JP2006239466A - メダル貸し出し機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来通り金銭と引き替えに遊技メダルを貸し出すと共に、貸し出された遊技メダル又は遊技者がスロットマシンに投入した遊技メダルを、自動的にスロットマシンのメダル投入口に投入することができる。
【解決手段】 遊技メダル(M)を隣接するスロットマシン(1)のメダル投入口(11)に投入可能なメダル貸し出し機であって、貸し出しメダル払い出し装置(30)から貸し出しメダル皿(23)に移送された遊技メダル(M)をスロットマシン(1)のメダル投入口(11)に投入することを可能に形成すると共に、貸し出しメダル皿(23)に直接投入された遊技メダル(M)もスロットマシン(1)のメダル投入口(11)への投入を可能とした。
【選択図】 図4

Description

この発明は、メダルを遊技媒体とする遊技機に隣接して設置されるものであって、スロットマシンに使用する遊技メダルのメダル貸し出し機に関するものである。
従来、スロットマシンなどの遊技メダルを投入して遊技を行う遊技機においては、メダル投入口は遊技メダルを一枚ずつ投入するような構成となっていた(特許文献1参照)。近年では、スロットマシンは、投入したいメダルを所定枚数まで遊技機内部に貯留し(いわゆるクレジット)、ベットスイッチの操作によりメダル投入に代えるものが主流となっている。このため、ある程度の枚数のメダルを予め遊技機に投入しておいてから、遊技を行う遊技者が多い事に鑑み、一度にメダルを大量投入でき、かつメダルセレクターに一枚ずつメダルを移送可能なメダル送り出し装置が考案されている(特許文献2)。
一方、スロットマシンなどの遊技機では、払い出しメダルを貯留するための払い出しメダル皿は、遊技機の下方に設けられているのが通常である。これは、メダル払い出し装置が遊技機の下方に設置されていること、及び溜まったメダルを移送用の箱に詰め替えるときに便利であることによるものであるが、メダル投入口は遊技機の中央端部に設けられていて、払い出されたメダルを再度遊技機に投入しようとする場合には、下部のメダル皿からメダルを拾い上げて、メダル投入口まで持ち上げなければならない。その途中でメダルをこぼしてしまう場合もあり、このような動作が煩わしいと感じる遊技者も多かった。
特開2002−95791号公報 特開2002−282414号公報
上記問題を解決するために、下部のメダル皿から投入口までの遊技メダルの移動を自動的に行うことができる装置を遊技機に内蔵することが考えられるが、スロットマシンなどは、遊技内容の変更が頻繁に行われ、遊技機が短いサイクルで交換されることから、内部装置が多大になると、交換時の費用も多大となってしまうという問題がある。
請求項に記載された各発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、次の点にある。
すなわち、各請求項に記載の発明は、遊技機に併設される遊技用メダル貸し出し機に着目し、遊技機本体の構造を変更することなく、従来通り金銭と引き替えに遊技メダルを貸し出すと共に、貸し出された遊技メダルだけでなく、遊技者がスロットマシンに投入した遊技メダルも、自動的にスロットマシンのメダル投入口に投入することができるメダル貸し出し機を提供することを目的とする。
各請求項に記載された各発明は、上記した目的を達成するためになされたものであり、以下に説明する。
請求項1記載の発明は、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項1記載の発明は、遊技メダルを隣接するスロットマシンのメダル投入口に投入可能なメダル貸し出し機であって、メダル貸し出し機には、タンクに収納した遊技メダルを、貸し出しメダル皿に移送するための貸し出しメダル払い出し装置と、貸し出しメダル皿に位置している遊技メダルを、スロットマシンのメダル投入口に投入するための投入移送手段に移送するための手段とを有し、貸し出しメダル払い出し装置から貸し出しメダル皿に移送された遊技メダルを投入移送手段に移送するための手段によって投入移送手段に移送し、この投入移送手段を介してスロットマシンのメダル投入口に投入することを可能に形成すると共に、貸し出しメダル皿に直接投入された遊技メダルも、投入移送手段に移送するための手段によって投入移送手段に移送し、この投入移送手段を介してスロットマシンのメダル投入口への投入を可能としたことを特徴とするメダル貸し出し装置。
請求項2記載の発明は、自動投入機構を用いて遊技メダルを隣接するスロットマシンのメダル投入口に投入可能なメダル貸し出し機であって、メダル貸し出し機には、タンクに収納した遊技メダルを、貸し出しメダル皿に移送するための貸し出しメダル払い出し装置と、貸し出しメダル皿に位置している遊技メダルを、スロットマシンのメダル投入口に投入するための自動投入機構とを有し、貸し出しメダル皿は、メダル投入口よりも下方に設けられ、自動投入機構は、貸し出しメダル皿内のメダルを上昇装置に送り出すためのメダル送り装置、メダル送り装置によって送り出されたメダルを上昇させるための上昇装置、上昇装置によってメダル投入口位置よりも若干高い位置まで上昇させたメダルをスロットマシンのメダル投入口に移送するための投入移送手段とを有し、貸し出しメダル払い出し装置から貸し出しメダル皿に移送された遊技メダルを自動投入機構によってスロットマシンのメダル投入口に投入することを可能に形成すると共に、貸し出しメダル皿に直接投入された遊技メダルも、自動投入機構によってスロットマシンのメダル投入口への投入を可能としたことを特徴とするメダル貸し出し装置。
請求項3記載の発明は、自動投入機構を用いて遊技メダルを隣接するスロットマシンのメダル投入口に投入可能なメダル貸し出し機であって、メダル貸し出し機には、タンクに収納した遊技メダルを、貸し出しメダル皿に移送するための貸し出しメダル払い出し装置と、貸し出しメダル皿に位置している遊技メダルを、スロットマシンのメダル投入口に投入するための自動投入機構とを有し、貸し出しメダル皿は、メダル投入口よりも下方に設けられ、自動投入機構は、貸し出しメダル皿内のメダルを立設装置に送るためのメダル送り装置、メダル送り装置からのメダルを起立させ、上昇装置に送り出すための立設装置、立設装置によった起立状態で送り出されたメダルを上昇させるための上昇装置、上昇装置によってメダル投入口位置よりも若干高い位置まで上昇させたメダルをスロットマシンのメダル投入口に移送するための投入移送手段とを有し、貸し出しメダル払い出し装置から貸し出しメダル皿に移送された遊技メダルを自動投入機構によってスロットマシンのメダル投入口に投入することを可能に形成すると共に、貸し出しメダル皿に直接投入された遊技メダルも、自動投入機構によってスロットマシンのメダル投入口への投入を可能としたことを特徴とするメダル貸し出し装置。
本発明は、以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
すなわち、各請求項に記載された発明によれば、遊技機に併設される遊技用メダル貸し出し機に着目し、遊技機本体の構造を変更することなく、従来通り金銭と引き替えに遊技メダルを貸し出すと共に、貸し出された遊技メダル又は遊技者がスロットマシンに投入した遊技メダルを、自動的にスロットマシンのメダル投入口に投入することができるものである。
本発明を表す好適な実施の形態を、スロットマシン用メダル貸し出し機を例にして、図面に基づき説明する。
(実施の形態)
(図面の説明)
図1乃至図13は、本発明の実施の形態を示すものである。
図1はスロットマシン及びメダル貸し出し機の設置状態を示す図、図2はスロットマシン及びメダル貸し出し機の外観正面図、図3はメダル貸し出し機の側断面図、図4はスロットマシン及びメダル貸し出し機の斜視図である。また図5及び図6はメダル送り装置、図7及び図8は立設装置及び上昇装置を示す図であり、図9乃至図11は立設装置の他の例を示す図、図12はメダル貸し出し機の制御装置の概略を示すブロック図、図13は自動投入制御の概略を示すフローである。
本実施の形態におけるメダル貸し出し機2は、図1に示すように、スロットマシン1に隣接して設置され、一台のスロットマシンに一機ずつ対応するように設けられている。
(スロットマシン1)
ここで、スロットマシン1は、図2及び図4に示すように、筐体及び筐体の正面側に取り付けられた前扉から形成され、正面側には回転リール(図示せず)の図柄を視認可能な図柄表示窓10が形成されている。そして、この図柄表示窓10の下方でありスロットマシン1の略中央部は、スタートスイッチやストップスイッチなどの操作手段が設けられた操作部となっており、操作部の端部には、遊技メダルを投入するためのメダル投入口11が設けられている。また、スロットマシン1の下部には、払い出しメダルを貯留可能な払い出しメダル皿が設けられている。 そして、メダル投入口11から遊技メダルを投入し、スタートスイッチの操作により回転リールを回転させ、ストップスイッチの操作により回転リールを停止させる。このとき、複数の回転リールに表示された図柄が所定の位置態様に停止すると入賞となり、所定枚数のメダルが払い出されるように形成されているものである。
(メダル貸し出し機2)
メダル貸し出し機2は、スロットマシン1の側面側に隣接して設置される箱型の装置であって、金銭と引き替えに遊技メダルを貸し出すと共に、貸し出されたメダル又はスロットマシンから払い出されたメダルを、自動的にスロットマシンのメダル投入口に投入するためのものである。すなわち、メダル貸し出し機2は、図2乃至図4に示すように、外箱20に、紙幣カウンター22及び貸し出しメダル払い出し装置30及び自動投入機構3が内蔵されているものである。
前記外箱20の正面側上端部には、前記紙幣カウンター22に紙幣を送るための紙幣投入口21が設けられており、外箱20の正面側略中央部には、前記貸し出しメダル払い出し装置30から貸し出されたメダルを排出可能な貸し出しメダル上部排出口25aと、この貸し出しメダル上部排出口25aから排出された貸し出しメダルを貯留可能な上部受け皿24が形成されている。
また、外箱20の下端部には、遊技メダルを投入可能なメダル投入開口としての貸し出しメダル皿23が設けられている。貸し出しメダル皿23は、図3に示すように、底部が奥方向に向かって下り坂となる斜面23aとなっており、貸し出しメダル皿23に投入した遊技メダルは奥方向に移動するようになっている。そして、この貸し出しメダル皿23の奥側には、メダル送り装置40、立設装置50、上昇装置60が配置されている。なお、これらは、投入移送手段80とあわせて自動投入機構3を構成する。
さらに、図4に示すように、外箱20のスロットマシン側の側面には、上昇装置60により上昇した遊技メダルが排出される上昇メダル排出口27が形成されている。そして、この上昇メダル排出口27は、投入移送手段80に連結されている。
また、図3に示すように、前記貸し出しメダル払い出し装置30と貸し出しメダル皿23の間には、貸し出しメダル払い出し装置30から貸し出されたメダルを、貸し出しメダル皿23に移送可能な貸し出しメダル下部排出口25bを有する下部排出通路26が設けられており、貸し出しメダル払い出し装置30の下方には、貸し出しメダルを上部受け皿24又は前記下部排出通路26のいずれかに振り分けるためのメダル流路変更手段70が設けられている。
ここで、前記貸し出しメダル皿23は、貸し出しメダル払い出し装置30の払い出す遊技メダルが排出されることにより、貸し出しメダルを直接自動投入機構3を通してスロットマシン1に投入可能であるとともに、スロットマシン1から払い出された払い出しメダルを、この貸し出しメダル皿23に移し替えて、自動投入機構3を通してスロットマシン1に再投入することも可能である。すなわち、遊技メダルをスロットマシン1のメダル投入口11に入れる代わりに、貸し出しメダル皿23に投入すれば、スロットマシン1のメダル投入口11に投入したのと同じ扱いとなるものである。換言すれば、貸し出しメダル皿23は、スロットマシン1の補助投入口としての役割を果たすものである。
なお、特に図示しないが、メダル貸し出し機2には、上記内部装置の作動を制御するための制御装置100が内蔵されている。
(紙幣カウンター22)
紙幣カウンター22は、紙幣投入口21から投入された紙幣を読み取って、貸し出しメダル払い出し装置30に所定枚数の遊技メダルを払い出させるためのものである。なお、メダル貸し出し機としては、紙幣投入口21及び紙幣カウンター22の他に、硬貨投入口や硬貨カウンター、釣り銭払い出し口などを有していてもよい。また、プリペイドカード投入口とカードリーダーを有していてもよい。
(貸し出しメダル払い出し装置30)
貸し出しメダル払い出し装置30は、遊技メダルを払い出すためのいわゆるホッパー装置であり、図3に示すように、遊技メダルを貯留しておくためのタンク32と、タンク32に貯留されている遊技メダルを一枚ずつ排出可能な送り出し円板31を有している。送り出し円板31は、駆動モータに回転可能に軸止されており、特に図示しないが、遊技メダルが嵌入可能な孔が形成されている。そして、この孔に入った遊技メダルを、回転に伴い一枚ずつ装置の外に排出するようになっている。また、貸し出しメダル払い出し装置30には排出メダルをカウントするためのセンサが設けられていて、所定枚数の遊技メダルを払い出したら駆動モータが停止するように形成されている。
貸し出しメダル払い出し装置30から排出された遊技メダルは、メダル流路変更手段70を通って、メダル貸し出し機2の上部受け皿24又は貸し出しメダル皿23へと移送される。
(自動投入機構3)
自動投入機構3は、貸し出しメダル払い出し装置30から貸し出された貸し出しメダル及びスロットマシン1から払い出された払い出しメダルを、貸し出しメダル皿23から上方に揚送し、スロットマシン1のメダル投入口11に自動的に投入するための機構である。すなわち、貸し出しメダルや、スロットマシン1の払い出しメダル皿12に溜まった払い出しメダルを、手にとってメダル投入口11まで移動させなくとも、メダル貸し出し機2に紙幣を投入するだけで、あるいは払い出しメダルを貸し出しメダル皿23に移し替えるだけで、一度に複数枚の遊技メダルを投入可能としたものである。
そして、自動投入機構3は、メダル送り装置40及び立設装置50及び上昇装置60及び投入移送手段80を有している。
(メダル送り装置40)
メダル送り装置40は、図3に示すように、貸し出しメダル皿23の底部奥側に設置されており、貸し出しメダル皿23に貯留されている遊技メダルを、水平状態で一枚ずつ、立設装置50へと送り出すためのものである。
メダル送り装置40は、図5に示すように、上方に向けて開口する複数のメダル孔42を有する送り出し円板41と、送り出し円板41を回転させるための駆動モータ(図示せず)を備えている。そして、遊技メダルがメダル孔42に嵌入し、送り出し円板41を回転させると、メダル孔42に嵌った遊技メダルはそのまま送り出し円板41と共に回転し、排出部44から一枚ずつ排出されるように形成されているものである。
具体的には、貸し出しメダル皿23の遊技メダルは、底部の斜面23aを滑って送り出し円板41の方に移動し、遊技メダルがメダル孔42に嵌入する。送り出し円板41の下側であって、排出部44の付近には、メダル孔42に嵌入した遊技メダルに当接する凸部43が形成されており、送り出し円板41の回転と共にメダル孔42に嵌入した遊技メダルが前記凸部43の位置まで移動してくると、当該メダルは凸部43に邪魔されて移動方向を変え、排出部44の方向に押し出される。そして遊技メダルが押し出された後のメダル孔42には、別の遊技メダルが嵌入する。このようにして、送り出し円板41の上方に溜まっている遊技メダルを、水平状態で一枚ずつ送り出すことができるものである。
さらに、特に図示しないが、送り出し円板41には、送り出し円板41により遊技メダルを送り出し可能な位置に遊技メダルが存在することを検知するためのメダル確認センサ130が設けられている。メダル確認センサ130は、例えばメダル孔42に設けた遮光センサや、送り出し円板41の上面に設けたタッチセンサとすることができ、このメダル確認センサ130が遊技メダルを検知している場合には、駆動モータが駆動して送り出し円板41が回転するようになっている。従って、遊技メダルをすべて送り出し終え、送り出し円板41の近傍に遊技メダルが無くなったら、駆動モータは駆動を停止し、送り出し円板41が回転を停止する。
ところで、メダル送り装置40としては、上記した回転ディスク式のもの以外に、図6に示すような、ベルト駆動式のものを用いてもよい。図6はベルト駆動式メダル送り装置の断面を示す概略図である。これは、一対のローラ46にベルト45を掛け渡してローラ46を回転させることによりベルト45を移動させ、ベルト45の上面に乗っている遊技メダルを排出部44の方向へと移送するものである。そして、ベルト45の排出部44側上方には、ベルト45との間に隙間を空けるようにして、逆転ローラ47が配置されている。逆転ローラ47は、ローラ下面がベルト45の移動方向と逆方向になるよう回転しており、さらに、ローラ下面とベルト45との間の間隙は、遊技メダル一枚の厚みよりも大きく、遊技メダル二枚の厚みよりは小さい寸法に形成されている。そのため、積み重なった遊技メダルは逆転ローラ47によりベルト45の移動方向と反対側に蹴り出され、遊技メダルが二枚重なって排出されることはない。従って、遊技メダルを一枚ずつ、水平状態にして排出することができるのである。
なお、このように形成した場合には、ベルト45上の遊技メダルの有無を検知するためのメダル確認センサ130を設け、メダル確認センサ130が遊技メダルを検知している場合には、駆動モータを駆動させてベルト45を回転させるようにする。
以上のようにしてメダル送り装置40から送り出された遊技メダルは、立設装置50の設けられている平坦面53に設置される。
(立設装置50)
立設装置50は、前記メダル送り装置40から水平状態で送り出された遊技メダルを縦方向に起立させ、上昇装置60へと移送させるためのものである。
立設装置50は、図7及び図8に示すように、メダル送り装置40から送り出された遊技メダルが待機可能な平坦面53の上方に取り付けられ、縦方向に回転可能に形成された回転アーム51と、前記平坦面53から連続し、前記回転アーム51先端部の軌跡に沿って徐々に高さを増す傾斜面54から構成されている。
回転アーム51は、平坦面53と水平な回転軸に軸着された軸止部51aと、軸止部51aから軸側面方向に向かって突設され、先端部ほど肉薄に形成された板状のメダル押し上げ片51bを有している。メダル押し上げ片51bは、軸止部51aが回転軸を中心に回転したとき、その先端が平坦面53よりも若干上方を通過する長さに形成されており、平坦面53に待機している遊技メダルを側面から押して、遊技メダルを動かすことができるようになっている。
また、前記傾斜面54は、前記平坦面53から回転アーム51の回転方向に延設され、メダル押し上げ片51bの先端と干渉しないように形成された凹曲面であり、回転アーム51の回転に伴い、メダル押し上げ片51bに押された遊技メダルが、この斜面を押し上げられて移動可能となっている。さらに、傾斜面54は、後述する上昇装置60のメダル挿入孔64の下端部と連結しており、メダル挿入孔64の下端部付近では、傾斜角度がほぼ直角となるように形成されている。そして、水平状態で平坦面53に待機している遊技メダルが、回転アーム51の回転により上昇装置60のメダル挿入孔64まで押し上げられた時には、垂直状態となるように形成されているものである。
なお、前記回転アーム51の回転を、前記メダル送り装置40から遊技メダルが排出されるタイミングと同期するように形成すると好適である。すなわち、メダル送り装置40から排出された遊技メダルが平坦面53に移動して、回転アーム51の下方に位置したときに、丁度メダル押し上げ片51bの先端が遊技メダルの側端部に当接し、その位置から回転アーム51が一回転すると、丁度次の遊技メダルが平坦面53に送られてくるようになっているものである。ただ、ベルト式のメダル送り装置40を用いた場合には、同じタイミングでメダルが排出されるとは限らないので、これは送り出し円板41を用いたメダル送り装置40にのみ有効である。
(上昇装置60)
上昇装置60は、前記立設装置50により起立した遊技メダルを、起立したままの状態で上方に移送するためのものである。
上昇装置60は、図2に示すように、上端部がスロットマシン1のメダル投入口11よりも若干高くなるように形成されたスクリュー式揚送機であり、図7に示すように、筒体61の中に、螺旋状の張り出し部63を有する回転軸62が内装されている。そして、筒体61の下部に設けられたメダル挿入孔64から取り入れた遊技メダルを、回転軸62を図示する黒矢印方向に回転させることにより、張り出し部63に支持させつつ筒体61内を上方に移動させ、筒体61の上端に設けられた排出孔から排出させるものである。
前記筒体61は、図8(A)に示すように、張り出し部63の外径寸法よりも僅かに大きい内径を有し、張り出し部63は、筒体61の一内側面と回転軸62との間に遊技メダルが起立状態で設置可能な張り出し幅を有している。
前記メダル挿入孔64は、前述したように、回転アーム51により傾斜面54を押し上げられた遊技メダルMが、起立状態で筒体61内に挿入されるようになっている。そして、回転アーム51のメダル押し上げ片51bが遊技メダルMをメダル挿入孔64内に挿入可能な位置にある時、張り出し部63が丁度メダル挿入孔64の下端部と同じ高さか若干低くなるように、回転軸62及び回転アーム51の位置調整をしてある。さらに、回転軸62の回転は、回転アーム51の回転と同期するように形成されており、回転アーム51が遊技メダルMを押し上げてきたときには、常に張り出し部63がメダル挿入孔64の下端部と同じ高さに位置するようになっている。
なお、上昇装置60としては、前記筒体61の代わりに、図8(B)に示すような、遊技メダルMの両側端部を支持するガイドレールを設けてもよい。
(遊技メダルの揚送)
次に、前記メダル送り装置40から送られてきた遊技メダルが、前記立設装置50及び上昇装置60により、上方に移送される過程を説明する。
まず、メダル送り装置40は、回転アーム51の下方の平坦面53に、遊技メダルを水平状態で送り出す。遊技メダルが平坦面53に設置されているときに回転アーム51のメダル押し上げ片51bが下降してくると、その先端部が遊技メダルの側端部と当接し、遊技メダルはメダル押し上げ片51bに押されて回転方向に移動する。さらに、傾斜面54を押し上げられ、起立した状態で立設装置60の筒体61に設けられたメダル挿入孔64に挿入される。このとき、張り出し部63が丁度メダル挿入孔64の下端部と同じ高さとなっており、遊技メダルは張り出し部63の上面に載置され、筒体61の内側面と回転軸62の間に位置する。
張り出し部63の上に乗った遊技メダルは、回転軸62の回転に伴い、筒体61の内側面に支持されたまま、張り出し部63に押し上げられるようにして上方に移動していく。すなわち、回転軸62は、遊技メダルに対して張り出し部63の傾斜面が下方に移動する方向に回転しているので、張り出し部63の上方の斜面がメダル下端部に潜り込むような形となり、また遊技メダルは筒体61により両側端部を支持されているので、結果、筒体61の内側面に沿って登って行くものである。
このようにして上昇装置60の上端まで上昇した遊技メダルは、筒体61に設けられた排出口(図示せず)から押し出され、メダル貸し出し機2の外箱20側面に設けられた上昇メダル排出口27(図4参照)から排出される。
(立設装置50の他の例)
ここで、立設装置50として、図9に示すような変形カム52を用いることもできる。変形カム52は、短尺の円柱の半分を斜めに切り欠いた回転体であり、この切り欠き部は円柱の下端部から上端部にかけて徐々に高さを増す傾斜面52aを形成している。この傾斜面52aは、下端部ほど水平に近く、上端部ほど垂直に近くなっており、下端部の傾斜面52aに水平状態の遊技メダルMを設置し、図示する矢印の方向に回転させると、遊技メダルMは図9(A)、(B)、(C)の順に傾斜面52aに押し上げられて、図9(D)のように起立する。そして、起立した遊技メダルMは、変形カム52の直立面52bに支持されて、起立状態を保つように形成されているものである。
変形カム52は、図10に示すように、上昇装置60の筒体61に固定されたメダル押さえ55の隣に、メダル一枚分の厚みの隙間56をあけて設けられる。メダル押さえ55は、メダル送り装置40から送られてきた遊技メダルを係止するための当接面55aを有し、変形カム52が矢印方向に回転し上昇装置60の方向に押されてもその場に止まっているようになっている。また、筒体61には、前記隙間56を通過した遊技メダルを筒内に挿入可能なスリット状のメダル挿入孔64が設けられている。
さらに、変形カム52の傾斜面52aの下端部が、メダル押さえ55の当接面55aと並列する位置(図10(A))となったとき、この場所にメダル送り装置40から遊技メダルが押し出されてくるようにタイミングを合わせてある。またこのとき、張り出し部63が丁度メダル挿入孔64の下端部と同じ高さか若干低くなるように、回転軸62及び変形カム52の位置調整をしてあるとともに、回転軸62の回転は、変形カム52の回転と同期するように形成されている。
次に、この変形カム52を用いてメダル送り装置40から上昇装置60に遊技メダルを移送する過程について説明する。
図10(A)に示すように、変形カム52の傾斜面52aの下端部が、メダル押さえ55の当接面55aと並列する位置となったとき、メダル送り装置40から遊技メダルが送られてくる。傾斜面52aの下端部は水平に近い傾斜度に形成されているので、遊技メダルMはほぼ水平状態でこの場所に収まる。このとき、変形カム52の回転により傾斜面52aとの摩擦で回転方向に押し出される力を受けるが、当接面55aがストッパーとなっているため移動はせず、その場に止まっている。そして、この当接面55aと変形カム52との間で水平状態から起きあがり(図9参照)、隙間56に起立する(図10(B))。そして、変形カム52が一回転するまで、起立状態を維持している。
変形カム52が一回転して再び図10(A)の位置に戻ると、メダル送り装置40から次の遊技メダルが送られてくる。このとき、隙間56で待機していた遊技メダルMは、後方から送られてきた遊技メダルにより筒体61の方向に押し出され、メダル挿入孔64に挿入される。メダル挿入孔64の下端部には、丁度張り出し部63が位置しているので、遊技メダルMは張り出し部63の上面に載置され、上方に移送されるものである。
ところで、立設装置50はメダル送り装置40と一体的に形成されていてもよい。すなわち、メダル送り装置40を、水平状態の遊技メダルを起立状態で排出可能な構成とするものである。例えば、図11に示すように、送り出し装置40から排出される遊技メダルが並列して移動可能な移送レール57を設け、この移送レール57は、メダル受け口57aにおいては遊技メダルを水平状態に保持可能であり、メダル排出口57bに至ると遊技メダルが起立状態で排出されるように、レール底面をねじって形成したものである。このように形成した場合には、メダル送り装置40から遊技メダルが排出されると、移送レール57内に並列している遊技メダルが押されて移動し、移動しながら起立する。そして、先頭の遊技メダルがメダル排出口57bから起立状態で押し出され、上昇装置60へと送られる。
(投入移送手段80)
投入移送手段80は、上昇メダル排出口27から排出された遊技メダルを、スロットマシン1のメダル投入口11に移送するためのものであり、具体的には、図2又は図4に示すような、投入移送傾斜通路81である。
投入移送傾斜通路81は、遊技メダルを起立状態で転送可能な溝又は貫通路を有する樋であり、一端は上昇メダル排出口27と連結し、他端はメダル投入口11のスリットに横方向から近接させて、メダル貸し出し機2の外箱20の側面に取り付けられている。そして、上昇メダル排出口27から排出された遊技メダルが順次、メダル投入口11のスリットに落下するように形成されており、この投入移送傾斜通路81により、上昇装置60により揚送された遊技メダルを、自動的にスロットマシン1に投入することができるのである。
なお、投入移送傾斜通路81は、外箱20に着脱可能に取り付けておくと、スロットマシン1の台交換の際に邪魔にならない。あるいは、ヒンジ等により上方に回動可能に取り付け、スロットマシン1の前扉を開ける際に邪魔にならないように形成してもよい。
(メダル流路変更手段70)
メダル流路変更手段70は、図3に示すように、貸し出しメダル払い出し装置30の下方に設けられており、貸し出しメダル払い出し装置30から払い出された遊技メダルを、貸し出しメダル上部排出口25a又は貸し出しメダル下部排出口25bへと振り分けるためのものである。
メダル流路変更手段70の具体的構成は特に図示しないが、遊技メダルが移送される通路を有し、この通路には遊技メダルの進路を変更可能な分岐部が形成されている。分岐部は、例えば開閉弁のようなものでメダルの流路を変更するものや、通路からブロッカーを突出させて通路を通過する遊技メダルを落下させることによりメダルの流路を変更するものとすることができる。
また、流路の変更方法としては、特に図示しないが、外箱20の正面側の所定の場所に切り替えスイッチを設け、遊技者が手動でメダルの流路を変更できるようになっている。すなわち、切り替えスイッチを操作することにより、払い出しメダルの行き先を選択できるようになっている。
ここで、貸し出しメダル上部排出口25aから排出された遊技メダルは、上部受け皿24に貯留される。この場合、スロットマシン1に遊技メダルを投入するには、遊技者は遊技メダルを手にとって、メダル投入口11に手で投入することとなる。一方、貸し出しメダル下部排出口25bは下部排出通路26の先端にあり、前記メダル流路変更手段70により上部排出口25aへの通路が選択されなかった場合には、遊技メダルは下部排出通路26へと続く通路に移送されることとなる。貸し出しメダル下部排出口25bから排出された遊技メダルは、貸し出しメダル皿23に貯留され、自動投入機構3により自動的にメダル投入口11に投入される。
従って、従来のスロットマシン同様、遊技メダルを手で投入したい遊技者、あるいは貸し出しメダルすべてをスロットマシン1に投入したくない場合には、メダル流路を貸し出しメダル上部排出口25a側へと設定すればよい。一方、手動でメダル投入をするのが面倒な遊技者、あるいは迅速な遊技を希望する場合には、メダル流路を貸し出しメダル下部排出口25b側へと設定すればよい。このように、メダル流路変更手段70は、遊技者のニーズに応じた遊技形態を実現可能とするものである。
なお、遊技メダルの流路変は、手動で行うものに限られず、スロットマシン1の遊技状況に応じて制御装置により制御するように形成してもよい。これについては後述する。
(制御装置100)
ところで、上記構成を有するメダル貸し出し機2において、特に自動投入機構3については、スロットマシン1の遊技状態と連動して作動させるのが最も好適である。というのは、スロットマシンは、所定の遊技状態となった場合には、投入メダルを受け付けないように形成されており、このような状態の時に遊技メダルを投入しても、せっかく投入したメダルがキャンセルされて払い出しメダル皿12に排出されてしまう。従って、スロットマシン1がメダル受付状態に無いにもかかわらず、自動投入機構3が作動しているのは、甚だ無駄なことだからである。
そこで次に、メダル貸し出し機2に搭載された制御装置100による、自動投入機構3の作動制御について詳述する。
制御装置100は、図12に示すように、自動投入機構駆動制御手段110と、ブロッカー信号伝達手段120を有している。
自動投入機構駆動制御手段110は、メダル送り装置40に設けられたメダル確認センサ130からの信号を受信して、メダル送り装置40の送り出し円板41を回転させるための駆動モータ140、立設装置50の回転アーム51又は変形カム52を回転させるための駆動モータ150、及び上昇装置60の回転軸を回転させるための駆動モータ160を制御するためのものである。
すなわち、メダル確認センサ130からメダルの存在確認信号を受信している場合には、駆動モータ140,150,160に駆動命令信号を出力し、メダルの存在確認信号を受信していない場合には、前記駆動命令信号を停止するものである。駆動モータ140,150,160は、自動投入機構駆動制御手段110の駆動命令信号を受けている間は駆動し、駆動命令信号が絶たれたら駆動を停止する。
ブロッカー信号伝達手段120は、スロットマシンがメダル受付状態にないことを把握可能なブロッカー信号受信手段170からの信号を受けて、前記自動投入機構駆動制御手段110の制御を一時停止させるためのものである。
ここで、「ブロッカー信号」とは、スロットマシン1のメダルセレクターにあるブロッカー装置を作動させるための信号のことであり、スロットマシン1の主制御装置から出力される信号である。このブロッカー信号が出力されるのは、スロットマシン1がメダルの受け入れ不能状態にある場合となっている。具体的には、投入メダルが最大可能クレジット数(50枚)を超えた場合や、遊技機にエラーが発生した場合などである。そして、メダルの受け入れ不能状態が解消された場合には、ブロッカー信号の出力は停止する。
前記ブロッカー信号受信手段170は、スロットマシン1がこのブロッカー信号を発信していることを検知可能なセンサである。例えば、特に図示しないが、スロットマシン1の正面、側面など所定の場所に、スロットマシン1がブロッカー信号を出力しているときに点灯するランプを設け、メダル貸し出し機2にはこのランプの点灯を確認可能な受光センサを設け、ランプ点灯中はスロットマシン1がメダル受付状態にないことを確認可能としたものである。
このように、ブロッカー信号受信を間接的に受信可能に形成することにより、スロットマシン1とメダル貸し出し機2とを直接電気的に接続することなくブロッカー信号発信の有無を知ることができるので、スロットマシン1の設置時に結線などの作業が必要なく、スロットマシン1の制御装置に対する不正行為を防止することができる。
ブロッカー信号伝達手段120は、ブロッカー信号受信手段170がブロッカー信号受信を確認すると、駆動モータ140,150,160に駆動停止命令信号を出力する。この場合、自動投入機構駆動制御手段110が駆動命令信号を出力中であっても、駆動モータ140,150,160は駆動停止命令信号を優先して受信し、駆動を停止する。また、駆動モータ140,150,160が駆動停止中のときは、自動投入機構駆動制御手段110からの駆動命令信号を受信しても、駆動を開始しない。
一方、ブロッカー信号受信手段170がブロッカー信号受信を確認していないときは、ブロッカー信号伝達手段120は何らの信号も発信しない。従って、駆動モータ140,150,160が駆動中にブロッカー信号受信手段170の駆動停止命令信号により駆動停止し、その後駆動停止命令信号が解除された場合には、自動投入機構駆動制御手段110の発信する駆動命令信号が有効となり、駆動モータ140,150,160は駆動を再開する。
このように、自動投入機構駆動制御手段110の駆動命令信号を一時中断可能にしたことにより、スロットマシン1がメダル受付状態となったときには、遊技メダルの投入が自動的に再開されるものである。
なお、駆動モータ140,150,160を停止させると、上昇装置60の内部に遊技メダルが残留してしまうという問題があるが、これは、駆動モータ140,150,160の停止タイミングをずらして停止させることにより解決可能である。すなわち、まずメダル送り装置40の駆動モータ140を停止させ、その後立設装置50の駆動モータ150を停止させ、最後に、好ましくは、遊技メダルがメダル挿入孔64から筒体61の排出口まで移動するのにかかる時間を経過したあと、上昇装置60の駆動モータ160を停止させればよい。あるいは、上昇装置60の回転軸62を逆回転させて、遊技メダルを下方に移送し、メダル挿入孔64よりも下方から排出するようにしてもよい。
(遊技メダルの自動投入制御)
次に、制御装置100による遊技メダルの自動投入制御の一例を、図13のフローに基づき説明する。
まず、初期状態においては、メダル確認センサ130はメダルを検出しておらず、自動投入機構3は作動していない(駆動モータ140,150,160は駆動していない)。
そして、ステップ100において、スロットマシン1よりブロッカー信号が出力されているかどうかを判断する。具体的には、ブロッカー信号受信手段170が、スロットマシン1がメダル受付状態にないことを示す表示を確認しているかどうかを判断する。スロットマシン1がブロッカー信号を出力している場合には、ステップ100に戻る。すなわち、スロットマシン1がメダル受付状態にない間はずっと、以後の制御が行われないので、たとえ貸し出しメダル皿23に遊技メダルを投入しても、自動投入機構3は作動しない。一方、ブロッカー信号が出力されていない場合には、次のステップ101に進む。
ステップ101において、メダル確認センサ130が遊技メダルを確認しているかどうかを判断する。遊技メダルを確認していない場合には、ステップ100に戻る。一方、遊技メダルを確認した場合には、次のステップ102に進む。
ステップ102において、駆動モータ140,150,160の駆動を開始する。すなわち、自動投入機構制御手段110が、各駆動モータに駆動命令信号を出力する。そして、次のステップ103に進む。
ステップ103において、ブロッカー信号が出力されているかどうかを判断する。ブロッカー信号が出力されていない場合には、次のステップ104に進む。
ステップ104において、遊技メダルを確認しているかどうかを判断する。遊技メダルを確認している場合には、ステップ102に戻る。一方、メダルを確認していない場合には、次のステップ105に進む。
前記ステップ103において、ブロッカー信号が出力されていると判断した場合には、ステップ104を飛び越してステップ105に進む。
ステップ105において、駆動モータ140,150,160の駆動を停止させる。すなわち、ブロッカー信号伝達手段120が各駆動モータに駆動停止命令信号を出力する。そして、自動投入制御を終了する。
以上のように、本実施の形態によれば、スロットマシン1の構造を大幅に設計変更することなく遊技メダルの自動投入を行うことができる。また、スロットマシン1の払い出しメダル皿12から遊技メダルを取り上げてメダル投入口11に投入しなくても、払い出しメダル皿12から隣の貸し出しメダル皿23に遊技メダルを移動させる(この作業の方が、ずっと簡易であり、煩わしくない)だけで遊技メダルの投入が行える。
そして、スロットマシン1がメダル受付状態にない場合には、自動投入機構3が作動せず、スロットマシン1がメダル受付状態となったら作動を再開するように形成してあるので、無駄な作動を避け、効率的に遊技メダルを投入することができるものである。
さらには、メダル流路変更手段70を設けたことにより、遊技者の好みに合わせて遊技を行うことが可能である。
(参考例としての実施の形態)
(図面の説明)
図14及び図15は、本発明の参考例としての実施の形態を示す図であり、図14はスロットマシン及びメダル貸し出し機2の斜視図、図15は投入移送手段80の他の例を示す斜視図である。
参考例としての実施の形態は、貸し出しメダル払い出し装置30から排出された遊技メダルは、すべてスロットマシン1のメダル投入口11に投入されるように形成すると共に、スロットマシン1の払い出しメダル皿12と、メダル貸し出し機2の貸し出しメダル皿23とを連結させたものである。
ここで、スロットマシン1及びメダル貸し出し機2の基本的構成は、実施の形態と同様であるので、重複する部分は説明を省略し、参考例としての実施の形態の特徴点のみ述べる。
(メダル貸し出し機2)
参考例としての実施の形態においては、図14に示すように、貸し出しメダル払い出し装置30から払い出された遊技メダルを排出するための貸し出しメダル排出口25と、上昇装置60により上昇した遊技メダルが排出される上昇メダル排出口27とが、一つのメダル排出口28として形成されている。そして、このメダル排出口28は、外箱20の正面側に形成されており、投入移送手段80としての投入移送傾斜通路82に連結されている。すなわち、このメダル貸し出し機2は、貸し出しメダル皿23に投入した遊技メダルだけでなく、貸し出しされた遊技メダルもすべて、スロットマシン1に投入されるように形成されているものである。
また、メダル送り装置40は、貸し出しメダル皿23の開口部よりもさらに奥側に設けてある。このように形成することにより、メダル送り装置40が作動中に過って手を突っ込んで怪我をするなどの危険を回避できる。
上昇装置60は、前記メダル送り装置40の奥側から、斜め前方に傾斜して設けられている。そして、上昇装置60の上端部は、貸し出しメダル払い出し装置30の下方であって、メダル排出口28と上昇装置60との間に設けられた中継通路71に接続している。
ここで、中継通路71は、貸し出しメダル払い出し装置30から払い出された遊技メダルと、上昇装置60の筒体61上端部から排出された遊技メダルを、それぞれメダル排出口28に誘導する移送路を有しているものである。貸し出しメダル及び上昇メダルは、この中継通路71を通って、メダル排出口28より排出される。
メダル排出口28より排出されたメダルは、投入移送傾斜通路82を通って、メダル投入口11へと移送される。投入移送傾斜通路82は、正面側にあるメダル排出口28から排出された遊技メダルを側方のメダル投入口11に投入可能とするために、屈曲部をアール形状とした略L字型の立面を有するメダル移送路である。投入移送傾斜通路82の端部は、メダル投入口11の斜め上方に位置しており、メダル排出口28より排出された遊技メダルは、起立状態で前記立面に沿って転送され、メダル投入口11に一枚ずつ落下するものである。
また、貸し出しメダル皿23は、貸し出し移送手段90により、スロットマシン1の払い出しメダル皿12と連結されている。貸し出し移送手段90は、貸し出しメダル皿23と払い出しメダル皿12の、互いに隣接する側壁面の一部に設けた切り欠き部に掛け渡した貸し出し移送連通路91である。貸し出し移送連通路91を設けたことにより、スロットマシン1に遊技メダルを投入しようとする場合には、払い出しメダル皿12に貯留されている払い出しメダルを、貸し出しメダル皿23の方に押しやるだけでよい。従って、遊技メダルを床に落としたりするトラブルもなく、より容易にメダル投入が行えるものである。
なお、この貸し出し移送連通路91は、着脱自在に形成し、スロットマシン1を交換する際や、前扉を開ける際の邪魔にならないようにしておくと好適である。
ところで、上述の投入移送傾斜通路82は、遊技メダルをスロットマシン1のメダル投入口11に投入させるものであるが、投入移送手段80としては、遊技メダルを直接スロットマシン1の内部に移送可能に形成されていてもよいものである。
例えば、図15に示すように、スロットマシン1のメダル投入口11近くの側面に、遊技メダルが通過可能なスリットである補助投入口13を設け、この補助投入口13とメダル排出口28とを繋ぐ投入移送傾斜通路83を設けたものである。補助投入口13は、スロットマシン1内部のメダルセレクターに連通していて、メダル排出口28から排出された遊技メダルは、直接メダルセレクターへと移送される。このように形成すると、メダル投入口11から手動で遊技メダルを投入するときに、投入移送手段80が邪魔にならないという利点がある。
なお、前記投入移送傾斜通路83を着脱可能に形成すれば、スロットマシン1の交換や前扉の開閉に支障がない。また、投入移送傾斜通路83を、スロットマシン1の筐体と前扉との間に挟持させるように形成すれば、スロットマシン1の側面に孔を設ける必要もなく、この孔を通してゴト行為が行われる心配もない。
本発明の第一の実施の形態であって、スロットマシン及びメダル貸し出し機の設置状態を示す正面図である。 本発明の第一の実施の形態であって、スロットマシン及びメダル貸し出し機を示す外観正面図である。 本発明の第一の実施の形態であって、メダル貸し出し機の側断面図である。 本発明の第一の実施の形態であって、スロットマシン及びメダル貸し出し機の斜視図である。 本発明の第一の実施の形態であって、メダル送り装置の概略平面図である。 本発明の第一の他の実施の形態であって、メダル送り装置の概略断面図である。 本発明の第一の実施の形態であって、メダル立設装置及び上昇手段の縦断面図である。 本発明の第一の実施の形態であって、メダル立設装置及び上昇手段の平断面図である。 本発明の第一の実施の形態であって、メダル立設装置の他の例を示す斜視図である。 本発明の第一の実施の形態であって、他の例によるメダル立設装置及び上昇手段の平断面図である。 本発明の第一の実施の形態であって、他の例によるメダル立設装置の斜視図である。 本発明の第一の実施の形態であって、メダル貸し出し機の制御装置の概略を示すブロック図である。 本発明の第一の実施の形態であって、自動投入制御の概略を示すフローである。 本発明の第二の実施の形態であって、スロットマシン及びメダル貸し出し機の斜視図である。 本発明の第二の実施の形態であって、スロットマシン及びメダル貸し出し機の他の例を示す部分斜視図である。
符号の説明
1 スロットマシン
10 図柄表示窓 11 メダル投入口
12 払い出しメダル皿 13 補助投入口
2 メダル貸し出し機
20 外箱 21 紙幣投入口
22 紙幣カウンター 23 貸し出しメダル皿
24 上部受け皿 25 貸し出しメダル排出口
26 下部排出通路 27 上昇メダル排出口
30 貸し出しメダル払い出し装置 31 送り出し円板
32 タンク
3 自動投入装置
40 メダル送り装置 41 送り出し円板
42 メダル孔 43 凸部
44 排出部 45 ベルト
46 ローラ 47 逆転ローラ
50 立設装置 51 回転アーム
52 変形カム 53 平坦面
54 傾斜面 55 メダル押さえ
56 隙間
60 上昇装置 61 筒体
62 回転軸 63 張り出し部
64 メダル挿入孔
70 メダル流路変更手段 71 中継通路
80 投入移送手段 81 投入移送傾斜通路
82 投入移送傾斜通路 83 投入移送傾斜通路
90 貸し出し移送手段 91 貸し出し移送連通路
100 制御装置 110 自動投入機構制御手段
120 ブロッカー信号伝達手段 130 メダル確認センサ
140,150,160 駆動モータ 170 ブロッカー信号受信手段
M 遊技メダル

Claims (3)

  1. 遊技メダルを隣接するスロットマシンのメダル投入口に投入可能なメダル貸し出し機であって、
    メダル貸し出し機には、
    タンクに収納した遊技メダルを、貸し出しメダル皿に移送するための貸し出しメダル払い出し装置と、
    貸し出しメダル皿に位置している遊技メダルを、スロットマシンのメダル投入口に投入するための投入移送手段に移送するための手段とを有し、
    貸し出しメダル払い出し装置から貸し出しメダル皿に移送された遊技メダルを投入移送手段に移送するための手段によって投入移送手段に移送し、この投入移送手段を介してスロットマシンのメダル投入口に投入することを可能に形成すると共に、
    貸し出しメダル皿に直接投入された遊技メダルも、投入移送手段に移送するための手段によって投入移送手段に移送し、この投入移送手段を介してスロットマシンのメダル投入口への投入を可能としたことを特徴とするメダル貸し出し装置。
  2. 自動投入機構を用いて遊技メダルを隣接するスロットマシンのメダル投入口に投入可能なメダル貸し出し機であって、
    メダル貸し出し機には、
    タンクに収納した遊技メダルを、貸し出しメダル皿に移送するための貸し出しメダル払い出し装置と、
    貸し出しメダル皿に位置している遊技メダルを、スロットマシンのメダル投入口に投入するための自動投入機構とを有し、
    貸し出しメダル皿は、メダル投入口よりも下方に設けられ、
    自動投入機構は、
    貸し出しメダル皿内のメダルを上昇装置に送り出すためのメダル送り装置、
    メダル送り装置によって送り出されたメダルを上昇させるための上昇装置、
    上昇装置によってメダル投入口位置よりも若干高い位置まで上昇させたメダルをスロットマシンのメダル投入口に移送するための投入移送手段とを有し、
    貸し出しメダル払い出し装置から貸し出しメダル皿に移送された遊技メダルを自動投入機構によってスロットマシンのメダル投入口に投入することを可能に形成すると共に、
    貸し出しメダル皿に直接投入された遊技メダルも、自動投入機構によってスロットマシンのメダル投入口への投入を可能としたことを特徴とするメダル貸し出し装置。
  3. 自動投入機構を用いて遊技メダルを隣接するスロットマシンのメダル投入口に投入可能なメダル貸し出し機であって、
    メダル貸し出し機には、
    タンクに収納した遊技メダルを、貸し出しメダル皿に移送するための貸し出しメダル払い出し装置と、
    貸し出しメダル皿に位置している遊技メダルを、スロットマシンのメダル投入口に投入するための自動投入機構とを有し、
    貸し出しメダル皿は、メダル投入口よりも下方に設けられ、
    自動投入機構は、
    貸し出しメダル皿内のメダルを立設装置に送るためのメダル送り装置、
    メダル送り装置からのメダルを起立させ、上昇装置に送り出すための立設装置、
    立設装置によった起立状態で送り出されたメダルを上昇させるための上昇装置、
    上昇装置によってメダル投入口位置よりも若干高い位置まで上昇させたメダルをスロットマシンのメダル投入口に移送するための投入移送手段とを有し、
    貸し出しメダル払い出し装置から貸し出しメダル皿に移送された遊技メダルを自動投入機構によってスロットマシンのメダル投入口に投入することを可能に形成すると共に、
    貸し出しメダル皿に直接投入された遊技メダルも、自動投入機構によってスロットマシンのメダル投入口への投入を可能としたことを特徴とするメダル貸し出し装置。
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