JP2008254816A - 容器に流体を供給する際のエラーを回避する装置 - Google Patents

容器に流体を供給する際のエラーを回避する装置 Download PDF

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Abstract

【課題】容器に流体を供給する際に、流体の選定時のエラーを防止する装置を提供する。
【解決手段】流体供給エラーを防止する装置は、容器(1)内の前記流体供給オリフィス(2)の近傍に固定された一次コイル(6)と、前記一次コイル(6)に電力を供給し、前記流体供給オリフィス(2)に電磁波を発生させる、制御および測定電気回路(7)と、前記一次コイル(6)に現れる電流または電圧の波形に感度を有し、前記一次コイル(6)内の前記電流または電圧の波形の関数として、前記流体供給ノズル(4)の存在および種類を識別する検出手段(7,8)と、を有する。比較手段(11)により、測定された振動周波数(fm)が照合振動周波数(fr)とが異なるかどうかが判断される。必要な場合、誤った種類の流体が容器(1)に充填されようとした際に、警告手段(12)により、ユーザに警告が発せられる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、流体容器に流体を供給する際のエラーを抑制する供給制御装置に関する。本発明は、特にこれに限られるものではないが、燃料供給車両に適用される。
現代の車両は、主として、ガソリンとディーゼルの2種類の燃料を使用する。
各車両のユーザは、彼らの車両の燃料タンクを規則的に、適当な種類の燃料で充填する必要があり、エンジンがガソリンで動く場合はガソリンを、またディーゼルエンジン車両の場合は、ディーゼルが充填される。
タンクは、フレキシブルホースにより燃料分配ポンプに接続された燃料供給ノズルにより、充填される。各燃料供給ノズルは、ハンドルを有し、このハンドルは、金属出口管により延伸されたトリガーを有し、この金属出口管は、車両に燃料を導入する際に、車両のタンクの入口オリフィスに入るように設計される。
時折、ユーザは、彼らの車両に、誤った種類の燃料を導入する。この失敗は、特に、通常、各燃料分配ポンプに、異なる燃料用のいくつかの供給ノズルが存在し、供給ノズルが似通っているために生じやすい。
問題は、新世代の直接噴射エンジン(ガソリンまたはディーゼル)には、燃料の間違いに対する許容性がないことである。また、無鉛ガソリンの使用に適合されたエンジン、およびほとんどの重要な触媒変換器は、ディーゼルまたは鉛ガソリンによる燃料供給に対して、許容性がないという問題がある。
これらの間違いを避けるための第1の簡単な方法は、ディーゼル供給ノズルの出口管よりも、径の小さな出口管を有するガソリン供給ノズルを設計することである。
この場合、ガソリン供給ノズルは、標準的な外径21mmで内径16.8mmの径の管を有し、一方ディーゼル供給ノズルは、標準化された外径が24.6mmで、内径が19.8mmの管を有する。
車両製造者は、2種類の供給ノズル出口管の外径間のこの差異を利用して、独国特許公開第19639825号および独国特許公開第3641274号に記載されているように、燃料パイプの端部に、適切な供給ノズルの出口管の直径よりも内径が僅かに大きなガイドを取り付け、燃料入口オリフィスの径を適合させることを提案している。この場合、ガソリン車両のガイドの内径は、ディーゼル車両のガイドの内径よりも小さくなり、ディーゼル供給ノズルの挿入が防止される。
従って、この寸法化により、ユーザがガソリン車両のガイドを有する入口オリフィスに、ディーゼル供給ノズルを挿入することが防止される。
しかしながら、不注意なユーザにより、ガソリン供給ノズルは、ディーゼル車両の入口オリフィスに、容易に挿入され得る。
従って、この第1の単純な方法では、ある程度のリスクまでしか、燃料供給エラーを防止することはできず、そのため十分な信頼性はない。
様々な容器に特定の流体を供給する装置において、異なる特定の流体の供給に、異なる構造を有する流体供給ノズルが使用される場合も、同じ問題は生じ得る。
特に近年、機械式のロック手段を備えるガイドが提案されており、この手段は、径の小さなガソリン供給ノズル出口管の挿入を抑制するように適合されるが、ディーゼル供給ノズル出口管の挿入は、許容してしまう。これらのシステムの記載は、例えば欧州特許第1199208号、独国10157090号、欧州特許第1264726号、および米国特許第6,382,270号に記載されている。
いずれの場合も、機械式手段は、供給ノズル出口管の端部に接触し、その直径を確認することにより、出口管のガイドへの挿入を防止しまたは許容する。
しかしながら、これらの機械式の制御システムは、大きな欠点を有しており、これらの使用は適切ではない。
特に、供給ノズル出口管の直径に接する機械的手段では、出口管との接触が避けられないため、機械的な衝突により、容易に損傷が生じ得る。機械的手段の損傷は、タンクへのアクセスが完全に妨害されてしまうというリスクがあり、この場合車両が動かなくなってしまう。
また、示された機械的手段では、ユーザは、ジュリー缶またはボトルのような、非標準的な手段を用いてタンクを充填することができない。
また、衝突または機械的な力により、一度損傷が生じると、機械的手段は、比較的小さな直径を有する供給ノズル出口管を、高い信頼性で検出し識別することができなくなり、例えばガソリンおよびディーゼルの供給ノズル出口管を識別することができなくなる。
米国特許第5,857,501号および国際公開第99/58356号の文献では、電子的な解決法が提案されている。これは、車両に設けられたコイルと、流体ポンプと一体化されたコイル、電力供給回路および処理回路と、供給ノズルとを有する。この場合、コイルと電源および処理回路とを一体化するため、さらにポンプおよび供給ノズルを調整する必要がある。
国際公開第99/58356号パンフレット 米国特許第5,857,501号明細書
本発明による前述の問題に対する対処法では、単純な供給制御装置が構成され、この場合、燃料供給ポンプおよび流体供給ノズルには、構造上の変更は必要なく、ユーザが容器に流体を導入しようとした際に、流体の種類が自動的に高い信頼性で検出される。
本発明の別の態様では、ユーザが間違った種類の流体を容器に導入しようとした際に、ユーザに警告を行い、および/または不適切な流体供給源の出口管の物理的な進入を回避し、および/または容器への不適切な流体の流れを抑制する、「知的」容器を構成することを目的とする。
前述のおよび他の目的を達成するため、本発明では、流体供給ノズルにより、容器に流体を供給する際に、流体の選定時のエラーを防止する供給制御装置であって、
前記ノズルは、前記容器の流体供給オリフィスに導入される出口管を有し、
該出口管の構造は、前記供給される流体に特有の機能であり;
当該供給制御装置は、
前記容器の前記流体供給オリフィスの近傍に固定された一次コイルであって、前記流体供給ノズルの前記出口管は、該出口管の導入の際、前記一次コイルを通過するように、前記流体供給オリフィスに導入される、一次コイルと、
前記一次コイルに電力を供給するように適合され、これにより、前記一次コイルの内部空間に電磁波が生じる、制御および測定電気回路と、
前記一次コイルに現れる電流または電圧の波形に感度を有し、前記一次コイル内の前記電流または電圧の波形の関数として、前記流体供給ノズルの存在および種類を識別する検出手段と、
を有する装置が提案される。
この装置は、単純で、流体供給ノズルの構造または流体供給ポンプのいかなる他の部材の構造も、変更する必要はない。これは、流体容器の入口オリフィスに簡単に固定される。
この変更は、容易にアクセスすることが可能な、容器の流体入口オリフィスの近傍に設けられた領域にのみ関係するため、本発明の装置は、新たな容器と古い容器のいずれにおいても、使用することができる。
また、車両製造者は、既存の車両の生産ラインの簡単な適合化により、ラインを再設計することなく、ガイド内に本発明の装置を取り付けることができる。
従って、この供給制御装置は、内部燃焼エンジン陸上用車両に現在使用されている、燃料供給ノズルの出口管の主な種類同士を、高い信頼性で識別し、特にディーゼルとガソリンの供給ノズルの出口管を識別する。
また、供給制御装置は、供給ノズルの出口管との機械的な接触を必ずしも必要としない。従って、燃料供給ノズル操作時の突然の不可避的な機械的衝突により、検出装置が損傷する危険性はない。
本装置は、一次コイルと並列に接続されたキャパシタを有することが有意である。この組み合わせは、DC発生器により電力供給される励起スイッチと、直列に接続される。
得られる回路は、RLC共振回路である。この回路は、共振周波数fr=(L1C)-1/2を有することで知られ、ここでL1は、一次コイルの見かけのインダクタンスであり、Cは、キャパシタの容量である。
励起スイッチが閉になると、キャパシタは、DC発生器の電圧まで帯電される。励起スイッチが開になると、共振回路は、共振周波数frで振動し、この振動振幅は、回路の固有抵抗Rのため、時間に対して指数関数的に減少する。
一次コイルの近傍の、容器の流体入口オリフィス内に配置された流体供給ノズルの金属出口管は、誘導性および抵抗性の二次電気回路を構成する。この存在により、一次電気回路に見られるインダクタンスが変化し、このため共振周波数frが変化する。その直径もまた、インダクタンスおよび共振周波数frを変化させる。
燃料入口オリフィスを介して、燃料供給ノズルの出口管が燃料タンクに導入されると、一次コイルに流れる振動電流により形成される磁気誘導効果のため、燃料供給ノズルの出口管に、電流が誘導される。これらの誘導された電流は、磁場を形成し、この磁場は、一次コイルに影響を及ぼす。これにより、一次回路の等価インダクタンスが変化する。その後、一次電気回路の振動周波数は、fm=(L’×C)-1/2となる。ここでL’は、燃料供給ノズルの出口管により影響を受けた、一次コイルの等価インダクタンスである。この振動周波数fmは、振動周波数測定手段により、測定することができる。
ディーゼルおよびガソリン車両の燃料供給システムの試用では、各出口管は、十分に異なる構造を有し、共振周波数に検出可能な変化が生じ、燃料供給ノズルの種類の区別が可能になることが示されている。これが、周波数の測定が賢明で、単純かつ有効な選択であることの理由である。
通常、燃料供給ノズルの出口管は、金属であり、これにより、共振周波数frに対するこれらの影響を説明することができることに留意する必要がある。
従って燃料供給ノズルの種類は、燃料供給ノズルの出口管からなる二次回路の影響を測定する、制御および測定電気回路により定められる。
制御および測定電気回路は、キャパシタの終端に、一次コイルと直列に接続された負抵抗を有することが有意である。
この配置では、負抵抗は、RLC共振回路の必然的な減衰を抑制する。従って、共振回路は、長期間、振動を継続することができ、周波数frのより正確な測定を行うことが可能となる。
制御および測定回路は、励起スイッチが開にされた後、一次コイルの終端で電圧の振動周波数を測定するように、有意に適合され、測定された周波数信号fmが形成される。これは、周波数frに対する、電力供給回路の固有インピーダンスの影響を抑制し、結果的に、被識別供給ノズルの出口管の抵抗の影響のみが高められる。これにより、検出が容易になる。
各種類の流体供給ノズルに対して、電気回路内のメモリに、対応する二次回路による影響を受けた際の、共振回路の振動周波数に対応する照合周波数値frが保管される(ガソリン車両用のガソリン供給ノズル、ディーゼル車両用のディーゼル供給ノズル、必要な流体用の適当な供給ノズル)。
従って、前記検出手段は、
前記測定された周波数信号を受信し、前記測定された周波数信号を、容器に適した流体を供給するように適合された流体供給ノズルの種類に特有の、照合周波数信号と比較する比較手段であって、前記測定された周波数信号と前記照合周波数信号との間に、有意な際がある場合、エラー信号を形成する比較手段と、
エラー信号が存在する場合に、ユーザの注意を喚起する警告手段と、
を有することが好ましい。
本発明の装置は、照合周波数frと測定周波数fmの間の差異を検出する単純な手段を有する。fmとfrが等しくない場合、ユーザは、誤った流体供給ノズルを流体タンクオリフィスに挿入しようとした際に、警告を受ける。この影響により、ユーザは、誤った種類の流体が、相当量容器に導入される前に、流体供給ノズルを取り除くことができる。
警告手段は、ユーザに知覚される音声または光の信号を発することが有意である。
これにより、ユーザは、失敗の警告を受けるために移動する必要がなくなる。
本発明では、装置は、入力スイッチを有しても良く、このスイッチは、一次電気回路の電源と直列に接続され、流体入口オリフィスに対する接続フラップのような、外部部材の位置の関数として、装置への電力供給を切り替えるように適合される。
車両タンクのような容器に充填するため、第1の動作では、(燃料タンクの)容器のフラップが開かれる。次に、DC発生器(車両のバッテリなど)により、一次電気回路に電力が供給される。一度フラップが閉にされると、電力供給が遮断され、これにより、バッテリの放電が防止される。
その結果、容器に流体が充填される適当な時間だけ、動作が許容される(フラップが開のときのみ)。
実際には、入力スイッチとして、例えばREEDスイッチが使用されても良い。
別の実施例では、以下に示す供給制御装置は、一次コイルの下流に設置されたロッキング装置を有し、このロッキング装置は、容器に向かう出口管の動きを妨害し、および/または容器に向かう流体の流れを妨害するように、選択的に適合される。その後、装置の動作が適正になると、その有効性は、ユーザの意図には、もはや依存しなくなる。
実際には、前記ロッキング装置は、
前記容器へのアクセスを遮断する遮断状態、および開放状態を担うように選択的に適合された遮断バルブと、
前記制御および測定電気回路により駆動され、往復手段により作動されるロッキングアクチュエータであって、ロック状態またはアンロック状態を担うように適合されたロッキングアクチュエータと、
を有し、
前記ロッキングアクチュエータは、それ自身が前記ロック状態にある場合、前記遮断バルブを前記遮断状態に保持し、それ自身がアンロック状態にある場合、前記遮断バルブを開放状態にする。
本発明の別の態様では、燃料タンクの入口オリフィスに、前述の装置を有する車両が提供される。
従って、本発明の車両は、ユーザによるいかなる燃料供給の過失に対しても「保護」される。
車両の燃料タンクの入口オリフィスは、燃料供給ノズルの出口管を誘導するガイドを有することが有意である。
ガイドにより、燃料供給ノズルの出口管は、一次コイルに対して、比較的正確に位置決めされるようになる。この位置により、二次電気回路(出口管)と一次電気回路(共振回路)の間の結合が定められる。これにより、より一層正確に、燃料供給ノズルの種類の検出が行われる。
第1の実施例は、本発明の新たな車両への適用に適しており、
前記ガイドは、
環状接続領域において、シール状態で、前記タンクの燃料パイプの端部と接続された環状ガイド本体であって、前記燃料供給ノズルの前記出口管を受容し、誘導するように定形された環状ガイド本体と、
前記タンクの前記燃料パイプ内で、前記ガイド本体と同軸に延伸するガイド管であって、前記燃料供給ノズルの前記出口管を受容し、誘導するように定形されたガイド管と、
前記ガイド本体と当該車両の隣接する車体との間のシール手段と、
を有する。
前記一次コイルは、前記ガイド管の壁内または壁上に、同軸に配向されるように、プラスチック材料とともに成形されることが好ましく、前記一次コイルには、前記ガイド管の壁内または壁上の、前記プラスチック材料に埋設された導電体を介して、前記制御および測定電気回路から電力が供給され、前記導電体は、前記環状接続領域と前記シール手段の間に設けられた区画において、前記ガイドから半径方向に導出される。
また本発明では、手段は、入口オリフィスを塞ぐキャップの存在の有無を検出するように提供されても良い。このため、キャパシタが一次コイルと並列に接続され、この組み合わせが、DC発生器により電力供給される励起スイッチと直列に接続される;キャパシタは、それ自身がテストスイッチに、直列に接続される;二次共振回路は、入口オリフィスを塞ぐキャップ内に提供される;制御および測定回路は、キャップの存在を確認するシーケンスを有し、そのシーケンスの間、テストスイッチが開にされ、その後、制御および測定回路は、励起スイッチを閉にするように指令し、その後励起スイッチが開にされ、さらに、測定点での電圧信号の受信と解析がなされ、振動信号が受信された場合、キャップの存在を示す信号が形成され、非振動信号が受信された場合には、キャップの不存在を示す信号が形成される。
第2の実施例では、本発明の適用に適した完成車両において、ガイドは、入口管に既に取り付けられており、もはや損傷を受けずに抽出され、一次コイルは、燃料供給ノズルの出口管が通過するのに十分な空間が残されるように、ガイド管の内部に、同軸に配向されるように嵌合され、一次コイルには、前記一次コイルと直列に接続された受信コイルを介して、制御および測定電気回路から、電力が供給され、前記受信コイルは、ガイド管の内部に、半径方向に配向されるように収容され、制御および測定電気回路に接続された送信コイルと磁気的に結合され、プラスチック材料の供給パイプ内に収容され、一次コイルおよび受信コイルは、プラスチック材料に埋設された管状組立体を形成する。
本発明の他の目的、特徴および利点は、添付図面を参照した、以下の特定の実施例の詳細な説明から明らかとなろう。
図1には、本発明のある実施例による供給制御装置の本質的な部材を示す。
例えば車両のタンクのような容器1は、車両のエンジンに供給される、燃料のような流体を収容するように適合された孔である。この容器1は、入口オリフィス2と、入口パイプ3とを有し、このパイプは、入口オリフィス2を容器1の主本体に接続する。
流体供給ノズル4は、作動レバーを有するハンドル4aと、金属出口パイプ4bとを有し、金属出口パイプ4bは、ユーザにより容器1の入口オリフィス2に挿入されるように適合されている。
入口オリフィス2の近傍には、電圧発生器5により電力供給される一次回路Iがある。この一次回路Iは、一次コイル6と、制御および測定電気回路7と、検出手段8とを有し、一次コイル6は、並列に接続されたキャパシタを有し、共振回路を形成する。一次コイル6は、螺旋状に巻き回された導電体であっても良く、これは、入口パイプ3と同軸に設置される。分流キャパシタがコイルと一体化されても良く、これにより、共振回路の固有抵抗が抑制される。あるいは、特にシステムが再測定される必要がある場合、分流キャパシタは、制御および測定電気回路7内にあっても良い。
車両用のタンク式容器タイプの場合、入口オリフィス2は、入口パイプ3の入口端部に取り付けられるガイド9内に形成される。ガイド9は、環状ガイド本体9aを有し、この本体は、入口パイプ3の端部と接続され、環状接続領域9bでシールされる。ガイド9は、さらにガイド管9cを有し、このガイド管は、ガイド本体9aと同軸に、入口パイプ3内に延伸する。
環状ガイド本体9aおよびガイド管9cはいずれも、流体供給ノズル4の出口管4bを受け、これを誘導するように定形される。
Oリングのようなシール手段9dが設けられ、これは、ガイド本体9aの側面と車両の車体10の間をシールする。
図1に示す実施例では、一次コイル6は、ガイド管9cと同軸に配向され、この管の壁に成形される。
一次コイル6には、制御および測定電気回路7から、ガイド管4bの壁に埋設された導電体18を介して、電力が供給される。導電体18は、環状接続領域9bとシール手段9dの間に設置された区画において、ガイド9から半径方向に導出される。これにより、導体が入口パイプ3の内部環境、または容器1と接触することが防止される。
検出手段8は、比較手段11と、警告手段12とを有する。警告手段12は、音声または光の信号を発し、これらがユーザに知覚される。信号は、容器1の近傍で知覚され得る。あるいは、信号は、例えば車両の計器パネルのような、離れた位置で知覚されても良い。
燃料供給ノズル4の出口管が、入口オリフィス2内に正確に配置されると、この出口管は、一次コイル6を通過する。これにより、一次コイル6および分流キャパシタで構成された共振回路に振動が生じる。
制御および測定電気回路7は、一次コイル6の回路の振動の測定された周波数fmを定める。
比較手段11は、測定振動周波数fmを、照合振動周波数frと比較する。照合振動周波数frは、容器1への適当な流体の供給に適した流体供給ノズルの出口管が存在する場合の、一次回路6の振動周波数である。
周波数frとfmとが異なる場合、警告手段12は、音声または光手段により、ユーザの誤りに対して、ユーザが知覚するように警告を発する。
図2および3には、図1の装置の構造および作動をより詳しく示す。図2は、図1の装置の等価回路図である。
一次回路Iは、一次コイル6を有し、このコイルは、固有インダクタンスL1と固有抵抗R1とを有する。一次コイル6には、並列にキャパシタCが接続される。この組み合わせには、制御および測定回路7内の励起スイッチ14を介して、DC発生器Uにより、電力が供給される。励起スイッチ14は、電力供給接続を構築および遮断し、これにより、一次回路Iに振動が生じる。実際には、制御および測定電気回路7は、保管されたプログラムに対応した、マイクロプロセッサまたはマイクロ制御器をベースとしている。プログラムは、供給ノズルの出口管を認識するシーケンスを有し、その間、マイクロ制御器は、励起スイッチ14を閉止する指令を出し、その後、励起スイッチ14が開にされ、さらに測定点20で電圧信号の受信が監視され、測定周波数fmが定められる。
測定点20での電圧信号は、励起スイッチ14が開になってから、測定される。従って、この状態では、一次コイル6に電圧が印加されている。電圧信号は、振動信号であり、この信号は、測定電気回路7に供給され、測定周波数fmが定められる。
二次回路IIは、供給ノズル4の出口管4bで構成される。二次回路IIは、等価インダクタンスL2および直列の等価抵抗R2により、概略的に示されている。
図3には、測定点20(図2)での電圧の波形、または時間tの関数としての電圧の振幅Aを示す。この信号の解析により、回路の振動周波数fmが定められる。
図3において、信号の大きな減衰に留意する必要がある。
図4には、信号の減衰が抑制されるように改良された、図1の装置の等価回路を示す。実質的に同じ手段には、図2と同じ参照符号が付されている。
図3に示すような信号の減衰を緩和するため、図4では、負抵抗-R’1が付加されている。負抵抗-R’1は、演算増幅器との協働により構成されても良い。R’1は、R’1≒R1となるように選定される。この場合、周波数測定がより正確に実施される。
本発明による対策を検証するため、図1に示す装置の等価回路の各種パラメータと、信号の周波数とを測定した。測定は、最初にガソリン供給ノズル出口管の存在下で、2番目に、ディーゼル供給ノズル出口管の存在下で、さらに最後に、供給ノズル出口管のない状態で実施した。各種類の多数の供給ノズルについて、評価した。測定値は、以下の通りである:
R=6200Ω
C=22nF
コイル6の内径=35mm
コイル6の全長=6mm
R1=33Ω
L1=1.29mH。
供給ノズル出口管のない状態では、周波数fmは、19.9から20kHzの間であった。
ガソリン供給ノズル出口管の存在下では、周波数fmは、20.6から20.8kHzの間であった。
ディーゼル供給ノズル出口管の存在下では、周波数fmは、21.1から21.4kHzの間であった。
これらの試験から、評価した非金属管の2種類の供給ノズルと、管のない状態の間で、判別が可能であることが示された。
図1乃至4の実施例は、特に、本発明を新車に適用すること、特に新車の製造の間に適用することに適している。ガイド管4bが入口パイプに導入される前に、一次コイル6をガイド管4bに適合するため、これを予め提供しておくことが好ましい。実際には、一次コイル6は、ガイド管4bの壁に成形され、このガイド管自身は、プラスチック材料で構成される。あるいは、これは、ガイド管4bの周囲に、プラスチック材料とともに全体成形されても良い。
別の実施例では、本発明は、既存の車両に適用される。この場合、一次コイル6をガイド9と一体化することは、もはやできず、その位置に電力を供給することは難しい。
次に、図6および7について説明する。
図6に示す実施例においても、図1に示す装置の本質的手段が認められる。これらの本質的な手段は、同一の参照符号により示される。
両者の差異は、一次コイル6およびその位置に、電力が供給される方法である。
この場合も、一次コイル6は、流体入口オリフィス2の近傍に、同軸に配向されるように配置される。一次コイル6は、ガイド管9cの内部に同軸に嵌合され、管状形状を有し、供給ノズル4の出口管4bの通過に対して、十分な空間が残るように小さな厚さを有する。
一次コイル6には、制御および測定回路7から、受信コイル19aおよび送信コイル19bを介して、電力が供給される。受信コイル19aは、一次コイル6と直列に接続され、ガイド管9cの内部に収容され、半径方向に配向され、曲面状に定形され、供給ノズル4の出口管4bが通る空間が残るように十分に薄くされる。送信コイル19bは、プラスチック材料で構成された入口パイプ3の外側に配置され、制御および測定電気回路7に接続される。送信コイル19bおよび受信コイル19aは、入口パイプ3のプラスチック材料壁を介して、およびガイド管9cのプラスチック材料壁を介して、磁気的に相互に結合される。
一次コイル6および受信コイル19aは、管状組立体を構成し、これは、プラスチック材料中に埋設され、ガイド管9cに同軸に挿入されることが有意である。
図7には、図6の回路の等価回路図を示す。両図において、同じ部材には、同じ参照符号が付されている。
この実施例では、ガイド9および入口パイプ3と分離されないようにして、装置が車両に固定されることは明らかである。プラスチック材料に埋設された、一次コイル6と受信コイル19aとで形成された組立体は、導電体と入口パイプ3の内側環境との間の、いかなる接触をも防止する。
図8および9には、より完全な実施例を示す。この実施例では、図1の実施例および図2の実施例の本質的手段が採用されるとともに、さらに、入口オリフィス2を塞ぐように適合されたキャップの存在を検出する手段が付加されている。
図8には、ガイド9により形成された入口オリフィス2を示すが、このガイドは、一次コイル6、それに電力を供給する手段、およびそれにより形成される信号を処理する手段を有する。
違いは、キャップ21の有無であり、このキャップには、二次コイル22と、相互に直列に接続された二次キャパシタ(図示されていない)とが統合される。
図9を参照すると、図9には、図8の装置の等価回路図がより詳しく示されている。
二次回路IIは、二次コイル22および二次キャパシタC2により形成される。一次コイル6、供給ノズル検出シーケンスの間、前記一次コイルとともに、共振回路を形成するキャパシタC、および抵抗器Rに留意する必要がある。
この実施例では、キャパシタCは、テストスイッチI1と直列であり、これと一次コイル6と抵抗器Rとの組み合わせは、励起スイッチ14および車両バッテリのような電圧源Uと直列に接続される。
制御および測定電気回路7内には、キャップ確認プログラムシーケンスが提供され、シーケンスの間、マイクロ制御器により、テストスイッチI1は、開にされ、その後、マイクロ制御器により、励起スイッチ14が閉にされてから、開にされる。またプログラムシーケンスは、測定シーケンスを有し、そのシーケンスの間、メインスイッチ14が開いた後、マイクロ制御器は、測定位置20での電圧信号の受信を監視する。
この場合、キャップ21が存在すると、励起スイッチ14の開により、一次コイル6の終端に電圧パルスが現れ、このパルス自身により、電磁パルスが生じ、この電磁パルスは、二次コイル22に向かって伝送される。その後、二次コイル22と二次キャパシタC2により構成された共振回路が振動し始め、この振動が一次コイル6に伝送され、これ自身により、その振動が制御および測定電気回路7に伝送される。
キャップ21がない場合、励起スイッチ14を開にしても、電気回路には、いかなる振動も生じず、この情報が制御および測定回路7に伝送される。
従って、キャップ存在確認シーケンスの間、制御および測定回路7は、メインスイッチ14の開後、その入力での振動信号の受信時に、キャップ存在信号を放出し、あるいは、その入力での非振動信号の受信時に、キャップ不存在信号を放出する。
キャップ存在検出シーケンスは、本発明を車両に適用する場合、および他の種類の容器に適用する場合の、いずれの場合にも提供され得る。
車両への適用の場合、キャップ存在確認シーケンスは、車両の始動時に、または車両が動き始めた際に活性化される。次に、車両の点火動作がオンにされた後、フラップが一つの場合、フラップの位置とは無関係に、制御および測定回路7に、正の電圧源により電力が供給される。次に、キャップが存在しない場合、車両の中で警告が発せられる。
また、フラップ位置センサがあり、これが、時間遅延を有する車両電力供給バックアップユニット(+BATT)により短絡された場合、キャップ存在検出シーケンスは、フラップを閉にしたときに活性化されても良い。その後、車両の外で、警告メッセージが発せられる。
また供給ノズル存在確認シーケンスは、車両の点火動作オンおよび/または車両の始動の際に、活性化されても良い。その後、供給ノズルが存在する場合、車両内で、警告が発せられる。
また装置は、それが未だエネルギー化されている場合、すなわちフラップが未だ開になっている場合、車両始動警報を発するようにプログラム化されても良い。
図5には、入力スイッチ13の追加により改良された、図1または図6の装置の好適実施例を示す。
車両は、通常、入口オリフィス2の近傍のアクセスフラップにより閉止されるタンク1を有する。
入力スイッチ13は、フラップ位置センサである。これは、フラップが開の時だけ、本発明の装置の一次回路Iに電力を供給する。ここでは、示された入力スイッチ13は、REEDスイッチである。この種のREED入力スイッチ13は、スイッチ磁石15と、ガラス管16とを有し、このガラス管は、接触部17aおよび17bを収容する。
スイッチ15の磁石が接近するように移動すると(フラップが開になると)、磁束線は、接触部17aおよび17bを横断する。接触部17aは、N極となり、接触部17bは、S極となる。従って、接触部17aおよび17bは、両者が接触するまで、相互に向かって移動し、その後、本発明の装置の一次回路Iに、電圧発生器Uにより電力が供給される。これにより、制御および測定電気回路7と、検出手段8とが作動する。
フラップが閉になると、電力供給は、直ちに遮断され、電気エネルギーのいかなる不要な消費も抑制される。
フラップが開になり、直ちに入力スイッチ13が切り替えられると、制御および測定回路7に、電力が供給される。その後即座に、制御および測定回路7は、供給ノズル存在確認シーケンスを実施し、供給ノズル4が存在しない場合、制御および測定電気回路7が再測定される。
(容器を充填するための通常の時間に比べて)極めて長期間、フラップが開になっている場合、すなわち、所定の閾値を超える期間、入力スイッチ13が切り替えられたままになっている場合、バッテリ切れを回避するため、システムは、制御および測定電気回路7の励起を停止することにより、または極めて長いインターバルでその回路を励起することにより、「低消費」モードに切り替わる。
図10および17に示す実施例では、本発明の供給制御装置は、さらに、不適切な燃料が容器1に充填されることが不可能にするという目的を有する。
この実施例は、図1乃至9の前述の実施例の本質的な手段を有し、特に、流体供給ノズル4の存在および種類を検出する手段と、入力スイッチ13およびアクセスフラップを有する図5の手段と、を有する。
さらに、装置は、容器へのアクセスの不適切な制約により生じる、追加のリスクを生じさせずに、誤操作を防止する。
このため、容器1へのアクセスは、バルブ23により遮断され、このバルブのロックおよびアンロックは、流体供給ノズルの存在および種類を検出する手段からの信号により、調整される。この手段は、容器1に向かう流体の流れ方向において、バルブ23の上流の供給ノズル4の出口管4bを検出するように適合される。
バルブ23は、流体供給ノズル4の出口管4bを挿入する動作により、移動する。このため、バルブ23は、ガイド管9c内において、バルブ23の上部位置に設置された横軸23aの周囲を回転することができる。バルブ23は、ガイド管9cの中間位置にある。
この実施例では、一次コイル6は、バルブ23の上流であって、ガイド管9cの入口端部の近傍に設置される。
さらに、装置は、ロッキングアクチュエータ24を有し、このアクチュエータには、制御および測定電気回路7により、電力が供給され、出口管4bによる押し付け力を受けた際に、バルブ23の旋回運動を防止しまたは許可するように、選択的に適合される。
例えば、ロッキングアクチュエータ24は、ソレノイド24aを有し、ここでは、図10に示すような、ロッキング取付部24cおよび磁性コア24bを陥凹部に押し込む手段、例えば伸縮バネおよび/または重力により、ロッキング取付部24cに固定された磁性コア24bがスライドされる。
従って、図10に示すように、準備位置では、ロッキングアクチュエータ24には、電力が供給されず、ロッキング取付部24cは、撤収され、バルブ23の旋回が可能となる。バルブ23は、密閉アクセスフラップにより被覆され、アクセス不可能な状態に維持される。
ロッキングアクチュエータ24は、伸縮バネが破損した際に、ロッキング取付部が、それ自身の重力により落下するように配置される。
次に図14、15および16を参照すると、これらの図には、調整可能なアンロッキングを有する第1の実施例における、図10のロック可能なアクセス供給制御装置の作動ステップが示されている。
アクセスフラップが開にされ、またはキャップが除去されると、存在検出装置には、直ちに電力が供給される。制御および測定電気回路7により、ソレノイド24aは、エネルギー化され、ロッキング位置にロッキング取付部24cが配置され、バルブ23の開操作が防止される。次にロッキング装置は、図14に示す状態にされる。
ユーザは、バルブ23の上流の、ガイド管9cの第1の部分に、出口管4bの端部を導入する。一次コイル6は、バルブ23の上流に位置するため、出口管4bは、これを通過する。その後、検出装置は、供給ノズルの存在を検出し、供給ノズルの種類を定める。
不適当な供給ノズルが検出された場合、この供給ノズルは、バルブ23を超えて侵入することはできず、ロック位置に留まることになる。
バルブ23は、シール式のものであっても良く、これが閉じている場合、入口オリフィス2を完全に遮蔽しても良い。これにより、部分的に挿入された供給ノズルを介して、なおも導入操作が継続された際に、いかなる液体も排出される。
あるいは、バルブ23は、外部被覆リング状のものであっても良く、そのような装置に設置された供給ノズルの充填検出装置の端部のみを遮断するように適合される。充填検出器装置のこの端部は、内管を有し、この内管は、供給ノズルの端部領域の液体圧力に応答するセンサであって、液体が検出器管内に排出された場合、供給ノズルを密閉するセンサを誘導する。その結果、不適切な供給ノズルによる充填が回避される。しかしながら、充填検出装置の端部を有さない供給ノズル、またはコイルの上流に戻された供給ノズルを用いた充填、あるいはジュリー缶のような非標準的な装置による充填の可能性が残っている。
適切な供給ノズルが検出されなかった場合、またはフラップが閉止されず、あるいはキャップが置換されなかった場合、このロック状態が維持される。
図15は、適切な供給ノズルが検出された場合である。この場合、制御および測定電気回路7は、ソレノイド24aと電源の間を非接続にし、ロッキング取付部24cは、陥凹部に落下される。次に、バルブ23は、出口管4bにより、軸方向に押し付けられると、旋回する。その後、図16に示す状態が得られ、出口管4bは、流体が容器1に侵入するように、バルブ23を超えて侵入する。
前述の実施例では、充填は、欠陥により防止される:フラップが開の場合、装置は、ロック状態にされる;検出された供給ノズルが正しい場合、バルブは、アンロックされ、充填が許可される。
反対のロジックがより好ましい場合がある。この場合、欠陥により、充填が許可される;供給ノズルが検出され、これが、選択された燃料に対応した、適切な形状または構造を有さない場合、充填のためのアクセスがロックされる。
この反対のロジックの特徴は、全てが正常な場合、すなわち、供給ノズルが選択された燃料に対応する、適当な形状を有する場合、電気機械式ロッキングシステムの作動が回避されることである。実際に、そのような電気機械式システムの動作により、常時、ノイズおよび/または動作遅延が生じ、これは、ユーザに、異常な動作または極端に遅いシステムの印象を与える。
しかしながら、欠陥により充填を許可するという反対のロジックは、実施がより複雑である。これは、供給ノズルがバルブに到達する前に、アクセスをロックする迅速な反応が必要となるためである。
また、供給ノズルがゆっくりと充填口に接近した場合、電磁波に対するその影響は、供給ノズルの接近とともに、徐々に増加する。同様に、信号の解析結果は、周波数変化を示し、周波数は、供給ノズルの接近とともに徐々に増加する。供給ノズルが測定ソレノイドを通ったときに、周波数は、最終的に安定化される。しかしながら、安定化状態では、ディーゼル供給ノズルにより、ガソリン供給ノズルに比べて、周波数に強い変化が生じる。その結果、反対のロジックの場合、信号が安定化する前に、ディーゼル供給ノズルがゆっくりと接近すると、システムは、これをガソリン供給ノズルであると誤認してしまう。システムは、速やかに反応する必要があり、これは、アクセスのロッキングを指示する。供給ノズルが前進し続けると、システムは、最終的にディーゼル供給ノズルを認識し、アクセスをアンロックにする。従って作動の間、診断にエラーが生じ、このエラーにより、システムに異常な作動が生じ、最初の段落に示したような問題が生じてしまう。
この問題を解決するため、例えば図18に示すような、供給ノズルを高精度に同定する手段が提供される。
このため、第2の一次コイル60が追加され、このコイルは、一次コイル6の近傍かつ下流で、容器1、3に固定され、流体供給ノズル4が流体供給オリフィス2に導入されるときに、流体供給ノズル4の出口管4bと交差する。第2の一次コイル60は、制御および測定電気回路7により、一次コイル6と同様の方法で給電され、第2の一次コイル60の内部空間に、電磁波が発生する。制御および測定電気回路7では、第2の一次コイル60に現れる電流または電圧の波形に感度を有する検出手段を用いて、第2の一次コイル60の電流または電圧の波形により、流体供給ノズル4の存在の識別が可能となる。
従って、第2の一次コイル60が出口管4bの存在を検出すると、検出手段8は、一次コイル6により、検出を行うことが可能となり、これにより、供給ノズルは、一次コイル6内に十分に導入されるようになり、後者によって、どの種類の供給ノズルであるかが定められる。従って、高い信頼性で供給ノズルの種類の検出がなされ、供給ノズルが選定された種類の燃料に対応していないときにのみ、ロッキングが形成される。
しかしながら、この実施例では、供給ノズルが第2の一次コイル60を通り、バルブ23に到達する時間が、電子機器により信号が処理される時間、およびロッキングアクチュエータ24の応答時間よりも短い場合、極めて素早くユーザがアクセスする可能性が残るという問題がある。
従って、選定された燃料に対応していない供給ノズルが極めて素早く導入された際に、ユーザに警告を行う、可聴的なまたは光学的な手段を提供することが好ましい。不適切な供給ノズルの検出の際に、例えば電流により、例えば5kHzと2kHzの2つの調性で、音声周波数をコイルに供給しても良い。
本発明では、検出装置は、出口管4bとの間で物理的な接触を伴わずに、供給ノズル4の種類を検出し、生じた信号により、ロッキングアクチュエータ24が駆動され、管が選択された燃料に対応した、適当な形状または構造を有さない場合、出口管4bの侵入が防止される。
図17には、ロッキングタイプの供給制御装置の変形例を示す。
バルブ23は、永久磁石23bを担持し、この磁石は、ソレノイド24aに面するオープンハウジング23cに嵌合され、アンロックバネ23dにより、ハウジング23cに引き戻される。ソレノイド24aがエネルギー化されると、ソレノイド24aにより、ハウジング23cから磁石23bが引き寄せられ、磁石は、ガイド管9cの対応するハウジング24eに収容され、バルブ23がロックされる。ソレノイド24aからの電源を非接続にすることにより、アンロック処理が行われる。
ソレノイド24aおよび一次コイル6には、直列で電力が供給される。この場合、ロッキングの際には、ソレノイド24aが高電流で駆動されるが、供給ノズル管認識装置を駆動する場合は、低電流で十分である。この目的は、相互接続配線および制御部材の数を抑制することである。
ロッキングタイプの供給制御装置では、制御および測定電気回路7は、流体供給手段の存在および性質を確認するシーケンスを含む、保管されたプログラムを有することが有意であり、流体供給手段が、制御および測定電気回路7のメモリ内に保管されたパラメータにより定められる、許可された構造を有さない場合、ロッキング装置23、24のロックが指示される。
検出装置により生じた出口管4bの存在を示す情報は、適当なメモリ内に保管される。
従って、装置への出口管の導入記録が保持され、例えば、エンジンに、常時正しく燃料供給されていることが確認され、製造者補償が無効となる不適切な燃料の供給により、エンジンの不具合が生じないようにされる。
また、この情報は、異常操作の管理に使用されても良く、例えば、フラップの閉止を忘れること、キャップの置換を忘れたりすること、不法なもしくは疑わしいアクセス、または供給ノズルの取り外し忘れなどの管理に使用されても良い。
制御および測定電気回路7は、流体供給手段が存在する期間を測定するアルゴリズムを有する、保管プログラムを有する。この測定の結果は、充填レベル表示機能を有する車両のオンボードプロセッサに通信される。
その後、この測定結果を用いて、正確な値にリセットされ、オンボードプロセッサにより、燃料タンク表示が提供される:供給ノズルが十分な時間存在した場合、タンクは、正確に充填されたと解釈される。
この手順では、燃料レベル表示の誤差が抑制される。実際には、燃料レベル情報は、車両のノーズアップまたはノーズダウンの位置による影響を受ける。ノーズアップまたはノーズダウンの位置により、燃料レベルの誤差が生じるが、これは、短い時間(勾配での移動時)、または長期間の間(勾配での駐車時)生じ得る。オンボードプロセッサでは、これらのエラーを最小化するアルゴリズムが利用される。しかしながら、これらのアルゴリズムにより、充填直後に、燃料レベル表示エラーが生じ得る。この誤った情報は、使用者を困惑させる。
測定結果情報を使用し、燃料ポンプが勾配にはないという原則から初め、車両の始動時に、燃料レベルセンサからの情報を完全に信頼性あるものとして採用し、元のアルゴリズムが「ほぼフル」と示しても、例えば、「フル」と表示される。従って、測定結果が所定の期間を超える場合、プロセッサは、参照として機能する「フル」レベル表示を示す。
本発明は、内部燃焼エンジンを有する陸用車両の不動化を回避することを目的とする。
第1の固定化状態は、有効な供給ノズルの存在の検出に失敗した、電子装置のエラーである場合がある。
不動化を回避するため、さらに装置に対して、「フラップ開」表示を「フラップ閉止」にするように強制しても良い。ロッキングシステムは、電力供給がされないと、アンロック状態となる。非標準的な装置を含む全ての流体供給装置が導入され、容器1に流体が供給される。装置による監視は、もはや提供されないが、車両は、不動化されない。この方式の別の想定される問題は、好ましくない流体源による不法アクセスの記録が存在しないことである。
想定される車両の不動化を防止する別の対応は、フラップの不完全な開放を可能にし、測定装置の活性化および充填管の導入を回避することである。一度充填管が導入されると、バルブ23は、押し戻され、ユーザは、フラップを完全に開にすることができる。次に、システムには、導入された管の存在が保管される。
車両の想定される不動化を回避する別の方法は、追加スイッチ、機械的アンロックラッチのような、追加装置を提供して、アクセスを自由にし、これらが保管されるようにすることである。
別の方法は、フラップのマルチ開放/閉止用、または供給ノズル提供用の特定のプロトコルを提供して、アクセスを自由にし、これらが保管されるようにすることである。この場合、前述のように電源をバックアップすることが必要となる。
別の可能性は、時間遅延を提供することである:フラップが長時間、開の場合、システム的に自由アクセスが許容される。
車両の想定される不動化の第2のリスクは、フラップが開の時、制御および測定電気回路7により、ロッキングアクチュエータ24が恒久的に指令を受けるようになることである。
この場合、防災のため、ロッキングアクチュエータ24をオーバーヒートから保護することが必要となる。そのようなオーバーヒートは、ロッキングアクチュエータ24の不具合につながり、または異常に長い時間命令が維持されることになる。このため、正の高い温度計数(PTC)の熱除去システムを有する、バイメタル板または部材を使用することができる。このシステムでは、一つの電子装置では遮断することのできない恒久的な指令が、最後に完了され、その後、アクチュエータが適度に加熱されるようになる。
車両の不動化の第3の可能性は、携帯組立体(磁性コア24bおよびロッキング取付部24c)の妨害電波である。この状況は、あまり起こりそうもないが、容器1に対して、手動でアンロックアクセスを行う装置を提供することは、可能である。
図11乃至13には、この種の手動アンロック装置の一実施例を示す。ガイド管9cを介して、ユーザが外からアクセスすることの可能なアンロックフィンガー24dを用いた、横方向の手動の押し付けにより、ロッキング取付部24cが下げられ、これにより、バルブ23が物理的に取り除かれる。
あるいは、別の実施例では、手動アンロッキング装置は、例えばフラップに一体化された伸縮バネ装置を有し、これは、ユーザが制御および測定電気回路7に供給される電力を遮断することにより、作動することができる。これは、例えば、磁石15をREEDスイッチ16(図5)から遠ざけるように移動させることにより、または一般に、2つの接続素子を分離することにより、行われる。その結果、「フラップ開」表示は、「フラップ閉止」にされ、制御および測定電気回路7からの電力供給を遮断することにより、バルブ23がアンロックされ、ロッキング取付部24cが下降される。
本発明は、一例として示された実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲内の変形例およびその一般化された概念も含むものである。
本発明の供給制御装置のある特定の実施例の概観図である。 図1の装置の等価回路図である。 図1の一次回路における、振動周波数fmでの電流または電圧の波形を示した図である。 図1の装置の第2の実施例の等価回路図である。 電力供給遮断手段を用いた実施例における、供給制御装置の図である。 誘導性結合を用いた、本発明の供給制御装置の第2の実施例の概観図である。 図6の装置の等価回路図である。 キャップ検出器を用いた装置の第3の実施例の概観図である。 図8の装置の等価回路図である。 スタンバイアンロック位置にある遮蔽バルブとロッキング装置とを用いた装置の第4の実施例の概観図である。 緊急アンロッキング手段を有する、図10の装置の変形例を示した図である。 ある想定される緊急アンロッキング手段の構造を示す拡大スケールでの図である。 図12の緊急アンロッキング手段の前面図である。 供給ノズルが同定された際、またはアクセスが拒否された際の、図10の装置を示す図である。 アクセスが許可された際の、図10の装置を示す図である。 アクセスが許可され、供給のため、供給ノズルが挿入される際の、図10の装置を示す図である。 スライド磁石によりロックが形成される図10の装置の変形例を示す図である。 供給ノズルを高い信頼性で同定する手段を有する、別の実施例を示す図である。
符号の説明
1 容器、2 入口オリフィス、3 入口パイプ、4 流体供給ノズル、4a ハンドル、4b 出口パイプ、5 電圧発生器、6 一次コイル、7 制御および測定電気回路、8 検出手段、9 ガイド、9a 環状ガイド本体、9b 環状接続領域、9c ガイド管、9d シール手段、13 入力スイッチ、14 励起スイッチ、15 スイッチ磁石、17a,17b 接触部、18 導電体、19a 受信コイル、19b 送信コイル、20 測定点、21 キャップ、22 二次コイル、23 バルブ、24 ロッキングアクチュエータ、24a ソレノイド、24c ロッキング取付部、24d アンロックフィンガー、60 第2の一次コイル、I 一次回路。

Claims (32)

  1. 流体供給ノズルにより、容器に流体を供給する際に、流体の選定時のエラーを防止する供給制御装置であって、
    前記ノズルは、前記容器の流体供給オリフィスに導入される出口管を有し、
    該出口管の構造は、前記供給される流体に特有の機能であり、
    当該供給制御装置は、
    前記容器の前記流体供給オリフィスの近傍に固定された一次コイルであって、前記流体供給ノズルの前記出口管は、該出口管の導入の際、前記一次コイルを通過するように、前記流体供給オリフィスに導入される、一次コイルと、
    前記一次コイルに電力を供給するように適合され、これにより、前記一次コイルの内部空間に電磁波が生じる、制御および測定電気回路と、
    前記一次コイルに現れる電流または電圧の波形に感度を有し、前記一次コイル内の前記電流または電圧の波形の関数として、前記流体供給ノズルの存在および種類を識別する検出手段と、
    を有する供給制御装置。
  2. 前記一次コイルに並列に接続されたキャパシタを有し、
    この組み合わせは、DC電圧発生器により電力が供給される励起スイッチと直列に接続されることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 前記制御および測定電気回路は、前記一次コイルと直列に接続された負抵抗を有し、
    該負抵抗は、前記キャパシタの終端に接続されることを特徴とする請求項2に記載の装置。
  4. 前記励起スイッチの開後に、前記制御および測定回路は、前記一次コイルの終端での電圧の振動周波数を測定するように適合され、
    測定された周波数信号(fm)が形成されることを特徴とする請求項2に記載の装置。
  5. 前記検出手段は、
    前記測定された周波数信号(fm)を受信し、前記測定された周波数信号(fm)を、前記容器に適した流体を供給するように適合された流体供給ノズルの種類に特有の、照合周波数信号(fr)と比較する比較手段であって、前記測定された周波数信号(fm)と前記照合周波数信号(fr)との間に、有意な際がある場合、エラー信号を形成する比較手段と、
    エラー信号が存在する場合に、ユーザの注意を喚起する警告手段と、
    を有することを特徴とする請求項4に記載の装置。
  6. 前記警告手段は、ユーザに知覚可能な音声または光の信号を発することを特徴とする請求項5に記載の装置。
  7. 前記一次コイルと並列に接続されたキャパシタを有し、
    この組み合わせは、DC電圧発生器により電力が供給される励起スイッチと直列に接続され、
    前記キャパシタはそれ自身が、テストスイッチと直列に接続され、
    前記供給オリフィスを遮断するキャップに、二次共振回路が提供され、
    前記制御および測定回路は、キャップ存在制御シーケンスを有し、
    該シーケンスの間、前記テストスイッチは、開にされ、
    前記制御および測定回路は、前記励起スイッチを閉にする指令を出し、
    その後、前記励起スイッチが開にされ、
    測定点で電圧信号が受信および解析され、振動信号が受信された場合、キャップ存在信号が発生し、非振動信号が受信された場合、キャップ不存在信号が発生することを特徴とする請求項1に記載の装置。
  8. 前記一次コイルの下流に設置されたロッキング装置を有し、
    該ロッキング装置は、前記出口管の前記容器に向かう移動を妨害し、および/または流体の前記容器に向かう流れを妨害するように、選択的に適合されることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  9. 前記ロッキング装置は、
    前記容器へのアクセスを遮断する遮断状態、および開放状態を担うように選択的に適合された遮断バルブと、
    前記制御および測定電気回路により駆動され、往復手段により作動されるロッキングアクチュエータであって、ロック状態またはアンロック状態を担うように適合されたロッキングアクチュエータと、
    を有し、
    前記ロッキングアクチュエータは、それ自身が前記ロック状態にある場合、前記遮断バルブを前記遮断状態に保持し、それ自身がアンロック状態にある場合、前記遮断バルブを開放状態にすることを特徴とする請求項8に記載の装置。
  10. 前記ロッキングアクチュエータは、伸縮バネ手段により、アンロック状態に向かって駆動され、および/またはそれ自身の重力の下で、アンロック状態に戻るように配置されることを特徴とする請求項9に記載の装置。
  11. 前記ロッキングアクチュエータの発火のリスクを抑制する、熱除去システムを有することを特徴とする請求項8に記載の装置。
  12. 前記熱除去システムは、バイメタル板型、または正の高い温度係数を有する部材を含む型のものであることを特徴とする請求項11に記載の装置。
  13. 前記容器に対して、手動でアンロックアクセスされる装置を有することを特徴とする請求項8に記載の装置。
  14. 前記手動アンロック装置は、前記ガイド管を介して、外側から、ユーザがアクセス可能なアンロッキングフィンガーを有し、
    該アンロッキングフィンガーの使用により、前記ロッキング取付部が下降されることを特徴とする請求項13に記載の装置。
  15. 前記手動アンロック装置は、伸縮バネ装置を有し、ユーザの操作により、前記制御および測定電気回路への電力供給が遮断されることを特徴とする請求項13に記載の装置。
  16. 前記制御および測定電気回路は、保管されたプログラムを有し、
    該プログラムは、前記流体供給手段の存在および性質を確認するシーケンスを有し、
    前記流体供給手段が、前記制御および測定電気回路のメモリに保管されたパラメータにより定められた、許容される構造を有さない場合、前記プログラムは、前記ロッキング装置をロッキングするように指令することを特徴とする請求項8に記載の装置。
  17. 前記保管されたプログラムは、前記流体供給手段が存在した期間を測定するアルゴリズムを有し、測定された結果は、充填レベル表示機能を有するプロセッサに通信され、
    該プロセッサは、前記測定された結果が所定の期間を超える場合、参照として役立つ「フル」レベル表示を示すことを特徴とする請求項16に記載の装置。
  18. 前記バルブは、シール型であり、
    該バルブが閉のとき、前記流体供給オリフィスは、完全に遮断されることを特徴とする請求項8に記載の装置。
  19. 前記バルブは、外部被覆リング型であり、当該装置に設けられた供給ノズルの、充填検出装置の端部を遮断するように適合されることを特徴とする請求項8に記載の装置。
  20. 前記一次電気回路の電源と直列に接続された入力スイッチを有し、
    該入力スイッチは、前記流体供給オリフィスに対するアクセスフラップのような、外部部材の位置の関数として、前記制御および測定電気回路への電力供給を切り替えるように適合されることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  21. 前記制御および測定電気回路は、前記入力スイッチにより状態が変化した場合、即座に、前記供給ノズルの存在を確認するシーケンスを実施し、
    前記供給ノズルが存在しない場合、前記制御および測定電気回路が再測定されることを特徴とする請求項20に記載の装置。
  22. 前記入力スイッチが所定の閾値よりも長い時間、切り替えられた状態のままである場合、前記システムは、前記制御および測定電気回路の励起を停止することにより、またはその励起手段を大きく遠ざけるように移動させることにより、「低消費」モードに切り替わることを特徴とする請求項20に記載の装置。
  23. 燃料タンクの入口オリフィスに、請求項1に記載の装置を有することを特徴とする車両。
  24. 前記燃料タンクの前記入口オリフィスには、ガイドが備えられ、これにより、前記燃料供給ノズルの前記出口管が誘導されることを特徴とする請求項23に記載の車両。
  25. 前記ガイドは、
    環状接続領域において、シール状態で、前記タンクの燃料パイプの端部と接続された環状ガイド本体であって、前記燃料供給ノズルの前記出口管を受容し、誘導するように定形された環状ガイド本体と、
    前記タンクの前記燃料パイプ内で、前記ガイド本体と同軸に延伸するガイド管であって、前記燃料供給ノズルの前記出口管を受容し、誘導するように定形されたガイド管と、
    前記ガイド本体と当該車両の隣接する車体との間のシール手段と、
    を有することを特徴とする請求項24に記載の車両。
  26. 前記一次コイルは、前記ガイド管の壁内または壁上に、同軸に配向されるように、プラスチック材料とともに成形され、
    前記一次コイルには、前記ガイド管の壁内または壁上の、前記プラスチック材料に埋設された導電体を介して、前記制御および測定電気回路から電力が供給され、
    前記導電体は、前記環状接続領域と前記シール手段の間に設けられた区画において、前記ガイドから半径方向に導出されることを特徴とする請求項25に記載の車両。
  27. 前記一次コイルは、前記燃料供給ノズルの前記出口管が通過する上で十分な空間が残されるように、前記ガイド管の内部に、同軸に配向されるように嵌合され、
    前記一次コイルには、前記一次コイルと直列に接続された受信コイルを介して、前記制御および測定電気回路から電力が供給され、
    前記受信コイルは、前記ガイド管の内部に収容され、半径方向に配向され、前記制御および測定電気回路に接続された送信コイルと磁気的に結合され、前記プラスチック材料の供給パイプ内に収容され、
    前記一次コイルおよび前記受信コイルは、プラスチック材料に埋設された管状組立体を形成することを特徴とする請求項25に記載の車両。
  28. キャップ存在検出手段を有し、
    当該車両の始動の際、または当該車両が移動し始めた際に、キャップ確認シーケンスが活性化され、
    前記キャップが非存在の場合、警告が発せられることを特徴とする請求項23に記載の車両。
  29. 前記制御および測定電気回路は、保管されたプログラムを有し、
    該プログラムは、前記供給ノズルの存在を確認するシーケンスを有し、
    前記プログラムは、当該車両の点火動作および/または始動の際に、活性化され、
    前記供給ノズルが存在する場合、警告が発せられることを特徴とする請求項23に記載の車両。
  30. 請求項20に記載の入力スイッチを有するアクセスフラップを有し、
    前記制御および測定電気回路は、前記車両の始動の際に、前記入力スイッチに未だ電力が供給されており、前記フラップが開状態のままである場合、警告を発するようにプログラム化されることを特徴とする請求項23に記載の車両。
  31. 適当なメモリを有し、
    該メモリには、前記出口管の存在を示す情報が保管されることを特徴とする請求項23に記載の車両。
  32. 前記一次コイルの下流の近傍において、前記容器に固定された第2の一次コイルであって、前記出口管と交差する第2の一次コイルを有し、
    前記制御および測定電気回路は、前記一次コイルと同様に、前記第2の一次コイルに給電し、
    前記検出手段は、前記第2の一次コイルに現れる電流または電圧の波形に感度を有し、これにより、流体供給ノズルの存在を識別することが可能になり、
    前記第2の一次コイルが前記流体供給ノズルの存在を検出した際、前記検出手段によって、前記一次コイルによる前記検出が可能になることを特徴とする請求項8に記載の装置。
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