JP2008252821A - テレビジョン受信装置および方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 記録した番組を再生しようとするときもしくは再生時に、記録時におけるチャンネル遷移履歴を確認するというような、再生時にチャンネル遷移履歴を用いて活用する。
【解決手段】 制御部261は、番組を記録しているときにディスプレイに表示させ視聴した番組のチャンネル遷移履歴を、記録される番組と対応付けて記録する。制御部261は、記録媒体に記録された番組を再生した画像、または記録媒体に記録されている番組を再生するために前記記録された番組を選択するための画像を生成するよう制御する。制御部261は、再生された番組と、チャンネル遷移履歴の情報を合成し、例えば記録時に視聴済みの箇所にはタイムバー等で視聴箇所は色等を変えてディスプレイに表示させる。
【選択図】 図5
【解決手段】 制御部261は、番組を記録しているときにディスプレイに表示させ視聴した番組のチャンネル遷移履歴を、記録される番組と対応付けて記録する。制御部261は、記録媒体に記録された番組を再生した画像、または記録媒体に記録されている番組を再生するために前記記録された番組を選択するための画像を生成するよう制御する。制御部261は、再生された番組と、チャンネル遷移履歴の情報を合成し、例えば記録時に視聴済みの箇所にはタイムバー等で視聴箇所は色等を変えてディスプレイに表示させる。
【選択図】 図5
Description
この発明は、テレビジョン受信装置に関し、特に視聴履歴を記録するテレビジョン受信装置に関する。
従来、ユーザの操作に基づくチャンネル遷移の履歴データを記憶するチャンネル遷移履歴記憶手段を備えるマルチメディア情報機器が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、過去に視聴していたチャンネルデータを任意の数分視聴履歴データとして格納する視聴履歴データ格納手段を具備したデジタル放送受信機が知られている(例えば、特許文献2参照)。
一旦記録した番組を再生するときには、記録時にリアルタイムで視聴した箇所を飛ばして視聴したいという要求がある。しかし従来の記録機能を持ったテレビジョン受信装置においては、記録した番組を再生しようとするときもしくは再生時に、記録時におけるチャンネル遷移履歴を確認するというような、再生時にチャンネル遷移履歴を用いて活用することはできないという問題があった。
特開2005−130087号公報
特開2004−336312号公報
このように従来のテレビジョン受信装置においては、記録した番組を再生しようとするときもしくは再生時に、記録時におけるチャンネル遷移履歴を確認するというような、再生時にチャンネル遷移履歴を用いて活用することはできないという問題があった。
この発明は、記録した番組を再生しようとするときもしくは再生時に、記録時におけるチャンネル遷移履歴を確認するというような、再生時にチャンネル遷移履歴を用いて活用することができるテレビジョン受信装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、この発明においては、番組の視聴に用いるための第1のチューナと、番組の記録に用いるための第2のチューナと、前記第1のチューナにより受信された番組を表示する表示手段と、前記第2のチューナにより受信された番組を記録および再生する記録再生手段と、前記番組を記録しているときの前記表示手段により視聴した番組のチャンネル遷移履歴を、前記記録再生手段に記録される番組と対応付けて記録するチャンネル遷移履歴記録手段と、前記記録再生手段により記録され番組を再生した画像、または前記記録再生手段により記録された番組を再生するために前記記録された番組を選択するための画像を生成する画像生成手段と、前記画像生成手段により生成された画像および前記チャンネル遷移履歴を合成する画像合成手段と、前記画像合成手段により合成された画像を前記表示手段に表示させる表示制御手段とを備えたことを特徴とするテレビジョン受信装置を提供する。
なお、装置に係る本発明は方法に係る発明としても成立し、方法に係る本発明は装置に係る発明としても成立する。
また、装置または方法に係る本発明は、コンピュータに当該発明に相当する手順を実行させるための(あるいはコンピュータを当該発明に相当する手段として機能させるための、あるいはコンピュータに当該発明に相当する機能を実現させるための)プログラムとしても成立し、該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体としても成立する。
また、装置または方法に係る本発明は、コンピュータに当該発明に相当する手順を実行させるための(あるいはコンピュータを当該発明に相当する手段として機能させるための、あるいはコンピュータに当該発明に相当する機能を実現させるための)プログラムとしても成立し、該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体としても成立する。
この発明によれば、記録した番組を再生しようとするときもしくは再生時に、記録時におけるチャンネル遷移履歴を確認するというような、再生時にチャンネル遷移履歴を用いて活用することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
図1は、この発明を適用したデジタルテレビジョン放送受信装置111の外観と、このデジタルテレビジョン放送受信装置111を中心として構成されるネットワークシステムの一例を概略的に示している。
図1は、この発明を適用したデジタルテレビジョン放送受信装置111の外観と、このデジタルテレビジョン放送受信装置111を中心として構成されるネットワークシステムの一例を概略的に示している。
すなわち、デジタルテレビジョン放送受信装置111は、主として、薄型のキャビネット112と、このキャビネット112を起立させて支持する支持台113とから構成されている。そして、キャビネット112には、例えばSED(Surface-conduction Electron-emitter Display)表示パネル,液晶表示パネル等でなる平面パネル型の映像表示器114、スピーカ115、操作部116、リモートコントローラ117から送信される操作情報を受ける受光部118等が設置されている。
また、このデジタルテレビジョン放送受信装置111には、例えばSD(Secure Digital)メモリカード、MMC(Multimedia Card)及びメモリスティック等の第1のメモリカード119が着脱可能となっており、この第1のメモリカード119に対して番組や写真等の情報の記録再生が行なわれるようになっている。
さらに、このデジタルテレビジョン放送受信装置111には、例えば契約情報等の記録された第2のメモリカード(ICカード)120が着脱可能となっており、この第2のメモリカード120に対して情報の記録再生が行なわれるようになっている。
また、このデジタルテレビジョン放送受信装置111は、第1のLAN(Local Area Network)端子121、第2のLAN端子122、USB(Universal Serial Bus)端子123及びi.LINK端子124を備えている。
このうち、第1のLAN端子121は、LAN対応HDD専用ポートとして使用されるもので、接続されたNAS(Network Attached Storage)であるLAN対応のHDD125に対して、イーサネット(登録商標)により情報の記録再生を行なうために使用される。
このように、LAN対応HDD専用ポートとしての第1のLAN端子121を設けることにより、他のネットワーク環境やネットワーク使用状況等に影響されることなく、HDD125に対してハイビジョン画質による番組の情報記録を安定して行なうことができる。
また、第2のLAN端子122は、イーサネット(登録商標)を用いた一般的なLAN対応ポートとして使用されるもので、例えばハブ126を介して、LAN対応のHDD127、コンテンツサーバ128、HDD内蔵のDVD(Digital Versatile Disk)レコーダ129等の機器を接続し、これらの機器と情報伝送を行なうために使用される。
なお、コンテンツサーバ128については、家庭内ネットワークにおいてコンテンツのサーバ機器として動作するための機能を持ち、さらにコンテンツのアクセスに必要なURI(Uniform Resource Identifier)情報を提供するサービスを備えたUPnP(ユニバーサルプラグアンドプレイ)対応機器として構成される。
なお、DVDレコーダ129については、第2のLAN端子122を介して通信されるデジタル情報が制御系のみの情報であるため、デジタルテレビジョン放送受信装置111との間でアナログの映像及び音声情報を伝送するために、専用のアナログ伝送路130を設ける必要がある。
さらに、この第2のLAN端子122は、ハブ126に接続されたブロードバンドルータ131を介して、例えばインターネット等のネットワーク132に接続し、このネットワーク132を介してコンテンツサーバ133や携帯電話134等と情報伝送を行なうために使用される。
なお、コンテンツサーバ133についてはコンテンツのサーバ機器として動作するための機能を持ち、さらにコンテンツのアクセスに必要なURI情報を提供するサービスを備えたUPnP対応機器として構成される。
また、上記USB端子123は、一般的なUSB対応ポートとして使用されるもので、例えばハブ135を介して、携帯電話136、デジタルカメラ137、メモリカードに対するカードリーダ/ライタ138、HDD139、キーボード140等のUSB機器を接続し、これらのUSB機器と情報伝送を行なうために使用される。
さらに、上記i.LINK端子124は、例えばAV−HDD141、D(Digital)−VHS(Video Home System)142等をシリアル接続し、これらの機器と情報伝送を行なうために使用される。
図2は、上記したデジタルテレビジョン放送受信装置111の主要な信号処理系を示している。
すなわち、BS/CSデジタル放送受信用のアンテナ243で受信した衛星デジタルテレビジョン放送信号は、入力端子244を介して衛星デジタル放送用のチューナ245aに供給される。
すなわち、BS/CSデジタル放送受信用のアンテナ243で受信した衛星デジタルテレビジョン放送信号は、入力端子244を介して衛星デジタル放送用のチューナ245aに供給される。
なお、図2ではチューナは1組しか記載していないが、本実施形態では、地上チューナ2組、BS/CSデジタル放送受信用チューナ2組持っているものである。
チューナ245aは、制御部261からの制御信号により所望のチャンネルの放送信号を選局し、この選局された放送信号をPSK(Phase Shift Keying)復調器245bに出力する。
チューナ245aは、制御部261からの制御信号により所望のチャンネルの放送信号を選局し、この選局された放送信号をPSK(Phase Shift Keying)復調器245bに出力する。
PSK復調器245bは、制御部261からの制御信号により、チューナ245aで選局された放送信号を復調し、所望の番組を含んだトランスポートストリームを得て、TS復号器245cに出力する。
TS復号器245cは、制御部261からの制御信号によりトランスポートストリーム(TS)多重化された信号のTS復号処理を行い、所望の番組のデジタルの映像信号及び音声信号をデパケットすることにより得たPES(Packetized Elementary Stream)を信号処理部247内のSTDバッファ247fへ出力する。
また、TS復号器245cは、デジタル放送により送られているセクション情報を信号処理部247内のセクション処理部247hへ出力する。
また、地上波放送受信用のアンテナ248で受信した地上デジタルテレビジョン放送信号は、入力端子249を介して地上デジタル放送用のチューナ250aに供給される。
また、地上波放送受信用のアンテナ248で受信した地上デジタルテレビジョン放送信号は、入力端子249を介して地上デジタル放送用のチューナ250aに供給される。
チューナ250aは、制御部261からの制御信号により所望のチャンネルの放送信号を選局し、この選局された放送信号をOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)復調器250bに出力する。
OFDM復調器250bは、制御部261からの制御信号により、チューナ250aで選局された放送信号を復調し、所望の番組を含んだトランスポートストリームを得て、TS復号器250cに出力する。
TS復号器250cは、制御部261からの制御信号によりトランスポートストリーム(TS)多重化された信号のTS復号処理を行い、所望の番組のデジタルの映像信号及び音声信号をデパケットすることにより得たPES(Packetized Elementary Stream)を信号処理部247内のSTDバッファ247fへ出力する。
また、TS復号器250cは、デジタル放送により送られているセクション情報を信号処理部247内のセクション処理部247hへ出力する。
ここで、上記信号処理部247は、テレビ視聴時には、TS復号器245cおよびTS復号器250cからそれぞれ供給されたデジタルの映像信号及び音声信号に対して、選択的に所定のデジタル信号処理を施し、グラフィック処理部254及び音声処理部255に出力している。また、信号処理部247は、コンテンツ再生時には、制御部261から入力されたコンテンツの再生信号を選択し、所定のデジタル信号処理を施し、グラフィック処理部254及び音声処理部255に出力している。
ここで、上記信号処理部247は、テレビ視聴時には、TS復号器245cおよびTS復号器250cからそれぞれ供給されたデジタルの映像信号及び音声信号に対して、選択的に所定のデジタル信号処理を施し、グラフィック処理部254及び音声処理部255に出力している。また、信号処理部247は、コンテンツ再生時には、制御部261から入力されたコンテンツの再生信号を選択し、所定のデジタル信号処理を施し、グラフィック処理部254及び音声処理部255に出力している。
制御部261には、信号処理部247から、番組を取得するための各種データや電子番組ガイド(EPG)情報,番組属性情報(番組ジャンル等),字幕情報等(サービス情報、SIやPSI)が入力されている。
制御部261は、これら入力された情報からEPG,字幕を表示するため画像生成処理を行い、この生成した画像情報をグラフィック処理部254へ出力する。
セクション処理部247hは、TS復号器245c(250c)から入力されたセクション情報の中から、番組を取得するための各種データや電子番組ガイド(EPG)情報,番組属性情報(番組ジャンル等),字幕情報等(サービス情報、SIやPSI)を制御部261へ出力する。
セクション処理部247hは、TS復号器245c(250c)から入力されたセクション情報の中から、番組を取得するための各種データや電子番組ガイド(EPG)情報,番組属性情報(番組ジャンル等),字幕情報等(サービス情報、SIやPSI)を制御部261へ出力する。
グラフィック処理部254は、(1)信号処理部247内のAVデコーダ247gから供給されるデジタルの映像信号と、(2)OSD(On Screen Display)信号生成部257で生成されるOSD信号と、(3)データ放送による画像データと、(4)制御部261により生成されたEPG,字幕信号とを合成して映像処理部258へ出力する機能を有する。
また、字幕放送による字幕を表示するとき、グラフィック処理部254は、制御部261からの制御による字幕情報に基づき、映像信号上に字幕情報を重畳する処理を行う。
グラフィック処理部254から出力されたデジタルの映像信号は、映像処理部258に供給される。この映像処理部258は、入力されたデジタルの映像信号を、前記映像表示器114で表示可能なフォーマットのアナログ映像信号に変換した後、映像表示器114に出力して映像表示させるとともに、出力端子259を介して外部に導出させる。
また、上記音声処理部255は、入力されたデジタルの音声信号を、前記スピーカ115で再生可能なフォーマットのアナログ音声信号に変換した後、スピーカ115に出力して音声再生させるとともに、出力端子260を介して外部に導出させる。
ここで、このデジタルテレビジョン放送受信装置111は、上記した各種の受信動作を含むその全ての動作を制御部261によって統括的に制御されている。この制御部261は、CPU(Central Processing Unit)等を内蔵しており、前記操作部116からの操作情報を受け、または、リモートコントローラ117から送出された操作情報を、前記受光部118を介して受信し、その操作内容が反映されるように各部をそれぞれ制御している。
この場合、制御部261は、主として、そのCPUが実行する制御プログラムを格納したROM(Read Only Memory)261aと、該CPUに作業エリアを提供するRAM(Random Access Memory)261bと、各種の設定情報及び制御情報等が格納される不揮発性メモリ261cとを利用している。
また、この制御部261は、カードI/F(Interface)265を介して、前記第1のメモリカード119が装着可能なカードホルダ266に接続されている。これによって、制御部261は、カードホルダ266に装着された第1のメモリカード119と、カードI/F265を介して情報伝送することができる。
さらに、上記制御部261は、カードI/F267を介して、前記第2のメモリカード120が装着可能なカードホルダ268に接続されている。これにより、制御部261は、カードホルダ268に装着された第2のメモリカード120と、カードI/F267を介して情報伝送することができる。
また、上記制御部261は、通信I/F269を介して第1のLAN端子121に接続されている。これにより、制御部261は、第1のLAN端子121に接続されたLAN対応のHDD125と、通信I/F269を介して情報伝送することができる。この場合、制御部261は、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバ機能を有し、第1のLAN端子121に接続されたLAN対応のHDD125にIP(Internet Protocol)アドレスを割り当てて制御している。
さらに、上記制御部261は、通信I/F270を介して第2のLAN端子122に接続されている。これにより、制御部261は、第2のLAN端子122に接続された各機器(図1参照)と、通信I/F270を介して情報伝送することができる。
また、上記制御部261は、USB I/F271を介して前記USB端子123に接続されている。これにより、制御部261は、USB端子123に接続された各機器(図1参照)と、USB I/F271を介して情報伝送することができる。
さらに、上記制御部261は、i.LINK I/F272を介してi.LINK端子124に接続されている。これにより、制御部261は、i.LINK端子124に接続された各機器(図1参照)と、i.LINK I/F272を介して情報伝送することができる。
ところで、この実施形態ではHDD125に、初期登録時のHDD125、HDD127、コンテンツサーバ128、DVDレコーダ129それぞれに割り当てられたストレージID(IPアドレス、機器名を含む)を記述した登録ファイルを記憶保持している。
また、不揮発性メモリ261cに、HDD125、HDD127、コンテンツサーバ128、DVDレコーダ129それぞれのストレージIDを記憶している。
また、制御部261は、この発明に係わる機能として、UPnPを利用した(1)サーバ機器発見機能261dと、(2)UPnPを利用したコンテンツ情報取得機能261eと、(3)コンテンツアクセス制御機能261fとを備えている。
また、制御部261は、この発明に係わる機能として、UPnPを利用した(1)サーバ機器発見機能261dと、(2)UPnPを利用したコンテンツ情報取得機能261eと、(3)コンテンツアクセス制御機能261fとを備えている。
(1)制御部261は、サーバ機器発見機能261dにより、UPnPのディスカバリ機能を用いてネットワーク上のUPnP対応機器を発見する。例えばサーバ機器発見機能261dは、UPnPのディスカバリ機能を用いてコンテンツサーバ128を発見する。
(2)制御部261は、コンテンツ情報取得機能261eにより、UPnPのコントロール機能を用いてUPnP対応機器をコントロールし、UPnP対応機器内のコンテンツをアクセスするために必要なURI情報を取得する。例えばコンテンツ情報取得機能261eは、コンテンツサーバ128をコントロールし、コンテンツサーバ128内のHDD等に蓄積されているコンテンツをアクセスするために必要なURI情報をコンテンツサーバ128から取得する。
(3)制御部261は、コンテンツアクセス制御機能261fにより、サーバ機器発見機能261dにより取得したサーバ機器のIPアドレス情報と、コンテンツ情報取得機能261eにより取得したURI情報から得たIPアドレス情報と、デジタルテレビジョン放送受信装置111のLAN端子122に割り当てられたIPアドレスとネットマスクに基づいてコンテンツへのアクセス可否判定を行う。そして制御部261は、アクセス可と判断した場合にはコンテンツアクセスを許可するが、否と判断した場合には許可できない旨を映像表示器114にOSDにより表示させる。
このようなデジタルテレビジョン放送受信装置111による番組記録時の動作について説明する。
図3は、番組記録時の動作を説明するためのフローチャートである。
ステップS301:ユーザによるリモートコントローラ117の操作により番組記録開始の指示が行われると、デジタルテレビジョン放送受信装置111は指定されたHDDに、図4(a)に示すように番組の記録を開始する。
図3は、番組記録時の動作を説明するためのフローチャートである。
ステップS301:ユーザによるリモートコントローラ117の操作により番組記録開始の指示が行われると、デジタルテレビジョン放送受信装置111は指定されたHDDに、図4(a)に示すように番組の記録を開始する。
ステップS302:ステップS301による番組の記録に対応付けて番組に対応付けて、図4(b)に示す通りチャンネル切換履歴を記録開始からの時間と共に記録する。
ステップS303:番組の記録終了後、記録した番組にチャプターの情報を付加する。
次に、このように記録した番組を再生するときの動作について説明する。
図5は、HDDに記録された番組の一覧リストの画面を示す。ユーザはリモートコントローラ117を操作し、GUIによるメニュー等からHDDに記録された番組の一覧リストを表示させる。
次に、このように記録した番組を再生するときの動作について説明する。
図5は、HDDに記録された番組の一覧リストの画面を示す。ユーザはリモートコントローラ117を操作し、GUIによるメニュー等からHDDに記録された番組の一覧リストを表示させる。
制御部261は、図5に示すように画面右側にリストを表示させる。このリストの中でリモートコントローラ117の上下キー等により、視聴しようとしている番組を選択することができるようになっており、番組が現在選択されている番組にはカーソルが置かれている。図5では、太線枠のカーソルが置かれている「フシテレビ 笑っていいよ」にカーソルが置かれていることを示している。
制御部261は、このカーソルが置かれた番組をプレビューとして図5左側に動画として再生させる。制御部261は、現在再生している位置が分かるように、再生マークをタイムバーの横に表示する。
図5左下には、制御部261により生成されたタイムバーが配置され表示される。このタイムバーは現在選択されている番組のタイムバーとチャプターの位置を示すマークである。タイムバーの内、番組録画時にリアルタイムに視聴した箇所とそうでない箇所とを識別可能に表示する。図5では、タイムバーの斜線部が記録時においてリアルタイム視聴した箇所であり、斜線のない部分がリアルタイムには視聴しなかった箇所であることを示している。
ユーザは、この図5の画面でリモートコントローラ117の図示しないチャプター指定キー(ダイレクトのチャプター番号キーや、前後のチャプターへジャンプるすチャプタージャンプキー)等により、チャプターをジャンプさせることができる。例えば、リモートコントローラ117の図示しないチャプター指定キー“2”を押下すると、この支持がデジタルテレビジョン放送受信装置111へ伝わり、チャプター番号“2”へジャンプすることができる。もし、再生されていない状態からチャプター指定キー“2”が押下されると、チャプター番号“2”から再生が開始される。再生されている状態でチャプター指定キー“2”が押下されると、再生していた位置からチャプター番号“2”へジャンプし、引き続いてチャプター番号“2”から再生が継続される。
このように番組を記録しているときの前記表示手段により作成された任意のチャプター箇所から再生を開始させることができる。
ユーザは、このチャプターを使ってタイムバーの斜線のない箇所のみ(即ち、再生時、記録時にリアルタイムで視聴しなかった部分)を再生することができる。即ち、再生時、記録時にリアルタイムで視聴した部分に入ったら1つ先のチャプターへジャンプさせて再生を続けることにより、記録時に視聴しなかった箇所のみを再生し視聴することが可能となる。
ユーザは、このチャプターを使ってタイムバーの斜線のない箇所のみ(即ち、再生時、記録時にリアルタイムで視聴しなかった部分)を再生することができる。即ち、再生時、記録時にリアルタイムで視聴した部分に入ったら1つ先のチャプターへジャンプさせて再生を続けることにより、記録時に視聴しなかった箇所のみを再生し視聴することが可能となる。
この場合ユーザはマニュアル操作でチャプタージャンプを繰り返すことになる。
このチャプタージャンプを繰り返さなければならないという問題を解決するために、記録時に視聴しなかった箇所のみを連続再生するためのキーをリモートコントローラ117に設けておき、そのキーが押下されたら、記録時に視聴しなかった箇所のみを自動で連続して全て再生するようにしてもよい。こうするとユーザがいちいちチャプターを操作する手間を省くことができる。
このチャプタージャンプを繰り返さなければならないという問題を解決するために、記録時に視聴しなかった箇所のみを連続再生するためのキーをリモートコントローラ117に設けておき、そのキーが押下されたら、記録時に視聴しなかった箇所のみを自動で連続して全て再生するようにしてもよい。こうするとユーザがいちいちチャプターを操作する手間を省くことができる。
図5ではタイムバーを用いたが、図6はタイムバーに代え、チャンネル切り替えリストの形で表示したものである。本発明はこのようにチャンネル切り替えリストの形で表示しても、本発明の効果を得ることができる。
図5および図6では、プレビュー画面としたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば図7に示すように全画面を用いた再生画面上に表示してもよい。
以上説明したとおり、本発明によれば、記録した番組を再生しようとするときもしくは再生時に、記録時におけるチャンネル遷移履歴を確認するというような、再生時にチャンネル遷移履歴を用いて活用することができるテレビジョン受信装置を提供することができる。
以上説明したとおり、本発明によれば、記録した番組を再生しようとするときもしくは再生時に、記録時におけるチャンネル遷移履歴を確認するというような、再生時にチャンネル遷移履歴を用いて活用することができるテレビジョン受信装置を提供することができる。
変形例としては、ザッピングを繰り返す等してチャンネルの切り替えが短時間で切り替えられている場合などの場合には、チャプターの挿入は行わないようにする。こうすることにより無意味なチャプターの挿入を防止することができる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。例えば、第1の実施形態と第2の実施形態とを組み合わせ、所望の番組属性として、ジャンル、チャンネルを組みとしたものとしてもよい。
111…デジタルテレビジョン放送受信装置、112…キャビネット、113…支持台、114…映像表示器、115…スピーカ、116…操作部、117…リモートコントローラ、118…受光部、119…第1のメモリカード、120…第2のメモリカード、121…第1のLAN端子、122…第2のLAN端子、123…USB端子、124…i.LINK端子、125,127,139…HDD、126,135…ハブ、128,133…コンテンツサーバ、129…DVDレコーダ、130…アナログ伝送路、131…ブロードバンドルータ、132…ネットワーク、134,136…携帯電話、137…デジタルカメラ、138…カードリーダ/ライタ、140…キーボード、141…AV−HDD、142…D−VHS。
Claims (6)
- 番組の視聴に用いるための第1のチューナと、
番組の記録に用いるための第2のチューナと、
前記第1のチューナにより受信された番組を表示する表示手段と、
前記第2のチューナにより受信された番組を記録および再生する記録再生手段と、
前記番組を記録しているときの前記表示手段により視聴した番組のチャンネル遷移履歴を、前記記録再生手段に記録される番組と対応付けて記録するチャンネル遷移履歴記録手段と、
前記記録再生手段により記録され番組を再生した画像、または前記記録再生手段により記録された番組を再生するために前記記録された番組を選択するための画像を生成する画像生成手段と、
前記画像生成手段により生成された画像および前記チャンネル遷移履歴を合成する画像合成手段と、
前記画像合成手段により合成された画像を前記表示手段に表示させる表示制御手段とを備えたことを特徴とするテレビジョン受信装置。 - 前記記録手段は、前記番組を記録しているときの前記表示手段により視聴した番組のチャンネル遷移履歴において、前記記録手段により記録した番組のチャンネルへ切り替えた箇所と、前記記録手段により記録した番組のチャンネルから切り替えた箇所にチャプターを打つことを特徴とする請求項1記載のテレビジョン受信装置。
- 前記記録手段は、前記番組を記録しているときの前記表示手段により視聴した番組のチャンネル遷移履歴において、前記記録手段により記録した番組のチャンネルへ切り替えた箇所と、前記記録手段により記録した番組のチャンネルから切り替えた箇所にチャプターを打つことを特徴とする請求項1記載のテレビジョン受信装置。
- 更に、前記番組を記録しているときの前記表示手段により視聴した番組の箇所と、視聴していない番組の箇所とを識別可能なタイムバーを生成するタイムバー生成手段を有し、
前記画像合成手段は前記タイムバーについても合成を行うことを特徴とする請求項1乃至3のいすれか1項に記載のテレビジョン受信装置。 - 前記タイムバーを生成するタイムバー生成手段は、チャプターが打たれた時間に対応する箇所に、チャプターマークを含むタイムバーを生成することを特徴とする請求項4記載のテレビジョン受信装置。
- 更に、前記番組を記録しているときの前記表示手段により視聴しなかった番組の箇所のみを連続して記録再生手段により再生させる制御手段とを備えたことを特徴とする請求項1乃至5のいすれか1項に記載のテレビジョン受信装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007094932A JP2008252821A (ja) | 2007-03-30 | 2007-03-30 | テレビジョン受信装置および方法 |
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JP2007094932A JP2008252821A (ja) | 2007-03-30 | 2007-03-30 | テレビジョン受信装置および方法 |
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2007
- 2007-03-30 JP JP2007094932A patent/JP2008252821A/ja active Pending
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