JP2008249817A - ポジ型感光性平版印刷版の製造方法 - Google Patents

ポジ型感光性平版印刷版の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】感度のバラツキが小さく、製版後の網点の大きさのバラツキも小さい良好な製品を安定に製造する。
【解決手段】アルカリ可溶性基を有するアクリル樹脂と溶剤とを含有する下層液を塗布した後乾燥させて得られた下層と、ノボラック樹脂と赤外線吸収剤とを含有する画像記録層とが、支持体上に順次積層されたポジ型感光性平版印刷版の製造方法であって、塗布された前記下層液を乾燥させる下層乾燥処理工程に、90℃以上、200℃以下、かつ、5RH%以上、70RH%以下の水蒸気含有熱風を使用する水蒸気含有熱風使用工程が含まれている。
【選択図】図3

Description

本発明は感光性平版印刷版の作製方法に関するものであり、特にコンピュータ等のデジタル信号から直接製版できる、いわゆるダイレクト製版用の赤外線レーザ用ポジ型感光性平版印刷版の作製方法に関する。
近年におけるレーザの発展は目ざましく、高出力かつ小型で近赤外から赤外に発光領域を持つ固体レーザ・半導体レーザが容易に入手できる。これらのレーザはコンピュータ等のディジタルデータから直接製版する際の露光光源として非常に有用である。
前述の赤外線領域を発光領域とする赤外線レーザを露光光源として使用する平版印刷版として、赤外線レーザ用ポジ型感光性平版印刷版が知られている。赤外線レーザ用ポジ型感光性平版印刷版は、親水性支持体上にアルカリ水溶液可溶性のバインダー樹脂と光を吸収し熱を発生する赤外線吸収染料(IR染料)とを必須成分とする感光層を設けた物である。赤外線レーザ用ポジ型感光性平版印刷版では、非露光時には、赤外線吸収染料がバインダー樹脂との相互作用により、バインダー樹脂の溶解阻止剤として働く。一方、前述の感光層は、赤外線により露光されると、露光領域である赤外線露光部(非画像部)で熱が発生し、発生した熱により赤外線吸収染料とバインダー樹脂との相互作用が弱まり、バインダー樹脂はアルカリ現像液に溶解性となる。したがって、露光後の赤外線レーザ用ポジ型感光性平版印刷版をアルカリ現像液で現像すると、赤外線露光部(非画像部)をアルカリ現像液に溶解させることができ、レーザ露光に応じた画像を形成することができる。
しかし、これだけでは非露光部の現像液への耐溶解性と露光部の溶解性との間の差が小さいため、現像過剰や現像不良が起きやすかった。また、取扱い時のわずかな表面の欠陥が耐刷不良となるケースがあった。そこで、特許文献1では、親水性支持体上にスルホンアミド基等のアルカリ可溶性基を有するアクリル樹脂を含む下層と、ノボラック樹脂及び光熱変換剤を含み露光によりアルカリ水に対する溶解性が増大する上層と、を設けた重層型の感光性平版印刷版が提案されている。このタイプの平版印刷版では、赤外線露光領域で上層がアルカリ水で溶解除去されてアルカリ溶解性の高い下層が露出するので、非露光部と露光部との溶解性の差が大きくなっている。
ところで、感光性平版印刷版は、一般に、帯状のアルミニウム薄板(ウェブ)に各種の表面処理を行い、得られたウェブの粗面化面に感光層形成液を塗布し、その後、乾燥することにより製造される。上記した重層型の赤外線感光性平版印刷版は、感光層として、下層と上層を逐次塗り重ねることによって得られる。このような重層構造を形成するためには、下層に用いるアクリル樹脂が上層の塗布溶剤に溶解しないように溶解性の低い樹脂でなければならない。そのため、下層に用いる溶剤は、溶解性の低い樹脂を溶解する力の強い溶剤、例えばγ−ブチロラクトンやジメチルスルホキシド等を使うのが一般的である(特許文献2参照)。
特開平11−218914号公報 特開2004−205720公報
しかしながら、前記重層型の赤外線レーザ用ポジ型感光性平版印刷版は、アルミニウムウェブの巾方向で端部と中央部との感度が微妙に異なったり、アルミニウムウェブの板厚が変化するなどの条件変化があったときに感度のバラツキが見られたりしていた。そのような現象は製版後の網点の大きさバラツキとなって印刷上問題が生じることがある。
本発明は、上記事実に鑑みてなされたものであり、感度のバラツキが小さく、製版後の網点の大きさのバラツキも小さい良好な製品を安定に製造できる、ポジ型感光性平版印刷版の製造方法の提供を目的とする。
本発明者は、鋭意研究を重ねた結果、重層構造のポジ型感光性平版印刷版においては、下層の乾燥工程における温度バラツキが、前述の感度バラツキの一因であることを見いだし、本発明を完成した。
即ち、本発明の請求項1に係るポジ型感光性平版印刷版の製造方法は、アルカリ可溶性基を有するアクリル樹脂と溶剤とを含有する下層液を塗布した後乾燥させて得られた下層と、ノボラック樹脂と赤外線吸収剤とを含有する画像記録層とが、支持体上に順次積層されたポジ型感光性平版印刷版の製造方法であって、
塗布された前記下層液を乾燥させる下層乾燥処理工程に、90℃以上、200℃以下、かつ、8RH%以上、70RH%以下の水蒸気含有熱風を使用する水蒸気含有熱風使用工程が含まれていること、を特徴とする。
本発明では、下層乾燥処理工程で、90℃以上、200℃以下、かつ、8RH%以上、70RH%以下の水蒸気含有熱風を使用することにより、乾燥中における下層膜の温度のバラツキを抑制して、溶剤を良好に除去することができる。そのメカニズムは、下層膜へ水蒸気を吸収させて膜内の自由体積を増加させ、その結果発現する残留溶剤の膜内拡散速度の増加により、溶剤の除去を大幅に促進するというものである。この方法は、下層膜への多量な熱供給を必要とせず、通常の熱風乾燥よりも下層膜の温度を低温かつ短時間で乾燥させることができるので、温度のバラツキを抑制することができる。その結果、完成後のポジ型感光性平版印刷版の感度バラツキを小さくすることができる。
なお、ここで規定した温度範囲90℃以上、200℃以下は、一般的に下層の乾燥に用いられている温度である。
また、本発明によれば、通常の乾燥熱風で乾燥させる場合と比較して、短時間で溶剤を除去することができる。
なお、本発明により製造されるポジ型感光性平版印刷版は、支持体上に、前記下層、画像記録層以外にも、表面保護層、下塗り層などの他の層を設けることができる。
本発明の請求項2に係るポジ型感光性平版印刷版の製造方法は、前記下層乾燥工程に、塗布された前記下層液を乾燥点に達するまで前記水蒸気含有熱風使用工程よりも低湿で乾燥させる第1乾燥工程と、前記第1乾燥工程後に行われる前記水蒸気含有熱風使用工程と、が含まれていること、を特徴とする。
ここで、乾燥点とは、塗布された下層液の表面光沢に変化がみられなくなった乾燥状態をいう。前述した水蒸気含有熱風使用工程による残留溶剤の除去のメカニズムは、下層が乾燥点に達した後に発現する。したがって、このように、水蒸気含有熱風使用工程の前に、第1乾燥工程で乾燥させることにより、下層乾燥処理工程の最初から水蒸気含有熱風を用いる場合と比較して、塗布された下層液が乾燥点に達するまでの時間を短縮することができると共に、水蒸気含有熱風使用工程において溶剤の除去を有効に行うことができる。
本発明の請求項3に係るポジ型感光性平版印刷版の製造方法は、前記下層乾燥工程に、前記水蒸気含有熱風使用工程の後に前記水蒸気含有熱風使用工程よりも低い湿度の乾燥熱風を用いた第2乾燥工程が含まれていること、を特徴とする。
このように、水蒸気含有熱風使用工程の後に、第2乾燥工程で乾燥させることにより、下層中に吸収された水蒸気を除去することができる。
本発明の請求項4に係るポジ型感光性平版印刷版の製造方法は、前記アルカリ可溶性基を有するアクリル樹脂が、フェノール性水酸基、スルホンアミド基、もしくは活性イミド基を有するモノマーを重合成分として含む重合体であること、を特徴とする。
本発明によれば、下層乾燥処理工程における乾燥温度の場所によるバラツキが抑制され、完成後のポジ型感光性平版印刷版の感度バラツキを小さくすることができる。また、通常の乾燥熱風で乾燥させる場合と比較して、短時間で溶剤を除去することができる。
次に、本発明の実施形態について説明する。図1には、本発明に係るポジ型感光性平版印刷版の製造方法で製造される、ポジ型感光性平版印刷版10の断面図が示されている。
ポジ型感光性平版印刷版10は、支持体12、下層14、及び、画像記録層16を備えている。このポジ型感光性平版印刷版10は、図2に示す、製造ライン20を経て製造される。製造ライン20は、送出機21、表面処理部22、下地塗布乾燥部23、下地冷却部24、下層塗布乾燥部30、下層冷却部25、画像記録層塗布乾燥部26、画像記録層冷却部27、及び、巻取機28、を備えている。
送出機21には、支持体12となるアルミウェブWのロールがセットされており、ここからアルミウェブWが連続的に送り出される。本実施形態に用いる支持体は、純アルミニウム板もしくはアルミニウムを主成分とする合金板であり、厚みはおよそ0.1mm〜0.6mm程度である。
送出機21から送り出されたアルミウェブWは、表面処理部22へ送られ、表面処理部22で、表面処理が行われる。表面処理としては、表面の粗面化処理が行われる。表面の粗面化処理は、種々の方法により行うことができるが、例えば、ボール研磨法、ブラシ研磨法、ブラスト研磨法、バフ研磨法、また、電気化学的な粗面化法として塩酸または硝酸電解液中で交流または直流により行う方法がある。また、特開昭54−63902号公報に開示されているように機械的粗面化と電気化学的粗面化を組み合わせた方法も利用することができる。この様に粗面化されたアルミウェブWは、アルカリエッチング処理および中和処理された後、陽極酸化処理が施され、さらに、必要によりシリケートのような親水化処理が施される。
表面処理部22で表面処理の施されたアルミウェブWは、次に、下地塗布乾燥部23へ送られ、下地塗布乾燥部23では、支持体12と下層14との間に設けられる下地を塗布し乾燥させる。下地としては、フォスホン酸類、アミノ酸類、水溶異高分子などを用いることができる。下地については、本発明で製造するポジ型感光性平版印刷版の必須要件ではなく、この下地塗布乾燥部23は、省略することができる。
下地塗布乾燥部23で下地の施されたアルミウェブWは、下地冷却部24で常温に冷却された後、下層塗布乾燥部30へ送られ、下層乾燥処理が行われる。下層塗布乾燥部30は、図3に示すように、塗布部32、乾燥部33を備えている。乾燥部33は、第1乾燥部34、水蒸気含有熱風乾燥部36、及び、第2乾燥部38を含んで構成され、上流側からこの順で配置されている。
塗布部32では、アルミウェブWの表面に下層液を塗布する。支持体上に下層液を塗布する方法としては、アルミウェブW上に任意の厚みの均一な塗膜が形成できれば特に制限はなく、例えば、特公昭58−4589号、特開昭59−123568号等に記載されているコーティングロッドを用いる方法や、特開平4−244265号等に記載されているエクストルージョン型コーターを用いる方法、あるいは特公平1−57629号に記載されているスライドビードコーターを用いる方法等を用いることができる。
ここで、下層14の詳細について説明する。
下層14は必須成分としてアルカリ可溶性基を有するアクリル樹脂のような高分子化合物を含み、このような高分子化合物および他の成分を溶解性の高い溶剤に溶解させた下層液を、アルミウェブW上に塗布した後、後述する乾燥を施して得られる。
以下にまず、下層液に含有される成分について説明する。
下層液の主成分であるアルカリ可溶性基を有するアクリル樹脂は、水に不溶でアルカリ水溶液に可溶な高分子化合物である。好ましいアルカリ可溶性基は、フェノール性水酸基、スルホンアミド基、活性イミド基(−SO NHCOR、−SO NHSO R、−CONHSO R:Rは炭化水素基を表す)のような酸基で、本発明のアクリル樹脂はこれらの基を有するモノマーを重合成分として含む重合体が好ましい。
酸基がフェノール性水酸基の場合、フェノール基を側鎖に有するモノマーを構成成分として含む重合体を用いることができ、モノマーとしては、フェノール基を有するアクリルアミド、メタクリルアミド、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル、またはヒドロキシスチレン等が挙げられる。具体的には、N−(4−ヒドロキシフェニル)アクリルアミド、N−(2−ヒドロキシフェニル)メタクリルアミド、N−(4−ヒドロキシフェニル)メタクリルアミド、p−ヒドロキシフェニルメタクリレート、p−ヒドロキシスチレン等を好適に使用することができる。
酸基がスルホンアミド基の場合、モノマーとしては窒素原子上に水素原子が結合したスルホンアミド基を有するモノマーが挙げられ、具体的には、m−アミノスルホニルフェニルメタクリレート、N−(p−アミノスルホニルフェニル)メタクリルアミド、N−(p−アミノスルホニルフェニル)アクリルアミド等を好適に使用することができる。
酸基が活性イミド基の場合、モノマーとしては活性イミド基を有するモノマーが挙げられ、具体的には、N−(p−トルエンスルホニル)メタクリルアミド、N−(p−トルエンスルホニル)アクリルアミド等を好適に使用することができる。
また、前記高分子化合物は、酸基を有するモノマーを10〜50モル%含んでいることが好ましく、20〜40モル%以上含むものがより好ましい。さらに前記酸基を含むモノマー以外の共重合体成分として用いうるモノマーとしては、脂肪族水酸基を有するアクリル酸エステルもしくはメタクリル酸エステル、アルキルアクリレートもしくはメタクリレート、アクリルアミドもしくはメタクリルアミド、ビニルエーテル類、ビニルエステル類、スチレン類、ビニルケトン類、アクリロニトリル、不飽和イミド、不飽和カルボン酸等があげられる。
前記アルカリ水可溶性高分子化合物としては、重量平均分子量が5,000〜300,000、数平均分子量が800〜250,000のものが好ましく用いられ、感光層を形成する成分の固形分中、30〜99重量%、好ましくは40〜95重量%、特に好ましくは50〜90重量%の添加量で用いられ、2種類以上を組み合わせて使用してもよい。
本実施形態においては下層液に加えられる他の成分として、赤外線吸収剤、画像の着色剤、塗布性を良化するための界面活性剤などがあげられる。
用いられる赤外線吸収剤は波長760nmから1200nmに吸収極大を有する染料又は顔料で、特に好ましい例として、シアニン染料を挙げることができる。画像の着色剤としては、ビクトリアピュアブルー、クリスタルバイオレット(CI42555)、メチルバイオレット(CI42535)、エチルバイオレット等の染料を挙げることができる。塗布性を良化するための界面活性剤としては、例えばフッ素系界面活性剤を塗布液全固形分の0.01〜0.5質量%程度添加することが好ましい。
上記のように下層液に用いる高分子化合物が、画像記録層液(上層液)塗布時に溶出しないように溶解性の低いものであるため、下層液に用いる有機溶剤はこのような溶解性の低い高分子を溶かす溶剤が必要となる。用いることができる有機溶媒としては、シクロヘキサノン、乳酸メチル、乳酸エチル、N,N−ジメチルアセトアミド、N,N−ジメチルホルムアミド、テトラメチルウレア、N−メチルピロリドン、ジメチルスルホキシド、スルホラン、γ−ブチロラクトン等をあげることができる。これらの溶媒は単独あるいは混合して使用される。また、上記溶剤に混合する溶剤として、例えば、メチルエチルケトン、メタノール、エタノール、プロパノール、エチレングリコールモノメチルエーテル、1−メトキシ−2−プロパノール、2−メトキシエチルアセテート、1−メトキシ−2−プロピルアセテート、ジメトキシエタンなどをあげることができる。
本実施形態における下層液の乾燥後の塗布量は、耐刷性確保と現像時における残膜発生抑制の観点から、0.5〜1.5g/mの範囲にあることが好ましく、更に好ましくは0.7〜1.0g/mの範囲である。
塗布部32で下層液が塗布された後、アルミウェブWは、乾燥部33へ送られる。ここで、乾燥部33の構成について説明する。
乾燥部33は、防爆及び断熱構造で、アルミウェブWの搬送方向に沿った細長い筐体状の乾燥炉35を備えている。乾燥炉35には、アルミウェブWの入口35A及び出口35Bが構成されている。乾燥炉35内は、アルミウェブWの搬送路を3分するように3つのゾーン、第1乾燥部34、水蒸気含有熱風乾燥部36、及び、第2乾燥部38に区画されている。
第1乾燥部34、水蒸気含有熱風乾燥部36、及び、第2乾燥部38には、給気ダクト34A、36A、38A、及び排気ダクト34C、36C、38C、が各々設けられている。給気ダクト34A、36A、38Aは、各々、整流ボックス34B、36B、38Bと連通されている。整流ボックス34B、36B、38Bは、乾燥炉35内の上部に設置され、搬送されるアルミウェブWに向かって熱風を吹き付ける複数の吹出ノズル34N、36N、38Nを備えている。給気ダクト34Aは熱風供給部34Dと連結され、熱風供給部34Dから給気ダクト34Aへ熱風が供給される。給気ダクト36Aは水蒸気含有熱風発生システム40と連結され、水蒸気含有熱風発生システム40から給気ダクト36Aへ水蒸気含有熱風が供給される。給気ダクト38Aは熱風供給部38Dと連結され、熱風供給部38Dから給気ダクト38Aへ熱風が供給される。
次に、第1乾燥部34での第1乾燥処理工程について説明する。
第1乾燥部34では、熱風供給部34Dから送り込まれた熱風が、吹出ノズル34Nから、アルミウェブWへ向かって吹き付けられ、アルミウェブW上に塗布された下層液の乾燥が行われる。第1乾燥部34での乾燥は、下層液に含まれていた有機溶媒のうち大部分が蒸発し、下層が乾燥点(下層液が塗布されたアルミウェブWの表面光沢の変化がみられなくなった点)に達する程度に行われる。アルミウェブWは、乾燥が前述の程度に行われるように、第1乾燥部34内における乾燥時間が設定され、所定の速度で搬送されている。なお、熱風供給部34Dから送り込まれる熱風の温度は60℃〜200℃程度で、湿度は0RH%以上2RH%以下であることが好ましい。
なお、第1乾燥処理工程での乾燥方式は、必ずしも熱風による対流伝熱である必要はなく、伝導伝熱、輻射伝熱、誘導加熱などの方式によるものでもよい。
次に、水蒸気含有熱風乾燥部36での水蒸気含有熱風使用工程について説明する。
水蒸気含有熱風乾燥部36へは、水蒸気含有熱風発生システム40から水蒸気含有熱風が供給されるが、図4には、水蒸気含有熱風発生システム40の概略構成が示されている。水蒸気含有熱風発生システム40は、蒸気ボイラー41及び熱交換器45を備えている。
蒸気ボイラー41には軟水が供給され、この軟水が蒸気化される。蒸気ボイラー41で生成された蒸気は、減圧弁42で所定の圧力に減圧され、流量調整弁43で流量が調整されて、蒸気熱風混合部46へ送られる。流量調整弁43には、整流ボックス36B内の湿度がフィードバックされ、この湿度に基づいて流量調整弁43での流量調整が行われる。
熱交換器45には、ブロア44から空気が送り込まれ、熱交換器45で空気が加熱され熱風とされる。この熱風は、蒸気熱風混合部46へ送られる。
蒸気熱風混合部46では、熱風と蒸気とが混合され、混合により生成された水蒸気含有熱風が再加熱装置47へ送られる。再加熱装置47には、制御装置48が接続されている。制御装置48には、整流ボックス36B内の温度がフィードバックされており、この温度に基づいて、再加熱装置47での水蒸気含有熱風の再加熱が行われる。
再加熱された水蒸気含有熱風は、再加熱装置47から水蒸気含有熱風乾燥部36へ送られる。この水蒸気含有熱風が吹付ノズル36NからアルミウェブWの表面へ向かって吹き付けられる。下層の有機溶剤は、これによりさらに除去される。
再加熱装置47から供給される水蒸気含有熱風の温度は90℃以上200℃以下、湿度は8RH%以上70RH%以下である。ここで規定した温度範囲90℃以上、200℃以下は、一般的に下層の乾燥に用いられている温度であるが、湿度8RH%以上とすることは、本発明に特有の方法である。湿度8RH%以上とすることにより、下層へ水蒸気を吸収させて膜内の自由体積を増加させ、その結果発現する残留溶剤の膜内拡散速度の増加により、溶剤の除去を大幅に促進することができる。なお、湿度は70RH%以下とする。これは、湿度が70RH%を超えると、膜内に水蒸気が過剰に吸収されてしまい、吸収された水分を次工程で乾燥させるために長時間かかってしまう。そこで、湿度は70RH%以下とする。
なお、再加熱装置47から供給される水蒸気含有熱風の温度は、110℃以上170℃以下、湿度は10RH%以上45RH%以下程度であることが好ましい。
本実施形態で使用した有機溶剤は比較的沸点が高いため、通常、下層に残留する有機溶剤を完全に除去するためには、高温の乾燥熱風を用いる必要があるが、本実施形態のように、8RH%以上70RH%以下の水蒸気含有熱風を用いることにより、残留有機溶剤を比較的低温でかつ短時間に除去することができる。
なお、水蒸気含有熱風乾燥部36に供給された水蒸気含有熱風は、排出口36C排出され、凝縮ゾーン50へ送られる。凝縮ゾーン50内では、排出された水蒸気含有熱風は冷却装置51により冷却される。これにより、水蒸気及び有機溶剤蒸気は液化されて凝縮水及び凝縮溶剤となり、貯水タンク53へ送られる。溶剤濃度センサー54では、貯水タンク53へ送られた凝縮溶剤の濃度が検出される。貯水タンク53から凝縮水及び凝縮溶剤は、所定の処理を経て廃棄される。凝縮ゾーン50からは、ブロア52を経て熱交換器45へ熱風が還元されると共に、一部が排気される。
次に、第2乾燥部38での第2乾燥処理工程について説明する。
第2乾燥部38では、熱風供給部38Dから送り込まれた熱風が、吹出ノズル38Nから、アルミウェブWへ向かって吹き付けられ、アルミウェブW上の下層中に吸収された水蒸気を除去するための乾燥が行われる。熱風供給部38Dから送り込まれる熱風の温度は60℃〜200℃程度であり、湿度は0RH%〜2RH%程度であることが好ましい。
本実施形態では、第1乾燥部34での第1乾燥工程を実施するので、下層が乾燥点に達するまでの時間を短縮することができると共に、水蒸気含有熱風使用工程において有機溶剤の除去を効果的に行うことができる。また、第2乾燥部38での第2乾燥工程を実施することにより、下層中に吸収された水蒸気を除去することができる。
下層塗布乾燥部30で下層乾燥処理が行われた後、アルミウェブWは、下層冷却部25で常温に冷却された後、画像記録層塗布乾燥部26へ送られる。画像記録層塗布乾燥部26では、画像記録層16の塗布及び乾燥が行われる。ここで、画像記録層16(上層)について説明する。
画像記録層16は上記した下層14の上に設けられ、ノボラック樹脂と赤外線吸収剤とを含有し、赤外線レーザ露光により発生した熱によって赤外線吸収剤とノボラック樹脂との相互作用が弱まり、アルカリ現像液に対する可溶性が増大することで画像形成が行われる層である。
本発明に用いるノボラック樹脂としては、例えば、フェノールホルムアルデヒド樹脂、m−クレゾールホルムアルデヒド樹脂、p−クレゾールホルムアルデヒド樹脂、m−/p−混合クレゾールホルムアルデヒド樹脂、フェノール/クレゾール(m−,p−,又はm−/p−混合のいずれでもよい)混合ホルムアルデヒド樹脂等のノボラック樹脂が挙げられる。重量平均分子量が500〜20,000、数平均分子量が200〜10,000のノボラック樹脂が好ましい。層中のノボラック樹脂含有量は50質量%以上が好ましい。
本発明の画像記録層において用いられる赤外線吸収剤は波長760nmから1200nmに吸収極大を有する染料で、アゾ染料、アントラキノン染料、フタロシアニン染料、カルボニウム染料、キノンイミン染料、メチン染料、スクワリリウム染料、シアニン染料などが挙げられ、中でもシアニン染料好ましく、特に特開平11−218914号公報で一般式(I)として記載されているシアニン染料が好ましい。層中の赤外線吸収剤の含有量は0.1〜10質量%が好ましい。
本発明に係る画像記録層には更に、オニウム塩、o−キノンジアジド化合物、芳香族スルホン化合物、芳香族スルホン酸エステル化合物等のノボラック樹脂の溶解性を実質的に低下させる物質(溶解抑制剤)を併用することができる。溶解抑制剤の添加により、画像部の現像液への溶解阻止性が向上されるとともに、この化合物を添加することにより赤外線吸収剤としてアルカリ可溶性樹脂との間に相互作用を形成しないものを用いることも可能となる。オニウム塩としてはスルホニウム塩、ヨードニウム塩、ジアゾニウム塩、ホスホニウム塩等を挙げることができる。
本発明においては画像記録層に加えられる他の成分として、画像の着色剤、塗布性を良化するためのフッ素系界面活性剤などがあげられる。
[溶剤]
画像記録層に用いる有機溶剤は下層の高分子を溶出しにくいものが好ましい。好適な溶媒としては、メチルエチルケトン、メタノール、エタノール、プロパノール、エチレングリコールモノメチルエーテル、1−メトキシ−2−プロパノール、2−メトキシエチルアセテート、1−メトキシ−2−プロピルアセテート、ジメトキシエタン、さらにこれらの混合溶媒などをあげることができる。
画像記録層16(上層)の乾燥後の塗布量は、0.05〜1.0g/mの範囲にあることが好ましく、更に好ましくは0.07〜0.7g/mの範囲である。
画像記録層16(上層)用の塗布液は 前記した下層14の上に塗布される。塗布方法は、前記下層液の塗布で記載した方法と同様な方法が用いられる。
画像記録層用の塗布液を上記手段で塗布した後、乾燥が行われる。ここでの乾燥には、下層に用いたような水蒸気含有熱風は必要とせず、通常の乾燥熱風が用いられる。
画像記録層塗布乾燥部26で画像記録層の塗布乾燥処理が行われた後、アルミウェブWは、画像記録層冷却部27で常温に冷却される。そして、巻取機28へ送られ、ロール状に巻き取られウェブロールとされる。
このウエブロールは、加工ラインへ供給され、保護用合紙の貼り付け、製品サイズへの切断加工等がなされて製品としてのポジ型感光性平版印刷版が製造される。
次に、本発明のポジ型感光性平版印刷版の製造方法の実施例について説明する。
幅1030mm、厚さ0.3mmのアルミウェブWについて、表面処理部22で表面処理した後、下地塗布乾燥部23で下地を施し、下層塗布乾燥部30で下層乾燥処理を行った。下層液としては、前述のアルカリ可溶性基を有するアクリル樹脂と溶剤とを含有するものを塗布し、温度と湿度を変化させ、下記の条件で乾燥処理を行った。その結果を[表1]に示す。なお、評価には、アルミウェブWを、幅1030mm×長さ800mmに切断したポジ型感光性平版印刷版を得て、富士フイルムのセッターLuxcelT−9000HS、スクリーンはTAFFETA20を用いた。50%平網を出力、DT−2(1:8)を仕込んだLP−1300HIIで現像し、1030mm幅方向10箇所×800mm天地方向7箇所の計70箇所の網点面積をIC Ppateで測定、最大値−最小値を持って面内バラツキの評価を行った。
Figure 2008249817
上記の結果より、温度90℃〜200℃、湿度8RH%〜70RH%の水蒸気含有熱風を用いることにより、網点バラツキが小さくなり、感度バラツキの小さなポジ型感光性平版印刷版を得られることがわかる。
本実施形態のポジ型感光性平版印刷版の断面図である。 本実施形態の製造ラインの概略構成図である。 本実施形態の下層塗布乾燥部の概略構成を示す図である。 本実施形態の水蒸気含有熱風発生システムの概略構成を示す図である。
符号の説明
10 ポジ型感光性平版印刷版
14 下層
16 画像記録層
30 下層塗布乾燥部
32 塗布部
33 第1乾燥部
36 水蒸気含有熱風乾燥部
40 水蒸気含有熱風発生システム

Claims (4)

  1. アルカリ可溶性基を有するアクリル樹脂と溶剤とを含有する下層液を塗布した後乾燥させて得られた下層と、ノボラック樹脂と赤外線吸収剤とを含有する画像記録層とが、支持体上に順次積層されたポジ型感光性平版印刷版の製造方法であって、
    塗布された前記下層液を乾燥させる下層乾燥処理工程に、90℃以上、200℃以下、かつ、8RH%以上、70RH%以下の水蒸気含有熱風を使用する水蒸気含有熱風使用工程が含まれていること、を特徴とする、ポジ型感光性平版印刷版の製造方法。
  2. 前記下層乾燥工程には、塗布された前記下層液を乾燥点に達するまで前記水蒸気含有熱風使用工程よりも低湿で乾燥させる第1乾燥工程と、前記第1乾燥工程後に行われる前記水蒸気含有熱風使用工程と、が含まれていること、を特徴とする、請求項1に記載のポジ型感光性平版印刷版の製造方法。
  3. 前記下層乾燥工程には、前記水蒸気含有熱風使用工程の後に前記水蒸気含有熱風使用工程よりも低い湿度の乾燥熱風を用いた第2乾燥工程が含まれていること、を特徴とする、請求項1または請求項2に記載のポジ型感光性平版印刷版の製造方法。
  4. 前記アルカリ可溶性基を有するアクリル樹脂が、フェノール性水酸基、スルホンアミド基、もしくは活性イミド基を有するモノマーを重合成分として含む重合体であること、を特徴とする、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のポジ型感光性平版印刷版の製造方法。
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