JP2008247250A - アンダーステア抑制装置 - Google Patents

アンダーステア抑制装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008247250A
JP2008247250A JP2007092188A JP2007092188A JP2008247250A JP 2008247250 A JP2008247250 A JP 2008247250A JP 2007092188 A JP2007092188 A JP 2007092188A JP 2007092188 A JP2007092188 A JP 2007092188A JP 2008247250 A JP2008247250 A JP 2008247250A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
understeer
vehicle
road surface
surface reaction
torque
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007092188A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4443582B2 (ja
Inventor
Toshihide Satake
敏英 佐竹
Koji Fujioka
宏司 藤岡
Kohei Mori
考平 森
Toru Morita
徹 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2007092188A priority Critical patent/JP4443582B2/ja
Publication of JP2008247250A publication Critical patent/JP2008247250A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4443582B2 publication Critical patent/JP4443582B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)
  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Regulating Braking Force (AREA)
  • Power Steering Mechanism (AREA)

Abstract

【課題】車両のアンダーステア検出時に、過度の制動力発生を防止して、的確にアンダーステアを抑制するアンダーステア抑制装置を得る。
【解決手段】電動パワステ制御器(アンダーステア検出器)1と、トランスミッション制御器2と、原動機制御器3と、駆動輪ロック傾向検出手段4とを備えている。電動パワステ制御器1によりアンダーステアが検出された際に、トランスミッション制御器2により変速比を低速側に変更する第1の減速制御と、原動機制御器3により原動機出力を低減させる第2の減速制御との少なくとも一方を行う。トランスミッション制御器2は、第1の減速制御の実行中に、駆動輪ロック傾向検出器4の出力に基づいて変速比を制御し、原動機制御器3は、第2の減速制御の実行中に、駆動輪ロック傾向検出器4の出力に基づいて原動機出力を制御する。
【選択図】図1

Description

この発明は、滑りやすい路面でのハンドル切り過ぎなどで生じる、車両のアンダーステア(前輪タイヤの横方向のグリップが限界に達し、過度に車両横滑りを起こす現象)を検出してアンダーステアを抑制するアンダーステア抑制装置に関し、特に、トランスミッション制御手段による変速比の低速側(原動機1回転当たりの駆動輪回転数が少ない側)への変更(以下、「シフトダウン」という)と、原動機制御器による原動機出力の低減とを自動的に行い、車両を減速させることによってアンダーステアを抑制する技術に関するものである。
従来から、車両のアンダーステアを検出して、トランスミッション制御器によるシフトダウンと、原動機制御器による原動機出力の低減とを自動的に行い、車両を減速させることによってアンダーステアを抑制するアンダーステア抑制装置が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
一般に、車両のタイヤで発生可能な力は、図9に示すような摩擦円を用いて表される。図9はタイヤで発生可能な力を示す説明図であり、図9において、横軸は横力、縦軸の正方向は駆動力、縦軸の負方向は制動力を示し、摩擦円の半径は、タイヤと路面との間で発生可能な最大摩擦力(垂直荷重と路面摩擦係数とによって決定する)を示している。
図9から明らかなように、車両走行中に使用される摩擦力は、進行方向に沿う駆動制動力と、進行方向に直行する横力とのベクトル和で表される。ただし、駆動制動力および横力がともに大きい場合には、横力よりも駆動制動力が優先され、ベクトル和は、常に摩擦円内に収められる(ベクトル和の最大値が摩擦円の半径に制限される)。
一方、図10はアンダーステア時の摩擦円を示す説明図であり、旋回走行中の前輪駆動車両がアンダーステアにある場合の前輪摩擦円を示している。
旋回走行中では、前進のための駆動力と旋回のための横力とが同時に発生しているが、前述のように横力よりも駆動制動力が優先される理由から、または、ベクトル和の最大値が摩擦円の半径に制限される(すなわち、駆動制動力がゼロであっても、横力の最大値は摩擦円の半径に制限される)理由から、旋回に必要な横力が十分に発生していない状態にある。
上記従来装置では、車両のアンダーステアを検出して、シフトダウンおよび原動機出力低減を行い、車両を減速させることによってアンダーステアを抑制しているが、図10の状態から過度の制動力を発生させると、横力よりも制動力が優先されることから、図11に示すように、横力がさらに減少して、結果的にアンダーステアを助長してしまう可能性がある。なお、ここでは前輪駆動車両の例を示したが、後輪駆動車両においても、同様に過度の制動力を発生させると、後輪の横力が減少して、逆にオーバーステアを誘発する可能性がある。
特開2003−312465号公報
従来のアンダーステア抑制装置では、車両のアンダーステアを検出してシフトダウンおよび原動機出力低減を行い、車両を減速させることによってアンダーステアを抑制しているのみなので、たとえば図10の状態から過度の制動力を発生させると、横力よりも制動力が優先されることから、図11に示すように横力がさらに減少して、アンダーステアを助長してしまうという課題があった。
この発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、車両のアンダーステア検出時に、シフトダウンおよび原動機出力低減によって車両を減速させる際に、駆動輪のロック傾向に応じて変速比および原動機出力を制御することにより、過度の制動力の発生を防止して、的確にアンダーステアを抑制することのできるアンダーステア抑制装置を得ることを目的とする。
この発明によるアンダーステア抑制装置は、車両のアンダーステアを検出するアンダーステア検出手段と、車両の原動機からの原動機出力を制御する原動機制御手段と、原動機出力の車両の車輪への伝達および変速比を制御するトランスミッション制御手段と、車両の駆動輪のロック傾向を検出する駆動輪ロック傾向検出手段とを備え、アンダーステア検出手段により車両のアンダーステアが検出された際に、トランスミッション制御手段により変速比を低速側に変更する第1の減速制御と、原動機制御手段により原動機出力を低減させる第2の減速制御と、の少なくとも一方を行うアンダーステア抑制装置であって、トランスミッション制御手段は、第1の減速制御の実行中に、駆動輪ロック傾向検出手段の出力に基づいて、変速比を制御し、原動機制御手段は、第2の減速制御の実行中に、駆動輪ロック傾向検出手段の出力に基づいて、原動機出力を制御するものである。
この発明によれば、車両のアンダーステア検出時に、過度の制動力発生を防止して、的確にアンダーステアを抑制することができる。
実施の形態1.
以下、図面を参照しながら、この発明の実施の形態1について説明する。図1はこの発明の実施の形態1に係るアンダーステア抑制装置の概略構成を示すブロック図である。
図1において、アンダーステア抑制装置は、電動パワーステアリング制御器(アンダーステア検出手段)1と、トランスミッション制御器(トランスミッション制御手段)2と、原動機制御器(原動機制御手段)3と、駆動輪ロック傾向検出器4とを備えている。
各制御器1〜3および駆動輪ロック傾向検出器4は、通信バス(たとえば、CAN)に接続されており、相互にメッセージ通信を行うことが可能になっている。
電動パワーステアリング制御器(以下、「電動パワステ制御器」と略称する)1は、車両(図示せず)のアンダーステアを検出する。原動機制御器3は、車両の原動機からの原動機出力を制御し、トランスミッション制御器2は、原動機出力の車両の車輪への伝達および変速比を制御する。駆動輪ロック傾向検出器4は、車両の駆動輪のロック傾向を検出する。
次に、図2〜図4を参照しながら、この発明の実施の形態1に用いられる電動パワステ制御器(アンダーステア検出手段)1について説明する。
なお、ここでは、アンダーステア検出に関する部分を示し、操舵アシストトルク制御のみに関する部分については、一般的であるので省略する。
この発明の実施の形態1に係るアンダーステア抑制装置において、トランスミッション制御器2または原動機制御器3は、電動パワステ制御器1が車両のアンダーステア状態を検出した場合に、駆動輪ロック傾向検出器4の出力に応じて、車両の減速制御を行う。
すなわち、アンダーステア検出時においては、トランスミッション制御器2により変速比を低速側に変更する第1の減速制御と、原動機制御器3により原動機出力を低減させる第2の減速制御と、の少なくとも一方が行われる。
また、トランスミッション制御器2は、第1の減速制御の実行中に、駆動輪ロック傾向検出器4の出力に基づいて変速比を制御し、原動機制御器3は、第2の減速制御の実行中に、駆動輪ロック傾向検出器4の出力に基づいて原動機出力を制御する。
電動パワステ制御器1の具体例を示す機能ブロック図である。
図2はこの発明の実施の形態1に用いられる電動パワステ制御器1の具体例を示すブロック構成図であり、図3は電動パワステ制御器1の動作を示すフローチャートである。なお、ここでは、アンダーステア検出に関する部分のみを示し、一般的な操舵アシストトルク制御に関する部分については、図示を省略する。
図4は操舵角θhおよびアンダーステア状態(横軸)と規範路面反力トルクTalign_ref、路面反力トルクおよびヨーレート(縦軸)との関係を示す説明図である。
図2において、電動パワステ制御器1は、操舵角センサ11、車速センサ12、操舵トルクセンサ13、モータ電流センサ14およびモータ回転速度センサ15からなる各種センサと、規範路面反力トルク演算器16、推定路面反力トルク演算器(推定路面反力トルク演算手段)17およびアンダーステア判定器18からなる演算処理部と、操舵アシストトルク制御系(電動パワステ)の電動モータ(図示せず)とを備えている。
各種センサ11〜15は、電動パワステ装置を含む車両の操舵系(図示せず)に関連して設けられている。
操舵角センサ11は、車両の運転者により操作されるハンドル(図示せず)の操舵角θhを検出し、車速センサ(車速検出手段)12は、車両の車速Vを検出し、操舵トルクセンサ(操舵トルク検出手段)13は、運転者によりハンドルに印加される操舵トルクTsを検出する。
モータ電流センサ(モータ電流検出手段)14は、電動モータに流れるモータ電流Imtrを検出し、モータ回転速度センサ(モータ回転速度検出手段)15は、電動モータのモータ回転速度ωmtrを検出する。
操舵角センサ11および車速センサ12からの操舵角θhおよび車速Vは、規範路面反力トルク演算器16に入力される。
車速センサ12、操舵トルクセンサ13、モータ電流センサ14およびモータ回転速度センサ15からの車速V、操舵トルクTs、モータ電流Imtrおよびモータ回転速度ωmtrは、推定路面反力トルク演算器17に入力される。
規範路面反力トルク演算器16は、操舵角θhおよび車速Vに基づいて、規範路面反力トルクTalign_refを演算してアンダーステア判定器18に入力する。
推定路面反力トルク演算器17は、車速V、操舵トルクTs、モータ電流Imtrおよびモータ回転速度ωmtrに基づいて、推定路面反力トルクTalign_estを演算して、アンダーステア判定器18に入力する。
なお、路面反力トルクとは、ハンドルを操舵した際に、タイヤを直進方向に戻そうとするトルクである。
アンダーステア判定器18は、規範路面反力トルクTalign_refと推定路面反力トルクTalign_estとの比較に基づいて、車両のアンダーステアであるか否かを判定し、アンダーステア判定結果を出力する。
以下、図3および図4を参照しながら、電動パワステ制御器1の動作について説明する。電動パワステ制御器1は、図3の動作フローを周期的に繰り返し実行する。
図3において、まず、操舵角センサ11は操舵角θhを検出し(ステップS1)、車速センサ22は車速Vを検出し(ステップS2)、操舵トルクセンサ13は操舵トルクTsを検出し(ステップS3)、モータ電流センサ14はモータ電流Imtrを検出し(ステップS4)、モータ回転速度センサ15はモータ回転速度ωmtrを検出する(ステップS5)。
次に、規範路面反力トルク演算器16は、操舵角θhおよび車速Vに基づいて、以下の式(1)のように、規範路面反力トルクTalign_refを演算する(ステップS6)。
Figure 2008247250
ただし、式(1)において、Kalignは、路面反力トルクが飽和しない走行領域での、操舵角θhに対する路面反力トルクの比率であり、車両ごとに固有の値である。
また、比率Kalignの値は、車速Vによっても異なるので、あらかじめ各車速Vに対応したテーブル値Kalign(V)として求められている。
次に、推定路面反力トルク演算器17は、操舵トルクTs、モータ電流Imtr、モータ回転速度ωmtrおよび車速Vに基づいて、推定路面反力トルクTalign_estを演算する(ステップS7)。
推定路面反力トルクTalign_estの具体的な演算処理については、ここでは説明を省略するが、公知の手法(たとえば、特許第3353770号公報、特開2003−312521号公報、特開2005−324737号公報参照)を用いることができる。
次に、アンダーステア判定器18は、規範路面反力トルクTalign_refと推定路面反力トルクTalign_estとの路面反力トルク偏差に基づいて、以下の式(2)のように、アンダーステア度US_Indexを演算する(ステップS8)。
Figure 2008247250
式(2)から求まるアンダーステア度US_Indexは、値が大きいほど、車両のアンダーステアが強いことを示している。
ここで、図4の説明図を参照しながら、操舵角θhおよびアンダーステア状態(横軸参照)と、規範路面反力トルクTalign_ref、路面反力トルクおよびヨーレート(縦軸参照)との関係について説明する。
図4は、低摩擦係数路面での一定車速走行において、操舵角θhをゼロから増加させていった際の、規範ヨーレートと実ヨーレートとの関係(上段参照)と、規範路面反力トルクTalign_refと路面反力トルクとの関係(下段参照)とを示している。
図4において、操舵角θhを増加させていくと、規範路面反力トルクTalign_refおよび規範ヨーレート(実線参照)は、操舵角θhの増大とともに線形に増大していく。
一方、路面反力トルク(2点鎖線参照)は、操舵角θhが第1の操舵角θh1以上の領域では、規範路面反力トルクTalign_refの値から離れて飽和し、両トルク間の路面反力トルク偏差(アンダーステア度US_Index=|規範路面反力トルクTalign_ref−路面反力トルク|)が大きくなっていく。
さらに操舵角θhが増加して、第2の操舵角θh2(>θh1)以上の領域になると、実ヨーレート(1点鎖線参照)が規範ヨーレートの値から離れて飽和し、両ヨーレート間のヨーレート偏差(規範ヨーレート−実ヨーレート)が大きくなっていく。すなわち、操舵角θhが増加するほど、アンダーステア度US_Indexが高くなり、車両のアンダーステアが強くなっていく。
なお、図4のように、路面反力トルクの飽和は、実ヨーレートの飽和よりも「θh2−θh1」だけ早期に発生するが、このことは、たとえば公知文献「中島他、A Vehicle ST−ate Detection Method Based on EST−imated Aligning Torque using EPS,05AC−46,2005 SAE」などから知られている。従って、この発明の実施の形態1では、この現象を用いて、アンダーステア度を検出する。
また、路面反力トルクの飽和メカニズムに関しては、前述の特許文献1(特開2003−312465号公報、段落「0006]〜[0009」)にも記載されているので省略する(この発明の実施の形態1における路面反力トルクは、特許文献1に記載のセルフアライニングトルクと同義である)。
図3に戻り、ステップS8に続いて、アンダーステア判定器18は、アンダーステア度US_Indexが所定の閾値Th_usを越えるか否かによって、車両がアンダーステアであるか否かを判定し(ステップS9)、ステップS9の判定結果をトランスミッション制御器2および原動機制御器3に送信して(ステップS10、ステップS11)、今回の図3の処理を終了する。
すなわち、ステップS9において、US_Index≦Th_us(すなわち、NO)と判定されれば、アンダーステアでないことを示す判定結果を送信して(ステップS10)、図3の処理ルーチンを終了する。
一方、ステップS9において、US_Index>Th_us(すなわち、YES)と判定されれば、アンダーステアであることを示す判定結果を送信して(ステップS11)、図3の処理ルーチンを終了する。
次に、図5を参照しながら、この発明の実施の形態1に用いられるトランスミッション制御器2の動作について説明する。なお、トランスミッション制御器2の構成については、一般的であるので省略する。
図5はトランスミッション制御器2の動作を示すフローチャートである。トランスミッション制御器2は、図5の動作フローを周期的に繰り返し実行する。
図5において、トランスミッション制御器2は、まず、電動パワステ制御器1から送信されるアンダーステア判定結果を受信し(ステップS21)し、その判定結果がアンダーステアを示すか否かを判定する(ステップS22)。
ステップS22において、アンダーステアでない(すなわち、NO)と判定されれば、通常処理(アクセルペダル踏み込み量や車速などに応じたトランスミッション制御)を行い(ステップS23)、今回の図5の処理を終了する。
一方、ステップS22において、アンダーステアである(すなわち、YES)と判定されれば、車両に対する第1の減速制御(ステップS24〜S27)を行う。
まず、駆動輪ロック傾向検出器4(詳細は後述する)から送信される駆動輪ロック傾向値DLを受信して(ステップS24)、駆動輪ロック傾向値DLが閾値Th_lockを越えるか否かを判定する(ステップS25)。
ステップS25において、DL≦Th_lock(すなわち、NO)と判定されれば、変速比を低速側へ所定量だけシフトダウンして(ステップS26)、今回の図5の処理を終了する。
一方、ステップS25において、DL>Th_lock(すなわち、YES)と判定されれば、変速比を高速側へ所定量だけ変更(シフトアップ)して(ステップS27)、今回の図5の処理を終了する。
これにより、トランスミッション制御器2は、車両のアンダーステアが継続する間は、第1の減速制御(ステップS24〜S27)を繰り返すことになり、駆動輪ロック傾向値DLが閾値Th_lockを越えない範囲で、変速比をより低速側へ所定量ずつ変更していくので、適度な制動力を発生させることができる。
次に、図6を参照しながら、この発明の実施の形態1に用いられる原動機制御器3の動作について説明する。なお、原動機制御器3の構成については、一般的であるので省略する。
図6は原動機制御器3の動作を示すフローチャートである。原動機制御器3は、図6の動作フローを周期的に繰り返し実行する。図6において、ステップS31〜S35は、前述(図5参照)のステップS21〜S25に対応した処理である。
原動機制御器3、まず、電動パワステ制御器1から送信されるアンダーステア判定結果を受信し(ステップS31)、その判定結果がアンダーステアを示すか否かを判定する(ステップS32)。
ステップS32において、アンダーステアでない(すなわち、NO)と判定されれば、通常処理(アクセルペダル踏み込み量や原動機の状態などに応じた原動機出力制御)を行い(ステップS33)、今回の図6の処理を終了する。
一方、ステップS32において、アンダーステアである(すなわち、YES)と判定されれば、車両に対する第2の減速制御(ステップS34〜S37)を行う。
まず、駆動輪ロック傾向検出器4から送信される駆動輪ロック傾向値DLを受信し(ステップS34)、駆動輪ロック傾向値DLが閾値Th_lockを越えるか否かを判定する(ステップS35)。
ステップS35において、DL≦Th_lock(すなわち、NO)と判定されれば、原動機出力を所定量だけ低減して(ステップS36)、今回の図6の処理を終了する。
一方、ステップS35において、DL>Th_lock(すなわち、YES)と判定されれば、原動機出力を所定量増大して(ステップS37)、今回の図6の処理を終了する。
これにより、原動機制御器3は、車両のアンダーステアが継続する間は、第2の減速制御(ステップS34〜S37)を繰り返すことになり、駆動輪ロック傾向値DLが閾値Th_lockを越えない範囲で、原動機出力を所定量ずつ低減していくので、適度な制動力を発生させることができる。
次に、図7および図8を参照しながら、この発明の実施の形態1に用いられる駆動輪ロック傾向検出器4について説明する。
図7は駆動輪ロック傾向検出器4の具体例を示すブロック構成図である。図7において、駆動輪ロック傾向検出器4は、駆動輪ロック傾向値DLを演算する駆動輪ロック傾向値演算器41と、車両の各輪の車輪速を検出する車輪速センサ42〜45とを備えている。
駆動右輪速センサ42は駆動右輪速VFRを検出し、駆動左輪速センサ43は駆動左輪速VFLを検出し、非駆動右輪速センサ44は非駆動右輪速VRRを検出し、非駆動左輪速センサ45は非駆動左輪速VRLを検出し、それぞれの検出値を駆動輪ロック傾向値演算器41に入力する。
図8は駆動輪ロック傾向検出器4の動作を示すフローチャートである。駆動輪ロック傾向検出器4は、図8の動作フローを周期的に繰り返し実行する。
図8において、まず、車輪速センサ42〜45は、車輪速VFR、VFL、VRR、VRLを検出する(ステップS41)。
続いて、駆動輪ロック傾向値演算器41は、車輪速VFR、VFL、VRR、VRLを用いて、以下の式(3)のように、駆動輪ロック傾向値DLを演算する(ステップS42)。
Figure 2008247250
最後に、駆動輪ロック傾向値演算器41は、駆動輪ロック傾向値DLの演算値を、トランスミッション制御器2および原動機制御器3に送信し(ステップS43)、今回の図8の処理を終了する。
以上のように、この発明の実施の形態1によれば、電動パワステ制御器(アンダーステア検出手段)1と、トランスミッション制御器2と、原動機制御器3と、駆動輪ロック傾向検出器4とを備え、アンダーステア検出器1により車両のアンダーステアが検出された際に、トランスミッション制御器2により変速比を低速側に変更する第1の減速制御と、原動機制御器3により原動機出力を低減させる第2の減速制御と、の少なくとも一方を行うアンダーステア抑制装置であって、トランスミッション制御器2は、第1の減速制御の実行中に、駆動輪ロック傾向検出器4の出力(駆動輪ロック傾向値DL)に基づいて変速比を制御し、原動機制御器3は、第2の減速制御の実行中に、駆動輪ロック傾向検出器4の出力(駆動輪ロック傾向値DL)に基づいて原動機出力を制御するので、過度の制動力による横力の減少を防止して、的確にアンダーステアを抑制することができる。
具体的には、駆動輪ロック傾向検出器4は、少なくとも車両の車輪速VFR、VFL、VRR、VRLに基づいて、式(3)のように、駆動輪ロック傾向値DLを演算することができる。
また、アンダーステア検出器1は、車速センサ12と、操舵トルクセンサ13と、電動モータと、モータ電流センサ14と、モータ回転速度センサ15と、推定路面反力トルク演算器17とを含み、推定路面反力トルクTalign_estの演算値に基づいて、車両のアンダーステアを検出することができる。
なお、上記実施の形態1による電動パワステ制御器1は、アンダーステアを検出するために、推定路面反力トルクTalign_estおよび規範路面反力トルクTalign_refを演算し、両者の偏差の絶対値をアンダーステア度US_Indexとして、アンダーステア度US_Indexが所定の閾値Th_usを超えた場合に、アンダーステア状態であると判定したが、推定路面反力トルクTalign_estに基づくアンダーステアの判定方法は、これに限られるものではない。
たとえば、推定路面反力トルクTalign_estと規範路面反力トルクTalign_refとの比率を、アンダーステア度US_Indexとして用いてもよい。
また、前述のように演算した推定路面反力トルクTalign_estを、時間微分して「推定路面反力トルクの変化率(微分値)Talign_rate_est」を求めるとともに、路面反力トルク規範変化率演算手段を設け、以下の式(4)により「路面反力トルク規範変化率Talign_rate_ref」を演算してもよい。
Figure 2008247250
ただし、式(4)において、ωhはハンドル操舵速度であり、モータ回転速度ωmtrにギア比を乗じた値である。また、Kalign(V)は、式(1)と同様のテーブル値である。
すなわち、電動パワステ制御器(アンダーステア検出手段)1内において、路面反力トルク規範変化率演算手段は、モータ回転速度ωmtrおよび車速Vに基づいて、路面反力トルク規範変化率Talign_rate_refを演算する。
この場合、アンダーステア度US_Indexは、以下の式(5)で表される。
Figure 2008247250
これにより、前述の実施の形態1と同様に、路面反力トルクの飽和現象に基づいて、アンダーステアを検出することができる。なぜなら、路面反力トルクの飽和時においては、路面反力トルク規範変化率Talign_rate_refと、推定路面反力トルクの微分値Talign_rate_estとの間に差異が生じるからである。
なお、この方法によれば、操舵角センサ11(図2参照)が不要となるので、アンダーステア抑制装置の製作コストを低減させることができる。
また、公知技術(たとえば、特開平6−99800号公報参照)を用いて、ハンドル角および車速Vから演算される規範ヨーレートと、ヨーレートセンサで検出される実ヨーレートとを比較して、アンダーステアを検出してもよい。
また、上記実施の形態1では、駆動輪ロック傾向検出器4が車輪速VFR、VFL、VRR、VRLの検出値に基づき、式(3)により駆動輪ロック傾向値DLを演算したが、駆動輪ロック傾向値DLの検出手法としては、駆動輪のロック傾向が検出可能であれば、他の公知手法を用いてもよい。たとえば、左右の駆動輪ロック傾向値DL_FR、DL_FLは、各車輪速を用いて、以下の式(6)、式(7)により検出することができる。
Figure 2008247250
また、車輪速センサ42〜45に加えて、加速度センサなどのセンサを用いれば、さらに高精度に駆動輪ロック傾向を検出することができる。
また、上記実施の形態1では、図5および図6に示すように、車両のアンダーステア検出時に、トランスミッション制御器2による第1の減速制御(シフトダウン)と、原動機制御器3による第1の減速制御(原動機出力低減)との両方を実行したが、第1および第2の減速制御のいずれか一方のみを実行してもよい。
また、トランスミッション制御器2は、走行中に変速比を低速側に変更することによって、車両に制動力を発生させるものであれば、有段変速機またはCVT(Continuously Variable Transmission:無段変速機)のいずれでもよい。
さらに、原動機制御器2の制御対象となる原動機は、内燃機関または電動モータのいずれでもよい。たとえば、原動機が内燃機関であれば、供給空気量や燃料量を抑制するか、または点火時期を変更するなどによって減速制御することができ、また、原動機が電動モータであれば、モータへの供給電流を抑制するなどによって出力低減を行うことができる。
この発明の実施の形態1に係るアンダーステア抑制装置の概略構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1に係る電動パワステ制御器の具体例を示すブロック構成図である。 この発明の実施の形態1に係る電動パワステ制御器の動作を示すフローチャートである。 この実施の形態1による操舵角と規範路面反力トルク、路面反力トルク、ヨーレートおよびアンダーステアとの関係を示す説明図である。 この発明の実施の形態1に係るトランスミッション制御器の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1に係る原動機制御器の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1に係る駆動輪ロック傾向検出器の具体例を示すブロック構成図である。 この発明の実施の形態1に係る駆動輪ロック傾向検出器の動作を示すフローチャートである。 この発明が解決しようとする課題を説明するための一般的な摩擦円を示す説明図である。 この発明が解決しようとする課題を説明するための一般的な摩擦円を示す説明図である。 この発明が解決しようとする課題を説明するための一般的な摩擦円を示す説明図である。
符号の説明
1 電動パワステ制御器(アンダーステア検出手段)、2 トランスミッション制御器、3 原動機制御器、4 駆動輪ロック傾向検出器、11 操舵角センサ(操舵角検出手段)、12 車速センサ(車速検出手段)、13 操舵トルクセンサ(操舵トルク検出手段)、14 モータ電流センサ(モータ電流検出手段)、15 モータ回転速度センサ(モータ回転速度検出手段)、16 規範路面反力トルク演算器(規範路面反力トルク演算手段)、17 推定路面反力トルク演算器(推定路面反力トルク演算手段)、18 アンダーステア判定器、41 駆動輪ロック傾向値演算器、42〜45 車輪速センサ、DL 駆動輪ロック傾向値、Imtr モータ電流、Ts 操舵トルク、Talign_est 推定路面反力トルク、US_Index アンダーステア度、V 車速、ωmtr モータ回転速度。

Claims (5)

  1. 車両のアンダーステアを検出するアンダーステア検出手段と、
    前記車両の原動機からの原動機出力を制御する原動機制御手段と、
    前記原動機出力の前記車両の車輪への伝達および変速比を制御するトランスミッション制御手段と、
    前記車両の駆動輪のロック傾向を検出する駆動輪ロック傾向検出手段とを備え、
    前記アンダーステア検出手段により前記車両のアンダーステアが検出された際に、前記トランスミッション制御手段により前記変速比を低速側に変更する第1の減速制御と、前記原動機制御手段により前記原動機出力を低減させる第2の減速制御と、の少なくとも一方を行うアンダーステア抑制装置であって、
    前記トランスミッション制御手段は、前記第1の減速制御の実行中に、前記駆動輪ロック傾向検出手段の出力に基づいて、前記変速比を制御し、
    前記原動機制御手段は、前記第2の減速制御の実行中に、前記駆動輪ロック傾向検出手段の出力に基づいて、前記原動機出力を制御することを特徴とするアンダーステア抑制装置。
  2. 前記駆動輪ロック傾向検出手段は、少なくとも前記車両の車輪速に基づいて、前記駆動輪ロック傾向を検出することを特徴とする請求項1に記載のアンダーステア抑制装置。
  3. 前記アンダーステア検出手段は、
    前記車両の車速を検出する車速検出手段と、
    前記車両の運転者による操舵トルクを検出する操舵トルク検出手段と、
    前記操舵トルクをアシストする電動モータと、
    前記電動モータのモータ電流を検出するモータ電流検出手段と、
    前記電動モータのモータ回転速度を検出するモータ回転速度検出手段と、
    前記車速と前記操舵トルクと前記モータ電流と前記モータ回転速度とに基づき推定路面反力トルクを演算する推定路面反力トルク演算手段とを含み、
    前記推定路面反力トルクの演算値に基づいて、前記車両のアンダーステアを検出することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のアンダーステア抑制装置。
  4. 前記アンダーステア検出手段は、
    前記車両の運転者による操舵角を検出する操舵角検出手段と、
    前記操舵角および前記車速に基づき規範路面反力トルクを演算する規範路面反力トルク演算手段とを含み、
    前記規範路面反力トルクの演算値と前記推定路面反力トルクの演算値との比較に基づいて、前記車両のアンダーステアを検出することを特徴とする請求項3に記載のアンダーステア抑制装置。
  5. 前記アンダーステア検出手段は、
    前記モータ回転速度および前記車速に基づき路面反力トルク規範変化率を演算する路面反力トルク規範変化率演算手段を含み、
    前記路面反力トルク規範変化率の演算値と前記推定路面反力トルクの微分値との比較に基づいて、前記車両のアンダーステアを検出することを特徴とする請求項3に記載のアンダーステア抑制装置。
JP2007092188A 2007-03-30 2007-03-30 アンダーステア抑制装置 Active JP4443582B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007092188A JP4443582B2 (ja) 2007-03-30 2007-03-30 アンダーステア抑制装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007092188A JP4443582B2 (ja) 2007-03-30 2007-03-30 アンダーステア抑制装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008247250A true JP2008247250A (ja) 2008-10-16
JP4443582B2 JP4443582B2 (ja) 2010-03-31

Family

ID=39972705

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007092188A Active JP4443582B2 (ja) 2007-03-30 2007-03-30 アンダーステア抑制装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4443582B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010100079A (ja) * 2008-10-21 2010-05-06 Honda Motor Co Ltd 電動パワーステアリング装置
KR20150007486A (ko) * 2013-07-11 2015-01-21 현대자동차주식회사 전동식 조향 장치의 언더 스티어링 검출 방법
CN115972927A (zh) * 2023-02-22 2023-04-18 成都赛力斯科技有限公司 一种防滑扭矩控制方法、装置、设备及存储介质
KR20230099753A (ko) * 2021-12-27 2023-07-05 주식회사 현대케피코 지능형 차량 제어 시스템 및 그것의 오류 검출 방법

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09301211A (ja) * 1996-05-17 1997-11-25 Toyota Motor Corp 前輪操舵補正装置制御装置
JPH11303984A (ja) * 1998-04-23 1999-11-02 Mitsubishi Motors Corp 自動変速機の変速制御装置
JP2002115756A (ja) * 2000-10-06 2002-04-19 Mazda Motor Corp 自動車の姿勢制御装置と無段変速機の総合制御装置
JP2003312521A (ja) * 2002-04-25 2003-11-06 Mitsubishi Electric Corp 電動式パワーステアリング制御装置
JP2003312465A (ja) * 2002-04-23 2003-11-06 Aisin Seiki Co Ltd 車輪のグリップ度推定装置、及び該装置を備えた車両の運動制御装置
JP2003341538A (ja) * 2002-05-23 2003-12-03 Mitsubishi Electric Corp 車両状態検出装置
JP2005112007A (ja) * 2003-10-02 2005-04-28 Toyoda Mach Works Ltd 車両の統合制御装置
JP2005324737A (ja) * 2004-05-17 2005-11-24 Mitsubishi Electric Corp 車両の走行状態制御装置
JP2006298156A (ja) * 2005-04-20 2006-11-02 Mitsubishi Electric Corp 車両挙動状態推定装置

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09301211A (ja) * 1996-05-17 1997-11-25 Toyota Motor Corp 前輪操舵補正装置制御装置
JPH11303984A (ja) * 1998-04-23 1999-11-02 Mitsubishi Motors Corp 自動変速機の変速制御装置
JP2002115756A (ja) * 2000-10-06 2002-04-19 Mazda Motor Corp 自動車の姿勢制御装置と無段変速機の総合制御装置
JP2003312465A (ja) * 2002-04-23 2003-11-06 Aisin Seiki Co Ltd 車輪のグリップ度推定装置、及び該装置を備えた車両の運動制御装置
JP2003312521A (ja) * 2002-04-25 2003-11-06 Mitsubishi Electric Corp 電動式パワーステアリング制御装置
JP2003341538A (ja) * 2002-05-23 2003-12-03 Mitsubishi Electric Corp 車両状態検出装置
JP2005112007A (ja) * 2003-10-02 2005-04-28 Toyoda Mach Works Ltd 車両の統合制御装置
JP2005324737A (ja) * 2004-05-17 2005-11-24 Mitsubishi Electric Corp 車両の走行状態制御装置
JP2006298156A (ja) * 2005-04-20 2006-11-02 Mitsubishi Electric Corp 車両挙動状態推定装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010100079A (ja) * 2008-10-21 2010-05-06 Honda Motor Co Ltd 電動パワーステアリング装置
KR20150007486A (ko) * 2013-07-11 2015-01-21 현대자동차주식회사 전동식 조향 장치의 언더 스티어링 검출 방법
KR101947191B1 (ko) 2013-07-11 2019-02-12 현대자동차주식회사 전동식 조향 장치의 언더 스티어링 검출 방법
KR20230099753A (ko) * 2021-12-27 2023-07-05 주식회사 현대케피코 지능형 차량 제어 시스템 및 그것의 오류 검출 방법
KR102642950B1 (ko) 2021-12-27 2024-03-04 주식회사 현대케피코 지능형 차량 제어 시스템 및 그것의 오류 검출 방법
CN115972927A (zh) * 2023-02-22 2023-04-18 成都赛力斯科技有限公司 一种防滑扭矩控制方法、装置、设备及存储介质
CN115972927B (zh) * 2023-02-22 2023-06-02 成都赛力斯科技有限公司 一种防滑扭矩控制方法、装置、设备及存储介质

Also Published As

Publication number Publication date
JP4443582B2 (ja) 2010-03-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6162762B2 (ja) 車両の制御装置及び車両の制御方法
EP2368779A2 (en) Vehicle motion control apparatus
JP4867369B2 (ja) 電動車両の駆動力制御装置、自動車及び電動車両の駆動力制御方法
US9199650B2 (en) Vehicle driving force control device
JP4524597B2 (ja) 四輪独立駆動車の駆動力配分装置
JP5848149B2 (ja) 車両に働く駆動力を制御する制御装置
JP6577850B2 (ja) 車両の制御装置及び車両の制御方法
JP4443582B2 (ja) アンダーステア抑制装置
JP5848150B2 (ja) 車両に働く駆動力を制御する制御装置
JP2009286159A (ja) 車両制御装置
JP6674769B2 (ja) 車両の制御装置及び車両の制御方法
JP6329308B2 (ja) 車両の制御装置及び車両の制御方法
JP5918564B2 (ja) 車両に働く駆動力を制御する制御装置
US8725377B2 (en) Control device for controlling drive force that operates on vehicle
JP4475599B2 (ja) 車両挙動安定化装置
US20130103227A1 (en) Left-right wheel drive force distribution control apparatus for a vehicle
KR101976276B1 (ko) 전자식 lsd의 제어장치 및 그 제어방법
JP2006341828A (ja) 車両の前後駆動力配分制御装置
JP2009210105A (ja) 車両挙動安定化装置
JP2707557B2 (ja) 車両走行安定化制御装置
JP2018129890A (ja) 車両の出力制御装置
JP2006341825A (ja) 車両の駆動力配分制御装置
JP2008230553A (ja) アンダーステア抑制装置
US8386143B2 (en) Control device for controlling drive force that operates on vehicle
JP4959502B2 (ja) 路面摩擦係数推定装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081111

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090714

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090806

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20091021

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100112

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100112

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4443582

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130122

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130122

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250