JP2008255714A - 携帯用送信機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】基板31に電子部品36とアンテナボビン35を実装した電子回路ユニット3を有し、携帯しているだけで自動的に電波による認証が行われ、キー必要操作をキーレスにより達成するインテリジェントキーにおいて、前記電子回路ユニット3は、基板31の片面に電子部品36を配置すると共に、該電子部品36をアンテナボビン35の内部に収納した。
【選択図】図2
Description
前記電子回路ユニットは、基板の片面に電子部品を配置すると共に、該電子部品をアンテナボビンの内部に収納したことを特徴とする。
したがって、分解して内部から電子回路ユニットを取り出しても、基板とアンテナボビンにガードされている電子部品に容易に触れることができない。
この結果、分解しても電子部品に触れることができない改造防止対策構造を持つ携帯用送信機を提供することができる。
図1は実施例1のインテリジェントキー(携帯用送信機の一例)の全体構成を示す分解斜視図である。
図4は従来例のインテリジェントキーにおける電子回路ユニットであり、(a)は正面図を示し、(b)は背面図を示し、(c)はA1−A1線による断面図を示す。図5は従来例のインテリジェントキーにおける電子回路ユニットのコイル端子構造を示す図4(b)のB1−B1線による断面図である。図6は従来例の電子回路ユニットにおいて基板とアンテナボビンとを分解した状態を示す断面図である。
(a) 基板の両面に対し電子部品が剥き出しで実装されているため、バッテリー交換のためにケースを開くだけで、容易に電子部品に触れることができる。
(b) 電子部品の交換を試みるために、端子のハンダ付けを溶かし、アンテナボビンを基板から分解すると、図6に示すように、アンテナコイルを断線させることなく分解を行うことができる。
(c) アンテナボビンの設定領域が、基板の片面の中程から上部に亘る領域であるため、電子部品がハンダ付けされている基板の下部領域の剛性が低く、強い力でのボタン操作時にハンダ付け部分にクラックが生じるおそれがある。
(d) 基板の両面に対し電子部品が剥き出しで実装されているため、電子部品の密閉性が低く、電子部品が静電気による影響を受けやすい。
以下、実施例1のインテリジェントキーの作用を、「電子部品への触れ防止作用」、「分解時のアンテナ機能消失作用」、「ボタン操作時の耐ハンダクラック性能の向上作用」、「電子部品の耐静電気性能の向上作用」に分けて説明する。
従来、基板31の両面に実装していた電子部品36を基板31の片面にレイアウトし、アンテナボビン35内に電子部品36を収納することで、バッテリー4を交換するために両ケース1,5を開いたとしても、容易に電子部品36に触れることができない。
すなわち、分解して内部から電子回路ユニット3を取り出しても、図2に示すように、電子部品36は、基板31とアンテナボビン35に回りを囲まれてガードされているため、指を差し込む余地すらない。
上記のように、電子部品36は、基板31とアンテナボビン35に回りを囲まれてガードされているため、電子部品36の交換を試みるには、基板31とアンテナボビン35を引き離して分解する必要がある。
しかし、端子37の端子頭37a側のハンダ付けを溶かし、図7に示すように、アンテナボビン35を端子37から引き離すと、端子頭37aにより端子37は基板31に対する固定状態が維持されるため、端子37が端子貫通穴35aから抜け、このとき、アンテナボビン35のアンテナコイル38が引っ張られて断線させることになる。
結果的に、違法改造を試みようと分解すると、アンテナ機能が消失してしまうことで、違法改造対策構造となる。
アンテナボビン35の設定領域が、基板31の片面の全体に亘る領域に拡大されたものであるため、電子部品36がハンダ付けされている基板31の剛性が増す。
このため、強い力でのボタン操作を行っても、基板31の撓み変形が小さく抑えられ、電子部品36のハンダ付け部分にクラックが発生するのを防止する耐ハンダクラック性能を向上させることができる。
電子部品36を基板31の片面にレイアウトし、アンテナボビン35内に電子部品36を収納することで、電子部品36の密閉性が増す。
このため、基板の両面に対し電子部品が剥き出しで実装されている従来例に比べ、電子部品36が静電気による影響を受けにくくなり、耐静電性能を向上させることができる。
実施例1のインテリジェントキーにあっては、下記に列挙する効果を得ることができる。
2 弾性体カバー
3 電子回路ユニット
31 基板
31a 端子貫通穴
32 ドアロックスイッチ
33 ドアアンロックスイッチ
34 パニックスイッチ
35 アンテナボビン
35a 端子貫通穴
35b コイル溝部
35c バッテリー収納部
35d 電子部品カバー部
36 電子部品
37 端子
37a 端子頭部(抜け止め構造)
38 アンテナコイル
39 コイル断線構造
4 バッテリー
5 ロアケース
6 キー
Claims (6)
- 基板に電子部品とアンテナボビンを実装した電子回路ユニットを有し、携帯しているだけで自動的に電波による認証が行われ、キー必要操作をキーレスにより達成する携帯用送信機において、
前記電子回路ユニットは、基板の片面に電子部品を配置すると共に、該電子部品をアンテナボビンの内部に収納したことを特徴とする携帯用送信機。 - 請求項1に記載された携帯用送信機において、
前記電子回路ユニットは、基板からアンテナボビンを切り離して分解しようとすると、端子に接続してあるアンテナコイルが断線するコイル断線構造を有することを特徴とする携帯用送信機。 - 請求項2に記載された携帯用送信機において、
前記コイル断線構造は、基板に設けた端子貫通穴と、アンテナボビンのコイル端部に設けた端子貫通穴と、両貫通穴に跨って配置される端子と、を有し、
前記端子の基板側端部に抜け止め構造を設け、前記端子のアンテナボビン側端部にアンテナコイルを固定したことを特徴とする携帯用送信機。 - 請求項3に記載された携帯用送信機において、
前記端子の抜け止め構造は、基板に設けた端子貫通穴の内径よりも大径とした端子頭部であることを特徴とする携帯用送信機。 - 請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載された携帯用送信機において、
前記電子回路ユニットは、基板の片面の外周に沿ってアンテナボビンを設定し、基板の片面とは反対面にスイッチを配置したことを特徴とする携帯用送信機。 - 請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載された携帯用送信機において、
前記電子回路ユニットは、ドアロックボタンとドアアンロックボタンを有し、ドアロック/アンロック機能とエンジン始動/停止機能を有するインテリジェントキーに内蔵されたユニットであることを特徴とする携帯用送信機。
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