JP2008246252A - 遊技メダルの揚送機構 - Google Patents
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【解決手段】補助メダル投入口23と、メダル送り装置21と、上昇装置30と、払い出し移送通路40と、落下部とを少なくとも備え、払い出し移送通路40として、補助メダル投入口23の近傍にメダル排出口43が位置するように形成された排出ノズル42を設け、排出ノズル42のメダル排出口43から排出された遊技メダルを補助メダル投入口に転入可能に形成し、落下部として、補助メダル投入口23とメダル貯留部13との間に、補助メダル投入口23の近傍とメダル貯留部13を連続させる下降傾斜部14を設けた。
【選択図】図2
Description
そこで、各請求項に記載された発明は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、以下の点にある。
すなわち、請求項1記載の発明は、遊技機から払い出された遊技メダルを、直接、揚送機構のメダル投入口に移送可能であるとともに、揚送機構のメダル投入口に遊技メダルが滞留している場合には、払い出しメダルが自動的に払い出しメダル皿などのメダル貯留部に移動する遊技メダルの揚送機構を提供することを目的とする。
そして、請求項3記載の発明は、上記請求項1記載の遊技メダルの揚送機構を備えた遊技機用台間機を提供することを目的とする。
なお、かっこ内の符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(請求項1)
(特徴点)
請求項1記載の発明は、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項1記載の発明は、遊技メダルを投入するためのメダル投入部と、遊技メダルを貯留するとともに遊技メダルを払い出すための払い出し装置(ホッパーユニット(5))と、前記払い出し装置から払い出される遊技メダルを貯留可能なメダル貯留部(13)とを少なくとも有する遊技機に用いられる遊技メダルの揚送機構(6)である。
また、前記「メダル投入部」とは、遊技メダルを遊技機内部に取り込むための入り口であって、遊技機の正面に設けられたメダル投入口(11)や、メダル投入口(11)から投入された遊技メダルを選別するためのメダルセレクター(4)も含む趣旨である。
そして、この遊技メダルの揚送機構(6)は、前記メダル投入部よりも下方に設けられ、遊技メダルを一括投入可能な補助メダル投入口(揚送ホッパー開口(23))と、前記補助メダル投入口の近傍に設けられ、前記補助メダル投入口から投入された遊技メダルを一枚ずつ送り出すメダル送り装置(21)と、前記メダルメダル送り装置(21)により送り出された遊技メダルを、前記メダル投入部まで移送するための上昇装置(30)と、前記払い出し装置のメダル排出口から払い出される遊技メダルを、前記補助メダル投入口に向けて移送する払い出し移送通路(40)を備えている。
本発明における補助メダル投入口は、遊技機のメダル投入部に遊技メダルを一枚ずつ投入する投入方法以外のメダル投入方法を可能とさせるものである。すなわち、遊技メダルを一括投入することができるものである。ここで、「一括投入」とは、遊技メダルの向きを整えたり数枚ずつに分けたりすることなく、一掴みにして無造作に投入可能であることを含み、投入する遊技メダルの多少には関わらない。補助メダル投入口としては、例えばメダル送り装置(21)の上方に設けた受け皿又は開口部とすることができる。
前記払い出し移送通路(40)は、たとえば遊技機のホッパーユニット(5)のメダル排出部から前記補助メダル投入口まで延設された移送通路とすることができる。
そして、この遊技メダルの揚送機構(6)は、補助メダル投入口内にメダル送り装置(21)により送り出されない遊技メダルが滞留している場合には、前記払い出し移送通路(40)により移送中の、もしくは移送された遊技メダルが当該滞留メダルに衝突することにより、自然に(人の手を介さず)、メダル貯留部(13)に落下するように形成された落下部を備えている。なお、ここでいう「落下」は高所から低所に物が移動することを意味し、自由落下の他に滑落を含む。
そして、本発明においては、前記払い出し移送通路(40)として、前記補助メダル投入口の近傍にメダル排出口(43)が位置するように形成された排出ノズル(42)を設け、前記排出ノズル(42)のメダル排出口(43)から排出された遊技メダルを前記補助メダル投入口に転入可能に形成し、前記落下部として、前記補助メダル投入口と前記メダル貯留部(13)との間に、前記補助メダル投入口の近傍と前記メダル貯留部(13)を連続させる下降傾斜部を設けたことを特徴とする。
本発明においては、排出ノズル(42)が補助メダル投入口の近傍に遊技メダルを排出するようになっている。また、補助メダル投入口は、メダル貯留部(14)よりも上方に設けられている。
ここで、メダル排出口(43)から排出された遊技メダルを「補助メダル投入口に転入可能」とする手段としては、排出ノズル(42)のメダル排出口(43)を補助メダル投入口に向かって形成することのほか、補助メダル投入口の近傍に、メダル排出口(43)から排出された遊技メダルが補助メダル投入口に向かって自然に移動するようなガイド(堰)を設けることも含む。
本発明によれば、補助メダル投入口に投入された遊技メダルは、上昇装置(30)により揚送され、補助メダル投入口よりも上方にある遊技機のメダル投入口(11)に移送される。補助メダル投入口は、メダル投入口(11)よりも下方に設けてあるので、遊技者が遊技メダルを持ち上げる距離が少なくてすむことから、特に払い出しメダル皿(12)に払い出され貯留されている遊技メダルを再投入する場合には投入しやすく、取り上げた遊技メダルを落下させる心配も少なくなる。また、補助メダル投入口は遊技メダルを一括投入可能であるので、メダルの向きを整えたりする手間もない。
また、補助メダル投入口に遊技メダルが滞留していない場合には、払い出し装置から払い出される遊技メダルは、排出ノズル(42)を経て補助メダル投入口に転送される。一方、補助メダル投入口に遊技メダルが滞留している場合には、メダル排出口(43)から排出された遊技メダルは当該滞留メダルに衝突し、下降傾斜部を滑落してメダル貯留部(13)に移動する。
(特徴点)
請求項2記載の発明は、上記した請求項1記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項2記載の発明は、前記遊技メダルの揚送機構は、遊技機に設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、メダルの揚送機構(6)の作動を、遊技機の作動と関連づけて制御することが容易となる。
(特徴点)
請求項3記載の発明は、上記した請求項1記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項3記載の発明は、少なくとも前記補助メダル投入口、前記メダル送り装置(21)及び前記上昇装置(30)は、遊技機に隣接して配置される遊技機用台間機に設けられていることを特徴とする。
ここで、「遊技機用台間機」は、遊技機に用いる遊技メダルを貸し出すためのメダル貸し出し機とすることができるが、これに限られるものではない。
本発明によれば、遊技機を大幅に設計変更することなく、メダル揚送機構(6)の利便性を享受することができる。
すなわち、請求項1記載の発明によれば、遊技機から払い出された遊技メダルを、直接、揚送機構のメダル投入口に移送可能であるとともに、揚送機構のメダル投入口に遊技メダルが滞留している場合には、払い出しメダルが自動的にメダル貯留部に移動する遊技メダルの揚送機構を提供することができる。
また、請求項2記載の発明によれば、上記請求項1記載の遊技メダルの揚送機構を備えたスロットマシンを提供することができ、請求項3記載の発明によれば、上記請求項1記載の遊技メダルの揚送機構を備えた遊技機用台間機を提供することができる。
(図面の説明)
図1乃至図3は、本発明の実施の形態を示すものである。
図1はスロットマシンの外観正面図、図2及はメダル揚送機構の斜視図、図3は上昇装置を示す図である。
(スロットマシンS)
スロットマシンSは、図1に示すように、箱状の筐体1及び筐体1の正面側に取り付けられた前扉2から形成されている。
前扉2は、前記筐体1の開口部を開閉可能に塞ぐことができる板状の扉であり、閉扉状態で、スロットマシンSの正面構造を形成するものである。すなわち、図1に示すように、前扉2の正面側には、回転リールの図柄を視認可能な図柄表示窓10が形成されており、この図柄表示窓10の下方でありスロットマシンSの略中央部は、スタートスイッチ15やストップスイッチ16、ベットスイッチ17などの操作手段が設けられた操作部18となっている。なお、スタートスイッチ15は回転リールを回転させるためのものであり、ストップスイッチ16は回転中の回転リールを停止させるためのものである。また、ベットスイッチ17は、クレジットとして貯留されている遊技メダルを投入メダルに代えるためのものである。
そして、遊技メダルを投入するかベットスイッチ17を押下して、スタートスイッチ15の操作により回転リールを回転させ、ストップスイッチ16の操作により回転リールを停止させ、複数の回転リールに表示された図柄が所定の位置態様に停止すると入賞となり、所定枚数の遊技メダルがホッパーユニット5から払い出されるように形成されているものである。
ところで、本実施の形態におけるスロットマシンSは、前記ホッパーユニット5から払い出される遊技メダルを、直接メダル投入口11に揚送するためのメダル揚送機構6を有している。以下、このメダル揚送機構6について詳述する。
(メダル揚送機構6)
メダル揚送機構6は、払い出しメダル皿12に貯留されている遊技メダルをメダル投入口11まで持ち上げなくとも投入可能とするとともに、ホッパーユニット5から払い出される遊技メダルを直接メダル投入口11に揚送するためのものである。
そして、図2に示すように、払い出しメダル皿12の底面を、上段12Aと下段12Bの二段に形成するとともに、上段12Aに揚送ホッパー20を設け、下段12Bから揚送ホッパー20に向かって上り坂に傾斜するスロープ14を設け、払い出し移送通路40は、前記上段12Aの揚送ホッパー開口23の近傍に遊技メダルを誘導するように形成したものである。
(揚送ホッパー20)
揚送ホッパー20は、払い出しメダル皿12に貯留されている遊技メダル、ホッパーユニット5から払い出される遊技メダル、あるいは後述する上昇装置30からキャンセルされた遊技メダルを受け入れ、一枚ずつ分離して上昇装置30に送り出すためのものである。そして、揚送ホッパー20は、図2に示すように、払い出しメダル皿12の右側端部に設けられており、メダル送り装置21と、カバー22と、揚送ホッパー開口23と、駆動スイッチ24とを有している。
また、メダル送り装置21の上方には、遊技者が誤って手を触れたり、メダル孔に異物が詰まったりしないように、略円筒形のカバー22を設けてある。そして、このカバー22の左側方には、揚送ホッパー開口23が形成されている(図2参照)。揚送ホッパー開口23は、払い出しメダル皿12に払い出されたあるいは払い戻された遊技メダルを、メダル投入口11に投入するための補助メダル投入口として機能するものである。
具体的には、駆動スイッチ24を所定の方向に回すとスイッチがONとなって駆動モータが駆動し、駆動スイッチ24から手を離せば、ハンドル軸に取り付けられたバネの作用で自然に元の位置に戻り、スイッチがOFFとなって駆動モータが停止するようになっている。このように形成すると、遊技者は遊技メダルをメダル投入口11に投入する間ずっと駆動スイッチ24を押さえていなければならないが、必要な枚数投入したら手を離すだけでよいので、少ない枚数でも思い通りに投入しやすい。なお、駆動スイッチ24としてボタンを設け、ボタン押下ごとに、スイッチ信号のON、OFFが切り替わるように形成してもよい。
さらに、メダル確認センサが一定時間メダルを検出しないことにより、駆動モータを停止させるように形成してもよい。また、前記駆動スイッチ24と前記メダル確認センサの双方を設けてもよい。
上昇装置30は、揚送ホッパー20から送り出された投入された遊技メダルを上方に揚送し、前面メダル投入口11に自動的に投入するための装置である。
そして、上昇装置30は、図1及び図3に示すように、スパイラル軸31と、このスパイラル軸31を内蔵する移送通路32を有している。スパイラル軸31は前記メダル送り装置21から送り出された遊技メダルを上方に揚送するためのものであり、移送通路32はスパイラル軸31により遊技メダルが揚送される角筒形の通路であって、揚送ホッパー開口23に投入された遊技メダルをメダル投入口11に誘導するためのものである。
前記移送通路32は、正面側に開口しスパイラル軸31を覆う断面略コ字状のベース部32aと、ベース部32aの開口を塞ぐ板状のメダル押さえ32bを有している。前記スパイラル軸31の張り出し部は、ベース部32aの開口から僅かに外側に突出しており、移送通路32に送り込まれた遊技メダルMは、ベース部32aとメダル押さえ32bの隙間に挟まれるようになっている(図3(A)参照)。そして、遊技メダルMは、スパイラル軸31の回転に伴い、張り出し部に押し上げられるようにして、メダル押さえ32bの内側面に沿って上昇してゆくものである。揚送された遊技メダルMは、移送通路32の上部であってメダル投入口11側に設けられたメダル排出スリットから押し出される。
また、この移送通路32には、通路内の遊技メダルMをすべて同時に通路外に排出させるためのキャンセル装置が設けられている。これは、スパイラル軸31の作動が停止することで移送通路32内部に留保された遊技メダルMを、払い出しメダル皿21に戻すためのものである。具体的には、図3に示すように、移送通路32のベース部32aには、背面側にソレノイド34が、側方にはソレノイド34に取り付けられた断面略L字型の可動部32cが設けられており、前記ソレノイド34が作動することにより、可動部32cが前後に移動して、ベース部32aの側方が開くようになっている。そして、可動部32cの移動よりメダルMを支持していた一方の側壁が無くなるので、移送通路32内の遊技メダルMは、スパイラル軸31の張り出し部の下り傾斜に添って、ベース部32aの側方から落下するものである(図3(B)参照)。
なお、前記ソレノイド34は、たとえばメダル送り装置21が駆動を停止した場合や、遊技終了のために精算スイッチを押した場合や、クレジットが一定枚数に達した場合など、これ以上メダル投入口11にメダルを投入しない(できない)場合に作動するように制御する。
ところで、前記上昇装置30は、遊技メダルを起立した状態で揚送する構成となっているので、メダル送り装置21から遊技メダルが水平状態で送り出される場合には、水平状態の遊技メダルを起立させるための立設装置を設けるのが望ましい。立設装置としては、例えば回転アームと水平状態から徐々に垂直となる斜面を用いて、水平状態の遊技メダルを回転アームにて斜面上を押し上げ、遊技メダルを起立させるものや、変形カムを用いて、カムの回転に伴い水平状態の遊技メダルを起立させるものなどが挙げられる。あるいは、前記メダル送り装置21から排出される遊技メダルが並列して移動可能な移送レールであって、移動過程に置いて遊技メダルが水平状態から徐々に垂直状態となるものを設けてもよい。
なお、上記上昇装置30及び前記メダル送り装置21は、クレジットが最大値となった場合やその他スロットマシンSがメダル受付状態にない場合には、作動を停止するように形成するのが好ましい。スロットマシンSがメダル受付状態にない場合には、投入メダルはメダルセレクター4にてキャンセルされてしまうので、メダル揚送機構6の作動が無駄となるからである。
払い出し移送通路40は、ホッパーユニット5のメダル排出口に設けられた排出ノズル42であり、先端に形成されたメダル排出口43から遊技メダルを揚送ホッパー開口23の近傍に排出するようになっている。さらに、上段12Aとスロープ14の境目14aは、若干(例えばメダル一枚分の厚み程度)の高さに形成された円弧状の堰となっているので、ホッパーユニット5から水平状態で払い出された遊技メダルは、円弧状の堰に側面をガイドされてそのまま揚送ホッパー開口23に投入される。
一方、揚送ホッパー開口23の近傍に遊技メダルが滞留している場合には、排出ノズル42から排出された遊技メダル又はキャンセル用通路33を通ってキャンセルされた遊技メダルは、円弧状の堰にガイドされず、滞留している遊技メダルの上に積み重なるようにその場所に滞留し、やがては後続の排出メダルに押されて自然にスロープ14を滑って上段12Aから下段12Bに移動する。つまり、この実施の形態においては、払い出しメダル皿12の下段12Bが貯留部13として機能することとなる。
(遊技メダルの投入)
次に、上記構成を有するメダル揚送機構6の作用について述べる。
まず、最初に遊技を開始する場合には、メダル貸し出し機から遊技メダルを入手する。メダル貸し出し機から貸し出されたメダルは、メダル投入口11に投入してもよいし、揚送ホッパー開口23に投入してもよい。揚送ホッパー開口23に投入するときには、遊技メダルを重ねて並べたりすることなく、払い出しメダル皿12から揚送ホッパー開口23に遊技メダルを手で押しやるだけでよいので、メダル投入口11へのメダル投入が不慣れな遊技者や、大量の遊技メダルを手動で投入するのが面倒な遊技者にとっては便利である。
なお、クレジットが50枚を超えると、メダルセレクター4のブロッカー装置が作動して以後投入される遊技メダルをキャンセルし、上昇装置30のキャンセル装置(ソレノイド34)が移送通路32内にある遊技メダルをキャンセルする。キャンセルされた遊技メダルはキャンセル用通路33から排出される。
このように、本実施の形態によるスロットマシンSは、一枚ずつ手動で遊技メダルを投入可能なメダル投入口11と、遊技メダルを一括投入可能な揚送ホッパー開口23の二つのメダル投入口を有していることから、遊技者の好みに合わせて遊技メダルの投入方法を選択できるものである。また、ホッパーユニット5から払い出される遊技メダルが排出ノズル42により直接揚送ホッパー開口23に誘導されるので、遊技メダルに全く手を触れることなく再投入を行うことができる。
さらに、上記した実施の形態では、上昇装置30からメダル投入口11に遊技メダルを移送する構成となっていたが、上昇装置30から直接メダルセレクター4に遊技メダルを移送するようにしてもよい。
2 前扉 3 リールユニット
4 メダルセレクター(メダル投入部)5 ホッパーユニット(払い出し装置)
6 メダル揚送機構
10 図柄表示窓 11 メダル投入口(メダル投入部)
12 払い出しメダル皿 13 メダル貯留部
14 スロープ(下降傾斜部、落下部) 15 スタートスイッチ
16 ストップスイッチ 17 ベットスイッチ
18 操作部
20 揚送ホッパー 21 メダル送り装置
22 カバー 23 揚送ホッパー開口(補助メダル投入口)
24 駆動スイッチ
30 上昇装置 31 スパイラル軸
32 移送通路 33 キャンセル用通路
34 ソレノイド
40 払い出し移送通路 42 排出ノズル
43 メダル排出口
Claims (3)
- 遊技メダルを投入するためのメダル投入部と、
遊技メダルを貯留するとともに遊技メダルを払い出すための払い出し装置と、
前記払い出し装置から払い出される遊技メダルを貯留可能なメダル貯留部とを少なくとも有する遊技機に用いられる遊技メダルの揚送機構であって、
前記メダル投入部よりも下方に設けられ、遊技メダルを一括投入可能な補助メダル投入口と、
前記補助メダル投入口の近傍に設けられ、前記補助メダル投入口から投入された遊技メダルを一枚ずつ送り出すメダル送り装置と、
前記メダル送り装置により送り出された遊技メダルを、前記メダル投入部まで移送するための上昇装置と、
前記払い出し装置のメダル排出口から払い出される遊技メダルを、前記補助メダル投入口に向けて移送する払い出し移送通路と、
前記補助メダル投入口内に前記メダル送り装置により送り出されない遊技メダルが残存している場合には、前記払い出し装置から前記補助メダル投入口に向けて払い出された遊技メダルを前記メダル貯留部に落下させる落下部と、を少なくとも備え、
前記払い出し移送通路として、前記補助メダル投入口の近傍にメダル排出口が位置するように形成された排出ノズルを設け、前記排出ノズルのメダル排出口から排出された遊技メダルを前記補助メダル投入口に転入可能に形成し、
前記落下部として、前記補助メダル投入口と前記メダル貯留部との間に、前記補助メダル投入口の近傍と前記メダル貯留部を連続させる下降傾斜部を設けたことを特徴とする遊技メダルの揚送機構。 - 前記遊技メダルの揚送機構は、遊技機に設けられていることを特徴とする請求項1記載の遊技メダルの揚送機構。
- 少なくとも前記補助メダル投入口、前記メダル送り装置及び前記上昇装置は、遊技機に隣接して配置される遊技機用台間機に設けられていることを特徴とする請求項1記載の遊技メダルの揚送機構。
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