JP2008250191A - 感光性樹脂組成物 - Google Patents
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Abstract
Description
また、最近ではディスプレイ分野を中心に、これらのフォトリソグラフィー技術を使用してパターンを形成し、その後、加熱により硬化させて永久塗膜として使用する方法が、種々検討されている。この場合、永久塗膜としての透明性、耐熱性、耐薬品性、電気絶縁性等、様々な特性が要求される。
フォトレジストの高感度化、高解像度化には、露光に対する光透過性、ドライエッチング時に発生する熱でパターンの型崩れが起こらないための耐熱性、そしてなによりもアルカリ溶解性が必要とされる。しかしながら、これら樹脂は、光透過性、アルカリ溶解性、耐熱性を同時に、かつ十分に満足するものではなかった。
また、これら樹脂を用いた化学増幅型ポジ型フォトレジストは、近年ではエキシマレーザーを使用したフォトリソグラフィーのみならず、従来のg線、i線を使用したフォトリソグラフィーへの適用も検討されており、さらなる高感度化、高解像度化が求められている。
この重合体の改良として、本発明者らは、さらに、ヒドロキシフェニルメタクリレートの構成単位を有する重合体を提案した(特許文献2参照)。この重合体は、上記重合体に比べて、エステル系溶媒への溶解性が改善され、塗膜の耐熱変色性も改善されているが、アルカリ溶解性が不十分な場合があり、その改良が望まれる。
1.下記一般式(1)で表される構成単位(a1)及び/又は下記一般式(2)で表される構成単位(a2)を含有する重合体[A]と、不飽和二重結合を有するラジカル重合性化合物[B]とを含有することを特徴とする感光性樹脂組成物。
3.一般式(1)で表される構成単位(a1)及び/又は一般式(2)で表される構成単位(a2)を含有する重合体が、共重合可能な不飽和二重結合を有するラジカル重合性化合物(a3)との共重合体である上記1又は2の感光性樹脂組成物。
4.共重合可能な不飽和二重結合を有するラジカル重合性化合物(a3)が、芳香族ビニル化合物、不飽和酸およびそのエステル、不飽和酸無水物、不飽和酸アミド、マレイミド化合物およびオレフィン系化合物から選ばれる少なくとも一種の化合物である上記3の感光性樹脂組成物。
5.一般式(1)で表される構成単位(a1)及び/又は一般式(2)で表される構成単位(a2)を含有する重合体が、不飽和エポキシ化合物、不飽和オキセタニル化合物、不飽和イソシアナート化合物および不飽和アルコールから選ばれる少なくとも一種の化合物との共重合体である上記1〜4のいずれかの感光性樹脂組成物。
6.一般式(1)で表される構成単位(a1)及び/又は一般式(2)で表される構成単位(a2)のカルボキシル基の少なくとも一部が、不飽和エポキシ化合物、不飽和オキセタニル化合物、不飽和イソシアナート化合物および不飽和アルコールから選ばれる少なくとも一種の化合物と反応させることにより変性されたものである上記1〜4のいずれかの感光性樹脂組成物。
7.重合体[A]が、一般式(1)で表される構成単位(a1)及び/又は一般式(2)で表される構成単位(a2) と不飽和酸又はその無水物が共重合し、該不飽和酸に由来する構成単位の少なくとも一部と、不飽和エポキシ化合物、不飽和オキセタニル化合物、不飽和イソシアナート化合物および不飽和アルコールから選ばれる少なくとも一種の化合物とを反応させることにより変性されたものである上記1〜4のいずれかの感光性樹脂組成物。
8.共重合可能な不飽和二重結合を有するラジカル重合性化合物(a3) の少なくとも一部が、不飽和酸又はその無水物と、不飽和エポキシ化合物、不飽和オキセタニル化合物、不飽和イソシアナート化合物および不飽和アルコールから選ばれる少なくとも一種の化合物との反応生成物である上記3の感光性樹脂組成物。
9.不飽和二重結合を有するラジカル重合性化合物[B]が、単官能(メタ)アクリル酸エステル、多官能(メタ)アクリル酸エステル、および不飽和カルボン酸と多価アミン化合物とのアミド化物から選ばれる少なくとも一種の化合物である上記1〜8のいずれかの感光性樹脂組成物。
従って、本発明の感光性樹脂組成物は、集積回路素子、金属配線、メッキ造形物形成用のフォトレジスト材料および、表示素子、集積回路素子、固体撮像素子などの電子部品の保護膜や平坦化膜、層間絶縁膜の形成、マイクロレンズ又はマイクロレンズアレイの形成、液晶表示素子の光拡散反射膜、配向制御用突起及びスペーサーの形成、カラーフィルター形成用、光導波路形成用等に好適に使用できる。
共重合可能な不飽和二重結合を有する化合物(a3)としては、例えば、芳香族ビニル化合物、不飽和酸及びそのエステル、不飽和酸無水物、不飽和酸アミド、マレイミド化合物、各種オレフィン系化合物等が挙げられる。
不飽和酸としては、例えば、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸等が挙げられ、そのエステルとしてはメチルエステル、エチルエステル、ベンジルエステル等のアルキルエステル類、メトキシメチルエステル等のアルコキシアルキルエステル類、シクロヘキシルエステル、イソボルニルエステル等の脂環式エステル類、フェニルエステル、ヒドロキシフェニルエステル等の芳香族エステル類が挙げられる。
不飽和酸無水物としては、無水マレイン酸等が挙げられる。
マレイミド化合物としては、例えば、N−シクロヘキシルマレイミド、N−フェニルマレイミド、N−ヒドロキシフェニルマレイミド等が挙げられる。
オレフィン系化合物としては、例えば、アリル化合物、ブテン、ブタジエン、アクリロニトリル、メタクリロニトリル等が挙げられる。
また、共重合可能な不飽和二重結合を有する化合物(a3)として複数の種類のものを用いて、重合体[A]を4元以上の共重合体とすることが可能である。
不飽和二重結合の導入方法としては、例えば、一般式(1)及び/または(2)で示される構成単位のカルボン酸の部分に、上記の不飽和エポキシ化合物や不飽和オキセタニル化合物、不飽和イソシアナート化合物、不飽和アルコールとを反応させる方法、或いは、一般式(1)及び/または(2)で示される構成単位とアクリル酸、メタクリル酸等の不飽和酸又は無水マレイン酸等の不飽和酸無水物を共重合し、該不飽和酸に由来する構成単位の少なくとも一部と、上記の不飽和エポキシ化合物や不飽和オキセタニル化合物、不飽和イソシアナート化合物、及び不飽和アルコールとを反応させる方法等が挙げられる。また、共重合可能な分子中に不飽和二重結合を有するラジカル重合性化合物(a3) の少なくとも一部が、不飽和酸又はその無水物と、不飽和エポキシ化合物、不飽和オキセタニル化合物、不飽和イソシアナート化合物および不飽和アルコールから選ばれる少なくとも一種の化合物との反応生成物であるものを用いることによっても不飽和二重結合を導入することが可能である。
多官能(メタ)アクリル酸エステルしては、例えば、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、1,3−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、テトラメチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールジ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールポリ(メタ)アクリレート、ソルビトールトリ(メタ)アクリレート、ソルビトールテトラ(メタ)アクリレート、トリメチロールエタントリ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(アクリロイルオキシプロピル)エーテル、トリ(アクリロイロキシエチル)イソシアヌレートなどが挙げられる。
感光性樹脂組成物中における不飽和二重結合を有するラジカル重合性化合物[B]の含有量は、重合体[A]100質量部に対して、好ましくは30〜80質量部であり、より好ましくは40〜70質量部である。不飽和二重結合を有するラジカル重合性化合物[B]を30質量部以上とすることにより露光時の感度が向上し、80質量部以下とすることにより、感光性樹脂組成物の相溶性、保存安定性が悪化することがない。
光ラジカル重合開始剤[C]は1種単独で、また2種以上を併用して用いられる。
この感光性樹脂組成物を基材のエッチング用、或いはメッキ用として用いる際は、それらの処理を行った後、塩基性の強い剥離液や有機溶媒にて、レジストを除去する。
また、この感光性樹脂組成物を、パターニングされた永久塗膜用として用いる際は、次に、ホットプレート、オーブン等により加熱処理(ポストベーク処理)することにより、硬化処理を行うことができる。この硬化処理における焼成温度は、例えば120〜250℃である。加熱時間は、加熱機器の種類により異なるが、例えばホットプレート上で加熱処理を行う場合には5〜30分間、オーブン中で加熱処理を行う場合には30〜90分間とすることができる。
なお、以下の合成例及び比較合成例で得られた重合体[A]の質量平均分子量(Mw)及び分子量分布(Mw/Mn)の測定、および以下の実施例及び比較例で得られた感光性樹脂組成物の性能評価を次のように行った。
ゲル・パーミッション・クロマトグラフィー(GPC)を用いて、下記条件にて測定し、ポリスチレン換算による重合体[A]の質量平均分子量(Mw)及び分子量分布(Mw/Mn)を算出した。
カラム:ショーデックス KF−801+KF−802+KF−802+KF−803
カラム温度:40℃
展開溶媒:テトラヒドロフラン
検出器:示差屈折計(ショーデックス RI−101)
流速:1ml/min
[現像性]
感光性樹脂組成物の溶液をガラス基板上に、膜厚3μmとなるように塗布し、80℃のオーブンで30分間乾燥した。乾燥した塗膜にパターンマスクを介して超高圧水銀灯で1000mJ/cm2の紫外線を照射し、2.38%テトラメチルアンモニウムヒドロキシドの水溶液にて1分間浸漬して現像し、純水でリンスを行った。パターンが転写されたものを○、凹凸が完全ではないが、転写されたものを△、パターンが転写されなかったものを×とした。
感光性樹脂組成物の溶液をガラス基板上に、膜厚3μmとなるように塗布し、80℃のオーブンで30分間乾燥した。乾燥した塗膜にパターンマスクを介さずに全面露光を行った。紫外線により硬化した塗膜上に98質量%濃硫酸を1滴落とし、1分後に、純水でリンスを行った。その際の塗膜の状態を目視で観察し、塗膜に変化の起こらなかったものを○、塗膜表面が侵食されたものを×とした。
感光性樹脂組成物の溶液をガラス基板上に、膜厚3μmとなるように塗布し、80℃のオーブンで30分間乾燥した。乾燥した塗膜にパターンマスクを介さずに全面露光し、200℃のオーブンで30分間加熱硬化させた。得られた硬化塗膜付きの基板について分光光度計を使用して、波長400〜800nmの光線の最低透過率を、ガラス基板をブランクとして測定した。最低透過率が98%以上のものを○、最低透過率が98%未満のものを×とした。
上記方法により、感光性樹脂組成物を200℃で、30分間加熱硬化させた後、再び230℃で2時間加熱処理し、膜厚測定を行った。200℃、30分間加熱硬化後、膜厚に対して、230℃、2時間で再加熱後の膜厚変化を膜厚減少率で算出した。再加熱後の膜厚減少率が3%未満のものを○、3%以上のものを×とした。
還流冷却器、攪拌機を備えたフラスコに、p−カルボキシフェニルメタクリルアミド56.8質量部、スチレン43.2質量部、乳酸エチル150質量部、メタノール150質量部、ジメチル2,2'−アゾビス(2−メチルプロピオネート)12.0質量部を仕込み、窒素置換した後、攪拌しながら液温を70℃に上昇させ、70℃で28時間反応した。ゲルパーミッションクロマトグラフィーによりモノマーの消失を確認し、120℃減圧下でメタノール及び乳酸エチルを蒸留により取り除き、乳酸エチルにより固形分濃度を30質量%に調整し、下記式で表される共重合体[A−1]を含む重合体溶液を得た。得られた共重合体[A−1]のポリスチレン換算質量平均分子量(Mw)は10,600、分子量分布(Mw/Mn)は4.0であった。
還流冷却器、攪拌機を備えたフラスコに、p−カルボキシフェニルメタクリレート56.9質量部、スチレン43.1質量部、乳酸エチル150質量部、メタノール150質量部、ジメチル2,2'−アゾビス(2−メチルプロピオネート)12.0質量部を仕込み、合成例1と同様に反応を行い、下記式で表される共重合体[A−2]を含む重合体溶液を得た。得られた共重合体[A−2]のポリスチレン換算質量平均分子量(Mw)は10,500、分子量分布(Mw/Mn)は3.9であった。
還流冷却器、攪拌機を備えたフラスコに、p−カルボキシフェニルメタクリルアミド82.1質量部、スチレン17.9質量部、乳酸エチル150質量部、メタノール150質量部、ジメチル2,2'−アゾビス(2−メチルプロピオネート)12.0質量部を仕込み、合成例1と同様に反応を行った。引き続き、グリシジルメタクリレート12.2質量部、トリエチルアミン1.0質量部、ヒドロキノン0.02質量部を添加し、80℃で4時間反応させ、下記式で表される共重合体[A−3]を含む溶液を得た。
共重合体[A−3]のポリスチレン換算質量平均分子量(Mw)は13,000、分子量分布(Mw/Mn)は4.3であった。
還流冷却器、攪拌機を備えたフラスコに、p−カルボキシフェニルメタクリルアミド67.9重量部、メタクリル酸11.4重量部、スチレン20.7重量部、乳酸エチル150重量部、メタノール150重量部、ジメチル2,2'−アゾビス(2−メチルプロピオネート)12.0重量部を仕込み、合成例1と同様に反応を行った。引き続き、グリシジルメタクリレート14.1重量部、トリエチルアミン1.0重量部、ヒドロキノン0.02重量部を添加し、80℃で4時間反応させ、分子中に不飽和二重結合を有する共重合体[A−4]を含む重合体溶液を得た。
共重合体[A−4]のポリスチレン換算重量平均分子量(Mw)は9,800、分子量分布(Mw/Mn)は3.7であった。
還流冷却器、攪拌機を備えたフラスコに、p−カルボキシフェニルメタクリレート55.5質量部、グリシジルメタクリレート38.3質量部、スチレン6.2質量部、乳酸エチル150質量部、メタノール150質量部、ジメチル2,2'−アゾビス(2−メチルプロピオネート)12.0質量部を仕込み、合成例1と同様に反応を行い、下記式で表される共重合体[A−5]を含む重合体溶液を得た。
共重合体[A−5]のポリスチレン換算質量平均分子量(Mw)は13,000、分子量分布(Mw/Mn)は4.3であった。
還流冷却器、攪拌機を備えたフラスコに、p−ヒドロキシフェニルメタクリレート53.3質量部、スチレン46.7質量部、乳酸エチル150質量部、メタノール150質量部、ジメチル2,2'−アゾビス(2−メチルプロピオネート)12.0質量部を仕込み、合成例1と同様に反応を行い、下記式で表される共重合体[A−6]を含む重合体溶液を得た。
共重合体[A−6]のポリスチレン換算質量平均分子量(Mw)は9,200、分子量分布(Mw/Mn)は3.6であった。
還流冷却器、攪拌機を備えたフラスコに、p−ヒドロキシフェニルメタクリルアミド79.9質量部、スチレン20.1質量部、乳酸エチル150質量部、メタノール150質量部、ジメチル2,2'−アゾビス(2−メチルプロピオネート)12.0質量部を仕込み、合成例1と同様に反応を行った。引き続き、グリシジルメタクリレート13.7質量部、トリエチルアミン1.0質量部、ヒドロキノン0.02質量部を添加し、80℃で4時間反応させ、下記式で表される共重合体[A−7]を含む重合体溶液を得た。
共重合体[A−7]のポリスチレン換算質量平均分子量(Mw)は10,800、分子量分布(Mw/Mn)は3.9であった。
重合体[A]として合成例1で得られた共重合体[A−1](固形分濃度:30質量%)100質量部、不飽和二重結合を有するラジカル重合性化合物[B]としてトリメチロールプロパントリアクリレート17.0質量部、光ラジカル重合開始剤[C]としてイルガキュア907〔チバスペシャルティケミカルズ(株)製〕7.0質量部、および溶媒として乳酸エチル146質量部を混合溶解し、0.2μmのメンブランフィルターで濾過を行い、感光性樹脂組成物の溶液を調製した。感光性樹脂組成物の性能評価結果を第1表に示す。
重合体[A]として合成例2〜5及び比較合成例1〜2で得られた共重合体[A−2]〜[A−7]を用いた以外は実施例1と同様として感光性樹脂組成物の溶液を調製した。感光性樹脂組成物の性能評価結果を第1表に示す。
Claims (9)
- さらに、光ラジカル重合開始剤[C]を含有する請求項1に記載の感光性樹脂組成物。
- 一般式(1)で表される構成単位(a1)及び/又は一般式(2)で表される構成単位(a2)を含有する重合体が、共重合可能な不飽和二重結合を有するラジカル重合性化合物(a3)との共重合体である請求項1又は2に記載の感光性樹脂組成物。
- 共重合可能な不飽和二重結合を有するラジカル重合性化合物(a3)が、芳香族ビニル化合物、不飽和酸およびそのエステル、不飽和酸無水物、不飽和酸アミド、マレイミド化合物およびオレフィン系化合物から選ばれる少なくとも一種の化合物である請求項3に記載の感光性樹脂組成物。
- 一般式(1)で表される構成単位(a1)及び/又は一般式(2)で表される構成単位(a2)を含有する重合体が、不飽和エポキシ化合物、不飽和オキセタニル化合物、不飽和イソシアナート化合物および不飽和アルコールから選ばれる少なくとも一種の化合物との共重合体である請求項1〜4のいずれかに記載の感光性樹脂組成物。
- 一般式(1)で表される構成単位(a1)及び/又は一般式(2)で表される構成単位(a2)のカルボキシル基の少なくとも一部が、不飽和エポキシ化合物、不飽和オキセタニル化合物、不飽和イソシアナート化合物および不飽和アルコールから選ばれる少なくとも一種の化合物と反応させることにより変性されたものである請求項1〜4のいずれかに記載の感光性樹脂組成物。
- 重合体[A]が、一般式(1)で表される構成単位(a1)及び/又は一般式(2)で表される構成単位(a2) と不飽和酸又はその無水物が共重合し、該不飽和酸に由来する構成単位の少なくとも一部と、不飽和エポキシ化合物、不飽和オキセタニル化合物、不飽和イソシアナート化合物および不飽和アルコールから選ばれる少なくとも一種の化合物とを反応させることにより変性されたものである請求項1〜4のいずれかに記載の感光性樹脂組成物。
- 共重合可能な不飽和二重結合を有するラジカル重合性化合物(a3) の少なくとも一部が、不飽和酸又はその無水物と、不飽和エポキシ化合物、不飽和オキセタニル化合物、不飽和イソシアナート化合物および不飽和アルコールから選ばれる少なくとも一種の化合物との反応生成物である請求項3に記載の感光性樹脂組成物。
- 不飽和二重結合を有するラジカル重合性化合物[B]が、単官能(メタ)アクリル酸エステル、多官能(メタ)アクリル酸エステル、および不飽和カルボン酸と多価アミン化合物とのアミド化物から選ばれる少なくとも一種の化合物である請求項1〜8のいずれかに記載の感光性樹脂組成物。
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