JPH01279099A - 給油装置 - Google Patents

給油装置

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JPH01279099A
JPH01279099A JP9740888A JP9740888A JPH01279099A JP H01279099 A JPH01279099 A JP H01279099A JP 9740888 A JP9740888 A JP 9740888A JP 9740888 A JP9740888 A JP 9740888A JP H01279099 A JPH01279099 A JP H01279099A
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鯉沼 努
Yoshio Senoo
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、給油所に設置される給油装置に係り、特に車
両の燃料タンクへ誤った油種の油類の給油を防止する場
合に用いて好適な給油装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、給油マンがガソリンエンジン搭載車両に軽油を給
浦したり、ディーゼルエンジン搭載車両にガソリンを給
油する等のトラブルを防止するため、例えば吐出パイプ
に油種判別センサを取付けた給油ノズルを備えた給油装
置が開発されている。
この種の給油装置は、車両燃料タンク内の油類から発生
する油蒸気1度が油種(ガソリン、軽油等)によって異
なる点に着目し、給油ノズルをノズル収納部から取外す
と油種判別センサが作動し、燃料タンクの給油口への吐
出パイプの挿入に伴い油種を判別するようになっている
。即ち、油種判別センナは、その抵抗体の抵抗値が油蒸
気濃度の濃淡に応じて変化するようになっている。また
、−般に給油ノズルの吐出パイプには、該吐出パイプの
燃料タンクへの挿入の有無を検出するための挿入検出セ
ンサが設けられている。
[発明が解決しようとする課題] ところで、上記油種判別センサの一般的な特性は第9図
に示す如く、ガソリンの蒸気に対しては短時間(図示例
では数5ec)で抵抗体の抵抗値が大きく変化するが、
軽油の蒸気に対しては抵抗体の抵抗値が変化するのにか
なりの時間(図示例では数10sec)を要すると共に
、抵抗値の変化度合も非常に小さくなっている。このた
め、次のような不具合があった。
■即ち、油種判別センサを例えば軽油用給油装置に適用
した場合、同装置の給油ノズルをノズル収納部から取外
し燃料タンクの給油口仲挿入してから所定時間経過すれ
ば燃料タンク内の油種がガソリンか軽油かを判別はでき
るが、油類をガソリンと判別する際においても、油種判
別センサが油蒸気中に挿入されてから1〜3 secの
時間を要する。
そのため、給油ノズルをノズル収納部から取外してから
油種判別を行うような軽油用給油装置の構成では、前記
取外しから1〜3 secの時間経過で一旦、油種が軽
油と判別され、給油ポンプモータを駆動する給油許可が
出てしまうという不具合が生ずる。
■また、前記挿入検出センサと油種判別センサの両者か
ら検出信号か出力されたことを条件に給油ポンプモータ
を制御する構成とした場合でも、給油マンが誤って給油
ノズルをガソリンエンジン搭載車両の給油口へ挿入した
とき、油種判別センサが燃料タンク内の浦をガソリンを
判別するには上記l〜3 secの時間遅れがあるため
、給油口に挿入した給油ノズルを即座に開弁操作してし
まえば、この1〜3 secの間(即ち、ガソリンと判
別するに要する間)、給油ポンプモータは駆動された状
態にあるので、燃料タンク内へ少量ではあるが軽油が吐
出されガソリンに混入する不具合が生ずる。
本発明は前記課題を解決するもので、車両の燃料タンク
へ誤った油種の油類の給油を防止し安全性の向上を図っ
た給油装置の提供を目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本発明は、油類貯蔵容器へ挿
入され油類を吐出する吐出パイプを有する給油ノズルと
該給油ノズルへ油類を供給する給油ポンプと該給油ポン
プを駆動するポンプモータとを具備してなる給油装置に
おいて、油類貯蔵容器への前記吐出パイプの挿入の有無
を検出する挿入検出手段と、油類貯蔵容器の油類の蒸気
濃度を検出する油類蒸気検出手段と、前記挿入検出手段
による油類貯蔵容器への前記吐出パイプの挿入検出によ
り前記油類蒸気検出手段の検出結果に基づく油類貯蔵容
器の検出油種と前記給油ポンプが供給する油種とが一致
するか否かを判定開始し、該検出油種が供給油種と一致
したときに前記ポンプモータを駆動する一方、該検出油
種が供給油種と一致しないときには前記ポンプモータの
駆動を禁止する制御手段とを具備することを特徴とする
[作用 ] 本発明によれば、油類貯蔵容器内への吐出パイプの挿入
を検出したことを条件として油類貯蔵容器内の油種を判
定し、該判定結果に基づきポンプモータを駆動し又は駆
動を禁止するため、従来のように油類貯蔵容器へ誤った
油種の油類を給油する等の不具合を防止することができ
、安全性を向上させることができる。
[実施例] 以下、図面を参照し本発明の各実施例について説明する
(1)第1実施例 第1図において符号lは固定式給油装置であり、該給油
装置1には給油ホース2及び継手3を介して給油ノズル
4が配設されている。該給油ノズル4のノズル収納部5
への取外し/掛戻しに伴い、ノズルスイッチ6が0N1
0FFとなるようになっている。7はポンプモータ8に
より駆動される給油ポンプであり、地下タンク9から汲
上げた油類を流1ii−10,配管I1.給油ホース2
を介し給油ノズル4へ供給するようになっている。12
は給油車両、+2Aは燃料タンク、1211は給油口で
ある。また、給油装置lの外部には車両12への給油量
を表示する表示器(図示略)が設けられており、前記ノ
ズルスイッチ6がONとなったときに、前記表示器の表
示がリセットされるようになっている。
前記給油ノズル4は第2図に示す如く、油通路が設けら
れたノズル本体13と吐出パイプ14とから構成され、
該ノズル本体13内部に配設された油通路の上流側が前
記継手3を介して給油ホース2へ接続されると共に、油
通路の下流側が吐出パイプI4に接続されている。前記
油通路の途中には主弁・副弁から成る弁機構、自動閉弁
機構等が設けられている。更にノズル本体13には操作
レバー15が設けられており、該操作レバー15を図中
上方へ引上げたときに上記弁機構が作動するようになっ
ている。
前記吐出パイプ14外周の先端部には、例えば給油口1
2Bに吐出パイプ14が挿入されたか否かを、該吐出パ
イプ14周辺の暗明で検出する光検知式の挿入検出セン
サI6が配設されており、該吐出パイプ14が車両12
の燃料タンク12Aの給油口12Bへ挿入されたか否か
を検出するようになっている。更に、吐出パイプ14の
外周の前記挿入検出センサ16配設箇所と反対側には油
類蒸気検出センサI7が配設されており、前記車両12
の燃料タンク12A内部の油類蒸気を検出するようにな
っている。
前記油類蒸気検出センサ17は第3図に示すように、合
成樹脂(テフロン)と導電体(炭素及びその他の無機物
)とを混錬した抵抗体18Aと、合成樹脂(テフロン)
から成り前記抵抗体+8Aを被覆する撥水性樹脂18B
とから構成されている。
前記抵抗体18Aの両端部には、微弱な電流が通電され
る導線ff1.(2が接続され、該導線Ql、(22は
給浦表置皇の制御部19へ配線(第1図中破線)されて
おり、抵抗体+8Aからの検出信号を前記制御部19へ
供給するようになっている。また、前記撥水性樹脂18
Bは、水蒸気等には親和せず水滴に対して不透性で油類
蒸気を透過させるものであり、油種判別のための油類蒸
気の検出精度に悪影響を及ぼす水蒸気の透過を防止する
ものである。
従って、撥水性樹脂18Bを透過した油類蒸気が抵抗体
18Aのテフロンと可逆的に親和することにより、抵抗
体18Aの抵抗値が変化するようになっている。該抵抗
値の変化の度合は油類の蒸気1度の濃淡に依存し、油類
蒸気検出センサ17の近傍に油類蒸気が有るときは、低
抗体18Aが油類蒸気を吸収吸着して膨潤し、これによ
り混錬された導電体微粒子間の接触抵抗が増加するため
、全体としての抵抗値が増加するようになっている。
一方、油類蒸気検出センサ17の近傍に油類蒸気が無く
なると、抵抗体18Aより油類蒸気が迅速に撥水性樹脂
18Bを透過して離脱し、元の抵抗値に復帰するように
なっている。
即ち、油類蒸気検出センサ!7は油類の蒸気濃度を抵抗
値の変化として、換言すれば出力電圧の変化として検出
するようになっている。
次に、給油装置lの制御部19に設けられたポンプモー
タ駆動制御系を第4図により説明すると、前記油類蒸気
検出センサ監7の検出信号が、油種判定回路20へ供給
される一方、前記挿入検出センサ16の検出信号が油種
判定回路20とアンドゲート21の第2入力端とへ各々
供給される。油種判定回路20は上記雨検出信号に基づ
き、給油装置lが供給する油種と、車両12の燃料タン
ク+2A内の油種とが一致したと判定したときに、油種
適合信号をアンドゲート21の第1入力端へ供給する。
アンドゲート21は、前記油種適合信号と挿入検出セン
サ16の検出信号とが供給されたとき、ポンプモータ駆
動回路22へ駆動信号を供給する。これによりポンプモ
ータ駆動回路22はポンプモータ8を駆動するため、給
油ポンプ7が地下タンク9から油類を汲上げ、流量計l
O0配管ll、給油ホース2を介して給油ノズル4へ油
類を供給するようになっている。
前記油種判定回路20の詳細を第5図により説明すると
、前記挿入検出センサI6からの検出信号が、遅延回路
23により所定時間遅延されたゲート信号としてゲート
回路24の第1入力端へ供給される一方、油類蒸気検出
センサ17の検出信号がゲート回路24の第2入力端へ
供給される。
この場合、前記遅延回路23は、吐出バイブ14を給油
口12Bへ挿入したときに、油類蒸気検出センサ17が
燃料タンク12A内の油類蒸気を検出するまで若干の時
間を要するために、挿入検出センサ16の検出信号に遅
延をかけるものである。
ゲート回路24は第1及び第2入力端への信号の供給に
基づき、出力信号として油類蒸気検出センサ17の検出
信号を比較回路25へ供給する。該比較回路25は、給
油装置1が供給する油種と車両12の燃料タンク12A
内の油種とが一致したと判定したときに、油種適合信号
を出力すると共に、給油装置1が供給する油種と車両1
2の燃料タンク12A内の油種とが一致しないとき、及
びゲート回路24から油類蒸気検出センサ17より出力
される検出信号が供給されないときには、油種適合信号
を出力しない。
次に、上記措成による第1実施例の動作を第6図のフロ
ーチャートを中心に説明する。
給油マンが車両12に給油作業を開始すべく、給油装置
1のノズル収納部5から給油ノズル4を取外すと、ノズ
ルスイッチ6がONとなる(ステップ5PI)。
これにより、給油装置1の前記表示器の表示がリセット
され、′車両12への給油開始に備える(ステップ5P
2)。
次いで、油種判定回路20は、挿入検出センサ16が作
動したか否かを判定する。即ち、該車両12の燃料タン
ク12Aの給油口12Bに対する給油ノズル4の吐出バ
イブ14の挿入に伴い、該吐出バイブ14先端部の挿入
検出センサI6から油種判定回路20へ検出信号が供給
されたか、あるいは給油口12Bに吐出バイブ14が未
だ挿入されていないかを判定する(ステップ5P3)。
前記挿入検出センサ16の作動を条件として油種判定を
開始し、ステップSP4へ移行する。
次いで、油種判定回路20は、油類蒸気検出センサ17
から検出信号として出力される検出油種が、給油ポンプ
7が供給する油種と一致するか否かを判定する。即ち、
車両12の給油口12Bへの吐出バイブ14の挿入に伴
い、前記油種判定回路20は、油類蒸気検出センサ17
による検出油種と給油ポンプ7からの供給油種とが一致
するか否かを判定開始する(ステップ5P4)。
前記油類蒸気検出センサI7による検出油種と給油ポン
プ7からの供給油種とが一致した場合にはステップSP
5へ移行する一方、検出油種と供給油種とが不一致の場
合にはステップSP6へ移行する。
油類蒸気検出センサ17が作動開始した場合は、挿入検
出センサ16からの検出信号が油種判定回路20の遅延
回路23により所定時間遅延された後、ゲート信号とし
てゲート回路24へ供給されると共に、油類蒸気検出セ
ンナ17からの検出信号がゲート回路24へ供給される
。比較回路25は、ゲート信号として遅延されて供給さ
れる挿入検出センナ16からの検出信号によってゲート
回路24から供給出力される油類蒸気検出センサ!7か
らの検出信号に基づき、車両12の燃料タンク12A内
の油種と、給油装置lが供給する油種とを比較する。両
者の油種が一致したときは、油類判定回路20から油種
適合信号がアンドゲート21の第1入力端へ供給される
。一方、アンドゲート2Iの第2入力端へは、挿入検出
センサ16の検出信号が仮給されているため、アンドゲ
ート2!からポンプモータ駆動回路22へ駆動信号が供
給される。これにより、ポンプモータ駆動回路22によ
りポンプモータ8が駆動され、給油ポンプ7が地下タン
ク9から油類を汲上げ、流量計10、配管11.給油ホ
ース2を介して給油ノズル4へ油類を供給する。この結
果、給油装置lによる車両12への給油が可能状態とな
る(ステップ5P5)。
これに対し、比較回路25にゲート回路24を介して油
類蒸気検出センサ17からの検出信号が供給されず、ま
た供給されても検出油種と供給油種とが一致せず比較回
路25から油種適合信号が出力されない場合は、油種判
定回路20からは油種適合信号がアンドゲート21の第
1入力端へ供給されないため、該アンドゲート21から
ポンプモータ駆動回路22へ駆動信号が供給されること
はない。従って、ポンプモータ8は駆動されず、給油ポ
ンプ7による地下タンク9からの油類の汲上げが禁止さ
れる。これにより、給油ノズル4から燃料タンク12A
内へ異種の油類の吐出が防止される(ステップ5P6)
しかして本第1実施例によれば、車両の燃料タンクへ誤
った油種の油類の給油を防止することができる。なお、
本実施例ではアンドゲート21を設けたが、これは必ず
しも設ける必要はなく、油種判定回路20から出力され
る油種適合信号をポンプモータ駆動回路22へ駆動信号
として直接供給するようにしてもよい。また、油種判定
回路20においてはゲート回路24を用いて挿入検出セ
ンサ16の検出信号の出力に対して遅延させて油類蒸気
検出センサ17の検出信号を比較回路25に供給するよ
うにしたが、これに限ることなく、比較回路24による
比較判断を挿入検出センサ16の検出信号出力時から油
類蒸気検出センサ17の応答を考慮し、開始させる構成
であればよい。
(11)第2実施例 第7図は本第2実施例による給油ノズルの構成を示す図
であり、上記第1実施例と異なる点は、給油ノズル4の
吐出バイブ14外壁の軸線方向略中央部に第1挿入検出
センサ31Aか配設されると共に、該吐出パイプ14外
壁の先端部近傍に第2挿入検出センサ31Bが配設され
ている点である。即ち、給油マンが吐出パイプ14を車
両12の給油口12113に浅く挿入した場合は、第2
挿入検出センサ31Bにより該吐出パイプ14の挿入か
検出され、これに対し、給油マンが吐出パイプ14を給
油口12Bに深(挿入した場合は、第1挿入検出センサ
31Aにより前記吐出パイプ14の挿入が検出されるよ
うになっている。
又、第8図は本第2実施例による油種判定回路30を示
す図であり、上記第1実施例の油種判定回路20と異な
る点は、第1挿入検出センサ31Aおよび第2挿入検出
センサ31Bの各検出信号が、見極め時間制御回路32
の第1入力端および第2入力端へ各々供給される点であ
る。前記見極め時間制御回路32は、吐出パイプ14を
給油口12Bに浅く挿入した場合は、油類蒸気検出セン
サ17と燃料タンク12A内の油面との距離が有るため
、該油類蒸気検出センサ17による油類蒸気検出の見極
め時間を長くする一方、吐出パイプ14を給油口12B
に深く挿入した場合は、油類蒸気検出センサ17と燃料
タンク12A内の油面との距離が近いため、前記見極め
時間を短くするように制御するものである。従って、第
1挿入検出センサ31Aから検出信号が供給されてから
ゲート回路24ヘゲート信号を供給するまでの遅延時間
と、第2挿入検出センサ31Bから検出信号か供給され
てからゲート回路24ヘゲート信号を供給するまでの遅
延時間とを異ならせるようになっている。
尚、本第2実施例におけるポンプモータ駆動制御系の構
成は、上記第1実施例における第4図の内、前記見極め
時間制御回路32を除外した以外は同一構成であり、図
示を省略する。また、上記第7図及び第8図中、上記第
1実施例と共通構成には同一符号を付し説明を省略する
次に、上記構成による第2実施例の動作を説明する。
給油マンが車両12に給油作業を開始すべく、給油装置
lの)′ダル収納部5から給油ノズル4を取外し、該給
油ノズル4の吐出パイプI4を車両!2の給油口12B
に浅く挿入した場合は、第2挿入検出センサ31Bのみ
により吐出パイプ14の挿入が検出され、該検出信号が
見極め時間制御回路32へ供給された後、挿入検出セン
サ31Bのみから検出信号が供給されている場合に対応
する予め定めた所定時間遅延されたゲート信号がゲート
回路24の第1入力端へ供給される。これにより、比較
回路25には油類蒸気検出センサ17からの検出信号が
ゲート回路24を介して比較回路25に供給され、比較
回路25により燃料タンク12A内の油種と給油装置1
が供給する油種とが比較され、油種か一致したときは」
二足第1実施例と同様にポンプモータ8が駆動され、給
油ポンプ7が地下タンク9から油類を汲上げることによ
り、給油ノズル4による給油が可能となる。
これに対し、給油マンが吐出パイプI4を給油口12B
に深く挿入した場合は、第2挿入検出センサ31Bに加
え第1挿入検出センサ31Aからも吐出パイプ14の挿
入が検出される。この後、見極め時間制御回路32から
は、第2挿入検出センサ31Aから検出信号が供給され
ている場合に対応する予め定めた所定時間遅延されたゲ
ート信号がゲート回路24の第1入力端に供給され、比
較回路25にて上記と同様な制御が行われる。
しかして本第2実施例によれば、上記第1実施例と同様
の効果を奏すると共に、吐出パイプ14の軸線方向の2
箇所に第1および挿入検出センサ31A、31Bを配設
しているため、吐出パイプ14の給油口12Bへの挿入
の深さ如何に拘わらず、安定かつ迅速に検出油種が供給
油種に適合するか否かを検出することができる。
[変形例] ■上記各実施例における挿入検出センサは光検知式セン
サとしたが、これに限定されず、超音波式センサ、電磁
式センサ等の種々のセンナを用いることが可能である。
■上記各実施例では、アンドゲート21の出力信号レベ
ルに応じ給油ポンプ7を駆動/停止する+1育成とした
が、ごれに限定されず、給油ポンプ7は給油ノズル4の
ノズル収納部5への取外し/掛戻しに応じ駆動/停止さ
せ乙のとし、給油ポンプ7下流側に設けた電磁弁をアン
ドゲート21の出力信号レベルに応じ開弁/閉弁する構
成としてもよい。
■上記各実施例では、固定式給油装置について説明した
が、これに限定されず、懸垂式給油装置に適用すること
ら可能である。この場合、固定式給油装置のノズルスイ
ッチのON信号により表示器をリセットする代わりに、
懸垂式給油装置の給油ノズル手許の昇降スイッチのON
信号により表示器をリセットする構成とすればよい。
■上記各実施例では、給油ノズルの吐出パイプ先端部に
油類蒸気検出センサを設ける構成としたが、これに限定
されず、油類蒸気の検出可能な箇所であれば吐出パイプ
の任意の箇所に設ける構成としてもよい。
■上記第2実施例では、給油ノズルの吐出パイプの軸線
方向略中央部及び先端部に挿入検出センサを各々設ける
構成としたが、これに限定されず、吐出パイプの軸線方
向に沿って必要箇所設ける構成としてもよい。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、油類貯蔵容器へ挿
入され油類を吐出する吐出パイプを有する給油ノズルと
該給油ノズルへ油類を供給する給油ポンプと該給油ポン
プを駆動するポンプモータとを具備してなる給油装置に
おいて、油類貯蔵容器への前記吐出パイプの挿入の有無
を検出する挿入検出手段と、油類貯蔵容器の油類の蒸気
濃度を検出する油類蒸気検出手段と、前記挿入検出手段
による油類貯蔵容器への前記吐出パイプの挿入検出によ
り前記油類蒸気検出手段の検出結果に基づく油類貯蔵容
器の検出油種と前記給油ポンプが供給する油種とが一致
するか否かを判定開始し、該検出油種が供給油種と一致
したときに前記ポンプモータを駆動する一方、該検出油
種が供給il!]種と一致しないときには前記ポンプモ
ータの駆動を禁止する制御手段とを具備する構成とした
ので、以下の効果を奏する。
■油類貯蔵容器内への吐出パイプの挿入を検出したこと
を条件として油類貯蔵容器内の油種を判定し、該判定結
果に基づきポンプモータを駆動制御するため、従来のよ
うに油類貯蔵容器へ誤った油種の油類を給油する等の不
具合を防止することができる。
■これにより、車両に対し適合油類を確実に給油するこ
とができるため、安全性を大幅に向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1及び第2実施例に共通の給油装置
の構成を示す概略図、第2図は第1実施例の給、111
ノズルの構成を示ず一部切欠側面図、第3図(イ)は第
1及び第2実施例に共通の油類蒸気検出センサの構成を
示す平面図、同図(ロ)は同図(イ)におけるA−A線
に沿う断面図、第4図は第1及び第2実施例に共通のポ
ンプモータ駆動制御系の構成を示すブロック図、第5図
は第1実施例の油種判定回路の構成を示すブロック図、
第6図は第1実施例の動作を示すフローチャート、第7
図は第2実施例の給油ノズルの構成を示す一部切欠断面
図、第8図は第2実施例の油種判定回路の構成を示すブ
ロック図、第9図は油種判別センサの一般的な特性曲線
図である。 ■・・・・・・給油装置、4・・・・・・給油ノズル、
7・・・・・・給油ポンプ、8・・・・・・ポンプモー
タ、+2A・・・・・燃料タンク(油類貯蔵容器)、1
4・・・・・・吐出パイプ、I6・・・・・挿入検出セ
ンサ(挿入検出手段)、17・・・・・・油類蒸気検出
センサ(油類蒸気検出手段)、20・・・・・・油種判
定回路(制御手段)、21・・・・・アンドゲート(制
御手段)、31A・・・・・・第1挿入検出センサ(挿
入検出手段)、3113・・・・挿入検出センサ(挿入
検出手段)、30・・・・油種判定回路(制御手段)。 出願人  ト キ コ 株式会社 第2図 第3図(イ)     第3図+D) 第4図 第6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 油類貯蔵容器へ挿入され油類を吐出する吐出パイプを有
    する給油ノズルと該給油ノズルへ油類を供給する給油ポ
    ンプと該給油ポンプを駆動するポンプモータとを具備し
    てなる給油装置において、油類貯蔵容器への前記吐出パ
    イプの挿入の有無を検出する挿入検出手段と、 油類貯蔵容器の油類の蒸気濃度を検出する油類蒸気検出
    手段と、 前記挿入検出手段による油類貯蔵容器への前記吐出パイ
    プの挿入検出により前記油類蒸気検出手段の検出結果に
    基づく油類貯蔵容器の検出油種と前記給油ポンプが供給
    する油種とが一致するか否かを判定開始し、該検出油種
    が供給油種と一致したときに前記ポンプモータを駆動す
    る一方、該検出油種が供給油種と一致しないときには前
    記ポンプモータの駆動を禁止する制御手段とを具備する
    ことを特徴とする給油装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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