JP4220405B2 - 給油装置 - Google Patents

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本発明は、車両の給油口に給油ノズルが挿入されたか否かを検出して、該検出結果に基づいて給油の可否を判断する給油装置に関する。
従来、この種の給油装置において、車両の給油口に給油ノズルが挿入されたか否かを電磁的に検出する検出手段を設けた給油装置が知られている(特許文献1参照)。
特公昭42−20277号公報(特許請求の範囲、図1)
前記特許文献1では、給油ノズルのノズルパイプ内に励磁器コイルおよび検知器コイルからなる一対のコイルを配置して、前記ノズルパイプが車両の給油管に挿入される際の前記検知器コイルの誘導電圧の変化を検出することで挿入検知を行っている。しかし、かかる構成では、車両の給油管に対するノズルパイプの挿入深さが不十分でも挿入を検知してしまい、燃料油が不用意に吐出されるおそれがある。また、車両の給油管が樹脂製の場合は、ノズルパイプが挿入されたか否かを検知することができない。しかも、前記一対のコイルがノズルパイプ内に設けられているから、燃料油の通路が狭くなって吐出量が低下する原因になると共に、コイルの一部が燃料油に浸かるおそれがある。
また、車両の給油口に対する給油ノズルの挿入を検出する検出手段としては、光や静電容量の変化を検出するものなど種々の方式のものがある(たとえば、特許文献2〜6参照)。しかし、これらの特許文献2〜6には、給油ノズルの挿入を電磁的に検出する検出手段については何ら開示されていない。
特開昭55−126096号公報(特許請求の範囲) 特開昭56−57694号公報(特許請求の範囲、図3) 特開昭59−93700号公報(特許請求の範囲、図3) 特開平9−58796号公報(要約) 特開平11−115999号公報(要約)
したがって、本発明の目的は、車両の給油口に対して給油ノズルが十分な深さまで挿入されたことを確実に検出して、燃料油が不用意に吐出されるのを防止し得る給油装置を提供することである。
前記目的を達成するために、本発明は、給油ポンプから給油ホースを介して圧送される燃料油を吐出する給油ノズルを有し、該給油ノズルへの燃料油の供給を許容するか否かを判別して給油を行うようにした給油装置において、前記給油ノズルは、操作部を操作することにより開閉される弁を収容する筒胴部と、先端部が車両の給油口に挿入されるノズル筒先部と、前記ノズル筒先部の基部に設けられ、給油の際に前記車両の給油口および給油口のまわりを覆う覆い部材とを備え、前記判別の基準として前記ノズル筒先部が前記車両の給油口に挿入されているか否かを電磁的に検出する検出コイルが、前記覆い部材に設けられている。
本発明によれば、検出コイルが、ノズル筒先部の基部に設けられた覆い部材に設けられているから、車両の給油口に対して前記ノズル筒先部が十分な深さまで挿入されるまでは前記ノズル筒先部の挿入が検出されず、給油ノズルへの燃料油の供給が許容されない。したがって、給油ノズルから燃料油が不用意に吐出されることがない。また、前記検出コイルは車両の鋼板部分を電磁的に検出するから、車両の給油管の材質に拘わらず給油ノズルの挿入を確実に検出することができる。また、前記検出コイルは強磁性金属しか検出しないので、法律で禁止されているポリタンクへの給油を未然に防止することができる。
なお、本発明において「車両の鋼板部分」とは、主として車両の給油口近傍における車両のボディ部の鋼板を意味するが、車両の給油口が鋼材で形成されている場合は、該給油口も含めた概念である。
本発明においては、前記覆い部材として、給油口からの燃料油の飛散を防止するスプラッシュガードを採用する。前記スプラッシュガードを、前記ノズル筒先部の基部のまわりの径方向に突出する略円環状に設け、前記検出コイルを、前記スプラッシュガードの円周方向に沿って前記スプラッシュガードの全周に設ける。
こうすれば、簡単な構造で給油ノズルの挿入検出を実現することができる。
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以下、本発明の一実施例を図面に従って説明する。
全体構成:
図1は、本発明の実施例1にかかる給油装置の一例を示す。本給油装置は、装置本体1および給油ノズル2を備えている。非使用時の給油ノズル2は、本体1に設けられたノズルハンガ10に掛けられている。該ノズルハンガ10に給油ノズル2が掛けられているか否かは、ノズルスイッチ11により検出されて計量制御部3に出力される。
前記本体1は給油ポンプ12を備えている。該給油ポンプ12は、前記計量制御部3により駆動を制御されて、図示しない地下タンクから燃料油Lを汲み上げて圧送する。前記給油ポンプ12により圧送される燃料油Lは、電磁弁14、流量計F/Mおよび給油ホース20を介して前記給油ノズル2に供給され吐出される。
前記給油ノズル2から吐出される燃料油Lの給油量は、前記流量計F/Mに接続された流量発信器16により検出されて前記計量制御部3に送信される。前記計量制御部3は、前記流量発信器16からの信号に基づき燃料油Lの給油量を表示器32に表示する。
後に詳述するように、前記計量制御部3は、前記給油ノズル2のノズル筒先部22が車両の給油口8に挿入されているか否かを検出する検出コイル42の検出結果に基づいて給油動作を制御する。すなわち、前記計量制御部3は、前記ノズル筒先部22が車両の給油口8に挿入されているのを検出している場合にのみ前記給油ポンプ12を駆動させて給油ノズル2への燃料油Lの供給を許容し、これ以外の場合は、前記給油ポンプ12を停止させて給油ノズル2への燃料油Lの供給を禁止する。
給油ノズル:
図2に示すように、前記給油ノズル2は、筒胴部21およびノズル筒先部22を備えている。前記筒胴部21は、給油レバー(操作部)24を操作することにより開閉される開閉弁26を収容している。前記ノズル筒先部22は前記開閉弁26の吐出口に連通しており、その先端部22aが車両の給油口8に挿入されて燃料油Lを吐出する。
なお、一般に、給油ノズル2自体はアルミニウムなどの非強磁性金属で形成されている。
前記ノズル筒先部22の基部22bには、ゴムまたは軟性の樹脂で形成されたスプラッシュガード(覆い部材の一例)4が設けられている。前記スプラッシュガード4は、前記ノズル筒先部22の基部22bのまわりの径方向に突出する略円環状に設けられており、給油の際に前記車両の給油口8および給油口8のまわりを覆って、給油口8からの燃料油Lの飛散を防止するものである。
図2に示すように、前記スプラッシュガード4における筒胴部21側の面には、検出コイル42が装着されている。該検出コイル42は、前記スプラッシュガード4の円周方向に沿って前記スプラッシュガード4の全周にわたって巻回され、かつ、前記検出コイル42の各巻線が前記スプラッシュガード4の径方向に沿って並ぶように巻回されている。
図1に示すように、前記検出コイル42は、導線42aを介して発振回路32に接続されており、該発振回路32の一部として構成されている。前記発振回路32は、前記本体1内に収容されており、整流回路34およびA/D変換回路36を介して前記計量制御部3に接続されている。前記検出コイル42は、図示しない電源から供給される電流により図2のように高周波磁界Bを発振する。周知のように、磁界B内に強磁性金属が接近すると、電磁誘導作用によって前記強磁性金属中に誘導電流(渦電流)が流れて、検出コイル42のインダクタンスが変化する。本発明は、この現象による前記検出コイル42の発振状態の変化を監視することで、前記ノズル筒先部22が車両の給油口8に挿入されたか否かの検出を行う。
すなわち、図2の検出コイル42が、車両の給油口8のまわりのボディ部9に接近するに従って、前記ボディ部9に流れる誘導電流が大きくなり、検出コイル42の発振振幅Aが小さくなる。この発振振幅Aの変化は、前記整流回路34(図1)により整流され直流化された信号電圧Eの変化として前記計量制御部3に出力される。前記計量制御部3は、前記信号電圧Eを前記A/D変換回路36を介して読み取って、前記信号電圧Eが所定値以下となった場合に、給油ノズル2(ノズル筒先部22)が車両の給油口8に挿入されたと判断する。
つぎに、検出動作および給油動作について詳しく説明する。
図1の給油ノズル2がノズルハンガ10に掛けられてノズルスイッチ11がOFFの状態においては、前記検出コイル42による検出が行われないように制御されている。すなわち、計量制御部3は、発振回路32への電力の供給を禁止して検出コイル42からの磁界Bの発振を停止させている。これにより、無駄な電力の消費を防ぐと共に、検出コイル42によりノズルハンガ10のまわりの強磁性金属が検出されないようにしている。
また、前記ノズルスイッチ11がOFFの状態において、前記計量制御部3は、前記検出コイル42の検出状態に拘わらず給油ノズル2へ燃料油Lを供給しないように給油ポンプ12を停止させている。したがって、誤作動などにより、検出コイル42がノズルハンガ10近傍の強磁性金属を検出した場合でも、給油ノズル2へ燃料油Lが供給されるおそれがない。
一方、給油ノズル2がノズルハンガ10から取り上げられて前記ノズルスイッチ11がONになると、前記検出コイル42による検出が開始される。すなわち、前記計量制御部3は、発振回路32へ電力を供給して前記検出コイル42から磁界Bを発振させる。
なお、前記検出の開始タイミングは、前記ノズルハンガ10近傍の強磁性金属を検出しないように、ノズルスイッチ11がONしてから所定時間経過後に検出を開始するように設定してもよい。
その後、ノズル筒先部22が車両の給油口8に挿入されるまでは、前記検出コイル42の発振状態は変化しないから、前記計量制御部3は、給油ポンプ12を停止したままの状態とするか、あるいは、電磁弁14を閉止したままの状態に保持して、前記給油ノズル2への燃料油Lの供給を禁止している。したがって、給油ノズル2の給油レバー24を誤って操作したとしても、燃料油Lの吐出は生じない。
図2のように、ノズル筒先部22の先端部22aが車両の給油口8に十分な深さまで挿入されると、前記検出コイル42が車両のボディ部9に近接する。その結果、前述のように、前記計量制御部3(図1)に出力される信号電圧Eが所定値以下となるため、前記計量制御部3は、ノズル筒先部22が車両の給油口8に挿入されたと判断して、前記給油ポンプ12を駆動させて、あるいは、電磁弁14を開いて、給油ノズル2への燃料油Lの供給を許容する。これにより、給油ノズル2は、給油レバー24を操作することで給油可能な状態となる。
なお、前記給油口8に対して、前記ノズル筒先部22が十分な深さまで挿入されていない場合、前記検出コイル42が前記ボディ部9から離れた位置にあるから、前記計量制御部3には、所定値よりも大きな値の信号電圧Eが出力される。したがって、給油ノズル2への燃料油Lの供給は許容されないので、給油レバー24を操作したとしても、燃料油Lは吐出されない。
また、給油中に前記ノズル筒先部22が給油口8から抜け落ちた場合も、前記計量制御部3に出力される信号電圧Eが所定値よりも大きくなるので、前記給油ポンプ12が停止されて給油ノズル2への燃料油Lの供給が禁止される。
以上説明したように、本実施例の給油装置によれば、給油ノズル2のノズル筒先部22が車両の給油口8に十分な深さまで挿入されていなければ、給油ノズル2がノズルハンガ10から取り上げられていても、不用意に燃料油Lを吐出するおそれがない。
また、検出コイル42により車両の鋼板部分(ボディ部9)を検出するようにしたから、従来の検出手段に比べ給油ノズル2の挿入検出の信頼性が著しく向上する。
ところで、前記検出コイル42は、図3(a)に示すように、前記スプラッシュガード4に埋め込んで、前記検出コイル42と前記スプラッシュガード4とを一体に形成してもよい。また、図3(b)に示すように、前記検出コイル42の各巻線を前記スプラッシュガード4の軸方向に並べて円筒状に形成し、該検出コイル42を前記スプラッシュガード4の外周面4aに沿って設けてもよい。さらに、前記検出コイル42は、スプラッシュガード4における給油口8側の面に設けてもよい。
つぎに、本発明の理解に役立つ参考例について説明する。
前記実施例1の給油装置では、図2の給油ノズル2にスプラッシュガード4が設けられていたが、かかる給油ノズル2は、セルフサービス方式の給油所で主に用いられている。一方、給油所の従業員が給油を行う方式の給油所では、前記スプラッシュガード4を備えていない給油ノズル2が主に用いられている。したがって、以下の参考例では、前記スプラッシュガード4を備えていない給油ノズル2に本発明を適用した例について説明する。
なお、以下の参考例では、前記実施例1と異なる部分について主に説明し、同一部分または相当部分に同一符号を付して、その詳しい説明を省略する。
図4に示すように、給油ノズル2は、ノズル筒先部22の基部22bのまわりに巻回されたアンカーコイル23を備えている。該アンカーコイル23は、給油時にノズル筒先部22が車両の給油口8から脱落するのを防止するためのものである。
検出コイル42は、ホルダ44を介して前記基部22bの外周に沿って、かつ、前記基部22bのまわりの概ね全周にわたって設けられている。また、前記検出コイル42の内径φ1は、前記アンカーコイル23の外径φ2よりも大きくなるように設定されている。これは、前記アンカーコイル23は鋼材で形成されているため、前記検出コイル42により前記アンカーコイル23が検出されないようにするためである。
前記構成により、実施例1と同様に検出コイル42による挿入検出を行うことができる。ただし、給油ノズル2の扱い易さを考慮すると、前記検出コイル42の直径は、さほど大きくすることはできず、そのため、車両のボディ部9を検出し難くなることも考えられる。しかし、少なくとも車両の鋼板部分のいずれかの部分の影響を受けて、検出コイル42の発振状態は変化するので、十分に挿入検出を行うことができる。
ところで、前記実施例において、計量制御部3(図1)は、信号電圧Eが所定値以下になったときに、給油ノズル2が車両の給油口8に挿入されたと判断していたが、信号電圧Eの変化率から挿入判断を行うようにしてもよい。たとえば、前記信号電圧Eが急変して所定の変化率以上となった場合は、前記計量制御部3は、給油ノズル2が給油口8に挿入されていない、あるいは、給油ノズル2が給油口8から脱落したと判断して給油ノズル2への燃料油Lの供給を禁止するように制御してもよい。
また、前記検出コイル42は、図1のように導線42aを介して有線で計量制御部3に接続する必要は必ずしもなく、前記検出コイル42の発振状態を無線により計量制御部3に出力するようにしてもよい。この場合、発振回路32および検出動作を制御するためのマイコンを給油ノズル2に内蔵すれば、給油ノズル2と本体1との間の配線の手間が不要となる。
また、発振回路32、整流回路34、A/D変換回路36を含む検出回路を給油ノズル2に設けてもよい。
以上のとおり、図面を参照しながら好適な実施例を説明したが、当業者であれば、本明細書を見て、自明な範囲で種々の変更および修正を容易に想定するであろう。
たとえば、前記実施例では、検出コイルの発振状態を信号電圧の変化から検出していたが、その他の変化量として、周波数や位相のズレ、検出コイルに流れる電流値の変化から検出コイルの発振状態を検出するようにしてもよい。
また、検出コイルは1つに限らず2つ以上設けてもよい。たとえば、検出距離の異なる長距離用と短距離用の2種類の検出コイルを設け、より精密に検出を行ってもよい。さらに、本発明の検出コイルと他の検出手段を併用してもよい。
また、燃料油の着火エネルギー以上の電力が発振回路(検出コイル)に供給されないように制御する本質安全バリヤーを設けてもよい。
また、給油ポンプは装置本体の外部に設けた地下ポンプや油中ポンプとしてもよい。
また、給油ノズルを複数台備えたタイプの給油装置に対しても本発明を適用することができる。
したがって、そのような変更および修正は、請求の範囲から定まる本発明の範囲内のものと解釈される。
本発明の実施例1にかかる給油装置を示す概略構成図である。 実施例1にかかる給油ノズルの挿入状態を示す一部断面側面図である。 変形例の要部を示す側断面図である。 本発明の理解に役立つ参考例にかかる給油装置の給油ノズルを示す一部断面側面図である。
符号の説明
10:ノズルハンガ
11:ノズルスイッチ
12:給油ポンプ
2:給油ノズル
20:給油ホース
21:筒胴部
22:ノズル筒先部
22a:基部
22b:先端部
23:アンカーコイル
24:操作部(給油レバー)
26:弁(開閉弁)
32:発振回路
4:覆い部材(スプラッシュガード)
42:検出コイル
8:車両の給油口
9:車両の鋼板部分(ボディ部)
B:磁界
E:所定の変化量(信号電圧)
L:燃料油
φ1:検出コイルの内径
φ2:アンカーコイルの外径

Claims (3)

  1. 給油ポンプから給油ホースを介して圧送される燃料油を吐出する給油ノズルを有し、該給油ノズルへの燃料油の供給を許容するか否かを判別して給油を行うようにした給油装置において、
    前記給油ノズルは、操作部を操作することにより開閉される弁を収容する筒胴部と、
    先端部が車両の給油口に挿入されるノズル筒先部と、
    前記ノズル筒先部の基部のまわりの径方向に突出する略円環状に形成され、給油の際に前記車両の給油口および給油口のまわりを覆い車両の前記給油口からの燃料油の飛散を防止するスプラッシュガードを構成する覆い部材とを備え、
    前記判別の基準として前記ノズル筒先部が前記車両の給油口に挿入されているか否かを電磁的に検出する検出コイルが、前記覆い部材に設けられ、
    前記検出コイルは、前記覆い部材の円周方向に沿って前記覆い部材の全周に巻回された状態で設けられ、
    前記検出コイルは、発振回路の一部を構成して高周波磁界を発生させ、
    前記検出コイルの磁界中に前記車両の鋼板部分が接近すると、前記磁界により前記車両の鋼板部分に誘導電流が生じることで前記検出コイルのインダクタンスが変化し、該インダクタンスの変化に応じて変化する所定の変化量を検出することで、前記ノズル筒先部が前記車両の給油口に挿入されているか否かを検出するようにした給油装置。
  2. 請求項1において、
    前記給油ノズルの非使用時に該給油ノズルを掛けるためのノズルハンガと、
    前記給油ノズルが前記ノズルハンガに掛けられているか否かを検出するノズルスイッチと、
    前記給油ノズルが前記ノズルハンガに掛けられて前記ノズルスイッチがOFFの状態においては、前記検出コイルによる検出を行わないように制御すると共に、前記給油ノズルが前記ノズルハンガから取り上げられ前記ノズルスイッチがONの状態においては、前記検出コイルによる検出を行うように制御する制御部とを更に備えた給油装置。
  3. 請求項1において、
    前記給油ノズルの非使用時に該給油ノズルを掛けるためのノズルハンガと、
    前記給油ノズルが前記ノズルハンガに掛けられているか否かを検出するノズルスイッチと、
    前記給油ノズルが前記ノズルハンガに掛けられて前記ノズルスイッチがOFFの状態においては、前記検出コイルの検出状態に拘わらず前記給油ノズルへ燃料油を供給しないように制御し、前記給油ノズルが前記ノズルハンガから取り上げられ前記ノズルスイッチがONの状態においては、前記検出コイルにより前記車両の鋼板部分を検出すると前記給油ノズルへの燃料油の供給を許容し、一方、前記検出コイルにより前記車両の鋼板部分を検出しないときには前記給油ノズルへの燃料油の供給を禁止するように制御する制御部とを更に備えた給油装置。
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