JP2008247014A - 糸引き防止部材及び射出成形機 - Google Patents

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Abstract

【課題】糸引きの発生を確実に抑えることが可能な糸引き防止部材及び射出成形機を提供すること。
【解決手段】樹脂を射出する射出ノズル10、固定型16及び可動型18を備える射出成形機100において、射出ノズル10と固定型16との間に配置される糸引き防止リング12であって、射出ノズル10から射出された樹脂が通過し、射出ノズル10の開口10aよりも内側に突出する突起部12dにより輪郭が形成された開口部12aが設けられ、開口部12aにおいて樹脂の流れ方向に所定の厚さtを有し、開口部12aの内側の樹脂と接触する内壁面の表面積Scに対する開口部12aの面積Sdの比を0.6以下とし、射出ノズル10の開口10aの面積に対する開口部12aの面積Sdの比を0.6以上とし、所定の厚さtを1mm以上2mm以下とした。
【選択図】図3

Description

本発明は、糸引き防止部材及び射出成形機に関する。
従来、特許文献1に記載されているように、射出成形時に成形品と射出成型用ノズル内の溶融樹脂を切り離す際に、樹脂が完全に切断されずに糸引きが発生する問題が生じることが知られている。糸引きが発生すると、成形品を型から取り出す際に糸を切断する手間が生じ、また、発生した糸が障害となって成形品の取り扱いに支障が生じる等の問題が発生する。特許文献1には、射出成形用ノズルの先端の開口の形状を工夫することで、糸引きの発生を防止する技術が記載されている。
また、特許文献2には、射出成形用ノズルの先端に密着するスプールブッシュの樹脂注入口に円形凹部を設け、樹脂の固化を発生させることで糸引きを防止する技術が記載されている。
特開2001−225359号公報 特開2004−188951号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された手法では、射出成型用ノズル自体を加工する必要があり、射出成形機のユーザは、射出成形機のメーカーに特注で加工を依頼する必要がある。このため、射出成形機のコストが上昇し、また納期も長くなるため、ユーザにとっての利便性が低下するという問題がある。また、糸引きの発生状況は、樹脂材料、成形条件(温度、射出圧等)によって異なるため、射出成型用ノズル自体を加工する方法では、材料、成形条件の変化に応じて糸引きの発生を防止することは困難である。このため、射出成形機のユーザ側では、射出成形機本体の機能部である射出成型用ノズルはそのまま使用して、射出成形機のメーカーに依存することなく、ユーザ側で糸引きを防止するための部材を用意して、材料、成形条件に応じてこの部材を交換することで、糸引きの発生を防止することが望まれていた。
また、特許文献2に記載された手法では、射出成形用ノズルの先端に樹脂の溜まり(凹部)を設けているため、溜まりの部分で樹脂が固化してしまい、以降のショットの際に固化した樹脂が射出されて成型品の中に混入してしまう問題がある。特に透明なレンズを成形する場合、固まった樹脂は異物として成形品の中に混入されるため、レンズの透明度が低下し、所望の性能が得られなくなるという問題がある。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、糸引きの発生を確実に抑えることが可能な、新規かつ改良された糸引き防止部材及び射出成形機を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、樹脂を射出する射出ノズル、固定型及び可動型からなる型を備える射出成形機において、前記射出ノズルから射出された樹脂を前記型へ送る開口部を備えた糸引き防止部材であって、前記開口部は、樹脂が射出される前記射出ノズルの開口よりも内側に突出する突起部により該開口部の輪郭の少なくとも一部が形成され、前記開口部の内側の樹脂と接触する内壁面の表面積に対する前記開口部の有効開口面積の比を0.6以下とし、前記射出ノズルの前記開口の面積に対する前記開口部の有効開口面積の比を0.6以上とした糸引き防止部材が提供される。
上記構成によれば、射出成形機は、樹脂を射出する射出ノズル、固定型及び可動型からなる型を備える射出成形機において、糸引き防止部材は、射出ノズルから射出された樹脂を型へ送る開口部を備える。開口部は、樹脂が射出される射出ノズルの開口よりも内側に突出する突起部により該開口部の輪郭の少なくとも一部が形成される。そして、開口部の内側の樹脂と接触する内壁面の表面積に対する開口部の有効開口面積の比は0.6以下とされ、射出ノズルの開口の面積に対する開口部の有効開口面積の比は0.6以上とされる。開口部の内側の樹脂と接触する内壁面の表面積が大きくなると糸引き防止部材による樹脂の冷却性が高まり、一方、開口部の面積が大きくなると樹脂の冷却性は低下する。従って、開口部の内壁面の表面積に対する開口部の有効開口面積の比を最適値に設定することで、糸引き防止部材による樹脂の冷却性を最適に調整することが可能となり、開口部の内壁面の表面積に対する開口部の有効開口面積の比を0.6以下とすることで、固定型が成形品から切り離された際に、ノズル内の溶融樹脂と成形品との間に糸引きが生じてしまうことを確実に抑止できる。また、射出ノズルの開口の面積に対する開口部の有効開口面積の比が小さくなると、開口部によって樹脂の流れが阻害されるため、射出ノズルの開口の面積に対する開口部の有効開口面積の比を最適値に設定し、射出ノズルの開口の面積に対する開口部の有効開口面積の比を0.6以上とすることで、成形不良を抑止して射出成形を確実に行うことが可能となる。
また、前記開口部は、中心から放射状に延びる複数の溝を有して構成され、前記突起部が隣接する前記溝の間に設けられたものであってもよい。かかる構成によれば、開口部は、中心から放射状に延びる複数の溝を有して構成され、突起部が隣接する溝の間に設けられたことにより、開口部の内側の樹脂と接触する内壁面の表面積を大きく確保することが可能となり、樹脂の冷却性を高めることが可能となる。
また、前記開口部における樹脂の流れ方向の厚さを1mm以上2mm以下としてもよい。かかる構成によれば、開口部における樹脂の流れ方向の厚さが過度に薄くなると樹脂の圧力により突起部が変形し、一方、厚さが過度に厚くなると、成形品が糸引き防止リングから離脱しにくくなるため、開口部における樹脂の流れ方向の厚さを最適に調整し、厚さを1mm以上2mm以下とすることで、樹脂の圧力による突起部の変形を抑えるとともに、成形品を確実に糸引き防止リングから引き離すことが可能となる。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、樹脂を射出する射出ノズルと、固定型と、前記固定型に対して可動し、前記固定型との間に成形品を成形するためのキャビティが設けられる可動型とからなる型と、前記射出ノズルから射出された樹脂を前記型へ送る開口部を備えた糸引き防止部材と、を備え、前記糸引き防止部材の前記開口部は、樹脂が射出される前記射出ノズルの開口よりも内側に突出する突起部により該開口部の輪郭の少なくとも一部が形成され、前記糸引き防止部材は、前記開口部の内側の樹脂と接触する内壁面の表面積に対する前記開口部の有効開口面積の比を0.6以下とし、前記射出ノズルの前記開口の面積に対する前記開口部の有効開口面積の比を0.6以上とした射出成形機が提供される。
上記構成によれば、射出成形機は、樹脂を射出する射出ノズルと、固定型と、固定型に対して可動し、固定型との間に成形品を成形するためのキャビティが設けられる可動型とからなる型と、射出ノズルから射出された樹脂を型へ送る開口部を備えた糸引き防止部材と、を備える。糸引き防止部材の開口部は、樹脂が射出される射出ノズルの開口よりも内側に突出する突起部により該開口部の輪郭の少なくとも一部が形成される。そして、開口部の内側の樹脂と接触する内壁面の表面積に対する開口部の有効開口面積の比は0.6以下とされ、射出ノズルの開口の面積に対する開口部の有効開口面積の比は0.6以上とされる。開口部の内側の樹脂と接触する内壁面の表面積が大きくなると糸引き防止部材による樹脂の冷却性が高まり、一方、開口部の有効開口面積が大きくなると樹脂の冷却性は低下する。従って、開口部の内壁面の表面積に対する開口部の有効開口面積の比を最適値に設定することで、糸引き防止部材による樹脂の冷却性を最適に調整することが可能となり、開口部の内壁面の表面積に対する開口部の有効開口面積の比を0.6以下とすることで、固定型が成形品から切り離された際に、ノズル内の溶融樹脂と成形品との間に糸引きが生じてしまうことを確実に抑止できる。また、射出ノズルの開口の面積に対する開口部の有効開口面積の比が小さくなると、開口部によって樹脂の流れが阻害されるため、射出ノズルの開口の面積に対する開口部の有効開口面積の比を最適値に設定し、射出ノズルの開口の面積に対する開口部の面積の比を0.6以上とすることで、成形不良を抑止して射出成形を確実に行うことが可能となる。
また、前記開口部は、中心から放射状に延びる複数の溝を有して構成され、前記突起部が隣接する前記溝の間に設けられたものであってもよい。かかる構成によれば、開口部は、中心から放射状に延びる複数の溝を有して構成され、突起部が隣接する溝の間に設けられたことにより、開口部の内側の樹脂と接触する内壁面の表面積を大きく確保することが可能となり、樹脂の冷却性を高めることが可能となる。
また、前記開口部における樹脂の流れ方向の厚さを1mm以上2mm以下としてもよい。かかる構成によれば、開口部における樹脂の流れ方向の厚さが過度に薄くなると樹脂の圧力により突起部が変形し、一方、厚さが過度に厚くなると、成形品が糸引き防止リングから離脱しにくくなるため、開口部における樹脂の流れ方向の厚さを最適に調整し、厚さを1mm以上2mm以下とすることで、樹脂の圧力による突起部の変形を抑えるとともに、成形品を確実に糸引き防止リングから引き離すことが可能となる。
本発明によれば、糸引きの発生を確実に抑えることが可能な糸引き防止部材及び射出成形機を提供することが可能となる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
図1及び図2は、本発明の一実施形態に係る糸引き防止リング12を備えた射出成形機100を示す模式図である。図1及び図2に示すように、射出成形機100は、ノズル10、糸引き防止リング12、スプールブッシュ14、固定型16、可動型18を有して構成されている。
図1は、射出成形時の状態を示している。この状態では、固定型16の合わせ面16aと可動型18の合わせ面18aが密着している。この状態では、ノズル10から成形用樹脂が所定の圧力で矢印A方向に注入され、固定型16と可動型18によって構成されるキャビティ内で樹脂が固化し、成形品20が成形される。成形品20は、スプール部20aと、レンズとして機能するレンズ部20bからなる。
一方、図2は、固定型16と可動型18を切り離した状態を示している。この状態では、固定型16から離れる方向に可動型18が移動し、成形品20は可動型18に付着した状態で可動型18とともに移動する。この際、固化したスプール部20aが可動型18に引かれ、ノズル10内では樹脂が溶融しているため、固化した樹脂と溶融した樹脂の境界に位置する糸引き防止リング12の位置で、スプール部20aがノズル10内の溶融樹脂から切断される。
可動型18が固定型16から離れた後、可動型18から成形品20が取り外される。成形品20は、可動型18から取り外された後、ゲート20cの位置で切断される。これにより、レンズ部20bがスプール部20aから切り離され、成形レンズとして使用される。
本実施形態において、成形品20の樹脂材料としては、例えばアモルファスポリオレフィン系樹脂が用いられる。レンズ成形に適したアモルファスポリオレフィン系樹脂材料としては、例えば日本ゼオン株式会社の商品名「ゼオネックス(ZEONEX、登録商標)」が挙げられる。アモルファスポリオレフィン系樹脂は、成形品の屈折率が高く、特にレンズの用途に適した樹脂材料である。一方、アモルファスポリオレフィン系樹脂は、溶融時の流動性から、スプール部20aの端部とノズル10内に残った溶融樹脂との間に糸引きが発生し易いという特性がある。本実施形態において成形品20の材料として用いられるアモルファスポリオレフィン系樹脂の流動性は、MFR(melt
flow rate; 測定方法はJIS K6719による)値で9g/10min〜21g/10min程度の値である。
また、本実施形態の射出成形機100において、ノズル10から樹脂を射出する際の射出圧は700kgf/cm〜1000kgf/cm程度の範囲で調整可能であり、射出圧の上限は1000kgf/cm程度である。
固定型16にはスプールブッシュ14が挿入されている。スプールブッシュ14は、可動型16側に向かって広がるテーパー状の孔14aを備えており、孔14aに注入された樹脂により成形品20のスプール部20aが成形される。
ノズル10の先端は、糸引き防止リング12に密着している。ノズル10の先端には開口10aが設けられ、溶融樹脂は、開口10aから射出されて、固定型16及び可動型18のキャビティ内、及びスプールブッシュ14の孔14a内に充填される。糸引き防止リング12には、樹脂が通過する開口部12aが設けられている。開口部12aの開口面積は、ノズル10の先端の開口10aよりも狭く形成されている。また、開口部12aの開口面積は、スプールブッシュ14の孔14aのノズル10側の開口面積よりも狭く形成されている。
このため、成形品20のスプール部20bは、糸引き防止リング12の位置で他の部分よりも肉厚が薄くなっている。また、肉厚を薄くしたことにより、糸引き防止リング12の位置での樹脂の冷却性は、他の領域よりも向上している。従って、可動型18を開いてスプール部20bを可動型18側に引っ張ると、肉厚の薄い糸引き防止リング12の位置でスプール部20bが切断される。また、切断部位におけるスプール20aの肉厚は他の部位よりも薄いため、冷却性が高く、樹脂がより早く固化する。従って、切断面から糸引きが発生することを確実に抑止できる。
また、本実施形態では、糸引き防止リング12をノズル10、スプールブッシュ14と別体に構成しているため、多数ショットの成形により糸引き防止リング12が磨耗した場合であっても、糸引き防止リング12を容易に交換することが可能である。また、樹脂材料、成形条件等に応じて、最適な形状の開口部12aを有する糸引き防止リング12に交換することが可能であり、樹脂材料、成形条件が変化した場合であっても、確実に糸引きの発生を抑えることが可能である。なお、糸引き防止リング12は、スプールブッシュ14と一体に構成しても良い。
図3は、糸引き防止リング12の構成を詳細に示す模式図である。ここで、図3(A)は、図1及び図2と同様に、糸引き防止リング12の断面図を示している。また、図3(B)は、ノズル10側から見た糸引き防止リング12の平面図を示している。また、図3(C)は、図3(B)に示す開口部12aを拡大して示す平面図である。図3(A)に示す断面は、図3(B)中の一点鎖線I−I’に沿った断面である。
図3(A)及び図3(B)に示すように、糸引き防止リング12のノズル10側には、ノズル10の先端の曲面形状に対応した凹面12bが設けられている。図1及び図2に示すように、ノズル10の先端は、凹面12bと密着して配置される。また、糸引き防止リング12には、スプールブッシュ14への固定ネジが貫通するネジ孔12eが設けられている。
図3(C)に示すように、糸引き防止リング12には、中心から6等分された方向に延びる溝12cが形成されており、溝12cによって*印形状の開口部12aが形成されている。6つの溝12cの先端を通る外接円Cの直径は、ノズル10の先端の開口10aの直径と略同一である。そして、6つの溝12cの間には、円Cよりも内側に突出する6つの突起部12dが形成されている。なお、外接円Cの直径は、ノズル10の先端の開口10aの直径よりも大きくても構わないし、小さくても構わない。
従って、6つの溝12cの間に形成される6つの突起部12dは、ノズル10の開口10aの内壁よりも内側に突出しており、また、スプールブッシュ14の孔14aのノズル10側の内壁よりも内側に突出している。これにより、突起部12dによりスプール部20aの肉厚が絞られて薄肉となるため、樹脂の冷却効果が高くなり、糸引きの発生が抑えられる。
図3(C)において、開口部12aの面積を小さくして、円C内の突起部12dの投影面積をより大きくすると、突起部12dによってスプール部20aの肉厚がより絞られるため、糸引き防止リング12の位置で樹脂の冷却が促進され、糸引きの発生を確実に抑えることができる。
一方、円C内の突起部12dの投影面積が過度に大きくなると、突起部12dによって開口10aから射出された樹脂の流れが妨げられてしまう。そして、樹脂の流れが大きく妨げられると、射出圧が限界圧力に達したり、射出圧にバラツキが発生するなどの要因により、固定型16及び可動型18のキャビティ内に樹脂が完全に充填されなくなることが想定される。従って、円C内の突起部12dの投影面積、突起部12dの突出量は、糸引きの発生の有無、及び糸引き防止リング12における樹脂の流れの状態の双方に応じて、最適に設定する必要がある。
本発明者は、糸引き防止リング12の開口部12aの形状及び面積、突起部12dの形状について鋭意検討を重ねた結果、開口部12aの開口面積(有効開口面積)Sdと、糸引き防止リング12の開口部12aの内壁面の表面積Sc(開口部12aの内壁面とスプール20aとの接触面積)との比を最適に設定することで、糸引きの発生を確実に抑えることが可能であることを見出した。ここで、糸引き防止リング12の有効開口面積Sdは、ノズル10の先端と糸引き防止リング12が密着したときに、双方の開口が重なり合って形成される開口の面積である。すなわち、有効開口面積Sdは、ノズル10の先端の凸面と糸引き防止リング12の凹面12bが密着した際に、ノズル10の先端の開口10a内で規定される開口部12aの面積である。
開口部12aの内壁面の表面積Scは、開口部12aの縁の長さをLとし、開口部12aにおける糸引き防止リング12の樹脂流れ方向の厚さをtとすると、以下の式で表される。
Sc=L×t
開口部12aの縁の長さLの値が大きくなるほど、円C内の突起部12dの投影面積が拡大し、突起部12dの突出量が大きくなるため、開口部12aの内壁とスプール部20aを構成する樹脂との接触面積が大きくなる。また、厚さtが大きくなるほど、開口部12aの内壁とスプール部20aを構成する樹脂との接触面積が大きくなる。従って、開口部12aの内壁面の表面積Scが大きくなるほど、樹脂との接触面積が大きくなり、樹脂に対する冷却効果が高まるため、糸引きの発生を抑えることができる。このように、開口部12aの内壁面の表面積Scは、冷却への寄与を表すパラメータとなるため、開口部12aの内壁面の表面積Scを最適に調整することで、糸引きの発生を確実に抑えることが可能となる。
一方、糸引き防止リング12の開口部12aの開口面積Sdが大きいほど、糸引き防止リング12の位置におけるスプール部20aの肉厚が厚くなり、樹脂の冷却が妨げられる。従って、樹脂の冷却性を高め、糸引きの発生を防ぐためには、表面積Scの他に開口面積Sdを考慮する必要があり、表面積Scと開口面積Sdの比率を最適に設定することが必要である。
図4は、開口面積Sdと表面積Scとの比率に応じて、糸引きが発生するか否かを検証した結果を示す模式図であって、糸引き防止リング12の開口部12aの形状として複数の形状を用意し、各形状についてのテスト結果、及び判定結果を示している。テスト結果は、糸引きが発生したか否かについて評価するとともに、射出成形機100の射出圧力の変動を評価した。
図4(A)は、図3に示す本実施形態の糸引き防止リング12の開口部12aによる結果を示している。また、図4(B)は開口部12aの形状を三又形状にした場合、図4(C)は開口部12aの形状をひょうたん型にした場合、図4(D)は開口部12aの形状を十字型にした場合、の結果をそれぞれ示している。なお、図4(A)〜図4(D)において、開口部12aにおける糸引き防止リング12の樹脂流れ方向の厚さtは、1.5mmで一定である。また、ノズル10の開口10aの直径(開口部12aの外接円Cの直径)は4mmとした。また、図4において、樹脂材料は、上述したアモルファスポリオレフィン系樹脂を使用した。
図4(A)に示す本実施形態の糸引き防止リング12では、開口面積Sdは9.96mmであり、表面積Scは19.43mmである。従って、表面積Scに対する開口面積Sdの比は、以下の通りとなる。
Sd/Sc=9.96/19.43=0.51
図4(B)に示す三又形状の場合は、開口面積Sdは5.41mmであり、表面積Scは10.82mmである。従って、表面積Scに対する開口面積Sdの比は、以下の通りとなる。
Sd/Sc=5.41/10.82=0.50
図4(C)に示すひょうたん型形状の場合は、開口面積Sdは8.24mmであり、表面積Scは12.27mmである。従って、表面積Scに対する開口面積Sdの比は、以下の通りとなる。
Sd/Sc=8.24/12.27=0.67
図4(D)に示す十字型形状の場合は、開口面積Sdは7.37mmであり、表面積Scは12.74mmである。従って、表面積Scに対する開口面積Sdの比は、以下の通りとなる。
Sd/Sc=7.37/12.74=0.58
図4(A)〜図4(D)に示す各形状の開口部12aにより糸引きの有無を検証した結果、図4(A)に示す本実施形態の開口部12aでは、糸引きの発生は起こらなかった。また、図4(B)、図4(D)に示す形状の開口部12aの場合も、糸引きの発生は起こらなかった。一方、図4(C)に示す形状の開口部12aの場合は、糸引きが発生した。
図4(C)に示すように、表面積Scに対する開口面積Sdの比が0.6を超えると、開口部12aの開口面積Sdに対する表面積Scの比率が小さくなり、突起部12dの投影面積が少なくなるため、スプール部20aの外径を十分に絞り込むことができない。従って、スプール部20aの切断部での冷却が不十分になり、糸引きが発生するものと考えられる。
以上の結果から、表面積Scに対する開口面積Sdの比を0.6(60%)以下にすると、糸引きの発生を抑えることができ、より好ましくは、表面積Scに対する開口面積Sdの比を50%以下にすると、切断部における樹脂の冷却効果を高めることができ、糸引きの発生を確実に抑えることができることが判明した。
一方、図4(B)、図4(D)の場合は、糸引きは発生しなかったものの、射出圧のピーク値が過度に大きくなったり、射出圧にバラツキが発生する問題が生じた。図4(B)の場合は、成形品20の成形に際し、射出圧のピーク値が限界値(1000kgf/cm)に達してしまい、限界値の状態でも型内に樹脂を十分に注入することができなかった。
また、図4(D)の場合は、成形品20の成形に際し、射出圧のピーク値のバラツキが大きくなり、成形不良が発生し、安定して成形を行うことができなかった。
図4(B)、図4(D)のいずれの場合においても、ノズル10の開口10aの面積に対して、開口部12aの開口面積Sdが過度に小さいため、突起部12dによって樹脂の流れが大きく妨げられる事態が発生し、射出圧のピーク値が限界圧に達したり、射出圧にバラツキが生じたものと考えられる。
そこで、図4に示すように、表面積Scに対する開口面積Sdの比(Sd/Sc)の他に、ノズル10の開口10aの面積Sn(スプールブッシュ14の孔14aのノズル10側の開口面積)に対する開口部12aの開口面積Sdの比率(Sd/Sn)を第2の評価値として検証を行った。ここで、開口10aの面積Snは、開口10aの直径が4mmのため、πr=2×2×π=12.5mmである。
この結果、図4(B)の場合は、ノズル10の開口10aの面積Snに対する開口部12aの開口面積Sdの比率が0.43であり、図4(D)の場合は、ノズル10の開口10aの面積Snに対する開口部12aの開口面積Sdの比率が0.59であり、いずれも開口10aの面積Snに対する開口部12aの開口面積Sdの比率が0.6(60%)未満であった。
一方、開口10aの面積Snに対する開口部12aの開口面積Sdの比率が0.6(60%)以上である図4(A)、図4(C)の場合は、射出圧のピーク値は正常であり、成形品20に不良は発生しなかった。
以上の結果より、突起部12dによる樹脂の流れの妨げを防ぎ、射出圧を安定させて成形不良が生じないようにするためには、開口10aの面積Snに対する開口部12aの開口面積Sdの比率を0.6(60%)以上、より好ましくは0.7(70%)以上とすることが好適であることが判明した。
図4の判定結果では、図4(A)に示す本実施形態の開口部12aの形状のみが、糸引きの発生及び射出圧の双方において良好な結果を得ることができた。また、本実施形態の開口部12aの形状により成形したレンズ20bには、収差の発生も生じなかった。
また、他の条件として、開口部12aにおける糸引き防止リング12の厚さtは、1.0mm以上とするのが良い。これは、射出圧を通常の700kgf/cm〜1000kgf/cm程度とした場合に、厚さtが1.0mm未満であると、突起部12dに加わる圧力によって突起部12dが変形してしまうことが確認できたためである。従って、突起部の厚さtを1.0mm以上とすることで、突起部12dの変形を確実に抑えることが可能となる。
また、開口部12aにおける糸引き防止リング12の厚さtは、2.0mm以下とするのが良い。糸引き防止リング12の開口部12aの内壁は、樹脂の流れ方向に平行なストレート形状であるため、厚さtが2.0mmを超えると、可動型18を切り離す際にスプール部20aが開口部12aの内壁から離れにくくなり、固定型16に成形品20が付着した状態で可動型18が開いてしまうことが確認できたためである。この場合、成形品20が溶融樹脂から切断されず、工程が停止してしまう。従って、突起部の厚さtを2.0mm以下とすることで、可動型18側に成形品20を付着させた状態で確実に成形品20を取り外すことが可能である。
以上説明したように本実施形態によれば、糸引き防止リング12の開口部12aの内壁面の表面積Scと開口部12aの開口面積Sdの比率を最適に設定し、表面積Scに対する開口面積Sdの比を50%以下にすることで、スプール部20aの切断部における樹脂の冷却効果を高めて糸引きの発生を確実に抑えることが可能となる。
また、ノズル10の開口10aの面積Snに対する糸引き防止リング12の開口部12aの開口面積Sdの比率を最適に設定し、面積Snに対する開口部12aの開口面積Sdの比率を0.7(70%)以上とすることで、開口部12aによる樹脂の流れの阻害を最小限に抑えることが可能となり、射出圧を安定させて成形不良の発生を抑止することが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明の一実施形態に係る糸引き防止リングを備えた射出成形機を示す模式図である。 本発明の一実施形態に係る糸引き防止リングを備えた射出成形機を示す模式図である。 糸引き防止リングの構成を詳細に示す模式図である。 糸引き防止リングの開口面積Sdと表面積Scとの比率に応じて、糸引きが発生するか否かを検証した結果を示す模式図である。
符号の説明
10 ノズル
10a 開口
12 糸引き防止リング
12a 開口部
12c 溝
12d 突起部
16 固定型
18 可動型
100 射出成形機

Claims (6)

  1. 樹脂を射出する射出ノズル、固定型及び可動型からなる型を備える射出成形機において、前記射出ノズルから射出された樹脂を前記型へ送る開口部を備えた糸引き防止部材であって、
    前記開口部は、樹脂が射出される前記射出ノズルの開口よりも内側に突出する突起部により該開口部の輪郭の少なくとも一部が形成され、
    前記開口部の内側の樹脂と接触する内壁面の表面積に対する前記開口部の有効開口面積の比を0.6以下とし、
    前記射出ノズルの前記開口の面積に対する前記開口部の有効開口面積の比を0.6以上としたことを特徴とする、糸引き防止部材。
  2. 前記開口部は、中心から放射状に延びる複数の溝を有して構成され、前記突起部が隣接する前記溝の間に設けられたことを特徴とする、請求項1に記載の糸引き防止部材。
  3. 前記開口部における樹脂の流れ方向の厚さを1mm以上2mm以下としたことを特徴とする、請求項1又は2に記載の糸引き防止部材。
  4. 樹脂を射出する射出ノズルと、
    固定型と、前記固定型に対して可動し、前記固定型との間に成形品を成形するためのキャビティが設けられる可動型とからなる型と、
    前記射出ノズルから射出された樹脂を前記型へ送る開口部を備えた糸引き防止部材と、を備え、
    前記糸引き防止部材の前記開口部は、樹脂が射出される前記射出ノズルの開口よりも内側に突出する突起部により該開口部の輪郭の少なくとも一部が形成され、
    前記糸引き防止部材は、
    前記開口部の内側の樹脂と接触する内壁面の表面積に対する前記開口部の有効開口面積の比を0.6以下とし、
    前記射出ノズルの前記開口の面積に対する前記開口部の有効開口面積の比を0.6以上としたことを特徴とする、射出成形機。
  5. 前記開口部は、中心から放射状に延びる複数の溝を有して構成され、前記突起部が隣接する前記溝の間に設けられたことを特徴とする、請求項4に記載の射出成形機。
  6. 前記開口部における樹脂の流れ方向の厚さを1mm以上2mm以下としたことを特徴とする、請求項4又は5に記載の射出成形機。
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