JPH0610037B2 - 給油装置 - Google Patents

給油装置

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JPH0610037B2
JPH0610037B2 JP24186284A JP24186284A JPH0610037B2 JP H0610037 B2 JPH0610037 B2 JP H0610037B2 JP 24186284 A JP24186284 A JP 24186284A JP 24186284 A JP24186284 A JP 24186284A JP H0610037 B2 JPH0610037 B2 JP H0610037B2
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refueling
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spark
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明文 金森
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TATSUNO MECATRONICS KK
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ガソリン給油所等に設置する給油装置に関す
る。
〔従来の技術〕
かかる給油所において、給油を受ける自動車等は油種に
より主としてガソリン車とディーゼル車とに区別され、
ガソリン車にはガソリンを、ディーゼル車に対しては軽
油を給油している。
そこで、被給油自動車がガソリン車かディーゼル車かの
判別をする必要があるが、判別方向として従来な給油所
の所員がエンジン音の相違を聴き分けたり、自動車の給
油口付近に貼ってあるシールを見たり、または運転者か
らの油種の申し出を聴くなどして、給油すべき燃料がガ
ソリンであるか軽油であるかを判別していた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前記のごとき従来の方法では、給油所員の不注意が原因
でガソリンと軽油とをとりちがえて誤給油することがあ
り、特に1つの給油機ケースにガソリン用と軽油用と2
つのノズルバルブを備えた給油装置では誤給油の機会が
多く、また、給油所の混雑時にも充分確認する時間がと
れないので誤給油が発生しやすい。
さらに、セルフサービスの給油所では給油装置に不案内
な運転者が自ら給油することとなるので、この場合も誤
給油が生じやすい。
本発明の目的は前記従来例の不都合を解消し、大掛りな
判別装置を別途設けることなしにガソリン車とディーゼ
ル車等の車種の相違を自動的にしかも正確に判別し、こ
れにより給油すべき燃料であるガソリンと軽油との誤給
油を確実に防止できる給油装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の給油装置は前記目的を達成するため、ガソリン
の給油系統と軽油の給油系統とを設けた給油装置におい
て、該給油装置の給油地点に設けた自動車の存在の有無
を検知する車センサー及びガソリン自動車のエンジンか
らスパークの際に発生する電磁波を検知するスパーク信
号センサーと、給油装置の外装ケースの目立つ場所に設
けた誤給油を知らせる報知器と、ノズルスイッチ、車セ
ンサー、スパーク信号センサー、モーターと接続された
制御装置とを設け、該制御装置は、スパーク信号センサ
ーが電磁波を検知するとガソリン車と判断し、ガソリン
給油系統を給油可能とし、軽油給油系統のノズルを外す
と報知器を作動させ、また、スパーク信号センサーが電
磁波を検知しないとディーゼル車と判断し、軽油の給油
系統を給油可能とし、ガソリン給油系統のノズルを外す
と報知器を作動させて油種間違いを報知させることを要
旨とするものである。
〔作用〕
本発明によれば、ガソリン車とディーゼル車との相違は
ガソリン部でのプラグによる燃料点火の有無にあること
に着目して、油種判別手段でエンジンからのスパーク信
号の有無若しくはその内容を検知してガソリン車かディ
ーゼル車かなどを自動的に判別し、ガソリン車に対して
はガソリンのみを、ディーゼル車に対しては軽油のみを
給油可能とし、他の油種は給油不可とする。
〔実施例〕
以下、図面について本発明の実施例を詳細に説明する。
第1図は本発明の給油装置の実施例を示す一部切欠いた
斜視図で、図中1は例えばガソリンと軽油のように異油
種の給油機構を1個の外装ケース2内に収めた固定式の
給油機を示し、ガソリンの給油系統を例にとって給油機
1の全体構造を説明すると、アイランド3上に立設した
外装ケース2内に地下タンク(図示せず)に連通する給
油管4を立上げ、この給油管4の途中に給油ポンプ5と
流量計6とを順次配設し、給油ポンプ5にはモーター7
を連結し流量計6に流量パルス発信器8を取付けてあ
る。
前記給油管4の端は、外装ケース2外で先端にノズルバ
ルブ9を有する給油ホース10と接続し、また外装ケース
2の正面には流量パルス発信器8に接続する給油量表示
計11を、側部にはノズル掛け12を設け、かつノズル掛け
12の近傍にノズルバルブ9の掛け外しに連動するノズル
スイッチ13を設ける。
軽油の給油系統も前記したガソリンの給油系統と同様で
あるので、詳細な説明は省略し、同一の構成要素につい
ては同一符号にダッシュを施した。
本発明の給油装置では、前記構成の給油機1の外装ケー
ス2の例えば上面などの目立つ場所に、誤給油を知らせ
る報知器14を取付け、また、給油器1前方の地上の給油
地点に自動車の存在の有無を検知する車センサー15と、
ガソリン自動車のエンジンからスパークの際に発生する
電磁波を検知するスパーク信号センサー16とを設ける。
図中17は給油機1に備わっている制御装置で、該制御装
置は前記ノズルスイッチ13,13′からのノズル掛外し信
号が導入され、また給油量表示計11,11′、モーター
7,7′に接続され、これらに制御信号を導入するもの
であるが、この制御装置17を利用して車センサー15、ス
パーク信号センサー16からの出力信号をここに導入す
る。20はスパーク信号記憶釦、21はスパーク信号消去釦
である。なお、車センサー15、スパーク信号センサー16
からの出力信号は別途、制御部を設けてここに導入して
もよい。
次に使用法及び動作を第2図、第3図のフローチャート
図について説明する。
ここで、第2図は給油地点に停止した自動車がガソリン
車であることを判別し、かつ当該ガソリン車が給油終了
後退出したことを確認するためのもの、第3図はガソリ
ン及び軽油の給油動作の順序を示すもので、まず給油を
受けに給油所内に進入してきた自動車がガソリン車の場
合は、該ガソリン車が給油地点に停止するとエンジン部
でプラグによるガソリン点火の際スパークにより発生す
る電磁波をスパーク信号センサー16が検知しその信号が
制御装置17に入力する(ステップイ)。このスパーク信
号が制御装置17に入ると該スパーク信号は制御装置17の
記憶部に記憶される(ステップロ)。その結果、自動車
が停車後、給油のためガソリンを切り、その後スパーク
信号が発せられなくなっても制御装置17では引き続き当
該自動車をガソリン車と認識してスパーク信号を発しな
いディーゼル車と誤認することはない。
そして、自動車が退車して車センサー15からの車検知信
号が無くなると(ステップハ)、記憶部に記憶されてい
るスパーク信号は消去される(ステップニ)。
なお、ガソリン車であるのにセンサー16がスパークを検
知しなかった場合は、スパーク釦20を押せばその信号が
制御装置17に入り(ステップホ)スパーク信号が記憶さ
れる(ステップロ)。また、ディーゼル車であるのに別
個の自動車のスパークをセンサー16が検知した場合に
は、スパーク消去釦21を押せば(ステップヘ)、スパー
ク信号は消去される。
次にガソリン給油用のノズルバルブ9をノズル掛け12か
ら外せば、ガソリン用のノズルスイッチ13がオンし、ノ
ズル外し信号が制御装置17に入って(ステップト)、ス
パーク信号が記憶されているかどうかを判断し(ステッ
プチ)、記憶されていればここからの制御信号でガソリ
ン用の給油量表示計11の表示が帰零され、同時にガソリ
ン用のモーター7が回転して給油ポンプ5が駆動し、ガ
ソリンの給油系統が給油可能状態となる(ステップ
リ)。
そしてノズルバルブ9を開いてガソリンの給油を行い、
タンクが満タンになりノズルバルブ9をノズル掛け12に
戻せばノズルスイッチ13が閉じて、ノズル掛け信号が制
御装置17に入り(ステップヌ)モーター7が停止し(ス
テップル)、給油が終了して、次の給油に備える。
給油が終了すれば当該ガソリン車は退出のために再びエ
ンジンをかけるので、ここで再びエンジンから電磁波を
発せられ、第2図のフローチャート図ステップイ、ロに
従って、スパーク信号が検出され記憶されるが、自動車
は退車するため車センサー15は自動車を検知しないので
(ステップハ)、再び記憶されたスパーク信号を消去す
る(ステップニ)。このようにすることで、ガソリン車
の退出の際再び記憶されたスパーク信号によって次回に
給油を受けようとする自動車がディーゼル車の場合に、
当該自動車がガソリン車であると誤認することを防止す
る。
ところで、前記ステップチでスパーク信号が記憶されて
おらず、ディーゼル車であるにもかかわらず、給油所員
が誤って軽油用のノズルバルブ9′の代わりにガソリン
用のノズルバルブ9を持ち上げたりした場合は、報知器
14が作動する(ステップヲ)。この場合は、ガソリン用
のノズルバルブ9を戻して新たに軽油用のノズルバルブ
9′を外して給油を行う。
次に、給油所内に進入してきた自動車がディーゼル車の
場合は、軽油用のノズルバルブ9′をノズル掛け12′か
ら外せば、軽油用のノズルスイッチ13′がオンし、ノズ
ル外し信号が制御装置17に入って(ステップワ)スパー
ク信号が記憶されているかどうかを判断し(ステップ
カ)、スパーク信号が記憶されていない場合は軽油用の
給油量表示計11′の表示が帰零され、同時に軽油用のモ
ーター7′が回転して給油ポンプ5′が駆動し軽油の給
油系統が給油可能状態となる(ステップヨ)。
そして、給油を行い、タンクが満タンになれば、ノズル
バルブ9′をノズル掛け12′に戻し、ノズルスイッチ1
3′を閉じて(ステップタ)モーター7′が停止し(ス
テップレ)給油が終了する。
ところで、前記ステップカでスパーク信号が記憶されて
ガソリン車であるにもかかわらず、給油所員が誤って軽
油用のノズルバルブ9′を取り上げていた場合は制御装
置17の働きで報知器14が作動し光又は音により誤給油発
生のおそれのあることを知らせる(ステップソ)。この
場合は当該ガソリン車のスパーク信号は記憶されている
から、再度ガソリンをかけてガソリン車であることの確
認を行う必要はなく、軽油用のノズルバルブ9′を戻し
てガソリン用のノズルバルブ9を外して給油を行えばよ
い。
このようにしてスパーク信号の有無でガソリン車とディ
ーゼル車とを判別し、ガソリン車に対してはガソリン、
ディーゼル車に対しては軽油のみの給油を可能とし、そ
れ以外のの油種の給油を不可とする。
なお、給油を受けに給油所内に進入してきた自動車が給
油地点に停止する以前にエンジンを停止し、惰性で給油
地点に入る場合にはディーゼル車の判断と同じとなる。
この場合は、ガソリン用のノズルバルブ9を外して給油
を行おうとすると給油不可となるので、実際ガソリン車
の場合はガソリン車であるのにセンサーがスパークを検
知しなかった場合として、スパーク釦20を押してガソリ
ン給油を行う。
しかし、このようなエンジンを停止以前にきる場合はま
れであり、ほとんどが給油地点に停止するまでエンジン
を駆動しているものであり、実際的な支障はない。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明の給油装置は、給油地点に設置
したセンサーで自動車のエンジンからのスパーク信号の
有無を検知するだけでガソリン車とディーゼル車とを判
別できるので、別途大掛りな判別装置を設けずにすみ、
しかも給油地点に自動車を停止するだけで直ちに自動
的、かつ確実に判別できるから、判別のため格別に操作
する必要もなく、正確な判別結果が得られるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の給油装置の一部を切欠いた斜視図、第
2図及び第3図は使用法及び動作を示すフローチャート
図である。 1…給油機 2…外装ケース 3…アイランド 4,4′…給油管 5,5′…給油ポンプ 6,6′…流量計 7,7′…モーター 8,8′…流量パルス発信器 9,9′…ノズルバルブ 10,10′…給油ホース 11,11′…給油量表示計 12,12′…ノズル掛け 13,13′…ノズルスイッチ 14…報知器 15…車センサー 16…スパーク信号センサー 17…制御装置 20…スパーク釦 21…スパーク消去釦

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガソリンの給油系統と軽油の給油系統とを
    設けた給油装置において、 該給油装置の給油地点に設けた自動車の存在の有無を検
    知する車センサー及びガソリン自動車のエンジンからス
    パークの際に発生する電磁波を検知するスパーク信号セ
    ンサーと、 給油装置の外装ケースの目立つ場所に設けた誤給油を知
    らせる報知器と、 ノズルスイッチ、車センサー、スパーク信号センサー、
    モーターと接続された制御装置とを設け、 該制御装置は、スパーク信号センサーが電磁波を検知す
    るとガソリン車と判断し、ガソリン給油系統を給油可能
    とし、軽油給油系統のノズルを外すと報知器を作動さ
    せ、また、スパーク信号センサーが電磁波を検知しない
    とディーゼル車と判断し、軽油の給油系統を給油可能と
    し、ガソリン給油系統のノズルを外すと報知器を作動さ
    せて油種間違いを報知させることを特徴とする給油装
    置。
JP24186284A 1984-11-15 1984-11-15 給油装置 Expired - Lifetime JPH0610037B2 (ja)

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JPH0784236B2 (ja) * 1990-07-27 1995-09-13 株式会社富永製作所 給油装置

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
実開昭61−91596(JP,U))

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