JP5614736B2 - 携帯用送信機 - Google Patents

携帯用送信機 Download PDF

Info

Publication number
JP5614736B2
JP5614736B2 JP2009261568A JP2009261568A JP5614736B2 JP 5614736 B2 JP5614736 B2 JP 5614736B2 JP 2009261568 A JP2009261568 A JP 2009261568A JP 2009261568 A JP2009261568 A JP 2009261568A JP 5614736 B2 JP5614736 B2 JP 5614736B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holder
battery
circuit board
cover
portable transmitter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009261568A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011106151A (ja
Inventor
直基 向井
直基 向井
香乃 川尻
香乃 川尻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
U-SHINLTD.
Original Assignee
U-SHINLTD.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by U-SHINLTD. filed Critical U-SHINLTD.
Priority to JP2009261568A priority Critical patent/JP5614736B2/ja
Publication of JP2011106151A publication Critical patent/JP2011106151A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5614736B2 publication Critical patent/JP5614736B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Near-Field Transmission Systems (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)
  • Transmitters (AREA)

Description

本発明は、電波式キーレスエントリーシステムに備える電子キーとしての携帯用送信機に関する。
電波式キーレスエントリーシステムは、自動車のドア錠や建物のドア錠などのロック/アンロックを機械的なキーを使用しないで制御することができるキーシステムとして広く知られている。
このようなキーレスエントリーシステムは、携帯用送信機からドア側の錠制御装置に向かって電波信号を送り、この電波信号が所定の条件をみたせばドア錠をロック/アンロックする。
そして、特に、携帯用送信機と車輌のECUとで通信し、機械的キーを使用しないで、ドア錠のロック/アンロックの他に、エンジン始動を可能にするスマートエントリー・インテリジェントキーを搭載する自動車の場合は、キーレスエントリーシステムを兼用するドア錠のロック/アンロックボタンを備えたものが多い。
上記のキーレスエントリーシステムに備える電子キーとしての携帯用送信機には、電波無線機能を有する電子部品と回路とを設けた回路基板と、上記の電子部品及び回路を駆動させて電波信号を送信するための電源としての電池(例えば、コイン電池)とがケース内に収納されている。
なお、ロック/アンロックボタンを備え、ロックボタンの操作でロック電波信号、アンロックボタンの操作でアンロック電波信号を出力するものが多い。
したがって、携帯用送信機のケースが、蓋ケースを開閉可能にねじ止めした本体ケースとから形成されており、蓋ケースを開いて電池を装填し、或いは、交換する構成となっている。
そのため、ねじを弛めて蓋ケースをあけると、電池の他に回路基板上の電子部品や回路などの送信構成部が露出する。
このことから、電子部品の交換や回路の改造が不正に行われ、他の自動車のID照合のために使用されたり、出力電波信号の出力アップに改造されたりするなどの問題があった。
なお、この種の携帯用送信機の改造については、特定の小電力部品の不正改造を規制する電波法の法令違反となっている。
そこで、上記した不正改造に対し予防機能付き携帯用送信機が既に提案されている。
この予防機能付き携帯用送信機は、保護カバーとバッテリホルダとの間に、無線送信を行う電子部品及び回路を設けた回路基板を挟み込むようにして、これら保護カバー、回路基板、バッテリホルダとを一体化したパッケージ部品とし、このパッケージ部品をケース内に収納した構成となっている。
つまり、このパッケージ部品は、バッテリホルダに連結した保護カバーの支持部を加熱し熱かしめによってバッテリホルダに溶着し、一体的なパッケージ部品となっている。
そして、上記の携帯用送信機は、ケースが上側ケースと下側ケースとから形成されており、上側ケースを開いてバッテリホルダに装填された電池を交換するが、上側ケースを開けても、回路基板の電子部品や回路は保護カバーによって覆われているため、触れることができない。
したがって、電波無線回路が不正に改造されることがなく、その上、回路基板はパッケージ部品を破壊しなければ取り出すことができないから、回路基板を故意に取り出せば、パッケージ部品に破壊の傷跡が残り、送信回路が改造されたことが判明する。
特開2008−196194号公報
上記した予防機能付き携帯用送信機は、電池交換時などに上側カバーを開いても回路基板の電子部品や回路が保護カバーで覆われているから、電波無線回路が改造されることがないが、ただ、この種の携帯用送信機は、保護カバーに設けた支持部を加熱してバッテリホルダに溶着し、これら保護カバーとバッテリホルダとの間に回路基板を挟み込む構成となっているため、部品点数が増える他に、熱溶着する工数が増えて組み立て作業が煩雑となり、さらには、熱溶着するときに高熱が伝わるため、電子部品や回路を破損してしまうおそれがある。
本発明は、上記した実情にかんがみ、電波無線回路の不正改造を確実に防ぐことができ、且つ、簡単な構成で組み付け易い構成とした電波式キーレスエントリーシステムの携帯用送信機を提供することを目的とする。
上記した目的を達成するため、本発明では、電波送信機能を有する電子部品及び回路を設けた回路基板と共に電池が収容されたケースが、開閉可能な蓋ケースと本体ケースとからなり、蓋ケースを開いて前記電池の出し入れが可能な電波式キーレスエントリーシステムの携帯用送信機において、電波送信機能を有する電子部品及び回路などの重要構成部を一面側に設けた回路基板と、格納した電池を前記回路基板に電気接続する接続端子を有する周囲部を有する電池ホルダーと、前記電池ホルダーを嵌入する内筒状部と前記した電子部品や回路などの重要構成部を覆うカバー部とを有するホルダーカバーとを備え、前記電池ホルダーの接続端子は、前記電子部品などと共に回路基板の一面側に固着し、前記ホルダーカバーは、その内筒状部と前記電池ホルダーの周囲部とに設けた係止部を係止させて前記電池ホルダーに取り付け、かつ、前記した電子部品や回路などの重要部品と前記電池ホルダーの接続端子を覆うべく回路基板に取り付け、前記したホルダーカバー、電池ホルダー、回路基板を一体的に組み付けてユニット化部品とし、このユニット化部品を前記ケースに収納する構成としたことを特徴とする携帯用送信機を提案する。
また、上記した携帯用送信機のホルダーカバーは、天板を有する凹形状体として形成し、天板の一側寄りに電池装填孔を設け、この電池装填孔に沿った天板内面に前記内筒状部を一体に形成し、さらに、天板の他側寄りの凹形状部を回路基板の一面側に設けた電子部品や回路などの重要構成部を覆うカバー部として形成することができる。
さらに、上記した携帯用送信機は、前記電池ホルダーの周囲部と前記ホルダーカバーの内筒状部とに設けた係止部は、それらの一方に設けた係止突部と、それらの他方に設けた係止孔とから構成することができる。
また、前記ホルダーカバーは、前記電池装填孔に沿った天板に前記内筒状部から内方に張り出すようにひさし部一体に形成し、前記電池ホルダーの周囲部と前記ホルダーカバーの内筒状部とに設けた係止部を前記ひさし部で覆う構成とすることができる。
また、上記した携帯用送信機は、前記ホルダーカバーの内筒状部の筒縁には複数の支持部を突出形成すると共に、前記回路基板にはホルダーカバーの複数の支持部に対応する複数の支持孔を設け、前記支持部を回路基板の前記支持孔に突入してホルダーカバーを回路基板の一面側に取り付け、電子部品及び回路などの重要構成部をホルダーカバーのカバー部で覆う構成とすることができる。
上記した本発明の携帯用送信機は、電子部品などと共に電池ホルダーの接続端子を回路基板の一面側に固着し、その後、電池ホルダーの外周部をホルダーカバーの内筒状部に嵌入して係止させるようにしてホルダーカバーの支持部を回路基板の一面側に取り付けることで、ホルダーカバー、電池ホルダー、回路基板を一体的に組み付けたユニット化部品としてある。
したがって、回路基板の一面側に設けた電子部品及び回路などの重要部品が、
ホルダーカバーのカバー部によって確実に覆われる構成となる。
つまり、電波無線回路として回路基板の一面側に設けた電子部品や回路などの重要構成部がホルダーカバーのカバー部により覆われる。
また、電池ホルダーに設けた接続端子と回路基板との固着部がホルダーカバーにより覆われて隠れるため、外から視認することができず、固着部を剥がす等の不正な行為を阻止することができ、ユニット化部品を不正に分解して改造することが困難となる。
さらに、ホルダーカバーの電池装填孔に沿った天板に内筒状部から内方に張り出すようにひさし部を一体に形成し、電池ホルダーの周囲部とホルダーカバーの内筒状部とに設けた係止部をこのひさし部により覆う構成としているため、電池ホルダーとホルダーカバーとの隙間にドライバーのような工具を入れて係止部の係合を外そうとする不正行為を防止することができる。
したがって、蓋ケースを開いて電池ホルダーに電池を装填し、また、電池交換する場合にも、回路基板の電子部品及び回路などの重要構成部には不用意に手が触れることがなく、手が触れることによって生じることがある回路故障の問題が解決される。
また、蓋ケースを開いても、回路基板の電子部品及び回路などの重要構成部がホルダーカバーによってカバーされているから、電子部品の交換や回路の改造などの不正行為を確実に防止することができる。
また、ホルダーカバー、電池ホルダー、回路基板を一体的に組み付けたユニット化部品を無理にこじ開けると、接続端子の固着部が破壊されるため、こじ開け等により不正に破壊した形跡が残る。よって、不正な改造が行なわれたことをつきとめることができる。
さらに、本発明の携帯用送信機によれば、電池ホルダー、回路基板、ホルダーカバーを一体的に組み付けてユニット化部品を設け、不正改造防止を図る構成としたので、部品点数が少なく、簡単な構成で組み付け易い電波式キーレスエントリーシステムの携帯用送信機となる。
一実施形態として示した携帯用送信機の斜視図である。 上記した携帯用送信機の分解斜視図である。 上記した携帯用送信機に備えたホルダーカバーの正面図である。 上記したホルダーカバーの背面図である。 図4上のA−A線断面図である。 上記したホルダーカバーの一部を拡大して示した部分斜視図である。 図7(A)は上記した携帯用送信機に備えた電池ホルダーの正面図、図7(B)は同電池ホルダーの背面図である。 上記した電池ホルダーの側面図である。 上記した携帯用送信機を備えた回路基板の正面図である。 上記したホルダーカバー、電池ホルダー、回路基板を一体的に組み付けたユニット化部品を示す正面図である。 上記したユニット化部品の背面図である。 図10上のB−B線断面図である。 上記したホルダーカバーに係止した電池ホルダーの取り付け構成を示した上記ユニット化部品の一部拡大断面図である。 回路基板に取り付けた上記のホルダーカバーの取り付け構成を示した図13同様の一部拡大断面図である。
次に、本発明の実施形態について図面に沿って説明する。
図1は、電波式キーレスエントリーシステムの電子キーである携帯用送信機の一例を示した斜視図である。
図示するように、この携帯用送信機のケース10は、本体ケース10aと蓋ケース10bとからなり、本体ケース10aを被蓋する蓋ケース10bがねじ11によって固着されている。
したがって、ねじ11を弛めれば、蓋ケース10bを本体ケース10aから取り外すことができる。
図2は、上記した携帯用送信機の分解斜視図である。
この斜視図から分かる通り、ケース10には、電池12、ホルダーカバー13、電池ホルダー14、回路基板15、ラバーケース16、スイッチノブ17が内装されている。
ホルダーカバー13は、図2〜図5に示したように、下面開放の樹脂材からなる凹形状体のもので、その天板13aの一側寄りには、電池12を電池ホルダー14に装填する電池装填孔13bが形成してあり、また、その天板13aの他側寄りの凹形状部をカバー部13cとして形成してある。
さらに、このホルダーカバー13には、電池ホルダー14の電池装填孔13bに沿って天板内面から凹形状内に突出形成した内筒状部13dを設け、この内筒状部13dに係止孔13eと支持部13fとが設けてある。
係止孔13eは、電池ホルダー14の係止部14a(図2、図7、図8参照)を突入させて係止する孔部で、図6の部分拡大斜視図より分かる通り、この係止孔13eは、内筒状部13dに2つのスリット13gを形成して弾性板部とした板面部に設けてある。
また、天板13aの電池装填孔13bの周囲には、ひさし部13h(図2〜図6、図10、図12〜図14参照)を設けており、図13の一部拡大断面図より分かる通り、ホルダーカバー13と電池ホルダー14との隙間にドライバーのような工具を入れて、係止孔13eと係止部14aとの係合を外そうとする行為を防止している。
支持部13fは、内筒状部13dの筒縁から上記のスリット13gに沿って突出形成してあり、この支持部13fは、ホルダーカバー13を回路基板15に固着させるものである。
すなわち、支持部13fを回路基板15の支持孔15a(図2、図9参照)に突入させてホルダーカバー13を回路基板15に取り付ける。
一方、電池ホルダー14は、図7及び図8より分かる通り、ほぼ円形の底板14bの周囲に対象的に円弧形の周囲壁(周囲部)14cを設けた枠状体で、内部に電池12を装填させる構成となっている。
この電池ホルダー14の周囲壁14cには、装填させた電池12の電極を回路基板15の給電回路に接続させる接続端子14dを設けると共に、上記した係止部14aが周囲壁外面より突出させるように形成してある。
具体的には、この接続端子14dは、底板14bの裏面周囲部から底板14bに平行させて突出させた接続部14eを有し、この接続部14eを回路基板15の接続回路部15b(図2、図9参照)に固着させて給電回路に接続する。
すなわち、接続端子14dの接続部14eは、回路基板15にリフロー半田(面上半田)して固着することができる。
他方、回路基板15は、図9に正面図として示してある通り、その一側寄りに、ホルダーカバー13を止着する支持孔15aと電池ホルダー14の接続部14eを接続する接続回路部15bとが設けてある。
また、その回路基板15は、電波無線回路を形成する電子部品18や回路などの重要な電気構成部を一面側(図9の正面側)に設けると共に、これら電子部品18及び回路などの重要構成部を板面の他側寄りに設けてホルダーカバー13のカバー部13cによって覆う構成としてある。
なお、回路基板15の背面側には、給電回路や送信スイッチ19a、19b(図11、図12参照)が設けてある。
本実施形態の携帯用送信機は、上記したところのホルダーカバー13、電池ホルダー14、回路基板15を一体的に組み付けてユニット化部品とし、このユニット化部品をケース10に収納してある。
このユニット化部品について図10〜図13を参照して説明する。
先ず、電子部品など共に電池ホルダー14の接続端子14dを回路基板15に固着する。
すなわち、接続端子14dの接続部14eを回路基板15の接続回路部15bにリフロー半田して固着する。
続いて、図14に示すように、ホルダーカバー13の支持部13fを回路基板15の支持孔15aに突入させるように、ホルダーカバー13を回路基板15の一面側に組み付ける。
この場合、ホルダーカバー13の内筒状部13d内に、電池ホルダー14の周囲壁を嵌入し、電池ホルダー14の係止部14aをホルダーカバー13の係止孔13eに突入させ、電池ホルダー14をホルダーカバー13に係止させる。(図13に示す部分拡大図参照)
上記のように組み付けることで、ホルダーカバー13、電池ホルダー14、回路基板15が一体的となり、図10〜図12に示すところのユニット化部品が形成される。
なお、ホルダーカバー13の支持部13fは、回路基板15の支持孔15aに差し入れただけでは、ホルダーカバー13が回路基板15から取り外れるおそれがあるときは、支持孔15aに差し入れた支持部13fを接着剤などで固着することができる。
上記したユニット化部品は本体ケース10aに収納するが、この場合、ラバーケース16とスイッチノブ17を介在せて本体ケース10a内に収納する。
このようにユニット化部品を収納すると、スイッチノブ17の操作部17a、17bが本体ケース10aの窓孔から露出し、操作部17aまたは17bの押動操作にしたがって回路基板15の背面に設けた送信スイッチ19aまたは19bがスイッチ動作し、電波送信する。
ユニット化部品を収納した本体ケース10aには、蓋ケース10bを被蓋し、これらケース10a、10bのねじ孔10c、10dにねじ11をねじ込み、本体ケース10aと蓋ケース10bとで一体的なケース10を形成する。
したがって、ねじ11を弛めて蓋ケース10bを取り外せば、ホルダーカバー13の電池装填孔13bが表れるから、その電池装填孔13bから電池12を装填し電池ホルダー13に格納し、或いは、格納されている電池を交換することができる。
上記のように構成した携帯用送信機は、図10及び図12に示すように、回路基板15の一面側に設けた電子部品18や回路がホルダーカバー13のカバー部13cで覆われ、電波無線回路の電子部品18及び回路などの重要構成部が外部に対し遮断される。
具体的には、電波無線回路として回路基板15の一面側に設けた電子部品18や回路などの重要構成部、電池ホルダー14の係止部、回路基板15に固着した電池の接続端子がホルダーカバー13により確実に覆われる構成となる。
したがって、電池を装填するとき、或いは、電池を交換するときには、電子部品や回路などの重要構成部品に手が触れることがないから、電子部品や回路に手が触れることによって生じることがある電波無線回路の故障の問題が解決される。
また、ケース10内からユニット化部品を取り出しても、ユニット化部品を破壊しないかぎり、回路基板15の電子部品18や回路などの重要構成部には触れることができない。
また、電池ホルダーに設けた接続端子と回路基板との固着部がホルダーカバーにより覆われて隠れているため、外から視認することができず、固着部を剥がす等の不正な行為を阻止することができ、ユニット化部品を不正に分解して改造することが困難となる。
さらに、ユニット化部品が破壊されることを防ぐために、ホルダーカバーの電池装填孔に沿った天板に内筒状部から内方に張り出すようにひさし部を一体に形成しているので、電池ホルダーの周囲部とホルダーカバーの内筒状部とに設けた係止部がこのひさし部により覆われるため、電池ホルダーとホルダーカバーとの隙間にドライバーのような工具を入れて係止部の係合を外そうとする不正行為を防止することができる。したがって、電子部品18の交換や回路の不正な改造を確実に防ぐことができる。
なお、ホルダーカバー、電池ホルダー、回路基板を一体的に組み付けたユニット化部品を無理にこじ開けて回路基板15を取り出し、電子部品の交換や回路を改造しようとすると、半田付け等により固着された接続端子の固着部が破壊されるため、不正に破壊した形跡が残る。よって、不正改造があったことが判明する。
以上、本実施形態の携帯用送信機は、電波式キーレスエントリーシステムに使用してスイッチノブ17の操作部17aの操作でロック制御、操作部17bの操作でアンロック制御する構成としたが、これら操作部は一つの操作部とし、その操作毎に、ロックしているドア錠をアンロックに切り換え、また、アンロックとなっているドア錠をロックに切り換える構成とすることもできる。
また、ホルダーカバー13の係止孔13eを係止部とし、電池ホルダー14の係止部14aを係止孔に変えてもよく、さらに、蓋ケース10bは、必ずしもねじ11によって本体ケース10aにねじ止めする必要がなく、蓋ケース10bを本体ケース10bに軸着したり、フック止めする構成とすることもできる。
自動車のドア錠や建物のドア錠などのロック/アンロックを機械的なキーを使用しないで制御することができる電波式のキーレスエントリーシステムに適用することができる他、スマートエントリー・インテリジェントキーを搭載する自動車の場合は、キーレスエントリーシステムを兼用することができる。
10a 本体ケース
10b 蓋ケース
11 ねじ
12 電池
13 ホルダーカバー
13c カバー部
13e 係止孔
13f 支持部
13h ひさし部
14 電池ホルダー
14a 係止部
14c 周囲壁
14d 接続端子
14e 接続部
15 回路基板
15a 支持孔
15b 接続回路部
16 ラバーケース
17 スイッチノブ
18 電子部品















Claims (5)

  1. 電波送信機能を有する電子部品及び回路を設けた回路基板と共に電池が収容されたケースが、開閉可能な蓋ケースと本体ケースとからなり、蓋ケースを開いて前記電池の出し入れが可能な電波式キーレスエントリーシステムの携帯用送信機において、
    電波送信機能を有する電子部品及び回路などの重要構成部を一面側に設けた回路基板と、
    格納した電池を前記回路基板に電気接続する接続端子を有する周囲部を有する電池ホルダーと、
    前記電池ホルダーを嵌入する内筒状部と前記した電子部品や回路などの重要構成部を覆うカバー部とを有するホルダーカバーとを備え、
    前記電池ホルダーの接続端子は、前記電子部品などと共に回路基板の一面側に固着し、
    前記ホルダーカバーは、その内筒状部と前記電池ホルダーの周囲部とに設けた係止部を係止させて前記電池ホルダーに取り付け、かつ、前記した電子部品や回路などの重要部品と前記電池ホルダーの接続端子を覆うべく回路基板に取り付け、
    前記したホルダーカバー、電池ホルダー、回路基板を一体的に組み付けてユニット化部品とし、このユニット化部品を前記ケースに収納する構成としたことを特徴とする携帯用送信機。
  2. 請求項1に記載した携帯用送信機において、
    前記ホルダーカバーは、天板を有する凹形状体として形成し、天板の一側寄りに電池装填孔を設け、この電池装填孔に沿った天板内面に前記内筒状部を一体に形成し、さらに、天板の他側寄りの凹形状部を回路基板の一面側に設けた電子部品や回路などの重要構成部を覆うカバー部として形成したことを特徴とする携帯用送信機。
  3. 請求項1または2に記載した携帯用送信機において、
    前記電池ホルダーの周囲部と前記ホルダーカバーの内筒状部とに設けた係止部は、それらの一方に設けた係止突部と、それらの他方に設けた係止孔とから構成したことを特徴とする携帯用送信機。
  4. 請求項2に記載した携帯用送信機において、
    前記ホルダーカバーは、前記電池装填孔に沿った天板に前記内筒状部から内方に張り出すようにひさし部を一体に形成し、前記電池ホルダーの周囲部と前記ホルダーカバーの内筒状部とに設けた係止部を前記ひさし部で覆う構成としたことを特徴とする携帯用送信機。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載した携帯用送信機において、
    前記ホルダーカバーの内筒状部の筒縁には複数の支持部を突出形成すると共に、前記回路基板にはホルダーカバーの複数の支持部に対応する複数の支持孔を設け、
    前記支持部を回路基板の前記支持孔に突入してホルダーカバーを回路基板の一面側に取り付け、電子部品及び回路などの重要構成部をホルダーカバーのカバー部で覆う構成としたことを特徴とする携帯用送信機。

JP2009261568A 2009-11-17 2009-11-17 携帯用送信機 Active JP5614736B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009261568A JP5614736B2 (ja) 2009-11-17 2009-11-17 携帯用送信機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009261568A JP5614736B2 (ja) 2009-11-17 2009-11-17 携帯用送信機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011106151A JP2011106151A (ja) 2011-06-02
JP5614736B2 true JP5614736B2 (ja) 2014-10-29

Family

ID=44229928

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009261568A Active JP5614736B2 (ja) 2009-11-17 2009-11-17 携帯用送信機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5614736B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5929025B2 (ja) * 2011-07-13 2016-06-01 株式会社デンソー 携帯機
JP5955038B2 (ja) * 2012-03-07 2016-07-20 セイコーインスツル株式会社 電子部品パッケージ
JP2018160223A (ja) * 2017-03-23 2018-10-11 株式会社たかお晃市事務所 音出力装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4182430B2 (ja) * 2003-11-28 2008-11-19 オムロン株式会社 送信機
JP2007258877A (ja) * 2006-03-22 2007-10-04 Tokai Rika Co Ltd 携帯機
JP4946587B2 (ja) * 2007-04-17 2012-06-06 パナソニック株式会社 携帯機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011106151A (ja) 2011-06-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4301303B2 (ja) 電子キーシステムの携帯機
JP4705317B2 (ja) スイッチ装置、セキュリティシステム
US7463134B1 (en) Dual key fob
JP5627388B2 (ja) ドアロック装置
US20050012593A1 (en) Ignition apparatus and method
JP2012112222A (ja) アンテナユニット及びこれを備えたドアハンドル装置
US9745778B1 (en) Keyless entry handle and compressible spacer therefor
JP5614736B2 (ja) 携帯用送信機
WO2005038172A1 (ja) ドア開閉装置
JP2011063146A (ja) テールゲート用オープンスイッチ誤操作防止構造
JP4864610B2 (ja) 車両用ドアハンドル装置およびその製造方法
US8156776B2 (en) Card type mechanical key
JP5405002B2 (ja) 携帯用送信機
JP4464086B2 (ja) メカキー及び携帯機
JP4171857B2 (ja) 車両の警報装置
US8330574B2 (en) Remote vehicle activation device
JP5368279B2 (ja) 電子部品ユニット及びこれを備えた携帯用送信機
JP2007104146A (ja) リモートコントローラー
JP4486016B2 (ja) 通信端末
JP2012144879A (ja) 携帯機
JP3979910B2 (ja) イモビライザ
JP4886059B2 (ja) スイッチ装置、セキュリティシステム
JP6887887B2 (ja) スイッチ部品の取付構造
JP4300633B2 (ja) 電子キイ構造
JP4964626B2 (ja) 認証式キーシステムの読取装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120903

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130521

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130528

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130723

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131217

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140210

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140819

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140901

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5614736

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250