバルブ8の下流側が負圧になると、本体負圧導入通路17及び負圧導入通路32を介して第1負圧室31が負圧となり、第1ダイアフラム29が第1弁装置ケーシング21側へと移動し、ロッド30が弁体の軸部26bを押圧することによって開弁される。吸気道4のスロットルバルブ8の下流側は、実施形態に係るガス空気混合装置が連結されるガス機関の始動時のクランキング又は始動後の運転状態により負圧となり、第1開閉弁が開弁される。第1開閉弁を通過した燃料ガスは第1弁装置通路24を通過して、第1弁装置出口孔23より第1弁装置を出て、第2燃料通路16に入る。
燃料ガスは、第2燃料通路16を通過して第2弁装置入口孔43より第2弁装置40に入り燃圧制御弁50に到達する。燃圧制御弁50は、燃圧制御室45が所定の負圧となった場合に、第2ダイアフラム46は第2弁装置40の内部へと引き寄せられ、第2ダイアフラム46の中央部の突起48が燃圧制御レバー53の一端部を押圧し、燃圧制御レバー53の他端部に設けられた第2弁体54が第2弁孔の縁部55から離れることによって開弁する。燃圧制御室45は、第2弁装置出口孔42及び燃料噴出通路9を介して吸気道4より吸気されることによって負圧となる。なお、燃圧制御弁50は、負圧の程度に応じて燃圧制御弁50を開弁するように、燃圧調整機構49により制御されている。
なお、本実施形態では、ガス機関がアイドリングを行っている時に、燃圧制御室45に作用する吸気負圧が低くなって燃圧制御弁50が閉じられたままとなり、吸気道4へ供給される燃料ガスが不足することを防ぐため、常に所定量の燃料ガスがバイパス通路51を通過して吸気道4に安定して供給されるようになっている。バイパス通路51を通過する燃料ガスの流量は、バイパス流量調整機構58によって調整されている。燃圧制御弁50及びバイパス通路51を通過した燃料ガスは、燃圧制御室45で所定の圧力に維持され、第2弁装置出口孔42を通過して燃料噴出通路9に入る。
燃料ガスは、燃料噴出通路9に設けられた噴出流量調整機構10によって、所定量がノズル6へと流入するように調整された後、ノズル6より噴出され、空気と混合されて燃料ガス空気混合気としてガス機関へと送られる。
実施形態のようにガス空気混合装置1を構成することで、ガス空気混合装置1を構成する各部材の配置における収まりを良くしてコンパクト化されたガス空気混合装置1を得ることができる。ガス空気混合装置に1おけるダイアフラムを有する2個の弁装置は、全体に対して大きな体積を閉め、またダイアフラムは大気圧を受けるように配置されなければならないため、ガス空気混合装置中の各部材の配置を決定する上で制限となる。しかし、このような制限を踏まえて、実施形態に係るガス空気混合装置1のように、第1及び第2ダイアフラム29・46がガス空気混合装置1の外周面に配置されるように第1及び第2弁装置20・40を配置し、各弁装置の間に吸気道4を有する本体2を配置するようにすると、両弁装置20・40間のスペースを効率良く使用することができ、装置を小型化することができる。また、第1及び第2弁装置20・40を互いに隣り合う側面に配置し、第1及び第2弁装置20・40に対して燃料ガスを送るための第1及び第2燃料通路15・16をガス空気混合装置1の中央に配置することで、第1及び第2燃料通路15・16を短縮することができ、第1及び第2燃料通路15・16が閉める体積を縮小化することができる。また、第1及び第2燃料通路15・16を互いに平行に設けることで通路の構造を簡潔にし、また収まりを良くして占有体積を縮小化することができる。
また、第1及び第2弁装置20・40と本体2とを別体で成形した後に、第1及び第2弁装置20・40を本体2に組み付ける構造としているため、装置の構造を簡潔にすることができる。特に、第1及び第2燃料通路15・16を、構造が複雑な第1及び第2弁装置20・40と分離して本体2に設けることによって、第1及び第2弁装置20・40の構造を簡潔にすることができる。構造が簡潔になることと、各弁装置20・40及び本体2を別々に製造することができるため、製造が容易となり、製造コストの削減が可能である。また、弁装置は分離可能であるため、ガス空気混合装置の内部の確認が容易で修理や保守が容易となる。
第1及び第2燃料通路15・16は、本体ケーシング3を鋳抜いて形成されるため、本体2のデッドスペースを有効利用することができ、駄肉がなくなることから鋳巣が発生することを防止することができる。互いに平行な第1及び第2燃料通路15・16は、本体2の一方の側面が吸気道4の軸線に沿って延在することになることから、ベンチュリ5の長さ方向に並ぶため、第1及び第2燃料通路15・16を互いに近づけて配設することが可能であり、例えば第1及び第2燃料通路15・16間の無駄な肉厚となる部分を無くすことができる。また、第1及び第2燃料通路15・16は、本体2に固設された第1弁装置20の第1弁装置ケーシング21を通路の一部として本体2との間に形成されるため、本体2の内部に通路を設けるために必要な空間を縮小することができる。また、第1及び第2燃料通路15・16の上端部分を一部変形させて通路体積を縮小させ、その変形させた部分に吸気道4を配置したことにより、本体2を縮小化することができる。また、ばね受け座57を燃圧制御室45から第1燃料通路15の方向へと仕切り壁44aを凹設させて形成されるため、調圧ばね56を設けるために必要な空間を縮小化することができ、燃圧制御室45を縮小化することができる。
本実施形態に係るガス空気混合装置1は、噴出流量調整機構10及びバイパス流量調整機構58の調整つまみがガス空気混合装置1の同一側面に配置されるため、調整作業が行い易く、またガス空気混合装置1をガス機関に備え付けた際に、ガス空気混合装置1を調整するために設ける開口部を小さくすることができる。
本発明は上記実施形態に限定されることなく、幅広く変形実施することができる。本実施形態において示した開閉弁の構造や通路のレイアウトは例示であり、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
本実施形態に係るガス空気混合装置の正面図である。 本実施形態に係るガス空気混合装置の平面図である。 図1の矢印I−Iに沿って見た断面図である。 図1の矢印II−IIに沿って見た一部を示す断面図である。 図2の矢印III−IIIに沿って見た断面図である。 図2の矢印IV−IVに沿って見た断面図である。 図2の矢印V−Vに沿って見た断面図である。 本実施形態に係るガス空気混合装置の斜視図である。 本実施形態に係るガス空気混合装置の側面図である。
符号の説明
1 ガス空気混合装置
2 本体
4 吸気道
6 ノズル
8 スロットルバルブ
9 燃料噴出通路
15 第1燃料通路
16 第2燃料通路
20 第1弁装置
22 第1弁装置入口孔
23 第1弁装置出口孔
24 第1弁装置通路
25 第1開閉弁
29 第1ダイアフラム
31 第1負圧室
40 第2弁装置
41 燃料ガス注入口
45 燃圧制御室
46 第2ダイアフラム
50 燃圧制御弁
51 バイパス通路

Claims (4)

  1. 燃料ガス及び空気の混合ガスの供給量を調節するためのスロットルバルブ及びベンチュリを備えた吸気道が設けられた本体と、
    燃料ガス源から流入する燃料ガスに対して開閉する第1弁装置と、
    前記第1弁装置を通過した前記燃料ガスを調圧する第2弁装置とを一体に備えたガス空気混合装置であって、
    前記第1弁装置及び前記第2弁装置は、それぞれ前記本体とは別体に形成され、互いに隣接し、かつ前記吸気道の軸線を挟むように前記本体の隣り合う2つの側面にそれぞれ固設され、
    前記本体に、前記燃料ガスを供給する燃料ガス源と前記第1弁装置とを連通する第1燃料通路と、前記第1弁装置を通過した前記燃料ガスが前記第2弁装置に流入するための第2燃料通路とが設けられ、両通路が前記2つの側面の一方に沿って延在することを特徴とするガス空気混合装置。
  2. 前記第1燃料通路及び前記第2燃料通路は、互いに平行になるように前記本体に鋳抜きにより形成され、
    前記第1燃料通路及び前記第2燃料通路の壁面の少なくとも一部は、前記第1弁装置のケーシングにより形成されることを特徴とする請求項1に記載のガス空気混合装置。
  3. 前記第2弁装置は、
    前記燃料ガスを調圧して前記吸気道へと供給するために、前記第1燃料通路に対して仕切り壁を隔てて設けられた燃圧制御室と、
    前記燃圧制御室と前記第2燃料通路との間に設けられた第2弁装置の弁体と、
    前記第2弁装置の弁体が通常状態で閉状態となるように前記弁体にばね付勢するべく前記燃圧制御室内に設けられたばね体と、
    前記ばね体の受け座とを有し、
    前記ばね体の受け座は、前記仕切り壁の一部を前記燃圧制御室から前記第1燃料通路に向けて凹設して形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のガス空気混合装置。
  4. 前記第2弁装置は、前記第2燃料通路と前記燃圧制御室とを連通するバイパス通路と、前記バイパス通路を通過する燃料ガス量を調節するためのバイパス流量調節手段とを更に有し、
    前記本体は、前記燃圧制御室と前記吸気道とを連通する燃料噴出通路と、前記燃料噴出通路を通過する燃料ガス量を調節するための噴出流量調節手段とを更に有し、
    前記バイパス流量調節手段及び前記吸気流量調節手段の各調節つまみは、共に前記ガス空気混合装置の外面の同一側面に配置されていることを特徴とする請求項1乃至3に記載のガス空気混合装置。
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